雨の日スパイラル 【武蔵村山大勝軒】
2023.06.11
予報どおり朝から雨模様の日曜日。
家にこもるのを好まないのでどんなときでも外出したいが、最近特にアウトドアづいていることもあって雨の日の行き先を考えあぐねる。
こんなとき皆さんどういうところに出かけるのだろう。
ショッピングモール? ホームセンター?
そういうとこはちょっと行く気にならんなぁ…。
とか言いながら、やって来ました、「イオンモールむさし村山」 ヽ(__ __ヽ)
結局何も思い付かず、この際、必要な買い物を済ませておこうということになったのだ。
モールで夏物の衣類を買って、そのあと猫の消耗品を買いに「ジョイフル本田 瑞穂店」へと、しかもショッピングモールとホームセンターをはしご(笑)。

昼ごはん、外しまくった。
イオンの近くのうどん店「笑乃讃」は定休日、ジョイフルフードコートのラーメン店「来良哲」は撤退、中華「ぼん天 瑞穂店」は位置を勘違いして新青梅街道へのアクセスを間違え、街中華「わかまつ」も閉まっており…。
「ラーメンでいいかな?」
「うん、いいよ♪」
ということで、「武蔵村山大勝軒」へ。

最近一人の外食はたいがいラーメンになってしまっているので、そうでないときはなるべく非ラーメンにしたいところだが…。
というか、相方はラーメン店に入りたがらない。
それで伺いを立てたわけだが。

ここもいっぱいで、駐車場は厨房裏の従業員用みたいなスペースしか空いていない。
やはり雨の日に考えることは、皆さんいっしょいっしょ。

「武蔵村山大勝軒」は“東池袋系大勝軒”の“小金井大勝軒グループ”というなんだかややこしい位置づけのラーメン店。
大もとの「小金井大勝軒」は味も接客も素晴らしく、武蔵村山も同様で、東池袋系最優良系統という個人的感想。
同グループはほかに「立川大勝軒」「青梅街道大勝軒 杉並」がある。

中華そば870円をポチッ・ポチッと。

店内も混み合っており、テーブル席38席・カウンター16席の大店にもかかわらず、空いていたのはかろうじて小上がりのテーブル席一つという状況。

10分ほど待って、中華そば来る。
太麺でゆで時間がかかるということ。

もっちりした弾力が特徴のストレートの太麺。
ダシは鯖・煮干しの魚介系の香りを前面に押し出し、カエシは甘すぎず。
厚みのあるモモ肉のチャーシュー。

相方はラーメン店は正月の「ホープ軒」以来らしい。
太麺と魚介系のだしに、昔よく入った「中野大勝軒」が思い出されると。

最後落ち着くところに落ち着いた感じの、雨の日スパイラル。

[DATA]
武蔵村山大勝軒
東京都武蔵村山市中央2-128−2
https://koganei-taishoken-group.com/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/qN5zw04WxCc


予報どおり朝から雨模様の日曜日。
家にこもるのを好まないのでどんなときでも外出したいが、最近特にアウトドアづいていることもあって雨の日の行き先を考えあぐねる。
こんなとき皆さんどういうところに出かけるのだろう。
ショッピングモール? ホームセンター?
そういうとこはちょっと行く気にならんなぁ…。
とか言いながら、やって来ました、「イオンモールむさし村山」 ヽ(__ __ヽ)
結局何も思い付かず、この際、必要な買い物を済ませておこうということになったのだ。
モールで夏物の衣類を買って、そのあと猫の消耗品を買いに「ジョイフル本田 瑞穂店」へと、しかもショッピングモールとホームセンターをはしご(笑)。

昼ごはん、外しまくった。
イオンの近くのうどん店「笑乃讃」は定休日、ジョイフルフードコートのラーメン店「来良哲」は撤退、中華「ぼん天 瑞穂店」は位置を勘違いして新青梅街道へのアクセスを間違え、街中華「わかまつ」も閉まっており…。
「ラーメンでいいかな?」
「うん、いいよ♪」
ということで、「武蔵村山大勝軒」へ。

最近一人の外食はたいがいラーメンになってしまっているので、そうでないときはなるべく非ラーメンにしたいところだが…。
というか、相方はラーメン店に入りたがらない。
それで伺いを立てたわけだが。

