いろいろ有効利用できます💦 【茶処 てんてん】
2023.06.21
前記事に書いたように谷保天満宮に参ったのは梅林の「茶処 てんてん」さんのインスタ投稿が目に留まったから。
#陶板絵馬差し上げます のハッシュタグが付いている。

要約すると――
先日(6月2~3日?)の大雨で天満宮神楽殿の倉庫部分が浸水し、大掃除をするといろいろなものに混じって「菅公千七十五年式年大祭」記念の陶板絵馬が大量に出てきて、処分されるところをてんてんさんがいくつか引き取り、#陶板絵馬差し上げます
という経緯。


菅公千七十五年とは菅原道真(845~903)1075回忌、すなわち1977年にあたる。
投稿写真の絵馬にも“昭和52年9月25日”という日付が読み取れる。
半世紀近く前のもはや骨董的価値も生まれていそうな品である。
陶板絵馬という昭和(の土産物)的センスも気になるところ。
(てんてんさんはブログもやられていて、関連の記事はこちら)

「茶処 てんてん」は2020年12月、コロナ禍で分散初詣が呼びかけられていたころ“幸先詣(さいさきもうで)”で谷保天満宮をお参りした際に立ち寄った“門前(鳥居前)の茶屋”である。

こうじの昔ながらの甘酒をはじめ、手づくりソースのかき氷や白玉しるこ、自家製和菓子の抹茶セット、天満宮だけに“合格ゼリー”… と、簡易店舗スタイルからは思いもよらないほどメニュー豊富で、ほぼ手づくりというところにも驚かされる。


豆引き珈琲300円を注文。
“少々淹れるまでお時間お待ちください”とある。
「絵馬を鍋敷きにって書いてますけど、罰当たりません?」
なにしろ相手は日本三大怨霊だ。
「というか全部割られそうになっていて、そっちのほうが危ないんじゃないの? という話で(笑)」
鍋敷き… もとい、陶板絵馬を1枚いただき、梅林でコーヒータイム。

挽きたて淹れたての香り高いコーヒーに自家製ようかんの、なんともぜいたくなひととき (  ̄ - ̄) ダバダ〜♪

前記事に書いているように、自分の場合、合格祈願というより商売繁盛のお守りに飾ろうかと思うが(神棚ないけど)、受験等を控えている方には霊験もあらたかそうではないだろうか。
鍋敷きにはでこぼこすぎて不向きとは思うけど。

[DATA]
茶処 てんてん
東京都国立市谷保5209 谷保天満宮梅園
https://twitter.com/tenten_bairin?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
https://www.instagram.com/tenten_bairin/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/8mTiw3TQ2BI




コースターに使ってみた💦
前記事に書いたように谷保天満宮に参ったのは梅林の「茶処 てんてん」さんのインスタ投稿が目に留まったから。
#陶板絵馬差し上げます のハッシュタグが付いている。

要約すると――
先日(6月2~3日?)の大雨で天満宮神楽殿の倉庫部分が浸水し、大掃除をするといろいろなものに混じって「菅公千七十五年式年大祭」記念の陶板絵馬が大量に出てきて、処分されるところをてんてんさんがいくつか引き取り、#陶板絵馬差し上げます
という経緯。


菅公千七十五年とは菅原道真(845~903)1075回忌、すなわち1977年にあたる。
投稿写真の絵馬にも“昭和52年9月25日”という日付が読み取れる。
半世紀近く前のもはや骨董的価値も生まれていそうな品である。
陶板絵馬という昭和(の土産物)的センスも気になるところ。
(てんてんさんはブログもやられていて、関連の記事はこちら)

「茶処 てんてん」は2020年12月、コロナ禍で分散初詣が呼びかけられていたころ“幸先詣(さいさきもうで)”で谷保天満宮をお参りした際に立ち寄った“門前(鳥居前)の茶屋”である。

こうじの昔ながらの甘酒をはじめ、手づくりソースのかき氷や白玉しるこ、自家製和菓子の抹茶セット、天満宮だけに“合格ゼリー”… と、簡易店舗スタイルからは思いもよらないほどメニュー豊富で、ほぼ手づくりというところにも驚かされる。


