アケボノとか… 【大金】
2022.11.27
前記事の続きで、玉川上水沿いに3km歩いて井の頭公園に戻るべきか、真っすぐ400m先の久我山駅に向かうべきか、思案中。

ここまで5km以上歩いており、時刻は12時5分。
久我山ルートは商店街で、途中飲食店もあるだろう。
考えるまでもないか。

途中これといったお店を見つけられず、結局久我山駅まで来てしまったが、人見街道沿いにおそば屋さんを発見。

お寺めぐりからの、そば。
必然的帰結といえよう。

そば処「大金」は人気店のようで、満席で僕らから順番待ちとなり、後ろにも次々お客がつく。
待ち時間3分ほど。
運よくテーブル席に通される。

注文は、寿定食(天丼・うどん・サラダ・お新香)と曙定食(カツ丼・うどん・サラダ・お新香)と、セット2品。
そりゃ6km近く歩けばハラも減るし。
「温かいのか冷たいのか」と聞かれ、何も考えず「冷たいそば」と答え、ごく自然に注文が通ったので今の今まで気づかなかったが、品書きに“そば”の記述がない。
なんか面倒な注文をしてしまったのかも r( ̄_ ̄;) スマンスマン

まず曙。
カツ丼がしっかりカツ丼としてのスケール感を誇示しておる。

続いて寿。
天丼が手にずっしりくる。


周りの注文でも曙と寿が飛び交っていて看板メニューのようだが、女性や年配者には絶対食べきれない。
アケボノとかコニシキとかいう人たち向けのメニューかと思ってしまいましたよ ( ̄ω ̄;) ンー


それだけに、コスパ超優良。
カツの厚みやえび天のサイズも十分で、全体に味もよい。ぬか漬けのおいしさは特筆もの。
人気なのもナットク❣

[DATA]
大金
東京都杉並区久我山3-25-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/l1KnQI54_sA




井の頭公園のアケボノスギ
前記事の続きで、玉川上水沿いに3km歩いて井の頭公園に戻るべきか、真っすぐ400m先の久我山駅に向かうべきか、思案中。

ここまで5km以上歩いており、時刻は12時5分。
久我山ルートは商店街で、途中飲食店もあるだろう。
考えるまでもないか。

途中これといったお店を見つけられず、結局久我山駅まで来てしまったが、人見街道沿いにおそば屋さんを発見。

お寺めぐりからの、そば。
必然的帰結といえよう。

そば処「大金」は人気店のようで、満席で僕らから順番待ちとなり、後ろにも次々お客がつく。
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待ち時間3分ほど。
運よくテーブル席に通される。

注文は、寿定食(天丼・うどん・サラダ・お新香)と曙定食(カツ丼・うどん・サラダ・お新香)と、セット2品。
そりゃ6km近く歩けばハラも減るし。
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「温かいのか冷たいのか」と聞かれ、何も考えず「冷たいそば」と答え、ごく自然に注文が通ったので今の今まで気づかなかったが、品書きに“そば”の記述がない。
なんか面倒な注文をしてしまったのかも r( ̄_ ̄;) スマンスマン

まず曙。
カツ丼がしっかりカツ丼としてのスケール感を誇示しておる。

続いて寿。
天丼が手にずっしりくる。


周りの注文でも曙と寿が飛び交っていて看板メニューのようだが、女性や年配者には絶対食べきれない。
アケボノとかコニシキとかいう人たち向けのメニューかと思ってしまいましたよ ( ̄ω ̄;) ンー


それだけに、コスパ超優良。
カツの厚みやえび天のサイズも十分で、全体に味もよい。ぬか漬けのおいしさは特筆もの。
人気なのもナットク❣

[DATA]
大金
東京都杉並区久我山3-25-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/l1KnQI54_sA




井の頭公園のアケボノスギ
そば屋のモーニン? 【長寿庵】
2022.11.06
前記事の続きで、荻窪昼ごはん編。
杉並区あたりでお店を決めるのは容易でない。
三多摩のおのぼりさんじゃないが、せっかく来てるんだからオシャレな店に… と思ってしまう。
できもしないこと考えるから話がまとまらなくなる。
いや、荻窪といえばラーメンだ。
オシャレ路線は困難としてもラーメン路線ならたやすい。
が、荻窪のラーメン屋はどこも行列…。

