蜃気楼都市にトリップ 【ヒットカフェ】
2023.06.04
前記事の続きで競馬場グルメ編。
東京競馬場西門を入ると、右手が馬場で左手が「フジビュースタンド」入り口。

フジビュースタンドは2007年完成のメインスタンドで、地上9F・地下1F、全長約380m・高さ約52mの国内競馬場最大の観戦スタンドである。

入ったところは2階で、左にフードコート、奥にも飲食店が続いている。
正面エスカレーターを3階に上がると、カフェ、洋食店、コンビニ、グッズショップ… と、やはりさまざまな店舗が軒を連ねる。
そしておびただしい人の群れ。

ここは一つの街である。
それも週末にだけ出現する蜃気楼都市。
外の場所(現実世界)をよく知っているだけに、異世界にトリップしたファンタジー小説の登場人物の心境になる。

困ったことに、どのお店も大行列。
上の階なら並ばずに入れるかもしれないが、上に行くほど値段も上がる… と相方。
それでいちばん下の階がシモジモ向けのフードコートなのね…。
相方は以前、JRAの広報活動か何かの観戦ツアーのモニターに当たってこの競馬場に来たことがあった。2名入れたが、僕はいろいろ具合が悪く長女と2人で参加している。VIP席のようなところで観戦したらしい。

で、シモジモな人としてはフードコートで簡単に済まそうとも思ったが、ただでさえフードコート弱者のわれわれにこのバイタリティあふれる人々を押しのけて席を確保することなどとてもできそうにない。
相方と長女が入ったという3階のホテルオークラ運営の洋食店なら、(並ぶし安くもないが)席を争うことなく心穏やかに食事ができそう… ということで、オークラ運営「ヒットカフェ」の行列に並ぶ。
ちなみに去年入った東京国立博物館のレストラン「ゆりの木」もホテルオークラの運営と、ちょっとご縁がある。

並んでいる間にメニューを吟味。


というか、これから一勝負しようという者としては(笑)、注文ははじめから決まっているようなもの。
勝負事のゲン担ぎメシといえばカツ丼、その名も“勝つ丼”。
もう1品は“勝つカレーライス”で、勝つ×2である。

カウンターで注文、飲み物と番号札を持って席に着くというセルフスタイル。

店内は中央と通路側、テラスの3ブロックに分かれており、たまたま空いたテラス席へ。

なんと、パドックが見下ろせる絶好の位置取り!
ビールがうまい🍻

料理のほうはセルフの軽食カフェなりだと思うが、場所が場所だけに量はかなり多い。
この席でいろいろ見下ろしつつ食べると、かなりおいしい。




肝心の勝負の結果はまあ前記事のとおりだが、原因はひとえにデタラメな勝馬投票券の買い方によるものでありこちらの店名およびメニューの霊験の良しあしとはいっさい無関係であることを、ひと言申し添えておきたい ( ̄- ̄;) ムゥ…

[DATA]
ヒットカフェ
東京都府中市日吉町1-1 東京競馬場 フジビュースタンド3F
https://jra.jp/facilities/race/tokyo/
http://www.okura-ep.co.jp/restaurant/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/BGo2eiy0VcE




前記事の続きで競馬場グルメ編。
東京競馬場西門を入ると、右手が馬場で左手が「フジビュースタンド」入り口。

フジビュースタンドは2007年完成のメインスタンドで、地上9F・地下1F、全長約380m・高さ約52mの国内競馬場最大の観戦スタンドである。

入ったところは2階で、左にフードコート、奥にも飲食店が続いている。
正面エスカレーターを3階に上がると、カフェ、洋食店、コンビニ、グッズショップ… と、やはりさまざまな店舗が軒を連ねる。
そしておびただしい人の群れ。

ここは一つの街である。
それも週末にだけ出現する蜃気楼都市。
外の場所(現実世界)をよく知っているだけに、異世界にトリップしたファンタジー小説の登場人物の心境になる。

困ったことに、どのお店も大行列。
上の階なら並ばずに入れるかもしれないが、上に行くほど値段も上がる… と相方。
それでいちばん下の階がシモジモ向けのフードコートなのね…。
相方は以前、JRAの広報活動か何かの観戦ツアーのモニターに当たってこの競馬場に来たことがあった。2名入れたが、僕はいろいろ具合が悪く長女と2人で参加している。VIP席のようなところで観戦したらしい。

