○○がすごかった天文台グルメ💦 【東大生協 天文台店食堂】
2023.10.05
前記事の続きで国立天文台 昼ごはん編。

正門と「三鷹市 星と森と絵本の家」の間にある宿泊施設「コスモス会館」に食堂がある。

以前の記事に「学食みたいなもの」と書いているが、訂正いたします。
こちら東京大学消費生活協同組合の天文台店食堂。
学食“みたいな”でなく、学食そのものなのだった。

同じく東大生協の「天文台店購買」が隣にあり、まずそちらでグッズを物色。

左が食堂、右が購買
天体望遠鏡とメシエカタログ売ってる購買部 c( ̄▽ ̄)

※許可をいただいて撮影
普通の文房具類の横に天文台オリジナルのマニアックな品… というのもなかなかシュールな光景である。
前回、100円玉の持ち合わせがなく、ガチャガチャで買えなかった缶バッジの品ぞろえ豊富。
イベント・ホライズン・テレスコープで撮影されたM87中心の巨大ブラックホールシャドウおよびチリ・アタカマ砂漠の国立天文台アルマ望遠鏡デザインの2個を買う。

先に売店に入ったのには理由がある。
天文台HPの食堂・売店のページに“一般の方へのお願い”という項目があり、そこに“食堂は国立天文台の教職員および学生が利用するため、たいへん混雑いたします。混雑緩和のため、一般の方は午後0時30分以降のご利用をお願いします”と書いてあるので、時間調整をしていたというわけ(食堂の営業時間は11:40~13:15)。

午後0時30分ジャストに食堂へ。
ショーケースの品、ほぼ“終了しました”。
おい! ヾ(・ω・o) ォィォィ

売れ残ってる品、えーと、かけそば・うどん、かき揚げそば・うどん、ざるそば・うどん、カレーライス、ライスみそ汁セット…。
うーむ…。

迷った末(笑)、大盛りカレー、ざるそば+麺類大盛りをポチッと。

カレーがカツカレーであったり、ざるそばに天ぷらが付いたりしたら、大盛りにすることもなかったであろう。
カレーライスとざるそば、以上…! じゃあ寂しいじゃないですか、やっぱ。

で、大盛りの盛りが、どっちもすごかったという。
今年1月の某イタリア料理店以来の苦境に立たされたと言っても過言でない ( ̄▽ ̄;) !!ガーン


東大生協と聞けば、まあ量的に理性的であろう… と、自分のような体育会的大学出身者はわけもなく考えがちだが、学食は学食、安い多いは当たり前なのである。


国立天文台は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構の構成機関であり、総合研究大学院大学先端学術院天文科学コースの基盤機関として、また東京大学大学院理学系研究科における大学院教育への連携協力など諸大学の大学院生を受け入れ、先端研究分野で幅広い教育指導を行っている。
一方、日本が世界に誇る天文学の一大研究拠点でもある。

世界第一級の研究者やいままさにNature・Science級論文を執筆中の新進気鋭の若手が隣でソバすすっててもおかしくないなぁ… と思わせるような、一種独特の雰囲気漂う学食。
と思えば、窓の外を「星と森と絵本の家」からの帰りと思われる親子連れの自転車が通ったり。
他研究機関について語られた“科学者の楽園”という言葉を思い出した。
(国立天文台編おしまい)

[DATA]
東大生協 天文台店食堂
東京都三鷹市大沢2-21-1 国立天文台三鷹キャンパス コスモス会館
https://www.utcoop.or.jp/shop/kashiwa/
https://www.nao.ac.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/dydhnAi0A3E?si=_XK4wdxoEpYry4o5




前記事の続きで国立天文台 昼ごはん編。

正門と「三鷹市 星と森と絵本の家」の間にある宿泊施設「コスモス会館」に食堂がある。

以前の記事に「学食みたいなもの」と書いているが、訂正いたします。
こちら東京大学消費生活協同組合の天文台店食堂。
学食“みたいな”でなく、学食そのものなのだった。

同じく東大生協の「天文台店購買」が隣にあり、まずそちらでグッズを物色。

左が食堂、右が購買
天体望遠鏡とメシエカタログ売ってる購買部 c( ̄▽ ̄)

※許可をいただいて撮影
普通の文房具類の横に天文台オリジナルのマニアックな品… というのもなかなかシュールな光景である。
![]() | ![]() |
前回、100円玉の持ち合わせがなく、ガチャガチャで買えなかった缶バッジの品ぞろえ豊富。
イベント・ホライズン・テレスコープで撮影されたM87中心の巨大ブラックホールシャドウおよびチリ・アタカマ砂漠の国立天文台アルマ望遠鏡デザインの2個を買う。

