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ひと夏に一度は 【大丸食堂】

2023.08.05

 1週間前に書いているように、このところ早起きして自転車に乗っている。
記事には3~4日前からみたいに書いてあるので、今日まで少なくとも10日は続いていることになる。
目的は運動不足解消で、日中暑くて外に出られないから時間をずらしているわけだ(Instagram も参照ください)。

僕の働き方はコロナ禍の30年近く前からほぼテレワークで、ネット環境の整った現在では家から一歩も出ずに暮らそうと思えばできる引きこもりハイリスク群であり、常にケアを意識しておく必要がある。


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こんな時間に活動するといろんな発見がある。

今日初めて新所沢街道を走ってみると、日中ひとけのない謎の施設に煌々と明かりが灯っていて、門の看板を見ると「東京多摩青果㈱」と、青果卸だったのね… みたいな。


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04:30 東京多摩青果


青果卸の隣の日中もひとけがある… というかよく利用してなじみ感のある「東久留米卸売市場協同組合(卸売市場)」は、その時間(04:30)はまだ開いていない。


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04:30 卸売市場


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10:40 卸売市場


帰りに卸売市場の飲食店で朝ごはん食べようかとそのとき思ったんだが、あとで調べるとその時間(06:30帰宅予定)には開いていないらしい(営業時間は「大丸食堂」07:00~、「海鮮市場食堂」09:00~)


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思い浮かんだからには市場メシ…!?
ということで、昼ごはんに再び市場へ。


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昼ごはんといっても11時前。
少しでも気温の低いうちにということで💦


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市場メシというか、思い出したら食べたくなったのがカツカレー。
ひと夏に一度は食べたい「大丸食堂」のカツカレー。


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「市場のおばちゃん食堂」から改称して5年、いまだ旧店名の看板のまま営業を続けるなか、おばちゃんのおばちゃんによる… 的な旧店名コンセプトに着実に回帰しつつある「大丸食堂」。


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コンセプトはどうあれ、料理のレベルは確実にアップしているはず。
なにしろずっと同じおばちゃんがやっているわけだから。


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カツカレーについて一考(過去記事のコピペ)

メニュー表的にカレー部門最上位に位置していながら、路線的に高級化するにつれ出現率が低下する、カツカレー。
“路線的に高級”とは、ホテル、欧風、中村屋… みたいな?
そのありようが、なにかと下品でB級と映る、カツカレー。

👉 カツカレーは、ただのカレーより高額であり、ただのカレーより低級である。



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[DATA]
大丸食堂
東京都東久留米市下里5-12-12 東久留米卸売市場
https://www.tokutoku-ichiba.or.jp/?page_id=885





[Today's recommendation]


https://youtu.be/hqqkGxZ1_8I



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新店オープン。06:00~ とのことで、市場食堂でいちばん開店時間が早い👍


変わらずに在り続ける 【珍来】

2022.06.21

 つい1週間前は長袖シャツの上に薄手の上着を重ね着したりしていたと思うが、なに? この寒暖差…!! 
「湿度も高くてムシムシするでしょう」と天気予報は伝えていた。
そのうえマスクの中はムンムンするでしょう。

先月買ったジーンズ、安かったのは秋冬物処分とか?
生地が分厚く、はいてるだけで下半身がムシムシ、ムンムン… ヾ(≧∇≦*) ヤメテー!!

自転車で出かけてすぐ方向転換し「東久留米ショッピングセンター クルネ」のユニクロで薄手の?ジーンズ買ってしまったと。


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クルネから滝山の商店街へ。


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ちょっと時間がかかって遅くなってしまったので、昼ごはんは近場で。
久々に中華料理店「珍来」へ。


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注文は、やはりみそラーメン。


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いちおう説明しておくと、「珍来」にはかつて支店があり、店主の高齢化に伴い後継者として支店の弟を呼び戻した。その支店というのが西武柳沢の人気ラーメン店「ピリカ」で、ピリカのラーメンも食べられるようになったということで、当店は以前よりさらににぎわうようになったとか。このあたりの記事を参照していただければ)


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さっき注文したみそラーメンこそが“ピリカのラーメン”で、品書きでは“サッポロラーメン”がそれに該当する。


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「ピリカ」は一番人気のみそのほか正油、塩とあったので、“サッポロ”はそれらすべてを含み注文すれば普通に提供されると推察している。


