fc2ブログ

でっかいおにぎりと、惣菜いろいろ♪ 【おこしやすさくら】

2023.09.07

 前記事に書いたように、青葉商店街を出たバス通りにお惣菜屋さんができている。
商店街を出て右に曲がれば「滝乃家」だが、反対側へ角の「銀河鉄道」の建物より2軒隣の、以前「津南精肉店」が入っていた物件。


20230907 okoshiyasusakura-11


発見したのは2週間前に取り上げた「あゆみ亭」と同時期で、消滅状態の商店街に同じような業態のお店が一気に2店もできたというだけでなかなかのインパクト。
「滝乃家」の帰り、いい機会なので寄ってみた。


20230907 okoshiyasusakura-12


店名を「おこしやすさくら」という。
なぜ京言葉なのか、まずその理由について伺った。


20230907 okoshiyasusakura-13


「ええ、よく聞かれるんですけど…」とお店のおねえさん。「どうしてなんでしょう?」
「は…?」

いわゆるおばんざいというか、そういうコンセプトなりそっち方面の出身なり、何か根拠があるものと予想するだろう、普通。ところがスタッフ全員、そっち方面には縁がないという。

「今度、店長に聞いておきますね」
「店長さんは女性の方なんですか?」
「ええ。埼玉出身ですけど(笑)」

うーむ ( ̄- ̄;) ウーム…


20230907 okoshiyasusakura-14


もう一つ確かめたいことがある。
こちらは多磨全生園の食事処「なごみ」関係のお店らしいという情報をいただいていた。


20230907 okoshiyasusakura-15


聞いてみると、「『なごみ』さんじゃなく、隣のショッピングセンターなんです」とのこと。
つまりこちらは全生園内のショッピングセンター「多磨」の出店であった。
なるほど、ナットク。


20230907 okoshiyasusakura-17

20230907 okoshiyasusakura-16


1個でおなかいっぱいになるとウワサのおにぎりが人気のようだが、昼ごはんは済んでおり、晩の酒のアテを考えていたのでおにぎりは試しに1個だけ。

鍋や調理器ごと並べられていたり、パックされていたり、いろいろあって楽しい。
中央のテーブルに並んでいるキャベツメンチ、左手の棚の塩こうじチキンサラダをとり、あと右手の圧力鍋? が気になる。
ふたを開けてみるとよく煮込んであっておいしそうな鶏手羽だが、セルフに慣れておらずおろおろしていると、「おとりしましょうか?」と。


20230907 okoshiyasusakura-19


商店街衰退の原因の一つに地域住民の高齢化があると思うが、高齢者なりのニーズはあるわけで、こういうお店の必要性はむしろ高いと思う。


20230907 okoshiyasusakura-20


わしら予備軍的にも、量的にちょうどいい感じだったかな😅


20230907 okoshiyasusakura-21


[DATA]
おこしやすさくら
東京都東村山市青葉町2-2-4





[Today's recommendation]


https://youtu.be/Tw0zYd0eIlk?si=ayM-30vnjYo_VX8L



wachat230907-22.jpg



20230907 okoshiyasusakura-23
ショッピングセンター「多磨」


衰退商店街に光灯す 【あゆみ亭】

2023.08.24

 青葉町の商店街に弁当屋さんがオープンしていることに最近気づいた。

戦後急速に宅地開発された東村山青葉町を後背地として発展した青葉商店街は、この10年ほどで急速に衰退し、ほぼほぼシャッター化している。
自分らはもともとの地元民ではないので往時のことはさておき、かすかに記憶に残る10年前、相当さびれているとはいえケーキ屋、おすし屋… となんとか商店街の体をなしていたようにも思うが、コロナ禍を経過し(いや、もっと前からか…)、気がつけば店らしい店はなくなっていた。


20230824 ayumitei-11


そういった流れもあって、ニューオープンというだけでかなり注目度が高そうである。
周りの建造物はシャッター化だけでなく看板の取り外しも進んでおり、物理的にも幟一本でかなり目立つ。


20230824 ayumitei-12


オープンは去年9月とのことで、ほぼ1周年であるが、最近まで気づかなかったのは自分の動線から微妙に外れているため。
青葉商店街はよく通るが、だいたい(元)寒天屋さんの先を左にそれサンドラッグに抜けるルートをとる。
青葉町住民の方にしかニュアンスは伝わらないと思うが、つまりそういうこと。