先に売店に入ったのには理由がある。
天文台HPの食堂・売店のページに“一般の方へのお願い”という項目があり、そこに“食堂は国立天文台の教職員および学生が利用するため、たいへん混雑いたします。混雑緩和のため、一般の方は午後0時30分以降のご利用をお願いします”と書いてあるので、時間調整をしていたというわけ(食堂の営業時間は11:40~13:15)。

午後0時30分ジャストに食堂へ。
ショーケースの品、ほぼ“終了しました”。
おい! ヾ(・ω・o) ォィォィ

売れ残ってる品、えーと、かけそば・うどん、かき揚げそば・うどん、ざるそば・うどん、カレーライス、ライスみそ汁セット…。
うーむ…。

迷った末(笑)、大盛りカレー、ざるそば+麺類大盛りをポチッと。

カレーがカツカレーであったり、ざるそばに天ぷらが付いたりしたら、大盛りにすることもなかったであろう。
カレーライスとざるそば、以上…! じゃあ寂しいじゃないですか、やっぱ。

で、大盛りの盛りが、どっちもすごかったという。
今年1月の某イタリア料理店以来の苦境に立たされたと言っても過言でない ( ̄▽ ̄;) !!ガーン


東大生協と聞けば、まあ量的に理性的であろう… と、自分のような体育会的大学出身者はわけもなく考えがちだが、学食は学食、安い多いは当たり前なのである。


国立天文台は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構の構成機関であり、総合研究大学院大学先端学術院天文科学コースの基盤機関として、また東京大学大学院理学系研究科における大学院教育への連携協力など諸大学の大学院生を受け入れ、先端研究分野で幅広い教育指導を行っている。
一方、日本が世界に誇る天文学の一大研究拠点でもある。

世界第一級の研究者やいままさにNature・Science級論文を執筆中の新進気鋭の若手が隣でソバすすっててもおかしくないなぁ… と思わせるような、一種独特の雰囲気漂う学食。
と思えば、窓の外を「星と森と絵本の家」からの帰りと思われる親子連れの自転車が通ったり。
他研究機関について語られた“科学者の楽園”という言葉を思い出した。
(国立天文台編おしまい)

[DATA]
東大生協 天文台店食堂
東京都三鷹市大沢2-21-1 国立天文台三鷹キャンパス コスモス会館


[Today's recommendation]

https://youtu.be/dydhnAi0A3E?si=_XK4wdxoEpYry4o5




竜宮めぐりと老舗そば 【季寄せ 蕎麦 柏や】
2018.09.23
3連休中日、何かイベントでもやっていないかと調べてみると、さすがに秋はスポーツ系、食欲系、読書系? とイベント盛りだくさん。
その中で「おっ!」と思ったのが、三鷹市のスタンプラリー「みたか太陽系ウォーク」というもの。
三鷹市は国立天文台の所在地。2009年の世界天文年に“天文台のあるまち三鷹”をアピールすべく始まったイベントだそうで、今回で10回目を迎えた。

このイベントに興味をひかれたのには理由がある。
朝のニュースで、小惑星探査機「はやぶさ2」搭載ローバーMINERVA-Ⅱ1が小惑星リュウグウへの着陸に成功、と伝えていた。
そういうことを書きだすとめんどくさいことになるのでやめるが、僕は宇宙のことは一般レベルよりちょっと詳しいと思う。IとNとNがくっついてJになったころから10数年、その方面の仕事をやらせてもらっていた。たとえば「はやぶさ」初号機なら、まだMUSES-Cと呼ばれていたころのことから、いろいろ事情を知っている。
なので、「はやぶさ2」の動向は気にかかるのである。

太陽系ウォークの特設サイトでは概要がわかりづらいので、直接現地に行ってみる。適当に歩いていればどれか参加店にぶつかるはず。
三鷹の車両基地横の駐輪場に自転車を止めて歩きだすと、さっそく参加店を発見。㈲和好商事という不動産屋。そこで28ページの立派なマップ&スタンプ帳と、1個目のスタンプをゲット。

イベントの概要は、三鷹駅を太陽として13億分の1スケールの太陽系を三鷹市全体に描き、惑星など天体の位置に合わせて11エリアを設定、各エリアを巡ってスタンプを集めるというもの。
11のエリアには太陽から冥王星まで天体の名前が付いているが、そのほか特別に地球と火星の間にリュウグウのスタンプポイントが設けられている。
まずはそのリュウグウ(三鷹ネットワーク大学)に向かう。

