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まずは腹ごしらえ😅 【曙亭】

2024.04.06

 稲荷山コースは高尾山の登山コースでいちばん難易度が高いというガイド記事もあるが、特にキツいと感じる箇所もなく、最後あっけなく山頂に出た感じ。
後半ハラが減ったのは相当キツかったが。


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山頂広場に出て目の前に茶屋がある。
段取り的には、山頂標識で記念写真を撮ったり大見晴台で富士山の写真を撮ったりと、優先すべき事柄はいろいろあるが、とにかく腹ごしらえがしたい。


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ということでビジターセンター手前の「曙亭」。


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入ろうと思ったら、店員のおにいさんが目の前で“Open”の札を引っくり返した。

「え、もう終わり…?」
「いえ、いまオープンです」

時刻は9:30で、どう考えても終わりのはずはないんだけど、所作がややこしいがな、にーちゃん ヾ(・ω・o) ォィォィ


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というように、皆さん学生バイト? というくらい、こちらの茶屋は若いスタッフで回している。
よくわからんが、昭和の登山ブームのころの山小屋ってこんな感じ…? という初々しさ?


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こういう場面では、僕は山菜そば率が高い。
過去の観光地体験が刷り込まれている。
ちなみに相方はこんなところでもどんなところでも、たいていタヌキである。


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ところで去年の記事に“かけそば800円は無理”というようなことを書いているが、今回同レベルの価格帯のお店に抵抗なく入れるのは“覚悟”の違いである。
あらかじめ相場を認識している。
それくらい覚悟しないと、高尾山山頂でそばは食べられないと。


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提供まで約10分と、意外に時間がかかったおそば。
パッと見、思っていたよりトッピングが豊かである。


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僕の山菜そばもそれなりに豊かだが、相方のたぬきそばはもっと豊かである。
なんと、たぬきそばは揚げ玉と同じくらいたっぷりと山菜がトッピングしてある。


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それで山菜そば1000円に対し、たぬきそば950円。
オトクというか、ナゾというか。


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そばはというと平打ちの太麺で、香りもよく、素朴な田舎そばのオモムキを醸し出している。


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どちらかというと立ち食いそば的な簡易なものを想像していたが、提供までに時間がかかるのにはワケがあった。
意外というか、うれしい誤算というか。


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お店を出て、山頂標識で記念写真を撮ったり大見晴台で富士山の写真を撮ったり… って、富士山の手前の大室山すら見えなかったが。
まだ10時前で、これからどうしよう。

(つづく)


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[DATA]
曙亭
東京都八王子市高尾町2176
https://www.8show.jp/store/store_view.php?store_id=S0000651





[Today's recommendation]


https://youtu.be/fNJ79YF505A?si=S_yYWAdCTcjudZzt



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次号予告


創業天保年間 【高尾山 髙橋家】

2023.03.21

 前記事に書いているように、高尾山の下山は必ず1号路になる。
山頂から下って薬王院にお参りし、山門を出て流れのままに歩けば、いつの間にか1号路を下っている。
つまり1号路は薬王院の表参道。


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全行程コンクリート舗装で車も通れる初級コースの1号路だが、ひたすら急傾斜の上り坂で体力的にはきつそう。
僕らは下ったことしかないが、硬いコンクリート路面の下りは足腰への負荷が大きい。慢性的坐骨神経痛の右足がしびれてきて、帰りの運転が不安になる。


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下りきったところはケーブルカーの麓の駅(清滝駅)。


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最初の記事にも写真を載せている薬王院の石柱やおそうじ小僧の立つ分かれ道☝を、左に行けば6号路で右に行けば1号路という地理を、この時点で理解。


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その石柱の道の向かいに趣ある建物のおそば屋さん。


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やれ混んでるの、やれ値段が高いのと難癖をつけ回避することの多い観光地の老舗然とした飲食店。
わりと抵抗なくそこに決まったのは、山頂の茶屋・売店と値段が違わない、いやむしろ安い… という相対的価値判断が大きかったように思う。