20230824 ayumitei-1320230824 ayumitei-1420230824 ayumitei-15


弁当・惣菜の「あゆみ亭」、とにかく品数の多さに驚かされる。
お店に入った瞬間、衰退商店街ということを忘れるほど😅


20230824 ayumitei-16

20230824 ayumitei-17

20230824 ayumitei-18


特に丼系の豊富さは回転率の高さを表してもいるよう。
惣菜のラインアップは、晩酌のアテにチョー魅力的。

かなーり迷った末、日替わり弁当(大)(白ご飯)と、きのこご飯弁当を買う。


20230824 ayumitei-19


「この商店街で新しいお店って、久しぶりなのでは?」と聞いてみると、
「でも、カフェなんかもできるみたいです」と、お店のおねえさん。

それはかなり気になる情報だ。
商店街として一時代を画したのには理由があるはずで、ただ衰退するに任せるのは忍びないわけで。
こういった動きがあります)


20230824 ayumitei-21


日替わり弁当は、揚げサバ・ハムカツ・ささみロールがメイン。
副菜に、肉じゃが・ひじき・きんぴら蓮など。


20230824 ayumitei-22

20230824 ayumitei-23


きのこご飯はしっかりした味付けで、数種のきのこたっぷり。
スパゲティサラダやピーマンとちくわの炒めものが添えてある。


20230824 ayumitei-24


使用食材が多く味付けがシンプルで、コンビニやスーパーとは一線を画す手づくり感いっぱいのお弁当。
立地的に独居高齢者なども想定しているかもしれないが、意外にボリュームもあって若い層にも十分訴えるものがあると思う。
2つ買って1000円札でお釣りが来るというコスパのよさも特筆もの。

青葉商店街の今後の動向に注目。


20230824 ayumitei-20


[DATA]
あゆみ亭
東京都東村山市青葉町 2-1-62





[Today's recommendation]


https://youtu.be/AySBPCkGyyY?si=Q0elxNB9IYKd_ph6



wachat230824.jpg



20230824 ayumitei-26
「和國商店」建設中


給食メニューで#エール飯! 【東村山給食センター】

2020.06.26

 散歩で府中街道の古民家リノベ型コミュニティスペース「百才(ももとせ)」から裏手の駄菓子屋「きりん館」の道に入り、熊野神社方面へ向かう途中… という意外な場所で、おなじみの「#東村山エール飯」のポスターを見つけた。
「東村山給食センター」の建物である。


20200626 kyushoku-11


ここはたしか地元小学校給食や公共施設内の食堂運営などを手掛けており、たしか娘の高校時代のバイト先がその関係だったような… というようなあやふやな情報で申し訳ないが、つまり学校・施設などへ食事を提供する特定の給食サービス業を行う企業と認識している。


20200626 kyushoku-12


エール飯のポスターと並んで“テイクアウト受け付け中”の張り紙。
一般向けに弁当販売を行っているようなのだ。
興味をひかれ“ご自由にお取りください”のチラシケースから6月のメニューをもらって帰った。

ということで、給食メニューで#東村山エール飯!!


20200626 kyushoku-13


日替わり弁当と書いてあるが、給食と考えれば日替わり当たり前。それと、“メニュー”と書いてあるのは“献立表”と呼んだほうがしっくりくる (ーω-) ウンウン♪
“給食の献立”だけにバリエーション豊富。


20200626 kyushoku-14


この日のメニュー、もとい、献立は、エビカツ、焼き餃子、中華丼風、白菜おひたし、コーンポテトサラダ。
選んだわけじゃないが、給食なら人気ランキング上位に来るに違いないという組み立てだ。


20200626 kyushoku-15


システムは、まず朝9時15分までに電話注文というのが鉄則。前記事の続きみたいだが、事前の段取りが必要である。
弁当の引き取り時間AM10:00~PM1:30と書いてあるが、予約のときに何時に来られるかと聞かれ、12時と答える。

引き取りのときに「このサービスはずっとやってたの?」と聞いてみると、「いや、そういうわけでは…」と社員さん。
「コロナで学校給食がなくなったりして?」
「あ、そうですね」
まさにエール飯である。