豆引き珈琲300円を注文。
“少々淹れるまでお時間お待ちください”とある。
「絵馬を鍋敷きにって書いてますけど、罰当たりません?」
なにしろ相手は日本三大怨霊だ。
「というか全部割られそうになっていて、そっちのほうが危ないんじゃないの? という話で(笑)」
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鍋敷き… もとい、陶板絵馬を1枚いただき、梅林でコーヒータイム。

挽きたて淹れたての香り高いコーヒーに自家製ようかんの、なんともぜいたくなひととき (  ̄ - ̄) ダバダ〜♪

前記事に書いているように、自分の場合、合格祈願というより商売繁盛のお守りに飾ろうかと思うが(神棚ないけど)、受験等を控えている方には霊験もあらたかそうではないだろうか。
鍋敷きにはでこぼこすぎて不向きとは思うけど。

[DATA]
茶処 てんてん
東京都国立市谷保5209 谷保天満宮梅園


[Today's recommendation]

https://youtu.be/8mTiw3TQ2BI




コースターに使ってみた💦
学問の神様へ 【谷保天満宮】
2023.06.21
一昨日夕方に来た仕事であるが、今月はマイナーチェンジが入った関係で日程に余裕がなくなり僕の工程を組み込むのが難しく、毎月2本のところ1本出せるか出せないか、出せるとしても超急ぎ… とあらかじめ言われていたように、来るには来たが通常の半分である。
にもかかわらずいつもより疲労が濃いのは、とりもなおさずその不安定な工程によるところが大きいであろう。
超急ぎはしょうがないとして、ぎりぎりまで来るか来ないかわからないというような状況がいちばん気疲れする。
昨日一日と今日の昼すぎまで根を詰めて…
「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!! 」

開放感のままに自転車をこぎだして、はぁー!! となる瞬間が好き。
そのまま自転車はゆっくり。
ヒーリング目的なので筋力負荷は重要ではない。
国立経由でSNS投稿を見て気になっている谷保天満宮へ。

甲州街道に面した大鳥居


正確に言うと、SNS発信元は谷保天満宮梅林にお店を出している「茶処 てんてん」。
その件は次回あらためて取り上げるとして、まずは天満宮へお参り。

参道左手(幟の先)に「茶処 てんてん」がある
谷保天満宮は、湯島天満宮、亀戸天神社と並び称される関東三天神。
903(延喜3)年、菅原道真の三男・道武が父を祀る廟を建てたことに始まるとされる。
古多摩川河岸段丘の立川崖線、いわゆる“はけ”をまたぐ形で造営された谷保天満宮。
甲州街道に面した大鳥居より入り石段を下って参拝する“下り宮”という珍しい構造となっている。



参道を下って振り返ったところ
筆供養(1月)、梅祭り(2月)、例祭(9月)、うそ替え神事(11月)、旧車祭(12月)など1年を通じてさまざまな祭事が行われ、受験シーズンに限らず賑わいがある。
ちなみに旧車祭は交通安全発祥の地であることにちなむもので、境内にクラシックカーが集まることで知られる。
僕の場合、勉学みたいなことを仕事としているので、天神さまにお参りするのは学問成就というより商売繁盛祈願かな… ( ̄. ̄;) ンー



拝殿
石段を下り、拝殿までの間に2体の座牛の像がある。
――(道真)公薨去の際、筑紫国三笠郡四堂に墓を築き葬ろうと轜車(喪の車)を引出したが、途中牛車が動かなくなったのでその場に埋葬した等、菅公と牛に関する神秘的な伝説が数多く残っている。座牛は、この悲しみに動かなくなった牛を表現したものである。(説明看板より)
次回ネタも牛がらみ。
(つづく)

黒御影石の神牛。奥にも青銅製の牛の像が見える
[DATA]
谷保天満宮
東京都国立市谷保5209
https://www.yabotenmangu.or.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/Afu-dppRbj8




