川越といえば、やっぱり 【喜多院 境内みやげ品店】
2021.10.21
「まことや」「いせや」に続く川越観光その3。
ここまで2回の記事を見る限り、回ったのはお寺さん1カ所とレトロな通り1本、立ち寄ったお店は焼きそばの屋台と街の普通の和菓子屋さん。
観光観光しつこく書いているわりに観光要素が希薄… とお感じのアナタ。そのとおりです (〃 ̄ω ̄〃ゞ
川越観光というからには、寺社めぐりをしたうえで、うなぎの有名店くらいは入っておきたい。
それはわかるんだが、定石どおりに事を進めるというのが、どうも…。無目的に刹那刹那を楽しむ系というか。
まあ今回は12時すぎのスタートという事情もある。
川越の街は広い。1回で回りきれるとは端から思っていない。
せめてもう一寺くらいはお参りしておきたいということで、川越といえばやっぱり。
「いせや」のある大正浪漫夢通りから東へ700m、「川越大師 喜多院」へ。

喜多院は平安初期の830(天長7)年に創建された川越を代表する古刹。
前々記事にも書いているが、今年1月にも訪れ、境内のだんご屋さんに立ち寄っている。
そのときも人出は少なかったが、今回はもっとすいている。
本堂 慈恵堂を正面から撮影して、ほぼ人が写らないというのは、なかなかのシャッターチャンスだと思った。

お参りしたあと「境内みやげ品店」へ。
こちらも“門前の茶屋”好きとしては気になっていた物件である。
――喜多院の境内みやげ品店は、昭和47年(1972)川越市内で初の観光のお客様を対象としたみやげ品の店として開店しました(HPより)
みやげ物や飲食品販売のほか、人気スポット「五百羅漢」の入場券売り場も兼ねる。
飲料の自販機と、窓口ではおでんとあま酒を売っている。
ホームページを見るとこれは冬バージョンで、夏季はそばそうめん、ところてん、くずきり。
そばそうめんって、なに…!?
また一つ、課題が。

あま酒300円
境内の案内板に日枝神社とあるので、最後に立ち寄ってみる。
赤坂の山王さんにはご縁があって、ひとかたならぬお世話になっている。

神社横の看板に「東京都千代田区赤坂にある日枝神社の本社です」と。
川越の底力を見る思いがした。

[DATA]
喜多院 境内みやげ品店
埼玉県川越市小仙波町1-20-1
https://www.kawagoe.com/kitain/information/souvenir/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yhT6afzke-c


川越城本丸御殿
「まことや」「いせや」に続く川越観光その3。
ここまで2回の記事を見る限り、回ったのはお寺さん1カ所とレトロな通り1本、立ち寄ったお店は焼きそばの屋台と街の普通の和菓子屋さん。
観光観光しつこく書いているわりに観光要素が希薄… とお感じのアナタ。そのとおりです (〃 ̄ω ̄〃ゞ
川越観光というからには、寺社めぐりをしたうえで、うなぎの有名店くらいは入っておきたい。
それはわかるんだが、定石どおりに事を進めるというのが、どうも…。無目的に刹那刹那を楽しむ系というか。
まあ今回は12時すぎのスタートという事情もある。
川越の街は広い。1回で回りきれるとは端から思っていない。
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せめてもう一寺くらいはお参りしておきたいということで、川越といえばやっぱり。
「いせや」のある大正浪漫夢通りから東へ700m、「川越大師 喜多院」へ。

喜多院は平安初期の830(天長7)年に創建された川越を代表する古刹。
前々記事にも書いているが、今年1月にも訪れ、境内のだんご屋さんに立ち寄っている。
![]() | ![]() |
そのときも人出は少なかったが、今回はもっとすいている。
本堂 慈恵堂を正面から撮影して、ほぼ人が写らないというのは、なかなかのシャッターチャンスだと思った。

お参りしたあと「境内みやげ品店」へ。
こちらも“門前の茶屋”好きとしては気になっていた物件である。
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――喜多院の境内みやげ品店は、昭和47年(1972)川越市内で初の観光のお客様を対象としたみやげ品の店として開店しました(HPより)
![]() | ![]() |
みやげ物や飲食品販売のほか、人気スポット「五百羅漢」の入場券売り場も兼ねる。
![]() | ![]() |
飲料の自販機と、窓口ではおでんとあま酒を売っている。
ホームページを見るとこれは冬バージョンで、夏季はそばそうめん、ところてん、くずきり。
そばそうめんって、なに…!?
また一つ、課題が。

