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ラーメン好き? 【珍来亭】

2023.08.26

 午前中自転車で遠出しようと思ったが、三鷹付近でパラパラ降ってきて、アーケードや地下街など雨をしのげる場所の多い吉祥寺に一時避難した。
東京アメッシュなどで確かめると都心方面から向かってくる発達した雨雲もあって、動くに動けず、そのまま昼ごはんを食べるなどして雨をやり過ごすことにした。


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1人のときの昼めしはラーメンくらいしか思い付かない。
幸い吉祥寺は“激戦区”といわれるほどラーメン屋には事欠かない。
しかし週末の吉祥寺のランチタイムは混雑を極める。
どこも行列で、ぐるぐるさまようハメに。


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ふと気づいた。
ぐるぐるといっても数軒の同じ店をぐるぐる回っているにすぎなかった。
数軒とは、このブログで何度も取り上げている特定の5~6軒。
激戦区も何もあったもんじゃない。

ためしに「吉祥寺で人気のラーメン屋11選」とか「激戦区吉祥寺のおすすめ15選」とかいうまとめ記事をのぞいてみると、ほとんどの店は場所すら知らないのであった。

もしかしたら自分はラーメンというものに興味がないのかもしれない。
どうしよう、このブログ ( ̄- ̄;) ンー


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で、入ったのは「珍来亭」。
創業1951(昭和26)年のハモニカ横丁の老舗。


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こういう店なら知っている。
そしてこの店はまとめサイト常連の人気店でもあり、ぎりぎりセーフ… みたいな?
世事に疎い自分を世間につなぎ留める糸のような存在と言いましょうか😅


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5年前の記事に“10年ほど前に何度か改装してレトロモダン路線のこぎれいなつくりに変わったと記憶している”と書いているが、去年のいまごろも改装工事を行っており、いっそう存在感を増している。


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毎度同じのラーメン+半チャーハンを頼もうと思ったが、品書きに見当たらない。
改装してセットメニューがなくなったのかと思い聞いてみると、セットは平日限定サービスとのこと。
なので注文は、単品でラーメンと半チャーハン… って、おんなじかい ゞ( ̄∇ ̄;) ヲイ!


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ラーメン(しょうゆ)はぱっと見、スープの色の濃さがインパクトあるが、味はあっさり系。
魚介の風味漂う昔ながらのホッとする味わい。


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麺は中太縮れで、やわめのゆで加減がやさしい感じを醸し出す。
チャーシュー、メンマ、小松菜、のり、ネギ。


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チャーハンは、チャーシュー、卵、ネギという基本の具3種によるオーソドックスなもので、強めのゴマ油の香りが特徴的。
しっとり系かな。


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こういう普通にしょっぱいラーメンが好きという意味では、自信を持ってラーメン好きを自称できるんだが。


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[DATA]
珍来亭
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
https://twitter.com/chinraitei





[Today's recommendation]


https://youtu.be/pc6CWfBgIt8?si=x7aT8JYp3YI1iPFQ



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ハモニカ横丁といえば 【珍来亭】

2022.04.21

 4本前の記事に書いている“今月分の仕事が全部終わった”というのが先週の金曜日で、週明けの火曜日にはもう翌月の仕事が始まっている。
いつもなら10日くらいぷらぷら過ごすところだが…。
連休絡みの前倒し進行である。

仕事が動き始めるときの張り詰めた空気感というのはいつまでたってもなじめないが、今月に限ってはサクサクいってほしい。いま動かなかったら連休明けに大変なことになるのは目に見えている。
今年の正月明けのような状況だけは勘弁してほしい。


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ということで、ちょっとヤバい感じにざわついているので、今回、文字部分に関しては過去記事のコピペ等でやりくりさせていただく。


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吉祥寺駅北口の「ハモニカ横丁」は、戦後まもなく出現した駅前マーケット、いわゆる“闇市”がルーツとされる。


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北口駅前のサンロード入り口・ダイヤ街・武蔵通り・平和通りに囲まれた約3000㎡の区画。


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仲見世通り・中央通り・朝日通り・のれん小路・祥和会通りの5つの通りからなる歩行者型商業地域で、店舗数は約100。


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ハモニカ横丁・朝日通りにある人気ラーメン店「珍来亭」。


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――創業昭和26年。吉祥寺ハーモニカ横丁にある小さなラーメン屋です。Twitterプロフィール)


