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スポーツ観戦とセットで🍜 【ホープ軒 千駄ヶ谷店】

2023.01.02

 ……ということで、千駄ヶ谷「ホープ軒」。
場所柄、国立競技場や神宮外苑の施設でのスポーツ観戦とワンセットで考えているファンも多いと思われる老舗ラーメン店。


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ラグビー大学選手権準決勝前の長蛇の列


前記事はラグビーの話だが、そこに書いているように年々ラグビー観戦がキツくなり、同時にサッカーの面白さに目覚め、いっとき元日に国立競技場でサッカー天皇杯決勝を観戦するのが恒例化していた。
若いころはラグビー、中年期はサッカーとセットで、「ホープ軒」のラーメンを食べていたわけだ。


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で、今日のように大きい試合のある日は当然、大行列となる。
ほかに知ってる店もないし、正月早々開いてるとこも少なそうだし、粛々と並びます。


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そして、やっぱりというか、年配の客が多いのだ…。


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さっきの国立競技場もそうだし、年末の穴八幡宮もそうだったし、やたら年寄り率が高い。
とか、ひとごとのように書いているが、行く先々が年寄りだらけということは、自分の行き先がその年寄りの人々と同一ということを表しているにほかならない。
自覚はないものの、行動パターンが確実に老人化しているようなのだ =( ̄□ ̄;)⇒ ハゥ…


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「ホープ軒」はいつもそうなのか、大混雑のときの臨時態勢なのか、2階と3階交互の総入れ替え式。


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外で並んでいる間に食券を回収され、2階か3階(僕らは2階の組)が完全に空いたところで一斉に店内に案内される。席の数と同人数を奥から順々に座らせるので混乱することはない。
しかるのち、できあがったラーメンが一斉に昇降機で上がってくる。
注文のほとんどはラーメンだが、なかには違ったものを頼む人もいて、まずそういう注文分から「モヤシラーメンの人!」などと店員のおじさんが呼びかけ、客が挙手するという、システマティックというか大ざっぱというか、きわめて日本的なシステムである。


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背脂たっぷりのスープにストレートの太麺。
トッピングはチャーシュー、メンマ、モヤシ。加えて、ザルのネギが入れ放題。


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見た目のわりにはあっさりしたスープで、卓上のおろしにんにくと豆板醤で味の変化をつける。


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目の前には国立競技場。
前回(2019年4月)入ったときはまだ東京オリンピック前で、競技場も工事中だった。


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そのシチュエーションにインスピレーションを得た歌人hobohobo氏は一首詠んでいる。
よい出来だと思ったが誰も褒めてくれないので、推敲したものをしつこく末尾↓↓に再掲してみた σ( ̄、 ̄=)


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[DATA]
ホープ軒 千駄ヶ谷店
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9
http://www.hopeken.co.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/_i5fBY3a5Q0



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令和への 槌音響く 首都(メトロ)にて 昭和をすする 平成の終(しま)い ――2019.04.15


言い訳… 【村山ホープ軒 東大和店】

2021.12.28

 こう寒いと気弱になっていけない。
あったかいものでも食べて心の安寧を図りたい。
身も心もあったまるたべものといったら、ラーメンを措いてないでしょ🍜


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…と書いているが、お気づきの方もいるかもしれないが、寒いといってはラーメンを食べ、暑いといってはラーメンを食べ、陽気がいいといってはラーメンを食べ、雨が降った風が吹いたと年中ラーメンを食べ、このブログはその言い訳集のようなことになっている。


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なぜ言い訳が必要か。
ラーメンを食べることに罪悪感があるからだ。


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ラーメンはなにかとよくないイメージで捉えられがちである。
昔は主に塩分とカロリー、いまはそれに糖質とグルテンというネガティブ要素が加わった。
体によくないたべもの代表… みたいな。


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自分はそういうことはあまり気にしないが、それでも言い訳をする。


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「またラーメン食べたの…?」と眉をひそめる家族がいる。
理論武装を試みる小馬鹿にされる系男子。

「いやいや、こう寒いと気弱になって…」


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いつもの「村山ホープ軒 東大和店」。
いつものラーメン+もやし。
もやしは免罪符的な (;^_^A

身も心もあったまるなぁ…(笑)。


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たぶん今年最後の仕事を終わらせて食べに来ている。
今年もうまかった。


