fc2ブログ

香り立つ武蔵野うどん 【あぐれっしゅげんき村】

2023.02.12

 午前中、車の点検で、そのまま昼ごはんを食べに行くというパターン。
クルマ屋さんがほぼ埼玉な位置なので、自然、埼玉方面ということが多い。
今回、風邪気味の人がいたり、食べすぎ気味の人がいたりで、胃腸にやさしいもの。
まあ、うどんかな。

クルマ屋さんの待ち時間に“所沢_うどん”“入間_うどん”などで検索。
が、スマホの検索に慣れていないというか、ネット情報に親和性が低いというか。
結局、自分情報でしか動けなかったりする。

「“あぐれっしゅ”でもいいけどさ…」


20230212 agresh-11


“あぐれっしゅ”とは、県道126号所沢堀兼狭山線沿いにあるJAいるま野の直売所「あぐれっしゅげんき村」。

――「ほうれん草・小松菜・枝豆・里芋」など多くの新鮮野菜の他、特産品の「狭山茶」を取り揃えています。フードコートではうどんや季節の野菜を使った料理が楽しめます。また、店内ではお惣菜・焼き立てパン・豊洲市場直送の鮮魚・寿司も人気です。あぐれっしゅげんき村HP

そのフードコートのうどん目当てというわけだ。


20230212 agresh-12


ちなみに、あとで判明したことだが、前回の車の点検のときは川越の「あぐれっしゅ川越」でうどんを食べている。
代わり映えがしないというか、芸がないというか ( ̄ω ̄;) エー…


20230212 agresh-13


上のHP引用に書いてある店内のパンやすしなどもフードコートで食べられるので、まず店内売り場をのぞいてみる。
が、日曜日で人出が多いからか、弁当・惣菜・パン・菓子類の棚は12時半にしてほぼ空っぽ。


20230212 agresh-14


おとなしくフードコートの券売機へ。


20230212 agresh-15


券売機の横に“けんちんうどん”の立て看板。
春は名のみの… この時期、まさにそういうのが食べたい。
もう1品、風邪気味の人はかけうどん。
天ぷら盛り合わせも。


20230212 agresh-16


武蔵野系のこちらのうどんはフードコートとは思えない本格手打ち風で人気が高い。
温かいうどんを食べるのは初めてだが、コシがへたらず、温めることで香りも立ち、いうことないうまさである。


20230212 agresh-17
狭山里芋けんちんうどん(ねぎ抜き)

20230212 agresh-18
かけうどん

20230212 agresh-19


天ぷら180円でこの量はすごい… と、前回と同じこと書いてるが、やっぱりすごい。
たまねぎ、にんじん、さつまいもが各2個。1個あたり30円♪


20230212 agresh-20


JA直営だけあって野菜が新鮮、たっぷり、おいしい。
小松菜とにんじんの鮮やかな色に見た目からして元気が出る。
寒の戻りに備えてビタミンチャージ… って感じかな。


20230212 agresh-21


[DATA]
JAいるま野 あぐれっしゅげんき村
埼玉県狭山市堀兼2085-1
https://www.ja-irumano.or.jp/market/genki.html
https://www.facebook.com/jairumano.saitama/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/vCnSjMrEGCE



wachat230212.jpg


直売所には、うどん 【武州めん あぐれっしゅ川越】

2022.07.18

 家でナス漬けをつくるのにどこかで無農薬のナスを買えないものかと調べているうちに行き着いたのが、川越市の「伊佐沼農産物直売所」。
地図で見ると伊佐沼という大きめの沼の近くで、沼自体が古代蓮の名所らしかったりとなかなか面白そうなエリアである。
ノーチェックだったが、ふだん川越を通過するルートからわずか1km東にずれているだけの、まさに灯台下暗し。

午前中、車の点検の予約を入れてあって、ちょっと遅くなってしまったが、そのまま上福岡、南古谷経由で伊佐沼へ。
が、当の農産物直売所は臨時休業。ガーン…。

こちらにはうどん店も併設されているという情報で、すっかりうどん食べたいモードだっただけに、さらにガーン ( ̄▽ ̄;)!!ガーン

すでに1時半を回り、腹は減るわ、可及的速やかな意思決定は求められるわで…
「うーん… あぐれっしゅ!」
と、目的地を1km西にスライド。


20220718 bushumen-agresh-11


「あぐれっしゅ川越」では小川町「武州めん」のうどんが食べられる。
うどんアタマの判断として必然的帰結といえましょう。


20220718 bushumen-agresh-12


一昨年自転車で走っているときに見つけたJAいるま野の直売所「あぐれっしゅげんき村」が気に入って同じような直売所を探し、系列の「あぐれっしゅ川越」も何度か利用している。