20200626 kyushoku-16


エビカツは、まあ普通だが、餃子は肉主体の餡みっしりタイプでなかなかおいしい。
中華丼風とはつまり野菜のうま煮で、ちっさいナルトや極小のエビが潜んでいたりで、なるほど中華丼! という楽しい一品。


20200626 kyushoku-17


Instagramに投稿するとき「#給食メニュー」「#給食レシピ」を貼ってみた。どちらのハッシュタグも意外なほど投稿数が多い。
自宅で給食。
案外得がたい体験かもしれない。


20200626 kyushoku-18


[DATA]
東村山給食センター
東京都東村山市久米川町4-41-2



[移転↓]




[Today's recommendation]

wachat20200626-2.jpg




https://www.youtube.com/watch?v=fLexgOxsZu0


弁当屋さんがかなえた夢 【じゃがいも】

2017.02.24

 東村山駅周辺の昭和的食堂といえば「ひの食堂」が抜群の存在感を放っているが、かつて住んでいた地域の実力派といえば「ますや」と「じゃがいも」だった。だからわしらにとってこの2店はいまだに、名店ひのにも劣らぬ地元の誇り的存在なのである。
じゃがいもは、府中街道の向かい側のいまよりずっと駅寄りで営業していたころ、すなわち「じゃがいも弁当」時代から利用させてもらっている。

駅の周辺に2軒、チェーン系の弁当屋があるが、そんな店を使っている人が気の毒に思えた。ちょっと足を延ばせばじゃがいも弁当があるのに、と。
移転してからは、斜向かいのファミレスに入る人がアホに見えた。わしもそのころアホみたいな顔してたまにファミレスを利用していたが、あるときハンバーグを食べたら気持ち悪くなって、以来洋食系ファミレスには一度も行っていない。

この店ができたとき、店主の夢がかなったんだろうなと思った。つまり洋食屋さん。
あと小さなかわいらしい西山製麺の暖簾がかかった。ラーメン屋さんもやりたかったんだ。こっちはおかあさん主導なんじゃないかと僕はみている。ラーメンのスープは業務用っぽいのだが、それなりに仕上げてくるあたりはさすが。
さらに弁当屋も継続していて出前までやっているから、昼時は大忙しだ。


jagaimo1-13.jpg


唐揚げ定食540円+税。汁ものはみそ汁を選択(千切り大根と豆腐とワカメ)。
唐揚げにマヨネーズを添えるか聞かれる。家ではマヨネーズを使いすぎると家族にばかにされるので、こういうところでもミエを張って「なしで」と答えてしまう。
大ぶりの唐揚げがゴロゴロ。ニンニクが効いていてご飯が進む。

あと、じゃがいもを名乗っているだけあって、ここのポテトサラダはたいへん美味だ。ほぼジャガイモのみでつくられている純粋ポテサラは、お店のメルクマール的一品なのだと思う。


jagaimo1-12-2.jpg


[DATA]
じゃがいも
東京都東村山市久米川町4-39-26





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=heYL3nU4aQw


Latest Articles
古河名物といえば 【田村屋 西口店】 Sep 24, 2023
手淹れコーヒーと地元野菜のプレートランチ 【Sane cafe & gallery】 Sep 23, 2023
古河城遺構の観光拠点 【お休み処 坂長】 Sep 22, 2023
古河藩重臣のための屋敷 【鷹見泉石記念館】 Sep 22, 2023
ハーバルライフ提案型施設 【生活の木 薬香草園】 Sep 21, 2023
わらじタンタンとは? 【中国味界 海燕】 Sep 19, 2023
東村山最高の! ――どんこい祭 2023 Sep 17, 2023
本格讃岐うどんの立ち食い店 【おにやんま 吉祥寺店】 Sep 16, 2023
終わりなき? 【大阪王将 小平駅前店】 Sep 15, 2023
無性に食べたくなる 【◯つばき食堂】 Sep 14, 2023
夢まぼろしの… 【来々軒】 Sep 13, 2023
門前復活プロジェクト? 【箭弓稲荷神社】 Sep 11, 2023
Ranking
          
          
Category
Category-2