春告花と二八そば 【松庵】
2022.03.24
偶然だが、直近の3記事連続でカタクリの写真を使っている。
カタクリ(Erythronium japonicum)はユリ科カタクリ属の多年草。
山地の林内に群生し、早春に紅紫の花を咲かせ、5~ 6月ごろまでに地上部は枯れて休眠期に入る。地上に姿を現すのは春先の4~5週間程度と短いことから“Spring ephemeral(春の儚いもの)”と呼ばれるグループの一つ。鱗茎からは良質なデンプンがとれ、片栗粉はもともとカタクリから抽出したものを指した。
昔は広く各地で見られたが、乱獲や土地開発による生育地の減少などを背景に、いまや希少な存在となっている。ただ、東京都内でも意外に自生地が残されており、前々記事の「野山北公園」、前記事の「さやま花多来里の郷」、そして今回の「清瀬中里緑地」などはその代表。開花時期には“春告花”を求め多くの人が訪れる。
※2段目のシュンランとヒロハノアマナは3/17撮影
清瀬中里緑地保全地域には1週間前に見に来たがカタクリはほとんど咲いていなかった。その代わりというか、同じくSpring ephemeralのグループのヒロハノアマナが見ごろだった。
その1週間後と予測して再び来てみたが、カタクリの花はまだまだ少ない。この間、雪が降ったりと低温傾向で推移したことが影響しているものと思われる。
今年は春が遅いのである。
昼ごはんに清瀬の街なかへ。
ざっと見て回ったところ、定休日やランチ時間終了(13:30にして)というところばかりで、選択肢がだいぶ限られてしまう。
なんとか営業していた駅前のおそば屋さんへ。
清瀬駅を利用している人なら知らない人はいないであろう「手打ち蕎麦 松庵」。
南口ロータリーに面してでっかい看板が掛けてある。
ただし、店名を正しく覚えている人は少ないかもしれない。
ネット情報のほとんどは“しょうあん”と扱っているが、正しくは“まつあん”。実は僕も間違って覚えていたが、ブログ記事を書くにあたって基本情報を調べているとき、URLのドメインがmatsu-an.comであることに気づいた。

看板はビルの表側で目立っているが、お店自体は奥まった裏側とわかりづらい。
さらに、入ってみて、でっかい看板の印象との乖離の甚だしい店内の狭さに戸惑いを隠せないワタクシ。

右手にカウンター4席、左手に6人ほど座れる銘木調のテーブル。
はじめテーブル席に案内されたが、先客の食事中の女性2人と対面相席状態で、(どっちも)居心地悪さの極みであり、自主的にカウンター席に移らせていただいた。
注文は、おすすめランチから天丼セット(冷たいそば)と、鴨南ばんそば。

品書きに“そば粉は自家製粉石臼(2Fにて)びきで、産地が北海道、茨城、福井等々、毎年の生産状況により変わります”とある。
1階の食堂は狭いが、2階に作業スペースを確保と、真面目な姿勢が伝わってくるようだ。
そばは二八が標準と書いてあるが、予約をすれば十割も可とのこと。
本日は茨城県産とある。
香りと甘味があって麺の太さもランダムな、手打ち感いっぱいなそば。

天丼は見た目からして甘辛の東京風。
セットとは思えないサイズのぷりぷりエビ天のほか、ピーマンとニンジン。
鴨南ばんにはささがきごぼうがほんの少し入っている。
珍しく思えたが、鴨鍋には臭み消しとして定番であり、これはアリなのだ。
天気はよかったが風の冷たい中を歩いてきて、やはり温かいものがうれしい。

