突き抜ける 【忠豊】
2023.11.11
何度かそれとなく触れているが、ブログタイトル変えました。
え、そうだったの? ぜんぜん気づかなかった。
てか、言われても何が変わったかさっぱりわからないんですけど。。。
という方も多いことと思われますが、ほぼ毎日… の“毎日”とりました。

日記感覚で始めたブログなのでそういうタイトルだったわけだが、6年以上経過し内容もだいぶ変わってきている。
たとえば日付――前記事の2023.11.03からこの記事の2023.11.11と8日も飛んでおり、もはや日記とは程遠い。
いちおう“ほぼ毎日”更新している… という言い訳はあるが、それもそろそろシンドイかも……
ということで「ほぼ毎日、ほぼ昭和食堂」改め「ほぼほぼ、昭和食堂」。
やっていることは何ら変わらないので、引き続きよろしくお願いします。

自転車で軽く43km走って「忠豊」。
注文はタンメン650円。

さりげなく記述しているが、タンメン650円。
この字ヅラ、どう映るだろうか。

「忠豊」に入るのは5回目くらい。

これまでピークを外した時間帯にしか入ったことがなかったが、13時前入店で混み合っている本日、初めてその洗礼を受ける。
口コミなどに必ずといっていいほど言及のある夫婦げんかである。
厨房のおとうさんがものすごい剣幕でがなり立てていてビビらされる。

が、罵り声によくよく耳を澄ませば、「おかーさん、ラーメン、3番、持ってって!」と聞こえる。
ただの指示出し?
けんか腰は、ただの口調?
実際、おかあさんのほうは終始穏やかなまま受け流しているようだし。

タンメン来る。
野菜がこんもり小山状なのは予想どおり。
こちらのもう一つの名物がドカ盛りである。

野菜の山を少し掘削したのち、箸を突っ込んで麺を探るも…
生い茂るサルガッソーにスクリューをとられ航行不能に陥ったかのごとく、箸が動かない。
難敵は野菜ではなく麺なのであった。

キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、豚肉。
野菜だけでなく肉の量もすごいが、使っている肉にはこだわっていると以前うかがった。
タンメンは決まってラー油で味変させるが、こちらのラー油が絶品で、食べ慣れた味でもある。
詳しくは過去記事を参照いただきたい。

タンメンは昭和の街中華ではラーメンの次に来る(次に安い)メニュー。
タンメン650円は、この驚異的物価高の世においても字ヅラ的に案外違和感ないかもしれないが、量だけでなく素材にもこだわってこの値段。
もはや、突き抜けている。

[DATA]
忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]

https://youtu.be/FJfFZqTlWrQ?si=LKDLf71NDMtOUl0h




何度かそれとなく触れているが、ブログタイトル変えました。
え、そうだったの? ぜんぜん気づかなかった。
てか、言われても何が変わったかさっぱりわからないんですけど。。。
という方も多いことと思われますが、ほぼ毎日… の“毎日”とりました。

日記感覚で始めたブログなのでそういうタイトルだったわけだが、6年以上経過し内容もだいぶ変わってきている。
たとえば日付――前記事の2023.11.03からこの記事の2023.11.11と8日も飛んでおり、もはや日記とは程遠い。
いちおう“ほぼ毎日”更新している… という言い訳はあるが、それもそろそろシンドイかも……
ということで「ほぼ毎日、ほぼ昭和食堂」改め「ほぼほぼ、昭和食堂」。
やっていることは何ら変わらないので、引き続きよろしくお願いします。

自転車で軽く43km走って「忠豊」。
注文はタンメン650円。

さりげなく記述しているが、タンメン650円。
この字ヅラ、どう映るだろうか。

「忠豊」に入るのは5回目くらい。

これまでピークを外した時間帯にしか入ったことがなかったが、13時前入店で混み合っている本日、初めてその洗礼を受ける。
口コミなどに必ずといっていいほど言及のある夫婦げんかである。
厨房のおとうさんがものすごい剣幕でがなり立てていてビビらされる。

が、罵り声によくよく耳を澄ませば、「おかーさん、ラーメン、3番、持ってって!」と聞こえる。
ただの指示出し?
けんか腰は、ただの口調?
実際、おかあさんのほうは終始穏やかなまま受け流しているようだし。