上記「伊佐沼農産物直売所」はその「あぐれっしゅ川越」からわずか1kmという位置関係にありながら気づかなかった。
地図上でも灯台下暗し現象は起きるのである。


20220718 bushumen-agresh-13
「あぐれっしゅ」正面側の入り口

20220718 bushumen-agresh-14
裏駐車場からの入り口

20220718 bushumen-agresh-15
「あぐれっしゅ」店内からの入り口


「武州めん」のおさらい。

――1910(明治43)年創業の埼玉県小川町の製麺会社で、本社敷地内に直営部門「武州めん本店」を開業し、小川町の「農協直売所店」、川越市の「あぐれっしゅ川越店」と展開している(あぐれっしゅ川越店は2019年3月オープン)


20220718 bushumen-agresh-16


セルフ方式で、うどんを注文し好みで天ぷらを皿にとり、その場でお会計、番号札を渡されて席で待つ。


20220718 bushumen-agresh-17

20220718 bushumen-agresh-18


注文は、ざるうどん並、冷しきんぴらうどん並。
ちくわ天、紅生姜天をピックアップ。


20220718 bushumen-agresh-19


はじめ店内ほぼ満席で、農産物販売所をぶらぶらして時間をつぶしてから出直したんだが、僕らが入って見る見る客足が引いた。
あとで見るとイートインは14:00までと、のんびりしてる場合じゃなかったらしい。


20220718 bushumen-agresh-20
冷しきんぴらうどん

20220718 bushumen-agresh-22
ざるうどんと天ぷら(ちくわ、紅生姜)


太めでよじれが入り一本一本が長いところは、北埼玉の加須うどんに通じるかも。
コシが強いがしっかり咀嚼を受け止める食感で、かみしめると小麦の香りが広がる。
おいしいからじっくりかみながら味わっていると、途中でアゴが疲れてくる(笑)。


20220718 bushumen-agresh-21

20220718 bushumen-agresh-24

20220718 bushumen-agresh-23

20220718 bushumen-agresh-29


冷しきんぴらうどんは期間限定。
けんちんうどんはよくあるが、同じく根菜を使った田舎くさいうどんとして、ありそうでなさそうなマッチング。
考えてみれば武蔵野うどんにいちばん相性がよい“糧”はごぼう天とにんじん天であり、きんぴらが合わないはずがない。
たっぷりのった揚げ玉と大根おろしと合わさってなかなかおいしい。


20220718 bushumen-agresh-25


食後に直売所で買い物。
「伊佐沼農産物直売所」にも近いうちに行ってみたい。
できればハスの咲いているうちに。


20220718 bushumen-agresh-26


[DATA]
武州めん あぐれっしゅ川越
埼玉県川越市城下町45-3
https://www.busyuumen.co.jp/
https://twitter.com/busyu_men





[Today's recommendation]

wachat220718.jpg




https://youtu.be/qKRle7mgadk



20220718 bushumen-agresh-27
今日のお買い物


“Agri”な直売所フードコート 【あぐれっしゅげんき村】

2021.06.13

 午前中、車の点検で、そのまま昼ごはん等にプチ遠出。
県道126号所沢堀兼狭山線沿いにあるJAの直売所「あぐれっしゅげんき村」へ。

コロナ禍における行動様式の変化として、近隣の田舎道を自転車や徒歩で巡るようになった。
都会の喧騒を離れ田舎を巡って自然や文化に触れたり農業体験をしたりする、イタリア発祥の新しい旅のスタイル“アグリツーリズモ”の思想をここに落とし込んで、思索を深めようと考えている。モトが浅いので掘り下げようもないが。


20210613 UGGLeschGenki-12


「あぐれっしゅげんき村」は去年、ポタリングの途中に偶然見つけた。以来、ときどき立ち寄っている(トイレ利用で ヾ(^-^;)

あぐれっしゅの語源はAgriculture(“げんき”だけにAggressiveの意味も)。
今回のキーワードは“Agri-”かな。


20210613 UGGLeschGenki-13


オープンテラス付きのフードコート併設で、このご時世に使い勝手がよさそうということに気づいて行ってみたら、臨時休業中。それが今年の春先で、首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発令されていた時期のこと。4月1日、惣菜、パン売り場、フードコート再開。