ここもいっぱいで、駐車場は厨房裏の従業員用みたいなスペースしか空いていない。
やはり雨の日に考えることは、皆さんいっしょいっしょ。

「武蔵村山大勝軒」は“東池袋系大勝軒”の“小金井大勝軒グループ”というなんだかややこしい位置づけのラーメン店。
大もとの「小金井大勝軒」は味も接客も素晴らしく、武蔵村山も同様で、東池袋系最優良系統という個人的感想。
同グループはほかに「立川大勝軒」「青梅街道大勝軒 杉並」がある。

中華そば870円をポチッ・ポチッと。

店内も混み合っており、テーブル席38席・カウンター16席の大店にもかかわらず、空いていたのはかろうじて小上がりのテーブル席一つという状況。

10分ほど待って、中華そば来る。
太麺でゆで時間がかかるということ。

もっちりした弾力が特徴のストレートの太麺。
ダシは鯖・煮干しの魚介系の香りを前面に押し出し、カエシは甘すぎず。
厚みのあるモモ肉のチャーシュー。

相方はラーメン店は正月の「ホープ軒」以来らしい。
太麺と魚介系のだしに、昔よく入った「中野大勝軒」が思い出されると。

最後落ち着くところに落ち着いた感じの、雨の日スパイラル。

[DATA]
武蔵村山大勝軒
東京都武蔵村山市中央2-128−2

[Today's recommendation]

https://youtu.be/qN5zw04WxCc


観光はじめました ――御岳山
2021.09.23
第5波がピークアウトの様相を呈しているとはいえまだ油断できる状況ではないが、これまでと違うのはワクチン接種が進んでいること。少し楽観的に考えてもいいんじゃないかと。もちろんマスクなど社会的マナーを大前提としての話。
観光がしたくてしょうがない。
予行演習的に最寄りの観光地・御岳山に行ってみることに。

秋分の日の朝。
御岳行きは起きてから決めたことなので、出遅れ感はぬぐえない。

9時すぎに出発してケーブルカー御岳登山鉄道の滝本駅近くの駐車場に10:15。
なにげなく入った民間の? 駐車場に止めている間、上から引き返してきた車が満車で断られていた。うちが最後の1台だったもよう。駅隣接の駐車場は空き待ちの列。
初っぱなから運に恵まれる。
Suicaのチャージ金額が少なそうだったので券売機で往復チケットを買う(相方がまとめて)。

ケーブルカーは10:30発。
家を出て1時間半で山の上。
御岳山駅周りの土産物屋や展望台などをぶらぶら。
急ぐ理由はまったくないし、ケーブルカー同乗者の人並みがはけるのを待って歩きだそうと。

「リフト…」と、リフト乗り場を指さす相方。
「ん…? リフト乗りたい?(笑)」
「リフトとセットの券、買ってあるから」
「な、なにゆえ…?」
謎の行動のおかげでリフトに乗れた ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
リフトを降りた先には大展望台と産安社。
“大”というわりにショボいつくりの展望台だが、眺めはバッチリ。

せっかくだから産安社にお参り。
パワースポットということなので。

杉林をぶらぶら下っていくと、御岳山ふれあいセンターのところでメインの通り(十里木御嶽停車場線)と合流する。
〈御岳山の秋の花々―その1〉
アザミ類、オクモミジハグマ、ゲンノショウコ
シラネセンキュウ、ツリフネソウ
結果論として、道をそれたことで花をたくさん見ることができた。
人生にムダな回り道はないという。

馬場家御師住宅の上のあたりで揚げパンが売られている。
正月の『一切れのパン』作戦を思い出して1個購入。
この先、上り勾配がきつくなる。
御岳山に来るのは3回目か4回目だが、こんなに上った覚えがないんだが… ( ̄∇ ̄;)!?
でもそこの角を曲がるとにぎやかな門前町になっているはず。

たしかに記憶のとおりの門前の茶屋街ではあるが…
通りはひっそりと……。
緊急事態宣言につき全店営業を自粛しているようなのだ。



以前、ここのどのお店かで食事をしたことを覚えている。土産物屋に併設の食堂で、お決まりの山菜そば等を食べたと思うが、うまいとかうまくないとかということではなく、そういうのが好きだ。
観光の醍醐味で、ひそかに楽しみにしていただけに、残念。
とりあえずお参りを済ませないと。

