関東(ry) ロード ―6【農村レストラン わらべ】
2023.03.26
「道の駅 童謡のふる里おおとね編」後編。
直売所「農業創生センター」で買い物のあと、食事処「農村レストラン わらべ」へ。

事前に少し調べたところ、こちらの一番人気は特産の古代米(黒米)を小麦粉に練り込んだ“黒米うどん”。
HPの料理写真のうどんとは思えない色合いの麺はインパクト十分。
「これを目当てに遠方から訪れるお客様もいらっしゃいます」と。

ところで、記事タイトルが“6”となっているように一応シリーズ扱いで、相方の実家の帰りに立ち寄ったシリーズ。
実家はうどんどころ加須に近く、せっかくだからうどん食べようとなるので、“加須うどんシリーズ”ともいえる(「登治うどん」「おぎの屋」「高田屋」「つかさ」「子亀」参照)。

このあたりのうどんの食べ方で特に気に入っているのが、シリーズ1回目で食べた“けんちんうどん”。
黒米うどんにも“けんちん”があり、注文の一つは迷わずそれに。
もう1品は鴨南そば(つけ)で、やはり北関東っぽいというか“ネギ食文化圏”の土地柄が反映される選択。

黒米うどんは赤みがかった灰色の生地にホシ(黒点)の入る、うどんというより極太そばというビジュアル。

無意識下に視覚情報処理が行われ、そばっぽい“ザラムニ”と疑わずにかかると、ひと口目の“ツルシコ”に驚かされる。
食感はうどん以外のなにものでもなく、しばらく視覚と触覚(食覚 ?)のズレに悩まされることになる(笑)。

黒米はビタミン類や鉄分を豊富に含み健康食として注目されているらしい。
豚肉、油揚げとたっぷり根菜を使ったけんちん汁で、栄養バランスはさらにアップ。

お店の入り口にそば打ち場があり、おじさんがずっとそばを打っている。

打ちたてのそばがいただけるのはうれしい。
加須市はそば生産量県内第1位のそばどころでもある。

ちなみに米生産量も第1位で、加須市大利根産特別栽培米コシヒカリを使ったご飯物も、こちらの看板メニュー。
…と、農業統計などにも関心の広がる、農村レストラン。

[DATA]
農村レストラン わらべ
埼玉県加須市佐波258-1
http://komekomeclub.jp/warabe.html
[Today's recommendation]

https://youtu.be/cTcNmPvbaiI


「道の駅 童謡のふる里おおとね編」後編。
直売所「農業創生センター」で買い物のあと、食事処「農村レストラン わらべ」へ。

事前に少し調べたところ、こちらの一番人気は特産の古代米(黒米)を小麦粉に練り込んだ“黒米うどん”。
HPの料理写真のうどんとは思えない色合いの麺はインパクト十分。
「これを目当てに遠方から訪れるお客様もいらっしゃいます」と。

ところで、記事タイトルが“6”となっているように一応シリーズ扱いで、相方の実家の帰りに立ち寄ったシリーズ。
実家はうどんどころ加須に近く、せっかくだからうどん食べようとなるので、“加須うどんシリーズ”ともいえる(「登治うどん」「おぎの屋」「高田屋」「つかさ」「子亀」参照)。

このあたりのうどんの食べ方で特に気に入っているのが、シリーズ1回目で食べた“けんちんうどん”。
黒米うどんにも“けんちん”があり、注文の一つは迷わずそれに。
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もう1品は鴨南そば(つけ)で、やはり北関東っぽいというか“ネギ食文化圏”の土地柄が反映される選択。

黒米うどんは赤みがかった灰色の生地にホシ(黒点)の入る、うどんというより極太そばというビジュアル。

無意識下に視覚情報処理が行われ、そばっぽい“ザラムニ”と疑わずにかかると、ひと口目の“ツルシコ”に驚かされる。
食感はうどん以外のなにものでもなく、しばらく視覚と触覚(食覚 ?)のズレに悩まされることになる(笑)。