荻窪のラーメン風景
そうやって追い込まれていくのが常である。
まあ、タイトル👆を見て、だいたいのところは想像がつくという方もいらっしゃるとは思うが。

追い込まれて「長寿庵」💦
荻窪きってのおしゃれエリア“教会通り”のど真ん中というあたり、苦闘の跡が見て取れよう。

が、一歩踏み込めば、ぐっと懐かしさがこみ上げる。
昔の早稲田かいわいのそば屋などが思い出され、こういうお店こそ好きだったのだと、まだまだ先入観やブランドにとらわれている自分を反省。

20km以上自転車に乗ったあと街なかをさまよって13時すぎ。
かなり腹が減っている。
セットもの×2かなぁ。
相方はかつ丼セットか牛丼セット(ともに1230円)で迷っていたが、グランドメニュー以外の“おすすめそば・うどん”という品書きに“開花丼とそば・うどんセット1000円”というものを発見。
断然オトクそうなこちらに決定。
僕は温かいそばが食べたかったので、たぬきそばセット。

どちらのセットも“そば”と“セット”が別々のお盆で時間差で提供。
👇こういう順番で出てきた。

(開花丼セットの)開花丼とサラダ・香の物

(たぬきそばセットの)かやくごはん・サラダ・香の物

(開花丼セットの)そば・冷

(たぬきそばセットの)たぬきそば
品書きには書いてなかったが、開花丼セットはサラダ・香の物付きで、レギュラーセットと同じ内容。ますますオトク感が強い。

もりそばは、そばはパツッと、つゆはキリッと。
意外といったらアレだが、江戸の粋を感じさせるおいしいそばだ。

ある程度予想していたが、ボリューム満点。
特に開花丼はこれだけで普通の一人前はありそうで、あとで半分ほどワタシに回ってくるのはいつもどおり。

隣の席の年配の男女は僕らが入ったときすでに食べ終わっているふうだったが、僕らが食べ終わるころもまだおしゃべりしてる。
広い店じゃないし、なんだかなぁ… と見ていたが、奥の席のグループが帰るとき声をかけた。
「お先にー♪ また来週」
長居の迷惑な客どころか、毎週来ている上客のようなのだ。
「お父さんによろしく」と店の人にあいさつしている人もいる。
2代目か3代目の店主といったところか。
ここは町内会の寄合所機能を担っているらしい。

店を出て外観写真を撮ったりしていると、若そうなお店の人が出てきた。
どんぶりの載ったお盆を片手で肩の上に掲げるという、懐かしの出前スタイル。

HPにYouTube動画が張ってあり、やはり出前の様子が映っている。
「高齢の方には、食卓まで、運びます」のキャプション。
やっぱり人情タウンな荻窪なのだった。

[DATA]
長寿庵
東京都杉並区天沼3-27-7
https://www.kyokai-dori.com/shop/0333916004.html
[Today's recommendation]



https://youtu.be/fsJ3JjpZyoA
前記事の続きで、荻窪昼ごはん編。
杉並区あたりでお店を決めるのは容易でない。
三多摩のおのぼりさんじゃないが、せっかく来てるんだからオシャレな店に… と思ってしまう。
できもしないこと考えるから話がまとまらなくなる。
いや、荻窪といえばラーメンだ。
オシャレ路線は困難としてもラーメン路線ならたやすい。
が、荻窪のラーメン屋はどこも行列…。

荻窪のラーメン風景
そうやって追い込まれていくのが常である。
まあ、タイトル👆を見て、だいたいのところは想像がつくという方もいらっしゃるとは思うが。

追い込まれて「長寿庵」💦
荻窪きってのおしゃれエリア“教会通り”のど真ん中というあたり、苦闘の跡が見て取れよう。

が、一歩踏み込めば、ぐっと懐かしさがこみ上げる。
昔の早稲田かいわいのそば屋などが思い出され、こういうお店こそ好きだったのだと、まだまだ先入観やブランドにとらわれている自分を反省。

