趣ある洋館カフェ 【武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店】
2022.04.09
小金井公園「江戸東京たてもの園」編第3弾。
センター~東ゾーンを回って「たべもの処 蔵」で昼ごはんを食べたあと、残る西ゾーンへ。
このゾーンにも10棟ほど復元建築があるが割愛させていただく。
編集に疲れたというか実生活がチョー忙しいというか…。
デ・ラランデ邸という洋館がカフェとして使われており、田無の「武蔵野茶房」により運用されている。
洋館カフェというのも惹かれるものが。
――この住宅は、元は平屋建ての洋館でしたが、1910年(明治43)年ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築されました。その後、何回か所有者が変わりましたが、1956年(昭和31)から、三島海雲氏がこの住宅に住んでいました。1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていました。(HPより)
ちょうど午後のお茶の時間でもあり、待つ人多数。
名前を記入するが順番まで30分以上ありそうだ。
待合室
というか、ロビー風の待合室の席が空くまで30分ほどかかったという (・Θ・;)
ドイツ風の洋館でありながら、丸窓や天井近くの浮き彫りになった壁面などはどこか日本を感じさせるものがある。
テラス席が空いたので案内される(記入欄に店内/テラスどちらでも可としてあった)。
席でメニューを渡され、注文を決めたら店内のレジまで行って申告・先払いというシステム。
建物自体が展示の一つなので、おそらくカフェ利用以外に見学のみの出入りも自由で、先払いでないと収拾がつかなくなるものと思われる。
実際、レジも店内もシッチャカメッチャカ… s(・'・;)
黒みつきなこソフトクリームと葡萄果汁を注文。

きなこを練り込んだ(?)ソフトクリーム。
上からもきなこと黒みつがかかっていて和のテイストをたっぷり味わう。

それぞれの盆にはさりげなく一輪の花が添えられ、古きよき時代の空気を感じる。
シャンデリアや暖炉を眺めながら室内で過ごすのもいいかもしれないが、この天気に外で味わえたのも幸運だ。
「江戸東京たてもの園」について、前々記事に書いているように園外はよく通るので建物群自体は見慣れている。
見慣れていて、外にいて何とも思っていなかったのが、足を踏み入れればどっぷりハマるのが不思議。
この過空世界の住人になるのに、飲み食いするのも重要な要素だと思う。
ガツガツ食ったあげくうまいのまずいの言ってると豚にされるかもしれないが。
[DATA]
武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店
東京都小金井市桜町3-7-1 江戸東京たてもの園 デ・ラランデ邸
https://musashinosabo.com/
https://www.tatemonoen.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Wslm1ZL9EI8
小金井公園「江戸東京たてもの園」編第3弾。
センター~東ゾーンを回って「たべもの処 蔵」で昼ごはんを食べたあと、残る西ゾーンへ。
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このゾーンにも10棟ほど復元建築があるが割愛させていただく。
編集に疲れたというか実生活がチョー忙しいというか…。
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デ・ラランデ邸という洋館がカフェとして使われており、田無の「武蔵野茶房」により運用されている。
洋館カフェというのも惹かれるものが。
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――この住宅は、元は平屋建ての洋館でしたが、1910年(明治43)年ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築されました。その後、何回か所有者が変わりましたが、1956年(昭和31)から、三島海雲氏がこの住宅に住んでいました。1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていました。(HPより)
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ちょうど午後のお茶の時間でもあり、待つ人多数。
名前を記入するが順番まで30分以上ありそうだ。
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というか、ロビー風の待合室の席が空くまで30分ほどかかったという (・Θ・;)
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ドイツ風の洋館でありながら、丸窓や天井近くの浮き彫りになった壁面などはどこか日本を感じさせるものがある。
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テラス席が空いたので案内される(記入欄に店内/テラスどちらでも可としてあった)。
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席でメニューを渡され、注文を決めたら店内のレジまで行って申告・先払いというシステム。
建物自体が展示の一つなので、おそらくカフェ利用以外に見学のみの出入りも自由で、先払いでないと収拾がつかなくなるものと思われる。
実際、レジも店内もシッチャカメッチャカ… s(・'・;)
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黒みつきなこソフトクリームと葡萄果汁を注文。

