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表参道から薬王院 【高尾山薬王院】

2024.04.06

 4号路人気スポットのつり橋(「みやま橋」という)を渡って谷沿いの道をゆるゆる上ると、間もなく浄心門が見え、1号路に合流する。
浄心門は薬王院の山門であり、扁額に書かれた“霊気満山”とは霊気に満ちた聖域であることを表す。
門をくぐった先が薬王院の境内となる。


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4号路でだいぶ下って上り直しとなるので、気持ち的にちょっとキツいが、高尾山に来て薬王院に参らないわけにはまいらない。
また、去年の記事にも書いているように、これまで薬王院には裏からしか参ったことがなく、表参道を正面からアプローチするのはこれが初めてで、それはそれで新鮮である。


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浄心門をくぐって左手のお堂(「神変堂」という)に“腰痛平癒”とある。
今週めちゃくちゃ忙しく座りっ放しで腰痛がひどいワタシ。相方も仕事柄、慢性腰痛持ちで、まずはこちらで平癒を祈願。


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赤い灯篭が続く参道を進むと道が二手に分かれる。
左が男坂、右が女坂。
行きが男坂、帰りが女坂という思い込みがあるので、左の急な階段を上る。


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ヤマルリソウ自生地、女坂合流点の「権現茶屋」、杉並木を過ぎれば、山門四天王門。


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四天王門を入れば、右手に六根清浄石ぐるま、大天狗・小天狗像、左は人気の願叶輪潜。


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その先のお札授与所とお護摩受付所では“薬王院限定品 高尾山かりんとう”が売られていたり、だんご屋さんがあったりと、この場所は山頂と並んで特ににぎやかな高尾山観光の中心地である。


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お守授与所の先の階段を上ると仁王門。


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仁王門をくぐれば御本堂。


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御本社の脇の急階段を上れば御本社があり、神仏分離以前の神社の姿の一つの典型例とされているが、さすがにしんどくなってきたので今回はここまで。


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時刻は11:45。
再び、ハラが減った…… ような💦

(つづく)


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[DATA]
高尾山薬王院
東京都八王子市高尾町2177
https://www.takaosan.or.jp/
https://www.instagram.com/p/CqFbd3pPHAN/









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次号予告





 高尾山の早春の花 (1号路)

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ヤマルリソウ、ヨゴレネコノメ、コバノタツナミ、ミヤマキケマン、ニリンソウ


桜と同じ半月遅れの ――高尾山登山道 稲荷山コース

2024.04.06

 東京の桜の開花は3月29日と平年より5日、去年より15日遅い観測で、最近では2012年(3月31日開花)以来の遅さとなった。それには2月下旬以降の低温傾向が影響している。
そういうリズムは人間も同様で、われわれの山歩きも去年の3月21日から、桜と同じ半月遅れのスタートとなった。

行き先は去年と同じ高尾山。
クルマで1時間ちょっとで行ける手軽さから、「高尾山でも…」となりやすい。
ただし、去年の記事にも書いているように高尾山は駐車場事情に釈然としないところがあって、それを回避すべく去年より1時間以上も早く家を出る。


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案内川、市営駐車場、高尾山口駅


途中、ひと駅手前の高尾駅近くの1日最大500円の駐車場が“満車”でイヤな予感がして、予定していた高尾山口駅前の市営駐車場より350mほど手前の1000円のコインパーキングに駐車。
歩いて登山口に向かう途中に通った市営駐車場は、なんと7時半にして満車なのだった。
普通にこっちに止めようとしていたら去年と同じ氷川神社コースをたどっていたかもしれず、危ないところだった。


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京王高尾山口駅


去年歩いたのは案内川の支流“前の沢”に沿って上る「6号路」だったが、今回はその沢を挟んで薬王院表参道(1号路)の主尾根とは反対側の南の尾根を伝う「稲荷山コース」。


