淡水魚好きの聖地的な 【さいたま水族館】
2023.03.26
埼玉県北部の相方の実家に顔出し。
実家のついでに行きたいところはいろいろあるが、雨降りとなるとごくごく限られてしまう。
屋内ということでは、思い付く限り「さいたま水族館」一択。

昔、実家に行くときに通っていた県道46号加須北川辺線に「さいたま水族館」という看板だか標識だかが掛かっていて、海なし県の埼玉に水族館ってどういう冗談? とか思っていた。
実は淡水魚専門の水族館という、海なし県を逆手にとった優れた発想ということを知っても、「地味そうだ…」というイメージをぬぐえず。

転機となったのは異常気象である。
“平成6年渇水”と呼ばれる記録的猛暑の年のこと。

当時、住んでいたのは川崎市丸子通という多摩川流域で、等々力緑地近くの土手際の保育園に通っていた長女を自転車で迎えに行った帰り。
多摩川の水位が異常に低く、川を見るためいつもの帰り道とは違う土手道を走っていると、対岸に渡れそうなほど干上がっている隘路がある。
河原に下りてみると、護岸ブロックの隙間の水たまりなどに小魚がたくさんいる。
そのまま子どもと魚すくいをした。

道具はゴミのカップ麺のどんぶりとかだったんだろうか?
そういうことはよく覚えていないが、小魚と小エビをたくさんつかまえた。
ちゃんと飼うことにして、水槽を買ってきて砂や水草なんかで環境を整えてみた。
小魚たちの泳ぐ姿に一発で魅了された。
それからというもの、近くの水路で空き缶にすみ着いているチチブらしいものを捕まえたり、「こどもの国」の池でタナゴすくいをしている子どもに獲物を分けてもらったり(笑)と、淡水魚の世界にハマっていったのである。
そういえば… という当然の流れで、斜めから見ていた「さいたま水族館」に行ってみれば、そこは大興奮のパラダイス。

ウグイ

カマツカ

ヤリタナゴ・タイリクバラタナゴ

ソウギョ・アオウオ
そういう感じで、「さいたま水族館」はある意味、聖地である。
自分は海に生まれ育ち、子どものころコイやフナといった川の生き物に憧れを抱いていたということが思い出されるのであった。
サワガニ・タガメ・ニホンウナギ

オオウナギ(笑)
いま淡水魚といえば、ハスやコウホネやカキツバタを育てる水鉢のボウフラ対策にメダカ系を絶やさないようにしているくらい。
「さいたま水族館」は相変わらず楽しいけど、昔のように大興奮はしないかな… ( ̄- ̄;) ンー

池の向こうがコツメカワウソ飼育施設“カワウソの渓流”
コツメカワウソも見られるというが、館内案内図には載っていないので売店で聞いてみる。
“カワウソの渓流”は水族館奥の屋外。


で、カワウソのかわいさに、完全に癒される♪
(つづく)

[DATA]
さいたま水族館(羽生水郷公園)
埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1
https://www.parks.or.jp/suizokukan/
https://www.facebook.com/saitamaaquarium/
https://twitter.com/saitamaaqua
https://www.instagram.com/saitama_aquarium/
https://www.youtube.com/channel/UCZoR_LFW9xXai5y60PF1qIw
[Today's recommendation]

https://youtu.be/KOx7zmO5ppw




次号予告
埼玉県北部の相方の実家に顔出し。
実家のついでに行きたいところはいろいろあるが、雨降りとなるとごくごく限られてしまう。
屋内ということでは、思い付く限り「さいたま水族館」一択。

昔、実家に行くときに通っていた県道46号加須北川辺線に「さいたま水族館」という看板だか標識だかが掛かっていて、海なし県の埼玉に水族館ってどういう冗談? とか思っていた。
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実は淡水魚専門の水族館という、海なし県を逆手にとった優れた発想ということを知っても、「地味そうだ…」というイメージをぬぐえず。

転機となったのは異常気象である。
“平成6年渇水”と呼ばれる記録的猛暑の年のこと。

当時、住んでいたのは川崎市丸子通という多摩川流域で、等々力緑地近くの土手際の保育園に通っていた長女を自転車で迎えに行った帰り。
多摩川の水位が異常に低く、川を見るためいつもの帰り道とは違う土手道を走っていると、対岸に渡れそうなほど干上がっている隘路がある。
河原に下りてみると、護岸ブロックの隙間の水たまりなどに小魚がたくさんいる。
そのまま子どもと魚すくいをした。

道具はゴミのカップ麺のどんぶりとかだったんだろうか?
そういうことはよく覚えていないが、小魚と小エビをたくさんつかまえた。
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ちゃんと飼うことにして、水槽を買ってきて砂や水草なんかで環境を整えてみた。
小魚たちの泳ぐ姿に一発で魅了された。
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それからというもの、近くの水路で空き缶にすみ着いているチチブらしいものを捕まえたり、「こどもの国」の池でタナゴすくいをしている子どもに獲物を分けてもらったり(笑)と、淡水魚の世界にハマっていったのである。
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そういえば… という当然の流れで、斜めから見ていた「さいたま水族館」に行ってみれば、そこは大興奮のパラダイス。

ウグイ

カマツカ

ヤリタナゴ・タイリクバラタナゴ

ソウギョ・アオウオ
そういう感じで、「さいたま水族館」はある意味、聖地である。
自分は海に生まれ育ち、子どものころコイやフナといった川の生き物に憧れを抱いていたということが思い出されるのであった。
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オオウナギ(笑)
いま淡水魚といえば、ハスやコウホネやカキツバタを育てる水鉢のボウフラ対策にメダカ系を絶やさないようにしているくらい。
「さいたま水族館」は相変わらず楽しいけど、昔のように大興奮はしないかな… ( ̄- ̄;) ンー

池の向こうがコツメカワウソ飼育施設“カワウソの渓流”
コツメカワウソも見られるというが、館内案内図には載っていないので売店で聞いてみる。
“カワウソの渓流”は水族館奥の屋外。


で、カワウソのかわいさに、完全に癒される♪
(つづく)

[DATA]
さいたま水族館(羽生水郷公園)
埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1





[Today's recommendation]

https://youtu.be/KOx7zmO5ppw




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