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自粛の中に少しの贅沢を 【ダイヤ寿司】

2020.05.07

 娘が泊まりに来るというので、夜はすしにすることにした。
いま、市内のおすし屋さんの多くがテイクアウト限定商品を売り出しており、それがものすごいお値打ち価格だったりするので、客としては申し訳ない気持ちにもなるが、どれもこれも食べてみたい。
そんな中で今回選んだのが「ダイヤ寿司」。


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優良店の多い市内すし屋の中でも屈指の人気店というのもあるが、いまこのお店ではInstagramでほぼ毎日“お魚クイズ”をやっていて、これが非常におもしろいし勉強にもなる。
正解者にはその魚のにぎり1貫がサービスされるというもので、ちょうど出題中のクイズを当てる自信があったと。


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「松にぎり×3、いなり寿司2コセット×3、お魚クイズの答えは… イサキ?」と、注文内容を相方とLINEで共有。
ちなみに、いちおう連休明けであるので僕は多忙を極め、相方は1カ月ぶりくらいで出勤している。
昼の営業時間11:30~14:00の間に電話で予約して、夕方の開始時刻17:00にとりに行く。大将は握り場で黙々と仕事をされていて、にぎりたてをそのまま持ち帰る感覚だ。


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松にぎりは、マダイは皮霜造りで、エビはボタンエビ? というあたりがぜいたく感いっぱい。
マグロは赤身も中トロもうま味濃厚、極上のおいしさだ。


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いまだけサラダ付きで、茨城のシモタ農芸の野菜とみそドレッシングが評判の海鮮サラダを自宅でいただけるのはうれしい。


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いなりセットはホタテ時雨&五目。
江戸前ずしのお店のいなりというのは、やっぱり気になるだろう。
キホン甘辛味のいなりに甘辛い具であるが、このいなりは揚げがあっさり炊いてあって全然くどくない。具材の味が引き立って、ぜいたくかつ食卓も華やぐおいなりだ。


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漆器に盛り付けてみた


お魚クイズの答え、イサキのにぎりは3貫も付いてきた。3人分の注文だろうからと、そういう言わず語らずのうちに… みたいなサービス精神って素晴らしいと思う。

「このイサキは脂ののりがすごいです」と大将。
イサキの脂はブリ系などより軽い感じで化学的に正しいかわからないが不飽和度が高そうで良質っぽい… と勝手に考えているが、ここまで脂ののったイサキは食べたことがない。
皮目を香ばしくあぶってあって、絶品。これがサービス品とは…!


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自粛生活が続くと気持ちもしぼみがちになるが、戦時中じゃあるまいし食べることのぜいたくまで慎む必要はまったくないのである。
食を楽しむことは生きることそのものだから。


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[DATA]
ダイヤ寿司
東京都東村山市栄町1-16
https://daiyazushi.jimdo.com/





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マイベスト家系… 的な? 【洞くつ家】

2019.12.26

 家系ラーメンは好きなジャンルだが、当ブログでこれまで取り上げているのは「伝家」「大山家」のみで、今回の「洞くつ家」が3店目。ブログの日付的にはもうじき丸3年になるので、ざっと1年1回ペースときわめて少ない。なぜか?
なぜだろう… σ(・・ ?)


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“家系というより資本系”と揶揄されるように大手外食産業の参入が進み、家系ラーメン自体のイメージが変わってしまったということはあるかもしれない。セントラルキッチン=工場でつくったものを“家”と言って出されてもなぁ…。


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と、いまや全国どこでもチェーン店を見かけるらしい“家系”ラーメンだが、20年前は都心でもまだ珍しい存在だった。ましてや多摩地区となると、20世紀にすでに存在していたのは、知る限りでは上記「大山家」(1997年創業)と「武蔵家」(1999年創業)の2店のみ。


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2003年、その「武蔵家」から分かれて同じ吉祥寺に出店したのが「洞くつ家」。
家系の源流である新杉田「吉村家」から派生した「六角家」直系で、いまも入り口に“横浜六角家姉妹店”の看板が掲げられている。


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券売機の下のほうに、“ランチタイムサービス:ラーメン一杯につき、いずれか一品(ライス・キャベチャー・味玉)サービス”の案内がぶら下がっている。これはうれしいサービスで、ちなみにキャベチャーとはキャベツとチャーシューをゴマダレであえたもの。