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高尾山ケーブルカー清滝駅


40年近く前、初めて高尾山に登ったときに通ったのが稲荷山コースである。
はたして過ぎし日の思い出探訪、いかがあいなりますや。


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高尾山ケーブルカー 清滝駅の左を通る6号路からすぐにそれて沢を渡り、対岸の斜面を上る。
はじめひたすら木段の上りでけっこうしんどいが、尾根に出てしまえばあとは急勾配の少ない歩きやすいコースである。


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稲荷山の名前の由来でもある「旭稲荷」


ただし、ここ数日天候不順が続いたため足元はかなりよくない。
そういう予測もあって水の流れる“飛び石”区間のある6号路ははじめから候補外だったわけだが、結果的に舗装路の1号路を除けばこの日はどのコースもグチャグチャなのだった。


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尾根に出てしばらくは麓のほうで絶えず自動車走行音が響いていて、木々の間からは圏央道 高尾山ICが垣間見え、自然豊かな国定公園である一方、首都交通の要衝でもあることを思い知らされ、やや興を削がれる。


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やがて圏央道の騒音も遠ざかり、明るい樹間にさまざまな鳥の声が響き渡る気持ちよい道に。


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全体にあまり眺望は利かず、ほぼ唯一といっていい見晴らしの開ける場所が稲荷山展望台。
際立ったピークではないが「稲荷山400m」の札がかかっている。


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曇りがちであまり見通しはよくないが、新宿のビル街はかすかに認められた(ような気がした)


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昔歩いたときコース途中の眺めのよい東屋かベンチで昼ごはんをとった記憶があり、それがこの場所だったかはまったく思い出せないが、そのとき食べた手製のおにぎりのおいしさは忘れられない。
人生三本の指に入るおにぎりなのだ。


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そんなことを思い出しながら歩いているから急激に腹が減ってきた。
5時起きで朝食が早かったというのもある。


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いつもどおり携行食のようかんとチョコは持ってきたが、そういうおやつ系じゃなく、しょっぱいちゃんとした食事がしたい。
山頂には茶屋がいくつもあったはず… と、自然、足取りが速くなる。


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右に下れば6号路の飛び石の道へ合流する分かれ道を過ぎて間もなく、長い木段。
それを上りきればもう山頂広場なのだった。


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おにぎりを食べたことともう一つ、コース最後が切り立った斜面伝いでけっこう怖かったということをかすかに記憶しているんだが、そんな箇所は存在しなかった。
結局、記憶と整合するものは何一つ見いだせず、虚しくハラは減るばかり。

(つづく)


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神奈川方面は少し明るくなってきた。左から高取山、経ガ岳、仏果山、高取山…


[DATA]
高尾山登山道 稲荷山コース
東京都八王子市高尾町2484-7
https://www.ces-net.jp/takaovc/?page_id=3093









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次号予告





 高尾山の早春の花 など (稲荷山コース)

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カンアオイ、ナガバノスミレサイシン? シュンラン、チゴユリ、ツチグリ、エイザンスミレ


高尾山御用達! 【甘味 有喜堂】

2023.03.21

「髙橋家」の前で道は二手に分かれ、沢沿いを左に行くと京王高尾山口駅、紅葉橋という小さい橋を渡ると表参道の土産物屋街となる。


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左が高尾山口駅方面、右が紅葉橋。橋の向こうに「甘味 有喜堂」

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下流側から。沢を挟んで右が「髙橋家」、左の竹垣が「甘味 有喜堂」。紅葉橋の下の流れは、案内川支流で6号路に沿う“前の沢”の下流にあたる


駐車場は駅側だが、帰る前に典型的観光地の雰囲気漂う表参道をもうひと歩き。
ここの様子もなんとなく覚えがあり、食事か土産物でいくつかお店に入ったことがあると思う。


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橋のたもとに趣ある甘味処。
店舗横の小屋でまんじゅうが売られている。
“名物 高尾まんじゅう“
観光地土産にまんじゅうというのがお約束になっているが、早くも有力候補かな。


