日本の夏、カレーの夏 【大丸食堂】
2021.07.29
先週ぐらいから夏休みモードに入っているので、当然カレーが食べたい。
夏にカレーが食べたくなる理由として、生薬でもあるスパイス類の健胃・食欲増進、整腸・消化促進作用や唐辛子カプサイシンによる発汗促進作用などの生理機能を、暑さに疲れた身体が求めるためとされる。
ならば正月にカレーを食べたくなるのはどういうわけか!? こちらは某食品メーカーの昭和時代のTVCMの影響が明白であり、一種のイベント食である。
実は学校行事や夏祭り、海水浴などカレーが強く印象づけられるシーンが多いのが夏休み。
正月同様、夏のカレーも刷り込みにより後天的に獲得された形質であるかもしれない。

カレーといえばカツカレーというのが昭和のおっさん。
最近食べたカツカレーで印象に残っているのが「大丸食堂」。東久留米卸売市場内にある“やっちゃば食堂”である。

市場内には飲食店が3つ――水産卸「東京北魚」直営の「海鮮市場食堂」、のり・お茶・米の「のりの太丸」系の「大丸食堂」、去年12月にオープンした「中華そば 大和」とあり、ほかにも水産卸「柴源」や「のりの太丸」の弁当販売、また駐車場には「となかい食堂」などキッチンカーも日替わりで出店し、ランチ選びに事欠かない。

ただし市場だけにどこも店じまいが早く、時間を合わせづらいという問題がある。
今日もキリのいいところまでと仕事を続けていたら11時半を回ってしまい、ちょっとアセった。12時半を過ぎたら営業しているかどうか保証の限りではない。
市場だけに焼き魚定食を食べている人が多い(さばが人気のもよう)が、カツカレーを貫徹。
もう1品は和風おろしハンバーグ定食と、図らずも洋食×洋食のオーダーに。というか、お子ちゃまランチな感じで、「みゆき食堂」の“ウインナーエッグ定食”を思い出して笑ってしまった。
ちなみにこの「大丸食堂」にはハムエッグ定食があるぞ。
カツは厚みがあって注文から揚げるから時間がかかる。
当ブログの過去記事を見ると、食べたのは過去2回ともカツカレーで(そうだったかなぁ… s(・'・;))、お店のおばちゃんといつも同じやりとりをしているという。

炒めタマネギの甘みの強いビーフカレー。

とんかつは下田さん家の豚肉、ご飯は魚沼産コシヒカリを使用。
肉厚でジューシーなとんかつは食べ応えがあって、夏のカツカレー欲求を満たすのに十分!

ハンバーグはたっぷりのおろしにポン酢仕立てで、カレーとは対照的にさっぱり感がよい。
小ぶりながら厚みのあるハンバーグで、なかなかボリュームがある。
付け合わせにキャベツの千切りは珍しい気もするが、おろしに加えてヘルシー感が際立つ。

きんぴらごぼうに卵焼き、具の豊富な浅漬けがちょっとずつ付いてうれしい。
小鉢の冷やっこは和定食に欠かせないね… って、ハンバーグだけど脇役はしっかり和食で固めてある。

夏にカレーを食べたくなる理由として、機能性食品的リクツより楽しい思い出の訴える力のほうが大きいと、やっぱり思う。
カラダよりココロが喜ぶたべものだから。

[DATA]
大丸食堂
東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
https://tokutoku-ichiba.or.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/wB28KkGUg2o


不安定な空模様が続く
先週ぐらいから夏休みモードに入っているので、当然カレーが食べたい。
夏にカレーが食べたくなる理由として、生薬でもあるスパイス類の健胃・食欲増進、整腸・消化促進作用や唐辛子カプサイシンによる発汗促進作用などの生理機能を、暑さに疲れた身体が求めるためとされる。
ならば正月にカレーを食べたくなるのはどういうわけか!? こちらは某食品メーカーの昭和時代のTVCMの影響が明白であり、一種のイベント食である。
実は学校行事や夏祭り、海水浴などカレーが強く印象づけられるシーンが多いのが夏休み。
正月同様、夏のカレーも刷り込みにより後天的に獲得された形質であるかもしれない。