で、シモジモな人としてはフードコートで簡単に済まそうとも思ったが、ただでさえフードコート弱者のわれわれにこのバイタリティあふれる人々を押しのけて席を確保することなどとてもできそうにない。
相方と長女が入ったという3階のホテルオークラ運営の洋食店なら、(並ぶし安くもないが)席を争うことなく心穏やかに食事ができそう… ということで、オークラ運営「ヒットカフェ」の行列に並ぶ。
ちなみに去年入った東京国立博物館のレストラン「ゆりの木」もホテルオークラの運営と、ちょっとご縁がある。

並んでいる間にメニューを吟味。


というか、これから一勝負しようという者としては(笑)、注文ははじめから決まっているようなもの。
勝負事のゲン担ぎメシといえばカツ丼、その名も“勝つ丼”。
もう1品は“勝つカレーライス”で、勝つ×2である。

カウンターで注文、飲み物と番号札を持って席に着くというセルフスタイル。

店内は中央と通路側、テラスの3ブロックに分かれており、たまたま空いたテラス席へ。

なんと、パドックが見下ろせる絶好の位置取り!
ビールがうまい🍻

料理のほうはセルフの軽食カフェなりだと思うが、場所が場所だけに量はかなり多い。
この席でいろいろ見下ろしつつ食べると、かなりおいしい。




肝心の勝負の結果はまあ前記事のとおりだが、原因はひとえにデタラメな勝馬投票券の買い方によるものでありこちらの店名およびメニューの霊験の良しあしとはいっさい無関係であることを、ひと言申し添えておきたい ( ̄- ̄;) ムゥ…

[DATA]
ヒットカフェ
東京都府中市日吉町1-1 東京競馬場 フジビュースタンド3F


[Today's recommendation]

https://youtu.be/BGo2eiy0VcE




私を○○につれてって 【東京競馬場】
2023.06.04
競馬場に行きたいというのは前々からあったが、先週のダービーのニュースを見てちょっと具体化。
「GⅠは混むから、何でもないレースがいいんじゃない?」
「いや、そういうのこそ本気の人ばっかで、オヨビデナイと思うよ」
というやりとりがあって土曜日。
「明日の競馬って安田記念だって」
「じゃ、ちょうどいいかも」

東京競馬場へはJR新秋津駅まで自転車で行って武蔵野線で府中本町駅へというのが普通の行き方だが、家から見て新秋津は競馬場の逆方向でそこそこ距離もあり、そのロス感が引っかかる。
帰りにどう帰ってくるかわからないし、自転車が足かせになりそうな気もする。
新秋津まで歩くことも考えたが(2.5km)、それだったら西武国分寺線で国分寺駅まで行き、国分寺から府中まで歩いてもたいして変わらないんでは? とGoogleマップで測距すると国分寺駅-競馬場は3.5kmほど。
ということで行きのルート確定。

国分寺駅
“歩きで行ける”という地の利をあえて強調するところがポイントで、競馬どシロートの負い目を地元意識で武装しようという防衛本能が、たぶん働いている。

大國魂神社
競馬場のすぐ上に位置する大國魂神社の境内を抜けようとすると、なぜか馬がいる。
ここ(参道)で流鏑馬が行われるらしい。

開演が12:30で、あと1時間半近くあるし、迷った末、流鏑馬は断念することに。
競馬のメインレースは15時すぎだろうから時間的には問題ないが、けっこう歩いてハラが減っている。
競馬場の目的の一つが、たくさんあるらしい飲食店。
府中の街なかに食べるところはいくらでもあるだろうが、普段入ることのない場所だけに競馬場グルメはずっと気になっていた。

府中本町駅

フジビューウォーク
いまから思えば流鏑馬をパスしたことが悔やまれる。
競馬場は予定の行動だが流鏑馬は想定外で、馬つながりのいわばセレンディピティ。
“セレンディピティ=偶然の幸運”を手にする機会をみすみす逃すとは、これから一勝負しようという者にあるまじき行いであった。
って、勝負する気だったの…? ゞ( ̄∇ ̄;)

そして東京競馬場。
外周はよく通るが、中は思っていた以上に、でっかい!