20km以上自転車に乗ったあと街なかをさまよって13時すぎ。
かなり腹が減っている。
セットもの×2かなぁ。
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![]() | ![]() |
相方はかつ丼セットか牛丼セット(ともに1230円)で迷っていたが、グランドメニュー以外の“おすすめそば・うどん”という品書きに“開花丼とそば・うどんセット1000円”というものを発見。
断然オトクそうなこちらに決定。
僕は温かいそばが食べたかったので、たぬきそばセット。

どちらのセットも“そば”と“セット”が別々のお盆で時間差で提供。
👇こういう順番で出てきた。

(開花丼セットの)開花丼とサラダ・香の物

(たぬきそばセットの)かやくごはん・サラダ・香の物

(開花丼セットの)そば・冷

(たぬきそばセットの)たぬきそば
品書きには書いてなかったが、開花丼セットはサラダ・香の物付きで、レギュラーセットと同じ内容。ますますオトク感が強い。

もりそばは、そばはパツッと、つゆはキリッと。
意外といったらアレだが、江戸の粋を感じさせるおいしいそばだ。

ある程度予想していたが、ボリューム満点。
特に開花丼はこれだけで普通の一人前はありそうで、あとで半分ほどワタシに回ってくるのはいつもどおり。

隣の席の年配の男女は僕らが入ったときすでに食べ終わっているふうだったが、僕らが食べ終わるころもまだおしゃべりしてる。
広い店じゃないし、なんだかなぁ… と見ていたが、奥の席のグループが帰るとき声をかけた。
「お先にー♪ また来週」
長居の迷惑な客どころか、毎週来ている上客のようなのだ。
「お父さんによろしく」と店の人にあいさつしている人もいる。
2代目か3代目の店主といったところか。
ここは町内会の寄合所機能を担っているらしい。

店を出て外観写真を撮ったりしていると、若そうなお店の人が出てきた。
どんぶりの載ったお盆を片手で肩の上に掲げるという、懐かしの出前スタイル。

HPにYouTube動画が張ってあり、やはり出前の様子が映っている。
「高齢の方には、食卓まで、運びます」のキャプション。
やっぱり人情タウンな荻窪なのだった。

[DATA]
長寿庵
東京都杉並区天沼3-27-7

[Today's recommendation]



https://youtu.be/fsJ3JjpZyoA
謎多きローカルチェーン 【笠置そば 西荻窪店】
2022.05.26
ちょうど前記事がそうで都心の店の記事が多くなっているが、記事にならない(ただ行って帰ってくる)自転車行はもっと多く、最近しょっちゅう都心に行っている。
都心(新宿方面)に行く場合、直線距離に近い新青梅街道~青梅街道を通るのが早いが、幹線道路が嫌いなためそれと平行したコース取りとなり、いちばん多いのが田無から柳沢団地通りを上り千川上水~東京女子大~神明通りから西荻窪に抜けるルート。
しょっちゅう西荻の街を通ることになる。
しょっちゅう通っていると、これまで特に気にしていなかった物件が急に気になりだす。
立ち食いそばの「笠置そば」。
普通に見かけるチェーンのような気がしていたが、お店がどこにあるか思い出そうとしても西荻以外に出てこない。
調べてみると、惣菜などを扱う食品製造業者を設立幹事会社とする事業主体がオリジナル厨房機器を武器に立ち食いそばチェーンを展開――ということらしい。
ナンノコッチャ… ( ̄ー ̄?)
素人にはさっぱり… なので、設立(1994年7月)当時の専門紙の記事をご覧いただきたい(その1・その2)。
25年前の記事では“40店のチェーンスケールになる見通し”とあるが、現時点で食べログで検索すると東京・埼玉で計7店舗。
“普通に見かける存在”から“比較的レアかも…”へ格上げ。
前振りが長くなったが、そういうわけで「笠置そば 西荻窪店」へ。
まず品ぞろえの多さに驚かされる。
驚かされるというか、懐かしい。
立ち食いそば界は3強ともいわれるように寡占化が進んでいる。
そのため差別化戦略が後退するためか、メニューが貧相化する流れにあるように感じられる。
昔さんざん入った「富士そば」でさんざん食べた春菊天を、いま「富士そば」で食べられなかったりと。
「おそば? あったかいの?」
「あったかいそばで、えーと… 春菊とコロッケ、あと玉子」
カウンター中央の天ぷらケースがすごい。
わらびやうどに、新茶なんてのも。
あとから入ってきた常連風のおっさんが「何これ?」とか聞いてる。
「セロリ。スープセロリだって」
「それ、もらおうか」
そばはゆでたて。僕の場合、4分ほどかかった。
しっかりしたコシで、ネットリ感の強いタイプ。
天ぷらは揚げ置きだが、油切れがよく軽い口当たり。
月見コロッケ春菊天そば(ネギ抜き)620円
そばにはこだわりがあるらしいが、フランチャイズの縛りはユルそうだ。
この天ぷらケース&壁の短冊の自由度こそ、立ちそばワールドそのもの。
店を出て11時。
まだ街は動きだしていないが、あと2時間もすればやきとり屋の客が店からあふれ出すような路地に、こういうそば屋はよく似合う。
[DATA]
笠置そば 西荻窪店
東京都杉並区西荻南3-11-7
[Today's recommendation]