[DATA]
松庵(まつあん)
東京都清瀬市松山1-4-2
https://matsu-an.com/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/JS4g2Fi8Fp0
偶然だが、直近の3記事連続でカタクリの写真を使っている。
カタクリ(Erythronium japonicum)はユリ科カタクリ属の多年草。
山地の林内に群生し、早春に紅紫の花を咲かせ、5~ 6月ごろまでに地上部は枯れて休眠期に入る。地上に姿を現すのは春先の4~5週間程度と短いことから“Spring ephemeral(春の儚いもの)”と呼ばれるグループの一つ。鱗茎からは良質なデンプンがとれ、片栗粉はもともとカタクリから抽出したものを指した。
昔は広く各地で見られたが、乱獲や土地開発による生育地の減少などを背景に、いまや希少な存在となっている。ただ、東京都内でも意外に自生地が残されており、前々記事の「野山北公園」、前記事の「さやま花多来里の郷」、そして今回の「清瀬中里緑地」などはその代表。開花時期には“春告花”を求め多くの人が訪れる。
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清瀬中里緑地保全地域には1週間前に見に来たがカタクリはほとんど咲いていなかった。その代わりというか、同じくSpring ephemeralのグループのヒロハノアマナが見ごろだった。
その1週間後と予測して再び来てみたが、カタクリの花はまだまだ少ない。この間、雪が降ったりと低温傾向で推移したことが影響しているものと思われる。
今年は春が遅いのである。
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昼ごはんに清瀬の街なかへ。
ざっと見て回ったところ、定休日やランチ時間終了(13:30にして)というところばかりで、選択肢がだいぶ限られてしまう。
なんとか営業していた駅前のおそば屋さんへ。
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清瀬駅を利用している人なら知らない人はいないであろう「手打ち蕎麦 松庵」。
南口ロータリーに面してでっかい看板が掛けてある。
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ただし、店名を正しく覚えている人は少ないかもしれない。
ネット情報のほとんどは“しょうあん”と扱っているが、正しくは“まつあん”。実は僕も間違って覚えていたが、ブログ記事を書くにあたって基本情報を調べているとき、URLのドメインがmatsu-an.comであることに気づいた。

看板はビルの表側で目立っているが、お店自体は奥まった裏側とわかりづらい。
さらに、入ってみて、でっかい看板の印象との乖離の甚だしい店内の狭さに戸惑いを隠せないワタクシ。

右手にカウンター4席、左手に6人ほど座れる銘木調のテーブル。
はじめテーブル席に案内されたが、先客の食事中の女性2人と対面相席状態で、(どっちも)居心地悪さの極みであり、自主的にカウンター席に移らせていただいた。
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注文は、おすすめランチから天丼セット(冷たいそば)と、鴨南ばんそば。

品書きに“そば粉は自家製粉石臼(2Fにて)びきで、産地が北海道、茨城、福井等々、毎年の生産状況により変わります”とある。
1階の食堂は狭いが、2階に作業スペースを確保と、真面目な姿勢が伝わってくるようだ。
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そばは二八が標準と書いてあるが、予約をすれば十割も可とのこと。
本日は茨城県産とある。
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香りと甘味があって麺の太さもランダムな、手打ち感いっぱいなそば。

天丼は見た目からして甘辛の東京風。
セットとは思えないサイズのぷりぷりエビ天のほか、ピーマンとニンジン。
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鴨南ばんにはささがきごぼうがほんの少し入っている。
珍しく思えたが、鴨鍋には臭み消しとして定番であり、これはアリなのだ。
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天気はよかったが風の冷たい中を歩いてきて、やはり温かいものがうれしい。

[DATA]
松庵(まつあん)
東京都清瀬市松山1-4-2

[Today's recommendation]



https://youtu.be/JS4g2Fi8Fp0
立ち食い十割そば! は、あの「◯屋」の新業態 【松そば】
2019.12.27
北西の季節風が吹き荒れた一日。自転車は風下へ風下へと吹き流され、気がついたら清瀬の街なかにいた。
雲ひとつない上空から雨滴が落ちてきて、遠く地平線上の雲から水平に流されてきたとしか思えない異常な天気で、その北西の雲がみるみる盛り上がってきているので市街地の建物に避難することにした。
ついでに昼ごはん。

