蔵の街によみがえった酒蔵 【小江戸鏡山酒造】
2023.02.05
川越観光の最後に立ち寄ったのは、その名も川越市産業観光館。
愛称「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」として知られる人気施設である。

こちらは1875(明治8)年創業の旧 鏡山酒造の建築物を改修した施設で、2010年開業。
核となるのが国の登録有形文化財として登録された3つの蔵で、建てられた年代から「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」と呼ばれ、それぞれ「おみやげ処」「まかない処」「ききざけ処」の機能を担う。
まかないは済ませたし、ききざけは車なので無理だし…。
ここはやはり、おみやげ利用中心。

明治蔵は、川越銘菓やクラフトビール、醤油などがそろう「蔵里セレクション」、軽食・ソフトドリンクの「Kura Café」、そして物販店「小江戸鏡山酒造」「くらづくり本舗」「おいも堂」からなる。

今回の目的は鏡山酒造の“酒粕かすてら”。
以前お土産に人にあげて好評だった。

ところで冒頭に記した鏡山酒造であるが、実は2000年に廃業している。
それを惜しむ地元の声を受け、若い世代が復刻させたのが現 鏡山酒造(小江戸鏡山酒造㈱)。設立2007年の若い蔵なのである。

明治蔵内のショップ「小江戸鏡山酒造」店頭には、カステラと奈良漬けのサンプルが並ぶ。
奈良漬け好き的にはこれはうれしい。


実は先月、川越に遊びに来たとき、時の鐘の近くの酒屋さんで鏡山の酒粕を買っているが、その袋搾り酒粕を使った奈良漬けという。
つぶつぶ感と発泡感があって香り高い、鮮烈な酒粕だった。
これは買わないわけにはいかない。

酒粕かすてらは、酒粕というか酒の匂いがプンプン。
酒も甘い物も好きな人には、これはたまらないだろう。
あ… オレか ヾ(・ω・o)

奈良漬けも封を切った途端、日本酒の香りがふわりと香る。
粕を拭って皿に盛ってもまだまだ芳しく、実においしくぜいたくなもの。

先月買った袋搾り酒粕と、今回のお土産・奈良漬け
日本酒を買わずとも満足のいくお土産が買えたのであった。
(川越観光編おしまい)

[DATA]
小江戸鏡山酒造
埼玉県川越市新富町1-10-1
https://www.kagamiyama.jp/
https://www.machikawa.co.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/eOtGz_X2wS4


川越観光の最後に立ち寄ったのは、その名も川越市産業観光館。
愛称「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」として知られる人気施設である。

こちらは1875(明治8)年創業の旧 鏡山酒造の建築物を改修した施設で、2010年開業。
核となるのが国の登録有形文化財として登録された3つの蔵で、建てられた年代から「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」と呼ばれ、それぞれ「おみやげ処」「まかない処」「ききざけ処」の機能を担う。
まかないは済ませたし、ききざけは車なので無理だし…。
ここはやはり、おみやげ利用中心。

明治蔵は、川越銘菓やクラフトビール、醤油などがそろう「蔵里セレクション」、軽食・ソフトドリンクの「Kura Café」、そして物販店「小江戸鏡山酒造」「くらづくり本舗」「おいも堂」からなる。

今回の目的は鏡山酒造の“酒粕かすてら”。
以前お土産に人にあげて好評だった。

ところで冒頭に記した鏡山酒造であるが、実は2000年に廃業している。
それを惜しむ地元の声を受け、若い世代が復刻させたのが現 鏡山酒造(小江戸鏡山酒造㈱)。設立2007年の若い蔵なのである。

明治蔵内のショップ「小江戸鏡山酒造」店頭には、カステラと奈良漬けのサンプルが並ぶ。
奈良漬け好き的にはこれはうれしい。


実は先月、川越に遊びに来たとき、時の鐘の近くの酒屋さんで鏡山の酒粕を買っているが、その袋搾り酒粕を使った奈良漬けという。
つぶつぶ感と発泡感があって香り高い、鮮烈な酒粕だった。
これは買わないわけにはいかない。

酒粕かすてらは、酒粕というか酒の匂いがプンプン。
酒も甘い物も好きな人には、これはたまらないだろう。
あ… オレか ヾ(・ω・o)

奈良漬けも封を切った途端、日本酒の香りがふわりと香る。
粕を拭って皿に盛ってもまだまだ芳しく、実においしくぜいたくなもの。

先月買った袋搾り酒粕と、今回のお土産・奈良漬け
日本酒を買わずとも満足のいくお土産が買えたのであった。
(川越観光編おしまい)