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参道をさらに進むと、またもや高尾まんじゅう。
限りなく一般名に近い商品名だし… とも思ったが、店名もさっきと同じ「有喜堂本店」。

観光地に名物ありで、そこには“本家・元祖争い”や“二匹目のどじょう”も存在するだろうが、実は有力店による多店舗展開川崎大師のくず餅屋さんのような)というケースもある。


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「有喜堂本店 工場店」


高尾山の「有喜堂本店」はまさにそのパターンで、今回見ていない甲州街道沿いの本店と合わせて3店舗展開らしい。
屋号は薬王院の正式名「高尾山薬王院有喜寺」にちなむ。


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――明治30年代 高尾山薬王院有喜寺より、屋号、有喜堂をもらい、高尾山御用達として創業、以来 お寺の御供物をはじめ高尾まんじゅう、高尾せんべい、大杉まんじゅう、栗羊かん等を、製造して販売しております。(全国和菓子協会HP「会員店紹介&リンク」より)


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「甘味 有喜堂」


最初に見た「甘味 有喜堂」がいい雰囲気だったので、戻ってそちらで買うことに。


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高尾まんじゅうは茶白2色で、茶が粒あん、白がこしあん。


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粒・こし1個ずつ買う。


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せいろで保温されていて、ほかほか。
売店の横に木のテーブルといすがあり、お茶もセルフで飲めるようになっている。
ほかほかのところをいただくことに。


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蒸したてふかふかの皮。
小豆の香りよく、かつしっかり甘い餡。
山歩きで疲れた身体がよろこぶ甘さ。

高尾山編おしまい)


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[DATA]
甘味 有喜堂
東京都八王子市高尾町2478





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https://youtu.be/pHyN3izk38c



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創業天保年間 【高尾山 髙橋家】

2023.03.21

 前記事に書いているように、高尾山の下山は必ず1号路になる。
山頂から下って薬王院にお参りし、山門を出て流れのままに歩けば、いつの間にか1号路を下っている。
つまり1号路は薬王院の表参道。


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全行程コンクリート舗装で車も通れる初級コースの1号路だが、ひたすら急傾斜の上り坂で体力的にはきつそう。
僕らは下ったことしかないが、硬いコンクリート路面の下りは足腰への負荷が大きい。慢性的坐骨神経痛の右足がしびれてきて、帰りの運転が不安になる。


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下りきったところはケーブルカーの麓の駅(清滝駅)。


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最初の記事にも写真を載せている薬王院の石柱やおそうじ小僧の立つ分かれ道☝を、左に行けば6号路で右に行けば1号路という地理を、この時点で理解。


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その石柱の道の向かいに趣ある建物のおそば屋さん。


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やれ混んでるの、やれ値段が高いのと難癖をつけ回避することの多い観光地の老舗然とした飲食店。
わりと抵抗なくそこに決まったのは、山頂の茶屋・売店と値段が違わない、いやむしろ安い… という相対的価値判断が大きかったように思う。


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「髙橋家」は、天保年間(1830~43)創業の老舗。


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4~5組の順番待ちという状況だが、お店が広く客さばきがシステマティックで回転が速い。
ホールスタッフは皆さん若く、システム構築・運用にもそういった若い感性が感じられ、見ていて清々しい。


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――そば粉六割ととろろと上質粉で練った当店自慢のおそばや、店内にある樹齢150年余の柿の木に因んだお献立や、お土産を取り揃えております。お店HP

たまたま通された席が、その柿の木の横だった。
店内から屋根を突き破って伸びている。


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注文は鴨ねぎせいろと天麩羅せいろ。


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高尾山といえばとろろそばらしいが、とろろそば1000円はちょっと…。
鴨ねぎせいろ1250円なら気持ちに折り合いがつけられる(笑)。


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六割というそば、見た目ホシが入り香りもよい。
細すぎず適度なコシ。
全体に上品に構えていないところがよいと思う。


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天ぷらはエビとマイタケと、ん… なんだろう?