きなこを練り込んだ(?)ソフトクリーム。
上からもきなこと黒みつがかかっていて和のテイストをたっぷり味わう。

それぞれの盆にはさりげなく一輪の花が添えられ、古きよき時代の空気を感じる。
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シャンデリアや暖炉を眺めながら室内で過ごすのもいいかもしれないが、この天気に外で味わえたのも幸運だ。
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「江戸東京たてもの園」について、前々記事に書いているように園外はよく通るので建物群自体は見慣れている。
見慣れていて、外にいて何とも思っていなかったのが、足を踏み入れればどっぷりハマるのが不思議。
この過空世界の住人になるのに、飲み食いするのも重要な要素だと思う。
ガツガツ食ったあげくうまいのまずいの言ってると豚にされるかもしれないが。
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[DATA]
武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店
東京都小金井市桜町3-7-1 江戸東京たてもの園 デ・ラランデ邸


[Today's recommendation]



https://youtu.be/Wslm1ZL9EI8
黄金井カレーとは? 【味倶楽部】
2017.10.05
武蔵小金井~東小金井は人気店がいくつもあるカレーの激戦区で、このあたりを通るとそこかしこに匂いが漂い、かなりの確率でカレーが食べたくなる。
僕は人気店は尻込みしてしまうので、特に1人のときはとてもじゃないが入る勇気は出ない。そこで、どの駅からも遠くちょっと穴場っぽいかも、と狙っていたのがこちら「味倶楽部」。
ネーミングセンスや看板デザインからは、申し訳ないがオシャレな感じはしないので、そのへんも逆に安心感につながる気がする。

ガラスドアを開けると1階はウェイティングコーナー的になっていて、正面に地下に下りる木製の階段。地下の店舗はかなりの広さで、照明を落とし、内装はオシャレな感じ。BGMはアンビエントというかダブというか。例えが古くて恐縮だが、われわれが若いころにはやったカフェバーの雰囲気だ。
お客さんは4~5組10人ほど。客層はまちまちだが、普段接点のないいまどきのファッションセンスの若者グループも。
いろいろ予想と違っていて、思わず身構えてしまう。

しかしよく見ると、本棚の蔵書はマンガ、厨房には提灯と、ところどころオシャレにほころびが認められる。ミスマッチというか、長く続けるうちに蓄積したMetSの原因物質のような、というか。
でもいちばんのミスマッチは店主その人かも。ちょっと小太りで人のよさそうな街の中華屋のおっちゃんタイプ。それでようやく安心してごはんを食べられそうな心持ちがする。

ランチタイムは水、スープ、ドリンク(1杯サービス)がセルフサービスとなっているが、システムやドリンクサーバーの使い方なんかがわかりにくく、店主はそのつど説明していて、セルフによる省力化が達成されているようには見えない。

もう一つわかりにくいのがメニュー構成。
僕はランチサービスを頼むことが多いので、冊子になっているメニュー本体よりも差し込んであるペラのほうから見る。そこには“黄金井カレー”というものの一覧があって、いちばん安いのが黄金井とりカレーと黄金井ぶたカレーの850円。僕はとりカレーを注文したが、あとで知ることになるんだがこの時点で間違いを犯していたようなのだ。

ちなみにこの黄金井カレーがこちらの売り。
説明によると、日本一辛いとされる“黄金一味”唐辛子と、小金井市内の名水“六地蔵のめぐみ”を使い、黄金と小金井をかけて名づけられた。

店頭にご当地カレーののぼりが立っていて、どこのカレーだろうと思っていたが、地元小金井名物というニュアンスのようだ。
野菜も地場産とのこと。

ランチサービスでご飯の量とカレーの辛さを選べるが、どちらも普通と申告。
僕がこの昼の一連の流れの最後の客だったこともあって、提供はけっこう早い。ご飯の量はけっこう多い。辛さは、けっこう辛い。
とりは手羽元2本で、ほかに具は入っておらず、ソースそのものを味わう欧風カレーのスタイル。甘味と辛さのバランスのとれたおいしいカレーだと思う。

