さくら通りが、いまアツい! 【餃子市 東村山店】
2020.02.16
東村山駅東口のさくら通りを歩いていると、ソースメーカー・ポールスタア直営の甘味・惣菜処「さくら茶屋」のイートインコーナー入り口に暖簾がかかっている。赤地に桜の花をあしらった暖簾には「さくら食堂」の文字。その横には「東村山黒焼そば」の幟。いずれランチメニューの提供を… というのがオープン当初からの「さくら茶屋」のビジョンだったと思うが、ついにステップアップの春到来! ということらしい。
入る気満々で売り場のおにいさんに聞いてみたら、オープンは明後日18日とのこと。「ガクッ」

でもいろいろお話を聞くことができ、以前ポールスタアで発売していた「東村山黒カリー」の復刻版をメニューに載せるという耳寄り情報も。工場の直売所でソースを買ったらおまけでいただいて食べたことがあるが、本当においしいカレーだった。「さくら食堂」のオープンがますます楽しみ。

あらためて昼ごはん。
駅のほうに270m引き返したところにある「餃子市」へ。

なにしろ黒焼きそば食べる気満々だったので、頭の中では焼きそばがぐるぐる。
こちらはたしかセットメニューが充実していたはずで、上海焼きそばなどのセットもあるに違いないと踏んだのだ。

日替わりランチは5種類。
焼きそばはなし。
ガーン ( ̄▽ ̄;)!! ガーン

仕方なく… といったらアレだけど、Cの焼き肉キムチ丼+半ラーメンに。
もう1品はAのチキン南蛮。

注文のあと、品書きを見直していると、日替わりランチの裏にレギュラーランチセットというものが…。
上海焼きそば、ちゃんとありました。
ガビーン Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
気を取り直して…。

焼き肉丼のセットは“ガッツリ”とか“スタミナ”とかいう名前で出てきそうなビジュアルの、いかにもな男子メシ。アタマの部分はいわゆる“豚キムチ”ではなく、“焼き肉のキムチのせ”だ。

焼き肉部は豚肉とタマネギというシンプルな材料構成でタレは甘辛味。キムチも含め全体に甘めの味付けのご飯がススムシリーズ。

半ラーメンは鶏ガラベースのやさしい味わいのスープで、普通においしい。

チキン南蛮とは鶏の唐揚げのタルタルソースがけであった。

鶏の仕込みにポイントがあるらしく、非常に軟らかくジューシーに揚がった唐揚げ。マヨネーズを主体にゆで卵とピクルス少々というタルタルソースがたっぷり。こちらもなかなかのハイカロリーごはんだ。

ところで、以前入ったときより客入りがいいように感じる。
去年7月にさくら通りが野行通りまで開通して車や人の流れができたことも好影響を及ぼしているかもしれない。
冒頭の「さくら茶屋」の展開や新店の開店(予定)も相次いでおり、相乗効果で一気に活性化しそうな予感も漂う市内要注目エリアである。

[DATA]
餃子市 東村山店
東京都東村山市久米川町3-1-4
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆


https://youtu.be/kemivUKb4f4



さくら通りを折れて東村山高校へ向かう途中。Googleマップ、早いなぁ(上の地図で「餃子市」の120m東)

東村山駅東口のさくら通りを歩いていると、ソースメーカー・ポールスタア直営の甘味・惣菜処「さくら茶屋」のイートインコーナー入り口に暖簾がかかっている。赤地に桜の花をあしらった暖簾には「さくら食堂」の文字。その横には「東村山黒焼そば」の幟。いずれランチメニューの提供を… というのがオープン当初からの「さくら茶屋」のビジョンだったと思うが、ついにステップアップの春到来! ということらしい。
入る気満々で売り場のおにいさんに聞いてみたら、オープンは明後日18日とのこと。「ガクッ」

でもいろいろお話を聞くことができ、以前ポールスタアで発売していた「東村山黒カリー」の復刻版をメニューに載せるという耳寄り情報も。工場の直売所でソースを買ったらおまけでいただいて食べたことがあるが、本当においしいカレーだった。「さくら食堂」のオープンがますます楽しみ。

あらためて昼ごはん。
駅のほうに270m引き返したところにある「餃子市」へ。

なにしろ黒焼きそば食べる気満々だったので、頭の中では焼きそばがぐるぐる。
こちらはたしかセットメニューが充実していたはずで、上海焼きそばなどのセットもあるに違いないと踏んだのだ。