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[DATA]
村山ホープ軒 東大和店
東京都東大和市南街4-13-12





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Q0Lg_ISGGW4



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庭のシモバシラ


朝ラーといえば… 【中華そば 大和】

2021.08.03

 市場というといまだに築地を思い浮かべるワタシ。
昔、築地場外市場を紹介するテレビ番組には必ずといっていいほどラーメン店が登場した。市場は朝が早いのが基本。築地でラーメンといえば、必ず朝ラーなのであった。

近所の市場にラーメン屋さんができた。
朝8時からやってるらしい。
朝ラー、いくしかないでしょう (≧ω≦)b


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東久留米卸売市場内の「中華そば 大和」は昨年12月オープン。
以前「Cafe漕人」の入っていた小間で、そのカフェに入った一度きりの機会にとても楽しい時間を過ごさせていただき、この市場が好きな理由の一つになっている。
なのでこのラーメン屋さん、はじめから好印象をもって迎えられたという。ワタクシ的に。


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10:10市場到着。
朝ラーメンと呼んでいるが、早めの昼ごはんである。朝ごはんはちゃんと食べているのでブランチとも違う。
密を避けるとかいろいろあるけど、そうまでしてラーメン食べたいか? と ヾ(・ω・o)


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券売機で食券を買って隣の小窓に提出、引き換えに番号札を渡されて右手のイートインスペースで待つというシステム。


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ラーメン3種類から、基本味っぽいいちばん左の白醤油煮干し中華そばをポチッとな。
麺は細ストレート麺or極細ちぢれ麺から、ストレートを選択。


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カウンター立ち食いスタイルというのも市場っぽくてテンション上がる。
スペースは狭いがキャパ5人で余裕をもって配置してあり、間仕切りもていねいに施されている。


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煮干し中華そば(白)は、白しょうゆの透き通ったスープ。
トッピングはほろほろチャーシューと極太メンマ、九条ネギ、ノリ。


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煮干しは長崎県産と瀬戸内海産のカタクチイワシのブレンドとのことで、淡麗な白しょうゆに対して強すぎず優しい風味が香る。


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麺は札幌の西山製麺製。黄色くゴワゴワという西山のイメージとは異なり、ストレート麺はモッチリ感があって、好みとしてはこっちの選択で正解だったと思う。


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スープはいつまでも熱々で、暑さボケの体に一発かまされるよう。
さすが朝ラーのメッカ。極意は心頭滅却の精神にあり… とみた。


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[DATA]
中華そば 大和
東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
https://tokutoku-ichiba.or.jp/?page_id=10079





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/uCg2BoKiuOM



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家の守り神


狭山丘陵花紀行からの… 【峰英軒】

2021.05.30

 3本前の記事に、Instagramでテーマを決めて統一感を出すということを書いているが、自分がそういうことをやっているわけではない。僕のはむしろトッチラカッてる。

要するに、テーマというのは各人の趣味を指している。
趣味や興味の対象は一つではないし、アレとコレはまるで隔たった世界のようでいて、自分の中では結び付いているかもしれない。
こてこてのとんこつラーメンの帰りに野の花を愛でることもあれば、ぎとぎとのとんこつラーメンを食べて世にも美しいファンタジー小説を思い浮かべることだってあるかもしれない。



https://youtu.be/JZF1xUrD_Fg


ブログにしても、末尾に張る音楽動画を探しているときがいちばん楽しいし、僕自身にとってこのブログはグルメ情報というより好きな音楽にインデックスを付けていつでも聴ける状態にしておくツールという位置づけになっている。

というようなことで、それもこれも…
♪When I shout it out loud ~ (ハイッ!)いっつまいらーい♪
というのがワタシの考えです。


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長い前振りになってしまったが、インスタは見つけた花を記録するのに重宝するということが言いたかった(笑)。

先週ウメガサソウの写真をアップしてハッシュタグを開くとサイハイランの写真を一緒に上げている人が多い。
あ、同じ時期(つまり、今)なのか… とアセッた。
これまでサイハイラン(の葉っぱ)を見つけた中でいちばん確実そうな野山北・六道山公園に行ってみることに。


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ミズバショウ(栽培、左) ヤブレガサ(右)


