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不整合からアニメの聖地へ ――秩父札所巡り④

2024.03.17

 前々記事からの続きで、札所3番 常泉寺から昼ごはんタイムを挟んで4番 金昌寺へ。


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石柱や石標の立つ金勝寺入り口は「平安楼」の目と鼻の先なのだった。


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札所4番 金昌寺
埼玉県秩父市山田1803-2


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秩父札所のうち最も豪華という山門をくぐると…


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こ、これは……


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まさしく“それっぽい”たべもの屋さん(👈️前記事参照)
こういうのを伝えたくてブログをやっているともいえる。


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金昌寺境内のおそば屋さん「およんな よばん」


しかしながら、さっき食べた中華屋さんはけっこうボリュームあったし、その前にパンも食べてるし。
今回は泣く泣くパスということで。


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本堂


気を取り直して…
ほかにもこのお寺さんはいろいろすごい。


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――県指定有形民俗文化財の石仏群のある札所として、知られている。本堂は三間四面、様式は唐様、江戸中期のものである。山門は仁王像を安置し、階上には縁をまわして石仏の五百羅漢を安置している。秩父札所のうちで最も豪華な山門である。本尊は十一面観世音、像高107cm、室町時代の作で、慈母観音の石仏も有名になっている。「札所4番 高谷山金昌寺」秩父市HPより)


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先のおそば屋さんの脇から本堂と反対の左の坂を上ると石仏群。


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下部に三波川帯の蛇紋岩(8500万~6500万年前)、上部に秩父盆地内の礫岩層(約1500万年前)が見られる“不整合”で、地形的にこの寺は山地と盆地の境界に位置しているとされる。


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1319体に及ぶ石仏は1624(寛永元)年当時の住職が石造千体仏安置を発願し7年の歳月をかけて成就したとされるもので、見応え十分。


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◆ ◆ ◆

巡礼道を少し戻って5番 語歌堂へ。


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武甲山がどんどん迫ってくる。
ちなみに5~10番は秩父市ではなく秩父郡横瀬町(武甲山御嶽神社=武甲山山頂所在地)になる。


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札所5番 語歌堂
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬6086

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――堂を建立した本間孫八が、ある旅僧と夜を徹して和歌の道を語り合い、ついに奥義を体得したことから語歌堂と名付けられました。言い伝えでは、その旅僧は観音様の化身だともいわれています。堂右手の庚申塔の石仏は、秩父でも数少ないもののひとつです。(「札所五番 小川山 語歌堂」横瀬町観光協会HPより)


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5番納経所 長興寺
埼玉県秩父市山田2191

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◆ ◆ ◆

5番納経所 長興寺の先、6番・7番は左で、車を止めてある秩父駅は右と、選択の分かれ道である。
計画では7番までだったが、時間が遅くなったのとお賽銭の小銭も尽きたことだし💦 今回は5番で終了ということに。


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そのまま秩父駅方面に向かう途中、10番の標識が。
この先、6番~ と巡るとして、この位置に10番というのは行程の計画上ネックになるのでは? と、今回お参りしておくことに。

あとで地図で確認すると、その判断は的確だった。



札所10番 大慈寺
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬6086


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――秩父が舞台となっているアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』通称「ここさけ」(2015年公開)札所十番が舞台となり、アニメファンの聖地にもなっています。本堂入り口には、なでると病気を治してくださるといわれている「おびんずる様(なで仏)」が安置されています。自分の悪い所とおびんずる様を交互に撫でると病気を引き受けてくれると言われています。仁王門は、樓門形式であり、本堂は茅葺形銅平葺の寄棟造りになっています。寺には本尊の聖観世音菩薩像と脇仏の子安観音・地蔵菩薩像等があり、子安観音は安産子育ての仏様として有名です。「札所十番 萬松山大慈寺」横瀬町観光協会HPよりより)


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1番のところで書いているように、それっぽいにぎわいを感じるのは「札所1番 四萬部寺」のみで、以後の巡礼道ではほぼ人と出会っていないと言っても過言ではない。
快適でもあり寂しくもある、巡礼道。