が、竜宮城の扉は閉ざされていた ( ̄◇ ̄; )エッ…?
ほかのラリー参加者も続々やって来てすごすご引き返す。先行きに一抹の不安がよぎる。

近い順に、駅前商業施設「三鷹コラル」に。
ここには参加店・施設が3つ。

「啓文堂書店」「三鷹市美術ギャラリー」「季寄せ 蕎麦 柏や」と回ったところで12時50分。
空腹に耐えられず、いつもなら入りそうにないその立派な構えのそば屋にフラフラッと。
落ち着いてイベント概要をちゃんと読んで作戦立てなきゃいけないし。
「季寄せ 蕎麦 柏や」は表(ビル通路側)にたくさん写真パネルを掲示し、昭和5年創業をアピールしている。再開発ビル化に伴って入居したものとみられる。
けっこう混んでいて、少し待って入り口右手の個室に通される。
スタンプラリーは、回ったエリアとスタンプの数によっていろんなグッズがもらえる。ペーパークラフトとかノートとか、小さい子どもいないから要らんなぁ…。っていうか、ちょっと回って気づいたんだが、参加してるのはほとんどよいこたち。そりゃそうだ(笑)。
唯一もらってもいいか… というグッズがオリジナルクリアフォルダーだが、そのスタンプ必要数、なんと60個 Σ( ̄▽ ̄; ) ガビーン!!
「この先、どうします?」
「うーん… リタイア(笑)」
ということで、みたか太陽系ウォーク、あっさり途中棄権。スタンプ数5個。

食べたあとの作戦会議だったら違ってたかも。
なにしろ腹減りすぎて…。
注文は、Cランチ:日替り丼とそばのセット980円(相方)、鶏唐揚ランチ1050円(僕)。
「おそばは気持ち、多くできますけど?」と聞かれ、どちらも気持ち多くしてもらう。
“街そば”と“ジャズそば”についてときどき書いている。そば粉30%の機械製麺でそばより丼物や中華、カレーがよく売れる普通の街のそば屋と、そばは二八や十割で地酒・銘酒を取りそろえ蕎麦前も充実、BGMにはジャズという手打ちそば店のどちらかに、そば屋は二分される、という極論。

さすがに極論で、ほかにたとえば“民芸そば”というタイプ。和風の民芸調インテリアに店員は和装のおばさま、BGMはお琴という高級志向。
こちら「柏や」は、それに近いタイプ。
まあ、店員のおばちゃんたちは気さくで親切なので印象は悪くない。
Cランチの日替り丼は国産鶏&半熟卵の親子天丼。

鶏唐揚ランチは大きな唐揚げ3つと、予想に反してワイルド&ボリューミー。
そばはつなぎが多くなんてことないが、つゆはかつおだしが効いておいしい。
食べログのお店PRには「北は北海道より特上の蕎麦粉を、南は屋久島より黒潮に揉まれて育った鰹から作った鰹節を、また瀬戸内小豆島より天然醸造の醤油を。日本全国より選び抜いた素材を取り寄せ…」とある。

お上品な見た目のイメージから予想される以上に、(特に量的に)しっかり満足できるおそば屋さんである。
みたか太陽系ウォークは10月28日まで。
「はやぶさ2」は10月下旬にリュウグウへのタッチダウンを予定している。
そのへんの盛り上がり方しだいでは、ウォークラリー再チャレンジもあるかも。

[DATA]
季寄せ 蕎麦 柏や
東京都三鷹市下連雀3-35-1 三鷹コラルビル4F
[Today's recommendation]

https://youtu.be/eGMLnr_khUM?si=Br9mUkzleUhXVHBg


3連休中日、何かイベントでもやっていないかと調べてみると、さすがに秋はスポーツ系、食欲系、読書系? とイベント盛りだくさん。
その中で「おっ!」と思ったのが、三鷹市のスタンプラリー「みたか太陽系ウォーク」というもの。
三鷹市は国立天文台の所在地。2009年の世界天文年に“天文台のあるまち三鷹”をアピールすべく始まったイベントだそうで、今回で10回目を迎えた。

このイベントに興味をひかれたのには理由がある。
朝のニュースで、小惑星探査機「はやぶさ2」搭載ローバーMINERVA-Ⅱ1が小惑星リュウグウへの着陸に成功、と伝えていた。
そういうことを書きだすとめんどくさいことになるのでやめるが、僕は宇宙のことは一般レベルよりちょっと詳しいと思う。IとNとNがくっついてJになったころから10数年、その方面の仕事をやらせてもらっていた。たとえば「はやぶさ」初号機なら、まだMUSES-Cと呼ばれていたころのことから、いろいろ事情を知っている。
なので、「はやぶさ2」の動向は気にかかるのである。