普段なら自転車で行くところ、午後雷雨の予報が出ているということで、車で野山北公園まで。
これがすごく楽チンだ(当たり前だ)。


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カタクリ群生地の斜面につくられた取り付き道から尾根道へ。
まずは去年11月に狭山丘陵を1周したルートを逆回りに歩き始める。


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このあたりにはカンアオイやチゴユリ、ギボウシ類が多く、ラン科ではキンラン、ギンラン、オオバノトンボソウなどが見られる。
が、比較的どこにでもある印象のサイハイランであるが、いざ探すとまったく見つからないのである。


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出会いの広場

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オオバノトンボソウ(左) カンアオイ(右)


それでも森の中を歩いているだけで気持ちいいので、目的はともかく十分満足。思いがけずエイザンスミレの群生地を見つけ、来年の楽しみもできた。


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六地蔵

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エイザンスミレ(左) ヤブラン(中) サイハイラン(右)


上ってすぐの広場で地図を見て須賀神社の奥の院から里山民家に下るルートをとることにしていた。
その分岐の直前で、ようやくサイハイランに出会う。1株見つけたら次々に出現。


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残念ながら花は盛りを過ぎていたが、なんとかぎりぎりインスタ投稿に絶えられるコンディションではあるかな。そもそもこういうしなだれたような花だし…。
サイハイランは采配蘭と書き、花の様子を戦場で軍勢を率いる際に用いた指揮具“采配”に見立てたもの。


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分かれ道を右へ

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里山民家は今年の春先に偶然見つけた施設で、隣接する岸田んぼとともに日本の里山風景が再現された素晴らしいスポットである。


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コロナが明けたら一緒に行こうと言っていたのでちょうどいいや… ってぜんぜん明けてないけど。


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田んぼでは子どもがチョウチョ追っかけたりザリガニ捕まえたりしてます (≧∇≦)b


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縁結びの須賀神社にお礼ともう一案件のお願いを兼ねてお参りして、さて昼ごはん。


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ここから野山北公園の駐車場まで下の道のルート上にあるお店は、うどん、ラーメン、うどん、うどん、うどん…。


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1軒目のうどん店が定休日で、2軒目のラーメン店は青梅街道に電光看板が出ていて遠くからでもやっていることがわかる。


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ここまでけっこう歩いたし(あとで測距したら5kmちょっと)、時刻も11時半。
腹が、減った……


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「峰英軒」は“神社ラーメン”の愛称で親しまれている。
1300年前に創立された古社・十二所神社の外門の後ろに店を構える門前の“中華”そば屋である。
こちらも相方が興味を示していたお店だが、自転車ではちょっと遠くてどうか…? となっていたので、今日はちょうどよかった。


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これまで2回入っていずれも僕以外に客はいなかったが、今日はほぼ埋まっている。
ほとんどが常連さんだ。


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混んでいてもお店のおとうさん、おかあさんはパニックになることなく粛々とこなしており、これが通常の神社ラーメンの姿なのであろう。


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注文は、僕がラーメンとカレーライスセットで、相方がつけめんコロッケ付き(ゴマ汁、小1玉)。


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つけめんは麺の量が大中小とあり(値段は同じ)、小ではワリが悪い感じもあるが、ほかのテーブルの料理を見るとどれもすごい量である。
はっきり言って、普通の人は小で正解。

で、僕のセットは大丈夫か… (・Θ・;)


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鶏ガラスープに細縮れ麺の小池さんのラーメン的ラーメン。肉は見つけられなかったがじゃがいもゴロゴロがうれしいリンゴとハチミツ的あまーいカレー。昭和の大衆食堂にタイムスリップしたような感覚。
内容は満足だが、量はさすがに多かった。


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十二所神社にお参りして野山北公園へ。
コロナ禍で街に行かなくなり、その分こっち方面に来ることが増え、狭山丘陵は家の裏山に近い感覚になってきているかも。
健全といえば健全なライフスタイルであり、これもIt's My …?


