チョット派手な? 【市の屋飯店】
2023.08.11
前記事の続きで、「角屋酒店」からクレアモールを200mほど南下。
川越の街なかを最初に観光客気分で歩いたのはコロナ時代に入ってからで、まだ2年もたっていない。それ以前は、自転車圏の北限ということで、特に目的もなくただフロンティアスピリッツに突き動かされるままにうろついていた。
なので川越の人気スポット・グルメなど、知っているところは最近までほとんどなかったわけだが、なぜか前々からその存在を認識していたこちら「市の屋飯店」。
理由はその外観にある。

“屋根と柱がチョット派手な中華やさん”(クレアモール川越新富町商店街振興組合HP > 店舗情報)という自己PRは謙遜表現で、チョットどころかド派手でよく目立つ。

中華街的というか日本人のイメージするいかにも中国風というデザインだが、歴史の街・川越に不思議となじみがよいのはレトロつながりということだと思う。
最近急増する本場系中華料理店とも微妙に違う、昭和時代のちょっと高級な回転テーブルの中華料理店が、われわれ世代には思い出されるわけである。

11:30のオープン直後で店内はほぼ埋まっており、僕らの次の組で満席に。
のんきに店先で写真を撮ったりしていたが、危ないところだった😅
思った以上に人気店であり、思っていたほどにはキャパが大きくないということ(ざっと4人テーブル×6、大テーブル×1、カウンター2席)。

暑いなか歩いてきて汁そば食べる気にならんし、焼きそばとかチャーハンとか…? という流れで、注文はやわらかいあんかけ焼きそばとAセット(半チャーハン・ラーメン)。


店内のPOP等は餃子推しが強く、実際ほとんどのお客が餃子を注文しているが、この暑い中ビール抜きのそれは考えられないのであえて頼まない。
実際ほとんどのテーブルにビールが運ばれてきているが、皆さんどう見ても観光客であり、このあと運転等どうされるのかナゾである。

鉄鍋によるあおり炒め製法ならではの香ばしさがたまらないあんかけ焼きそば。

甘辛あんの甘めの味付けも食欲をそそる。

卓上のお酢に早めに手が伸びてしまったのは、味の変化というより熱さを和らげるため。

汁そばよりはるかにアツアツで、不用意に口に含めばやけど不可避というシロモノなのであった w( ̄▽ ̄;)w

と思ったらラーメンも劣らずアツアツ。
やっぱり汗だくだぁ~💦

ショウガを効かせた鶏ガラだしに余計な風味を加えないスッキリ澄んだ味わいのしょうゆラーメン。

チャーハンはチャーシュー・卵・ナルト・ネギ・グリーンピースとシンプルかつ基本的な具の構成。
ややオイリーかつ“半”とは思えないボリュームで、しっかり腹にたまるセット。

あらためて川越の奥深さを感じさせるお店。

[DATA]
市の屋飯店
埼玉県川越市新富町1-17-3
http://www.creamall.net/shop/itinoya/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/D85w6HiEbhs




前記事の続きで、「角屋酒店」からクレアモールを200mほど南下。
川越の街なかを最初に観光客気分で歩いたのはコロナ時代に入ってからで、まだ2年もたっていない。それ以前は、自転車圏の北限ということで、特に目的もなくただフロンティアスピリッツに突き動かされるままにうろついていた。
なので川越の人気スポット・グルメなど、知っているところは最近までほとんどなかったわけだが、なぜか前々からその存在を認識していたこちら「市の屋飯店」。
理由はその外観にある。

“屋根と柱がチョット派手な中華やさん”(クレアモール川越新富町商店街振興組合HP > 店舗情報)という自己PRは謙遜表現で、チョットどころかド派手でよく目立つ。

中華街的というか日本人のイメージするいかにも中国風というデザインだが、歴史の街・川越に不思議となじみがよいのはレトロつながりということだと思う。
最近急増する本場系中華料理店とも微妙に違う、昭和時代のちょっと高級な回転テーブルの中華料理店が、われわれ世代には思い出されるわけである。