日替わりランチは5種類。
焼きそばはなし。
ガーン ( ̄▽ ̄;)!! ガーン

仕方なく… といったらアレだけど、Cの焼き肉キムチ丼+半ラーメンに。
もう1品はAのチキン南蛮。

注文のあと、品書きを見直していると、日替わりランチの裏にレギュラーランチセットというものが…。
上海焼きそば、ちゃんとありました。
ガビーン Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
気を取り直して…。

焼き肉丼のセットは“ガッツリ”とか“スタミナ”とかいう名前で出てきそうなビジュアルの、いかにもな男子メシ。アタマの部分はいわゆる“豚キムチ”ではなく、“焼き肉のキムチのせ”だ。

焼き肉部は豚肉とタマネギというシンプルな材料構成でタレは甘辛味。キムチも含め全体に甘めの味付けのご飯がススムシリーズ。

半ラーメンは鶏ガラベースのやさしい味わいのスープで、普通においしい。

チキン南蛮とは鶏の唐揚げのタルタルソースがけであった。

鶏の仕込みにポイントがあるらしく、非常に軟らかくジューシーに揚がった唐揚げ。マヨネーズを主体にゆで卵とピクルス少々というタルタルソースがたっぷり。こちらもなかなかのハイカロリーごはんだ。

ところで、以前入ったときより客入りがいいように感じる。
去年7月にさくら通りが野行通りまで開通して車や人の流れができたことも好影響を及ぼしているかもしれない。
冒頭の「さくら茶屋」の展開や新店の開店(予定)も相次いでおり、相乗効果で一気に活性化しそうな予感も漂う市内要注目エリアである。

[DATA]
餃子市 東村山店
東京都東村山市久米川町3-1-4
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆



https://youtu.be/kemivUKb4f4




さくら通りを折れて東村山高校へ向かう途中。Googleマップ、早いなぁ(上の地図で「餃子市」の120m東)

豚肉メインの“まるで洋食屋”な居酒屋 【豚たつ】
2019.01.18
小平駅で待ち合わせて昼ごはんに。
北口の名物的存在だった“う丼”「丸徳」閉店後に居抜きで入った北京家庭料理「味店」に行ってみたら、シャッターが下りている。休み…? というか、正面外装に看板代わりに貼られていた“水餃子”や“ラーメン”の形板が外されている。気配的には、閉店…?

12月29日をもって20年の歴史を閉じた「味処 しみず」(左)、形板が外された「味店」(袖看板・屋号は「丸徳」のまま)

東大和中央交差点の「bistoria」が場所を変えて営業再開(左)、「ごはん処ぶら~り」跡地には「やなぎ寿司」の看板がかかった
この先、多摩済生病院に向かう途中の和食店「味処 しみず」が12月で閉店した。南口の食堂「ごはん処ぶら~り」がいつの間にかすし屋に変わっている。ルネセブンのイタリアン「Tamago」が閉店し、東大和にあったビストロ&デリカテッセンの「bistoria」が入店した。
飲食店が多いわけではない小平だけに、激震とまではいわないが、これらは少なからず人心に不安を与える動向に違いない。

去る者あれば来る者あり。
たとえば「bistoria」への近隣住民の期待感は大きいんじゃないだろうか。

そして、その裏手。
揚げ焼きパンチェーン「象の耳」(2017年6月閉店)のあとに入った居酒屋「豚たつ」。

ランチ営業を始めてからは日中も“八幡平ポーク”の幟が目を引くようになったが、居酒屋を標榜しているので、自然“和”のテイストをイメージする。
ところが入ってみると、こじゃれた(でもどこか1980’s風な)内装デザインに加え、厨房には白のコックスーツをビシッと身にまとったマスターシェフの姿。どう見ても“洋”の要素が卓越しているのである。


というように意表を突かれ、オーダーも店頭の品書きで決めたところを再検討して、豚てき定食850円、とんかつ定食750円ということに。
テーブル席10席、カウンター3席とこぢんまりしたお店。
マスターのほかに女性店員が2人いるが、やりとりがすべて丁寧語なので関係性の判別がつかない。

