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謎のガレージ物件、潜入! 【漢珍亭】

2022.08.26

 このところ近場でも閉業するお店が相次いでいる。
猛暑でもコロナでもロシアのせいでもなく、僕の入るようなお店の閉店理由、それは、トシ…。

あまり意識したことなかったが、僕は自分より年かさの(と思われる)人のやっているお店を選ぶ傾向がある。
自分が厄年だなんだと言ってるくらいだから、その年かさといったら世間一般的にはほぼ定年後。
店を畳んでも不思議でも何でもない。

となると、気になるが入っていないというお店が、いよいよ気になるようになった。
思い余って入ってしまったという実例が、先月の「豊島屋」
そんなシリーズの第2弾。


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一見、ごく普通の中華屋さんだが…


練馬区石神井台――
東西に富士街道と新青梅街道、南北に関町庚申通りと上石神井通りに囲まれた住宅街の一角に、忽然と中華料理店の看板が出現する。
ただし出現するのは看板のみで、お店の実体を把握できない。
どういうことか?

言葉では説明しづらいので写真をご覧いただきたい。


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何もない住宅街だけに、よく目立つ袖看板とスタンド看板

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しかし通りに面した壁面はすべてシャッターに閉ざされている

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両側シャッター物件の中央はガレージかな?

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ん…? なにやら奥に気配が…


意を決して踏み込んでみると、なんと、左奥の物件に“中華料理”のピカピカの暖簾が!!
…という究極の隠れ家レストランなのであった。


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コロナ禍に発見したこの「漢珍亭」、気になりつつも、これは入りづらい… (;^_^A


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テーブル2卓、カウンター5席ほどの小さいお店。
厨房内のご主人のこなれた接客に、一気に緊張がゆるむ。
こちら、荻窪で名店といわれた街中華が移転してきたという情報がある。


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普通の街中華のワンランク上な感じのお献立表。


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それより壁の短冊が気になって眺めているうちに目に留まったのが、“おすすめメニュー”のホワイトボードにある“半カレーチャーハン+ラーメン”のセット。
カレーチャーハンは、街の中華屋さんというものと同じくらいの絶滅危惧種である。


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やって来たセットのトレー。
スタイリッシュともいえるビジュアルは、やはりただ者ではない。


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ラーメンは、チャーシュー、メンマ、ノリ、ネギという基本の具に、糸唐辛子の飾りが、スタイリッシュ。

混濁系スープのしょうゆラーメンが懐かしい。
どこだったか昔食べたラーメン(新宿「山田屋」とか…?)が思い出される。


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麺は中太縮れ。
かつて味わったことのないシャキシャキな食感のメンマ、しっかり味が入り、かつ繊維がほぐれるチャーシュー。


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半カレーチャーハンは、セットの半とは思えないきれいな盛り付けである。
具もたっぷりで、チャーシューも卵もごろごろ。
やはり味の濃いチャーシューが決め手で、絶妙なカレー風味がじわじわ生きてくる。


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隣の昼飲みじいさんの餃子がすごくおいしそうだ。
1回では伝えきれない、文字どおり隠れた名店なんだと思った。


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[DATA]
漢珍亭
東京都練馬区石神井台5-3-3





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/RzO7IGWGxu8



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こちらもずっと気になっているお店


80's Survivor な? 【ふくちゃん 練馬店】

2022.01.24

 「ふくちゃん」という博多ラーメンチェーンを覚えているだろうか。
1980年代半ば、勝鬨橋のたもとにお店ができた。東京で博多ラーメンといえば西麻布の「赤のれん」くらいしかなかった時代、もの珍しさにわざわざ食べに行ったことを覚えている。
その後、渋谷は井の頭通り東急ハンズ手前という一等地に出店。築地より行きやすいのでこちらも何度か入っている。ゆで卵食べ放題… しか覚えていないが。
当時あちこちに出店していた「ふくちゃん」だが、いつの間にか見かけなくなった。

3本前の記事に“ああいうお店はまだあるんだろうか…”と書いているが、その“ああいうお店”こそが「ふくちゃん」である。
土地勘がないので定かでないが、東武東上線のみずほ台~上福岡のどこかの駅前で「ふくちゃん」というお店に入った。15年前か20年前か忘れたが、その時点ですでに「まだあるんだ。なつかしー!」という感覚だった。


