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創業150年の 【寿庵忠左衛門】

2023.12.03

 前記事の続きで昼ごはん編。
飲食店目的で出かけることはほとんどないので、事前に調べるということもまずない。
いつも“現地調達”である。


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五日市の商店街は一度しか歩いたことがないが、それ以上に親近感を覚えるのは、この1~2年でクルマまたはバスで通ることが多いから。
この先の檜原村や青梅市の山歩きスポットに行くのに必ず通る。


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そんな感じでいくつか気になっているお店があり、そのうちうどん・そば(&ラーメン?)のお店に行ってみることに。


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お店に入ろうとすると、そこは製麺屋さんの麺売り場。
お食事処は裏手という案内がある。


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途中の「天和」というのが直営? ラーメン店で、これも気になるが


行ってみると、それは古民家風の立派な建造物なのであった。


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「寿庵忠左衛門」は、創業150年の製麺店「寿美屋」のお食事処である。


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――創業の頃、江戸時代には、この五日市の村々の多くの家で、そばやうどんを打ち食しておりましたが、その頃寿美屋では寒い季節を中心に、そうめんの製造につとめておりました。「寿美屋」HPより)


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もう一つ、山方から炭を買い取り里方へ売る炭問屋を営み、屋号の「寿美屋」はそれに由来する。
玄関が古い商家のような、あるいは旅館のような、格調高くも懐かし感いっぱいな。
ホームページには“大正時代の別棟母屋を改装した”とある。


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靴を脱いで上がり、通された部屋はモダンな洋間風。
思いがけず、まったりくつろげる。


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田舎そば、釜上げうどん、舞茸天ぷらを注文。


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お店の雰囲気からイメージしていた上品なのと違って、うどんは田舎風というか、釜上げにしてはしっかりした歯応えがある。


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ちょっと遠いが同じ武蔵国のうどん文化圏ということか、地元意識に訴えるものがありうれしくなる。


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そばはまさに田舎そば。


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ゴツっと無骨な歯応えの太麺は、かみしめるほどに若草のようなそばの香りが口に広がる。
さすが創業150年というおいしいそば・うどん。


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帰りしな、表の売り場でお土産に乾麺を(手にずっしり重いくらい)買う。


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生麺のショーケースに“学校給食の味 ソフトめん”というのがあり、半額だったのでつい買ってしまう。
懐かしいかどうかというと、僕にとっては懐かしいが、相方はソフトめん経験がなく一度食べてみたかったらしい。
ソフトめんといえば、ケチャップですよね…?

阿伎留神社・広徳寺編おしまい)


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[DATA]
寿庵忠左衛門
東京都あきる野市五日市64
https://www.sumiya-men.com/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/u-u6GU8Of5k?si=rqA0uhYuQEIj10PC



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緑豊かな癒しのひととき 【和食だいにんぐ 川霧】

2022.07.10

 前記事に引き続き「秋川渓谷 瀬音の湯」ルポ。
こちらは温泉施設であり、お風呂目的の人が多い… という当たり前のことに、行くまで気づかなかった。


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日帰り温泉ブームというものが、わからない。
真っ昼間に外出先で真っ裸になるって、すごくめんどくさくないですか?
しかも、そのあとまた外着を着て、ビールも飲めず、クルマ運転して帰らなきゃいけないし… σ( ̄、 ̄=)ンー


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前記事に書いた周辺散策の前に温泉施設をのぞいている。
S字形にカーブした建物で、手前がお風呂で奥が食堂、その間に休憩所がある。


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昔の温泉施設を彷彿させる畳の休憩所と、その横のテーブル席の休憩所(一応、カフェとなっている)が人でいっぱいで、皆さんひとっ風呂浴びた様子だった。午前中にもかかわらず。


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廊下に張ってあった地図がわかりやすく(同じものがパンフレットになっている↑↑)、じっくり見てみると、この周辺には意外に飲食店が多い。


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そういうところで昼ごはんということも考えたが、この施設にも食堂はある。
散策ですっかりハラが減ってしまったというのもあるが、施設食堂好きを公言しているからには、こちらは外せないだろう。


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ということで、「和食だいにんぐ 川霧」へ。

11:45で満席で順番待ち。
さっき人があふれていた休憩所が閑散としているから、あれは食堂オープン待ちだったと思われる。


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注文は、おすすめメニューの鶏そぼろ弁当と、野菜天せいろそば(そば大盛り)。