カレーといえばカツカレーというのが昭和のおっさん。
最近食べたカツカレーで印象に残っているのが「大丸食堂」。東久留米卸売市場内にある“やっちゃば食堂”である。

市場内には飲食店が3つ――水産卸「東京北魚」直営の「海鮮市場食堂」、のり・お茶・米の「のりの太丸」系の「大丸食堂」、去年12月にオープンした「中華そば 大和」とあり、ほかにも水産卸「柴源」や「のりの太丸」の弁当販売、また駐車場には「となかい食堂」などキッチンカーも日替わりで出店し、ランチ選びに事欠かない。

ただし市場だけにどこも店じまいが早く、時間を合わせづらいという問題がある。
今日もキリのいいところまでと仕事を続けていたら11時半を回ってしまい、ちょっとアセった。12時半を過ぎたら営業しているかどうか保証の限りではない。
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市場だけに焼き魚定食を食べている人が多い(さばが人気のもよう)が、カツカレーを貫徹。
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もう1品は和風おろしハンバーグ定食と、図らずも洋食×洋食のオーダーに。というか、お子ちゃまランチな感じで、「みゆき食堂」の“ウインナーエッグ定食”を思い出して笑ってしまった。
ちなみにこの「大丸食堂」にはハムエッグ定食があるぞ。
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カツは厚みがあって注文から揚げるから時間がかかる。
当ブログの過去記事を見ると、食べたのは過去2回ともカツカレーで(そうだったかなぁ… s(・'・;))、お店のおばちゃんといつも同じやりとりをしているという。

炒めタマネギの甘みの強いビーフカレー。

とんかつは下田さん家の豚肉、ご飯は魚沼産コシヒカリを使用。
肉厚でジューシーなとんかつは食べ応えがあって、夏のカツカレー欲求を満たすのに十分!

ハンバーグはたっぷりのおろしにポン酢仕立てで、カレーとは対照的にさっぱり感がよい。
小ぶりながら厚みのあるハンバーグで、なかなかボリュームがある。
付け合わせにキャベツの千切りは珍しい気もするが、おろしに加えてヘルシー感が際立つ。

きんぴらごぼうに卵焼き、具の豊富な浅漬けがちょっとずつ付いてうれしい。
小鉢の冷やっこは和定食に欠かせないね… って、ハンバーグだけど脇役はしっかり和食で固めてある。

夏にカレーを食べたくなる理由として、機能性食品的リクツより楽しい思い出の訴える力のほうが大きいと、やっぱり思う。
カラダよりココロが喜ぶたべものだから。

[DATA]
大丸食堂
東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
https://tokutoku-ichiba.or.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/wB28KkGUg2o


不安定な空模様が続く
街中華で山海の恵みを… 【笑顔(にこ)】
2021.04.23
3回目の緊急事態宣言。
これまで2回の宣言下ではほぼ外食をしていないが、今回はどうだろう。
過去の宣言でも外食(店内飲食)自体、全面禁止されていたわけではないが、ブログやインスタで発信している以上、わずかなりとも宣言の主眼に反する影響を与えかねない行動は慎むべきではないかと、少し厳しい規範を課している。
が、2回目の宣言内容やその解除のタイミング、そのことの是非を問われた昨日の会見での質疑応答のスカスカぶり…。検証に基づく反省の上に立たなければ先には進めない。
コロナは一人一人が当事者で、それぞれ事情が異なり、国や都に言われるままに動いてもしょうがない部分はあるが、こんなことを繰り返していては、スカ総理の言うことなんかいよいよ誰も聞かなくなると思うんだが。

こういう状況で店内飲食がしづらいというお店があるが、久米川の中華料理店「笑顔(にこ)」がそうだ。
いつもわいわいガヤガヤしてる。
それって悪いこと…?