次号予告
一昨日夕方に来た仕事であるが、今月はマイナーチェンジが入った関係で日程に余裕がなくなり僕の工程を組み込むのが難しく、毎月2本のところ1本出せるか出せないか、出せるとしても超急ぎ… とあらかじめ言われていたように、来るには来たが通常の半分である。
にもかかわらずいつもより疲労が濃いのは、とりもなおさずその不安定な工程によるところが大きいであろう。
超急ぎはしょうがないとして、ぎりぎりまで来るか来ないかわからないというような状況がいちばん気疲れする。
昨日一日と今日の昼すぎまで根を詰めて…
「終わったー!! ヾ(*>∀<)ノ ヒャッホー!! 」

開放感のままに自転車をこぎだして、はぁー!! となる瞬間が好き。
そのまま自転車はゆっくり。
ヒーリング目的なので筋力負荷は重要ではない。
国立経由でSNS投稿を見て気になっている谷保天満宮へ。

甲州街道に面した大鳥居


正確に言うと、SNS発信元は谷保天満宮梅林にお店を出している「茶処 てんてん」。
その件は次回あらためて取り上げるとして、まずは天満宮へお参り。

参道左手(幟の先)に「茶処 てんてん」がある
谷保天満宮は、湯島天満宮、亀戸天神社と並び称される関東三天神。
903(延喜3)年、菅原道真の三男・道武が父を祀る廟を建てたことに始まるとされる。
古多摩川河岸段丘の立川崖線、いわゆる“はけ”をまたぐ形で造営された谷保天満宮。
甲州街道に面した大鳥居より入り石段を下って参拝する“下り宮”という珍しい構造となっている。



参道を下って振り返ったところ
筆供養(1月)、梅祭り(2月)、例祭(9月)、うそ替え神事(11月)、旧車祭(12月)など1年を通じてさまざまな祭事が行われ、受験シーズンに限らず賑わいがある。
ちなみに旧車祭は交通安全発祥の地であることにちなむもので、境内にクラシックカーが集まることで知られる。
僕の場合、勉学みたいなことを仕事としているので、天神さまにお参りするのは学問成就というより商売繁盛祈願かな… ( ̄. ̄;) ンー



拝殿
石段を下り、拝殿までの間に2体の座牛の像がある。
――(道真)公薨去の際、筑紫国三笠郡四堂に墓を築き葬ろうと轜車(喪の車)を引出したが、途中牛車が動かなくなったのでその場に埋葬した等、菅公と牛に関する神秘的な伝説が数多く残っている。座牛は、この悲しみに動かなくなった牛を表現したものである。(説明看板より)
次回ネタも牛がらみ。
(つづく)

黒御影石の神牛。奥にも青銅製の牛の像が見える
[DATA]
谷保天満宮
東京都国立市谷保5209

[Today's recommendation]

https://youtu.be/Afu-dppRbj8




次号予告
実践! 分散初詣 & Go To …? 【茶処 てんてん】
2020.12.13
“朝に思い付いて散策”シリーズ。
今回はテーマが決まっている。初詣である。
三が日の混雑を避けるため政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身茂会長は初詣の分散化の要請を行っているが、ならば年明けにこだわらず前倒しがあってもいいのでは?
と調べてみると、各地の神社や県神社庁などで12~3月といった分散参拝を呼び掛けているところも少なくない。
12月中に先取りして初詣をすることを“幸先詣(さいさきもうで)”というらしい。
混雑のニガテな自分には縁のない、おびただしい参拝客が押し寄せる有名どころでも、いまのうちならすいているに違いない… と考えた。
真っ先に思い浮かんだのが、谷保天満宮。
いつもなら15万人の初詣客があるという多摩地区の人気スポットである。


国立駅から大学通りを谷保駅まで
ということで、国立駅を起点とする散策コースを考えた。
コースもなにも、大学通りをひたすら南下するだけなんだが。

谷保天満宮は903(延喜3)年、菅原道真の三男・道武が父を祀る廟を建てたことに始まるとされる。
東日本における天満宮としては最も古く、湯島天満宮、亀戸天神社と並び関東三天神と称される。
――正月の縁起物(生芽の矢)・家内安全・学業成就の御札は12月中旬より3月末まで頒布致します。また正月3が日および1月中の土日祝日は混雑が予想されますので、可能ならば時期をずらしてお詣りくださいますようお願い申し上げます。(公式HP)