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そのお店は見つからなかったが、あとでGoogleの検索エンジンやマップで調べたときにヒットしたのが「ふくちゃん 練馬店」である。
あくまでも想像だが、フランチャイズサバイバーのにおい。


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自転車ではじめチンタラこいでいたら昼のピーク時間にぶつかりそうで、混むことはないとは思うが人口の多い場所であり万が一ということもあるので、途中からちゃんとこぐ。

11時45分到着。
すごく混んでました ( ̄▽ ̄;) !! ガーン


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こう言っちゃなんだが場末のさびれたオワコン店をイメージしていただけに驚いた。
外観写真などを撮っている間にも次々とお客さんが入っていくのである。


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店内は、手前にテーブル6脚、奥に小さいコの字カウンター。
カウンター1席空いていて、辛うじて入れた。僕の後ろは順番待ちという状況。


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注文は餃子セット。
ラーメンはとんこつとしょうゆから選べ、もちろんとんこつに。


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混んでいるが、ものすごく提供が早く、回転も速そうで、そのへんは博多屋台的かも。行ったことないけど。
細麺でゆで時間が早いだけでなく、ホール係のおばちゃんとおにいさんの客さばきがうまい。接客態度も素晴らしくよい。良店の証しだと思った。


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まず無料トッピングセットが来る。
モヤシ、メンマ、ワカメ、辛子高菜、紅ショウガ、豆板醤の、なんと6点。これが1人につき1セット提供される。


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デフォルトの具はチャーシュー、ゆで卵(1/2)、キクラゲ、万能ネギで、その程度でおしまいという店も少なくないなか、その3倍まで無料でカスタマイズできる。
なんといううれしいサービス ♪(* ̄∇ ̄)/


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全部のせにしてみた。控えめな性格が災いして、いまひとつ潤沢感に欠ける ^^;


餃子は小ぶりだが具がみっしり。


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本場博多系とはだいぶ性質の異なる多加水麺はやわめのゆで加減ではそうめんのような食感になるので、硬めという注文が多いのもうなずける。
スープもジャンキーな感じで、いまどきの本格派とは一線を画す。


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でも出始めのころの博多ラーメンは、こんな感じでやりくりしていたように思う。
まさに当時の「ふくちゃん」がそうだったように。


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たかがラーメン。
僕はこのくらいで十分満足できる。

されどラーメン。
いまのトレンドで、こちらの人気ぶりの説明はつかない。


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[DATA]
ふくちゃん 練馬店
東京都練馬区豊玉北6-1-8





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/izGwDsrQ1eQ



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いろいろ間違えて…? 【珍珍珍 谷原店】

2022.01.18

 今月忙しかった理由は正月休みのしわ寄せというだけでなく仕事量そのものが増えている。月単位の規則正しい仕事が現在2件あり、その一つが今回からボリュームアップとなった。なんと、80%も増えた。
これから毎月この分量というのは、ちょっときついかも。
でもこれやめたら家計、きつくなるかも…。

ま、それはそのときのこと。
おわったおわったー!!


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こういうとき自転車に乗るとどこまでも行けそうな気になる。
前記事で取り上げている「全国たぬきケーキ生息マップ」に自転車圏の店が追加されていたので、とりあえず行ってみることに。
お店、臨時休業でした ┐( ̄ー ̄;)┌

ところは大泉学園町の商店街。
腹が、減った……


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というか、もう寒くって。
ラーメン食べたい。それもコテコテのとんこつラーメン。
この先にたしかラーショ系のラーメン屋さんがあった。


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関越自動車道練馬ICと谷原交差点の間の交通の要。


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「珍珍珍」と書いて「さんちん」とよむ。
三鷹の「さんちん」と同系なんだろうなと眺めていた。


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券売機の前で悩む。
どれが基本味かわからないのだ。
修飾辞の漠然たる“江戸ラーメン”が基本に違いないと、ポチッとな。


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直角台形のカウンター席のみ。
向かいの壁にメニュー写真。


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いろんな系統のラーメンが並んでる。
“江戸だし”という文字も見える。僕の頼んだラーメンに違いない。

