平成最後のひの食堂 【ひの食堂】

2019.04.27

 いよいよウワサの10連休に突入。
月アタマの忙しい時期に重なるので、ひと通り仕事の予定を聞いてみたが、意外なことにどの会社もきっぱり休むようだ。ちょっとこういうのは、僕の業界では珍しい。
でも仕事のボリューム自体に何ら変わるところはないので、休み明けに束になって押し寄せるということ。なんか早くもユーウツ… (ー。ー) フゥ…


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ともあれ、この長い休み(と、そのあとの困難な日々…)を乗り切る気力・体力を補うべく、元気の出る食堂「ひの食堂」へ。


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同じようなことを考えた人が多かったかどうか定かでないが、「ひの食堂」はいつにも増してにぎわっている。
小さな店内に、最大収容時で僕らを含め12人。お店のおとうさん、おかあさんは大忙しだ。


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でもこちらも明日28日から休みに入る旨、壁に張り紙がしてある。
お休みは5月6日まで。
つまり、本日が“平成最後の「ひの食堂」”ということになる。


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注文はポークソテー定食850円とレバニラ炒め定食700円。
前回、揚げ物+揚げ物だったので今回はこういう感じで… というふうにある程度絞り込んでおかないと、ここは何でもおいしいので注文が決まらなくなってしまうのだ。


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湯気のもうもう感、伝わるかなぁ…


レバニラはジュージューと、いつにも増して盛大に湯気を立ち上らせながらやって来た。
おおっ! と周りからも驚嘆の声が上がる。
視覚・聴覚・嗅覚に訴える、この配膳パフォーマンスが好き ♪(* ̄∇ ̄)/


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ポークソテーは塩・コショーで下味を付けてソテーされた豚肉にトマトベースのソースがかかる。肉は厚みがあるがやわらかく、鉄のフライパンの香ばしい焼き目と甘酸っぱいソースのマッチングが大いに食欲を刺激する。


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どっちの料理もご飯が進む進む。
相方のご飯の半分ほどが僕の茶わんに移ってテンコ盛りになっていたにもかかわらず、ご飯が足りない ( ̄ω ̄;) ムム…


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時代の変わり目に、この変わらぬ存在は好ましくもあり頼もしくもある。
次の時代も、よろしくです。


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[DATA]
ひの食堂
東京都東村山市本町3-18-2



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ひの食堂で活力チャージ 【ひの食堂】

2018.12.08

 12月は巡回月間? 東村山本町の「ひの食堂」も7月以来。


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店の外に漂うおいしそうな匂い。オソロシげな外観イメージを裏切る清潔でアットホームな雰囲気の店内。寡黙で職人かたぎのご主人。近藤マッチなおかみさん――いつもと変わらぬ「ひの食堂」。


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だが壁の猫カレンダーの下には「お知らせ」の張り紙が…。


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“お知らせ 都合により8日(土)夜は休ませていただきます”

ホッと胸をなで下ろす。


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普段から張り紙を見るとドキドキするが、このところ悲報が続いていて過敏になっている。
前々報、前報の「狩勝」「ネパール」の件以外に、国分寺「秀永」、東久留米「浜波」が痕跡もなく閉店してしまっていることを、ブロ友さんたちはご存じだろうか。


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小上がりの小さいほうのテーブルに着き、とんかつ定食750円と海老フライ・焼肉定食800円を注文。
先客2、後客4というほどほどの客入りもいつもどおり。


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味ももちろん変わらない。


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とんかつは久々に食べたが、専門店にもひけをとらないクォリティでこの値段はすごいな… と再認識。


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あとに入ったお客さんが上とんかつを頼んだ。いまだ食したことのない最高額メニューの一つ。
最高額といっても950円。
950円といっても、750円の(並)とんかつのレベルを踏まえて考えれば…。
次はそれで決まりだな。


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幸せの味、元気の出るたべもの、といつも僕は表現している。
お店を出て、活力チャージされていることを実感する。
今日もガンバロー!