で、参道石段こんなに上りました…? ( ̄∇ ̄;)!?
武蔵御嶽神社は、御岳山山頂(929m)の境内に本殿・拝殿などの社がある。
平地から拝んで御岳山と認識できる尖峰は、奥の院のある男具那ノ峰。
〈御岳山の秋の花々―その2〉
ヤマジノホトトギス、ヤマトリカブト
サラシナショウマ、レンゲショウマ
さて、昼ごはんだが、ケーブルの御岳山駅前の2店の土産物屋兼食堂は営業していた。
そこまで引き返すしかないのか、それとも一切れのパンか…。
(つづく)

天然記念物 御岳の神代ケヤキ
[DATA]
武藏御嶽神社
東京都青梅市御岳山176
http://musashimitakejinja.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/PD-MdiUm1_Y


狭山湖より望む御岳山(9/21撮影)。右端のとんがりが男具那ノ峰、正面が主峰の大岳山
第5波がピークアウトの様相を呈しているとはいえまだ油断できる状況ではないが、これまでと違うのはワクチン接種が進んでいること。少し楽観的に考えてもいいんじゃないかと。もちろんマスクなど社会的マナーを大前提としての話。
観光がしたくてしょうがない。
予行演習的に最寄りの観光地・御岳山に行ってみることに。

秋分の日の朝。
御岳行きは起きてから決めたことなので、出遅れ感はぬぐえない。

9時すぎに出発してケーブルカー御岳登山鉄道の滝本駅近くの駐車場に10:15。
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なにげなく入った民間の? 駐車場に止めている間、上から引き返してきた車が満車で断られていた。うちが最後の1台だったもよう。駅隣接の駐車場は空き待ちの列。
初っぱなから運に恵まれる。
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Suicaのチャージ金額が少なそうだったので券売機で往復チケットを買う(相方がまとめて)。

ケーブルカーは10:30発。
家を出て1時間半で山の上。
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御岳山駅周りの土産物屋や展望台などをぶらぶら。
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急ぐ理由はまったくないし、ケーブルカー同乗者の人並みがはけるのを待って歩きだそうと。

「リフト…」と、リフト乗り場を指さす相方。
「ん…? リフト乗りたい?(笑)」
「リフトとセットの券、買ってあるから」
「な、なにゆえ…?」
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謎の行動のおかげでリフトに乗れた ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
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リフトを降りた先には大展望台と産安社。
“大”というわりにショボいつくりの展望台だが、眺めはバッチリ。
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せっかくだから産安社にお参り。
パワースポットということなので。

杉林をぶらぶら下っていくと、御岳山ふれあいセンターのところでメインの通り(十里木御嶽停車場線)と合流する。
〈御岳山の秋の花々―その1〉
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結果論として、道をそれたことで花をたくさん見ることができた。
人生にムダな回り道はないという。

馬場家御師住宅の上のあたりで揚げパンが売られている。
正月の『一切れのパン』作戦を思い出して1個購入。
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この先、上り勾配がきつくなる。
御岳山に来るのは3回目か4回目だが、こんなに上った覚えがないんだが… ( ̄∇ ̄;)!?
でもそこの角を曲がるとにぎやかな門前町になっているはず。

たしかに記憶のとおりの門前の茶屋街ではあるが…
通りはひっそりと……。
緊急事態宣言につき全店営業を自粛しているようなのだ。



以前、ここのどのお店かで食事をしたことを覚えている。土産物屋に併設の食堂で、お決まりの山菜そば等を食べたと思うが、うまいとかうまくないとかということではなく、そういうのが好きだ。
観光の醍醐味で、ひそかに楽しみにしていただけに、残念。
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とりあえずお参りを済ませないと。

で、参道石段こんなに上りました…? ( ̄∇ ̄;)!?
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武蔵御嶽神社は、御岳山山頂(929m)の境内に本殿・拝殿などの社がある。
平地から拝んで御岳山と認識できる尖峰は、奥の院のある男具那ノ峰。
〈御岳山の秋の花々―その2〉
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さて、昼ごはんだが、ケーブルの御岳山駅前の2店の土産物屋兼食堂は営業していた。
そこまで引き返すしかないのか、それとも一切れのパンか…。
(つづく)