少し不安になってきた…。


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例えは古いが「木久蔵ラーメン」のように複数系統を提供するラーメン店は珍しくない。
たとえばコッテリとんこつとアッサリしょうゆの両方を出す店があったとして、コッテリのほうに“東京”や“江戸”と付けるだろうか?(いや、付けない)

ドン! 「はい、江戸ラーメン!」

透き通ったアッサリ系のスープ。
やっぱりー (o ̄∇ ̄)o!!ガーン


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だいたい“江戸ラーメン”と聞いてコテコテのとんこつラーメン思い浮かべませんよね、ふつう。

すべては“ラーショ=とんこつ”という思い込みによる。
そもそもここは本当にラーショなのか?

調べてみると、とてもチェーン店とは思えない外観・内観にもかかわらず、こちらはなんと際コーポレーション系列のお店なのだった。


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会社HPの店舗紹介ページに“「北海道の味噌」「東京の醤油」「九州のトンコツ」がラーメンの味の根幹をなす三種の珍味と位置付け、『珍珍珍』と名付けました”とある。

後付けっぽい気もしないでもないが、もともとラーショ系のこの系統を際コーポが傘下に収めたと考えればいいのかな…?


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今日の注文は“トンコク麺”が正しかったのかもしれないが、ともあれ江戸ラーメンは、まあ普通においしいラーメンでした (〃 ̄ω ̄〃ゞ

でもすっかりとんこつ頭になっていた欲求は満たされず。
リベンジ再訪するべきか、ほかのラーショ系やホープ軒系とかにするべきか…。


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[DATA]
珍珍珍(さんちん) 谷原店
東京都練馬区谷原5-15-16
https://kiwa-group.co.jp/sanchin_yahara/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/AmIlUKo4dQc



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「ほかり食堂」


創業66年の関西系老舗ギョーザ 【珉珉 光が丘店】

2019.10.27

 天候不順な印象しか残っていない10月だが、久々にすっきり晴れた最終日曜日、自転車で遠出がしたくなった。
細かいルートは省略するが、気がつけば光が丘。距離にして約22km。


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中心部のショッピングセンターIMAの横でトイレマークを見つけ、ちょうど駐輪機もあることだしお借りしようとSCに踏み込んで、いきなり「珉珉」という中華料理店に遭遇。


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この字ヅラはネットやテレビではよく見るが、実際のお店を発見したのは初めて。
22kmこぎ続け、降りたところでバッタリ出合ったものだから、何かセレンディピティのようなビビッとくるものを感じてしまった。


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僕にとってミンミンとは吉祥寺の「みんみん」であり、ひらがなの人であるところの自分からすれば「珉珉」は畏怖の対象であり、小学1年生が中学生を… いや“珉”は表外だから高校生かもっと上の人を見つめるようなマナザシで眺めていたわけである。

それに加えて、「珉珉」または「みんみん」には有名店が多いらしいということが、しばらく前のつかりこさんの「ゆらゆら草」の記事を読んでインプットされていた。


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入ってみれば典型的なチェーン店のオペレーションである。
そりゃそうだ。ニュータウンのSC内のテナントなんだから。


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あとで調べたところ、HPに「昭和28年に大阪千日前で1号店をオープンして今年で66年目を迎えました」とあるように関西系のお店で、関東エリアには9店舗を展開している。そのほとんどが都心で多摩地区には1店もないので、自分とは縁がなかったわけだ。


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ミンミンといえば西も東も北関東も、餃子なのである。
おすすめミンミンセットから、無難なところで炒飯と焼餃子810円を注文。


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やはりウリの餃子がどうのこうのという話だと思うが、どうだろう。まず薄皮で小ぶりというのは、かなり意外な感じ。


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その独特のコシのある薄皮とか上品な焼き上がりとか、いろいろこだわりは感じるので、そのあたりはHPをご覧いただければと思う。
炒飯は、昔ながらのホッとする味わい。


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光が丘ってすごいな、と来るたびに思う。
そのスケール感もそうだが、昔の団地ってこういう感じだったのかな… というくらい、老若男女、人であふれている。
近隣の空洞化団地あるいは衰退商店街との違いは何だろう…。