タンメン来る。
野菜がこんもり小山状なのは予想どおり。
こちらのもう一つの名物がドカ盛りである。

野菜の山を少し掘削したのち、箸を突っ込んで麺を探るも…
生い茂るサルガッソーにスクリューをとられ航行不能に陥ったかのごとく、箸が動かない。
難敵は野菜ではなく麺なのであった。

キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、豚肉。
野菜だけでなく肉の量もすごいが、使っている肉にはこだわっていると以前うかがった。
タンメンは決まってラー油で味変させるが、こちらのラー油が絶品で、食べ慣れた味でもある。
詳しくは過去記事を参照いただきたい。

タンメンは昭和の街中華ではラーメンの次に来る(次に安い)メニュー。
タンメン650円は、この驚異的物価高の世においても字ヅラ的に案外違和感ないかもしれないが、量だけでなく素材にもこだわってこの値段。
もはや、突き抜けている。

[DATA]
忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]

https://youtu.be/FJfFZqTlWrQ?si=LKDLf71NDMtOUl0h




愛は惜しみなく 【忠豊】
2022.01.16
猫の消耗品を買いに「ジョイフル本田 瑞穂店」へ行き、周辺で昼ごはんのお店を探したが、いまひとつしっくりくるところがなく、村山団地西通りの商店街まで戻って探すことにした。
商店街なら食べるところの5~6軒はすぐ見つかるだろうという安直な読みは見事に外れ、開いているのはラーメン屋さん2店と中華屋さん1店のみ。
相方はラーメン店にあまり入りたがらないので、簡単に中華店に決まりそうなものだが、これがそう簡単な話ではない。

アーチ2つが出入り口になっているコの字形路地「すずらん通り」の奥、黄色い看板が「忠豊」
中華店というのは「忠豊」。
名にし負うドカ盛り店である。

たとえば一般的な量を1として「忠豊」の盛りがどの料理も2だとすると、僕1人で入った場合、2(1品)頼んで2食べればいい。しかし相方と入ると最低4(2品)頼まなければならず、相方は1以上は食べられないので、僕の食べる量が3に増えるという計算になる。
3人前はちょっと…。
でも楽天家なワタクシ。
まあ、それくらいなんとかなるか… と入店。

意外なことに、1時前で先客1人とすいている。
あとで聞いた話では、やっとお客さんが戻ってきたと思った矢先の第6波で、年明けでパタッと客足が落ちたと。うーむ…。
量、多いからなぁ… と、入る前にさんざん脅かしたので、「いちばん軽そうな中華そば」と相方。
もう1品は焼きそばに。
まず中華そば。
器もそんな大きくなく、パッと見、普通のラーメン。

杞憂だったかな、と安堵した次の瞬間…
配膳台のほうから「おっと、ずいぶん多くなっちゃったね」というおかあさんの声が…

「はい、大盛りサービス!」と、焼きそば来る。
えー!? ∑( ̄[] ̄;)!

えーと、上記数値でいうと、これ一皿で4か5はある。
一瞬にして計算が破綻した。

「どうしてこうなっちゃったんです?」
「つかみ加減でねー(笑)」とおかあさん。
加減って、麺の玉単位のカゲンでもしてるんですかぁー!! ヾ(・ε・。)

中華そばも箸を入れてみるとすごい麺量なのである。
ここからは、ひたすら食べる。

僕がまず中華そばで、7割がた食べたところでチェンジ。
焼きそばぜんぜん減ってないし ( ̄- ̄;)
焼きそばひと口食べて、無理… と思いました。
中華そばは懐かしくもおいしい昔ながらのラーメンで、食欲を刺激されいくらでも食べられそうな気がした。
そのあっさりさっぱりした味と違って、焼きそばはソース味。
これもナツカシおいしいが、ひと口目の甘さが満腹中枢を直撃。

でも焼きそばが来たとき、「食べきれなかったら持ち帰っていい?」と相方が聞いているので、ある程度気は楽なのであった。
ただ、持ち帰るにしても皿の半分も食べなかったら失礼にあたると思うので頑張って食べているわけだが、この半分が遠い(笑)。
結局、パックをもらって詰めたんだが、大きめのパックがいっぱいになった。
頑張って食べなかったら1パックに入り切らなかったという、なんと恐ろしい盛り。
「チャーシューがすごくおいしかった」と相方。
「生のお肉使ってるからね」とおかあさん。「値段は冷凍の3倍はするけど、味がぜんぜん違う。いまさら変えられないです。お客さんにはすぐわかっちゃう」
というように、量のことが取り上げられることが多いが、実はすごくおいしいお店なのである。