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[DATA]
ひの食堂
東京都東村山市本町3-18-2



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John Winston Ono Lennon(1940.10.9-1980.12.8)
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 牡蠣、届きました!

2018.12.07 磯崎共同かき生産工場/宮城県松島町磯崎 O22-354-323O

仙台の友人KE君からカキが送られてきた。
いつもいつも、スマンスマン。
松島湾の磯崎産のカキ。KE君があちこち試して、たどり着いた産地である。


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殻付きはフライパンで蒸しガキに、生食用むきガキは、生ガキ、ソテー、カキフライ、つくだ煮と、順次フルコースで楽しむ。
潤沢だから、できること。


網戸のある夏の日 【ひの食堂】

2018.07.17

 「暑い暑い」はもはや国家的一大事で、暑熱対策は全国民的最優先事項と言って差し支えないが、こう規格外に暑いと普段どおりの対策ではまるで追いつかなくなっている。
たとえば、わが家では日常的に冷房を使うという習慣がなく、よっぽど暑い時間帯の急場しのぎ的に年間推定15回ほど(東京の過去10年平均の猛暑日:年間5.7日の3倍と推定)稼働させるのが普通だが、この2~3日は24時間、家の中のどれかしらが回っている。


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しかし世の中、“数十年に一度”であろうが、“これまで経験したことのない”異常気象であろうが、動じることのないツワモノがいる。
記録的な猛暑が続くなか、冷房なしで営業している食堂がある。
東村山の伝説的食堂「ひの食堂」の伝説の一つがそれ。


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なにを思って冷房のない「ひの食堂」に入る気になったかというと、それはそれで自分なりに暑さ対策だったりする。
こうも暑いと、いわゆるスタミナ料理が食べたくなる。

スタミナといえばレバニラ。ほんまに?
こうも暑いと、科学的根拠とかいう平成的インテリジェンスは顧みられず、体育会的筋肉脳が幅を利かせる。
ともあれ、レバニラといえば「ひの食堂」。


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例によって入り口の引き戸が網戸仕様に変わっている。これが暑さ対策の主幹設備。
エアコンがないのは、少ない内壁面に設置スペースを確保できないか、壁の強度に問題があるか…。


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こちらのメニューは基本的に揚げ物と炒め物で構成される。狭い店内に熱がこもり、さぞかし灼熱のパコ・デ・ルシアに違いないとおそるおそる踏み込んでみれば、意外なほど暑さを感じない。
壁掛け扇風機は3台かな、フル稼働状態だが、やはりここは昭和時代の英知である網戸の実力を感じずにはいられない。
外の熱波もこの20メッシュ? のフィルターを通過すると、心地よいそよ風にすら感じられる、ような気がする。


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僕の注文のレバーニラ炒めや、隣のおっちゃんが頼んだ豚肉スタミナなどの“炒め系”は、中華鍋で調理したものを鉄板(ステーキ皿)に移して提供される。
すぐ目の前で調理されているので、見ていなくとも気配から進ちょく状況は伝わってくるわけで、チンチンに熱した鉄板に移すときのジュワーッという音はいつもながらの迫力。
迫力があって好ましいが、同時に気が引き締まる音でもある。
いかに網戸が優れていようとも、相当な室温であることに違いはない。


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レバーニラ炒め定食は、ジュージューいったまま僕のところに運ばれてきた。一気に周囲の気温が上がるようだ。
モーモーと湯気を立てるレバニラを口に運ぶ。
うまー ヽ(ˇд ˇ;)ノ


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野菜がアツアツでやけどしそうになる。
いつもより塩気が強く感じられるあたり、『包丁人味平』のカレー対決が思い出されるなぁ…(←古っ!)