で、炒飯&餃子のセット。
きわめてフツウって感じでしょうか。


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[DATA]
珉珉 光が丘店
東京都練馬区光が丘5-1-1 光が丘IMA 2F
https://www.minminhonten.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/5qrIKoRrhgI


行列店へ、久々に… 【保谷大勝軒】

2019.07.17

 全国に100店はあるとされ、まだまだ新規出店の勢いが止まらない「大勝軒」。
あまり詳しくないが「大勝軒」はいくつかの系統に分けられ、この20年ほどの間に一気に勢力を広げたのが“東池袋系”と呼ばれるグループである。ご存知“ラーメンの神様”故 山岸一雄氏のお弟子さんの系統だ。

一方、このブログで取り上げている「大勝軒」という名のラーメン店は今回の保谷を含め4店あるが、いずれもそれとは違う系統である。
というか、源流に近い「中野大勝軒」を除けばすべて“永福町大勝軒系”である「一ツ橋 大勝軒」「大勝軒 狭山ヶ丘店」参照)
こうなると、もはや好みとしか言いようがない。


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「保谷大勝軒」移転(2011年7月)後、初来店。
以前は保谷新道の交番の隣、整備前の小さい駅前ロータリーを背負うような位置にあったと記憶している。移転といっても数十m動いただけだが、所在地は西東京市東町から練馬区南大泉に変わった。


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移転前から人気店ではあったが、いまよりはだいぶのんびりしており、混むには混むが少し時間をずらせば並ばずに入れた。
移転後はずっといまのような状況で、行列が苦手なので足が遠のいた。


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今日は2時すぎで行列2名。
いつもならそれでも避けるが、実は30分ほど前に一度店の前を通っており、匂いを嗅いでしまっている。
永福町系の特徴が、強烈な魚介臭。常習性があるといわれる。


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カウンター11席、テーブルが3つあるが奥の大テーブルは調整用か何かでこの時間は使われていない。
注文は中華そば(玉子入り)。
「玉子はゆでと生がありますが?」と聞かれ、ゆでと申告。
ちなみに接客の素晴らしさは系列とかじゃなくお店独自だと思う。


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周りを見て「おー」と思ったのがステンレスのトレーで、これも永福町系の特徴とされる。
店ごとにトレーの形がまちまちなところがユルくてよい。


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ステンレストレーに載ったでっかいどんぶりを前に、「さて」と腕まくりする感覚?
気を引き締めて長丁場に挑む心構えが自然にできていく。
それくらい量が多い ヾ( ̄0 ̄;) オーッ!


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「保谷大勝軒」はやっぱりおいしい。
この系譜で一番じゃないだろうか… て、オオモト「永福町 大勝軒」に入ったこともないくせにそんなこと言ったら怒られる。


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しかーし…
食べても食べてもなくならない。
麺量は、普通盛りで2玉290g、普通のお店の倍という。
「食べきれないかも…」という不安がよぎったのは久しぶり。


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なんとか完食しました。
晩ごはん食べられませんでした。(←けっこうショック受けてる Σ( ̄ε ̄;||| …


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[DATA]
保谷大勝軒
東京都練馬区南大泉3-31-18





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3



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ノカンゾウ / ルリタテハ(野火止用水)




https://youtu.be/jmdiKePVUy8


それでもニンニク入れますか? 【らーめん いごっそう】

2019.03.14

 個人的にはなじみのない“二郎系”“二郎インスパイア”と呼ばれるラーメンジャンル。すごく量を食べたいときなど、入ってみたいという衝動に駆られることはあるが、ボリュームの多さ以外にも何かとハードルが高い。
最大の難関が特有の注文システム。「ニンニク入れますか?」 いわゆる“コール”である。


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自分の行動範囲にある二郎系で昔から気になる存在だったのが「いごっそう」。
現店舗は青梅街道東伏見四丁目三差路近くだが、以前1km北の新青梅街道にあったころ(2010年移転)、もろ自転車コースで、頻繁に通るので親しみのようなものを感じていた。


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ということもあって今回意外に抵抗なく入れたのだが、あとで調べたところによるとこちらの店主、二郎三田本店出身で「ニンニク入れますか?」の発案者だそうだ。
そんなこと事前に知ってたら怖くて入れなかったな… ( ̄ー ̄ i) タラー…