黒米はビタミン類や鉄分を豊富に含み健康食として注目されているらしい。
豚肉、油揚げとたっぷり根菜を使ったけんちん汁で、栄養バランスはさらにアップ。

お店の入り口にそば打ち場があり、おじさんがずっとそばを打っている。

打ちたてのそばがいただけるのはうれしい。
加須市はそば生産量県内第1位のそばどころでもある。

ちなみに米生産量も第1位で、加須市大利根産特別栽培米コシヒカリを使ったご飯物も、こちらの看板メニュー。
…と、農業統計などにも関心の広がる、農村レストラン。

[DATA]
農村レストラン わらべ
埼玉県加須市佐波258-1

[Today's recommendation]

https://youtu.be/cTcNmPvbaiI


地元民の絶大な支持を集めるローカルファミレス 【ばんどう太郎 加須店】
2020.01.02
毎年のことだが、1月2日は年始のあいさつに埼玉県北の相方の実家へ。
昼ごはんはだいたい途中のショッピングモール「モラージュ菖蒲」でとるが、いつもいつもSCのフードコートでは味気ないので、出発前にちょっと調べてみた。
富士山・赤城山
味気ないと言いながら調べているのが「山田うどん」だったりして、どう違うのか? と首をひねる向きもあろうかとは思うが…。まあ、ローカル資本には中央大資本ほど抵抗を感じないというか。
どっちにしろ三が日に個人店が開いていることは、まず期待できないわけで。
男体山・筑波山
で、思ったとおりすぐ見つかりました、“だうどん”。
国道125号のちょうどいい位置に、「山田うどん 大利根店」。

道順を確認していると、ルート上のもっと便利な位置に「ばんどう太郎」がある。
これは北関東を車で走っているとよく見かけるロードサイド型ファミレスで、そのいかにも北関東的なアカ抜けない様子には妙に惹かれるところがあった。

「山田うどん」はウチの近くにもいっぱいあるが、「ばんどう太郎」は自転車圏には存在しない。
ということで、目的地「ばんどう太郎 加須店」をスマホのナビに入力して出発。

初「ばんどう太郎」。
僕は2つ大きな思い違いをしていた。
まず、すごく混んでいること。
11時17分到着でレジ前の順番待ちスペースには20人ほども群がっている。戸惑いつついちばん後ろっぽいおじさんの背後に並ぶと、「名前書いてきたほうがいいですよ」と、親切なおじさんが教えてくれた。
いかにも場慣れしていなさそうに映ったに違いない。
一応、書くだけ書いておこうと記名台に行ってみると、8人組があったりと大人数グループが多く、4組待ちと人数のわりには早そうなので、そのまま待つことにした。

待っている間、メニューをチェック。
これがもう一点の思い違いだが、かなーり値が張る。せいろ750円以外に3桁の商品が見当たらないのだ。
「ものすごく高いんだけど、どうしよう…」と、相方に耳打ち。
「ファミレスはどこもこれくらいするよ」と相方。
「えー… てっきり『山田うどん』みたいなものと思ってた…」

もうしょうがないや。お正月だし (-"- ;

注文は、名物らしい坂東みそ煮込みうどん1150円と、(最安値ラインの)天ぷらそば1100円(ともに+税)。

みそ煮込みうどんはでっかい鉄鍋に入って迫力満点、ボリュームたっぷり。

赤みそ系田舎みそを使用し、味付けはかなり濃いめ。うどんはツルツルもちもち。
ハクサイ、ネギを主体に、カボチャ、ハス、サツマイモ、シイタケ、焼き豆腐、かまぼこ、卵、ミツバ… と、具だくさん。

天ぷらそばは、小皿・小鉢の副菜なしの潔い単品勝負。

潔いが力量不足は否めず、この値段ならせめてエビのしっぽが器からはみ出すくらいのサイズ感はほしいところ。メニュー写真のように。
エビ天2尾のほか、マイタケ天、シュンギク天という構成。