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久しぶりの“ピリカの”みそラーメン。
昭和時代のみそラーメン。
元気が湧いてくる味。


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あと餃子。


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滝山名物特製手づくり餃子“一皿10ヶ250円”。
時代感覚がグラつくような価格設定だが、ついこないだまでこれが200円だった。
値上げしたとはいえ信じ難い激安価格には違いなく、昨今の物価高騰の折、頭が下がる思い。


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コロナ禍では宣言や重点措置の期間をきっちり休業していたため、こちらの足が遠のいてしまった。
困難な時代を経てなお変わらず在り続けていることに、ただただ敬服。


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[DATA]
珍来
東京都東久留米市滝山5-12-23





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/M9hcAA93N8c



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オオバノトンボソウ / 多摩北部医療センター


街ラー参戦!! 【本格麺工房 来良哲】

2021.08.28

 2週間前に続いて「ジョイフル本田 瑞穂店」へ。
「IKEA立川」で買った棚をキャットウォークの動線にと取り付けてはみたが、猫がまったく興味を示さない。もうひと工夫必要かも… のアイデア探し。また、猫が使ったら使ったで、そこから高窓の額縁に乗られるのも怖いので、その部分のケアも必要。
しばらくホームセンター通いが続きそう。


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昼ごはんはそのままジョイフル本田のフードコートへ。
はじめから決めていた行動。食べるお店も決まっている。


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そのラーメン店「来良哲」は以前、“狭山丘陵周回コースのラーメン屋シリーズ”ということで瑞穂町のラーメン店を網羅的に調べたときに見つけた。
なぜフードコートに興味をひかれたか。


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フードコート入り口の店舗案内には「まるよしファミリー 来良哲」とある。
この「まるよし」、なんと地元ラーメン店である。


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来る途中、車から撮っている


北多摩の街のラーメン屋がリンガーハットやはなまるうどんやKFCと同列に名を連ねている。
これは食べてみたい! と思わせるに十分であろう。


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メニューが多いので面食らう。
“当店一番人気”のとんこつらーめん+半チャーハンのセット850円に決めて窓口で申告。


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「ランチは11時からになりまして、通常価格ですと1000円超えてしまいますが…」と窓口のおにいさん。
あ、ランチメニューだったの? まだ11時前?


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ということで、とんこつらーめん単品590円に変更。
「餃子でしたらセットで50円お安くなりますが…」
「えーと、じゃ付けてください」と値段を見ずに1000円札を差し出すと、
「えーと、やっぱり1000円超えてしまいまして…」

いかにも不慣れな者どうしのやりとりがおかしくなって、餃子食べたかったわけじゃないしちょっと高いな… とは思いつつ、不足分の34円を小銭で払う。


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呼び出しベルを渡されてテーブルで待つ間、ふとスマホの時計に目をやると11:02となっている。ということは最初に注文した時点で11時2~3分前だったということ。
2~3分時間をつぶしてあらためてランチを頼むことをお勧めすることはできなかったのか? と釈然としないものもあったが、おにいさんの対応は明らかに親切心からのものなので腹が立つこともなかった。経験が足りないのだよ、人生の。


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紅ショウガは餃子に付くわけではなく、ラーメンにあとのせ用に一時的に置いてある


ラーメンは、(まるよしの正式名称「ラーメンショップまるよし」から)漠然とイメージしていたラーショのような東京とんこつではなく、博多系である。
不思議なことにこのかいわいのSCフードコートで過去に食べたラーメンは、すべて博多。
それには何か理由がありそうだ。僕サイドではなくフードコート側に。


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加水の少ないストレート細麺が博多っぽい。
スープはフードコートっぽいというか、○ま○っちゃんっぽいというか…。
理由…?