天然記念物 御岳の神代ケヤキ
[DATA]
武藏御嶽神社
東京都青梅市御岳山176
http://musashimitakejinja.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/PD-MdiUm1_Y


狭山湖より望む御岳山(9/21撮影)。右端のとんがりが男具那ノ峰、正面が主峰の大岳山
龍神パワースポットから、あいててよかった! 人気カフェ 【武蔵野茶房 田無本店】
2020.01.01
あけましておめでとうございます。
去年、田無の割烹「とき」で一緒になった青梅街道の電気屋さんに聞いた話の中で、田無神社がパワースポットとしてメディア等で取り上げられ突如参拝客が増えた… という情報が印象に残っていた。
沿線住民としては気になる話で、実情を確かめに今年の初詣に行ってみることに。

田無駅からアスタ横を通って青梅街道へ。この段階で普段では考えられない人数とすれ違う。
田無神社前交差点を渡ると参拝の列が交差点で折れて調布田無線を北方向に延び、そのまま最後尾をめざす途中、行列が苦手な僕らはすでに諦めている… という状況。
行列は青梅街道から新青梅街道(所沢街道)まで。あとでGoogleマップで測距すると300mあった。

そのまま帰るのもなんなので、せめて正面の様子でも確かめようと所沢街道から青梅街道へ回り込もうとしたら、田無神社裏口から入れるっぽい。“裏技”を使っての進入に成功したのでした。
新年早々、不正を働いてしまった感… 人( ̄ω ̄;)
横から拝んで帰ろうとさっさと本殿・拝殿をめざしていたら、遅れていた相方が「あっちに黒龍があったよ」と。
東西南北に龍神を配することこそ、まさにこの神社のパワースポットたるゆえん…と、昨夜調べをつけていたらしい。

金龍は本殿の中
ということで、今年の初詣は金龍・青龍・赤龍・白龍・黒龍の五龍神めぐりとなったのであった。
北方の守護・黒龍(左)、西方の白竜は龍の欄間の向こう
東方の守護・青龍(左)と、TOHOシネマズのゴジラ像のごとき赤龍(トウホウではなく南方を護る)
お神酒と甘酒をいただき、隣の総持寺に参ってから、田無の街なかへ戻って昼ごはんのお店を探す。


飲食店の多い駅前通りの西側エリアに行ってみたが、開いているお店はほとんどない。
ようやく見つけたのが「武蔵野茶房」。

店頭のお正月メニューより、カレーライスセット1100円、ハヤシライスセット1100円と決めて入店。

こちらは多摩地区を中心にいくつかの業態を展開する株式会社武蔵野テーブルの第1号店で、1989年オープン。
――現在では「甘味と珈琲の武蔵野茶房」「和風洋菓子の武蔵野菓子工房」「伊太利料理の武蔵野食堂」「中国家庭料理の墨花居」「古民家宿の竹林奏」と5業態11店舗となりました。(HPより)

大正ロマンをイメージしたという、オシャレかつしっとり落ち着く空間である。

どちらもセットでピクルスとひとくち甘味付き。
甘味の白玉ぜんざいはヨーグルトに変更可。

ベジタブルファーストで、ピクルスから。
甘さ控えめ… というか、まったく甘くない大人味のピクルスが食欲をかき立てる。

カレーもハヤシも盛り付けは同様だが、トッピングが異なる。
ライスの上に、レーズン、フライドオニオン、カイワレ、ゆで卵は共通で、カレーのほうはほかにコロッケと揚げナスがのる。

ということは、その差額分だけハヤシライスのほうはハッシュドビーフそのものに込められた何かがあるということ。
トマトの酸味・野菜の甘味・牛肉のうま味が濃縮された深みのあるソースだと思う。

カレーはクリーミーでコクのある欧風カレー。
コロッケはカボチャコロッケで、全体に栄養バランスのよい構成になっている。
ライスは少なめだが、白玉3個入りのしっかり甘いぜんざいが付くので、ちゃんとハラにたまることにもなっているという。

