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行事のしつらえ 【豊島屋酒造】

2024.02.09

 年中行事のしつらえにも、しかるべき日取りというものがある。
ひな人形を飾るのは、立春を過ぎた大安の日――

結婚式などお祝いごとは大安に、葬式は友引以外の日に… などという“常識”はなんとなく知っている人も多いと思うが、この大安や友引とはそもそも何なのか。
カレンダーの日付の下に書いてある(こともある)先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口というアレ、“六曜”という中国起源とされる暦注である。
暦注とは文字どおり暦に記載される注意書きで、この場合その日の吉凶・運勢に関する特記事項。
縁起のよい順に並べ替えると、大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅となる。


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ということで、立春を過ぎて最初の大安の(縁起のよい)本日、ひな祭りの白酒を買いに。


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ひな祭りといえば白酒だが、白酒といえば「豊島屋」。
わが地元はホンモノの白酒が残る貴重な土地である。


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――江戸時代からの伝統に基づき、昔ながらの製法にこだわった、本年の「江戸の草分 豊島屋の白酒」が出来上がりました。江戸中の御評判となり、その販売風景が江戸時代の古文書『江戸名所図会』にも描かれ、数々の時代小説にも登場し、お雛祭にお供えする白酒の元祖と云われる、優美な深い甘さが特徴の白いお酒です。豊島屋本店HPより)


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娘2人という構成から必然的に、うちではひな祭りは年中行事の中でも特別な位置づけであった。
だが娘たちが独立したいまとなっても変わらずひな飾りを続けているのには、この“豊島屋の白酒”の存在も小さからぬ理由となっている。


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商品しおり


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――豊島屋の白酒は、江戸時代から知られる名物であり、「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われるほどであった。毎年2月の売り始めの日には、この白酒を求める客が江戸のあちこちから大勢訪れたために半日で売り切れたと伝わる。「豊島屋の白酒」Wikipediaより、最終更新 2023年12月2日17:08)


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そんな江戸の粋の疑似体験。


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斎藤長秋〈編〉ほか, 鎌倉町豊島屋酒店 白酒を商ふ図, 『江戸名所図会 一』, 博文館, 1893. 国立国会図書館デジタルコレクション(参照 2024-02-10)


[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10
http://toshimayasyuzou.co.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/Dzx9P-2fG3E?si=rWceWRcVr2K1Xizq



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江戸の草分 【豊島屋酒造】

2023.02.17

 毎年恒例の豊島屋の白酒――


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年中行事の中でも、ひな祭りは特に好き。
雛飾りだけでなく、白酒から雛あられ、ちらし寿司まで、スタイルが確立されている。
こういう庶民行事は、意外に少ない。


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江戸の草分 豊島屋の白酒。


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今年はなんか、一升瓶でも売っていたのかな?


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毎年飲んでるけど、(酒飲み的にも)意外にいけますよ、1升くらい。


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[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10
http://toshimayasyuzou.co.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/NyvbFSve_Fo



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名にし負う 【豊島屋酒造 KAMOSHInoBA】

2021.12.16

 仙台の友人KE君から牡蠣が送られてきた。名にし負う松島かきである。
あとで聞いたところ、シーズン初めから毎週のように食べ、おいしくなってきた頃合いで送ってくれたと。
ありがたいね ♪(o ̄∇ ̄)/


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牡蠣が来たので酒を買いに豊島屋酒造の売店スペース「KAMOSHInoBA(醸しの場)」へ。


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前記事同様、ちょうど1年前に訪れており、年間のサイクルのようで安心・安定な行動といえる。


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※許可をいただいて撮影


KAMOSHInoBA Limited Editionすなわち醸しの場限定酒“NEONシリーズ”から、“NEON GREEN 特別純米無濾過生原酒”を購入。


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夜は蒸し牡蠣と酢牡蠣に。
たらふく食べてもまだ3分の1程度で、あとは翌日に。


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蒸し牡蠣。これじゃさっぱりわからんが、酔っ払ってるのでスイマセン


お返しに酒を送るのに、2日続けて「KAMOSHInoBA」へ。


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1本は前日飲んだ“GREEN”で、上品な甘味のある芳醇な味わいの酒。
もう1本、“NEON BLUE 21 純米吟醸無濾過生原酒”は、限定酒リピ-ト率No.1で、爽やかなかんきつ系の香りに心地よい微発泡感あるスッキリ辛口であると。


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こちらは、名にし負う江戸の草分。


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[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10
http://toshimayasyuzou.co.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/00WCEbKM_SE





 松島かき!