店内飲食は1年3カ月ぶり。
久々の来店なので、やはり定番の担々麺を頼む。
あとこちらの目玉は日替わりランチセットで、Aランチは看板メニューの昔風ラーメン+ご飯という組み合わせだが、魚介ネタのときがすごい。何しろ店主が(昨日とか)釣ってきた魚である。
今日のAランチ“店長の釣ったサバの味噌煮ライス”
いいねいいね👍
サバの釣り場は金谷港とのこと。
「ほんとはアジ釣りに行ったんだけどね」とご主人。
思い出したけど、去年、テイクアウトで焼きそば等を買ったとき、おすそ分けいただいたアジフライのうまかったこと。

このレベルのサバもなかなか食べられるものじゃない。
足がはやい魚だけに、身の張り、皮のツヤがぜんぜん違って。
「竜田揚げにするか、迷ったのよ」
うん、どっちも食べたい (≧ω≦)b

付け合せのコゴミは佐渡から今朝届いたと。
僕の故郷ではコゴミが採れたのでこの季節はコゴミが食べたくなるが、先日、某デパ地下で買った味も香りもなく… という残念なやつとまったく違って、素晴らしい味わい。
こういうものは流通させてはいけないのだな。

お店で食べるのは1年3カ月ぶりだが、担々麺は実に2年半ぶり。

3つ前の記事に“決まった店10店ほどをローテーション”していた時期があったと書いているが、その一つが「笑顔」であり、食べるものも担々麺と決まっていた。

2年半ぶりでも、ひと口すすれば思い出す、このおいしさ。

コロナ禍で久々に来てみれば、若い店員さんがいたりして、新機軸が打ち出されている。
ブレずにいいものを出し続けているところにネガティブ要素の入り込む余地はないのかもしれない。

[DATA]
笑顔(にこ)
東京都東村山市栄町2-10-9
https://www.facebook.com/menhannico/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/LHPKOy3dtqQ


野口町の直売所で
3回目の緊急事態宣言。
これまで2回の宣言下ではほぼ外食をしていないが、今回はどうだろう。
過去の宣言でも外食(店内飲食)自体、全面禁止されていたわけではないが、ブログやインスタで発信している以上、わずかなりとも宣言の主眼に反する影響を与えかねない行動は慎むべきではないかと、少し厳しい規範を課している。
が、2回目の宣言内容やその解除のタイミング、そのことの是非を問われた昨日の会見での質疑応答のスカスカぶり…。検証に基づく反省の上に立たなければ先には進めない。
コロナは一人一人が当事者で、それぞれ事情が異なり、国や都に言われるままに動いてもしょうがない部分はあるが、こんなことを繰り返していては、スカ総理の言うことなんかいよいよ誰も聞かなくなると思うんだが。

こういう状況で店内飲食がしづらいというお店があるが、久米川の中華料理店「笑顔(にこ)」がそうだ。
いつもわいわいガヤガヤしてる。
それって悪いこと…?

店内飲食は1年3カ月ぶり。
久々の来店なので、やはり定番の担々麺を頼む。
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あとこちらの目玉は日替わりランチセットで、Aランチは看板メニューの昔風ラーメン+ご飯という組み合わせだが、魚介ネタのときがすごい。何しろ店主が(昨日とか)釣ってきた魚である。
今日のAランチ“店長の釣ったサバの味噌煮ライス”
いいねいいね👍
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サバの釣り場は金谷港とのこと。
「ほんとはアジ釣りに行ったんだけどね」とご主人。
思い出したけど、去年、テイクアウトで焼きそば等を買ったとき、おすそ分けいただいたアジフライのうまかったこと。

このレベルのサバもなかなか食べられるものじゃない。
足がはやい魚だけに、身の張り、皮のツヤがぜんぜん違って。
「竜田揚げにするか、迷ったのよ」
うん、どっちも食べたい (≧ω≦)b

付け合せのコゴミは佐渡から今朝届いたと。
僕の故郷ではコゴミが採れたのでこの季節はコゴミが食べたくなるが、先日、某デパ地下で買った味も香りもなく… という残念なやつとまったく違って、素晴らしい味わい。
こういうものは流通させてはいけないのだな。