まずは腹ごしらえにフジビュースタンドのレストラン街へ(次回掲載予定)。

食事のあと、パドックを見学。


しかるのち、馬券を購入。
1人100円(笑)。
なぜ👇このような買い方をしたかというと、えー、ノーコメント ( ̄ω ̄;)
メインのスタンドの人混みを避けるように端へ端へと移動し、4コーナー付近の芝生席へ。
ちょうど第7レースが行われており、メインレースの第11レースまでは2時間以上あるようだ。
でもまあ、芝生に腰を下ろしてボーッとしているだけで気持ちいい。

15:40、第73回安田記念発走。




あとで写真を見ると☝優勝したソングラインは目の前を8番手くらいで通過しており、見事な末脚での差し切り勝ち。
僕らの観戦位置は4コーナー抜けで、それなりにいいポジションだと思ったが、展開が展開だけにやはりゴールシーンを見たかった。
もう一つ、馬券を真面目に買ったら、レースの見方もぜんぜん違うだろうな… と思いました。
(つづく)

[DATA]
東京競馬場
東京都府中市日吉町1-1
https://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/t3M4jqdoJMc
https://youtu.be/MhWRmtsPCdM




次号予告
競馬場に行きたいというのは前々からあったが、先週のダービーのニュースを見てちょっと具体化。
「GⅠは混むから、何でもないレースがいいんじゃない?」
「いや、そういうのこそ本気の人ばっかで、オヨビデナイと思うよ」
というやりとりがあって土曜日。
「明日の競馬って安田記念だって」
「じゃ、ちょうどいいかも」

東京競馬場へはJR新秋津駅まで自転車で行って武蔵野線で府中本町駅へというのが普通の行き方だが、家から見て新秋津は競馬場の逆方向でそこそこ距離もあり、そのロス感が引っかかる。
帰りにどう帰ってくるかわからないし、自転車が足かせになりそうな気もする。
新秋津まで歩くことも考えたが(2.5km)、それだったら西武国分寺線で国分寺駅まで行き、国分寺から府中まで歩いてもたいして変わらないんでは? とGoogleマップで測距すると国分寺駅-競馬場は3.5kmほど。
ということで行きのルート確定。

国分寺駅
“歩きで行ける”という地の利をあえて強調するところがポイントで、競馬どシロートの負い目を地元意識で武装しようという防衛本能が、たぶん働いている。

大國魂神社
競馬場のすぐ上に位置する大國魂神社の境内を抜けようとすると、なぜか馬がいる。
ここ(参道)で流鏑馬が行われるらしい。

開演が12:30で、あと1時間半近くあるし、迷った末、流鏑馬は断念することに。
競馬のメインレースは15時すぎだろうから時間的には問題ないが、けっこう歩いてハラが減っている。
競馬場の目的の一つが、たくさんあるらしい飲食店。
府中の街なかに食べるところはいくらでもあるだろうが、普段入ることのない場所だけに競馬場グルメはずっと気になっていた。

府中本町駅

フジビューウォーク
いまから思えば流鏑馬をパスしたことが悔やまれる。
競馬場は予定の行動だが流鏑馬は想定外で、馬つながりのいわばセレンディピティ。
“セレンディピティ=偶然の幸運”を手にする機会をみすみす逃すとは、これから一勝負しようという者にあるまじき行いであった。
って、勝負する気だったの…? ゞ( ̄∇ ̄;)

そして東京競馬場。
外周はよく通るが、中は思っていた以上に、でっかい!

まずは腹ごしらえにフジビュースタンドのレストラン街へ(次回掲載予定)。

食事のあと、パドックを見学。


しかるのち、馬券を購入。
1人100円(笑)。
なぜ👇このような買い方をしたかというと、えー、ノーコメント ( ̄ω ̄;)
![]() | ![]() |
メインのスタンドの人混みを避けるように端へ端へと移動し、4コーナー付近の芝生席へ。
ちょうど第7レースが行われており、メインレースの第11レースまでは2時間以上あるようだ。
でもまあ、芝生に腰を下ろしてボーッとしているだけで気持ちいい。

15:40、第73回安田記念発走。




あとで写真を見ると☝優勝したソングラインは目の前を8番手くらいで通過しており、見事な末脚での差し切り勝ち。
僕らの観戦位置は4コーナー抜けで、それなりにいいポジションだと思ったが、展開が展開だけにやはりゴールシーンを見たかった。
もう一つ、馬券を真面目に買ったら、レースの見方もぜんぜん違うだろうな… と思いました。
(つづく)

[DATA]
東京競馬場
東京都府中市日吉町1-1

[Today's recommendation]

https://youtu.be/t3M4jqdoJMc
https://youtu.be/MhWRmtsPCdM




次号予告