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「髙橋家」は、天保年間(1830~43)創業の老舗。


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4~5組の順番待ちという状況だが、お店が広く客さばきがシステマティックで回転が速い。
ホールスタッフは皆さん若く、システム構築・運用にもそういった若い感性が感じられ、見ていて清々しい。


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――そば粉六割ととろろと上質粉で練った当店自慢のおそばや、店内にある樹齢150年余の柿の木に因んだお献立や、お土産を取り揃えております。お店HP

たまたま通された席が、その柿の木の横だった。
店内から屋根を突き破って伸びている。


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注文は鴨ねぎせいろと天麩羅せいろ。


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高尾山といえばとろろそばらしいが、とろろそば1000円はちょっと…。
鴨ねぎせいろ1250円なら気持ちに折り合いがつけられる(笑)。


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六割というそば、見た目ホシが入り香りもよい。
細すぎず適度なコシ。
全体に上品に構えていないところがよいと思う。


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天ぷらはエビとマイタケと、ん… なんだろう?


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コロモの下の赤っぽい色合いとひと口目の甘味から、はじめカボチャかと思ったが、ネッチョリした食感はカボチャとは違い、甘味もより強い。
もしかしたら…。


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お会計で…
「天ぷらの赤いのって…?」と聞いてみる。
「はい。干し柿でございます」

品書きの記述から、柿かもしれないが柿の季節じゃないし… と思っていたが、干し柿であったか。
素朴な甘味が香り高いそばとよく合う。


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このアングルでいちばん手前の赤っぽい天ぷらが干し柿


おそばの量もしっかりあり、1食できっちり満足させてもらえるお店。

(つづく)


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屋根を突き破って伸びる柿の大木


[DATA]
高尾山 髙橋家
東京都八王子市高尾町2209
http://www.takahasiya.com/index.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/hxYEVlhHtC0



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次号予告


見晴台にて 【やまびこ茶屋】

2023.03.21

 高尾山頂への最後の登りは、前記事にも写真を載せた👇の坂道を上ったわけではない。


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坂の手前で右を向くと茶屋がある。
茶屋好きとしては当然、そちらに引き寄せられる。


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こちらの「やまびこ茶屋」、たぶん一度入ったことがある。
過去4~5回来ている高尾山で、麓・山頂を含め唯一覚えている飲食店。
山菜そばかとろろそばを食べたような気がする。


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時刻は10時半で、朝早かったし山を登ってきたしで、かなーり腹が減っている。
いまならお店もまだすいているし、いまのうちに昼ごはん食べちゃおうかということになった。


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が、品書きをざっと眺め…
「無理… (ヾノ・ω・`) ムリ


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ありていに申しますと、お高い。
そりゃこういう場所だし、ある程度予想してはいたが、“かけそば800円”という字ヅラに折れない強靭なハートを持ち合わせていない。


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観光地価格というより山小屋価格だな。
富士山七合目あたりで500円くらいのインスタントラーメン食べたことあるが、そんな感じ。


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しかし、そうなのだ。
標高600m足らずとはいえ、山の上には違いない。
ほかに食べ物を調達するアテがあるだろうか…?


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店頭に“持ち帰り専用 山菜おにぎり”のチラシが張ってある。
おにぎり2個650円なら、なんとか気持ちに折り合いがつけられそうな気がする(笑)。
とりあえず、何か口に入れておかないと。


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窓口のおにいさんに声をかけると、「中でお願いします」という。
持ち帰り専用でも出来合いのパックではなく、店内飲食の注文口で注文を受け、その場でこしらえるようなのだ。


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受け取ったおにぎりパックは、ほかほか温かい。
気持ちの折り合い、ついた (* ̄∇ ̄ ) エヘヘ


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初めて高尾山に登ったのは35年ほど前。
稲荷山コースの展望台でおにぎり(もちろん手製)を食べた。
生涯ベストスリーのおにぎり。


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大見晴台から神奈川方面を眺めながらまだ温かいおにぎりをほおばれば、そんなことが思い出される。

(つづく)


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[DATA]
やまびこ茶屋
東京都八王子市高尾町2176
http://www.yamabiko-chaya.com/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/BmzngEczPc8



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次号予告


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