昭和45(1970)年からこの地で続けているそうだ。
昔は賑やかで、この奥まった場所にも人がたくさん出入りしていたと。
出前も多く、エレベーターのない団地の3階4階にもおとうさんは届けていたと。
「あれでもけっこう年なんですよ」とおかあさん。「89歳」
えー!? ∑( ̄[] ̄;)!
「あ… 79か」
ズルッ (ノ_ _)ノ

焼きそばをパック詰めしてもらうのは申し訳ないので、途中で持ち帰りの焼き餃子を頼んでいたが、その注文が通っていなかったので生餃子にしてもらった。
「焼いてないから、量でサービスしておきました」
「えー!?」
餃子は15個。こちらの餃子1人前は10個のようなので、5割増し。
自家製ラー油までいただいた。なんと、ワンカップサイズでひと瓶も。

持ち帰った焼きそばと餃子のみで、大満足の晩ごはんになった。
絶品激辛ラー油で冷やっこも食べてみた。

ほぼいちげんさんなのに、こんなによくしてもらって、これを書きながらも涙が出るほどうれしい。

「まだまだ続けますから、ぜひまた来てください!」
頑張ってください。ぜひまた伺います!

[DATA]
忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]



https://youtu.be/-nmPdUiT5ks


猫の消耗品を買いに「ジョイフル本田 瑞穂店」へ行き、周辺で昼ごはんのお店を探したが、いまひとつしっくりくるところがなく、村山団地西通りの商店街まで戻って探すことにした。
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商店街なら食べるところの5~6軒はすぐ見つかるだろうという安直な読みは見事に外れ、開いているのはラーメン屋さん2店と中華屋さん1店のみ。
相方はラーメン店にあまり入りたがらないので、簡単に中華店に決まりそうなものだが、これがそう簡単な話ではない。

アーチ2つが出入り口になっているコの字形路地「すずらん通り」の奥、黄色い看板が「忠豊」
中華店というのは「忠豊」。
名にし負うドカ盛り店である。

たとえば一般的な量を1として「忠豊」の盛りがどの料理も2だとすると、僕1人で入った場合、2(1品)頼んで2食べればいい。しかし相方と入ると最低4(2品)頼まなければならず、相方は1以上は食べられないので、僕の食べる量が3に増えるという計算になる。
3人前はちょっと…。
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でも楽天家なワタクシ。
まあ、それくらいなんとかなるか… と入店。

意外なことに、1時前で先客1人とすいている。
あとで聞いた話では、やっとお客さんが戻ってきたと思った矢先の第6波で、年明けでパタッと客足が落ちたと。うーむ…。
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量、多いからなぁ… と、入る前にさんざん脅かしたので、「いちばん軽そうな中華そば」と相方。
もう1品は焼きそばに。
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まず中華そば。
器もそんな大きくなく、パッと見、普通のラーメン。

杞憂だったかな、と安堵した次の瞬間…
配膳台のほうから「おっと、ずいぶん多くなっちゃったね」というおかあさんの声が…

「はい、大盛りサービス!」と、焼きそば来る。
えー!? ∑( ̄[] ̄;)!

えーと、上記数値でいうと、これ一皿で4か5はある。
一瞬にして計算が破綻した。

「どうしてこうなっちゃったんです?」
「つかみ加減でねー(笑)」とおかあさん。
加減って、麺の玉単位のカゲンでもしてるんですかぁー!! ヾ(・ε・。)

中華そばも箸を入れてみるとすごい麺量なのである。
ここからは、ひたすら食べる。

僕がまず中華そばで、7割がた食べたところでチェンジ。
焼きそばぜんぜん減ってないし ( ̄- ̄;)
焼きそばひと口食べて、無理… と思いました。
中華そばは懐かしくもおいしい昔ながらのラーメンで、食欲を刺激されいくらでも食べられそうな気がした。
そのあっさりさっぱりした味と違って、焼きそばはソース味。
これもナツカシおいしいが、ひと口目の甘さが満腹中枢を直撃。

