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尊いもの 【中華料理 わかまつ】

2022.11.13

「ジョイフル本田 瑞穂店」で買い物をした帰り、昼ごはんをどうするか。
車でこっち方面はいつもそれで苦労する。
駐車場の広い店はたいがいチェーン店で、うーむ… と ( ̄~ ̄;) ウーム

もうチェーン系でも資本系でもいいかぁ… と某ラーメン店へ向かっている途中、はたと思い当たった。
この先に「わかまつ」があるじゃないか! (* ̄∇ ̄)ノシ


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新青梅街道の街中華「わかまつ」。
ド郊外の幹線道路沿いにこのようなお店が残っていること自体が奇跡的だが、当然その存在はモータリゼーションとの乖離はなはだしい。


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5年前の記事に写っているポール看板もなくなり、店先に暖簾もかかっていないとなれば、ドライバーの目に留まることはまずあるまい。
僕は自転車でよく通り、これでも営業中ということがわかっているからいいけれど。


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知っている人は知っているわけで、先客3組4人。
カウンター席に年配男性、テーブルには小さい女の子と若いお父さんと、すでに幅広い客層だが、僕らのあとどんどんお客が入ってきて、12時前にして5脚のテーブル席がすべて埋まってしまったという。
お店は高齢のご夫婦で切り盛りされており、この状況はかなりハードにも思えるが…。


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注文は、チャンポンと五目焼ソバ。
チャンポンは、上のリンク先の記事にも書いているが、市内きってのうどんの名店のおかみさんがブログで推していて、ずっと気になっていたもの。


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まずチャンポン。
卵とじ&あんかけと、パッと見から意外性いっぱい。


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具の種類がものすごく多い。
ハクサイ、キャベツ、モヤシ、長ネギ、ニラ、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、干しシイタケ、グリーンピース、豚肉、カマボコ、エビ…
これほど多くの食材を、だしの鶏ガラスープがしっかりまとめている感じ。
ゆえに、初めて食べているにもかかわらず、きわめて懐かしい。


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ストレートの中太麺が、チャンポンっぽい


五目焼ソバは、なんと、洋食のステンレス皿で出てきた。
わーい❣


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こちらもまた、なつかしうまし。
具はチャンポンとほぼ同じで、こっちは長ネギではなくタマネギ、あと卵とじでなくゆで卵 ♪(* ̄∇ ̄)


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実は提供に5分ほどのズレがあり、ネギの件はともかく材料がほぼ同じなら一緒に作れないのかとも思うが、製法が決定的に違う。五目焼きそばといえば普通あんかけを連想するが、こちらは具を麺と一緒に炒めるソース焼きそばタイプ。
なので、卵とじ&あんかけのチャンポンと同時につくることはできそうにないのであった。


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やはり相当忙しそうで厨房はしっちゃかめっちゃかで、2人とも小走りで動いている。
支払いのときも手が離せそうに見えないので、しばらく厨房の様子を見学させてもらったが、おかあさんがタマネギとニンジンとピーマンを大きめにカットし、おとうさんがそれをひったくるようにして油に投入していた。
さっき注文のあった酢豚の製作中らしい。
なんと、酢豚1皿分の野菜を作る直前に切り出しているのである。


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僕らのチャンポンと五目焼ソバもそうだが、注文一つ一つ丁寧にこしらえている。
食べ物を超え、何か尊いものに触れる思いがした。


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[DATA]
中華料理 わかまつ
東京都武蔵村山市中央114-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/yibf6QNjgGU



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街外れにぽつねんと 【中華料理 わかまつ】

2021.06.21

 自転車コースのラーメン屋🍜シリーズ第5弾。
新青梅街道沿いの一軒家中華料理店「わかまつ」。


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© OpenStreetMap contributors


以前は道路際に大きなポールサインが立っていたが、いまは外枠の構造物を残すのみで、店舗自体は奥まっているためまったく目立たない。
幹線道路に忽然と… というか、街外れにぽつねんと… という存在である。


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立地的には典型的な郊外型レストラン。

「郊」 ㊥コウ 都のはずれ。町はずれ。いなか。はら。のら。…(漢字辞典オンライン)

まちはずれであり、いなかであり、周りは野っぱら。
背後には鎮守のお伊勢さん。


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山型ひだゾイド二丁掛平磁器質ブリックタイルをあしらった外壁や木枠・トタン屋根のサンプルケースなど絵に書いたような“街中華”の外観であるが、“街外れ”であり、字ヅラからいってもそう呼ぶのはふさわしくない。


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1時半すぎで先客はゼロ。
注文はチャーシューメン。


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高齢のご夫婦で営まれている。
カウンターの向こうの厨房の持ち場を離れない、寡黙でいかにも職人かたぎなご主人。
某うどん屋女将のうまい表現を借りれば“媚びない”接客のおかあさん。「写真いいですか?」と聞くと、媚びないというか、奥ゆかしくはにかんだような表情を浮かべる。