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コロモの下の赤っぽい色合いとひと口目の甘味から、はじめカボチャかと思ったが、ネッチョリした食感はカボチャとは違い、甘味もより強い。
もしかしたら…。


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お会計で…
「天ぷらの赤いのって…?」と聞いてみる。
「はい。干し柿でございます」

品書きの記述から、柿かもしれないが柿の季節じゃないし… と思っていたが、干し柿であったか。
素朴な甘味が香り高いそばとよく合う。


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このアングルでいちばん手前の赤っぽい天ぷらが干し柿


おそばの量もしっかりあり、1食できっちり満足させてもらえるお店。

(つづく)


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屋根を突き破って伸びる柿の大木


[DATA]
高尾山 髙橋家
東京都八王子市高尾町2209
http://www.takahasiya.com/index.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/hxYEVlhHtC0



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次号予告


薬王院境内の茶屋 【喫茶小坊 一福】

2023.03.21

 前記事の薬王院お参りは、裏(奥の院)からの逆向きの順路でわかりにくかったと思うので、表(山門)からの順路をあらためて説明すると――

山門をくぐると、右に天狗像、左に北島三郎歌碑💦
さらに進むと右にお守授与所、左にお護摩受付所で、右手の階段を上って仁王門をくぐれば御本堂である。


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山門(境内より)

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天狗像

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お護摩受付所


この山門と仁王門の間が世俗的空間で、お札授与所とお護摩受付所では“薬王院限定品 高尾山かりんとう”も販売。
お護摩受付所の隣にはプレハブの「喫茶小坊 一福」。
ソフトクリームとおだんごが売られている。


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さっきから「だんご、だんご…」とやかましい人間がいたが(←わし)、何か思い出すところがあったかもしれない。


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こちらのだんごは十種の具を使った“十穀力団子”というもの。
十種の具で十(テン)(グ)と、高尾山の天狗をもじった。
大麦、黒米、もちきび、もちあわ、黒豆、緑豆、小豆、黒ごま、アマランサス、上新粉…。


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炭火であぶって、くるみ田楽みそを塗る。
大ぶりのだんごでモチモチと弾力がすごく、一串でも食べでがある。


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肉体疲労時に炭水化物は理にかなっている。
しかも炭水化物、10種類も。
甘いクルミみそも、いいね。


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写真撮る前に一玉かじった人がいる💦


山門を出てそのまま下山ルートへ。
このように、下りは決まって1号路。


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ケーブル駅まで随所に茶屋があり、どこも同じような大玉のだんごを売っている。
あとで写真を見ると、「一福」の看板には“ここのお団子が一番おいしいって言う人もいる”というキャッチコピー。
わしら、鼻が利く(笑)。

(つづく)


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[DATA]
喫茶小坊 一福
東京都八王子市高尾町2177 高尾山薬王院境内





[Today's recommendation]


https://youtu.be/3TkytmbKbEk?si=JGuv-6QN9njYN25n



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次号予告





 高尾山の早春の花(1号路・6号路)

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ハナネコノメ、ヨゴレネコノメ、エイザンスミレ、ニリンソウ、ミヤマカタバミ、ナガバノスミレサイシン、ヤブレガサ、ヤマルリソウ


開山1260余年のパワースポット 【高尾山薬王院】

2023.03.21

 高尾山にやって来たからには「薬王院」にお参りしないというわけにはまいるまい。
薬王院といえば、ずっと気になっているのがお参りルート。
毎回、裏から参っている。
本堂で最初に視界に入るのが屋根で、そんな見下ろす形のお参りって、失礼にあたらないのか?


