君は環七戦争を知っているか? 【野方ホープ 野方本店】
2019.05.12
野方に所用があって、それがちょうどお昼どき。
野方駅は高円寺に行くときに利用する程度でこの街そのものにあまりなじみはない。
それでもシブい定食屋や喫茶店がいくつかあることは知っているが、単身乗り込むのはちょっと… というところばかり。アウェー感もあるし。
そんなとき浮上するのがラーメン屋。
“一見・単身 Welcome”な感じがする。どの店もそういう客が多そうだから。
もう一つ加えて“一見・単身・男子”だらけだ、ラーメン屋は。

野方といえば「野方ホープ」じゃないか。
“環七ラーメン戦争”真っただ中の1988年に創業し、多くの名店が消え去るなか激戦区を生き抜き、いまや9店舗を展開する環七の勝ち組。

行くだけ行ってみて行列ができているようであれば退散… くらいの軽いノリで行ってみて、意外にすいているようなのでそのまま入店。
券売機が見当たらず、カウンター席に座って品書きを開く。…が、メニューの見方がわからない。
注文をとりに来た店員さんに聞いてしまいました。

「普通のラーメンは…?」
「はじめ(元)が普通のラーメンになります」
「それ、お願いします」
「脂の量を5段階から選べますが?」
カウンターの上に“こてこて・こってり・ふつう・あっさり・あぶらぬき”の張り紙。
「ふつうで」
「ランチタイムでごはんか麺大盛りがサービスになりますが?」
「大盛りで」

この一連の手続き終了までに、かなーりぐったりしてしまった (ーー;) ウーム…
「野方ホープ」はずいぶん前、チェーン展開を始めた当初にいまの西早稲田駅近くの明治通りにできた支店に入ったことがある。店名から「ホープ軒」との関係が取り沙汰されていたこともあり、“ホープ軒さんとはいっさい関係ございません”的な張り紙がしてあったのを覚えている。でも味はよく似ている… と、あやふやな記憶ながら自分の中ではそういうことになっていた。
ちなみに前記事にチラッと書いた“東村山駅東口のとんこつラーメン”は当初「野方ホープ」を名乗っていたが、大人の事情的な事情? により改名したというお店。

湯切りパフォーマンスを経て、ラーメン来る。
…というように、オペレーションが何かといまどきである。
で、野方ホープのラーメン、こんなんだったかなぁ…?
とにかく濃い。それはもう経験したことがないほどに。
なので、僕がかすかに記憶している印象は完全に書き換えられることになった。

特に脂。上の写真の左上の白い塊がそれ。
ラードのようなそれを溶かしながら食べるということに気づかず、最後のほうまで丸々それが残っていて、まあ気づいたときにはコッテコテ(笑)。

さて、このラーメン、オトーサン的には強すぎるかな。
注文の仕方は、麺やわめ、味薄め、あぶらぬき… そのへんでお願いするのが自分的にちょうどよさそう。
麺大盛りは、ありがたかったです。

[DATA]
野方ホープ 野方本店
東京都中野区野方2-58-4
https://www.nogata-hope.com/
https://twitter.com/nogatahope
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/s3j9_vntTs4
野方に所用があって、それがちょうどお昼どき。
野方駅は高円寺に行くときに利用する程度でこの街そのものにあまりなじみはない。
それでもシブい定食屋や喫茶店がいくつかあることは知っているが、単身乗り込むのはちょっと… というところばかり。アウェー感もあるし。
そんなとき浮上するのがラーメン屋。
“一見・単身 Welcome”な感じがする。どの店もそういう客が多そうだから。
もう一つ加えて“一見・単身・男子”だらけだ、ラーメン屋は。

野方といえば「野方ホープ」じゃないか。
“環七ラーメン戦争”真っただ中の1988年に創業し、多くの名店が消え去るなか激戦区を生き抜き、いまや9店舗を展開する環七の勝ち組。

行くだけ行ってみて行列ができているようであれば退散… くらいの軽いノリで行ってみて、意外にすいているようなのでそのまま入店。
券売機が見当たらず、カウンター席に座って品書きを開く。…が、メニューの見方がわからない。
注文をとりに来た店員さんに聞いてしまいました。

「普通のラーメンは…?」
「はじめ(元)が普通のラーメンになります」
「それ、お願いします」
「脂の量を5段階から選べますが?」
カウンターの上に“こてこて・こってり・ふつう・あっさり・あぶらぬき”の張り紙。
「ふつうで」
「ランチタイムでごはんか麺大盛りがサービスになりますが?」
「大盛りで」