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松島湾磯崎の牡蠣。
殻付きの焼き(蒸し)用と生食用チューブ。


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毎年送ってもらっているが、今年もうまいぞ!


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いまに伝える江戸の粋 【豊島屋酒造 KAMOSHInoBA】

2021.02.10

 立春を迎えて最初の楽しみ事は、豊島屋酒造の白酒。
雛飾りは娘が生まれその健やかな成長を願って始めた習慣ではあるが、2人ともとっくに立派に育って家を出ているいまとなってもやめるつもりはない。
年中行事を大事にしたいというのもあるが、この場合、白酒そのものがポイントである。


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“豊島屋_白酒”で検索するとたくさんヒットする。
豊島屋のルーツは初代豊島屋十右衛門が神田鎌倉河岸で始めた酒屋兼居酒屋で、1596(慶長元)年創業。寛政年間には“江戸商人十傑”に名を連ねるほど栄え、特に白酒は「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われるほど名高かったという。


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『江戸名所図会』


「江戸の草分 豊島屋の白酒」は、そんなお江戸名物がいまに伝わる貴重な品。
現在、白酒を造っている酒蔵は全国でも数少ないそうだ。



https://youtu.be/EJCemUJQyKA


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――江戸時代からの伝統に基づいて、昔ながらの製法にこだわった、本年の「江戸の草分 豊島屋の白酒」が出来上がりました。江戸時代の古文書『江戸名所図会』にも描かれ、お雛祭にお供えする白酒の元祖と云われる優美な甘さが特徴のお酒です。豊島屋本店HP


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以前は確実に買えるところが少なく入手に苦労したが、酒蔵併設売店「KAMOSHInoBA(醸しの場)」ができて地元民にはありがたい限り。
店内にはたくさんのつるし雛が飾られ、華やかな雰囲気。


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今週末泊まりに来る娘に持たせる用と合わせて2本。


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大安の明日、うちもお雛さまを飾ろう。


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[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10
http://toshimayasyuzou.co.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/zqQjgMUngHM



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桃… ではありません


巣ごもり年越しに地元の銘酒を 【豊島屋酒造 KAMOSHInoBA】

2020.12.29

 お正月の酒をどうするか…? という話になった。
いつもの年であれば早稲田の穴八幡宮に「一陽来復御守」を授かりに行った流れで馬場下交差点の酒屋で一陽来復ラベルの酒をなんとなく買っていたところ、異常事態の今年はそういうのもちゃんと考えないといけない。


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「豊島屋はもうやっていないだろうか…?」
「えーと…」とググる相方。「いやだ、お父さん豊島屋のインスタ投稿にイイねしてるじゃない」
つまり情報にアクセスしておきながら把握していないと。


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忙しいとなかなか… あとでちゃんと見ようと思っている投稿を見失ったりするわけで、インスタほぼ初心者ママの人間はそこで保存機能というものを教えてもらったりと。
「年末は31日までやってるって」


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ということで、豊島屋酒造の酒蔵併設売店「醸しの場」へ。


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インスタに投稿してあったのが年末年始限定販売の告知で、「金婚 樽生原酒」という銘柄。
ちなみに「金婚」は豊島屋酒造の昔ながらのメインブランドで、年配の方には、いま人気の「屋守」や「十右衛門」よりこっちのほうがなじみがあるかもしれない。


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注文ごとにその場で樽から瓶詰めしてくれる。
樽酒独特の芳香が漂う。


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帰って開栓… はしていないので、まだ味わってはいない。
だって、いま開けたら年明けまでもたないだろう ( ̄。 ̄)


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12月31日17時まで営業しているとのこと。
巣ごもり年越しに対応してくれていてうれしいね👍


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[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10
http://toshimayasyuzou.co.jp/





[Today's recommendation]

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話せば長くなるが、某公園(左)閉鎖に伴っていただいてきた猫像にビビって半日メシもノドを通らなかった先住の茶白(しっぽ太いし)




https://youtu.be/09p2C8ffP-w


スープが自慢の“うまい・うまい”系…? 【さんちん 三鷹店】

2020.02.14

 ↑↑の日付は書いてある出来事の当日で、記事をアップした日付は文末に自動で記録されることになっている。で、上の日付が前の記事から3日も空いているように、今週はむちゃくちゃ忙しかった。11日を含めて。
月単位の仕事が多いので日数の少ない2月はだいたい忙しいが、それにしても… と不思議に思っていたら、いつの間にか祝日が増えてるのね。知らなかった…。