先月、清瀬を散歩しているとき、南口の割烹「魚久」がなくなってそこに立ち食い的そば屋ができていることに気づいた。
なんと、“十割そば350円”とある。

店名が「松そば」で、隣に「松のや」がある。
ははぁ、なるほど… と思った。

ただし、9月に入った新宿の立ち食いそば的十割そば「嵯峨谷」の印象が思いのほかよかったので、この「松そば」の存在もずっと心の片隅に引っかかっていた。

スマホで調べてみた。どこにでもあるならアレだけど、まだ店舗数が少ないなら情報としておもしろいと思ったのだ。
なんと、「松そば」は清瀬が1号店らしく、まだほかにはお店がないようなのだ。
急きょ作戦を練って入店。

作戦とは、定食類も充実しているようだが、ここは十割そば狙いを貫くことと、350円のかけ or せいろ+サイドメニューでワンコイン以内に収めることの2点。作戦というか、ルールだね。

入って左手に券売機が2つ。1台のほうでは御老体に店員さんがタッチパネルの使い方をていねいに教えている。その横の券売機で、僕も右往左往… ( ̄Д ̄ ; ;

なんとかせいろそば350円とイカ天110円(ともに税込み)を購入。
食券はそのままでお席でお待ちくださいというようなアナウンスがある。要するに券売機と連動したオーダーエントリーシステムだ。

店内が思ったよりはるかに広い。と思ったら、右のほうにもう一つ出入り口があって、表では別々に見えていた「松のや」と一体化した店舗になっている。どうりでメニューが多いはず。
壁に番号表示パネルがあって、調理中と出来上がりが番号で表示される。病院の会計のアレだ。
で、これの進みが実に遅い。病院並みに。
せいろそば+イカ天の出来上がりに11分を要した。
セルフでカウンターに受け取りに行く。
向こうの作業台に僕のものと思われるトレーが載っている。
「うっ…」
息をのむイカ天の小っささ…。

時間がかかったのは、そばゆでたて、天ぷら揚げたてということだと思うが、これなら「富士そば」や「小諸そば」の揚げ置きコロモゴワゴワのイカ天のほうがましかも… というシロモノ。
海老天150円でもまだワンコインだったので、そっちにすればよかった… ( ̄ε ̄;|||…

そばは、量は少ないがそれは想定内で、香りはあまり感じないがパツッとした食感は心地よい。まさに十割特有ののど越しで、こちらはかなり納得がいった。

結局、作戦を練るといっても、その場でメニュー写真を斜めに見て決めたにすぎないので、こういうモヤモヤな結果になるのはいつもどおり。うまく選べば使い勝手のよい業態だと思う。「松のや」がそうであるように。
ともかく、ごちそうさまでした。
あー、ハラヘッタ…。

[DATA]
松そば 清瀬店
東京都清瀬市松山1-9-4
https://www.matsuyafoods.co.jp/shop/matsusoba/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/VArslwDRK0c
北西の季節風が吹き荒れた一日。自転車は風下へ風下へと吹き流され、気がついたら清瀬の街なかにいた。
雲ひとつない上空から雨滴が落ちてきて、遠く地平線上の雲から水平に流されてきたとしか思えない異常な天気で、その北西の雲がみるみる盛り上がってきているので市街地の建物に避難することにした。
ついでに昼ごはん。

先月、清瀬を散歩しているとき、南口の割烹「魚久」がなくなってそこに立ち食い的そば屋ができていることに気づいた。
なんと、“十割そば350円”とある。

店名が「松そば」で、隣に「松のや」がある。
ははぁ、なるほど… と思った。

ただし、9月に入った新宿の立ち食いそば的十割そば「嵯峨谷」の印象が思いのほかよかったので、この「松そば」の存在もずっと心の片隅に引っかかっていた。

スマホで調べてみた。どこにでもあるならアレだけど、まだ店舗数が少ないなら情報としておもしろいと思ったのだ。
なんと、「松そば」は清瀬が1号店らしく、まだほかにはお店がないようなのだ。
急きょ作戦を練って入店。

作戦とは、定食類も充実しているようだが、ここは十割そば狙いを貫くことと、350円のかけ or せいろ+サイドメニューでワンコイン以内に収めることの2点。作戦というか、ルールだね。

入って左手に券売機が2つ。1台のほうでは御老体に店員さんがタッチパネルの使い方をていねいに教えている。その横の券売機で、僕も右往左往… ( ̄Д ̄ ; ;