元日にあてもなく歩いていて、行き着いたのがエリアを代表する人気カフェだったというのは、正月早々縁起がいい。

[DATA]
武蔵野茶房 田無本店
東京都西東京市田無町4-3-12
https://musashinosabo.com/business
[Today's recommendation]



https://youtu.be/PD-MdiUm1_Y
あけましておめでとうございます。
去年、田無の割烹「とき」で一緒になった青梅街道の電気屋さんに聞いた話の中で、田無神社がパワースポットとしてメディア等で取り上げられ突如参拝客が増えた… という情報が印象に残っていた。
沿線住民としては気になる話で、実情を確かめに今年の初詣に行ってみることに。

田無駅からアスタ横を通って青梅街道へ。この段階で普段では考えられない人数とすれ違う。
田無神社前交差点を渡ると参拝の列が交差点で折れて調布田無線を北方向に延び、そのまま最後尾をめざす途中、行列が苦手な僕らはすでに諦めている… という状況。
行列は青梅街道から新青梅街道(所沢街道)まで。あとでGoogleマップで測距すると300mあった。

そのまま帰るのもなんなので、せめて正面の様子でも確かめようと所沢街道から青梅街道へ回り込もうとしたら、田無神社裏口から入れるっぽい。“裏技”を使っての進入に成功したのでした。
新年早々、不正を働いてしまった感… 人( ̄ω ̄;)
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横から拝んで帰ろうとさっさと本殿・拝殿をめざしていたら、遅れていた相方が「あっちに黒龍があったよ」と。
東西南北に龍神を配することこそ、まさにこの神社のパワースポットたるゆえん…と、昨夜調べをつけていたらしい。

金龍は本殿の中
ということで、今年の初詣は金龍・青龍・赤龍・白龍・黒龍の五龍神めぐりとなったのであった。
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お神酒と甘酒をいただき、隣の総持寺に参ってから、田無の街なかへ戻って昼ごはんのお店を探す。
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飲食店の多い駅前通りの西側エリアに行ってみたが、開いているお店はほとんどない。
ようやく見つけたのが「武蔵野茶房」。

店頭のお正月メニューより、カレーライスセット1100円、ハヤシライスセット1100円と決めて入店。

こちらは多摩地区を中心にいくつかの業態を展開する株式会社武蔵野テーブルの第1号店で、1989年オープン。
――現在では「甘味と珈琲の武蔵野茶房」「和風洋菓子の武蔵野菓子工房」「伊太利料理の武蔵野食堂」「中国家庭料理の墨花居」「古民家宿の竹林奏」と5業態11店舗となりました。(HPより)

大正ロマンをイメージしたという、オシャレかつしっとり落ち着く空間である。

どちらもセットでピクルスとひとくち甘味付き。
甘味の白玉ぜんざいはヨーグルトに変更可。

ベジタブルファーストで、ピクルスから。
甘さ控えめ… というか、まったく甘くない大人味のピクルスが食欲をかき立てる。

カレーもハヤシも盛り付けは同様だが、トッピングが異なる。
ライスの上に、レーズン、フライドオニオン、カイワレ、ゆで卵は共通で、カレーのほうはほかにコロッケと揚げナスがのる。

ということは、その差額分だけハヤシライスのほうはハッシュドビーフそのものに込められた何かがあるということ。
トマトの酸味・野菜の甘味・牛肉のうま味が濃縮された深みのあるソースだと思う。

カレーはクリーミーでコクのある欧風カレー。
コロッケはカボチャコロッケで、全体に栄養バランスのよい構成になっている。
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ライスは少なめだが、白玉3個入りのしっかり甘いぜんざいが付くので、ちゃんとハラにたまることにもなっているという。

元日にあてもなく歩いていて、行き着いたのがエリアを代表する人気カフェだったというのは、正月早々縁起がいい。

[DATA]
武蔵野茶房 田無本店
東京都西東京市田無町4-3-12
https://musashinosabo.com/business
[Today's recommendation]



https://youtu.be/PD-MdiUm1_Y
コスパ最強、素材も味も満足のタイ料理 【メースィールアン 久米川店】
2018.08.29
タイ料理の相場というものを知らないが、久米川の「メースィールアン」はコストパフォーマンス的に最優良なんじゃないかとみている。