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毎回このルート


そうなる理由は動線にある。

高尾山観光のメインコースはケーブルカーの高尾山駅→薬王院→山頂で、おおむね上りのルートである。
一方、ケーブルカーを使わずに徒歩でまず山頂に到達した場合、薬王院に参ろうとすればその逆ルート。
天狗のごとく屋根の上から舞い降りる。
僕らはたぶんケーブルカーを使ったことがない。

薬王院HPの境内案内図に従って、歩き順に上から下へ、つまり正規のお参りとは逆順に写真を並べてみた。


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以上が御本社。
お寺なのに“本社”とは…?

――江戸時代後期の代表的な神社建築で1952年(昭和27年)に東京都指定有形文化財に指定されている。入母屋造の本殿と拝殿を幣殿で繋いだ権現造である。社殿全体に華麗で極彩色の装飾がなされていることが特徴である。社殿前方には鳥居があり、神社であることが分かる。寺院の中にある神社という形態は神仏分離以前の神社の姿の一つの典型例といえるだろう。「高尾山薬王院」Wikipediaより、最終更新2023年2月9日19:57)

で、ここからが御本堂。


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仁王門


高尾山薬王院、正式名称「高尾山薬王院有喜寺」は744(天平16)年、聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧行基菩薩により開山されたと伝えられる。
現在は真言宗智山派の大本山として、「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」と並び三大本山と称される。


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山門(四天王門)


境内には食べ物屋さんもあって、おいしそうな匂いが漂い…。
腹が、減った……

(つづく)


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[DATA]
高尾山薬王院
東京都八王子市高尾町2177
https://www.takaosan.or.jp/
https://www.instagram.com/p/CqFbd3pPHAN/





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次号予告


見晴台にて 【やまびこ茶屋】

2023.03.21

 高尾山頂への最後の登りは、前記事にも写真を載せた👇の坂道を上ったわけではない。


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坂の手前で右を向くと茶屋がある。
茶屋好きとしては当然、そちらに引き寄せられる。


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こちらの「やまびこ茶屋」、たぶん一度入ったことがある。
過去4~5回来ている高尾山で、麓・山頂を含め唯一覚えている飲食店。
山菜そばかとろろそばを食べたような気がする。


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時刻は10時半で、朝早かったし山を登ってきたしで、かなーり腹が減っている。
いまならお店もまだすいているし、いまのうちに昼ごはん食べちゃおうかということになった。


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が、品書きをざっと眺め…
「無理… (ヾノ・ω・`) ムリ


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ありていに申しますと、お高い。
そりゃこういう場所だし、ある程度予想してはいたが、“かけそば800円”という字ヅラに折れない強靭なハートを持ち合わせていない。


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観光地価格というより山小屋価格だな。
富士山七合目あたりで500円くらいのインスタントラーメン食べたことあるが、そんな感じ。


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しかし、そうなのだ。
標高600m足らずとはいえ、山の上には違いない。
ほかに食べ物を調達するアテがあるだろうか…?


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店頭に“持ち帰り専用 山菜おにぎり”のチラシが張ってある。
おにぎり2個650円なら、なんとか気持ちに折り合いがつけられそうな気がする(笑)。
とりあえず、何か口に入れておかないと。


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窓口のおにいさんに声をかけると、「中でお願いします」という。
持ち帰り専用でも出来合いのパックではなく、店内飲食の注文口で注文を受け、その場でこしらえるようなのだ。


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受け取ったおにぎりパックは、ほかほか温かい。
気持ちの折り合い、ついた (* ̄∇ ̄ ) エヘヘ


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初めて高尾山に登ったのは35年ほど前。
稲荷山コースの展望台でおにぎり(もちろん手製)を食べた。
生涯ベストスリーのおにぎり。


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大見晴台から神奈川方面を眺めながらまだ温かいおにぎりをほおばれば、そんなことが思い出される。

(つづく)


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[DATA]
やまびこ茶屋
東京都八王子市高尾町2176
http://www.yamabiko-chaya.com/





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https://youtu.be/BmzngEczPc8