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餃子はかなり肉肉していて食べでがある。
この組み合わせは正解だったんだと思う。


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ちなみに相方の焼き肉丼もうまそうだ。


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[DATA]
本格麺工房 来良哲(くらてつ)
東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷442 ジョイフル本田瑞穂店2Fフードコート





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/GgnClrx8N2k




 プレミアム!
2021.06.07 肉のヤマキ商店 ジョイフル本田瑞穂/東京都西多摩郡瑞穂町殿ヶ谷442

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もう1品は「肉のヤマキ商店」のプレミアム焼肉丼。


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ほどよく焦げ目のついた香ばしい焼肉。大中小とあるサイズの中を頼んだが、十分なボリュームで大満足。


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懐かしの味に再会❗ 【くるま屋台GT】

2021.04.16

 ――「九州GTラーメン」は現在、西武多摩川線の多磨駅近くで、屋台風の店舗で再開したそうです。

10年ほど前、外食といえばラーメンばっかり食べていた時期があった。新規開拓するのではなく、決まった店10店ほどをローテーションしていた。
その中の1店が武蔵境の「九州GTラーメン」で、月イチくらいのペースで通っていた。2012年7月21日、閉店。

そのようなことを書いた記事に対して、ひそかにリスペクトするブログの作者さんから寄せられたのが冒頭のコメント。

九州GTが復活?
さっそくGoogle Mapsで検索。
多磨駅東口に「くるま屋台GT」というのがある。上記情報に照らし、これに違いない。一応、食べログ等で裏もとった。


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駅舎も立派になっていた


多磨といえば学生時代、クラスの友人が住んでいてよく泊まりに行っていた(まだ多磨墓地前という駅名だった)。当時の街並みなどまったく覚えていないが、おそらく激変している。
2000年東京外国語大学府中キャンパス開設、2001年東京スタジアム(味スタ)オープンと、駅東口エリアでは旧米軍施設跡地の大規模再開発が行われている。


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朝日町通り。ここを右に入る


その外語大の向かいに「くるま屋台GT」がある。


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奥の左側、青いのぼりのあたり


朝日町通りという大通りを少し入る。キッチンカーとテント小屋。
駅からごく近いが完全に住宅街なので、ちょっと異様な光景にも映る。


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キッチンカーのカウンターで注文。
頼んだのは、九州GTでそればかり食べていた、ラーメン。あ… あとサービス券で味玉のせてもらってたな。


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「武蔵境のGTさんですよね?」と、ネット情報だけでなく直接確認。「さんざん食べました(笑)」
「それはどうもありがとうございます」と店主さん。
ひと目見て思い出した。あー、この人だったのか、店主は。ちなみにGTは“グッドテイスト”の略。


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テント小屋で待つ。
ラーメン来る。
そのまま店主さん、ずーっとしゃべってる(笑)。


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もともと「松屋」から独立して牛丼屋としてスタート。牛丼&ラーメン時代を経てラーメン専門店へ。僕が通っていたのは北口のお店だが、当初は南口で営業していて、「そのころは『大龍』さんとウチしかなかった」
中央線の高架化が完工してまもなく閉店。


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「武蔵境をやめてすぐこっちって感じだったんですか?」
「いや、半年ぐらい休んでました。いまは道楽みたいなものです。年金も出てるし、自宅だから家賃もかからないし」
武蔵境時代、愛想のないおやじと思っていたが、非常に気さく、かつインテリジェンスに富んだ人物なのであった。昔の中央線沿線の飲食店事情など、知りたいことがあったらここに聞きに来ればいい。


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「武蔵境もずいぶん変わりました。いいタイミングでやめたと思ってますよ」
まったく同感です。


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で、ラーメンの味は?
ずっと会話しながら食べてるんだから、よくわかりませーん (;^_^A
いや、スープをひと口すすって、あ、GTのラーメンだ… と、しみじみ懐かしかった。そして、おいしかった。

真剣勝負で味わえ、などという求道的なのとはスタンスが異なる、“たかがラーメン”。
しかし会話の端々に“されどラーメン”の確固たる自信をのぞかせる。


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[DATA]
くるま屋台GT
東京都府中市朝日町2-20-19





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/FoNSFFhyEi8



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ムサシノキスゲ / 浅間山(府中市)


#茶色い食卓 【ラーメン 味六】

2020.05.29

 外食解禁となったら真っ先に食べたいものはラーメンだ。
テイクアウトが利かないから、(お店の)ラーメンを2カ月以上食べていないから。

いっぱつめに食べたいお店候補の一つが「味六」。


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先日、ふと思い付いた。
「味六」はつけ麺をやっている。つけ麺ならテイクアウトできるに違いない。
さっそく電話してみた。


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「いやぁ、そういうのはやってないですね」とご主人。「オカモチならあるんですけど。器を返してもらえれば」

岡持ちで持ち帰り…?
Uber Eatsよりかっこいいかも ( ̄∇ ̄)


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そのとき餃子ならパックで持ち帰り可能なことを確認してあったので、今日の夜は味六餃子でギョービーにすることに。
…が、夕方にかけて立て続けに仕事が入ってしまい、相方に買いに行ってもらう。


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持ち帰った袋の中身を見て驚いた。
メ、メンマが… w( ̄▽ ̄;)wオゥ!!