なんとかせいろそば350円とイカ天110円(ともに税込み)を購入。
食券はそのままでお席でお待ちくださいというようなアナウンスがある。要するに券売機と連動したオーダーエントリーシステムだ。

店内が思ったよりはるかに広い。と思ったら、右のほうにもう一つ出入り口があって、表では別々に見えていた「松のや」と一体化した店舗になっている。どうりでメニューが多いはず。
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壁に番号表示パネルがあって、調理中と出来上がりが番号で表示される。病院の会計のアレだ。
で、これの進みが実に遅い。病院並みに。
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せいろそば+イカ天の出来上がりに11分を要した。
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セルフでカウンターに受け取りに行く。
向こうの作業台に僕のものと思われるトレーが載っている。
「うっ…」
息をのむイカ天の小っささ…。

時間がかかったのは、そばゆでたて、天ぷら揚げたてということだと思うが、これなら「富士そば」や「小諸そば」の揚げ置きコロモゴワゴワのイカ天のほうがましかも… というシロモノ。
海老天150円でもまだワンコインだったので、そっちにすればよかった… ( ̄ε ̄;|||…

そばは、量は少ないがそれは想定内で、香りはあまり感じないがパツッとした食感は心地よい。まさに十割特有ののど越しで、こちらはかなり納得がいった。

結局、作戦を練るといっても、その場でメニュー写真を斜めに見て決めたにすぎないので、こういうモヤモヤな結果になるのはいつもどおり。うまく選べば使い勝手のよい業態だと思う。「松のや」がそうであるように。
ともかく、ごちそうさまでした。
あー、ハラヘッタ…。

[DATA]
松そば 清瀬店
東京都清瀬市松山1-9-4
https://www.matsuyafoods.co.jp/shop/matsusoba/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/VArslwDRK0c
“節分そば”を仕掛けようと…? 【冨士見庵】
2019.02.03
仕事がばかみたいに忙しいが、昼ごはんは食べに行く。散歩もする。
と言っていられたのもこの日まで。翌日から(2/4の週)いよいよ悲惨なことになろうとは、このときはまだ… いや、わかってはいたけど、見て見ぬふりしてたのね ( ̄ω ̄;) ムム…

秋津駅から西武池袋線の南側を歩いて空堀川に出る。
川沿いを中里緑地の脇を通って柳瀬川との合流点付近まで下って引き返す。

明治薬科大学敷地を回り込んで野塩団地へ下り、ゲートボール広場横の急坂を上って秋津の街へ戻る。
腹が、減った…。
そのとき通りかかったのがそば屋の「冨士見庵」。
「ここでいいよ」と同行者。
ま、いっか… と入りそうになったが、ビビッと警戒心が働く。引き戸に張ってある短冊の品に値段が書いていない。
「やめよう。こういうとこは高いで」

と、いったんお店をあとにしたが、踏切を渡って商店街に向かおうとすると、「今日は節分だから、大みそかみたいなものだよね」とおもむろに同行者。「だったら年越しだから、そばでいいんじゃない?」

な、なるほど。僕はそういう強引な動機づけに弱い。
あるいはそういう傾向を突いて、空腹に耐えかねた相方がとっさにひねり出したヘリクツだったかもしれないが、あとで調べてみると“節分そば”なる習慣は実際に存在するようなのだ。
お店はけっこう広く、4人テーブル×6、小上がりに3卓。
調度は手入れが行き届ききれいにしているが、よく見ると相当年季が入っている。ホール係はおばちゃん2人。

品書きを見ると、やっぱり高めかなぁ…(笑)。
なぜそう感じたか。入る前から食べるものが決まっていた。
寒いので、天ぷらそば。
1100円。ううむ…。
ま、いっか、年越しそばだし(笑)。
たぬきそばを研究しているらしい相方はたぬきそば650円。

その値段なら天ぷらはエビ+野菜2~3種、場合によったらエビもう1匹またはイカ… と胸算用しつつ待っているわけである。
で、やって来ました1100円の天ぷらそば。
天ぷらは… エビ1本! 以上! ( ̄▽ ̄;)!! ガーン