あま酒300円
境内の案内板に日枝神社とあるので、最後に立ち寄ってみる。
赤坂の山王さんにはご縁があって、ひとかたならぬお世話になっている。

神社横の看板に「東京都千代田区赤坂にある日枝神社の本社です」と。
川越の底力を見る思いがした。

[DATA]
喜多院 境内みやげ品店
埼玉県川越市小仙波町1-20-1

[Today's recommendation]



https://youtu.be/yhT6afzke-c


川越城本丸御殿
門前〇〇そばシリーズ 【まことや 蓮馨寺】
2021.10.21
2回目のワクチン接種から2カ月以上経過したこともあって、相方は実家に顔出しに行っている。車で迎えに行きがてら加須のうどんなど県北グルメを楽しむのを恒例としているが、今回は趣向を変えてみることに。
行き帰りには川越の街なかを通る。早めの時間に迎えに行って、帰りに川越観光をしようと。
朝7時に家を出て実家に10時、そそくさとお暇して、川越に12時すぎに到着。

農産物直売所「あぐれっしゅ川越」横に無料の市内観光用駐車場(あぐれっしゅと共用)があることを事前に調べてあった。

観光の中心「小江戸川越一番街商店街 蔵造りの町並み」まで直線距離で1kmあるが、途中川越城址の「本丸御殿」や「中ノ門堀跡」といった観光スポットもあるし、まったく問題ない距離感である。

まず昼ごはん。
朝ごはんが早かったのと長時間運転しているのとで、おなかがペコペコだ。

川越にはぜひとも食べてみたいものがある。
1月のこと、喜多院境内の「厄除けだんご ふかの」を記事にした際、Instagramにコメントをいただいた。
――川越はお寺にあるお店の焼きそばも有名なのでぜひ!
これは気になるだろう w( ̄o ̄)w オオッ!
“川越_寺_焼きそば”で簡単にヒットする。
そのお寺は蓮馨寺。焼きそばは「まことや」という、テレビ番組にもよく取り上げられる有名店らしい。

正面が呑龍堂
蓮馨寺は本川越駅と「時の鐘」の中間あたりに位置する。
1549(天文18)年、川越城主の母・蓮馨によって創建された浄土宗の寺院。触ると病気が治るとされる“おびんずる様”や小江戸川越七福神“福祿寿”が祀られている人気スポット。

右を向くと鐘つき堂
門を入って正面の呑龍堂(本堂祈願所)への参道の途中、右を向くと鐘つき堂。
その手前に焼きそば物件はあった。

呑龍堂から振り返るとこんな感じ
人気店ということで混んでいることも想定したが、境内は長閑なもの。
というか、街全体に人出は少ない。
鐘つき堂と「まことや」
宣言や措置がすべて解除され新規感染者数も減少を続けているこのタイミングで、川越は絶対混む。
だからこそ平日に重なった今回、観光を思い立ったわけだが、想定以上にすいていて気兼ねなく歩くことができたのである。
“小江戸川越 太麺焼きそば”並・大・特大とある。

ハラペコだが、いちおう観光なのでこのあとも何か食べたくなるかもしれず、注文は並2つと。
注文から意外に時間がかかるので、ちゃんと調理してる感じ。

太麺の焼きそばは昨今ご当地B級グルメ等で食べる機会が多いのかもしれない。そういうのに疎いので、“極太”と事前に調べがついていたにもかかわらず、あまりの太さに驚いた。太めのうどんくらい太い?
具はキャベツと鶏ひき肉とシンプル。

受け渡し口にソースが置いてあり、聞いてみると「まずは食べてみて、必要なら」とのこと。
鶏のだし汁を使うとどこかで見たが、太麺にもしっかり味を吸わせてあるようで、たしかにソース不要な感じ。
同じく備え付けの七味をアドバイスどおり皿の隅にちょこっと振る。
もちもちの太麺。
かみしめていると、頭をよぎるのは、やっぱりうどん。
加須あたりでうどんを食べるのとあまり変わらないかもしれない体験で、そういう文化圏で動いている。

お寺を出てそのまま真っすぐ続く参道らしき通りから、あらためて歩き始める。
すぐに同じ「まことや」というお店に出くわし、あ、本店かぁ… と。
川越は歩いてみると相当奥深いものがありそうだ。
(つづく)
[DATA]
まことや 蓮馨寺
埼玉県川越市連雀町7-1 連馨寺境内
https://renkeiji.jp/%E5%B0%8F%E6%B1%9F%E6%88%B8%E8%8C%B6%E6%88%BF%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%84/
https://www.facebook.com/kawagoemakotoya/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/VrFXacfQjRU