お店を出るときには順番待ちはさらに膨れ上がり、入り口の外の風除室の外のアプローチの先の門の外にまで人があふれていた。
恐るべし、地元系ファミレス。

浅間山(帰路)
[DATA]
ばんどう太郎 加須店
埼玉県加須市北大桑783-1
http://bandotaro.co.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/o7uMbA_sYow
坂東太郎は利根川の異名で“ヒノモト随一の大河”を意味する。欧州随一の大河はドナウ川
毎年のことだが、1月2日は年始のあいさつに埼玉県北の相方の実家へ。
昼ごはんはだいたい途中のショッピングモール「モラージュ菖蒲」でとるが、いつもいつもSCのフードコートでは味気ないので、出発前にちょっと調べてみた。
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味気ないと言いながら調べているのが「山田うどん」だったりして、どう違うのか? と首をひねる向きもあろうかとは思うが…。まあ、ローカル資本には中央大資本ほど抵抗を感じないというか。
どっちにしろ三が日に個人店が開いていることは、まず期待できないわけで。
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で、思ったとおりすぐ見つかりました、“だうどん”。
国道125号のちょうどいい位置に、「山田うどん 大利根店」。

道順を確認していると、ルート上のもっと便利な位置に「ばんどう太郎」がある。
これは北関東を車で走っているとよく見かけるロードサイド型ファミレスで、そのいかにも北関東的なアカ抜けない様子には妙に惹かれるところがあった。

「山田うどん」はウチの近くにもいっぱいあるが、「ばんどう太郎」は自転車圏には存在しない。
ということで、目的地「ばんどう太郎 加須店」をスマホのナビに入力して出発。

初「ばんどう太郎」。
僕は2つ大きな思い違いをしていた。
まず、すごく混んでいること。
11時17分到着でレジ前の順番待ちスペースには20人ほども群がっている。戸惑いつついちばん後ろっぽいおじさんの背後に並ぶと、「名前書いてきたほうがいいですよ」と、親切なおじさんが教えてくれた。
いかにも場慣れしていなさそうに映ったに違いない。
一応、書くだけ書いておこうと記名台に行ってみると、8人組があったりと大人数グループが多く、4組待ちと人数のわりには早そうなので、そのまま待つことにした。

待っている間、メニューをチェック。
これがもう一点の思い違いだが、かなーり値が張る。せいろ750円以外に3桁の商品が見当たらないのだ。
「ものすごく高いんだけど、どうしよう…」と、相方に耳打ち。
「ファミレスはどこもこれくらいするよ」と相方。
「えー… てっきり『山田うどん』みたいなものと思ってた…」

もうしょうがないや。お正月だし (-"- ;

注文は、名物らしい坂東みそ煮込みうどん1150円と、(最安値ラインの)天ぷらそば1100円(ともに+税)。

みそ煮込みうどんはでっかい鉄鍋に入って迫力満点、ボリュームたっぷり。
![]() | ![]() |

赤みそ系田舎みそを使用し、味付けはかなり濃いめ。うどんはツルツルもちもち。
ハクサイ、ネギを主体に、カボチャ、ハス、サツマイモ、シイタケ、焼き豆腐、かまぼこ、卵、ミツバ… と、具だくさん。

天ぷらそばは、小皿・小鉢の副菜なしの潔い単品勝負。

潔いが力量不足は否めず、この値段ならせめてエビのしっぽが器からはみ出すくらいのサイズ感はほしいところ。メニュー写真のように。
エビ天2尾のほか、マイタケ天、シュンギク天という構成。

お店を出るときには順番待ちはさらに膨れ上がり、入り口の外の風除室の外のアプローチの先の門の外にまで人があふれていた。
恐るべし、地元系ファミレス。

浅間山(帰路)
[DATA]
ばんどう太郎 加須店
埼玉県加須市北大桑783-1
http://bandotaro.co.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/o7uMbA_sYow
坂東太郎は利根川の異名で“ヒノモト随一の大河”を意味する。欧州随一の大河はドナウ川