20210613 UGGLeschGenki-1420210613 UGGLeschGenki-15


175台分の駐車場を備えたロードサイド型大型施設。
地場の新鮮野菜をはじめ地元産食材・食品、特産品の狭山茶、豊洲市場直送の鮮魚まで取りそろえる。
フードコート(カフェテリア)では、うどん、季節の野菜、埼玉県産豚肉を使った料理などがラインナップされている。


20210613 UGGLeschGenki-1620210613 UGGLeschGenki-17
20210613 UGGLeschGenki-2020210613 UGGLeschGenki-21
20210613 UGGLeschGenki-1820210613 UGGLeschGenki-19
20210613 UGGLeschGenki-2220210613 UGGLeschGenki-23
※許可をいただいて撮影


買い物のあと、フードコートへ。


20210613 UGGLeschGenki-24


過去、徒歩で武蔵野の地を巡った際は、昼ごはんのうどん率がきわめて高いのである。
アグリツーリズモとはいわばスローライフ体験であり、農業生産に基づいた地元食文化は重要な要素。うどんは武蔵野台地を代表する食文化である。


20210613 UGGLeschGenki-2620210613 UGGLeschGenki-27


まず肉汁うどんと天ぷら。
実は以前調べたところ“天ぷら盛り放題200円”のサービスがあり、それが目当てというのもあったんだが、コロナ禍により中止 ( ̄▽ ̄;)!!ガーン


20210613 UGGLeschGenki-25


代わりにパック済み天ぷら180円と、ついでというか(笑)うどん大盛りに。
もう1品は豚味噌丼。


20210613 UGGLeschGenki-28


食券預かり口で食券と引き換えに番号札をもらって席で待つシステム。
オープンテラスで食べようと思っていたが、席はすべて埋まっていた。荷物で(笑)。


20210613 UGGLeschGenki-29


うどんはつやつやのゆで上げ。よじれの入った太麺の武蔵野スタイル。


20210613 UGGLeschGenki-33


肉汁の具は豚肉、ネギ、油揚げで、やや甘めの田舎風の素朴なつゆ。
天ぷらはタマネギ、ニンジン、ちくわ。


20210613 UGGLeschGenki-34


糧や薬味がないのはちょっと寂しいが、うどんそのものがおいしい。こういった施設で出されるうどんでもレベルが高いあたりは、さすが“うどん県”。


20210613 UGGLeschGenki-31


豚味噌丼は、埼玉県産の豚ロース肉・バラ肉の相盛りに、秩父みそのブレンドみそダレ、埼玉県産の米を使用とある。
田舎風みその風味を生かしたシンプルなタレに漬け込まれた豚肉が香ばしく焼き上げられ、ご飯にベストマッチな感じ。


20210613 UGGLeschGenki-32


外の席では店内で買ったおすしを食べているご婦人。
産品の売り場には弁当やパン、鮮魚コーナーのすしなどがたくさん並んでおり、それらを合わせると券売機のボタンの数倍に品ぞろえが増えることになる。


20210613 UGGLeschGenki-30


安定感ある店内メニューに加え、ユーティリティも高いフードコートといえる。


20210613 UGGLeschGenki-35


[DATA]
JAいるま野 あぐれっしゅげんき村
埼玉県狭山市堀兼2085-1
https://www.ja-irumano.or.jp/market/genki.html
https://www.facebook.com/jairumano.saitama/





[Today's recommendation]

wachat210613.jpg




https://youtu.be/igNe4l_svLU



20210613 UGGLeschGenki-36
武蔵野の雑木林


Latest Articles
見どころいっぱい 【国立天文台―その2】 Sep 29, 2023
日本の天文学研究の中心 【国立天文台】 Sep 28, 2023
王道! 大衆食堂 【三喜食堂】 Sep 27, 2023
見て、触れて、体感できる広報施設 【陸上自衛隊広報センター りっくんランド】 Sep 26, 2023
古河名物といえば 【田村屋 西口店】 Sep 24, 2023
手淹れコーヒーと地元野菜のプレートランチ 【Sane cafe & gallery】 Sep 23, 2023
古河城遺構の観光拠点 【お休み処 坂長】 Sep 22, 2023
古河藩重臣のための屋敷 【鷹見泉石記念館】 Sep 22, 2023
ハーバルライフ提案型施設 【生活の木 薬香草園】 Sep 21, 2023
わらじタンタンとは? 【中国味界 海燕】 Sep 19, 2023
東村山最高の! ――どんこい祭 2023 Sep 17, 2023
本格讃岐うどんの立ち食い店 【おにやんま 吉祥寺店】 Sep 16, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2