若き女性杜氏の蔵 【佐藤酒造店】
2023.05.03
最近こういう土日祝日に出かけたネタで記事1週間分というパターンが多いが、いつもお出かけ時点ではせいぜい記事2本くらい? という感触だが、書き始めると膨らんでいく。
それだけ毎回楽しかったというのが当方の事情だが、たまたま途中の記事をお読みいただいたという方にはわかりにくくて申し訳ない。
なので今回のお出かけの概要(前記事までの流れ)を記すと…
――“ハイキングのまち”越生(おごせ)のおすすめコースの一つ“大高取展望コース”(越生駅―越生梅林―大高取山―桂木観音―オーパークおごせ―越生駅)を逆回りにハイキング中のわしら。なぜ逆回りかというと、上記コースの“オーパークおごせ―越生駅”間より“越生梅林―越生駅”間のほうが飲食店が多いから。歩き終わりに昼ごはんとしたいわけで。――
…が、大高取山を下っている途中、麓から正午のサイレンが聞こえてきて、ハラが減りすぎて以後、計画が大きく狂う。

「西口総合案内所(道灌おもてなしプラザ)」でもらったお食事マップによれば、越生梅林入り口のあたりにおそば屋がある。
大高取山を下りきって「うめその梅の駅」に立ち寄ったあと、県道61号越生長沢線を1km歩いて向かったおそば屋は定休日。
この先にもおそば屋があるが、越生梅林とは反対方向で、どっちをとるか…?
そういうわけで越生町随一の名勝・越生梅林をパスしたという ( ̄- ̄;) ンー

田舎で食べ物屋を結ぶ線とはすなわち幹線道路で、県道61号のこの区間は歩道もなく、ハイキングコースはどこへやら。
道々、酒蔵を見つけたのはよかったが。

「佐藤酒造店」は1844(弘化元)年創業の老舗酒蔵。

近場旅行をしていると、どこの町にも酒蔵が残っていたりして、自分の無知を恥じることになるが、“うまい酒は旅をしない”(村上春樹)というように近場の酒ほど親しむべきと思う。

こちらは埼玉県で初めてという女性杜氏の蔵で、杜氏さんが蔵の酒造りを任されたのは24歳のときという(ブログ「酒蔵便り」を参照ください)。
それを機に酒蔵の建て替えやスタッフの若返りを進め、老舗ながら新しい感性で挑戦を続ける蔵なのだそうだ。
売れ筋No.2「純米生貯蔵酒 越後梅林」と「酒粕かりんとう」を買う。

気温が25℃を超えてくれば、だんぜん冷たい日本酒がおいしい。
見た目も涼やかな金魚ラベルのボトルで、つい手が伸びてしまう。

食べ始めたら止まらなくなる酒かすの香りが効いたかりんとう。
少量パックはちょっとしたお土産によさそうだ。

お支払いのとき、おねえさん(杜氏さん?)に食べ物屋を何軒か教えてもらったが、この先も簡単にはいかないのであった。
(つづく)

[DATA]
佐藤酒造店
埼玉県入間郡越生町大字津久根141-1
http://www.satoshuzou.co.jp/index.php
[Today's recommendation]

https://youtu.be/WHnSfNRFDqo




次号予告
最近こういう土日祝日に出かけたネタで記事1週間分というパターンが多いが、いつもお出かけ時点ではせいぜい記事2本くらい? という感触だが、書き始めると膨らんでいく。
それだけ毎回楽しかったというのが当方の事情だが、たまたま途中の記事をお読みいただいたという方にはわかりにくくて申し訳ない。
なので今回のお出かけの概要(前記事までの流れ)を記すと…
――“ハイキングのまち”越生(おごせ)のおすすめコースの一つ“大高取展望コース”(越生駅―越生梅林―大高取山―桂木観音―オーパークおごせ―越生駅)を逆回りにハイキング中のわしら。なぜ逆回りかというと、上記コースの“オーパークおごせ―越生駅”間より“越生梅林―越生駅”間のほうが飲食店が多いから。歩き終わりに昼ごはんとしたいわけで。――
…が、大高取山を下っている途中、麓から正午のサイレンが聞こえてきて、ハラが減りすぎて以後、計画が大きく狂う。

「西口総合案内所(道灌おもてなしプラザ)」でもらったお食事マップによれば、越生梅林入り口のあたりにおそば屋がある。
大高取山を下りきって「うめその梅の駅」に立ち寄ったあと、県道61号越生長沢線を1km歩いて向かったおそば屋は定休日。
この先にもおそば屋があるが、越生梅林とは反対方向で、どっちをとるか…?
そういうわけで越生町随一の名勝・越生梅林をパスしたという ( ̄- ̄;) ンー

田舎で食べ物屋を結ぶ線とはすなわち幹線道路で、県道61号のこの区間は歩道もなく、ハイキングコースはどこへやら。
道々、酒蔵を見つけたのはよかったが。

「佐藤酒造店」は1844(弘化元)年創業の老舗酒蔵。

近場旅行をしていると、どこの町にも酒蔵が残っていたりして、自分の無知を恥じることになるが、“うまい酒は旅をしない”(村上春樹)というように近場の酒ほど親しむべきと思う。

こちらは埼玉県で初めてという女性杜氏の蔵で、杜氏さんが蔵の酒造りを任されたのは24歳のときという(ブログ「酒蔵便り」を参照ください)。
それを機に酒蔵の建て替えやスタッフの若返りを進め、老舗ながら新しい感性で挑戦を続ける蔵なのだそうだ。
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
売れ筋No.2「純米生貯蔵酒 越後梅林」と「酒粕かりんとう」を買う。