お店で食べるのは1年3カ月ぶりだが、担々麺は実に2年半ぶり。

3つ前の記事に“決まった店10店ほどをローテーション”していた時期があったと書いているが、その一つが「笑顔」であり、食べるものも担々麺と決まっていた。

2年半ぶりでも、ひと口すすれば思い出す、このおいしさ。

コロナ禍で久々に来てみれば、若い店員さんがいたりして、新機軸が打ち出されている。
ブレずにいいものを出し続けているところにネガティブ要素の入り込む余地はないのかもしれない。

[DATA]
笑顔(にこ)
東京都東村山市栄町2-10-9

[Today's recommendation]



https://youtu.be/LHPKOy3dtqQ


野口町の直売所で
本場のBBQは、燃やす! ――横田基地日米友好祭2018:その1
2018.09.15
東京福生市の米軍横田基地で例年開催されている、米軍主催「横田基地日米友好祭(Yokota Air Base Japanese-American Friendship Festival)」に行ってきた。
このイベントの歴史は意外に古く、こちらのサイトによれば1950年代に始まった陸・海・空軍基地を一般に開放する「三軍統合記念日」にその起源はさかのぼる。
2013年に米国防総省の予算削減によって無期限延期(翌年再開)となったのを除き毎年開催されていると思うので、上のサイトのカウントに従えば今回第67回となる。

昨夜からの雨がしとしと降り続き、明日(15・16日開催)にするか迷っているうちに出足が遅くなってしまった。
そのように気軽に予定を組めるくらいに、横田基地は近い。うちの最寄りの駅から片道240円で行けるのである。
といっても、そっち方面にほぼ用事はないので、現地・拝島駅を利用するのは、おそらく前に友好祭に訪れた5~6年前以来。
駅が立派に改装され北口ができていて、若干基地に行きやすくなっている。
予想どおり人出がすごい。
毎年15万~20万人が訪れるという。


ゲートを通過してちょうど1時。
何をおいても、食事。

福生市観光協会のウェブサイトに「アメリカン・グッズの販売、飲食ブースの出店などもお楽しみのひとつです。ハンバーガー・大きなステーキ・ホットドック… 模擬店での買い物は片言の英語でOK! アメリカ気分を楽しんでください」とある。
そもそも自分は乗り物や軍事にはほとんど関心がない。
友好祭の主目的はたべもの屋台! と断言する動機不純な来場者である。

屋台の選び方:
・ハンバーガー、ホットドッグ、ステーキの3品以外に目移りしないこと
・スタッフがガイジン100%であること
・(ここが大事なところだが)ブースの裏手にもうもうと煙が立ち上っていること

ということで、「Hospital Association」のブースの列に並ぶ。

ブース背後の煙のもとはBBQグリル。

前に友好祭を訪れたとき、彼らの大胆な調理術に驚いた。
焼く・炙る・焚く・炒める・煎る… のほかに、“燃やす”という調理法もあるのだなぁ… と。
そして、“燃やす”のパティのハンバーガーは抜群にうまかったのだ。


Cheeseburger ¥500、Hotdog ¥300、Gatorade(Fruit Punch)¥200を購入。

チーズバーガーは期待どおりのおいしさ。ホットドッグはそうでもない。
それはやはり、ホットドッグは燃やしていないから。
この地は主催者サイドにすれば前線基地。フレッシュな食材を潤沢にそろえているわけではないだろう。彼らは遊びに来ているわけじゃない。
冷凍のパティも薪の炎と煙にいぶされることによって、こうもおいしくなるということ。

チーズバーガーもホットドッグも思ったより小さかったので、あとでまた何か食べることにして、このあと場内をゆっくり見て回る。
(つづく)



[DATA]
在日米軍横田基地
東京都福生市米軍横田基地
https://www.yokota.af.mil/http://www.airliftmagazine.com/friendship-festival/#new-page-1-1
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=0Yi-LvnM_5M