ナスもカボチャもマイタケもない。ひょっとしたらシシトウぐらい潜んでるかも… とエビの背後をつついてみても浮上するものなし。ただ1片のナルトがぽっかり空いた心の穴のごとく…。
ま、しょうがない。そういうこともある。

いつものことだが、ちゃんと品書きを見ないのが悪い。
同じ値段で「季節限定 牡蠣そば」というものがあるし、「白えびのかき揚げ・野菜天もりorかけ(大盛りまたは小ライスサービス&デザート付き)」という季節限定ランチ1000円なんか、かなりオトクなんじゃないだろうか。
一応、申し添えておくが、エビは相当でかかったです。
大口あけないとかぶりつけないくらい… と言ったら言いすぎか。

[DATA]
冨士見庵
東京都清瀬市野塩1-328
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆

https://www.youtube.com/watch?v=XFkzRNyygfk
仕事がばかみたいに忙しいが、昼ごはんは食べに行く。散歩もする。
と言っていられたのもこの日まで。翌日から(2/4の週)いよいよ悲惨なことになろうとは、このときはまだ… いや、わかってはいたけど、見て見ぬふりしてたのね ( ̄ω ̄;) ムム…

秋津駅から西武池袋線の南側を歩いて空堀川に出る。
川沿いを中里緑地の脇を通って柳瀬川との合流点付近まで下って引き返す。

明治薬科大学敷地を回り込んで野塩団地へ下り、ゲートボール広場横の急坂を上って秋津の街へ戻る。
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腹が、減った…。
そのとき通りかかったのがそば屋の「冨士見庵」。
「ここでいいよ」と同行者。
ま、いっか… と入りそうになったが、ビビッと警戒心が働く。引き戸に張ってある短冊の品に値段が書いていない。
「やめよう。こういうとこは高いで」

と、いったんお店をあとにしたが、踏切を渡って商店街に向かおうとすると、「今日は節分だから、大みそかみたいなものだよね」とおもむろに同行者。「だったら年越しだから、そばでいいんじゃない?」

な、なるほど。僕はそういう強引な動機づけに弱い。
あるいはそういう傾向を突いて、空腹に耐えかねた相方がとっさにひねり出したヘリクツだったかもしれないが、あとで調べてみると“節分そば”なる習慣は実際に存在するようなのだ。
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お店はけっこう広く、4人テーブル×6、小上がりに3卓。
調度は手入れが行き届ききれいにしているが、よく見ると相当年季が入っている。ホール係はおばちゃん2人。

品書きを見ると、やっぱり高めかなぁ…(笑)。
なぜそう感じたか。入る前から食べるものが決まっていた。
寒いので、天ぷらそば。
1100円。ううむ…。
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ま、いっか、年越しそばだし(笑)。
たぬきそばを研究しているらしい相方はたぬきそば650円。

その値段なら天ぷらはエビ+野菜2~3種、場合によったらエビもう1匹またはイカ… と胸算用しつつ待っているわけである。
で、やって来ました1100円の天ぷらそば。
天ぷらは… エビ1本! 以上! ( ̄▽ ̄;)!! ガーン

ナスもカボチャもマイタケもない。ひょっとしたらシシトウぐらい潜んでるかも… とエビの背後をつついてみても浮上するものなし。ただ1片のナルトがぽっかり空いた心の穴のごとく…。
ま、しょうがない。そういうこともある。

いつものことだが、ちゃんと品書きを見ないのが悪い。
同じ値段で「季節限定 牡蠣そば」というものがあるし、「白えびのかき揚げ・野菜天もりorかけ(大盛りまたは小ライスサービス&デザート付き)」という季節限定ランチ1000円なんか、かなりオトクなんじゃないだろうか。
一応、申し添えておくが、エビは相当でかかったです。
大口あけないとかぶりつけないくらい… と言ったら言いすぎか。

[DATA]
冨士見庵
東京都清瀬市野塩1-328
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆

https://www.youtube.com/watch?v=XFkzRNyygfk