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ということで、金曜午前でようやくひと区切りついて、吉祥寺の「紀ノ国屋」まで買い物に行って、帰りにルート上のラーメン店へ。
一直線上に600mほどしか離れていないこのスーパーとラーメン屋の間には2000光年ほどの隔たりがある。路線的に。
♪It's so very lonely…


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少なくとも月に3~5回は前を通っているんじゃないかというこのラーメン屋、僕はずっと「ラーメンショップ三鷹店」だと思っていたが、入って、食べて、出て、その2日後に記事を書くにあたって基本データを調べようという段階になって初めて、違う店名であることを知った。
だってスタンド看板に“うまい・うまい”って書いてあるし、どんぶり浅いし…。


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正式名称「さんちん 三鷹店」。


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たしかに店内に飾ってあるボクシング選手のサイン色紙には“さんちんさんへ”と書いてあり、そういう名前のラーメン系列もあるから、この店は元は「さんちん」でラーショ傘下入りしたという経緯かとも思ったが、調べてみると「さんちん(珍珍珍)」自体がラーメンショップだったらしい。

このようにラーショにはいくつかのサブカテゴリーがあるようで、なかなか奥が深い世界なのである。


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注文はラーメン並500円。
この並・中・大という分類はラーショ系共通のようである「ラーメンショップ 小川店」「ラーメンショップ(国立)」「とんとんラーメン」「椿」参照)


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トッピングは、チャーシュー、モヤシ、ノリ、ワカメ、ネギ。
とろとろのチャーシューがおいしい。


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スープは「豚骨と厳選した海の幸・山の幸を30種類以上、長時間煮込んだパイ湯スープ」とのこと(HP参照)で、とろっとマイルドなあたりはやはりラーショの流れを感じるが、トッピングが全体に多くジャンキー寄りの部分がいい具合に薄まっているように思う。


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普段あまり使わないおろしニンニクをなぜか必ず投入してしまうのも、この系統の特徴かも。
中細やや縮れ麺はゆで加減もよく、量的には並でも十分満足できる。


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気がついたらコの字カウンターの向かいでご主人がラーメンすすってる。
その隣のお客さんと目が合い、思わずコクコクうなずき合うという、不思議な一体感が生まれるお店のようだ。


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[DATA]
さんちん 三鷹店
東京都武蔵野市中町2-16-1
https://sanchin.on.omisenomikata.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/nRc0yaMW7Mw



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江戸の草分 豊島屋の白酒(「紀ノ国屋 吉祥寺店」で購入)


激戦区の勝ち組 【椿】

2017.02.19

 娘の母校のそばということもあってこの店の存在は知っていたが、ラーメンの人気店というのは苦手なので入ろうと思ったことはなかった。

大安のこの日、ひなあられを買いに例年どおり西荻の「大判」まで自転車を走らせるところから話は始まる。
あられ購入後、例年どおり「丸福」に向かうも定休日。ここからが大変で、ちょっと予定が狂うと以前の意気地なしを再発し、なかなか店に入れない。判断能力を失い、そのあと吉祥寺に向かうという失策を犯す。

休日の吉祥寺はおっさん独り昼飯を食いに行く街ではない。行きつけの「みんみん」も「ホープ軒」も大行列。「ピリカ」ならすぐ入れそうだが、なにか気乗りがしない。
そのまま三鷹方面に敗走し、すでに休憩時間入りしている武蔵境「東大楼」や東小金井「甚五郎」を横目に、ムサコなら何とかなるかもと希望を抱くが「櫻華」も「嵐屋」も日曜定休だったことを思い出す。(←時間が遅いので夕食に響かないよう、もう麺類しか考えてない)


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時計は3時を回り、そろそろ昼飯抜きも考慮され始めるが、なんだか腹が減ってあと3~4時間もちそうにない。
そこで思い出したのが「椿」、というわけなのだった。
イメージ的に午後休憩なさそうだし、この時間なら混んでないだろうし(でもけっこうお客さん入ってるんですね…)。


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ラーメン(並)630円の食券を渡すと、向こうの別室的なところで待つよう指示される。
どこかで食べたような、予想どおりの味でした。


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[DATA]
椿
東京都小金井市貫井北町3-33-10





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=_Ye03Gu2dHA





ひな祭りのしつらえ
大判/東京都杉並区西荻南4-2-3

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「大判」のひなあられと「豊島屋」の白酒(白酒は「紀ノ国屋 吉祥寺店」で購入)


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