この一連の手続き終了までに、かなーりぐったりしてしまった (ーー;) ウーム…
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「野方ホープ」はずいぶん前、チェーン展開を始めた当初にいまの西早稲田駅近くの明治通りにできた支店に入ったことがある。店名から「ホープ軒」との関係が取り沙汰されていたこともあり、“ホープ軒さんとはいっさい関係ございません”的な張り紙がしてあったのを覚えている。でも味はよく似ている… と、あやふやな記憶ながら自分の中ではそういうことになっていた。
ちなみに前記事にチラッと書いた“東村山駅東口のとんこつラーメン”は当初「野方ホープ」を名乗っていたが、大人の事情的な事情? により改名したというお店。

湯切りパフォーマンスを経て、ラーメン来る。
…というように、オペレーションが何かといまどきである。
で、野方ホープのラーメン、こんなんだったかなぁ…?
とにかく濃い。それはもう経験したことがないほどに。
なので、僕がかすかに記憶している印象は完全に書き換えられることになった。

特に脂。上の写真の左上の白い塊がそれ。
ラードのようなそれを溶かしながら食べるということに気づかず、最後のほうまで丸々それが残っていて、まあ気づいたときにはコッテコテ(笑)。

さて、このラーメン、オトーサン的には強すぎるかな。
注文の仕方は、麺やわめ、味薄め、あぶらぬき… そのへんでお願いするのが自分的にちょうどよさそう。
麺大盛りは、ありがたかったです。

[DATA]
野方ホープ 野方本店
東京都中野区野方2-58-4
https://www.nogata-hope.com/

[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/s3j9_vntTs4
サッポロの光と影…? 【どさん子 中野南口店】
2018.11.14
あさイチからFS社のちょっとした仕事と、夜のうちにONさんから来ていたボリュームのある仕事をやって、NS社に請求書を送って…。ヒマな時期に入っているようで、けっこうやることはある。
しかし、それだけやってしまえば急ぎの仕事はないはずなので、今日こそ遠征だぁー!
11時半に出発。
昨日風邪ぎみだったのがウソのように体調がいい。精神的な部分もあるかも。
ちょっと変わったアプローチだが、ひばりが丘―大泉学園から南下、上井草―井荻でまた南下、本天沼二丁目交差点で早稲田通りに入り、ひたすら東へ。
目的地は中野。どうしても食べたいラーメンがあって。

丸井の地下駐輪場に止めて、お店の外観写真を撮るためにまず向かい側に渡って…。
もうすぐこのへんに… お! 見えてきた。
あれ…?

シャッター下りてる… Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!
片道2時間、自転車こいでやって来て…
えーー!!
しかも張り紙がしてある。
ま、まさか…

えーと、営業時間の変更だそうです。
てか、シャッターにでかでかと「毎週水曜定休日」と書いてある。
片道2時間…。
頼むから定休日くらい調べてこようよ! \( ̄  ̄*) バシッ
しかしよく見てください(2枚目の写真に戻る)。
視界の左端、ちゃんと救済の道が示されているじゃありませんか w( ̄o ̄;)w オオー!

ということで、昼ごはんは急きょ「どさん子 中野南口店」ということに。

これまでこのブログでは「どさん子」に代表される“サッポロ”のお店を多数取り上げてきた(蝦夷・えぞ・えぞ・えぞ菊・えぞふじ・狩勝・ニューコタン・元祖札幌や・どさん子・ピリカ・ピリカ)。単純に、このテが好きなのである。
1970~80年代に一世を風靡した「どさん子」チェーンの光と影的な部分は「どさん子 柳沢店」を参照していただきたい。
しかし不思議なことにどさん子HPの店舗一覧に中野南口店は見当たらないのである。
思っている以上に影が濃いのかもしれない。
――一瞬の後、太古の静寂を破って、ゲドが大声で、はっきりと影の名を語った。時を同じくして、影もまた、唇も舌もないというのに、まったく同じ名を語った。(Ursula K. Le Guin, A Wizard of Earthsea, 1968)

ハデな若い女性と入れ違いに入店。
どさん子にギャル。さすがに中央線文化はラジカルなにおいが漂う。
店内はカウンターのみ10席ちょっと。2時近くでお客さん7人と、意外に繁盛してるもよう。

注文は味噌ラーメン550円。サッポロの基本である。
しかし、8月に入った柳沢店とは品ぞろえも値段もまったく違ってる(笑)。

スタッフは、ご夫婦かな、年配のおとうさん・おかあさん。
おとうさんが中華鍋を振る。

味噌ラーメンの具は、キャベツ、モヤシ、ニンジンの炒めと、ワカメ、コーン、ネギ、黒ゴマのトッピング。
しつこいようだが、柳沢店のものとはまったく別物。

みそダレは、このタイプでは穏やかなほうだと思う。ニンニクはそれほど効いていない。
炒め野菜が香ばしい。
後半、ラー油とおろしニンニクで味を変える。

「大勝軒」はいつでも来れるし、こういうことでもなければこのお店は入らなかったかもしれない。
炒め野菜やトッピングの品数が値段のわりに多く、味も含めて満足度が高い。
これまでノーチェックだったのは、サッポロ好きとしてはうかつだった。