11:30のオープン直後で店内はほぼ埋まっており、僕らの次の組で満席に。
のんきに店先で写真を撮ったりしていたが、危ないところだった😅
思った以上に人気店であり、思っていたほどにはキャパが大きくないということ(ざっと4人テーブル×6、大テーブル×1、カウンター2席)。

暑いなか歩いてきて汁そば食べる気にならんし、焼きそばとかチャーハンとか…? という流れで、注文はやわらかいあんかけ焼きそばとAセット(半チャーハン・ラーメン)。


店内のPOP等は餃子推しが強く、実際ほとんどのお客が餃子を注文しているが、この暑い中ビール抜きのそれは考えられないのであえて頼まない。
実際ほとんどのテーブルにビールが運ばれてきているが、皆さんどう見ても観光客であり、このあと運転等どうされるのかナゾである。

鉄鍋によるあおり炒め製法ならではの香ばしさがたまらないあんかけ焼きそば。

甘辛あんの甘めの味付けも食欲をそそる。

卓上のお酢に早めに手が伸びてしまったのは、味の変化というより熱さを和らげるため。

汁そばよりはるかにアツアツで、不用意に口に含めばやけど不可避というシロモノなのであった w( ̄▽ ̄;)w

と思ったらラーメンも劣らずアツアツ。
やっぱり汗だくだぁ~💦

ショウガを効かせた鶏ガラだしに余計な風味を加えないスッキリ澄んだ味わいのしょうゆラーメン。

チャーハンはチャーシュー・卵・ナルト・ネギ・グリーンピースとシンプルかつ基本的な具の構成。
ややオイリーかつ“半”とは思えないボリュームで、しっかり腹にたまるセット。

あらためて川越の奥深さを感じさせるお店。

[DATA]
市の屋飯店
埼玉県川越市新富町1-17-3

[Today's recommendation]

https://youtu.be/D85w6HiEbhs




運気の上がる? 【福元】
2022.09.11
前記事の「聖天宮」でことさら目を引く特徴が、色彩。
遠目にも黄金に輝いて見える。
HPには“屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍”とある。
どういうことか。
中国における色とは古代の陰陽五行説に基づくもので、青・赤・黄・白・黒の“五色”を正色とし、季節や方位をも象徴するものとして宮殿や寺院などに施された。東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の“四神”もそれにあたるが、黄色はその中央に位置し、皇帝・皇位を表す色として尊ばれ、宋代から清代まで皇帝以外の使用が制限された。――ということを意味する。
以上を踏まえ、昼ごはん編。

「聖天宮」は坂戸市の郊外に位置し、地図で見る限り半径1km以内に飲食店はほとんど見当たらない。
まったく土地勘がないエリアでヘタに動いたらドツボにはまるのは目に見えており、出発前にスマホで飲食店を検索すると、近くに中華料理店がある。
この流れで中華、いいんじゃないの?
とさっそく向かった。

車でほんの数分。
前方にそれらしいお店が見えてきた。

なんと「聖天宮」にも劣らぬ真っ黄っ黄な外観。
富と権威を象徴する配色に、運気が上がりそうな予感がしたのであった!

…と、無理やり感のある長い前振り終了 (〃 ̄ω ̄〃ゞウーム

中華料理店「福元」は、最近急速に勢力を拡大している本場系中華料理店という内外観。
メニュー構成も、その系統に多い膨大な種類のセットメニュー中心。

僕はこれが苦手で納得いく注文ができたためしがない。
そもそもセットもカテゴリーが1つではないというところからして、順列組み合わせ的に問題が複雑化していくのである。