秩父札所編おしまい)


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[DATA]
秩父札所
https://chichibufudasho.com/

札所4番 金昌寺
埼玉県秩父市山田1803-2


札所5番 語歌堂
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬6086


札所10番 大慈寺
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬6086




[Today's recommendation]


https://youtu.be/v55d_5_3JSk?si=Fsk1NjT6tBQz5qAL



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秩父名物いろいろ 【道の駅 果樹公園あしがくぼ】

2022.03.31

 前記事の続きで、「道の駅 果樹公園あしがくぼ」で昼ごはん。


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芦ヶ久保といえば氷柱が有名で、2月に秩父に行ったとき、R299ミョーにクルマ多いなと思っていたら、ここの道の駅を過ぎて一気にすいた。氷柱の会場は道の駅のすぐ裏手らしい。来るなら氷が溶けてから… と思ったのである。
まあ目的が植物なら、氷のある時期に植物はないわな。


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正面(農産物直売所)入り口


“果樹公園”という名前について――芦ヶ久保地区の日向山南麓には果樹農家が点在し、これらが集まって“果樹公園村”を構成している。前記事で歩いた場所がそれにあたり、季節ごとにイチゴやプラム、ブドウの収穫ができるとのこと。


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正面右手に食堂入り口


「道の駅 果樹公園あしがくぼ」には普通の食堂と「水辺のカフェ」というのがある。
メニューが幅広そうということで、“普通の食堂”で食べることに。


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品書きの掲示のしかたが効果的。
入り口から券売機まで動線に沿っていろいろメニュー写真が張ってある。
一見、品数豊富そうだが、よく見るとだいたい同じことを言っているのであった。


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横瀬町は秩父圏で、食文化的にそば、うどん、わらじかつ…。
こちらの食堂ではそのへんに特化したメニュー構成となっている。


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秩父名物のわらじカツ丼と豚みそ丼を合わせた“ミックス丼”というものがある。
これは外せないでしょう。


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もう1品はざるそば・秩父産舞茸天ぷらセット。
いっぱい歩いたので、そば大盛り (≧ω≦)b OK!!


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そばは毎日自社の加工場で製麺しているとのこと。
星が飛んだ挽きぐるみで、細切りのパツンパツンと締まった食感。
香りよくおいしいそば。


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舞茸天ぷらは、でかいのが3個も。こっちも大盛り…? とか思ってしまったほど。
女性のこぶしくらいあって迫力満点!


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丸く立体的な造形で、コロモというよりマイタケ自体にたっぷり油を吸わせているから皿がギトギト。
キノコと油は相性がよく、キノコをいちばんおいしく食べる調理法だと思う。カロリーと胃もたれを気にしなければ…。


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ミックス丼にはタレにくぐらせたわらじカツと豚のみそ漬けがのる。


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サクサクのカツと、こうじの香る甘めのみそ味の豚肉。
ご飯は少なめに見えるが器が深いので十分あり、並でおなかいっぱい。

山歩きのあとだけに完食。ごちそうさまでした❣


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[DATA]
道の駅 果樹公園あしがくぼ
埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保1915-6
https://www.yokoze.org/shisetsu/michinoeki_kajukoen_ashigakubo/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Ya_rkm7iVJQ





 お土産いろいろ♪
2022.03.31 道の駅 果樹公園あしがくぼ 農産物直売所/埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保1915-6

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食堂と中でつながっている農産物直売所でお買い物。


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梅干し、えごま、秩父夜まつり最中…。
買ったのはほぼ日用食料品で、本日の出費はほぼ食事代のみ。


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久々の山歩き ――あしがくぼ 山の花道

2022.03.31

 朝ごはん食べたあとコーヒー飲んでいると、「出るなら8時には出なきゃね」と言う。
何のことだろ? と思ったが、そうは聞かず「で、どこ行く?」と返した。

木曜はお互いの仕事の都合がつけばいちばん行動しやすい。
昨夜とかに「どっか行こうか」とか言っときながら酔っ払って覚えていないという、よくあるパターンに違いない。リアクションを間違えると怒られる。