比較になって申し訳ないが、先月入った同じ久米川のタイ料理店「サワディー」には、20年通っていることに免じて引き合いに出すことをお許しいただくとして、たとえば2人でグリーンカレーとパッタイを食べたとする。
「サワディー」の場合1550円で、これはこれで都会価格から見れば恐ろしくコスパ良好となるはずだが、「メースィールアン」は1300円。これはタイ料理に限らず、いまどきなかなかない優秀なレベルといえる。

視点を変えると、われわれはふた月続けて同じ組み合わせのタイ料理ランチにしたという事実が浮かび上がる。しかもそれと気づかずに …( ̄  ̄;) ムム…
大好きなパッタイはいつも頼むとして、もう1品、「たまにはカレーにしようか」なんて発言もあったように思う。行き当たりばったり感は否めない。
店内はスナックの居抜きのようなムーディなつくりで、エキゾチックな装飾は控えめ。ワイドショーの流れる大型モニターもカラオケスナック的である。

カウンター席のほか、4人テーブル1卓、2人テーブル3卓。
調理担当のタイ人のおかあさんと接客係の日本人のおっちゃんの2人体制。

初めて入ったのが2011年で、タイの大洪水があった年。お店のおばちゃんは被災した故郷にしばらく帰っていたとのことで、浸水したレストランで水と一緒に入り込んだ大蛇が捕獲されたというようなことを話していた。
2011年といえば東日本大震災で故郷の当時両親が住んでいた家は津波に遭い、大蛇どころじゃない大ごとになっていたのだが…。
防災の日が近いからか、タイ料理を食べて災害について考えさせられる。

自然災害といえば、1993年の記録的冷夏ではタイ米騒動が起きた。
凶作の対策として緊急輸入されたタイ米が不評で、売れ残ったタイ米と日本米をセットで売り出す米屋も出現、タイ米がごみとして出されるという悲しい出来事も。

その後、エスニック料理が浸透してタイ米(インディカ種)は正しく評価され、むしろこだわりの食材のイメージが確立されていったのは、タイ米好きとしてはうれしい流れ。

で、こちらのグリーンカレーのご飯はタイ米。
軽い食味が、さらりとしたカレーによく合う。

店内に目をやると、入り口近くの棚にジャスミンライスとプリントされた米袋がある。
タイ米の最高級品だ。

パッタイの麺の太さを選べる店もあるようだが、こちらのは細麺。
甘めの味付けだからか、あたりが柔らかい感じがいい。

おっちゃんに調味料を勧められる。
ただし、ナンプラーはかけすぎるとしょっぱくなる、酢はけっこう味が変わる… と。
うーん… それはそうだろうな。

どちらも安定のおいしさでボリュームがあり、なかなか満足。

お会計をお願いすると、「おなか、いっぱいですか?」と聞いてくるおかあさん。本当に人がよさそう。
働き者だし、人好きだし… という感じ。
日本もずっと好きでいてくれるといいな、と心から思った。

[DATA]
メースィールアン 久米川店
東京都東村山市栄町2-23-4
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=CxEu0QN6nzk


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
タイ料理の相場というものを知らないが、久米川の「メースィールアン」はコストパフォーマンス的に最優良なんじゃないかとみている。

比較になって申し訳ないが、先月入った同じ久米川のタイ料理店「サワディー」には、20年通っていることに免じて引き合いに出すことをお許しいただくとして、たとえば2人でグリーンカレーとパッタイを食べたとする。
「サワディー」の場合1550円で、これはこれで都会価格から見れば恐ろしくコスパ良好となるはずだが、「メースィールアン」は1300円。これはタイ料理に限らず、いまどきなかなかない優秀なレベルといえる。

視点を変えると、われわれはふた月続けて同じ組み合わせのタイ料理ランチにしたという事実が浮かび上がる。しかもそれと気づかずに …( ̄  ̄;) ムム…
大好きなパッタイはいつも頼むとして、もう1品、「たまにはカレーにしようか」なんて発言もあったように思う。行き当たりばったり感は否めない。
![]() | ![]() |
店内はスナックの居抜きのようなムーディなつくりで、エキゾチックな装飾は控えめ。ワイドショーの流れる大型モニターもカラオケスナック的である。