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チャーシューメンは出された瞬間に懐かしい。食べる前に、香りが昔のラーメンそのものなのである。
それだけで満足で、もういいか… みたいな? ヾ(・ω・o) ォィォィ


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要因を探ると、懐かしさのもととなっているのはメンマの匂いのようだ。軽めに炊かれ素材の風味を残したメンマとショウガの効いた鶏ガラスープの香りが相まって、昭和の記憶が呼び覚まされる。


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5枚のったチャーシューは脂身の少ないモモ肉。肉の風味としっかりしたかみ応えの、昔のまんまのチャーシュー。
麺のゆで加減もころあいで、全体にていねいにつくられた洗練度の高いチャーシューメン。


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街とは遠く隔てられた郊外で独自の進化を遂げた(というか、進化をやめた)ガラパゴス的希少種な、まち中華である。


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[DATA]
中華料理 わかまつ
東京都武蔵村山市中央114-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/ltwoI5gstfY



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夏至の空


郊外型レトロ中華の優しい味わい 【中華料理 わかまつ】

2017.08.06

 車の夏季遠乗り前無料点検というありがたいサービスの案内があって、本日午前に予約してあった。そのまま昼ごはんという流れで、せっかく車なのでと普段とは違う距離感で店を探すが、なかなか決まらない。車で食事に行く習慣がないからいろいろ状況をイメージできないのだ。
ネッツトヨタの待ち時間にああでもないこうでもないとやったあと、妻がスマートフォンで提示したのが武蔵村山の中華屋「わかまつ」。年季の入った店構えでいかにも僕が好きそうというのが目に留まった理由らしいが、これはいい選択だ。
この店は車のルートがわかりやすく、駐車場も広い。チェーン店以外でそういう条件を備えているところはそう多くない。偶然だが、僕が前々から気になっていた店でもある。


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ルートはごく単純で、青梅街道をひたすら下って武蔵村山市役所の手前を左折、新青梅街道をちょっと戻る。
新青梅を使うドライバー相手の商売と思われ、ロードサイドという用語が使われる以前の郊外型レストランのたたずまいを残す。
ほぼ12時に到着。駐車場に車が2台と、意外なことに自転車が数台止まっている。


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店内はけっこう広い、というか席の配置がゆったりしていて、4人掛けテーブル5卓とカウンター8席。
昭和レトロの赤いビニール張りパイプいすがいい感じである。


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カウンターの向こうの真面目そうなおとうさんが調理担当、ホール係は腰の曲がったおかあさん。
五目ソバ725円(僕)とチャーハン630円(妻)を注文。


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お客さんは目に付くのは1組だが、正面のふすまの向こうがざわついている。おかあさんがチャーハン2皿運んできてふすまを開けると、けっこうな人数での宴会の最中だ。
地元の草野球チームの打ち上げ的な雰囲気で、だから足は自転車だったのだ。そりゃ自転車でも飲酒運転はダメだけど、押して帰れば問題ないから。


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まずチャーハン。
見た目は全体にやや茶色がかって、ちりばめられた具材の配色がよく、グリーンピースが頂上に律儀に飾られているのも好印象。


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炒め具合はパラパラでアツアツ。しっかり塩味がついている。
具はチャーシュー、卵、ナルト、ネギに、変わったところで干しシイタケ。これが風味に変な癖を与えることなく優しいうま味を加えている感じ。


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五目ソバは思った以上に具だくさん。
ハクサイ、キャベツ、コマツナ、ネギ、ニラ、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、豚コマを炒めたものに、トッピングとしてチャーシュー、エビ、カマボコ、干しシイタケ、ゆで卵、グリーンピース。実に15種類も使われている。
こちらも懐かし系の優しい塩味で、いつまでも熱々だ。
練り物が少なく、この料理としてはB級度は低い。


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おとうさんは黙々と中華鍋を振り続ける炎の料理人。チャーハンも五目ソバも鍋から移った鉄の香りが風味の決め手となり、大いに食欲をそそる。セントラルキッチン製ではこうはいかない。
おかあさんは一見無愛想だが、人は悪くはなさそう。チャーハンは無言でドンだったが、続いて「五目ソバ、はいよっ!」と、その場のノリのままに行動している感じ。


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ちなみに、近くの人気うどん店「満月うどん」のブログにこの店が紹介されていて、店主ご夫妻について“寡黙なご主人と媚びない女将さん”とある。秀逸な表現で、個人的に満月うどんの好感度が一気に上がったという。
記事によると、「わかまつ」のチャンポンにハマっていると。これは気になるぞ。


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[DATA]
中華料理 わかまつ
東京都武蔵村山市中央114-1





[Today's recommendation]


https://youtu.be/t3W3IzQ5sDM



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