でも焼きそばが来たとき、「食べきれなかったら持ち帰っていい?」と相方が聞いているので、ある程度気は楽なのであった。
ただ、持ち帰るにしても皿の半分も食べなかったら失礼にあたると思うので頑張って食べているわけだが、この半分が遠い(笑)。
結局、パックをもらって詰めたんだが、大きめのパックがいっぱいになった。
頑張って食べなかったら1パックに入り切らなかったという、なんと恐ろしい盛り。
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「チャーシューがすごくおいしかった」と相方。
「生のお肉使ってるからね」とおかあさん。「値段は冷凍の3倍はするけど、味がぜんぜん違う。いまさら変えられないです。お客さんにはすぐわかっちゃう」
というように、量のことが取り上げられることが多いが、実はすごくおいしいお店なのである。

昭和45(1970)年からこの地で続けているそうだ。
昔は賑やかで、この奥まった場所にも人がたくさん出入りしていたと。
出前も多く、エレベーターのない団地の3階4階にもおとうさんは届けていたと。
「あれでもけっこう年なんですよ」とおかあさん。「89歳」
えー!? ∑( ̄[] ̄;)!
「あ… 79か」
ズルッ (ノ_ _)ノ

焼きそばをパック詰めしてもらうのは申し訳ないので、途中で持ち帰りの焼き餃子を頼んでいたが、その注文が通っていなかったので生餃子にしてもらった。
「焼いてないから、量でサービスしておきました」
「えー!?」
餃子は15個。こちらの餃子1人前は10個のようなので、5割増し。
自家製ラー油までいただいた。なんと、ワンカップサイズでひと瓶も。

持ち帰った焼きそばと餃子のみで、大満足の晩ごはんになった。
絶品激辛ラー油で冷やっこも食べてみた。

ほぼいちげんさんなのに、こんなによくしてもらって、これを書きながらも涙が出るほどうれしい。

「まだまだ続けますから、ぜひまた来てください!」
頑張ってください。ぜひまた伺います!

[DATA]
忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]



https://youtu.be/-nmPdUiT5ks


Do It Again ――フードファイトは続く 【忠豊】
2019.07.18
昨日東に出かけたから今日は西に向かう――
そんな感じで東大和の中央通りをたらたら走っていたら村山団地近くまで来てしまった。
このへんに来たら団地西通りの商店街にある中華料理店「弘華飯店」と「忠豊」の様子を見ることにしている。どちらも開いていたり閉まっていたり、営業が不安定だから気になってしまうのだ。

団地西通り中ほどにコの字形に形成されたすずらん通り商店街奥に「忠豊」がある
両方営業中だったので安心してさらに西に向かいかけたが、久々にどっちかで食べてみるのもいいんじゃないかという気になる。
悪魔クン登場。
「忠豊のもやしそば」とささやいた。

中華料理「忠豊」は村山方面では有名なドカ盛りの店である。
グルメサイト等の料理写真はどれもこれもすごいものがあるが、もやしそばにただならぬオーラを感じ、食べてみたいリストにアップしてある。

なぜいまそれなのか。
悪魔はこう続けた。
「昨日と比べてみてはどうか?」

麺290gのラーメンの感覚が残るうちにこっちにも挑んで、頂上対決の判定をせよ、と。
たしかにそういう情報もある部分、有用な気がしないでもない。
「でもそれ、おたく(=ほぼ高齢者)のやること?」という声が聞こえてきそうだが、僕もそう思う ( ̄ω ̄;) ウーム…
そこが悪魔のささやきたるゆえんで、思い立ったら止められない。

もやしそば――お店のおとうさんがじきじきに厨房から捧げ持ってきた。
僕は座っているのでおとうさんの手にある器をフラットに見ているわけだが、丼面、異様に盛り上がってる。

もやしそばはドロリ系、つまり、具があんかけ。
以前、もやしそばにはサラリ系とドロリ系があると書いたが、なぜかここはサラリ系と思い込んでいて、まずこのヴィジュアルに軽いショックを受けた。
7月中旬に食べるには、いかにも熱く暑そうだ。

このもやしそば650円に対し、鶏の唐揚定食2100円って、いったい… ( ̄▽ ̄;) !!
盛りもやはりハンパない。だいたい丼の縁から盛り上がってるのはおかしいと思う。
モヤシは二郎系なんかと違って餡をまとっており、これはジェルであるからやがてスープと一体化する、物質の三態でいえば液体である。
液体が大きく盛り上がっている。超表面張力現象といいましょうか… ( ̄。 ̄;) …