カウンター席のほか、4人テーブル1卓、2人テーブル3卓。
調理担当のタイ人のおかあさんと接客係の日本人のおっちゃんの2人体制。

初めて入ったのが2011年で、タイの大洪水があった年。お店のおばちゃんは被災した故郷にしばらく帰っていたとのことで、浸水したレストランで水と一緒に入り込んだ大蛇が捕獲されたというようなことを話していた。
2011年といえば東日本大震災で故郷の当時両親が住んでいた家は津波に遭い、大蛇どころじゃない大ごとになっていたのだが…。
防災の日が近いからか、タイ料理を食べて災害について考えさせられる。

自然災害といえば、1993年の記録的冷夏ではタイ米騒動が起きた。
凶作の対策として緊急輸入されたタイ米が不評で、売れ残ったタイ米と日本米をセットで売り出す米屋も出現、タイ米がごみとして出されるという悲しい出来事も。

その後、エスニック料理が浸透してタイ米(インディカ種)は正しく評価され、むしろこだわりの食材のイメージが確立されていったのは、タイ米好きとしてはうれしい流れ。

で、こちらのグリーンカレーのご飯はタイ米。
軽い食味が、さらりとしたカレーによく合う。

店内に目をやると、入り口近くの棚にジャスミンライスとプリントされた米袋がある。
タイ米の最高級品だ。

パッタイの麺の太さを選べる店もあるようだが、こちらのは細麺。
甘めの味付けだからか、あたりが柔らかい感じがいい。

おっちゃんに調味料を勧められる。
ただし、ナンプラーはかけすぎるとしょっぱくなる、酢はけっこう味が変わる… と。
うーん… それはそうだろうな。

どちらも安定のおいしさでボリュームがあり、なかなか満足。

お会計をお願いすると、「おなか、いっぱいですか?」と聞いてくるおかあさん。本当に人がよさそう。
働き者だし、人好きだし… という感じ。
日本もずっと好きでいてくれるといいな、と心から思った。

[DATA]
メースィールアン 久米川店
東京都東村山市栄町2-23-4
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=CxEu0QN6nzk


◆ 猫写真はこちら その1 その2 ◆
新茶まつりは、苗木か家系か 【伝家】
2018.05.01
西武新宿線航空公園駅の東口駅前広場で“ところざわ新茶まつり”が行われていた。
当地は静岡、宇治と並んで日本三銘茶とされる狭山茶の産地である。

狭山茶はわれわれの子ども時代にその名が全国に知れ渡ったが、例の歌にある東村山の名産というわけでもなく、主産地は入間、所沢、狭山といった埼玉県南西部の狭山丘陵。

「市民の方々に本市の特産品でありブランドである「狭山茶」について理解を深めていただくとともに、より親しんでいただく」(所沢市HP)ことが“第22回ところざわ新茶まつり”の開催目的である。
ちなみに明日(5月2日)は八十八夜。
一応、説明してみたが、実は新茶まつりというものが行われていることを知らずにここに来ている。
「茶の苗木の無料配布をやってるから行くように」との指令に従ったら、そういうことだった、と。
相方は去年ぐらいからチャの栽培に興味を示している。
お茶としての用途はもちろんだが、茶葉そのものを食する健康食としての注目度が高まっている。庭に一本あれば、たしかにありがたい。
今年3月に上安松の「JAいるま野 まつい農産物直売所」で買い物をしたときに、相方はこの無料配布の情報をキャッチしていたらしい。
急ぎの仕事を終わらせて9時半。自転車で向かって、現地10時10分。
苗木の無料配布は整理券を配っており、炎天下ともいえる条件で並ばずに済んで助かった。1回目配布は先着100人とのことで、僕は51番。
で、お昼ごはん。
所沢市民でもないのにタダでチャの苗木をいただいた以上、何かしら市内で消費しないと申し訳ない、というのが一つ。
あと、このあたりに、以前ちょくちょく入っていたラーメン屋があったなと…。
そうなると、このラーメン屋は強い。中毒性が強いとされる横浜家系である。
思い浮かんだら、どうしてもそこ「伝家」のラーメンが食べたくなった。