行ってみれば、七五三のお参りがちらほら。
拝殿では僕らの前に3組。

COVID-19が収束しますように… (-人-;)
混雑や密とは無縁の“初詣”を済ませた。
谷保天満宮は甲州街道に面した大鳥居より入り石段を下って参拝する“下り宮”という珍しい構造で、石段の左手に梅林がある。天満宮だけに、梅林。
その梅林には、甘茶、お抹茶セットといった幟。

そう、今回は初詣だけでなく“Go To 茶屋”シリーズを兼ねている(←そんなシリーズありました? (- -;) )

「茶処 てんてん」は一昨年春に天満宮を参ったときに見かけて気になっていた物件である。

開店準備中の様子で、「大丈夫ですか?」と尋ねると、「ちょうどお湯が湧いたところです」とお店のおねえさん。
お抹茶セットを1つ注文。
あとで調べてみると、「てんてん」は国立駅近くにあったという粥専門店「かゆや」が出していた茶屋で、本店閉店後もこちらは続けているとのこと。甘酒は「かゆや」の粥ベースだそうだ。
天満宮だけに“合格ゼリー”が名物のもよう。

抹茶はちゃんと点ててある。そしてセットの自家製和菓子が驚くほどおいしい。

店主さんはブログをやられていて、それによれば「ものすごい手がかかっています」と。

たしかに、ういろう風というか羊羹風の菓子の小豆の香りが素晴らしい。
この感じだとたぶん何を食べてもおいしいと思われ、ぜひ梅の季節に訪れたい。
すっかりいい気分で、次の目的地へ。
(つづく)

[DATA]
茶処 てんてん
東京都国立市谷保5209 谷保天満宮梅園
https://twitter.com/tenten_bairin?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
https://www.instagram.com/tenten_bairin/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/LjbAyBKh6hA


次号予告
“朝に思い付いて散策”シリーズ。
今回はテーマが決まっている。初詣である。
三が日の混雑を避けるため政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会・尾身茂会長は初詣の分散化の要請を行っているが、ならば年明けにこだわらず前倒しがあってもいいのでは?
と調べてみると、各地の神社や県神社庁などで12~3月といった分散参拝を呼び掛けているところも少なくない。
12月中に先取りして初詣をすることを“幸先詣(さいさきもうで)”というらしい。
混雑のニガテな自分には縁のない、おびただしい参拝客が押し寄せる有名どころでも、いまのうちならすいているに違いない… と考えた。
真っ先に思い浮かんだのが、谷保天満宮。
いつもなら15万人の初詣客があるという多摩地区の人気スポットである。

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国立駅から大学通りを谷保駅まで
ということで、国立駅を起点とする散策コースを考えた。
コースもなにも、大学通りをひたすら南下するだけなんだが。

谷保天満宮は903(延喜3)年、菅原道真の三男・道武が父を祀る廟を建てたことに始まるとされる。
東日本における天満宮としては最も古く、湯島天満宮、亀戸天神社と並び関東三天神と称される。
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――正月の縁起物(生芽の矢)・家内安全・学業成就の御札は12月中旬より3月末まで頒布致します。また正月3が日および1月中の土日祝日は混雑が予想されますので、可能ならば時期をずらしてお詣りくださいますようお願い申し上げます。(公式HP)

行ってみれば、七五三のお参りがちらほら。
拝殿では僕らの前に3組。

COVID-19が収束しますように… (-人-;)
混雑や密とは無縁の“初詣”を済ませた。
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谷保天満宮は甲州街道に面した大鳥居より入り石段を下って参拝する“下り宮”という珍しい構造で、石段の左手に梅林がある。天満宮だけに、梅林。
その梅林には、甘茶、お抹茶セットといった幟。

そう、今回は初詣だけでなく“Go To 茶屋”シリーズを兼ねている(←そんなシリーズありました? (- -;) )