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[DATA]
峰英軒
東京都武蔵村山市三ツ木5-13-1





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/vx2u5uUu3DE


実はホスピタリティに優れた… 【上海亭】

2020.12.16

 “コロナの功罪”という言葉をよく目にする。
命にも関わる疫病そのものに“功”などあろうはずもなく、これは感染拡大によってもたらされた社会変化の良い面・悪い面を指しているのはもちろんだが、社会科学的アプローチとはだいぶヒエラルキー的にあれだけれど、こんなブログで扱うネタにもコロナの功罪は現れている。
前記事がまさにそうで、郊外へ移転する店舗が増えれば、消費者にはありがたいが地域市場の競争が激化する。物事の二面性というやつ。


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飲食店では昼業態シフトも進んでいる。
これも功罪あろうが、夜に外食をしない人間としては素直にうれしい。居酒屋のランチや弁当は非常に魅力的だ。


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いつも閉まっていてやっているのかやっていないのか…? と思っていたが、たまたま夕方に通りかかったら力いっぱい営業中でモヤモヤさせられた、ということがときどきある。

久米川駅南口の中華料理店「上海亭」が、まさにそんな夜型モヤモヤ型のお店。
通常の営業時間は18:00~ という感じだが、コロナ禍で昼もやるようになっている。これはぜひ入らなければ。


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それからずいぶん日がたってしまったが、いざ入ろうとなると二の足を踏む。
飲み屋でもないのに夜しかやっていない、つまり地域に半分しか扉を開いていないともいえる。かなりクセの強い人のやっているお店なんじゃないの?


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意を決して入ってみれば、それはまったくの杞憂。とてもホスピタリティ精神に優れた店主のお店なのであった。

このお店は和式のいわゆる街中華だとずっと思っていたが、店主はたぶん中国系の方。
店の装飾に中華横幕、ランタン・提灯、吉祥図案、房飾り… といった、急増している台湾系料理店の要素がなければそういう印象になるのが不思議だ。
ご主人は実際、完璧に近い日本語を話し、物腰も気のいい日本のおじさん風。まさに古きよき街中華的なのであった。


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店名に従って、ラーメンと上海餃子のセット(ラーメンはBの豚骨を選択)と、もう1品は上海焼そばに。
ちなみにもう一つ候補に上がった上海そばとは、油そばのような汁なし麺とのこと。
「ただし、背脂を使っていないところが違います」(店長さん)


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手際がよく提供が早いというのは、おいしさのバロメーターかも。
焼きそば、あっという間に来る。


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メニュー表には塩味と書いてあるが、しょうゆ色にしか見えない。
オイルや調味液の色だろうか?


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野菜たっぷりで、肉は塩豚かな、ひと手間かけてある。
焼きそばのこういうエキゾチックな甘い味付けが、大好き。


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豚骨ラーメンは、くどすぎずコク・うま味のバランスの絶妙なスープ。
過剰でないところが、いまどきは貴重かも。


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上海餃子は大ぶりでもちもち系の餃子。
具は野菜主体だが、1個でも食べ応え十分。


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上海餃子と並んで上海春巻が訴求されているが、実はワンタン押しの強いお店のようだ。
豚骨味の上海ワンタンメンがすごく気になる。


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ホテルのドアマンといったらあれだが、接客が洗練されている。
味もよく、もったいないので、収束後もぜひ昼営業を続けていただきたい。


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[DATA]
上海亭
東京都東村山市栄町2-9-5





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/HBLAamIlxy8



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国分寺市戸倉


謎も多いが魚はうまい! 【俺のめし】

2019.04.23

 えー… 俺の株式会社とは関係ございません。たぶん… σ(^_^; ) ポリポリ


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場所は清瀬市役所の北、柳瀬川の河岸段丘の上を走る柳瀬川通りという道沿い。
写真の案内標識は旭が丘交番前交差点のもので、右に上れば旭が丘団地、左に下れば台田団地。
はっきりいって、辺ぴな土地である。


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この旭が丘通りの坂の途中にいくつか気になるお店があって、たまに様子見にやって来ていて、この「俺のめし」を発見したのが去年。
俺の…? ネタ系? ヾ(^o^; ) ォィォィ
というのが第一印象。誰だってそう感じると思うけど。

北多摩には無人野菜スタンドが多いが、以前、青梅街道小平上宿三叉路あたりに「俺の_直売所」という継ぎはぎの幟が出てたな(笑)。


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あとでちょっと調べたところ魚料理中心のお店らしく、こんな内陸の奥地で…? と、それはそれで意外性があって印象に残っていた。
今日は魚を食べたい気分で、こちらを思い出した次第。