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思い返すと冷や汗ものだが、ならば今後は入る店の予習をする気になったのかというとそうでもないので(笑)、怖いもの知らずなりに感じたまま、お伝えしたい。


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「ラーメン二郎」には過去3回入ったことがある。
神田店、新小金井街道店、ひばりヶ丘駅前店で、いずれも小ラーメンだった記憶がある。なので入る前はそのつもりだったが(このお店では“少なめらーめん”)、勘が働いて「らーめん」と注文。


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そのあと店内を見回していると“少なめらーめんはご飯を食べるお客様や女性のお客様をイメージした量です”という掲示が。
普通のらーめんにして正解だったもよう。


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店内はL字カウンター10席。先客2名(入店は14:05)
左横のお客さんは、僕より年がいってそうなおじさんだ。
そのおじさんに声がかかる。
「ニンニク入れますか?」
「お願いします」
「入れるぅ!?」
「あ、はい…」
あー、これはキビシイ指導食らっちゃったんだな…。


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でもこれ、おじさんが間違ってるようにはどうしても思えない。
この場合「ニンニク」と答えるのが正解らしいが、「ニンニク入れますか?」「ニンニク」こんなやりとり、あります?
もっと言うと、野菜増量とかもこのタイミングで申告するらしい。「ニンニク入れますか?」「ヤサイ」 うーむ…


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と、日本語の乱れを嘆いてみたりする憂国のモリアーティな自分にも声がかかる番が来た。

「ニンニク入れますか?」
「ニンニク」

オイ! \( ̄_ ̄*) ォィ!


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ムダないさかいは回避する人生を送っているもので…。
それに誤解のないように補足すると、こちらの店主さん、ぜんぜん怖い感じはないです。

ラーメンの味は二郎系特有の甘味のあるとんこつ。
量は多くない。ていうか、多すぎずちょうどよいバランス感だと思う。


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ニンニクがすごく効いている。てか、どんどん効いてくる感じ。
息がくさいのが自覚されるほどだが、まあこのあと自転車で家に帰るだけだし問題ない… はずだったが…。


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帰路、ひばりが丘付近で交通事故に遭遇。信号待ちしていた交差点で、直進バイクと右折トラックが衝突。その瞬間を見てはいなかったが、メリメリッ…! とすごい音がした。
倒れたバイクの運転者に駆け寄ると、おばあさんの車いすを押していた若い女性も同時に飛び出した。

男性をバイクの下から引っ張り出して抱え起こし、バイクを起こして角のセブンイレブン駐車場まで押していってと、その間ずっとそのおねえさんとの共同作業になった。力仕事であり、相手との距離も近い。息のかかる距離感である。

息、におったんじゃないだろうか…。
そのきれいなおねえさんの中で、僕はニンニクくさい人、ニンニクおじさんとしてしか記憶されていないんじゃないだろうか。。。
無念である。
人助けをしておきながら、残り半日くよくよ過ごすことになった。

それでもニンニク入れますか…?


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[DATA]
らーめん いごっそう
東京都練馬区関町南4-25-18





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/myq0zxDHK1g


学生街の昭和中華の二面性? 【中華料理 二葉】

2018.11.17

 石神井公園駅から上石神井駅へ向かうルートで、新青梅街道の上石神井交差点から斜めに入り、途中ふと左に折れてみた。
そこは通ったことのない商店街で、北口東通りというらしい。
居酒屋、新しそうなパン屋、古い肉屋、ビストロ… と、衰退と再生のはざまのフェーズにある昔の商店街といった趣。
こういうスポットには比較的高い確率で古い中華料理店が残っている。


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通りの中ほどに、ありました。
中華屋さんにしては看板の色合いがおとなしいが、店構えにどっしり感がある「中華料理 二葉」。


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初めて通る道なので当然、知らないお店である。でもちょうど“なんてことない”普通のラーメンが食べたい気分だったので、あまり抵抗感を覚えることもなく入店。


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店内ではカウンター席の松葉杖のおじいさんとお店のおとうさん・おかあさんが談笑中。
その話の輪からいちばん遠い左隅のテーブル席に着く。
席数は4人掛けテーブル3脚、カウンター6席と、物置状態の小上がり席もある。
表でセットメニューがそろっていることを確認しているが、その中からやはり基本のセット、半チャーハン・ラーメン850円を注文。