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ラーメン750円の食券と、味玉の黄色の番号札を、横に待機している見習い風の若い店員さんに渡す。ここで好みを聞かれ「薄味」と申告、指定された席に着くやいなや配膳台に味玉の小鉢が載り、その2分後には「薄味、お待ちどお!」ドン! という、実に小気味よいテンポで事が運んでいく。


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スープは以前と変わらず家系としてはすっきりした味わいだが、薄いというのではなく洗練度が高いんだと思う。豚骨と鶏油の香りのバランスがいい。


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麺はやや平打ちの縮れ麺で、短めなのが特徴。以前は硬めで頼んでいたが、コシのしっかりした中太麺なので、自分的には普通でちょうどよい。


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チャーシューはしっかりした肉質の残っているタイプ。ノリとホウレンソウは家系に必須だが、くたくたのホウレンソウという店が多いなか、こちらはかなりシャキッとしていて好ましい。
ちなみに、以前デフォでのっていた山くらげが、このスープと抜群に相性がよかった(いまは追加トッピング)。


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というように以前はよく入ったお店で、どれくらいよく入ったかというと正月に入って年賀タオルをもらったというくらい。コウモリのキャラクターの刺繍が入ったしっかりしたタオルで感心させられた。
その翌年か翌々年にもまた正月に入り、やはりお年賀の金太郎あめをいただいている。


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僕の入るようなお店で三が日に営業していたのはここくらいという事情もあったが、客を大切にするお店という印象が強く残っている。
年明けは2日より営業。
正月は何かサプライズがあるかもよ (^ ^)


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[DATA]
洞くつ家(どうくつや)
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-4





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ひの食堂のオススメは? 【ひの食堂】

2017.08.07

 東村山の人気店「ひの食堂」の数多いメニューの中で、一番のオススメは? と聞かれたら、答えるのはそう簡単ではない。自分自身、いつも注文がばらけるし、周りの客を見ていても偏りなくいろいろな品が出ているように思う。主観的評価からも客観的指標を見ても、これといった決め手がない。
でもそのような質問は、初めて入るのに何を注文したらいいか、というような場面でのことが多いと思うので、それならば、と答えるのが海老フライ焼肉定食である。


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これはそのものずばり、海老フライ定食と焼肉定食のハーフ&ハーフである。フライものとソテー系が一度に味わえるということで、初回向けにはうってつけだ。
この焼肉半量とフライの組み合わせ“〇〇フライ焼肉”はひの食堂の定番シリーズで、フライの種類はカキ、海老、あじ、いか、若さぎの5種類あるが、ここは万人受けという観点から海老フライをお勧めする次第である。


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と、人にお勧めしておいてなんなんだが、僕自身はしばらく海老フライ焼肉を食べていない。一気にオススメの説得力が怪しくなるが、一方で、この店はかくも注文がばらけるという実例を身近にも見ることができるという話。
参考までにこの半年に食べたものは、いかフライ焼肉、レバーニラ炒め、カキフライ焼肉、肉野菜炒め、ポークソテー、肉ニラ炒め、と毎回違っている。


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というわけで本日は必然的にというか、海老フライ焼肉定食800円。
台風5号が迫るなか、空気はたっぷり湿気を含んで異様に蒸し暑い。冷房設備の整っていないひの食堂がどのような状況か危ぶまれたが、意外に不快感はない。涼しくはないが、暑さも感じない。これは昭和的納涼装置を代表する網戸の経験と実力のなせる業か?
客入りも冷房なしのわりにそう悪くはなく、テーブル席に2人、カウンターに3人。


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海老フライ焼肉は、海老フライ2本と焼肉3枚という構成。
海老フライは小ぶりだがプリプリで、なにより味が濃く香りが強い。このぐらいのサイズというのは、おそらくいちばん普通にいろんな場面で食べていると思うんだが、いったい何が違うの? というくらいにおいしい。気取らず卓上のソースで食べて、ワンランク上の味である。

焼肉はこの店の3種類の豚肉のソテー料理(しょうが焼、ポークソテー、焼肉)の中でも特に庶民的な扱いだが、クセになる味わい。いつも思うんだが、味の秘密は砂糖の使い方だろうか。カラメル化させるとか? あと、鉄製炒め鍋を扱う熟練の技による香ばしさ。