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第一印象のままに、やんちゃ系のニーチャンまたはオッチャンがやってるものと思い込んでいた。誰だってそう思うと思うけど。
入ってみると、おばちゃん2人体制。
店内は小ぎれいで、4人掛けテーブルが2卓、小上がりに座卓が2つ、変則のカウンターに4席。
海鮮丼920円を注文。


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立地的には郊外型だが、駐車スペースはほんの数台分しかなさそう。先客・後客ともご近所さんっぽい常連客だ。
何かとお店のイメージがつかみづらいのは、僕自身にこのあたりの土地勘がないから。後背地の人口動態や産業構造がわからなければ出店背景も見えてこない。


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しかし魚のおいしさは確かなものがあった。
海鮮丼はネタ数も多く、覚えているだけでマグロ、白身(タイ?)、サーモン、エビ、赤エビ、サバ、コハダ、イカ、アナゴ、玉子、かんぴょう…。どれも鮮度抜群である。


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これまた意外なことに、この記事を書きながら写真をチェックしていて、ホームページの案内の張り紙を見つけた。で、案内に従って“清瀬市_俺のめし”で検索すると、ちゃんとしたHPなのである。意外だ…。


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HPには「静岡手石港/伊豆高原/千葉銚子港の漁師さんの一本釣りでの契約をしており網取りとは違う味を堪能してください」とある。なるほどなぁ…。
魚のおいしさの理由はわかったが、でもなぜこんな場所で…?


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調理担当のおばちゃんがTVの旅番組を見ながらこう語った。
「でもね、江の島のシラス、おいしいと思ったことないの。あそこのはセグロイワシのシラスだから苦味があるのよ。シラスはマイワシじゃないと」
目利きのスキルを物語っているんじゃないだろうか。


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[DATA]
俺のめし
東京都清瀬市旭ヶ丘1-232-1
https://www.orenomeshi.info/



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/vx2u5uUu3DE


惜しみなくRockなホスピタリティ 【Cafe漕人】

2018.07.22

 前回の続きになるが、「手しごとフェスタ2018」の工作が終わったのが11時すぎ。
この清瀬・東久留米・東村山の狭間地帯に飲食店はほとんどない。とりあえず涼んでから考えようと、意外に近い東久留米卸売市場(得得市場)に向かう。


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日曜日の市場は自主営業となっていて開いている店もあるが、鮮魚・鮮魚卸しが閉まっているのでまるで活気がない。ほかにもシャッターが目立つ。


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食堂2店は営業しているが、実はもう1軒、食事ができるお店がある。
今年1月に店名が変わった「Cafe漕人」(こぎと、旧店名「COFFEE市衛門」)。


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一応、営業時間は8:00~14:00らしいが、ここも昼すぎには閉まっていることが多い印象で、まさに市場ノリの喫茶店。
意外に時間が早かったからか、今日は開いてるっぽい。
せっかくの機会だから入ってみることにした。


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Curry and rice ¥400 トッピング 目玉焼き、チーズ、ウインナー all ¥100(左)、Toast set セルフサーブドリンク付き ¥400 open~10:00 モーニングサービス ¥350(中央)、ハッシュドビーフあります ¥500(右)


マスターは年配の方とばかり思っていたが、近くで見るとけっこう若い。僕ら世代じゃないかと思う。
鋭角三角形の店内、壁に面したカウンター5~6席と小さな丸テーブル1つ。
テーブル席に着き、カレーライス400円とハッシュドビーフ500円を注文。


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先客はなく、マスターはまずBGMをかける。環境音楽的な落ち着いた選曲。
店の右隅にはギターが置いてあり、このへんのノリは環境音楽BGMのお店っぽくない。音響機器も楽器用アンプのようななじみの薄いものがメイン。


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赤い筒形の機器に興味を引かれたワタクシ。
最近のオーディオの形状は、われわれの認識を超越するものがあり、こういうスタイリッシュなスピーカーシステムなんか、いかにもありそう。


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「それ、かき氷器です」と、厨房からマスター。
どたっ (ノ_ _)ノ


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「粗く削れるので外で食べるのにいいかなと。こう暑いと、きめ細かい氷だとすぐ融けちゃうんですよ」

なるほど、隣に手回し式のかき氷器がある。
写真を撮っていると、「ちょっと待って」と、マスターはもう2台かき氷器を並べる。かき氷器コレクターの一面(笑)。
一見、斜に構えたキャラのようで、このマスター、いろいろおもしろい。