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
東京福生市の米軍横田基地で例年開催されている、米軍主催「横田基地日米友好祭(Yokota Air Base Japanese-American Friendship Festival)」に行ってきた。
このイベントの歴史は意外に古く、こちらのサイトによれば1950年代に始まった陸・海・空軍基地を一般に開放する「三軍統合記念日」にその起源はさかのぼる。
2013年に米国防総省の予算削減によって無期限延期(翌年再開)となったのを除き毎年開催されていると思うので、上のサイトのカウントに従えば今回第67回となる。

昨夜からの雨がしとしと降り続き、明日(15・16日開催)にするか迷っているうちに出足が遅くなってしまった。
そのように気軽に予定を組めるくらいに、横田基地は近い。うちの最寄りの駅から片道240円で行けるのである。
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といっても、そっち方面にほぼ用事はないので、現地・拝島駅を利用するのは、おそらく前に友好祭に訪れた5~6年前以来。
駅が立派に改装され北口ができていて、若干基地に行きやすくなっている。
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予想どおり人出がすごい。
毎年15万~20万人が訪れるという。

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ゲートを通過してちょうど1時。
何をおいても、食事。

福生市観光協会のウェブサイトに「アメリカン・グッズの販売、飲食ブースの出店などもお楽しみのひとつです。ハンバーガー・大きなステーキ・ホットドック… 模擬店での買い物は片言の英語でOK! アメリカ気分を楽しんでください」とある。
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そもそも自分は乗り物や軍事にはほとんど関心がない。
友好祭の主目的はたべもの屋台! と断言する動機不純な来場者である。

屋台の選び方:
・ハンバーガー、ホットドッグ、ステーキの3品以外に目移りしないこと
・スタッフがガイジン100%であること
・(ここが大事なところだが)ブースの裏手にもうもうと煙が立ち上っていること

ということで、「Hospital Association」のブースの列に並ぶ。

ブース背後の煙のもとはBBQグリル。

前に友好祭を訪れたとき、彼らの大胆な調理術に驚いた。
焼く・炙る・焚く・炒める・煎る… のほかに、“燃やす”という調理法もあるのだなぁ… と。
そして、“燃やす”のパティのハンバーガーは抜群にうまかったのだ。

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Cheeseburger ¥500、Hotdog ¥300、Gatorade(Fruit Punch)¥200を購入。

チーズバーガーは期待どおりのおいしさ。ホットドッグはそうでもない。
それはやはり、ホットドッグは燃やしていないから。
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この地は主催者サイドにすれば前線基地。フレッシュな食材を潤沢にそろえているわけではないだろう。彼らは遊びに来ているわけじゃない。
冷凍のパティも薪の炎と煙にいぶされることによって、こうもおいしくなるということ。

チーズバーガーもホットドッグも思ったより小さかったので、あとでまた何か食べることにして、このあと場内をゆっくり見て回る。
(つづく)

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[DATA]
在日米軍横田基地
東京都福生市米軍横田基地
https://www.yokota.af.mil/http://www.airliftmagazine.com/friendship-festival/#new-page-1-1
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=0Yi-LvnM_5M


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
“映える”冷やし中華 はじめました? 【なにや】
2018.06.03
当たり前の話だけど、ブログは遊びというか趣味みたいなものである。
毎日ちゃんと仕事をしつつ、合間にブログの原稿を書いたりしている。当たり前だけど。
ワタクシのブログはたべものの話なので、行動としては、当然のことながら食事をおいしくいただくことが第一義である。
それをブログに載せるのは第二義以下、ついでの所作である。
食事のついでの所作を仕事の合間になす程度の重みづけであることを忘れてはならない。

あくまでも“ついで”ですよ、ということを自分自身に納得させる手助けというか、ポーズに使っているのが撮影機器。
食事が出てきたときに「なんかおいしそうだから、ついでに撮っとくか…」みたいな顔してスマホを手に取る。
これがデジカメだといかにも用意周到のようで言い訳にならない。
だから僕は、iPhone 一枚のほか何も携行しない。