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おつまみと言ったらメンマ… となったらしい。
「それが200円っていうから、ビールのお通しくらいの量だと思って2つ頼んじゃったら…」
うーん、これ、200円の量じゃないよね…。


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「あと、メンマと合わせて1000円になるようにチャーシュー詰めてくだいってお願いしたら…」
チャーシューは12枚。これも、大サービスちゃうかな… ( ̄  ̄;) ウーン…


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おつまみセットとか晩酌セットとかのラーメン屋バージョン、僕はよくイメージできる。でもお店のほうでそういう備えがないらしいのだ。

冒頭の話からの一連の流れでおわかりと思うが、このお店はまったく商売っ気というものがない。
悪く言えば不器用だが、つまり実直である。
だからこそラーメンがおいしい。


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メンマもチャーシューも昔風の実直な味で、こんなふうに初夏の金曜の夕方に飲むビールのアテにぴったし。


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餃子は皮から手作りで、昔から味に定評がある。
それほど大きくないし形が整っているわけでもないが、食べてナットク。まさにこのお店的な質実剛健主義の餃子である。


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全部で2050円と、まあ、安いっちゃめっちゃ安いのだ。
2000円でいいすよ、と言ってくれた。


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おつまみセットの写真を撮っていて、ふと気づいた。
「なんで味玉買ってこなかったの?」
こちらのラーメン(中華そば)の味玉、あつあつ硬ゆでで大好きなのである。

商売っ気ないにもほどがある…
と、あまりに茶色い食卓を見つめる。


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[DATA]
ラーメン 味六
東京都東村山市本町1-4-5





[Today's recommendation]

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https://www.youtube.com/watch?v=Fmfi3UbDPnQ



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原色あんドーナツ図鑑 追補(BuFuUu


スープが自慢の“うまい・うまい”系…? 【さんちん 三鷹店】

2020.02.14

 ↑↑の日付は書いてある出来事の当日で、記事をアップした日付は文末に自動で記録されることになっている。で、上の日付が前の記事から3日も空いているように、今週はむちゃくちゃ忙しかった。11日を含めて。
月単位の仕事が多いので日数の少ない2月はだいたい忙しいが、それにしても… と不思議に思っていたら、いつの間にか祝日が増えてるのね。知らなかった…。


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ということで、金曜午前でようやくひと区切りついて、吉祥寺の「紀ノ国屋」まで買い物に行って、帰りにルート上のラーメン店へ。
一直線上に600mほどしか離れていないこのスーパーとラーメン屋の間には2000光年ほどの隔たりがある。路線的に。
♪It's so very lonely…


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少なくとも月に3~5回は前を通っているんじゃないかというこのラーメン屋、僕はずっと「ラーメンショップ三鷹店」だと思っていたが、入って、食べて、出て、その2日後に記事を書くにあたって基本データを調べようという段階になって初めて、違う店名であることを知った。
だってスタンド看板に“うまい・うまい”って書いてあるし、どんぶり浅いし…。


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正式名称「さんちん 三鷹店」。


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たしかに店内に飾ってあるボクシング選手のサイン色紙には“さんちんさんへ”と書いてあり、そういう名前のラーメン系列もあるから、この店は元は「さんちん」でラーショ傘下入りしたという経緯かとも思ったが、調べてみると「さんちん(珍珍珍)」自体がラーメンショップだったらしい。

このようにラーショにはいくつかのサブカテゴリーがあるようで、なかなか奥が深い世界なのである。


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注文はラーメン並500円。
この並・中・大という分類はラーショ系共通のようである「ラーメンショップ 小川店」「ラーメンショップ(国立)」「とんとんラーメン」「椿」参照)


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トッピングは、チャーシュー、モヤシ、ノリ、ワカメ、ネギ。
とろとろのチャーシューがおいしい。