[DATA]
小江戸鏡山酒造
埼玉県川越市新富町1-10-1


[Today's recommendation]

https://youtu.be/eOtGz_X2wS4


ローカルスーパー感覚な? 【伊佐沼農産物直売所】
2022.07.24
1週間前の農産物直売所「あぐれっしゅ川越」の記事に、同じ川越市の「伊佐沼農産物直売所」にも近いうちに行ってみたいと書いている。
「できればハスの咲いているうちに」
ハスというのは、直売所の名称にもなっている伊佐沼に生育する古代蓮のこと。
伊佐沼は川越市東部に位置する沼で、南北約1300m・東西約300mと自然沼としては関東地方で印旛沼に次ぐ広さを誇る。四季を通して釣りが楽しめるほか、西側の伊佐沼公園は花見やBBQのメッカとして、川越市民にはよく知られたスポットらしい。
古代蓮は“伊佐沼の蓮を咲かそう会”という団体が20数年前に復活させ、見学用のデッキを整備するなど保護活動に取り組んでいるとのこと。

ハスの花を見たいということであれば早いほうがいいので早速行ってみた。
ハスは咲いていなかった。

葉がすっかり傷んでいたり実が熟した様子だったりで、見ごろは過ぎた感じ。
今朝のニュースで“行田の古代蓮”と聞こえてきた気がするんだが、気のせい?
ハスは土用のころという東北生まれの人間の感覚とはズレがあるもよう。
つぼみがちらほら残っていたので、まあよしとしよう。

この直売所に魅力を感じたのは、食事処を併設しているところ。
ハス(沼)、買い物、食事と3要素楽しめそう。

お食事処「伊佐沼庵」の開店まで時間があるので、まずは買い物。

直売所はこぢんまりしているが、地場野菜のほか、地元メーカーのパンや菓子類、弁当・惣菜… と多彩な品ぞろえ。豚肉や牛乳、ブルドックソースまで並んでいて、ちょっとしたスーパー感覚だ。

弁当コーナーには、いなりやちらし寿司、おにぎり… と、これがすごくおいしそう。
バックヤードはガラス張りのオープンなつくりで、スタッフがせっせとおにぎりやポテトサラダをこしらえている。
手づくり感いっぱいな、いびつででっかいおにぎりなど、いまどきなかなかお目にかかれない。
陽気のいい季節には弁当を買って伊佐沼散策も楽しそうだ。
お買い得なニンニク、青唐辛子、モロヘイヤを購入。
そろそろ11時。
お食事処の開店時間。
(つづく)

[DATA]
伊佐沼農産物直売所
埼玉県川越市鴨田922-1
https://www.isanuma-nousanbutsu.com/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/IYbaf3Jn9BU



夏の常備菜・唐辛子みそ
1週間前の農産物直売所「あぐれっしゅ川越」の記事に、同じ川越市の「伊佐沼農産物直売所」にも近いうちに行ってみたいと書いている。
「できればハスの咲いているうちに」
ハスというのは、直売所の名称にもなっている伊佐沼に生育する古代蓮のこと。
伊佐沼は川越市東部に位置する沼で、南北約1300m・東西約300mと自然沼としては関東地方で印旛沼に次ぐ広さを誇る。四季を通して釣りが楽しめるほか、西側の伊佐沼公園は花見やBBQのメッカとして、川越市民にはよく知られたスポットらしい。
古代蓮は“伊佐沼の蓮を咲かそう会”という団体が20数年前に復活させ、見学用のデッキを整備するなど保護活動に取り組んでいるとのこと。

ハスの花を見たいということであれば早いほうがいいので早速行ってみた。
ハスは咲いていなかった。

葉がすっかり傷んでいたり実が熟した様子だったりで、見ごろは過ぎた感じ。
今朝のニュースで“行田の古代蓮”と聞こえてきた気がするんだが、気のせい?
ハスは土用のころという東北生まれの人間の感覚とはズレがあるもよう。
![]() | ![]() |
つぼみがちらほら残っていたので、まあよしとしよう。

この直売所に魅力を感じたのは、食事処を併設しているところ。
ハス(沼)、買い物、食事と3要素楽しめそう。

お食事処「伊佐沼庵」の開店まで時間があるので、まずは買い物。

直売所はこぢんまりしているが、地場野菜のほか、地元メーカーのパンや菓子類、弁当・惣菜… と多彩な品ぞろえ。豚肉や牛乳、ブルドックソースまで並んでいて、ちょっとしたスーパー感覚だ。

弁当コーナーには、いなりやちらし寿司、おにぎり… と、これがすごくおいしそう。
バックヤードはガラス張りのオープンなつくりで、スタッフがせっせとおにぎりやポテトサラダをこしらえている。
手づくり感いっぱいな、いびつででっかいおにぎりなど、いまどきなかなかお目にかかれない。
陽気のいい季節には弁当を買って伊佐沼散策も楽しそうだ。
お買い得なニンニク、青唐辛子、モロヘイヤを購入。
![]() | ![]() |
そろそろ11時。
お食事処の開店時間。
(つづく)

[DATA]
伊佐沼農産物直売所
埼玉県川越市鴨田922-1

[Today's recommendation]



https://youtu.be/IYbaf3Jn9BU



夏の常備菜・唐辛子みそ