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手づくりっぽいピクルスに続いてハッシュドビーフ。
タマネギの甘さが優しく、上からかけたクリームがコクをプラスしていてなかなか本格的。


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「子どもでも食べられるように甘めに作ってますから、お好みで」と、LEA & PERINSのウスターソースが一緒に出てきた。
ヴィネガーの酸味とスパイスの刺激で味に変化がついてさらに楽しめる。


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カレーは具がごろごろの懐かしい昭和な黄色いカレー。午前中の工作教室から、まだまだ夏休みは続いている。
ポークがとろとろで、ゆっくり煮込んだ手づくり感がいい。豚肉たっぷりでこの値段は驚きだ。


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「あとでかき氷、お試しで出しますから、食べ比べてみてください」とマスター。
なんか楽しそうなことになってきた(笑)。


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まず先ほどの筒形機器の実演。お試しというわりに、ちゃんと量がある。
「あとは勝手にやって、と、普段はそんな感じで(笑)」とシロップを並べる。言われたとおりセルフで抹茶をかける。これは、ぶっかきまたはかち割りというタイプ。


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続いて厨房よりきめの細かい氷が来る。これはもうレギュラーサイズといえるほどの量だ。こっちが手回し式のもので、王道のイチゴミルクに。


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僕はかき氷を食べた記憶が30年以上も空白なのだが、「手しごとフェスタ」に続いて今日2回も食べているという不思議。
練乳の味は、40年も記憶をさかのぼらせる力があるんじゃないか? とか思ってしまう。


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「バンドとかやられてるんですか?」と聞いてみる。
「バンドといえばバンド。メンバー1人だけど(笑)」
「全部の楽器弾けるとか?」
「いや、いまはけっこういろんな音源あるんですよ。たとえば…」
とギターを構えてオーディオを操作。これはギターパーツを抜いた、いわゆる“スーパーロッカラ”という音源?

聞き覚えのあるイントロが流れる。
「あ、Livin' on a Prayer」
「イエー!」


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折あしく男子小学生2人兄弟が来店。ロック魂に火が付いちゃったマスター、これを完全無視(笑)。
観客が2人から4人に増えたが、小さい2人は観客というよりカウンターの片隅で身を寄せ合って嵐が過ぎ去るまでジッと耐え忍んでる感じ。このおっちゃん、ときどきこうなるんだよな… と。
マスターはプロ並みの腕前でボン・ジョヴィメドレーを弾きまくる。どれくらいうまいかというと、リッチー・サンボラくらい。
ギター弾きながら、少しずつ音量を上げていく。通路を行き交う人々がおもしろそうにこっちを見てる。これが許されるコミュニティって、いまどきめったにない。
いやー、おもしろかった(笑)。


180722 cogito-29


演奏を終えたマスターは、真っ先に小さい2人に声をかける。
「お母さん情報では、お兄ちゃんはハッシュドビーフ好きって。食べてみる?」
コクコクとおにいちゃん。
お母さんが市場で働いている家庭の子という感じ。

厨房で調理中のマスターに向かって、おとうと君がか細い声で「…アイスコーヒー2つ」
「何か言ってるよ」と僕。
「アイスコーヒーだって」と相方。
「言ってあげたほうがいいんじゃないの?」
「…アイスコーヒー2つ」
「はいよ」とマスター。
注文、通った。

しかし、ハッシュドビーフと一緒に運ばれてきたのはオレンジジュース。
「アイスコーヒーは却下。野菜不足になるからね」
このマスター、めちゃめちゃいい人じゃん。


180722 cogito-15


ギター演奏は東大和のライヴハウス「Cafebar COO」で飛び入りで披露することがあると。
「あそこは年齢層が高いから、浮きまくってるんだけどね(笑)」
目下、フォークソングのレパートリーを仕込み中とのこと。フォーク世代はぜひ「Cafe漕人」へ。

これだけ食べて、聴いて、笑って…。
充実感、お得感、はんぱない。


180722 cogito-31


[DATA]
Cafe漕人(こぎと)
東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
https://tokutoku-ichiba.or.jp/





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=lDK9QqIzhwk



chat180722-2-33.jpg
◆ 猫写真はこちら その1 その2


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