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人に勧められるほどこの店でいろいろ食べているかというと、少々心もとなかったりする。そう思ってメニュー写真を見返していると、食べようと思って忘れていたものなんかを思い出す。次回はしばらくぶりにチャレンジングに臨みたいと思う。


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[DATA]
ひの食堂
東京都東村山市本町3-18-2





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約束の半マーボ 【揚子江】

2017.06.28

 久米川界隈で最もディープな中華屋「揚子江」。
外観は、まあこのぐらいの状態はなくもないな… というレベルの老朽ぶりだが、中がすごい。どうすごいかって、コンクリートむき出しの床とかベニヤの壁とかのインパクトがすごい。ほかにも、まあいろいろ。
去年初めて入って、本日は2度目の来店。


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食べ終えて出てきた人と入れ違いに入って、客は僕1人。
店主は「ちょっとこれ置いてくるから」と言って、僕と入れ違いに出前に行ってしまった。


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4卓のテーブル席のうち、手前左に座る。注文をとりに来たお店のおかあさんに、(間違えられないように)入り口のガラス戸に裏返しに透けて見える張り紙を指さしながら、「炒飯半マーボ」と告げる。
おかあさんは材料の下ごしらえをしたあと、こっちに出てきてエアコンの前でリモコンをいじってる。そういえば冷房が効いていないようだが、そのおぼつかない手つきに不安がよぎる。


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店主、速攻で帰還。
「急いでます?」と聞かれ、「大丈夫」と答える。

「カッパ脱がさせて。もう汗だくで」と店主。「雨の日は嫌んなっちゃう」
「もう雨上がってますよね」と僕。「どのへんまで出前に行くんですか?」
「そんな遠くは行かないよ」
「そのへんのアパートとか?」
「いまね、アパートの人、あんまり食べられないの」
「ああ、高齢化で…」
「それと、コンビニできちゃったから、アパートの人ほとんど来ない」


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冷風が流れてきてホッとしていると、いったん厨房に入った店主が、「冷房効かないって?」とかおかあさんと話しながら出てきた。それでさっきリモコンいじってたのか。
「効いてる効いてる」と僕。
「効いてる? ほんとに?」と店主。「買ったばっかりなんだけど、なんだか調子悪くてさ」
「さっきいちばん暑いときに入ってきたお客さんに逃げられたの」とおかあさん。「暑い暑いって」


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ようやく腰を据えて調理に取りかかる。
注文は炒飯半マーボ850円。


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まず炒飯とスープが出される。前回も思ったのだが、この炒飯は僕の好みのど真ん中だ。最近いろんな炒飯を食べているが、味付けはここがいちばん好きかもしれない。
具はチャーシューと卵のみ。パラパラでフワフワな仕上がり。


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続いてマーボ豆腐。
ツルンとした絹ごし豆腐に片栗粉のとろみの感じは、和風というか家庭的な味を連想させるが、食べてみると家では出せない味。
具は豆腐、ひき肉、干し椎茸、香味系はほぼショウガのみ。花椒を効かせた本格四川とは別物だが、使うみそや酒が違うのか、そのシンプルな材料でしっかり中華の味である。唐辛子の辛さがあとでちょっと来る。
ただ、味付けが濃いので、炒飯より白いご飯がほしくなる。


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実は前回、この炒飯半マーボを頼んで違うものが来た。店主が激怒し(オーダー間違えたおかあさんに)、われわれがなだめるはめに。僕は間違って出てきた8割チャーハンラーメンセットで満足したのだが、店主は支払いのときもまだぶつくさ言ってる。
「食べたいもの食べられなくて悪かったね。いつも言ってるんだけどさ、集中してないから間違えるんだよ、まったく」
「いいからいいから。今度マーボ食べに来るからさ」


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そう言って、7カ月が過ぎてしまった。
もちろん店主はそのときのことを覚えていないだろう。でも約束が果たせてよかった。


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お勘定に席を立つと、厨房から出てきた店主がテレビを見始めた。日本陸上選手権の再放送。男子3000m SC決勝のいいところらしいので、並んで一緒に見る。最後の直線で1人が抜け出し、勝負あった感じ。
「いやー、富士通の人は強いねー」と店主。エアコンを指さして「これはダメだけど」
「富士通なの?」
「そう(笑)」


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[DATA]
揚子江
東京都東村山市萩山町5-2-5





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https://youtu.be/JxlLa1XC4x0


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