菓子で季節を味わう? 【御菓子司 三陽】

2018.09.23

 9月23日は彼岸の中日すなわち秋分、翌日は旧暦8月15日すなわち中秋の名月。
旧暦の日付は、月の満ち欠けに基づいて1カ月を定める太陰暦。
秋分は二十四節気の一つで、太陽黄経180度のとき。二十四節気は太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められる、れっきとした太陽暦である。


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ちなみに旧暦は新月の日を1日とする。月の満ち欠けの周期は約29.5日なので、満月はだいたい15日になり、ひと月は29日か30日になる。
ここで、1年は29.5日×12カ月で354日。太陽暦の約365日と11日も開きが生じる。仮に同時に1月1日がスタートしたとして、10年放っといたら、太陰暦では9月中旬には大みそかが来てしまうのだ。
これを微調整するのが二十四節気。節気(中気)と月の関係から19年に7回の頻度で閏月を挿入する(1年13カ月となる)ことでズレを補う。
旧暦は“太陰太陽暦”と呼ばれる暦法である(詳しくはこのへんを)。


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三鷹の宇宙関係イベントの帰り、宇宙を引きずった書き出しになってしまっている。
が、切り替えも速い。
お彼岸にはおはぎ、十五夜には月見団子(笑)。


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ということで和菓子屋さんへ。
武蔵小金井の「御菓子司 三陽」は1971年創業の人気店。
こちらは麩まんじゅうが有名である。


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入り口にガラスの大瓶にススキが生けてある。
しかも葉に矢筈様の白斑が入るタカノハススキ(鷹羽薄)と、風流にもワンランク上な感じ。
「ススキ、ご自由にどうぞ」
と、粋な計らい。


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お月見まんじゅう、おはぎ各種、お彼岸だんご…。
いろいろあって迷う。
迷ったときは定番商品。
と、麩まんじゅう。こし・つぶ各180円×2。


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麩まんじゅうは夏の和菓子だ。
季節感的にどうなのか、くどい前振りは何だったのか…。


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暑さ寒さも彼岸まで、という。
“まで”はまだ含むので、ぜんぜんOK o( ̄◇ ̄ゞラジャ
と、強引にまとめ、さあ明日から秋。


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[DATA]
御菓子司 三陽
東京都小金井市本町2-9-10



[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=QLncD0ta2jQ



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◆ 猫写真はこちら その1 その2


規格外・価格破壊な大衆中華 【珍来】

2017.03.04

 最近、とても“丁寧な”炒飯を食べた。具のチャーシューもナルトもすごく細かく刻まれてる。卵片も同じぐらいのサイズになるよう丁寧に炒られてる。全部米粒大なのだ。だからどこを食べても同じ味がする。
炒飯というものは、ときどき大きめの卵の塊が口に入ってその風味を感じたり、チャーシューを噛んでしょっぱさやうま味を味わったりするものだ。
だからその炒飯は、よくできているとは思うのだが、食べたあとものすごい欲求不満が残った。


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玉子炒飯600円。具はチャーシューと卵のみ。グリーンピースが添えてある。
ここの炒飯の何がいいかって、デカいチャーシューがゴロゴロ入っているところ。写真に写っているようなサイズの塊が5~6片入っている。
ご飯の量もかなり多い。盛り付けがきれいなドーム型にならず裾からはみ出しちゃってるのがわかると思うが、おたまに収まりきらない規格外の分量ということだ。炒め具合も味付けもかなり好み。


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焼餃子(一皿10ケ)200円。大事なところなのでもう一度書くが、一皿10ケ200円。平成の世にあって信じられない価格設定です。ひとえに企業努力によってもたらされる恩恵なので、客は店のお父さんを拝みながら食べなければいけない。
味のほうは、野菜のバランス、ニンニクの効き方、ひき肉もしっかり入っていて、こちらも好み的に昨今食べた餃子の中でかなり上位にランクされる。

しめて800円。味的にも量的にも、その価格のはるか上をいく満足度の高さであった。


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[DATA]
珍来
東京都東久留米市滝山5-12-23



                                         

2017.03.05 三陽/東京都小金井市本町2-9-10

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桜しぐれ160円、桜もち こし餡150円、草もち150円、道明寺150円


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