まず“ラーメンセット”の“台湾ラーメン+高菜炒飯”を決めておいて、もう1品を検討。

餃子を食べたいので“定食メニュー”の“餃子定食”はどうかとなったが、餃子2人前にラーメン・ライス・唐揚げほか全6皿って、ちょっと無理。
ならば“ラーメン餃子セット”では…? と見てみると、餃子1人前にラーメン・ライスの3皿で、値段は先の餃子定食と同じって、なぜ?
…というふうに、理不尽で不可解なことだらけなのである。
まるで同じような質問が繰り返される適性検査のごとくで、結局自分は量が多すぎると判断されるものに対して挑むことはできるが、損をこいてると思われることには我慢できない性格らしい。
ということで、もう1品は餃子定食 ( ̄ω ̄;)

ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)680円

餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメンを選択)880円
ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)と餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメン)が並んで、これは2人で食べる量じゃないな… と思いました。
満漢全席には程遠い内容だが、量だけは皇帝並みに食べたかも… というしょうもないオチ ゞ( ̄∇ ̄;)
どれも味がよかったということを付け加えておきます。

[DATA]
福元
埼玉県川越市下広谷433-7
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yKNxeF4KMsY


今日の買い物
前記事の「聖天宮」でことさら目を引く特徴が、色彩。
遠目にも黄金に輝いて見える。
HPには“屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍”とある。
どういうことか。
中国における色とは古代の陰陽五行説に基づくもので、青・赤・黄・白・黒の“五色”を正色とし、季節や方位をも象徴するものとして宮殿や寺院などに施された。東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の“四神”もそれにあたるが、黄色はその中央に位置し、皇帝・皇位を表す色として尊ばれ、宋代から清代まで皇帝以外の使用が制限された。――ということを意味する。
以上を踏まえ、昼ごはん編。

「聖天宮」は坂戸市の郊外に位置し、地図で見る限り半径1km以内に飲食店はほとんど見当たらない。
まったく土地勘がないエリアでヘタに動いたらドツボにはまるのは目に見えており、出発前にスマホで飲食店を検索すると、近くに中華料理店がある。
この流れで中華、いいんじゃないの?
とさっそく向かった。

車でほんの数分。
前方にそれらしいお店が見えてきた。

なんと「聖天宮」にも劣らぬ真っ黄っ黄な外観。
富と権威を象徴する配色に、運気が上がりそうな予感がしたのであった!

…と、無理やり感のある長い前振り終了 (〃 ̄ω ̄〃ゞウーム

中華料理店「福元」は、最近急速に勢力を拡大している本場系中華料理店という内外観。
メニュー構成も、その系統に多い膨大な種類のセットメニュー中心。

僕はこれが苦手で納得いく注文ができたためしがない。
そもそもセットもカテゴリーが1つではないというところからして、順列組み合わせ的に問題が複雑化していくのである。


まず“ラーメンセット”の“台湾ラーメン+高菜炒飯”を決めておいて、もう1品を検討。

餃子を食べたいので“定食メニュー”の“餃子定食”はどうかとなったが、餃子2人前にラーメン・ライス・唐揚げほか全6皿って、ちょっと無理。
ならば“ラーメン餃子セット”では…? と見てみると、餃子1人前にラーメン・ライスの3皿で、値段は先の餃子定食と同じって、なぜ?
![]() | ![]() |
…というふうに、理不尽で不可解なことだらけなのである。
まるで同じような質問が繰り返される適性検査のごとくで、結局自分は量が多すぎると判断されるものに対して挑むことはできるが、損をこいてると思われることには我慢できない性格らしい。
ということで、もう1品は餃子定食 ( ̄ω ̄;)

ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)680円

餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメンを選択)880円
ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)と餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメン)が並んで、これは2人で食べる量じゃないな… と思いました。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
満漢全席には程遠い内容だが、量だけは皇帝並みに食べたかも… というしょうもないオチ ゞ( ̄∇ ̄;)
どれも味がよかったということを付け加えておきます。

[DATA]
福元
埼玉県川越市下広谷433-7
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yKNxeF4KMsY