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ぐるりとガラス張りで緑に囲まれ、店内までマイナスイオンにあふれていそうだ。


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鶏そぼろ弁当の米はあきる野市と有効姉妹都市の関係にある宮城県栗原市産を使用。
思いがけず、ふるさとのお米。

みそ汁に少し入った舞茸は、天丼がそうであることから、隣の檜原村産と思われる。
そばも市内の製麺所の生そばを使用… とある。
となれば、当然、野菜も近所で採れたものであろう。


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地産地消や縁を大切にするありようは気持ちいい。


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東京にも知らないスポットはまだまだたくさんある。
夏休みの子どものようにワクワクしている。


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[DATA]
和食だいにんぐ 川霧
東京都あきる野市乙津565 瀬音の湯
http://www.seotonoyu.jp/dining/

http://www.seotonoyu.jp/
https://www.facebook.com/seotonoyu/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/62MLOet6YL8



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カンアオイとチゴユリ


自家栽培粉を、地元の技で 【初後亭】

2021.10.24

 前記事のつづきで、武蔵五日市駅から横沢小机林道で山を越えて横沢入へ下り、秋川・JR五日市線沿いに武蔵五日市駅に戻る途中で昼ごはん。


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© OpenStreetMap contributors


以前歩いたことのあるルートだが記憶がまだらなので、歩き直してよい思い出として上書きしようという趣旨である。
昼ごはんも同じお店に。


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武蔵五日市駅近く、三内川の谷の際にあるうどん・そば店「初後亭」。


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ロケーションが特徴的なので、その点だけかすかに記憶にあったが、外の看板の“あきる野の伝統を継ぐ”“自家栽培粉100%”などの文言に、先ほど横沢入里山保全地域で見た“はざかけ”のイメージも手伝って、いろいろ思い出されてきた。

――あきる野の自家農場で自家栽培した小麦と蕎麦を受け継がれた地元の技で提供する東京都で唯一の店HPより)

そんなスペシャルなお店だった。


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創業1986年。
うどん小屋といった風情のこじんまりした外観。
玄関で靴を脱いで上がるスタイルで、10畳かそこらの座敷の間に2人または4人用の座卓が5卓備えてある。奥にも部屋があるもよう。


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“名物”と書いてある“引きずり出しうどん”は外せない。温野菜のせを注文。
もう1品は肉汁もりうどんに。


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HPで“平日は土日、祝祭日と違い初後亭本来の落ち着きがあります”と平日の来店を推奨しているように、日曜日の本日は少々バタついている。
僕らのあとの2人客とそのあとの4人予約でうどんが売り切れとなって、その次の人は断られていた。自分たちも実は危なかったという。


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引きずり出し温野菜のせは、釜揚げうどん風。
北多摩で“糧(かて)”と呼ぶ温野菜などのトッピングを、こちらでは“まし”というらしい。
釜揚げに温野菜は、吉田のうどんを彷彿させるものもある。
キャベツと小松菜、大根、にんじんがたっぷり。


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食べ方が品書きに書いてあるが、削り節がたっぷりで、上からかけたり、いろいろ楽しめる。
ゆで汁の塩気もあるので、しょうゆは調整といった感じ。


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肉汁うどんのバラ肉は武蔵野うどん一般より厚みがあって、かみしめると肉のうま味が広がる。
引きずり出しもそうだが、自家製ゆず胡椒がよく合う。


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こっちのうどんは締めてあるのでもちろんコシが強いが、小麦の香りは温かいほうが立つかも。
どっちがいいとはいえない。どっちもおいしい (≧ω≦)b OK!!


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「お店の味じゃないんです」とご主人。「このあたりの家庭で食べられてきたうどんなんです」


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HPにあるように、受け継がれた地元の技で正直に。
そんな誠実そのもののうどんが味わえるかけがえのない存在である。


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[DATA]
初後亭(しょうごてい)
東京都あきる野市三内字初後
http://www.gws.ne.jp/home/shogotei/
https://www.facebook.com/%E5%88%9D%E5%BE%8C%E4%BA%AD-428422690596225/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/bx6PWnpSyOk



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アザミ類 / 横沢入


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