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スープは「豚骨と厳選した海の幸・山の幸を30種類以上、長時間煮込んだパイ湯スープ」とのこと(HP参照)で、とろっとマイルドなあたりはやはりラーショの流れを感じるが、トッピングが全体に多くジャンキー寄りの部分がいい具合に薄まっているように思う。


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普段あまり使わないおろしニンニクをなぜか必ず投入してしまうのも、この系統の特徴かも。
中細やや縮れ麺はゆで加減もよく、量的には並でも十分満足できる。


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気がついたらコの字カウンターの向かいでご主人がラーメンすすってる。
その隣のお客さんと目が合い、思わずコクコクうなずき合うという、不思議な一体感が生まれるお店のようだ。


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[DATA]
さんちん 三鷹店
東京都武蔵野市中町2-16-1
https://sanchin.on.omisenomikata.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/nRc0yaMW7Mw



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江戸の草分 豊島屋の白酒(「紀ノ国屋 吉祥寺店」で購入)


Bランチふたたび 【笑顔(にこ)】

2020.01.30

 八坂商店会に先日オープンした食品スーパー「TAIRAYA」前の歩道を歩いていたら、無性に「笑顔(にこ)」の昔風ラーメンが食べたくなった。
なぜだろう?
不思議だ… (・◇・ )?


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毎日のようにお店の前を通っているのでそういうふうに感じていなかったが、「笑顔」に入るのは実は久しぶり。
調べてみると約10カ月も空いちゃってる。おかしいなぁ…。


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昔風ラーメンは、こちらのラーメン類の基本・定番商品。
昼どきにはその昔風ラーメン+もう1品(ご飯もの)というランチメニューが名物的に人気である。

もう1品は、各種炒飯など中華系をはじめ、カツ丼など丼物、煮込みなどの居酒屋メニュー、釣り好き店主厳選ネタの刺し身定食, etc.,… と実に幅広く、その多くがメニューに載っていない品であり、調理人としてのフトコロの深さに驚かされると同時に、品書きそのものが毎日サプライズの連続である。
それがAランチ。

一方、(セルフコピペで恐縮だが)輝きを放つAランチの足元にあって意外に目立っていないというか素通りしてしまっているのが、Bランチ。昔風ラーメン+カレーライス。日替わりのAに対し、Bランチは固定である。


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前回、初めて食べたBランチのカレーが予想以上にうまかった。
さて、本日のサプライズは… “チャーシュー入りニラ玉ライス”。
ね? なにそれ? 食べてみたい…! てなるでしょ?
こんな感じでいつも想定の斜め上を行っているのだ。

が、今日のは個人的にはイメージを結ばなすぎるかな… ( ̄ω ̄;)
再びBサイドでいってみることにしました。


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10カ月ぶりということは消費増税後初めてということであり、レギュラーメニューの価格が気になる。
メニュー表は内税表示から外税表示に変わっており、ものにもよるが50円程度の値上げが多いようだが、据え置きもある。


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一番人気の四川担々麺をはじめ酸辣湯麺、麻婆豆腐麺の“三大汗かき麺”がいずれも税込み950円と据え置き。すなわち本体価格は増税分値下げである。
売れ筋でそれって、粋な心意気じゃありませんか ( ̄ー ̄) b グッ!!


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昔風ラーメンは煮干だしの中華そばタイプで、オーソドックスでありながら進化系でもある。
食べるたびにおいしくなっている気がする。


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カレーはよく煮込んである、いわゆる二日目のカレーの洗練バージョンといいましょうか…。


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家庭のカレーのようでもあり、大衆食堂のカレーのようでもあり。
ラーメンに倣えば、まさに昔風カレーといえるもの。
ゆえにこのBランチの組み合わせは強固である。


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前々回予告している○○○○○○ラーメン、もう1年以上たってしまってるが、忘れたわけではないので…。
このような寄り道さえしなければ、次こそは… と。


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[DATA]
笑顔(にこ)
東京都東村山市栄町2-10-9
https://www.facebook.com/menhannico/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/3P0COo6jSlY
♪Smiling faces I can see, But not for me…
この名曲は『19回目の神経衰弱』のBサイドだ