気温が25℃を超えてくれば、だんぜん冷たい日本酒がおいしい。
見た目も涼やかな金魚ラベルのボトルで、つい手が伸びてしまう。

食べ始めたら止まらなくなる酒かすの香りが効いたかりんとう。
少量パックはちょっとしたお土産によさそうだ。

お支払いのとき、おねえさん(杜氏さん?)に食べ物屋を何軒か教えてもらったが、この先も簡単にはいかないのであった。
(つづく)

[DATA]
佐藤酒造店
埼玉県入間郡越生町大字津久根141-1

[Today's recommendation]

https://youtu.be/WHnSfNRFDqo




次号予告
充実の案内所&物産館 【越生町観光案内所OTIC】
2023.05.03
先日、ネットで次のような投稿を目にした。
――大高取山で伐採したヤマザクラで作ったコースター(鍋置き)を大高取山に登って越生アルプスを見てきた方限定で、無料配布しています。(越生町観光協会FB)
“越生=越生梅林”以上の知識を持ち合わせていなかったが、ヤマザクラのコースターに興味を引かれちょっと調べたところ、越生町は“ハイキングのまち”宣言をするくらい山歩きが盛んであるらしい。ちょっと面白そう。
ヤマザクラのコースターは今回の目的というか、きっかけ。
きっかけは大事である。

前々記事に書いているように、歩きだす前に「西口総合案内所(道灌おもてなしプラザ)」に寄っている。
ヤマザクラコースター配布要件などを聞くためだ。

案内所ではちょうどコースター乾燥中で、「いま持ってってもらってもいいですよ」と係の男性。「このあと大高取山に登ってもらえれば」

お言葉に甘えて鍋敷きサイズの大きいのとコースターサイズの小さいのを… と、登り始める前にすでにいただいていたのであった。

駅前の掲示板にも“大高取山に登った方限定”と書いてあるし、いただいた以上、登頂しないわけにはいかないなぁ… と。
前記事に“はじめから決まっていた唯一の目標が、大高取山登頂”と書いたのは、そういう意味だ。

このあたりに生えていたヤマザクラと思われる
ところで、越生町には観光案内&物産販売の施設が多い。
「西口総合案内所」から80mほど先の駅前通りに「越生町観光案内所OTIC」、そこから飯能寄居線を350mほど寄居方面に進んだところにある「里の駅おごせ 越生町観光センター」、前記事末尾の大高取山山頂から越生梅林側に下ったあたりにある「うめその梅の駅」。

西口総合案内所

越生町観光案内所OTIC(右手)

うめその梅の駅
今回は最後に立ち寄った「観光案内所OTIC」でお土産を買った。

地元のクラフトビールを2種類。
ラベルに描かれているのは埼玉県のマスコット「コバトン」だ。

いまの時期、デトックス効果を期待してわらびを購入。
わらびのアク抜きは意外と難しいが、今回はバッチリ。
たくさん入っていたので、水を替えつつ2~3日は楽しめる。

地のものに触れるのは、観光のキホンです ( ̄▽ ̄)b
(つづく)

ヤマザクラコースターにコバトンビール
[DATA]
越生町観光案内所OTIC
埼玉県入間郡越生町越生790
https://ogose-kanko.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/GeUGGyNA6B8




次号予告
先日、ネットで次のような投稿を目にした。
――大高取山で伐採したヤマザクラで作ったコースター(鍋置き)を大高取山に登って越生アルプスを見てきた方限定で、無料配布しています。(越生町観光協会FB)
“越生=越生梅林”以上の知識を持ち合わせていなかったが、ヤマザクラのコースターに興味を引かれちょっと調べたところ、越生町は“ハイキングのまち”宣言をするくらい山歩きが盛んであるらしい。ちょっと面白そう。
ヤマザクラのコースターは今回の目的というか、きっかけ。
きっかけは大事である。

前々記事に書いているように、歩きだす前に「西口総合案内所(道灌おもてなしプラザ)」に寄っている。
ヤマザクラコースター配布要件などを聞くためだ。

案内所ではちょうどコースター乾燥中で、「いま持ってってもらってもいいですよ」と係の男性。「このあと大高取山に登ってもらえれば」

お言葉に甘えて鍋敷きサイズの大きいのとコースターサイズの小さいのを… と、登り始める前にすでにいただいていたのであった。

駅前の掲示板にも“大高取山に登った方限定”と書いてあるし、いただいた以上、登頂しないわけにはいかないなぁ… と。
前記事に“はじめから決まっていた唯一の目標が、大高取山登頂”と書いたのは、そういう意味だ。

このあたりに生えていたヤマザクラと思われる
ところで、越生町には観光案内&物産販売の施設が多い。
「西口総合案内所」から80mほど先の駅前通りに「越生町観光案内所OTIC」、そこから飯能寄居線を350mほど寄居方面に進んだところにある「里の駅おごせ 越生町観光センター」、前記事末尾の大高取山山頂から越生梅林側に下ったあたりにある「うめその梅の駅」。

西口総合案内所

越生町観光案内所OTIC(右手)

うめその梅の駅
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
今回は最後に立ち寄った「観光案内所OTIC」でお土産を買った。

地元のクラフトビールを2種類。
ラベルに描かれているのは埼玉県のマスコット「コバトン」だ。

いまの時期、デトックス効果を期待してわらびを購入。
わらびのアク抜きは意外と難しいが、今回はバッチリ。
たくさん入っていたので、水を替えつつ2~3日は楽しめる。

地のものに触れるのは、観光のキホンです ( ̄▽ ̄)b
(つづく)

ヤマザクラコースターにコバトンビール
[DATA]
越生町観光案内所OTIC
埼玉県入間郡越生町越生790

[Today's recommendation]

https://youtu.be/GeUGGyNA6B8




次号予告