「茶処 てんてん」は一昨年春に天満宮を参ったときに見かけて気になっていた物件である。

開店準備中の様子で、「大丈夫ですか?」と尋ねると、「ちょうどお湯が湧いたところです」とお店のおねえさん。
お抹茶セットを1つ注文。
![]() | ![]() | ![]() |
あとで調べてみると、「てんてん」は国立駅近くにあったという粥専門店「かゆや」が出していた茶屋で、本店閉店後もこちらは続けているとのこと。甘酒は「かゆや」の粥ベースだそうだ。
天満宮だけに“合格ゼリー”が名物のもよう。

抹茶はちゃんと点ててある。そしてセットの自家製和菓子が驚くほどおいしい。

店主さんはブログをやられていて、それによれば「ものすごい手がかかっています」と。

たしかに、ういろう風というか羊羹風の菓子の小豆の香りが素晴らしい。
この感じだとたぶん何を食べてもおいしいと思われ、ぜひ梅の季節に訪れたい。
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すっかりいい気分で、次の目的地へ。
(つづく)

[DATA]
茶処 てんてん
東京都国立市谷保5209 谷保天満宮梅園


[Today's recommendation]



https://youtu.be/LjbAyBKh6hA


次号予告
東京都下で、小旅行 【増本】
2018.04.01
先日、国立・谷保のお店の記事を書いていて、駅の南側にしばらく行っていないことに思い至った。
駅南には街のシンボルである東日本最古の天満宮「谷保天満宮」がある。
天満宮は多摩川の河岸段丘(立川段丘崖)に位置し、大鳥居が崖線の上、本殿へは階段を下る。
その向こうは氾濫原で、府中用水沿いには「谷保田圃」と呼ばれるのどかな田園地帯が広がる。
いまの時期なら城山のニリンソウ。用水のあたりではそろそろ揚げひばりが見られるかもしれない。
その光景は国木田独歩『忘れえぬ人々』のごとくに心に刻まれているが、風景は覚えているが人々は忘れてしまった。忘れちゃダメだろう(笑)。
以上は10年以上も前の自分情報。
いまどうなっているか、確かめに行くことにした。
府中用水の水源の一つ、矢川を水源から下って谷保田圃、天満宮、国立というルートを設定。
国立駅前の駐輪場に自転車を置いて矢川駅まで電車で移動。矢川の主水源の矢川緑地から歩き始めるという計画だ。
国立市城山さとのいえ パンフレットより
国立駅に歩け歩け的人々が群がっている。“国立・立川さくらウォーキング”というイベントの受け付けの列らしい。いやな予感がした。
立川駅の乗り換えの20分近い待ち時間に相方がググる。
イベントのコースは“…矢川駅前さくら並木→郷土館→ママ下湧水…”と、この区間、モロかぶり。
人のいない田舎道を歩く、というのが本日のテーマなので、これには参った。
まぁ、行くだけ行ってみよう。

10:29 矢川駅――踏切を挟んで、早くも歩け歩け先頭グループと遭遇。
しかしこの人々は真っすぐ南下しているもようで、僕らの目的地である西の矢川緑地方面へはまったく人けがないので一安心。
そしてその先、緑地には豊かな湧水の湿原、そこから流れ下るきれいな川という、平成時代の東京都とは思えない風景が広がっていた。
矢川緑地
以上、くにたち郷土文化館まで、立川崖線上の矢川流域の風景
ママ下湧水付近
城山公園
谷保田圃から天満宮へ
谷保天満宮

谷保駅
散歩コースというより小旅行気分を味わえる素晴らしいエリアだが、ネックはたべもの屋がないこと。
けっこう歩いてハラペコのところ、最後上りだからキビシイ。おにぎり持参は必須。