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スタミナへの作用は、レバニラによるチャージ分と暑さによる消費分のプラマイいくらの様相を呈しているが、それでこそ基礎体力も養われるとか、体育会ノリのおっさんは妙な納得の仕方をするのである。


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ひの食堂
東京都東村山市本町3-18-2



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Gipsy Kings Greatest Hits
Gipsy Kings
『Greatest Hits』

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名店で名残りのカキフライを… 【ひの食堂】

2018.04.10

 今シーズン「ひの食堂」でまだカキフライ食べてなかったな… と思って入ったんだけど、去年のいまごろ同じようなことを書いているのだった。


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ひの食堂で、というか、外でカキフライを食べた覚えがない。
調べてみると、東久留米市内の「たみ家」「浜波」、それから上野の「とんかつ武蔵野」で食べてるのか…。そういや、どこもおいしかったなぁ…。
と、記憶力がスカスカである。日中、基本的にシラフだけど、スカスカ。


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もうこれでカキの時期も終わりだから、シーズン通して4回というのはカキ好きとしてはあまりに少ない。でも好きすぎて、外で出てくる一皿… あまりに少ない。
僕はカキフライは量を欲する。
というのは夜ごはんの話だけど、そういう志向は昼ごはんの選択行動にも当然影響を及ぼすわけである。


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にもかかわらず、あえて頼むカキフライというのは、そういうのを超える何かがあるということじゃないかなと思うのだ。


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1時50分でお客さんは1人。ほぼ食べ終わっているので、実質僕1人。
お店のほうも昼の部はほぼ終わっていたようで、おやじさんなんかぐったりしてる。
さすがに気がひける。
悪いなー… とは思いつつ、どうしても食べたいモードに入っちゃってた「カキフライ焼肉」と申告。
なぜ気がひけるかというと、〇〇フライ+焼肉という人気シリーズは当然、火口を2つ使うから。
手間も2倍である。
いまは炒め関係はだいぶおかみさんに移行して、おやじさんの負担を軽減させる方向のようなので、頼むほうも少しは気が楽。


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あと、調理場の奥に長身の若者。この人は誰なんだろう。
初めて見たのは去年の2月のこと。いっとき見かけなくなっていたので、いてくれて安心。
こういうとき、おばちゃん客が1人居合わせると、ずけずけと踏み込んでくれるんだが、この店は意外にそういうシステムになっていない。
なので、モヤモヤしつつも1年以上謎のままである。


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カキフライというか、ひの食堂の揚げ物の特徴は香ばしさ。昔の街の洋食屋の香りがする。
とんかつ専門店とも和食系のカキフライとも違う。甘い香りとでもいうのか。


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焼肉は甘めのタレで炒めてあって、香ばしいフライと絶妙の組み合わせ。
これでご飯が大いに進む。
付け合わせ野菜のドレッシングも、揚げ物の脇役にぴったりのテイスト。


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名残りのカキフライにはちょうどよいお店だったのかな。


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Sunday at the Village Vanguard
Bill Evans Trio
『Sunday at the Village Vanguard』

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明日への活力に 【ひの食堂】

2018.01.20

 今年最初の「ひの食堂」に家族3人で。
調べてみたら3カ月ぶりだった。この2年でこんなに空いたことはない。
さらに調べてみると、去年8回利用しているが、すべて1人で入っている。
つまり家族は1年以上この店に来ていない。


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理由の一つが、ひの食堂が日曜定休であること。
平日勤めに出ている家族の来店チャンスは土曜しかないが、僕は土曜日に冒険心が高まって新規開拓に走りがち。冒険に付き合わされて好きな店に行けないんじゃ申し訳ない。
家族全員、ひの食堂の大ファンであるのに。


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小さい店なので3人というのは席があるか微妙だが、運よく小上がりの座卓がちょうど空いたところ。
注文は、ミックスフライ定食950円(私)、レバーニラ炒め定食700円(妻)、もつスタミナ定食700円(長女)。