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ちょっと意外だったのは、チャーハン担当がおかあさんだったこと。ガコガコと小気味よい音を立て、じっくり炒めている。
おとうさんは麺の面倒を見てるのかな。
5分後にやって来たお盆は、見るからにボリューミーであった。


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“なんてことない”ラーメンといっても、香味野菜や鶏油の風味を無意識のうちに求めているものだと思うから、このラーメンはひと口目はちょっと物足りない。うま味は強いがキレがないというか。中太やや縮れの麺も鈍重な印象。


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ただ、見た通りボリュームがあって、チャーシューの厚みもなかなかだったりする。
食べ進むうちに、こんなクセのない感じも悪くないのかも… と少しナットクの味とでもいうか。


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チャーハンは、基本のチャーシュー、卵、ネギ、ナルトのほか、ピーマンが入る。
僕はチャーハンの具は基本3~4種以外が入るのに少し抵抗があって、この場合アクの強いピーマンだけに、はじめ違和感が強く感じられた。
でもこれは徐々にクセがなじんでいく味。このピーマンチャーハンの力強い味わい、はっきり言ってアリです。


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途中、おとうさんが「早稲田大学行ってくる」と言って出ていった。出前の食器の回収だ。
そうだ、ここは早大高等学院に近い。これはお店を出たあと知らない道を通って気づいたことだが、高等学院裏手には早大ゴルフ部の練習場というものもあった。
ということは、このお店は東伏見の「上海菜館」みたいな早大生御用達な存在なのかもしれない。だから量がものすごいのかな… (; ̄ー ̄A アセアセ…


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先客のおじいさんは客(わし)が来たのを潮時と出ていって、しばらく自分1人だったが、食べ終わるころに若い女性2人組、男子高校生2人組、女子大生(たぶん)2人組と、1時半近くにして立て続けに来客。
たちまち昔の学生街の食堂のような活気に包まれ、その鮮やかな場面転換に驚かされたのだった。


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[DATA]
中華料理 二葉
東京都練馬区上石神井2-21-10





[Today's recommendation]


https://youtu.be/QrWfWNK2bjs



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◆ 猫写真はこちら その1 その2


意外性あるUpdate系ラーメン 【明華】

2018.10.09

 ちょっと時間を見つけてはがむしゃらに自転車で行けるとこまで行く日々が続いている。
午前中、急ぎの仕事が立て込んで1時近くまでかかってしまった。
それから自転車でひたすら東へ。

ここはどこ…?

住居表示によれば、埼玉県新座市道場1丁目。黒目川まで下って、市場坂橋を上って大泉学園町の商店街へ行ってみる。そのまま北園の交差点まで南下…。

――腹が、減った……


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もう2時半回ってる。腹も減るわな…。

保谷街道に中華屋があったことを思い出す。以前、食べログで調べたことがあって、チャーハンがおいしそうだったのだ。
チャーハン、いいんじゃない?


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保谷街道は歩道も確保されないくらい狭いので、自転車ではあまり通らない。古い記憶で脇道から出ると、ちょっと先に目的のお店。「明華」でした、ハイ。
14:45でやっているところが貴重。


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チャーハン一択と決めて入店。
しかーし…
メニューの“ミニチャーハンセット:お好みの麺類+320円”の文字に、気持ちがぐらつく。


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そもそも自転車我武者羅の目的は体重コントロールである。
ところがこれには落とし穴がある。
――腹が、減った……

「えーと… このミニチャーハンセット、麺はラーメンで」

おじゃん:物事が途中で駄目になること。「計画がおじゃんになる」などと使われる。(語源由来辞典)


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席数は、2人掛けテーブル3卓、カウンター10席。
お店は比較的若い男性と高齢の女性で回されているもよう。親子だろうか。


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チャーハンはパラパラ系だが、好み的にはパラパラすぎかなぁ…。


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チャーハンは、お米一粒一粒ちゃんと油をまとったうえで強火で油分が飛んでパラパラ… が理想なんじゃないかと思うが、ここのは油分が少ないパラパラ。
ヘルシー志向というお店の心遣いかもしれないが、昭和のオトーサンには物足りないかも。