谷保駅北口のレトロ商店街にある、ずっと気になっていた中華屋さん「増本」に。

注文は、五目そば900円、硬やきそば800円、餃子400円。

こちらはテレビドラマのロケに使われたとかで、パネルがが飾ってある。
ドラマ見ないから、そのへんの情報はよくわからない。

店主はラグビーの大八木淳史似で、一見コワモテだが、口を開けば実に優しそうなおやじさんである。

五目そばの具は、チャーシュー、メンマ、ゆで卵、かまぼこ、なると、豚コマ、ニンジン、キャベツ、ホウレンソウ、…。

で、五目やきそばも主体のモヤシのほかはだいたい同じ。
五目そばのシンプルな塩味に、実力の高さを感じる。

焼きそばは揚げた太麺で、最後までモチモチ。こちらもあっさりな味付けが好き。

ニラたっぷりの餃子は、懐かしくも優しい味わい。

日本の原風景をめぐる散策のあと、自分の原風景的中華屋さんに行き着く。

一橋大学
[DATA]
増本
東京都国立市富士見台1-8-7
[Today's recommendation]

https://youtu.be/LfcOqmsHblE




4月1日、矢川緑地
先日、国立・谷保のお店の記事を書いていて、駅の南側にしばらく行っていないことに思い至った。
駅南には街のシンボルである東日本最古の天満宮「谷保天満宮」がある。
天満宮は多摩川の河岸段丘(立川段丘崖)に位置し、大鳥居が崖線の上、本殿へは階段を下る。
その向こうは氾濫原で、府中用水沿いには「谷保田圃」と呼ばれるのどかな田園地帯が広がる。
いまの時期なら城山のニリンソウ。用水のあたりではそろそろ揚げひばりが見られるかもしれない。
その光景は国木田独歩『忘れえぬ人々』のごとくに心に刻まれているが、風景は覚えているが人々は忘れてしまった。忘れちゃダメだろう(笑)。
以上は10年以上も前の自分情報。
いまどうなっているか、確かめに行くことにした。
府中用水の水源の一つ、矢川を水源から下って谷保田圃、天満宮、国立というルートを設定。
国立駅前の駐輪場に自転車を置いて矢川駅まで電車で移動。矢川の主水源の矢川緑地から歩き始めるという計画だ。
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国立駅に歩け歩け的人々が群がっている。“国立・立川さくらウォーキング”というイベントの受け付けの列らしい。いやな予感がした。
立川駅の乗り換えの20分近い待ち時間に相方がググる。
イベントのコースは“…矢川駅前さくら並木→郷土館→ママ下湧水…”と、この区間、モロかぶり。
人のいない田舎道を歩く、というのが本日のテーマなので、これには参った。
まぁ、行くだけ行ってみよう。

10:29 矢川駅――踏切を挟んで、早くも歩け歩け先頭グループと遭遇。
しかしこの人々は真っすぐ南下しているもようで、僕らの目的地である西の矢川緑地方面へはまったく人けがないので一安心。
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そしてその先、緑地には豊かな湧水の湿原、そこから流れ下るきれいな川という、平成時代の東京都とは思えない風景が広がっていた。
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谷保駅
散歩コースというより小旅行気分を味わえる素晴らしいエリアだが、ネックはたべもの屋がないこと。
けっこう歩いてハラペコのところ、最後上りだからキビシイ。おにぎり持参は必須。

谷保駅北口のレトロ商店街にある、ずっと気になっていた中華屋さん「増本」に。

注文は、五目そば900円、硬やきそば800円、餃子400円。

こちらはテレビドラマのロケに使われたとかで、パネルがが飾ってある。
ドラマ見ないから、そのへんの情報はよくわからない。

店主はラグビーの大八木淳史似で、一見コワモテだが、口を開けば実に優しそうなおやじさんである。

五目そばの具は、チャーシュー、メンマ、ゆで卵、かまぼこ、なると、豚コマ、ニンジン、キャベツ、ホウレンソウ、…。

で、五目やきそばも主体のモヤシのほかはだいたい同じ。
五目そばのシンプルな塩味に、実力の高さを感じる。

焼きそばは揚げた太麺で、最後までモチモチ。こちらもあっさりな味付けが好き。

ニラたっぷりの餃子は、懐かしくも優しい味わい。

日本の原風景をめぐる散策のあと、自分の原風景的中華屋さんに行き着く。

一橋大学
[DATA]
増本
東京都国立市富士見台1-8-7
[Today's recommendation]

https://youtu.be/LfcOqmsHblE




4月1日、矢川緑地