朝は早い
2回目のワクチン接種から2カ月以上経過したこともあって、相方は実家に顔出しに行っている。車で迎えに行きがてら加須のうどんなど県北グルメを楽しむのを恒例としているが、今回は趣向を変えてみることに。
行き帰りには川越の街なかを通る。早めの時間に迎えに行って、帰りに川越観光をしようと。
朝7時に家を出て実家に10時、そそくさとお暇して、川越に12時すぎに到着。

農産物直売所「あぐれっしゅ川越」横に無料の市内観光用駐車場(あぐれっしゅと共用)があることを事前に調べてあった。

観光の中心「小江戸川越一番街商店街 蔵造りの町並み」まで直線距離で1kmあるが、途中川越城址の「本丸御殿」や「中ノ門堀跡」といった観光スポットもあるし、まったく問題ない距離感である。

まず昼ごはん。
朝ごはんが早かったのと長時間運転しているのとで、おなかがペコペコだ。

川越にはぜひとも食べてみたいものがある。
1月のこと、喜多院境内の「厄除けだんご ふかの」を記事にした際、Instagramにコメントをいただいた。
――川越はお寺にあるお店の焼きそばも有名なのでぜひ!
これは気になるだろう w( ̄o ̄)w オオッ!
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“川越_寺_焼きそば”で簡単にヒットする。
そのお寺は蓮馨寺。焼きそばは「まことや」という、テレビ番組にもよく取り上げられる有名店らしい。

正面が呑龍堂
蓮馨寺は本川越駅と「時の鐘」の中間あたりに位置する。
1549(天文18)年、川越城主の母・蓮馨によって創建された浄土宗の寺院。触ると病気が治るとされる“おびんずる様”や小江戸川越七福神“福祿寿”が祀られている人気スポット。

右を向くと鐘つき堂
門を入って正面の呑龍堂(本堂祈願所)への参道の途中、右を向くと鐘つき堂。
その手前に焼きそば物件はあった。

呑龍堂から振り返るとこんな感じ
人気店ということで混んでいることも想定したが、境内は長閑なもの。
というか、街全体に人出は少ない。
![]() | ![]() |
宣言や措置がすべて解除され新規感染者数も減少を続けているこのタイミングで、川越は絶対混む。
だからこそ平日に重なった今回、観光を思い立ったわけだが、想定以上にすいていて気兼ねなく歩くことができたのである。
![]() | ![]() |
“小江戸川越 太麺焼きそば”並・大・特大とある。

ハラペコだが、いちおう観光なのでこのあとも何か食べたくなるかもしれず、注文は並2つと。
注文から意外に時間がかかるので、ちゃんと調理してる感じ。

太麺の焼きそばは昨今ご当地B級グルメ等で食べる機会が多いのかもしれない。そういうのに疎いので、“極太”と事前に調べがついていたにもかかわらず、あまりの太さに驚いた。太めのうどんくらい太い?
具はキャベツと鶏ひき肉とシンプル。

受け渡し口にソースが置いてあり、聞いてみると「まずは食べてみて、必要なら」とのこと。
鶏のだし汁を使うとどこかで見たが、太麺にもしっかり味を吸わせてあるようで、たしかにソース不要な感じ。
同じく備え付けの七味をアドバイスどおり皿の隅にちょこっと振る。
![]() | ![]() |
もちもちの太麺。
かみしめていると、頭をよぎるのは、やっぱりうどん。
加須あたりでうどんを食べるのとあまり変わらないかもしれない体験で、そういう文化圏で動いている。

お寺を出てそのまま真っすぐ続く参道らしき通りから、あらためて歩き始める。
すぐに同じ「まことや」というお店に出くわし、あ、本店かぁ… と。
川越は歩いてみると相当奥深いものがありそうだ。
(つづく)
![]() | ![]() |
[DATA]
まことや 蓮馨寺
埼玉県川越市連雀町7-1 連馨寺境内


[Today's recommendation]



https://youtu.be/VrFXacfQjRU


朝は早い
厄除け魔除け 疫病退散 【厄除けだんご ふかの】
2021.01.20
前記事に書いたように仕事が一段落してヒマな時期に入ったので、久々に自転車で遠出することにした。
密を避けるため初詣の分散化が呼びかけられ、うちでも12月に先取りの“幸先詣”を行っているが、寺院・神社では初詣期間を節分(2月2日)や旧正月(2月12日)ころまでに設定しているところが多いようで、まだまだ有効期限内。
そんなわけで一大初詣スポット・川越に。
寺社めぐりの主目的は物見遊山。
お伊勢参りは団体観光旅行の始まりといわれる。そういった文化・風俗的背景に興味があるのであって、信仰心からお参りをするわけでもない。
川越はきっぱり観光地なので、まあ観光目的(というか下見)と思っていただいて差し支えない。