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ラーメンスープをひと口。
おっ…!
古そうな中華屋では、だいたい鶏ガラベースの中華そばを期待するが、こちらは意外なことに魚介系。
見ると、スープには魚粉が浮いている。


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想像だが、この若めの店主さんが、いまどきのラーメンなどの研究をしていて行き着いた味では…、と。
たとえばチャーシューは絶品で、繊維がほぐれしっかり味が入るくらい煮込まれている。
ほかに、メンマ、ナルト、コマツナ、モヤシ、コーン、ネギ… と、530円とは思えない具だくさんである。


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チャーハン単品にしていたらわからなかった、ラーメンのおいしさ。
カロリーコントロールは… 明日からかな(笑)。


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[DATA]
明華
東京都練馬区南大泉5-18-17





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=IKJqecxswCA



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ジャンボ餃子の威圧感 【一圓 上石神井店】

2018.05.31

 昨日夕方、D社のIKH社長から仕事のメールが来た。
「以前申し上げていました…」
と書いてある。
以前申し上げた…?
で、漠然と思い出したんだが、つまりすっかり忘れていたということ。


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※写真はイメージです


前回の仕事のやりとりの際だから、通話履歴を探るとたぶん4月23日。
「いまのうちに言っとくけど、5月30日にもう1本お願いするから」とIKH氏。
「5月30 ? そんな先の話、覚えてるはずないですね」と僕。
「おまえさ… メモってとらないの?」
「ああ…! なるほど(笑)」

で、やっぱりメモはとらない(笑)。
記憶力だけで世の中渡ってきたようなとこあるから、メモをとるという習慣がついぞ身に付かなかったのだ。


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今回のミッションは、ずばり心不全。
昨年10月、日本循環器学会と日本心不全学会が「心不全の定義」を発表した。

――心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。

心不全の怖さ(たとえば、完治しない、など)について、国民にあまり知られていない現状を踏まえ、啓発のために作成されたもの。
完治しない、予後が悪い、は本人のみならず家族の負担も大きくなるので、他人事でなく気をつけなければな… と、珍しく神妙になる。


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自転車で1時間近く走って息切れしないからとりあえず大丈夫だと思うけど、上石神井。
この駅前に昔からあるラーメン屋というか餃子屋「一圓」。

「一圓」といえば吉祥寺が有名で、自分が吉祥寺に住んでいた学生時代は実によく食べた。
といっても、当時お店はいまの場所ではなくサンロード出口付近の五日市街道沿いにあった。
いまの吉祥寺一圓にも入ったことはあるが、何の感慨も湧かず、むしろ三鷹店のほうが印象がよい。


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昔、吉祥寺のほかに西武線のほうにも店があるということは、店員同士の会話からなんとなく知っていた。で、西武線沿線に住むようになって上石神井店を見つけた。
入るのは今回が初めて。


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大きいコの字カウンターの周囲に余裕でテーブル席が配置されている広い店であった。


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店頭に出ているメニューが多くどうしようと思ったが、カウンター席に座ったら目の前に“ランチメニュー”。
わりとすんなり、Bランチ(らーめん・ジャンボ餃子)650円に決める。しょうゆ・味噌・塩を聞かれ、そこは迷わず味噌に。


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まず味噌らーめん。
具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、青菜、ノリ、ネギ。
具の量があっさりしているところは昔の「一圓」と一緒で、ニンニクの効いたみそスープも懐かしい。


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餃子は3個。
デカく、そのわりに皮に力がないから簡単に破けるところが昔の「一圓」と一緒。キャベツ主体で、野菜の自然な甘味がおいしい餃子。


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三鷹店では感じることのなかったサイズによる威圧感を思い出した。
昔、クラスメートのSH君は食べきれず、お店の人に悪いからといって飲み残しのラーメンスープに沈めて隠匿を図っていたが、お店の人にとってはずっと悪いことだったんじゃないかな…。


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「一圓」の味噌らーめんと餃子が、僕の青春だった。
当時、セットメニューなどはなく、餃子はレギュラーの5個。
いまは3個でも息切れするようになった。


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[DATA]
一圓 上石神井店
東京都練馬区上石神井1-5-8