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ミックスフライはこの店の最高値950円メニューの一つ。おそらく個々のフライは全部食べたことがあるが、ミックスという形は初めて。個人的には海老フライしょうが焼に続き2品目の950円メニュー挑戦となる。


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長女はだいたいレバニラを食べるが、今日はスタミナ方面、というか“もつ”の文字に惹かれたようだ。
そこで、レバニラはお母さんにスライドした。


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われわれが使ったのは2つある座卓の大きいほうで、最大8人座れる。もう1卓はぎりぎり3人。カウンターが8席で、マックス19人収容となる。もちろんギューギューに詰めてということなので現実的な数字ではない。
実際、本日は一時、客9人という状況になったが、それでかなり窮屈な感じ。


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もっとも、その外観から、入ったことのない人はこの建造物に9(+2)人も収まっているとは思いもしないだろうな。
きっとTDRと正反対の空間魔法がかかっている。


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ミックスフライは、エビ1、イカ、アジ1、カキ2という構成。
これで950円! コスパ、超優秀。

普段進んで食べることのないアジフライをまずひと口。
おっ、これはっ! と、オニオンテイストの酸味がくる。たまたま付け合わせ野菜用自家製ドレッシングにアジフライが漬かった状態になっていたから。
これが美味(笑)。
だって、フライと南蛮漬けの合わせ技みたいなものだ。おいしくないはずがない。
もちろんあとはドボドボソースでおいしくいただきました。

ほかはおなじみの上等なフライ。


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レバニラともつスタは、熱々の鉄板にのってジュージュー油を散らしながら湯気を巻き上げて運ばれてくる。
レバニラはしゃきしゃきのもやしが食べているそばからくったりしてきて、ソースによくからむ。
もつスタはご飯が進む甘めのたれ。

みそ汁のしじみが大粒なのはいつも同じ。


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久しぶりというほどでもないが、ちょっと空いちゃうとつくづく感じることがある。
ひの食堂のごはんは元気が出る。
明日への活力に不足を感じる人に、ぜひお勧めしたい。


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ひの食堂
東京都東村山市本町3-18-2



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Bruce Springsteen Born to Run
Bruce Springsteen
『Born to Run』

https://www.youtube.com/watch?v=IxuThNgl3YA



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牛ニンニクに初挑戦 【ひの食堂】

2017.10.19

 「貞和の板碑」や「はなびや人形店押絵羽子板製作関連資料」などとともに東村山市の有形民俗文化財に指定されている「ひの食堂店舗」であるが… などと具体性をもって記述すると本当っぽく伝わるかもしれないのでやばいんだが、ウソです。スイマセン。
でもそれぐらい、おいしいもの好き、食堂好きにとって、ひの食堂は特別な存在である。


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そのおいしさゆえに、こういう外観にもかかわらず人気店で、客層が意外に若いのも特徴だ。
それにしても…、鷹の道のほうからひの食堂に向かっていると、食べ終えたお客さんが出てきたんだが、なんと2人組の女子高校生である。
ここにはけっこうな頻度で通っているが、若い女性客も珍しくはないものの制服の女子高生は初めて見た。
自分のようなおじさんでも初めて入るのにかなりの勇気が要ったし、友だちに外観写真を見せても「…無理!」という反応が返ってくる。それだけにアッパレな女子高生であり、それはお店の実力の証しのようでもある。


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店に入ると、お客さんはなし。これも珍しい。
この店は、遠方から車で来る人もいるが中心は地元客、たとえば市役所や税務署や駅前方面から歩いてくる人が多そうなので、この天気が影響しているものと思われる。
カウンターの中ほどの席に座る。テレビではTBSのワイドショー。


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今日は珍しく食べるものを決めてきた。そろそろ初めてのメニューに挑戦しようと考えていて、風邪ぎみでもあるので牛肉ニンニク焼定食850円に。