埼玉区間だけでも約45km! © OpenStreetMap contributors
朝8時半に家を出て川越の街なかに入ったのが10時半。
川越八幡宮、川越大師 喜多院、川越氷川神社と回る。

川越八幡宮
川越には寺社が多くお勧めコースなども設定されているが、下調べをしない・出先で地図を見ない人間なので、漠然と位置を把握している3カ所を回ったと。

川越氷川神社
いずれも人気スポットで、なかでも喜多院は例年の初詣客数で県内3位の40万人強とのこと。
まだ比較的人出が多く、屋台も出ている。

川越大師 喜多院
周辺には“門前うどん”“甘酒茶屋”“茶そば”“開運だんご”といった門前の茶屋風のお店も多く惹かれるものがあるが、そこまでどっぷり観光の気分でもない。
さっき“下見”と書いたのはそういう意味で、1人だとなかなか…。

境内の「厄除けだんご ふかの」でおだんご3本パックを買う。
焼きしょうゆの香ばしい匂いがたまらず、その場で1本いただく。
味付けは生じょうゆで、地元(狭山丘陵周辺)の焼きだんごと一緒。同じ文化圏と知ってうれしくなった。
川越観光の中心「一番街 蔵造りの町並」や「時の鐘」周辺は閑散としている。
去年3月の三連休に車で通過したときはものすごい人出で、いわゆる“気の緩み”の象徴的光景として記憶に残っているが、これほどひと気のない川越もまた異様。観光客相手のお店がほとんどだろうから、人ごとながら心配になる。

車で1時間、電車なら30分かからない。
じっくり回ったら絶対楽しいはずで、コロナが収束したら絶対ちゃんと観光しに来よう。

[DATA]
厄除けだんご ふかの
埼玉県川越市小仙波町1-19-2
[Today's recommendation]



https://youtu.be/5gtBYUvd4RE


狭山市堀兼
前記事に書いたように仕事が一段落してヒマな時期に入ったので、久々に自転車で遠出することにした。
密を避けるため初詣の分散化が呼びかけられ、うちでも12月に先取りの“幸先詣”を行っているが、寺院・神社では初詣期間を節分(2月2日)や旧正月(2月12日)ころまでに設定しているところが多いようで、まだまだ有効期限内。
そんなわけで一大初詣スポット・川越に。
寺社めぐりの主目的は物見遊山。
お伊勢参りは団体観光旅行の始まりといわれる。そういった文化・風俗的背景に興味があるのであって、信仰心からお参りをするわけでもない。
川越はきっぱり観光地なので、まあ観光目的(というか下見)と思っていただいて差し支えない。

埼玉区間だけでも約45km! © OpenStreetMap contributors
朝8時半に家を出て川越の街なかに入ったのが10時半。
川越八幡宮、川越大師 喜多院、川越氷川神社と回る。

川越八幡宮
川越には寺社が多くお勧めコースなども設定されているが、下調べをしない・出先で地図を見ない人間なので、漠然と位置を把握している3カ所を回ったと。

川越氷川神社
いずれも人気スポットで、なかでも喜多院は例年の初詣客数で県内3位の40万人強とのこと。
まだ比較的人出が多く、屋台も出ている。

川越大師 喜多院
周辺には“門前うどん”“甘酒茶屋”“茶そば”“開運だんご”といった門前の茶屋風のお店も多く惹かれるものがあるが、そこまでどっぷり観光の気分でもない。
さっき“下見”と書いたのはそういう意味で、1人だとなかなか…。

境内の「厄除けだんご ふかの」でおだんご3本パックを買う。
![]() | ![]() |
焼きしょうゆの香ばしい匂いがたまらず、その場で1本いただく。
味付けは生じょうゆで、地元(狭山丘陵周辺)の焼きだんごと一緒。同じ文化圏と知ってうれしくなった。
![]() | ![]() |
川越観光の中心「一番街 蔵造りの町並」や「時の鐘」周辺は閑散としている。
去年3月の三連休に車で通過したときはものすごい人出で、いわゆる“気の緩み”の象徴的光景として記憶に残っているが、これほどひと気のない川越もまた異様。観光客相手のお店がほとんどだろうから、人ごとながら心配になる。

車で1時間、電車なら30分かからない。
じっくり回ったら絶対楽しいはずで、コロナが収束したら絶対ちゃんと観光しに来よう。

[DATA]
厄除けだんご ふかの
埼玉県川越市小仙波町1-19-2
[Today's recommendation]



https://youtu.be/5gtBYUvd4RE


狭山市堀兼