[Today's recommendation]


https://youtu.be/lzfxZzZ5OUs



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東京とんこつパワースポット的な 【幸来】

2018.03.22

 実に久々の“完全にやることない日”。自転車で少し遠出しようと、10時すぎに出発。
天気は回復するというので傘は持たず、気温もまあまあ上がるらしいので厚すぎない服装で。
しかし走りだしてすぐに細かい雨が降ってきて、全然やみそうにない。気温も上がらない。
天気予報はどうなっておるのだ。
念のため携行した手袋を装着しても体はどんどん冷えていく。
ということで昼ごはん、ラーメンしか考えられない。


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ひばりが丘あたりで昔から気になっているラーメン屋を思い出し、その方角に向ける。
ルートは、又六地蔵→保谷高校→旭製菓→文理台公園→天神山交差点→富士街道高塚交差点で、石神井高校前交差点で新青梅街道に入る。
めざすは新青梅沿いのとんこつラーメン「幸来」。


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ずいぶん昔、このあたりまで平気で来ていたころに見つけ、その店構えには惹かれるものがあるが同時に怖いものもあって、入るには至らなかった。
当時と比べずいぶん遠く感じるのは、やっぱりトシのせいか…。

近くには「ちひろ美術館」がある。こてこてのとんこつラーメンの場所の説明に使われたらイメージが損なわれそうで、美術館関係者に見つかったらやばそうだ。
30年以上前、アルバイトで当時の「いわさきちひろ絵本美術館」に資料を借りに来たとき、ものすごい田舎道を歩いてきたと思ったが、記憶と違って立派な幹線道路なのである。


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店舗は独特の形状で、△ABCの∠Cが20°ほどの直角三角形。
11時半でかなりの混みよう。こういうのはタイミングなので、付近を見て回って15分ずらし再来店。お客さんは2名のみ。
混むのが苦手な僕はこういうことをよくやる。


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店内はJ字カウンター12~13席。
この手のあぶらギッシュなラーメン屋の店員は威勢のいいおにいちゃんと相場が決まっているが、こちらのスタッフは、威勢のいいおばちゃんと、おとなしいおにいちゃん。
「あちらで食券をお求めください」と、おとなしいおにいちゃん。
メガネが曇って券売機が見えない。真冬のようだ。メガネを外してラーメン720円をポチッとな。


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調理は目の前で、全工程おばちゃんがやる。
麺のゆで時間が短く、手際も非常によろしい。
僕のあとに入った「硬め」コールのお客さん分と同時に完成。僕の麺投入から約3分。


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以前、こちらは九州ラーメンを標榜していたと記憶しているが、いまは九州の文字は見当たらない。
実際、九州を連想させるのは麺がストレートなことと紅ショウガが置いてあることぐらいで、このラーメンはむしろ東京とんこつの王道的ビジュアルだ。しょうゆベースのたれ、とんこつスープ、背脂チャッチャ。


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スープをひと口すすると懐かしさがこみ上げる。
どれぐらい懐かしいかというと、吉祥寺「ホープ軒」で食べたとき以上に昔のホープ軒を思い出すというぐらい(主観です)。
まだこういうの残ってたんだ、とうれしくなる。
バラロールのチャーシューは厚みがあってほろほろ、メンマは甘め、白ネギはささがき、ノリは揚げてある。


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「今日15℃くらいになるって言ってなかったですか?」と、おばちゃんが常連さんに。「ダウン着てくればよかった」
まったくだ。
でも、おかげでここに来てみようと思ったワタクシ。
「ダウンはいいのを買わずにシーズン終わったら捨てちゃうんです。ここに置いておくと、においが染み付いちゃうから」
とんこつ臭は強烈というほどでもないが、ラーメン屋さんならではのご苦労ということ。


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1980年代にとんこつラーメンにはまった人間にとって、五感を通して海馬に働きかけるような一杯である。


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[DATA]
幸来
東京都練馬区下石神井4-19-8





[Today's recommendation]


https://youtu.be/tl0zi0FoauU



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 いちご餅とは?
2018.03.22 竹紫堂/東京都練馬区東大泉7-31-26

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このおなじみのお菓子。
こちらでは“いちご餅”と呼ぶ。


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