今日の買い物
焦がれてやまない… 【松ちゃん】
2021.07.27
台風8号の影響でちょっとは涼しくなったが自転車で動き回るには空模様が怪しい。
台風に備えて在宅勤務としている人もいることだし、車で昼ごはんに出かけることにした。
昼ごはんというか、「あぐれっしゅげんき村」でまんじゅう買いたいというリクエストを受けて、県道126号所沢堀兼狭山線を狭山方面へ。
あぐれっしゅの近くに気になるラーメン屋さんがあって、まずそちらで昼ごはんと思ったが、定休日。アタマはすっかりラーメンモードで、あぐれっしゅのフードコートでうどん… などという修正が利かない。
「『ナポリのかまど』のとこ曲がった先に、やってるんだかやってないんだかってラーメン屋さんなかったっけ?」
ということで、126号を引き返して川越所沢線へ。

問題の物件は赤坂交差点のすぐ先。

まことに、やってるんだかやってないんだか… という外観で、お店の前の駐車場だか空き地だかという場所に車が数台止まっていることから、やってるんだろうなぁ… という推測がかろうじて働く。

実はこの道は埼玉県北部の相方の実家に行くときに必ず通るので、少なくとも25年間、この物件を目にし続けているはずだが、ラーメン店としてインプットされていない。やってるんだかやってないんだか… のまま、ずーっと来ているのである。

入り口の位置が車運転者からは死角で、暖簾が目に入らないのだ
右手にカウンター10席ほど、左に小上がり4卓。先客は3組5人。

スタッフは、ご高齢のおかあさんと、さらに年季の入ったおとうさん。

“やってるんだか…”には、頻繁にお店が入れ替わっていそうな… といういわゆる鬼門物件的ニュアンスを含んでいたが、店主ご夫婦を目にしたとたん、そんな考えは吹っ飛んだ。
こんなベテランの方がこんな場所で居抜きでお店を始めるとはとても思えないからだ。
あらためて向き合ってみると、このお店は僕の焦がれてやまない昭和の郊外型ラーメン店そのものなのではないか!?
基本のラーメンを頼もうと思ったが、壁の品書きの横の厨房入り口の暖簾が目に入った。
時計台のイラストに“本場の味 みそラーメン”のコピー。
まさに「どさん子」チェーンを頂点とするあの時代を特徴づける核心的要素といえよう。

注文をみそラーメンに変更。
相方はチャーハン。それと餃子2皿。

具がぎっしり詰まった餃子はとても正直な味。
よけいな下味を感じないのがいい。

薄い皮についた焦げ目に年季の入った鉄板の香りがついて食欲がそそられる。
チャーハンは味の濃そうな見た目だが、ぱらりと軽い食味でどんどん食べられる。
具はチャーシュー、卵、ナルト、ネギとシンプル。

高齢のご夫婦と書いたが、厨房にはもう1人、若い男性。炒めものを担当している様子で、このチャーハンでもいい仕事をしている。
後継問題等を考えればきわめて頼もしい存在ではないだろうか。

みそラーメンをひと口すすると…、こ、これはっ!
懐かし~、と思わず漏れるひと言。

ネギ系の香り付けをした合わせみそダレのスープに炒め野菜がのる、懐かしのサッポロみそラーメン。
野菜はモヤシ、ニンジン、ニラ。これにひき肉が加わるだけの最小構成単位で勝負している。

われわれ世代にはいろいろ詰まった特別な食べ物。
感涙モノのおいしさです (≧ω≦)b
こんなお店がまだ残っていたとは…!

脂が染みた古い店内でありながら、よく見ると手入れが行き届いているのがわかる。
すっきり片付いていてテーブルもカウンターもよく拭き上げられている。
接客もこなれていて、まだまだ現役バリバリ感。
25年間、素通りしてきた自分なんか、まだまだスカスカなんだなぁ… ( ̄  ̄;)

[DATA]
松ちゃん
埼玉県川越市下赤坂1856-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/9Rbmv12PMvI