そもそも普通よりデカいどんぶりの容量最大限、盛れるだけ盛りました… という品なのである、これは。
あとで調べると、麺量は2玉とも、2玉以上とも…

わかりづらいが、割り箸を基準としたどんぶりのサイズ感
実食――
量よりもなによりも、熱いのなんの… (〃゚д゚;A``
「これは(夏に)食べてはいけない! だな(笑)」とか突っ込んでくれる相手がいないのが、いちばんつらい(笑)。
なにしろ麺がぜんぜん冷めないのだ。底からほじくり返して表面にさらし、その間大量のモヤシをやっつける。
不思議とあんかけのモヤシのほうが麺より冷めるのが早い。これは粘度と蓄熱性の関係で… とか気を紛らわしつつ――。
ついに完食!
ファイト開始から実に18分。

でも食後感はそれほど重くない。
大量のモヤシが炭水化物の消化に影響を及ぼすのか…?
(晩ごはんも普通に食べられた)

頂上対決的になんだかよくわからなくなってしまってるが、一ついえるのは、これで650円はすごい。モヤシ、ニンジン、豚肉のみというシンプルな構成も好き。
ひとりダラダラ汗かいてバカみたいに見えたかもしれないけど、本人はうまいうまいと思っているわけで…。

次のタタカイを挑まれたら…
だから、受けて立ってやろうじゃないの ヾ (_ー ) カカッテキナサイ!

[DATA]
忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/-crsuEOlUO0
昨日東に出かけたから今日は西に向かう――
そんな感じで東大和の中央通りをたらたら走っていたら村山団地近くまで来てしまった。
このへんに来たら団地西通りの商店街にある中華料理店「弘華飯店」と「忠豊」の様子を見ることにしている。どちらも開いていたり閉まっていたり、営業が不安定だから気になってしまうのだ。

団地西通り中ほどにコの字形に形成されたすずらん通り商店街奥に「忠豊」がある
両方営業中だったので安心してさらに西に向かいかけたが、久々にどっちかで食べてみるのもいいんじゃないかという気になる。
悪魔クン登場。
「忠豊のもやしそば」とささやいた。

中華料理「忠豊」は村山方面では有名なドカ盛りの店である。
グルメサイト等の料理写真はどれもこれもすごいものがあるが、もやしそばにただならぬオーラを感じ、食べてみたいリストにアップしてある。

なぜいまそれなのか。
悪魔はこう続けた。
「昨日と比べてみてはどうか?」

麺290gのラーメンの感覚が残るうちにこっちにも挑んで、頂上対決の判定をせよ、と。
たしかにそういう情報もある部分、有用な気がしないでもない。
「でもそれ、おたく(=ほぼ高齢者)のやること?」という声が聞こえてきそうだが、僕もそう思う ( ̄ω ̄;) ウーム…
そこが悪魔のささやきたるゆえんで、思い立ったら止められない。

もやしそば――お店のおとうさんがじきじきに厨房から捧げ持ってきた。
僕は座っているのでおとうさんの手にある器をフラットに見ているわけだが、丼面、異様に盛り上がってる。

もやしそばはドロリ系、つまり、具があんかけ。
以前、もやしそばにはサラリ系とドロリ系があると書いたが、なぜかここはサラリ系と思い込んでいて、まずこのヴィジュアルに軽いショックを受けた。
7月中旬に食べるには、いかにも熱く暑そうだ。

このもやしそば650円に対し、鶏の唐揚定食2100円って、いったい… ( ̄▽ ̄;) !!
盛りもやはりハンパない。だいたい丼の縁から盛り上がってるのはおかしいと思う。
モヤシは二郎系なんかと違って餡をまとっており、これはジェルであるからやがてスープと一体化する、物質の三態でいえば液体である。
液体が大きく盛り上がっている。超表面張力現象といいましょうか… ( ̄。 ̄;) …

そもそも普通よりデカいどんぶりの容量最大限、盛れるだけ盛りました… という品なのである、これは。
あとで調べると、麺量は2玉とも、2玉以上とも…

わかりづらいが、割り箸を基準としたどんぶりのサイズ感
実食――
量よりもなによりも、熱いのなんの… (〃゚д゚;A``
「これは(夏に)食べてはいけない! だな(笑)」とか突っ込んでくれる相手がいないのが、いちばんつらい(笑)。
なにしろ麺がぜんぜん冷めないのだ。底からほじくり返して表面にさらし、その間大量のモヤシをやっつける。
不思議とあんかけのモヤシのほうが麺より冷めるのが早い。これは粘度と蓄熱性の関係で… とか気を紛らわしつつ――。
ついに完食!
ファイト開始から実に18分。