支払いのとき750円と言われ、「?」となる。
あとで調べてみると、黄金井の付かない“とりカレー”というものがあるようなのだ。僕は“黄金井とりカレー”のつもりでただの“とりカレー”を食べていた。

ほかにもタイカレーや伊勢うどんなど、興味深いメニューがいろいろある。
こういう店は事前に調べて行かないとダメだな、と反省。

[DATA]
味倶楽部
東京都小金井市緑町5-17-20
[Today's recommendation]

https://youtu.be/wL9_d3PTkds


武蔵小金井~東小金井は人気店がいくつもあるカレーの激戦区で、このあたりを通るとそこかしこに匂いが漂い、かなりの確率でカレーが食べたくなる。
僕は人気店は尻込みしてしまうので、特に1人のときはとてもじゃないが入る勇気は出ない。そこで、どの駅からも遠くちょっと穴場っぽいかも、と狙っていたのがこちら「味倶楽部」。
ネーミングセンスや看板デザインからは、申し訳ないがオシャレな感じはしないので、そのへんも逆に安心感につながる気がする。

ガラスドアを開けると1階はウェイティングコーナー的になっていて、正面に地下に下りる木製の階段。地下の店舗はかなりの広さで、照明を落とし、内装はオシャレな感じ。BGMはアンビエントというかダブというか。例えが古くて恐縮だが、われわれが若いころにはやったカフェバーの雰囲気だ。
お客さんは4~5組10人ほど。客層はまちまちだが、普段接点のないいまどきのファッションセンスの若者グループも。
いろいろ予想と違っていて、思わず身構えてしまう。

しかしよく見ると、本棚の蔵書はマンガ、厨房には提灯と、ところどころオシャレにほころびが認められる。ミスマッチというか、長く続けるうちに蓄積したMetSの原因物質のような、というか。
でもいちばんのミスマッチは店主その人かも。ちょっと小太りで人のよさそうな街の中華屋のおっちゃんタイプ。それでようやく安心してごはんを食べられそうな心持ちがする。

ランチタイムは水、スープ、ドリンク(1杯サービス)がセルフサービスとなっているが、システムやドリンクサーバーの使い方なんかがわかりにくく、店主はそのつど説明していて、セルフによる省力化が達成されているようには見えない。

もう一つわかりにくいのがメニュー構成。
僕はランチサービスを頼むことが多いので、冊子になっているメニュー本体よりも差し込んであるペラのほうから見る。そこには“黄金井カレー”というものの一覧があって、いちばん安いのが黄金井とりカレーと黄金井ぶたカレーの850円。僕はとりカレーを注文したが、あとで知ることになるんだがこの時点で間違いを犯していたようなのだ。

ちなみにこの黄金井カレーがこちらの売り。
説明によると、日本一辛いとされる“黄金一味”唐辛子と、小金井市内の名水“六地蔵のめぐみ”を使い、黄金と小金井をかけて名づけられた。

店頭にご当地カレーののぼりが立っていて、どこのカレーだろうと思っていたが、地元小金井名物というニュアンスのようだ。
野菜も地場産とのこと。

ランチサービスでご飯の量とカレーの辛さを選べるが、どちらも普通と申告。
僕がこの昼の一連の流れの最後の客だったこともあって、提供はけっこう早い。ご飯の量はけっこう多い。辛さは、けっこう辛い。
とりは手羽元2本で、ほかに具は入っておらず、ソースそのものを味わう欧風カレーのスタイル。甘味と辛さのバランスのとれたおいしいカレーだと思う。

支払いのとき750円と言われ、「?」となる。
あとで調べてみると、黄金井の付かない“とりカレー”というものがあるようなのだ。僕は“黄金井とりカレー”のつもりでただの“とりカレー”を食べていた。

ほかにもタイカレーや伊勢うどんなど、興味深いメニューがいろいろある。
こういう店は事前に調べて行かないとダメだな、と反省。

[DATA]
味倶楽部
東京都小金井市緑町5-17-20
[Today's recommendation]

https://youtu.be/wL9_d3PTkds