僕は一つの店で頼むものはせいぜい2~3種類に固定されてしまう傾向にあるが、この店ではいろんなものを食べていて、ツレの注文の品を横からいただいた分も含めると15種類ぐらいにはなっている。
壁のお品書きには番号が振ってあって、定食は38番まで。全品制覇も不可能ではなくなってきた感がある。


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定食のお盆が運ばれてきて、アレッ? と思ったのは、料理が皿に載っていたこと。
ここの料理は大きく“皿もの”と“鉄板もの”に分けられ、野菜炒めなど炒め系は中華鍋で調理したものをチンチンに熱した鉄板に載せ替えて提供される。ジュージューとものすごい湯気が立ち込め、うまそうな匂いに店内のほかの客も喉を鳴らすことになる。

で、牛肉ニンニク焼は鉄板で提供されるものと思い込んでいたんだが、考えてみれば熱々の鉄板では牛肉に火が通りすぎてしまうわけだ。


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牛肉は甘めでご飯が進む味付け。たとえばこちらのソテー系豚肉料理はしょうが焼、焼肉、ポークソテーの3種類あって、それぞれ味付けが違っているが、そのうち焼肉に近い味。もしかしたら同じソースを使っているのかもしれない。
ボリュームたっぷりで、ニンニクもたっぷり。これから人に会うという場合には絶対無理な料理だが、そうでないからこそこの恍惚感に浸れるという禁断性も魅力かも。


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これは風邪にも効きそうな気がするが、外ではさっきやみかけていた雨がまた強まっている。風邪ならおとなしく家で寝てなさい、と言われそうなので妻には黙っていようと思うんだが、口臭ですぐバレるだろうな。


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Tom Jones
『What's New Pussycat?』




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ひの食堂のオススメは? 【ひの食堂】

2017.08.07

 東村山の人気店「ひの食堂」の数多いメニューの中で、一番のオススメは? と聞かれたら、答えるのはそう簡単ではない。自分自身、いつも注文がばらけるし、周りの客を見ていても偏りなくいろいろな品が出ているように思う。主観的評価からも客観的指標を見ても、これといった決め手がない。
でもそのような質問は、初めて入るのに何を注文したらいいか、というような場面でのことが多いと思うので、それならば、と答えるのが海老フライ焼肉定食である。


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これはそのものずばり、海老フライ定食と焼肉定食のハーフ&ハーフである。フライものとソテー系が一度に味わえるということで、初回向けにはうってつけだ。
この焼肉半量とフライの組み合わせ“〇〇フライ焼肉”はひの食堂の定番シリーズで、フライの種類はカキ、海老、あじ、いか、若さぎの5種類あるが、ここは万人受けという観点から海老フライをお勧めする次第である。


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と、人にお勧めしておいてなんなんだが、僕自身はしばらく海老フライ焼肉を食べていない。一気にオススメの説得力が怪しくなるが、一方で、この店はかくも注文がばらけるという実例を身近にも見ることができるという話。
参考までにこの半年に食べたものは、いかフライ焼肉、レバーニラ炒め、カキフライ焼肉、肉野菜炒め、ポークソテー、肉ニラ炒め、と毎回違っている。


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というわけで本日は必然的にというか、海老フライ焼肉定食800円。
台風5号が迫るなか、空気はたっぷり湿気を含んで異様に蒸し暑い。冷房設備の整っていないひの食堂がどのような状況か危ぶまれたが、意外に不快感はない。涼しくはないが、暑さも感じない。これは昭和的納涼装置を代表する網戸の経験と実力のなせる業か?
客入りも冷房なしのわりにそう悪くはなく、テーブル席に2人、カウンターに3人。


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海老フライ焼肉は、海老フライ2本と焼肉3枚という構成。
海老フライは小ぶりだがプリプリで、なにより味が濃く香りが強い。このぐらいのサイズというのは、おそらくいちばん普通にいろんな場面で食べていると思うんだが、いったい何が違うの? というくらいにおいしい。気取らず卓上のソースで食べて、ワンランク上の味である。