でも食後感はそれほど重くない。
大量のモヤシが炭水化物の消化に影響を及ぼすのか…?
(晩ごはんも普通に食べられた)

頂上対決的になんだかよくわからなくなってしまってるが、一ついえるのは、これで650円はすごい。モヤシ、ニンジン、豚肉のみというシンプルな構成も好き。
ひとりダラダラ汗かいてバカみたいに見えたかもしれないけど、本人はうまいうまいと思っているわけで…。

次のタタカイを挑まれたら…
だから、受けて立ってやろうじゃないの ヾ (_ー ) カカッテキナサイ!

[DATA]
忠豊(ちゅうほう)
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/-crsuEOlUO0
武蔵村山の“山”に挑む 【忠豊】
2017.09.05
このところ仕事の関係で昼食に出るのが1時前後になることが多く、それはそれで店が混まないのはいいとして、昼の営業時間が2時までというところが多いので焦らされる。
ただでさえ優柔不断なところに焦りが入ったらまともな判断力は失われる。その自覚は、さすがにこの年ともなれば持ち合わせるので、今度はそれが抑止力として働く。だから候補の店の前まで行っても「まてよ…」となってなかなか決まらない、という悪循環。

昨日に引き続き、1時半を過ぎて東大和方面をうろついている。そこからさらに西に向かう気になったのは、昨日のチャーハンの件を引きずっていたからかもしれない。
めざすのは村山団地の向こう、団地西通りの路地裏の中華屋「忠豊」。

この店は地元ではかなりの有名店のようだ。なので僕はこっちのほうに来るときは必ず店の前を通って様子をうかがっていた。閉まっていることが多く、やっているらしいときも暖簾も“営業中”の札もなくひっそりしている。かなりの難関とみなしていた。
2時近くという時間帯が、こういう場合、後押しとなる。客が少なく、お店側にも余裕があるから、初めてでも困ったことにはまずならない。

店先にはやはり暖簾も札もないが、店内に明かりがついているので営業中と判断。
しかし入り口の戸のつくりが引き戸なのか開き戸なのか判然とせず一瞬躊躇。
と、そう簡単には入らせてくれないのだ。

店内はテーブルが6卓と、奥には座敷もあるようだ。
右奥に男性2人組。僕はその対角の、入ってすぐ左の席に着く。
お水を持ってきてくれたのんびりした雰囲気のおかあさんに「チャーハン」と告げる。そのまま配膳口から中にオーダーが通ると、すぐに中華鍋のガコンガコンが聞こえてきた。で、けっこう早めに音がやむ。
厨房からおかあさんが両手に捧げ持ってきたものを見て驚いた。まさに山のようであった。
そう、この店はドカ盛りで有名なのである。
これまで遠巻きに眺めるようにして入店をためらっていたのにはそういう理由もあった。でもコンディションが悪くさえなければある程度の量は食えるし、とも考えていた。
それなりの覚悟はしていたが、まさかここまでとは…。

それからスープ。
これはお上品な店のラーメンどんぶりぐらいのサイズはあるだろう、と言ったら言い過ぎか(笑)。とにかくこちらもすごい量だ。
ワカメスープに薄焼き卵とネギのトッピング。
チャーハンは思ったより塩気がきつくなく、コショウが効いたあっさりした味付け。具はチャーシューと卵のみという潔さがたいへん好ましい。意外にサクサク食べられる。

見ると、奥の2人組はどちらもチャーハン、あとから入って僕の隣のテーブルに座ったおじさんもチャーハンで、店内の客4人全員がチャーハン。なんだか食事というより土木工事のごとき様相を帯びてしまっている。
工期開始時に応じて進捗状況が違っていて、地山の掘削が最も進んでいるのはやはり先に取りかかっている2人組。しかし2人組だけにおしゃべりしたりして作業効率はよろしくなく、後続の追い上げを許している。すると一方の人に電話が入り、店外へ。こちらの現場は不測の事態により休工となってしまった。
こうして僕は難なく真っ先に完工。
味付けがあっさりで油もきつくないので、これぐらいの量でも問題なし。

支払いのとき、830円と聞こえたので1000円札を出すと、お釣りが370円来た。
チャーハン630円。えー!? と、これには相当驚いた。
あとで調べると、カニチャーハン、エビチャーハンがともに840円と、量だけでなく値段も破格なのであった。