「あしがくぼかな」と相方。
はい、そうしましょう。40秒で支度しましょう。

何がなんだかわからないまま8時10分に出発 ( ̄ω ̄;)


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あしがくぼというのは埼玉県横瀬町芦ヶ久保のことで、この場合そこのカタクリ自生地を指す。
最近カタクリの記事が続いているが、なんとなくこの春の課題みたいになっている。
人生で初めて見たカタクリ自生地が芦ヶ久保で、そこにはもう一回行っておきたいという話に前々からなっていた。


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先日書いているように、カタクリの自生地=開発を免れた山野ではほかにも希少な植物が残されている可能性が高い。芦ヶ久保ではセツブンソウやアズマイチゲを見た記憶があり、少し経験値の上がっているいまならもっと目につくかもしれない。


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「道の駅 果樹公園あしがくぼ」に10:06到着。


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前に来たとき… といってもだいぶ前の話だが、“カタクリで町おこし”的に盛り上げようという雰囲気で、(いまでは廃校になっている)小学校の校庭まで臨時駐車場に使っていた。


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道の駅から横瀬川を渡って道の向かい側から登り始める。
が、道々の風景にまったく見覚えがない。あと、上りの傾斜と距離感が記憶しているのと全然違うが、そのへんはトシのせいだと思う。

少し登ると武甲山が見えてきて、その部分だけ記憶がよみがえった。


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登るにつれ武甲山の山体はどんどん大きくなっていく


こっちは山歩きのつもりだが、景色はずっと人里である。
道もずっとクルマ道だ。


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ようやく目的地と思われる地点に。
ここで道を間違えて日向山山頂方面に向かってしまい、じゃあせっかくだから山頂行ってみようかとなったが…


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判断を誤って左へ

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日向山山頂はもうそこだが…


やっぱりしんどくなって直前で引き返す。
山(低山)にはときどき登るが、ピークにはまったくこだわらないのでそれでかまわない。


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それでも武甲山はとびきりの眺め


さっき道を間違えたところの先の駐車場まで行って正しいルートをチェック。


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看板の場所の左手にカタクリ自生地があるらしい。
進んでいくうちに思い出してきた。

たしかこの先の斜面を下れば……


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えー!?
まじか……


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って、長いネタフリでどうもスイマセン 「( ̄ω ̄;)
実はこの件は登る前に「あしがくぼ果樹公園村 案内所」で聞いていた。
諸事情によるらしい。


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でも以前、鳥の声を聴きながらたらたら登っていくのが気持ちよかったので、歩くだけでもいいんじゃないかと。


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シュンラン、センボンヤリ、ジュウニヒトエ


ずっと舗装道路を登ってきたので珍しい植物を目にしなかったのは残念だが。


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山の上で、さすがに疲れたので“一切れのパン”作戦発動(笑)。


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こんなおいしいヤマザキパン、初めてかも


平日こんなとこ歩いている人はほとんどおらず、期待どおり気持ちよい山歩きだった。


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芦ヶ久保駅と「道の駅 果樹公園あしがくぼ」


さて、昼ごはん。

(つづく)


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前に来たのは1999年(とアルバムに書いてある)


[DATA]
あしがくぼ 山の花道
埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保404-1
https://www.yokoze.org/shisetsu/ashigakubo_yamanohanamichi/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/kK_xFJBPdzI





 峠の茶屋… 的な
2022.03.31 たけのこ/埼玉県秩父郡横瀬町芦ケ久保148

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帰りは集落の中の古い道を下った。
景色に見覚えがあるので、23年前は行きも帰りもこっちを通ったのだと思う(というか、行きに登った林道風の道は当時なかったかも)。

途中、茶屋風のお店発見。
上り道が鉤の手に折れる位置で眺めもよく、峠の茶屋じゃないが絶好のお休みポイント。


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「コーヒー&軽食 たけのこ」はいまは日曜のみの営業らしい。
店先の無人販売所で、菜の花と七味唐辛子を買う。


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