前日夕方、東の海から台風が迫ってくるイメージ
台風8号の影響でちょっとは涼しくなったが自転車で動き回るには空模様が怪しい。
台風に備えて在宅勤務としている人もいることだし、車で昼ごはんに出かけることにした。
昼ごはんというか、「あぐれっしゅげんき村」でまんじゅう買いたいというリクエストを受けて、県道126号所沢堀兼狭山線を狭山方面へ。
あぐれっしゅの近くに気になるラーメン屋さんがあって、まずそちらで昼ごはんと思ったが、定休日。アタマはすっかりラーメンモードで、あぐれっしゅのフードコートでうどん… などという修正が利かない。
「『ナポリのかまど』のとこ曲がった先に、やってるんだかやってないんだかってラーメン屋さんなかったっけ?」
ということで、126号を引き返して川越所沢線へ。

問題の物件は赤坂交差点のすぐ先。

まことに、やってるんだかやってないんだか… という外観で、お店の前の駐車場だか空き地だかという場所に車が数台止まっていることから、やってるんだろうなぁ… という推測がかろうじて働く。

実はこの道は埼玉県北部の相方の実家に行くときに必ず通るので、少なくとも25年間、この物件を目にし続けているはずだが、ラーメン店としてインプットされていない。やってるんだかやってないんだか… のまま、ずーっと来ているのである。

入り口の位置が車運転者からは死角で、暖簾が目に入らないのだ
右手にカウンター10席ほど、左に小上がり4卓。先客は3組5人。

スタッフは、ご高齢のおかあさんと、さらに年季の入ったおとうさん。

“やってるんだか…”には、頻繁にお店が入れ替わっていそうな… といういわゆる鬼門物件的ニュアンスを含んでいたが、店主ご夫婦を目にしたとたん、そんな考えは吹っ飛んだ。
こんなベテランの方がこんな場所で居抜きでお店を始めるとはとても思えないからだ。
あらためて向き合ってみると、このお店は僕の焦がれてやまない昭和の郊外型ラーメン店そのものなのではないか!?
![]() | ![]() |
基本のラーメンを頼もうと思ったが、壁の品書きの横の厨房入り口の暖簾が目に入った。
時計台のイラストに“本場の味 みそラーメン”のコピー。
まさに「どさん子」チェーンを頂点とするあの時代を特徴づける核心的要素といえよう。

注文をみそラーメンに変更。
相方はチャーハン。それと餃子2皿。

具がぎっしり詰まった餃子はとても正直な味。
よけいな下味を感じないのがいい。

薄い皮についた焦げ目に年季の入った鉄板の香りがついて食欲がそそられる。
![]() | ![]() |
チャーハンは味の濃そうな見た目だが、ぱらりと軽い食味でどんどん食べられる。
具はチャーシュー、卵、ナルト、ネギとシンプル。

高齢のご夫婦と書いたが、厨房にはもう1人、若い男性。炒めものを担当している様子で、このチャーハンでもいい仕事をしている。
後継問題等を考えればきわめて頼もしい存在ではないだろうか。

みそラーメンをひと口すすると…、こ、これはっ!
懐かし~、と思わず漏れるひと言。

ネギ系の香り付けをした合わせみそダレのスープに炒め野菜がのる、懐かしのサッポロみそラーメン。
野菜はモヤシ、ニンジン、ニラ。これにひき肉が加わるだけの最小構成単位で勝負している。

われわれ世代にはいろいろ詰まった特別な食べ物。
感涙モノのおいしさです (≧ω≦)b
こんなお店がまだ残っていたとは…!

脂が染みた古い店内でありながら、よく見ると手入れが行き届いているのがわかる。
すっきり片付いていてテーブルもカウンターもよく拭き上げられている。
接客もこなれていて、まだまだ現役バリバリ感。
25年間、素通りしてきた自分なんか、まだまだスカスカなんだなぁ… ( ̄  ̄;)

[DATA]
松ちゃん
埼玉県川越市下赤坂1856-1
[Today's recommendation]



https://youtu.be/9Rbmv12PMvI


前日夕方、東の海から台風が迫ってくるイメージ