焼肉はこの店の3種類の豚肉のソテー料理(しょうが焼、ポークソテー、焼肉)の中でも特に庶民的な扱いだが、クセになる味わい。いつも思うんだが、味の秘密は砂糖の使い方だろうか。カラメル化させるとか? あと、鉄製炒め鍋を扱う熟練の技による香ばしさ。


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人に勧められるほどこの店でいろいろ食べているかというと、少々心もとなかったりする。そう思ってメニュー写真を見返していると、食べようと思って忘れていたものなんかを思い出す。次回はしばらくぶりにチャレンジングに臨みたいと思う。


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『Stray Cats』




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レバニラ炒めの肉バージョン 【ひの食堂】

2017.06.12

 「ひの食堂」の入り口の戸が網戸仕様に変わっていた。この店にはエアコンが設置されていないので、夏場はそのように昭和40年代の技術で暑さ対策を施すのである。エアコンがないのは、小さい店だから内壁面に設置スペースが確保できないか、壁の強度に問題があるか…(笑)。


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ずっと気になっていたメニューの肉ニラ炒め定食700円に(「入れる人、入れない人」参照)。
1時の来店で、先客は若い女性2人組と僕と同年代の男性単独客。ちょうどタイミングよく隣の男性のとんかつ定食が出てきたので、すぐに僕の肉ニラに取りかかっている。今日は非常に忙しいので提供が早そうなのはありがたい。

肉ニラ炒めは、豚肉とニラ、モヤシ、ニンジン。やはり予想どおりレバニラの肉バージョンであり、肉野菜炒めのキャベツ抜きという構成だ。
甘みの強いキャベツが入らない分、肉野菜炒めよりシンプルでシャープな感じ。ニラがそれほど多いわけではなくモヤシ主体だが、すっきりしているからニラが強く主張する。ニラ好きにはうれしいバランスだ。相変わらずご飯が進む。
肉野菜炒めがありながらあえてラインアップされている、自信とこだわりのメニューといったところ。


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だがちょっと待て。ニラには豚肉よりもっと相性のいい食材があったような気がするぞ…。そうだ、豚レバーだ(笑)。
と、レバニラ回帰となるのであった。
肉ニラが劣るというんじゃなく、ここはどれもおいしいから、そのようにリレー形式で次回へとつながっていくということ。

ただ、今日ぐらいの気温でも、熱々の炒め物を食べているうちに汗が噴き出してきた。冷房事情を考えれば、この先しばらく鉄板ものは厳しいかもしれないな…。


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濃厚ソースに食欲全開! 【ひの食堂】

2017.05.26

 1時半近くで自分のほかに5人の客。さすが人気店だ。
それぞれのオーダーは、小上がり手前の背広の中年2人組がもつスタミナ定食とカツカレー大盛り、奥の年配女性2人はどちらも肉野菜炒め、カウンターの年配男性は上とんかつ。この店は品数が多くどれもおいしいから、このように注文がばらける。
僕もなかなか決められないことが多く、決めていっても入店したら必ず迷う。今日もポークソテーと決めて入り、何げなく目の前のお品書きに目をやったら海老フライ焼肉の誘惑に屈しそうになった。なんとか振り切って予定どおりポークソテー定食850円に。


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テレビはTBSのワイドショーで関脇高安の大関昇進確定的の話題。
上とんかつのお客さんが支払いのときひと言ふた言お店のお母さんと言葉を交わす。あとから思えば非常に重要な情報について語られていたような気がするのだが、ボーっとしていてよく聞いていなかった。残念。