と、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思うが、これは当ブログの写真が雑であることの言い訳である。
本当のこと言うと、デジカメ買って使いこなそうと努力するのがめんどくさい。ただシャッターを切る、以上のスキルが身に付かないのは知っている。

なぜこんな言い訳を繰り返すかというと、いわゆる“バエる”が本日のテーマだから。
バエるべきものがバエてなかったら、それはiPhoneのせいであると(笑)。
去年の夏はノスタルジーをテーマに(たぶん…)冷やし中華に取り組んだが、今年はバエる路線に徹しようと考えている。
ビジュアル重視で味は二の次、と。もちろん、うまいに越したことはないが。
昼ごろに国分寺のイベントに向かう途中、相方が、現地まで持ちそうにない、と。ハラ減って。
最寄りの飲食店を思い浮かべ、ちょうどよさそうに思えたのが中国麺の「なにや」。
その理由は2つあって、一つは、なにやの麺が相方の好きそうなタイプなので次は一緒に入ろうと考えていたこと、もう一つは、いかにも映えそうな冷やし中華を出していたのを思い出したこと。

なにやの麺は、中国紫禁城で500年にわたり代々の皇帝に食されたという、約700年前の翡翠麺を再現したもの。
いくぶん芝居がかっているが、僕が入るときは必ず中国人留学生風のお客さんがいて、説得力が高いようなそうでもないような、妙な雰囲気なのである。
一方、店内には地場野菜などまじめな食材の販売コーナーもあり、スケールの大きい麺の由来設定と地道な食材へのこだわりのギャップがおもしろかったりする。

さて、冷やし中華。
スイカを器にしたものの写真をネットで見たことがある。
ありました、すいか冷やし。メロン冷やしもある。
要予約、時価。
そりゃそうだろうな(笑)。

ならば、普通の器の冷やし中華は? …1800円。
いかに映えようと、麺1食にその値段は出せない。
なおも壁の品書きを探り、サラダ冷やし麺というものを発見。
950円。それでいいか。
もう1品はベーシックな中国麺850円。

正直言うと、冷やし中華のほぼ半値のサラダ冷やし麺にそれほどの期待感はなかった。
ところが、出てきたものはなかなか立派なのである。
サラダというだけあってダイコン、ニンジン、レタス、トマトと野菜がたっぷり。甘酸っぱいゴマだれが食欲をそそる。
ほかに厚みのあるチャーシュー、ゆで卵、食べる順番として最後にスイカ。
ちなみにこちらのチャーシュー、バカうま。
「なにや」の代名詞の翡翠麺は、ホウレンソウを練り込んだ無かん水麺。
個人的感想だが、小麦の風味が強くボソッとした食感は武蔵野うどんを思わせる。
冷水でシメたものは今回初めて食べた。ものすごくコシが強い。
無かん水でこのコシというのは、やはりうどんのように生地をよくこねるのかな?

もう一品の中国麺は、このお店のまじめさが凝縮したようなたべもの。
たとえば具の細切りコンブは、だしをとったあとのコンブを煮つけたものと思われる。
シメて強烈なコシを出してあるより、かみしめられる硬さの温麺のほうが、麺の真価がわかりやすいかもしれない。武蔵野うどんへの向き合い方と共通するものがある。

映えるかどうかビジュアル的に今日食べたものは微妙だが、冷やし中華というたべものでこれだけ味のよいものは、実はなかなかないんじゃないだろうか。
遅ればせながら、冷やし中華(食べ)はじめました。

[DATA]
なにや
東京都小平市学園西町1-26-25
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=Ee_uujKuJMI


当たり前の話だけど、ブログは遊びというか趣味みたいなものである。
毎日ちゃんと仕事をしつつ、合間にブログの原稿を書いたりしている。当たり前だけど。
ワタクシのブログはたべものの話なので、行動としては、当然のことながら食事をおいしくいただくことが第一義である。
それをブログに載せるのは第二義以下、ついでの所作である。
食事のついでの所作を仕事の合間になす程度の重みづけであることを忘れてはならない。