https://youtu.be/1SIHofW2P0Y
ちょうど前記事がそうで都心の店の記事が多くなっているが、記事にならない(ただ行って帰ってくる)自転車行はもっと多く、最近しょっちゅう都心に行っている。
都心(新宿方面)に行く場合、直線距離に近い新青梅街道~青梅街道を通るのが早いが、幹線道路が嫌いなためそれと平行したコース取りとなり、いちばん多いのが田無から柳沢団地通りを上り千川上水~東京女子大~神明通りから西荻窪に抜けるルート。
しょっちゅう西荻の街を通ることになる。
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しょっちゅう通っていると、これまで特に気にしていなかった物件が急に気になりだす。
立ち食いそばの「笠置そば」。
普通に見かけるチェーンのような気がしていたが、お店がどこにあるか思い出そうとしても西荻以外に出てこない。
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調べてみると、惣菜などを扱う食品製造業者を設立幹事会社とする事業主体がオリジナル厨房機器を武器に立ち食いそばチェーンを展開――ということらしい。
ナンノコッチャ… ( ̄ー ̄?)
素人にはさっぱり… なので、設立(1994年7月)当時の専門紙の記事をご覧いただきたい(その1・その2)。
25年前の記事では“40店のチェーンスケールになる見通し”とあるが、現時点で食べログで検索すると東京・埼玉で計7店舗。
“普通に見かける存在”から“比較的レアかも…”へ格上げ。
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前振りが長くなったが、そういうわけで「笠置そば 西荻窪店」へ。
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まず品ぞろえの多さに驚かされる。
驚かされるというか、懐かしい。
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立ち食いそば界は3強ともいわれるように寡占化が進んでいる。
そのため差別化戦略が後退するためか、メニューが貧相化する流れにあるように感じられる。
昔さんざん入った「富士そば」でさんざん食べた春菊天を、いま「富士そば」で食べられなかったりと。
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「おそば? あったかいの?」
「あったかいそばで、えーと… 春菊とコロッケ、あと玉子」
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カウンター中央の天ぷらケースがすごい。
わらびやうどに、新茶なんてのも。
あとから入ってきた常連風のおっさんが「何これ?」とか聞いてる。
「セロリ。スープセロリだって」
「それ、もらおうか」
![]() | ![]() |
そばはゆでたて。僕の場合、4分ほどかかった。
しっかりしたコシで、ネットリ感の強いタイプ。
天ぷらは揚げ置きだが、油切れがよく軽い口当たり。
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そばにはこだわりがあるらしいが、フランチャイズの縛りはユルそうだ。
この天ぷらケース&壁の短冊の自由度こそ、立ちそばワールドそのもの。
![]() | ![]() |
店を出て11時。
まだ街は動きだしていないが、あと2時間もすればやきとり屋の客が店からあふれ出すような路地に、こういうそば屋はよく似合う。
![]() | ![]() |
[DATA]
笠置そば 西荻窪店
東京都杉並区西荻南3-11-7
[Today's recommendation]




https://youtu.be/1SIHofW2P0Y