太陽系ウォークの特設サイトでは概要がわかりづらいので、直接現地に行ってみる。適当に歩いていればどれか参加店にぶつかるはず。
三鷹の車両基地横の駐輪場に自転車を止めて歩きだすと、さっそく参加店を発見。㈲和好商事という不動産屋。そこで28ページの立派なマップ&スタンプ帳と、1個目のスタンプをゲット。

イベントの概要は、三鷹駅を太陽として13億分の1スケールの太陽系を三鷹市全体に描き、惑星など天体の位置に合わせて11エリアを設定、各エリアを巡ってスタンプを集めるというもの。
11のエリアには太陽から冥王星まで天体の名前が付いているが、そのほか特別に地球と火星の間にリュウグウのスタンプポイントが設けられている。
まずはそのリュウグウ(三鷹ネットワーク大学)に向かう。

が、竜宮城の扉は閉ざされていた ( ̄◇ ̄; )エッ…?
ほかのラリー参加者も続々やって来てすごすご引き返す。先行きに一抹の不安がよぎる。

近い順に、駅前商業施設「三鷹コラル」に。
ここには参加店・施設が3つ。

「啓文堂書店」「三鷹市美術ギャラリー」「季寄せ 蕎麦 柏や」と回ったところで12時50分。
空腹に耐えられず、いつもなら入りそうにないその立派な構えのそば屋にフラフラッと。
落ち着いてイベント概要をちゃんと読んで作戦立てなきゃいけないし。
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「季寄せ 蕎麦 柏や」は表(ビル通路側)にたくさん写真パネルを掲示し、昭和5年創業をアピールしている。再開発ビル化に伴って入居したものとみられる。
けっこう混んでいて、少し待って入り口右手の個室に通される。
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スタンプラリーは、回ったエリアとスタンプの数によっていろんなグッズがもらえる。ペーパークラフトとかノートとか、小さい子どもいないから要らんなぁ…。っていうか、ちょっと回って気づいたんだが、参加してるのはほとんどよいこたち。そりゃそうだ(笑)。
唯一もらってもいいか… というグッズがオリジナルクリアフォルダーだが、そのスタンプ必要数、なんと60個 Σ( ̄▽ ̄; ) ガビーン!!
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「この先、どうします?」
「うーん… リタイア(笑)」
ということで、みたか太陽系ウォーク、あっさり途中棄権。スタンプ数5個。

食べたあとの作戦会議だったら違ってたかも。
なにしろ腹減りすぎて…。
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注文は、Cランチ:日替り丼とそばのセット980円(相方)、鶏唐揚ランチ1050円(僕)。
「おそばは気持ち、多くできますけど?」と聞かれ、どちらも気持ち多くしてもらう。
![]() | ![]() |
“街そば”と“ジャズそば”についてときどき書いている。そば粉30%の機械製麺でそばより丼物や中華、カレーがよく売れる普通の街のそば屋と、そばは二八や十割で地酒・銘酒を取りそろえ蕎麦前も充実、BGMにはジャズという手打ちそば店のどちらかに、そば屋は二分される、という極論。

さすがに極論で、ほかにたとえば“民芸そば”というタイプ。和風の民芸調インテリアに店員は和装のおばさま、BGMはお琴という高級志向。
こちら「柏や」は、それに近いタイプ。
まあ、店員のおばちゃんたちは気さくで親切なので印象は悪くない。
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Cランチの日替り丼は国産鶏&半熟卵の親子天丼。

鶏唐揚ランチは大きな唐揚げ3つと、予想に反してワイルド&ボリューミー。
![]() | ![]() |
そばはつなぎが多くなんてことないが、つゆはかつおだしが効いておいしい。
食べログのお店PRには「北は北海道より特上の蕎麦粉を、南は屋久島より黒潮に揉まれて育った鰹から作った鰹節を、また瀬戸内小豆島より天然醸造の醤油を。日本全国より選び抜いた素材を取り寄せ…」とある。

お上品な見た目のイメージから予想される以上に、(特に量的に)しっかり満足できるおそば屋さんである。
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みたか太陽系ウォークは10月28日まで。
「はやぶさ2」は10月下旬にリュウグウへのタッチダウンを予定している。
そのへんの盛り上がり方しだいでは、ウォークラリー再チャレンジもあるかも。

[DATA]
季寄せ 蕎麦 柏や
東京都三鷹市下連雀3-35-1 三鷹コラルビル4F
[Today's recommendation]

https://youtu.be/eGMLnr_khUM?si=Br9mUkzleUhXVHBg