[DATA]
どさん子 中野南口店
東京都中野区中野3-33-9
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=brEYXm9yw88


焼き菓子詰め合わせ
2018.11.12 heureux(ウルー)/東京都東村山市本町3-8-14
https://heureux.co.jp/

今日11月14日は身内の誕生日。
焼き菓子の詰め合わせ(L)を一昨日送っている。
「ウルー」は、以前はいちばん多く利用していたケーキ屋さんだ。
いまも要所はここになっているような気がする。

あさイチからFS社のちょっとした仕事と、夜のうちにONさんから来ていたボリュームのある仕事をやって、NS社に請求書を送って…。ヒマな時期に入っているようで、けっこうやることはある。
しかし、それだけやってしまえば急ぎの仕事はないはずなので、今日こそ遠征だぁー!
11時半に出発。
昨日風邪ぎみだったのがウソのように体調がいい。精神的な部分もあるかも。
ちょっと変わったアプローチだが、ひばりが丘―大泉学園から南下、上井草―井荻でまた南下、本天沼二丁目交差点で早稲田通りに入り、ひたすら東へ。
目的地は中野。どうしても食べたいラーメンがあって。

丸井の地下駐輪場に止めて、お店の外観写真を撮るためにまず向かい側に渡って…。
もうすぐこのへんに… お! 見えてきた。
あれ…?

シャッター下りてる… Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!!
片道2時間、自転車こいでやって来て…
えーー!!
しかも張り紙がしてある。
ま、まさか…

えーと、営業時間の変更だそうです。
てか、シャッターにでかでかと「毎週水曜定休日」と書いてある。
片道2時間…。
頼むから定休日くらい調べてこようよ! \( ̄  ̄*) バシッ
しかしよく見てください(2枚目の写真に戻る)。
視界の左端、ちゃんと救済の道が示されているじゃありませんか w( ̄o ̄;)w オオー!

ということで、昼ごはんは急きょ「どさん子 中野南口店」ということに。

これまでこのブログでは「どさん子」に代表される“サッポロ”のお店を多数取り上げてきた(蝦夷・えぞ・えぞ・えぞ菊・えぞふじ・狩勝・ニューコタン・元祖札幌や・どさん子・ピリカ・ピリカ)。単純に、このテが好きなのである。
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1970~80年代に一世を風靡した「どさん子」チェーンの光と影的な部分は「どさん子 柳沢店」を参照していただきたい。
しかし不思議なことにどさん子HPの店舗一覧に中野南口店は見当たらないのである。
思っている以上に影が濃いのかもしれない。
――一瞬の後、太古の静寂を破って、ゲドが大声で、はっきりと影の名を語った。時を同じくして、影もまた、唇も舌もないというのに、まったく同じ名を語った。(Ursula K. Le Guin, A Wizard of Earthsea, 1968)

ハデな若い女性と入れ違いに入店。
どさん子にギャル。さすがに中央線文化はラジカルなにおいが漂う。
店内はカウンターのみ10席ちょっと。2時近くでお客さん7人と、意外に繁盛してるもよう。

注文は味噌ラーメン550円。サッポロの基本である。
しかし、8月に入った柳沢店とは品ぞろえも値段もまったく違ってる(笑)。

スタッフは、ご夫婦かな、年配のおとうさん・おかあさん。
おとうさんが中華鍋を振る。

味噌ラーメンの具は、キャベツ、モヤシ、ニンジンの炒めと、ワカメ、コーン、ネギ、黒ゴマのトッピング。
しつこいようだが、柳沢店のものとはまったく別物。

みそダレは、このタイプでは穏やかなほうだと思う。ニンニクはそれほど効いていない。
![]() | ![]() |
炒め野菜が香ばしい。
後半、ラー油とおろしニンニクで味を変える。

「大勝軒」はいつでも来れるし、こういうことでもなければこのお店は入らなかったかもしれない。
炒め野菜やトッピングの品数が値段のわりに多く、味も含めて満足度が高い。
これまでノーチェックだったのは、サッポロ好きとしてはうかつだった。

[DATA]
どさん子 中野南口店
東京都中野区中野3-33-9
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=brEYXm9yw88



2018.11.12 heureux(ウルー)/東京都東村山市本町3-8-14


今日11月14日は身内の誕生日。
焼き菓子の詰め合わせ(L)を一昨日送っている。
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「ウルー」は、以前はいちばん多く利用していたケーキ屋さんだ。
いまも要所はここになっているような気がする。
