fc2ブログ

門前といえば✌ その3 【川崎大師山門前 住吉】

2023.02.23

 川崎大師仲見世通り食べ歩き編 その3――お土産編。

川崎大師土産といえば飴だが、それに劣らぬ大師名物“久寿餅(くず餅)”。


20230223 sumiyoshi-11
山門前に「久寿餅」の黄色い看板


「川崎大師山門前 住吉」は1917(大正6)年創業の久寿餅の老舗。
前記事の「町田屋(松山)」も同年に創業している。
大師電気鉄道開業こちらを参照ください)の1899年から十数年で急速に門前町が形成されていったのかもしれない。

江戸時代、日本橋から5里(20kmほど)の川崎大師には日帰り参拝ができなかったことから、旅館を中心に門前町が発達していたというが、仲見世通りなどいまに続く街並みの基盤がつくられたのは20世紀以降らしい。


20230223 sumiyoshi-12


実は参拝後、仲見世を引き返し、折り返して表参道を川崎大師駅まで歩いてみて、また戻ってきたんだが、表参道にもでっかい久寿餅屋さんがあってそちらも「住吉」。ほかに工場などもあって、一帯は住吉だらけ。
久寿餅イコール住吉なわけだ… と理解したんだが、あとで地図を見ると表参道と仲見世は両方にまたがる大店のようだ。


20230223 sumiyoshi-20

20230223 sumiyoshi-22

20230223 sumiyoshi-21

20230223 sumiyoshi-19


玉手箱1段550円。
“幸せを呼ぶ黄色い包み”を下げてぶらぶら。


20230223 sumiyoshi-1620230223 sumiyoshi-17


自宅用ではあるが“お土産”を買うと観光を完遂した気分になれるのである。

川崎大師編おしまい)


20230223 sumiyoshi-18


[DATA]
川崎大師山門前 住吉
神奈川県川崎市川崎区大師町4-44
https://kuzumochi.com/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/IbX6NFTyjZw
1917年作曲



wachat230223-77.jpg



20230223 sumiyoshi-23


門前といえば✌ その2 【川崎大師 松山】

2023.02.23

 川崎大師仲見世通り食べ歩き編その2。

前記事「吉田屋」から3~4軒先。
門前といえば、やっぱ甘酒でしょ✌
30数年前にお参りしたとき、「とんとこ、とんとこ」という飴切りの音と甘酒をいただいたことだけ覚えている。


20230223 machidaya-11


看板を見ると、こちら奈良漬け屋さんのもよう。
ということは、甘酒は甘酒でも、米こうじではなく酒かす甘酒だろうか?
いやいや、“糀(こうじ)甘酒”としっかり書いてある。“お砂糖・アルコールは入っておりません!”

近そうで遠そうな、遠そうで近そうな… 奈良漬けと甘酒のビミョーな距離感。


20230223 machidaya-12
20230223 machidaya-1320230223 machidaya-14
20230223 machidaya-15


あとで調べると、こちらは1917(大正6)年創業の老舗奈良漬け屋「町田屋」に併設された「川崎大師 松山」という和カフェ。
2013年オープンの新しいお店だ。


20230223 machidaya-17


“甘酒”のつり下げ旗をくぐればカフェの飲食スペース。


20230223 machidaya-18


店先のメニュー看板を見ると、食事の品ぞろえもけっこう充実している。
たべもの屋さんの極端に少ないこのかいわいで貴重な存在なのであった。

(つづく)


20230223 machidaya-16


[DATA]
川崎大師 松山
神奈川県川崎市川崎区大師町4-44
https://www.facebook.com/profile.php?id=100054546636356





[Today's recommendation]


https://youtu.be/TL0xzp4zzBE



wachat230223-55.jpg



20230223 machidaya-20
次号予告


門前といえば✌ その1 【吉田屋】

2023.02.23

 前記事の続きで、川崎大師仲見世通り食べ歩き編その1。

仲見世通りに入って右手4店目の「吉田屋」。
看板は“まんじゅう・せんべい”となっているが、何といっても湯気もくもくのせいろに引き寄せられる。


20230223 yoshidaya-11


まんじゅう8種類。
彩り豊かで食欲をそそる。
肉まんというのが、門前まんじゅうとしては異色かも。


20230223 yoshidaya-20
20230223 yoshidaya-1320230223 yoshidaya-14
20230223 yoshidaya-1520230223 yoshidaya-16
20230223 yoshidaya-17


サイズがけっこう大きい。
昼ごはんもあるしなぁ… と、よもぎまんを1個買う。


20230223 yoshidaya-18


2人でまんじゅう1個。
だいたいいつもそんな感じの、安上がりな食べ歩き。

(つづく)


20230223 yoshidaya-19


[DATA]
吉田屋
神奈川県川崎市川崎区大師町4-41





[Today's recommendation]


https://youtu.be/j7Ajbb9zDHU



wachat230223-33.jpg



20230223 yoshidaya-21
次号予告


参道に名物あり ――川崎大師 仲見世通り

2023.02.23

前記事の続き)

川崎大師の参道は、川崎大師駅から表参道経由の人流と東門前駅・駐車場方面からの人流が合流して一気に人通りが増え、突如活気づく。
川崎大師門前町の中心、仲見世通り。
アーチの掛かる入り口から大山門まで約150mの通りの両側に30店ほどのお店が軒を連ねる。


20230223 nakamise-11
川崎大師駅前の表参道入り口

20230223 nakamise-12
表参道と本通りの合流点

20230223 kawasakidaishi-13
仲見世入り口


仲見世のお店の種類を入り口から左右交互に列挙すると、飴・飴・達磨・達磨・わらび餅・飴・まんじゅう・達磨・だるま煎餅・天然石・飴…… と、にぎわいはあるが多様性に富むとは言いかねる。
まあ、古い観光地には名物が付き物で、川崎大師仲見世といえば飴。
あちこちから聞こえてくる「とんとこ、とんとこ」という飴切りの音は、“残したい日本の音風景100選”に選定されている。


20230223 nakamise-13
20230223 nakamise-1720230223 nakamise-18
20230223 nakamise-1520230223 nakamise-14
20230223 nakamise-16


飴にはあまり惹かれないなぁ… ε~( ̄、 ̄;)ゞ
…というわしらだが、いちおう観光的なことをやってみた。

一気に記事を片づけるつもりだったが、忙しくて力尽き…

(つづく)


20230223 nakamise-19


[DATA]
川崎大師 仲見世通り
神奈川県川崎市川崎区大師町





[Today's recommendation]


https://youtu.be/QxkaqoywAuI



wachat230223-22.jpg



20230223 nakamise-18
次号予告


Latest Articles
薬王院境内の茶屋 【喫茶小坊 一福】 Mar 24, 2023
開山1260余年のパワースポット 【高尾山薬王院】 Mar 23, 2023
見晴台にて 【やまびこ茶屋】 Mar 23, 2023
実は上級コース? ――高尾山6号路 Mar 22, 2023
昭和のドライブイン的な 【いしだ】 Mar 21, 2023
ホタルの飛ぶ神社 【糀谷八幡宮】 Mar 20, 2023
ちょうどいい 【博多風龍 新宿東口店】 Mar 19, 2023
とある回想シーン 【中山菓子店】 Mar 18, 2023
MOTTAINAI 【ラーメン関口】 Mar 17, 2023
昭和的B級メニュー! 【じゃがいも】 Mar 16, 2023
若手系ラーショ! 【ラーメンショップ 朝霞店】 Mar 15, 2023
ローカルチェーン!? 【麺工房 大番】 Mar 14, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2