あくまでも“ついで”ですよ、ということを自分自身に納得させる手助けというか、ポーズに使っているのが撮影機器。
食事が出てきたときに「なんかおいしそうだから、ついでに撮っとくか…」みたいな顔してスマホを手に取る。
これがデジカメだといかにも用意周到のようで言い訳にならない。
だから僕は、iPhone 一枚のほか何も携行しない。

と、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思うが、これは当ブログの写真が雑であることの言い訳である。
本当のこと言うと、デジカメ買って使いこなそうと努力するのがめんどくさい。ただシャッターを切る、以上のスキルが身に付かないのは知っている。

なぜこんな言い訳を繰り返すかというと、いわゆる“バエる”が本日のテーマだから。
バエるべきものがバエてなかったら、それはiPhoneのせいであると(笑)。
去年の夏はノスタルジーをテーマに(たぶん…)冷やし中華に取り組んだが、今年はバエる路線に徹しようと考えている。
ビジュアル重視で味は二の次、と。もちろん、うまいに越したことはないが。
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昼ごろに国分寺のイベントに向かう途中、相方が、現地まで持ちそうにない、と。ハラ減って。
最寄りの飲食店を思い浮かべ、ちょうどよさそうに思えたのが中国麺の「なにや」。
その理由は2つあって、一つは、なにやの麺が相方の好きそうなタイプなので次は一緒に入ろうと考えていたこと、もう一つは、いかにも映えそうな冷やし中華を出していたのを思い出したこと。

なにやの麺は、中国紫禁城で500年にわたり代々の皇帝に食されたという、約700年前の翡翠麺を再現したもの。
いくぶん芝居がかっているが、僕が入るときは必ず中国人留学生風のお客さんがいて、説得力が高いようなそうでもないような、妙な雰囲気なのである。
一方、店内には地場野菜などまじめな食材の販売コーナーもあり、スケールの大きい麺の由来設定と地道な食材へのこだわりのギャップがおもしろかったりする。

さて、冷やし中華。
スイカを器にしたものの写真をネットで見たことがある。
ありました、すいか冷やし。メロン冷やしもある。
要予約、時価。
そりゃそうだろうな(笑)。

ならば、普通の器の冷やし中華は? …1800円。
いかに映えようと、麺1食にその値段は出せない。
なおも壁の品書きを探り、サラダ冷やし麺というものを発見。
950円。それでいいか。
もう1品はベーシックな中国麺850円。

正直言うと、冷やし中華のほぼ半値のサラダ冷やし麺にそれほどの期待感はなかった。
ところが、出てきたものはなかなか立派なのである。
サラダというだけあってダイコン、ニンジン、レタス、トマトと野菜がたっぷり。甘酸っぱいゴマだれが食欲をそそる。
ほかに厚みのあるチャーシュー、ゆで卵、食べる順番として最後にスイカ。
ちなみにこちらのチャーシュー、バカうま。
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「なにや」の代名詞の翡翠麺は、ホウレンソウを練り込んだ無かん水麺。
個人的感想だが、小麦の風味が強くボソッとした食感は武蔵野うどんを思わせる。
冷水でシメたものは今回初めて食べた。ものすごくコシが強い。
無かん水でこのコシというのは、やはりうどんのように生地をよくこねるのかな?

もう一品の中国麺は、このお店のまじめさが凝縮したようなたべもの。
たとえば具の細切りコンブは、だしをとったあとのコンブを煮つけたものと思われる。
シメて強烈なコシを出してあるより、かみしめられる硬さの温麺のほうが、麺の真価がわかりやすいかもしれない。武蔵野うどんへの向き合い方と共通するものがある。

映えるかどうかビジュアル的に今日食べたものは微妙だが、冷やし中華というたべものでこれだけ味のよいものは、実はなかなかないんじゃないだろうか。
遅ればせながら、冷やし中華(食べ)はじめました。

[DATA]
なにや
東京都小平市学園西町1-26-25
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=Ee_uujKuJMI