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小さいお店で、1階にカウンター2席とテーブル1卓。

「2階へどうぞ!」
ということで、奥の急階段を上って2階へ。

2階はテーブル3卓と座敷2卓。


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創業1951(昭和26)年。
俳優の故 佐藤慶さんの通う店として有名だった。


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注文は、ランチセットのラーメン+半チャーハン。


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ラーメンは、黒っぽい濃い色のスープに中太縮れ麺。


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具は、チャーシュー、メンマ、小松菜、ノリ、ネギ。


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チャーハンは、チャーシュー、卵、ネギという基本の具3種によるオーソドックスなもの。
強めのゴマ油の香りに食欲がいや増す。


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いやー、うまかったし。
帰っておとなしく仕事するかぁ…


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[DATA]
珍来亭
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
https://twitter.com/chinraitei





[Today's recommendation]


https://youtu.be/x3HGxcZTsBw



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妙正寺池


3代受け継がれたラーメンの深い味わい 【珍来亭】

2018.07.26

 吉祥寺駅北口の「ハモニカ横丁」は、戦後まもなく出現した駅前マーケット、いわゆる“闇市”がルーツとされる。


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いまさらながらその概要をまとめると――
ハモニカ横丁(正式名称:ハーモニカ横丁)は、北口駅前のサンロード入り口・ダイヤ街・武蔵通り・平和通りに囲まれた約3000㎡の区画。仲見世通り・中央通り・朝日通り・のれん小路・祥和会通りの5つの通りからなる歩行者型商業地域で、店舗数は約100。名称の由来は、武蔵野市在住の作家・亀井勝一郎(1907-66)が1962年の市民講座で、間口の狭い店が並ぶ様子をハーモニカの吹き口に例えたことによるという。“住みたい街”吉祥寺のランドマークともいえる人気エリアである。


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ハモニカ横丁・朝日通りにある人気ラーメン店「珍来亭」。
1951年創業、新宿で始めたラーメン屋台がルーツで、現在は3代目姉妹が切り盛りする。

――吉祥寺ハモニカ横丁にあるラーメン屋珍来亭です。昼はラーメン屋、夜は居酒屋になります。美人姉妹がお出迎え。(Twitterプロフィール自己紹介文ママ)


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小さいお店で、1階にカウンター3席とテーブル3席、2階に座敷2卓、テーブル3卓。
1階の客席は外からよく見えるが、いつも埋まっていて、2階は相席になることが多く、なかなか気軽に入ろうという気にはなれないお店である。
今日、通りかかったタイミングで、たまたまカウンター左端のお客さんが席を立つのが目に入った。入れ違いに入店。


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5年ぶりくらいになるだろうか、ずいぶん久しぶりだが、注文はいつも同じ。
しょう油味ラーメンと半チャーハンのセット730円。


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こちらは10年ほど前に何度か改装してレトロモダン路線のこぎれいなつくりに変わったと記憶しているが、以前は創業半世紀そのままに年季の入ったお店だったはず。
俳優の故 佐藤慶さんの通う店として有名だった。


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若いころ、ときどき探してみたが、見つかったためしがない。というか、ほかにも似たような店があり、店名を覚えずにただ“佐藤慶の通う店”という情報だけで探してみても、どれがそうなのか確信が持てない。有名ではあるが、目立つ存在ではなかった。
幅広い客層に支持され活気あふれるお店に変わったのは、美人姉妹に代替わりして、改装してからじゃなかったかと思うのだ。


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チャーハンは、チャーシュー、卵、ネギという基本の具3種によるオーソドックスなもの。


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ゴマ油の風味が強いので好みは分かれると思うが、武蔵野市在住歴の長いチャーハン好きの大学の先輩によれば、「吉祥寺でいちばんうまいチャーハン」。


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しょう油ラーメンは、黒っぽい濃い色のスープに中太縮れ麺が懐かしい。
具は、肩ロースのチャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、ノリ、ネギ。


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――60年間継ぎ足しながらチャーシューを煮続けてきたしょうゆ。その濃厚なしょうゆに、豚骨と鶏ガラのスープを注げば、昔懐かしいしょうゆの香りがフワッと広がる。(NHK『サラメシ ― 佐藤慶が愛した醤油ラーメン』より)


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古いものを残しつつ常に変わり続けるというハモニカ横丁そのものような存在であり、それこそが吉祥寺という街の個性にほかならない。
このラーメンはそんな吉祥寺を代表する一杯である。


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[DATA]
珍来亭
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-9
https://twitter.com/chinraitei





[Today's recommendation]


https://youtu.be/aN7OhTXQT_8



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