料理のきれいな盛り付けもやはり洋食風。

とんかつは薄い衣でさっくりした仕上がり。カツレツのように油で炒め焼きにする調理法かもしれない。
豚てきは小麦粉を薄くまぶしてソテーされ、香ばしさが際立つ。

豚肉・脂の軽やかでクセのないコク・甘味が引き立ち、どちらの料理もとてもおいしい。
洋食シェフとしての経験値がよほど高くないと、こうはいかないんじゃないだろうか。

小鉢はめかぶ。
みそ汁の具がワカメととろろ昆布で、海藻3種のヘルシー献立だ。

八幡平ポークは、秋田県鹿角市八幡平などの農場で育てられている四元交配のハイポー豚(八幡平ポークHP参照)。
肉質のよさはもちろんだが、このブランド豚にこだわるのは、秋田出身というマスターの郷土愛の表れでもある。

ランチ営業を始めて5カ月とのこと。当初は居酒屋営業のみだったわけで、それではなんとももったいないと感じる料理である。
夜も居酒屋にディナーにと、いろいろなシーンに活用できそうだ。

[DATA]
豚たつ
東京都小平市美園町1-3-10
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆

https://www.youtube.com/watch?v=PQHPYelqr0E
小平駅で待ち合わせて昼ごはんに。
北口の名物的存在だった“う丼”「丸徳」閉店後に居抜きで入った北京家庭料理「味店」に行ってみたら、シャッターが下りている。休み…? というか、正面外装に看板代わりに貼られていた“水餃子”や“ラーメン”の形板が外されている。気配的には、閉店…?


12月29日をもって20年の歴史を閉じた「味処 しみず」(左)、形板が外された「味店」(袖看板・屋号は「丸徳」のまま)


東大和中央交差点の「bistoria」が場所を変えて営業再開(左)、「ごはん処ぶら~り」跡地には「やなぎ寿司」の看板がかかった
この先、多摩済生病院に向かう途中の和食店「味処 しみず」が12月で閉店した。南口の食堂「ごはん処ぶら~り」がいつの間にかすし屋に変わっている。ルネセブンのイタリアン「Tamago」が閉店し、東大和にあったビストロ&デリカテッセンの「bistoria」が入店した。
飲食店が多いわけではない小平だけに、激震とまではいわないが、これらは少なからず人心に不安を与える動向に違いない。

去る者あれば来る者あり。
たとえば「bistoria」への近隣住民の期待感は大きいんじゃないだろうか。


そして、その裏手。
揚げ焼きパンチェーン「象の耳」(2017年6月閉店)のあとに入った居酒屋「豚たつ」。

ランチ営業を始めてからは日中も“八幡平ポーク”の幟が目を引くようになったが、居酒屋を標榜しているので、自然“和”のテイストをイメージする。
ところが入ってみると、こじゃれた(でもどこか1980’s風な)内装デザインに加え、厨房には白のコックスーツをビシッと身にまとったマスターシェフの姿。どう見ても“洋”の要素が卓越しているのである。



というように意表を突かれ、オーダーも店頭の品書きで決めたところを再検討して、豚てき定食850円、とんかつ定食750円ということに。
テーブル席10席、カウンター3席とこぢんまりしたお店。
マスターのほかに女性店員が2人いるが、やりとりがすべて丁寧語なので関係性の判別がつかない。

料理のきれいな盛り付けもやはり洋食風。

とんかつは薄い衣でさっくりした仕上がり。カツレツのように油で炒め焼きにする調理法かもしれない。
豚てきは小麦粉を薄くまぶしてソテーされ、香ばしさが際立つ。

豚肉・脂の軽やかでクセのないコク・甘味が引き立ち、どちらの料理もとてもおいしい。
洋食シェフとしての経験値がよほど高くないと、こうはいかないんじゃないだろうか。

小鉢はめかぶ。
みそ汁の具がワカメととろろ昆布で、海藻3種のヘルシー献立だ。

八幡平ポークは、秋田県鹿角市八幡平などの農場で育てられている四元交配のハイポー豚(八幡平ポークHP参照)。
肉質のよさはもちろんだが、このブランド豚にこだわるのは、秋田出身というマスターの郷土愛の表れでもある。

ランチ営業を始めて5カ月とのこと。当初は居酒屋営業のみだったわけで、それではなんとももったいないと感じる料理である。
夜も居酒屋にディナーにと、いろいろなシーンに活用できそうだ。

[DATA]
豚たつ
東京都小平市美園町1-3-10
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆

https://www.youtube.com/watch?v=PQHPYelqr0E