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ショッピングプロムナード八坂(八坂商店会)の「丸正」跡に1月24日、「TAIRAYA八坂久米川店」がオープン


怒涛の 1 Coin Week ③ ――洋食屋の○○カレーが、まさかの… 【タニ洋食喫茶】

2019.08.23

 本日は給料日(=小遣い支給日)なので節約を続ける必要はなくなっているが、すっかりおもしろくなってしまって、この企画でいけるところまでいってみようともくろんでいるワタクシ (* ̄∇ ̄)/


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ワンコインランチといえば?
多摩六都方面で問い掛けて、必ず名前が挙がるかというとそうでもないが、知ってる人は知っている、マイナーながら孤高の存在感を放つ「タニ洋食喫茶」。


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新青梅街道「ドン・キホーテ東久留米店」のすぐ西、「島忠ホームズ小平店」の向かい。新青梅は普通、車で通る道なので、ほとんど人目に留まることはないと思うが、歩道にはいつも“500円ランチ”の立て看板が出ている。
そこから直角に緑道のような道を入ったところにお店がある。


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500円ランチは日替わりだが、レギュラーメニューも親子丼550円、カツ丼600円、ハンバーグステーキライス650円… と、キホン激安路線。


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本日の500円ランチはカツカレー。ローテ―ションの中でも特にハイコスパ感あるメニューで、ラッキー♪


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お店に入ると、カウンター中央でお食事中のマスター。若造(←わし)1人入ってきたくらいでは微動だにしない。


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ランニングシャツにねじり鉢巻(ちゃんと見てないけど、ほぼそんな感じ)の、マスターというよりどう見ても大将か親方という風情だが、おかみさん(ママさん?)が僕のオーダーを「マスター、カツカレーお願いします」と通しているので、マスターが公式呼称である。たぶん。

食事を終え、やおら持ち場に戻るマスター。
そこからけっこう時間がかかるので、カツの衣付けから始めるのだ、もちろん。


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まずサラダ。
500円ランチにしてしっかりボリュームのあるサラダがうれしい。こういうごくごくシンプルなフレンチドレッシングが、僕は好き。


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続いてカツカレー。
カレーをひと口。おぉっ、これは…!


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うまく言えないが… まず子牛の骨だけをオーブンに入れて焼き色を付けこれに香りづけの野菜と好みの香草を加え再びオーブンに入れ野菜にうすく焦げ目がつきかけたころあいに骨と野菜を水の張った深鍋にうつしいったん沸騰させ上に浮いたアクをていねいにすくい弱火にしてセロリ・ポアネギ・エシャロットにブーケガルニを加えこのまま10時間以上煮込み、しかるのち…… というような豊かな風味が口いっぱいに広がる… ような…?


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ともかく、洋食屋さんならではというような香りリッチ&豊かなコクのカレー。
カツは厚みはないが、揚げたて熱々感だけでも十分。


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いかに倹約・節約感を抱かせないか。
そこのところがワンコインランチの極意とみた。


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[DATA]
タニ洋食喫茶
東京都東久留米市前沢5-9-3





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https://youtu.be/RcZn2-bGXqQ


I see a ‘Naruto’ and want it painted black 【さんらいず亭】

2019.08.07

 自転車というものは走行中は常に風を受けているようなものだから、ちんたらこいでいる分には意外に涼しいが、その風が熱風となると…
5分で汗が噴き出してきました (〃゚д゚;A

漠然と所沢にでも行こうと思っていたが、10分で断念。
ちょっとコースを変え、志木街道から所沢街道へ。


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ということで、交差点近くの中華料理店「さんらいず亭」に入るという選択は突発的だが、近いうちに来なければ… と気にかかっていたお店ではある。


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東村山のご当地グルメとして認知度もアップしている黒焼きそば。
恒例の食べ歩きキャンペーンが6月から開催されているが、残り1カ月を切ってよしくんのツイートも追い込みがかかっている。


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このキャンペーンは毎年終わってから思い出すということが続いていて、今年こそは期間中に何店か回りたいと思いつつ、いまだ達成できていない。


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ざる中華のセットも気になるが…


そんななか、2日前によしくんがつぶやいていたのが「さんらいず亭」。
僕の中では黒焼きそばの基本。まずはここからというわけである。


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グランドメニューには載っておらずご主人に持ってきてもらった黒焼きそばの品書きには、単品とセットがある。それは以前と変わっていないし、値段も2年前と一緒。
一瞬躊躇したが、「セットで」と注文。