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次号予告


近場観光☆☆☆ ――高尾山6号路

2023.03.21

 近場観光シリーズ。
多摩最大の観光地にしてミシュラン三ツ星の「高尾山」。

10日前の記事に、高尾山に観光に出かけたが駐車場がいっぱいですごすご帰ってきたと書いているが、その反省を踏まえ早起きした。早起きといっても6時だが。
7時半に出て9時10分前に到着。10時すぎだった先週の同じ轍は踏まない。

実は先週も空いている駐車場あるにはあったが、2000円。市営駐車場は1000円(土日祝)で、価格差が大きすぎる。まあ、高尾山いつでも来れるし… となったわけで。


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高尾山口駅前ロータリーからそのまま市営駐車場に誘導される。
最後に集金のおじさんが…
「2000円!」
「はい…!?」

ど、どういうこと!?

でもここまで入り込んでしまっては… と、2000円お支払いのあと指定された場所に止めたが、よく見ると氷川神社臨時駐車場とある。
そんなとこ入ったつもりはないのだが…。


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あとで調べると、市営が満車になると自動的にそこに誘導されるシステムらしい。
それってどうよ。
値段が同じなら、シエイでもヒカワでもキヨシでもなんでも、こっちは一向にかまわない。
でも説明なしに倍額って、歌舞伎町あたりの…。


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気を取り直して… ( ̄  ̄;) ウーム…


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ケーブル駅まで歩き、その段階で思案するわしら。


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ケーブルカーに乗るべきか、歩いて登るべきか。


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ほかのところならいざ知らず、何度か登ったことのある高尾山。
ケーブルカーに乗ることは、負けを認めるというか、(加齢による)体力の衰えを認容するというか、受け入れ難い提案である。
というか、その場からだらだら歩き始められる6号路に踏み込んだというだけなんだが。


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6号路登山口の地蔵。前列7体はなぜか七福神

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“琵琶瀧水行道場”とある


6号路は別名「琵琶滝コース」
途中、滝行・水行の行われる琵琶滝を通る。
滝修行を見た記憶があるので、以前もこのコースを登っているはずだ。


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案内川の支流“前の沢”沿いのコース。基本谷底で、展望はよくない

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対岸の岩屋大師

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滝修行が行われる琵琶滝


ときどき横の斜面で、グルック、グルック… と音がする。
それはカエルの鳴き声で、岩の割れ目から聞こえてくる。
あとで山頂の高尾ビジターセンターの学芸員のおにいさんに聞いたところ、タゴガエルとのこと。
声はすれども… という存在だそうで、「姿を見られたのはラッキーです!」


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数匹だんご状態になっていた


琵琶滝の上流は沢が浅くのんびり歩けるが、はじめの沢の奥まで入り込んだあと尾根筋を2度回り込む形で、左が切り立った崖でけっこう怖い。
より南の稲荷山コースへ抜ける分岐点のあとは水の流れる“飛び石”の道となり、反対斜面へ折り返し、今度は右が崖。
ビジターセンターのHPにも“飛び石前後は崖もあるので注意”とある。

やがて左手に木の階段。
そのまま一気に上る。


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稲荷山コースへの分岐ポイント

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折り返して反対斜面を上る。右が飛び石の道

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ここから一気の上り

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上り終えた先の広場。6号路で初めて眺望が開けるといっていい

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右から3号路、左から5号路が合流


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最後の坂を上り…

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高尾山頂599m

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高尾ビジターセンターに掲示してあるコース説明


あとで調べたら、6号路は難易度の高い上級コースとある。
難易度が高いというか、体力的に問題ないが、高所恐怖症の人(わし)的には、怖いことは怖い。

(つづく)


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正面の大室山の右に富士山が見えるはず。目を凝らせば…


[DATA]
高尾山6号路
東京都八王子市高尾町2186
https://www.ces-net.jp/takaovc/?page_id=3090





[Today's recommendation]


https://youtu.be/aMs0rNtBZJk



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次号予告


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