[参考写真]
左上から時計回りに、滝山「珍来」、吉祥寺「みんみん」、小金井「櫻華」、武蔵村山「忠豊」。ふと思い付いて今年食べた主なデカ盛りチャーハンを写真で比較してみた(いずれも普通サイズ)。なかなかの壮観だが、その中にあって忠豊の盛りが一回り抜きんでているのがわかるだろうか。
[DATA]
忠豊
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]

https://youtu.be/84BbGJPXo9g




ヒョウモン類(村山団地)

アオサギ、コサギ(空堀川)
このところ仕事の関係で昼食に出るのが1時前後になることが多く、それはそれで店が混まないのはいいとして、昼の営業時間が2時までというところが多いので焦らされる。
ただでさえ優柔不断なところに焦りが入ったらまともな判断力は失われる。その自覚は、さすがにこの年ともなれば持ち合わせるので、今度はそれが抑止力として働く。だから候補の店の前まで行っても「まてよ…」となってなかなか決まらない、という悪循環。

昨日に引き続き、1時半を過ぎて東大和方面をうろついている。そこからさらに西に向かう気になったのは、昨日のチャーハンの件を引きずっていたからかもしれない。
めざすのは村山団地の向こう、団地西通りの路地裏の中華屋「忠豊」。

この店は地元ではかなりの有名店のようだ。なので僕はこっちのほうに来るときは必ず店の前を通って様子をうかがっていた。閉まっていることが多く、やっているらしいときも暖簾も“営業中”の札もなくひっそりしている。かなりの難関とみなしていた。
2時近くという時間帯が、こういう場合、後押しとなる。客が少なく、お店側にも余裕があるから、初めてでも困ったことにはまずならない。

店先にはやはり暖簾も札もないが、店内に明かりがついているので営業中と判断。
しかし入り口の戸のつくりが引き戸なのか開き戸なのか判然とせず一瞬躊躇。
と、そう簡単には入らせてくれないのだ。

店内はテーブルが6卓と、奥には座敷もあるようだ。
右奥に男性2人組。僕はその対角の、入ってすぐ左の席に着く。
お水を持ってきてくれたのんびりした雰囲気のおかあさんに「チャーハン」と告げる。そのまま配膳口から中にオーダーが通ると、すぐに中華鍋のガコンガコンが聞こえてきた。で、けっこう早めに音がやむ。
厨房からおかあさんが両手に捧げ持ってきたものを見て驚いた。まさに山のようであった。
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そう、この店はドカ盛りで有名なのである。
これまで遠巻きに眺めるようにして入店をためらっていたのにはそういう理由もあった。でもコンディションが悪くさえなければある程度の量は食えるし、とも考えていた。
それなりの覚悟はしていたが、まさかここまでとは…。

それからスープ。
これはお上品な店のラーメンどんぶりぐらいのサイズはあるだろう、と言ったら言い過ぎか(笑)。とにかくこちらもすごい量だ。
ワカメスープに薄焼き卵とネギのトッピング。
チャーハンは思ったより塩気がきつくなく、コショウが効いたあっさりした味付け。具はチャーシューと卵のみという潔さがたいへん好ましい。意外にサクサク食べられる。

見ると、奥の2人組はどちらもチャーハン、あとから入って僕の隣のテーブルに座ったおじさんもチャーハンで、店内の客4人全員がチャーハン。なんだか食事というより土木工事のごとき様相を帯びてしまっている。
工期開始時に応じて進捗状況が違っていて、地山の掘削が最も進んでいるのはやはり先に取りかかっている2人組。しかし2人組だけにおしゃべりしたりして作業効率はよろしくなく、後続の追い上げを許している。すると一方の人に電話が入り、店外へ。こちらの現場は不測の事態により休工となってしまった。
こうして僕は難なく真っ先に完工。
味付けがあっさりで油もきつくないので、これぐらいの量でも問題なし。

支払いのとき、830円と聞こえたので1000円札を出すと、お釣りが370円来た。
チャーハン630円。えー!? と、これには相当驚いた。
あとで調べると、カニチャーハン、エビチャーハンがともに840円と、量だけでなく値段も破格なのであった。

[参考写真]
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[DATA]
忠豊
東京都武蔵村山市学園3-62-4
[Today's recommendation]

https://youtu.be/84BbGJPXo9g




ヒョウモン類(村山団地)

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