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黒焼きそばセットは、みそ汁(今日は中華風かき玉スープ)・蒸し餃子・俵おにぎり・お新香付き。


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このセットを食べるのは3回目。
軽い気持ちで頼んだ1回目はかなり苦労した。万全な状態で臨んだ2回目も、このブログでは「これはやっぱり食べすぎだ」と書いている。


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にもかかわらず性懲りもなく繰り返すのは貧乏性のなせる技であって、蒸し餃子がなにげにおいしかったりするし、このオトク感にはあらがえないのである。


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以前も書いたが、ここの黒焼きそばはオイリーな仕上がりで尖った香りを包み込むことでソースの持ち味を引き出しているように感じられ、非常にまとまりがよくおいしい。黒いナルトもいいアクセント(笑)。


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しかーし…
おにぎり、こんなデカかった…? ヾ(ーー ) ォィォィ


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よしくんも、こうつぶやいている。
「お腹いっぱい間違いなしでござるよ」


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支払いのとき、抽選券を渡される。
食べ歩きキャンペーンでは、抽選で5名に旅行券をプレゼント(詳しくは上記リンク先をご参照ください)。
キャンペーンは9/6(黒の日)まで。
ぜひ食べに行ってみるでござるよ。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





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https://youtu.be/O4irXQhgMqg


東京ラーメン、王道スタイルか…? 【美楽】

2019.06.11

 いま実は仕事の忙しい時期で、今日も朝7時ごろに開始してひと息ついたのが14時近く。正午を過ぎれば当然ハラが減るわけで、相当急ぐけれどもこういう時間になってしまう。
もう開いてる店もないしなぁ… と、やや憮然たる態度であてもなく出掛ける。


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昭和の街の普通の中華屋さん、いわゆる“街中華”は、午後休みをとらないお店が案外多い。
最近入った街中華はいい印象のお店が多く、これまで行き当たりばったりにポイントしていた頭の中の街中華マップに、もっと計画的に記述をしていこうという気持ちになっている。
要するに、近いとこからつぶしていく。


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東大和の南街交番の交差点の北、青梅街道の東大和病院の交差点とヤオコーのあたりのいちょう通りを結ぶ道は飲食店や小売店の点在する商店街で、その中心部のロゴのパクリ疑惑のあった食品スーパーが閉店? して少々寂しい状況であるが、その数軒並びの中華屋さん「美楽」。


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ここはやっていそうな気がする… とやって来て、14時30分すぎで“一生懸命営業中”のプレート。
実はこのあたりは中休みどころか火曜定休のお店が多いことを途中で思い出し、来る方角を間違えたかも… とヒヤヒヤものだった。
何はともあれ、安堵。


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意外なことに自動ドアだった入り口を入ると、もっと意外なことに、お客さんが…。
なんかクセの強そうなご老体2名。


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ひるんで立ちすくむ僕に、右の仙人ひげの老師が「いらっしゃい(笑)」と。
ご、ご主人でしたか… (-。- ; ; A…
もう1名も、これを潮時と席を立つ。


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注文はラーメンとミニチャーハンセット780円。
店内は、4人テーブル2卓、ついたてを挟んだカウンター4×2席、壁に向かう2人テーブルという構成。


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ご主人はいかにも気さくな感じの人で、「どーも~」とにこやかに配膳。


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このセット、パッと見が実にいいですね~ ヾ( ̄ω ̄〃)ノ ウンウン!
特に濃い色のスープ。


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たとえば銀座の「萬福」や「共楽」や昔の「直久」といった、ある種の代表的東京ラーメンの色合いだと思うのだ。
しょうゆベースの見た目は濃いスープだが、飲んでみるとさっぱりしている。
よけいな甘味がなく、飲み干せそうなほど僕の口に合う。


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チャーハンも昔ながらのホッとする味付け。
チャーシュー、卵、ネギの基本3種の具に、意外性のある枝豆のトッピングがグッドデザイン!


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ボーッと仕事の疲れを癒やすのにピッタリのお店であった。
それにしても、お新香炒飯が気になって…(笑)


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[DATA]
美楽(びらく)
東京都東大和市南街2-36-5





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