ポークソテーは久しぶりだが、この魅惑のビジュアル。表面の焦げ目・テカり、ピンクがかった断面が、何ともいえず食欲をそそる。肉質がよく火の通し方が完璧だから、この厚みでもとても軟らかい。
ソースはケチャップベースで甘く少し酸味がある。これで大いにご飯が進む。心の中で「うまっ! うまっ!」と叫びながら食べ進める。

ふと気になってソースのかかっていない部分をそのまま食べてみた。コショウ風味とかすかな塩味で、ソテーした香ばしさと肉の甘味がストレートに伝わってくる。
こんなことを言ったら怒られそうだが、しっかり塩味を付ければこれはこれで絶品メニューになるんじゃないか? 焼き鳥のたれと塩みたいにポークソテー(ソース/塩)としたら、絶対塩味も売れると思うなぁ…。
それはおいといて、それだけ丁寧に作られ完成度も高いということをあらためて実感した次第である。

今日はあまり食欲がなかったんだが、やっぱり最後はご飯が足りなくなった(「食欲増進定食」参照)。


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ひの食堂
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入れる人、入れない人 【ひの食堂】

2017.04.27

 世の中には2種類の人間がいる。ひの食堂に入れる人間と入れない人間だ。

あるとき家族で「ひの食堂」に入ろうとしていたら、目を丸くしてこっちを見ている通行人がいる。妻の知り合いらしい。
「…ここ、入るの?」
体は斜めに、腰が引けてる。防御の構えだ。
「そう、入るの」
「えー…。お、おいしいの?」
「すごくおいしいの。今度入ってみたらいいよ」
「う、うん。今度入ってみるね」
そう言ってそそくさと立ち去った。

絶対入る気ないな、と思いました。


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この外観じゃな… とは思う。
家族と“グニャリ”の話になって(しなの 参照)、いちばんすごかったのはどこか聞いてみると、「やっぱりひの食堂だよ」と子どもたちは口をそろえる。「入る前からゆがんでるし」
たしかに四隅が直角じゃない。ここの角を曲がっただけで方向感覚に狂いを生じる気がする。時空のひずみが店外にあふれ出しちゃってる感じ。

入ってしまえばけっこう普通である。むしろ僕の入るような店の中では清潔なほうだ。
客層も普通、というか市内でも新陳代謝が活発なほうじゃないだろうか。今日も若めの男女が当たり前のようにポークソテー等を食べている。


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そこに僕の肉野菜炒め定食750円が提供される。ジュージューとものすごい蒸気が立ち込め、ちょっとハラハラする。音も匂いもすごいから、何か近所迷惑をかけているような気になってしまう。
そのご近所さんは必ずこのものに気をひかれる。一様にうらやましそうな顔つきをする。自分がご近所の立場のときも、絶対うらやましそうに鉄板の人を見やっているはずだ。


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野菜はキャベツ、モヤシ、ニラ、ニンジン。
そこでちょっと考えてしまったのだが、レバーニラ炒めはニラ、モヤシ、ニンジンのはずなので、違いはキャベツだ。
ここに「肉ニラ炒め」という、まだ食したことのないメニューがある。これがレバニラの肉バージョンだとすれば、つまりは肉野菜炒めのキャベツ抜きということになる。
どう違うんだろう? それほど違わない気もするが、ものすごく違うかも、とも思ってしまう。なんだか急に肉ニラが通っぽく思えてきた。これはぜひ真実を確かめなければなるまい。

まだまだ奥の深いひの食堂なのであった。


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ひの食堂
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I see a ‘Naruto’ and want it painted black 【さんらいず亭】 Aug 12, 2019
この夏、ビールのアテはここ! 【秋津ナンバーワン】 Aug 11, 2019
横丁の風情ある食事処 【高ふじ】 Aug 10, 2019
ふるさとの原風景を体感 【ますや】 Aug 08, 2019
ホヤをめぐる諸問題(と思い出) 【角上魚類 小平店】 Aug 07, 2019
ネパールカレーと近未来予想図 【PIMA】 Aug 05, 2019
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