ただ、一つ問題が。いただいたチャの苗木、根がむき出しなのである。
こういうのは農家の方が準備しているはずだからきっと大丈夫だろうとは思うのだが、この炎天下、ぐずぐず持ち歩いていたらさすがにダメージを与えそう。
場合によっては、苗木より家系を優先した人物として語り継がれることになる。
お店の開店時間しだいということ。
行ってみると、11時開店とある。
10分ほど待てばいいので、OKサイン。たぶん大丈夫、と自分に言い聞かせる。

公園内の日陰で(笑)時間をつぶして、戻ってみると、先客が2人。相変わらず人気は高いようだ。

券売機でらーめん650円をポチッとな。カウンターのいちばん奥の席に座って店長さんに食券を渡すと「半ライスお付けしますか?」と。最近大食いなので、迷わずお願いしてしまうのであった。

「伝家」が開店したころ、このあたりに家系ラーメンはなかった。広範に見ても、せいぜい吉祥寺の「武蔵家」「洞くつ家」、武蔵境の「大山家」があったかどうかというぐらいの時代だったと思う。

たぶん10年ぶりよりもっと空いているが、トッピングの印象は変わらない。
ウズラの味玉、海苔、多めのホウレンソウ、少なめのネギ、チャーシュー。

味は以前より濃くなったような気がする。久しぶりに入るラーメン屋はどこもそう感じるので、そういう流れにあるのか、あるいは自分の味覚が高齢モードに切り替わったか。

店内かなり暗いので、すべてピンぼけになってしまった…
それにしても、家系スープに浸したギトギト海苔が異常にご飯に合うというのは、いつの時代も変わらない真実。

帰宅してすぐチャの木を庭に植え、ニュースを見ようとテレビをつけると、関東ローカル枠でさっきの新茶まつりのニュースが流れている。2時間で編集の早業。
これ、じっくり見たら映ってるんじゃないかな、オレ(笑)。

[DATA]
伝家
埼玉県所沢市西新井町20-10
https://www.facebook.com/伝家-所沢店-146067968764559/
http://dens.biz/denya/index.html
[Today's recommendation]

https://youtu.be/wGFCBAcipSU


西武新宿線航空公園駅の東口駅前広場で“ところざわ新茶まつり”が行われていた。
当地は静岡、宇治と並んで日本三銘茶とされる狭山茶の産地である。

狭山茶はわれわれの子ども時代にその名が全国に知れ渡ったが、例の歌にある東村山の名産というわけでもなく、主産地は入間、所沢、狭山といった埼玉県南西部の狭山丘陵。

「市民の方々に本市の特産品でありブランドである「狭山茶」について理解を深めていただくとともに、より親しんでいただく」(所沢市HP)ことが“第22回ところざわ新茶まつり”の開催目的である。
ちなみに明日(5月2日)は八十八夜。
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一応、説明してみたが、実は新茶まつりというものが行われていることを知らずにここに来ている。
「茶の苗木の無料配布をやってるから行くように」との指令に従ったら、そういうことだった、と。
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相方は去年ぐらいからチャの栽培に興味を示している。
お茶としての用途はもちろんだが、茶葉そのものを食する健康食としての注目度が高まっている。庭に一本あれば、たしかにありがたい。
今年3月に上安松の「JAいるま野 まつい農産物直売所」で買い物をしたときに、相方はこの無料配布の情報をキャッチしていたらしい。
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急ぎの仕事を終わらせて9時半。自転車で向かって、現地10時10分。
苗木の無料配布は整理券を配っており、炎天下ともいえる条件で並ばずに済んで助かった。1回目配布は先着100人とのことで、僕は51番。
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で、お昼ごはん。
所沢市民でもないのにタダでチャの苗木をいただいた以上、何かしら市内で消費しないと申し訳ない、というのが一つ。
あと、このあたりに、以前ちょくちょく入っていたラーメン屋があったなと…。
そうなると、このラーメン屋は強い。中毒性が強いとされる横浜家系である。
思い浮かんだら、どうしてもそこ「伝家」のラーメンが食べたくなった。

ただ、一つ問題が。いただいたチャの苗木、根がむき出しなのである。
こういうのは農家の方が準備しているはずだからきっと大丈夫だろうとは思うのだが、この炎天下、ぐずぐず持ち歩いていたらさすがにダメージを与えそう。
場合によっては、苗木より家系を優先した人物として語り継がれることになる。
お店の開店時間しだいということ。
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行ってみると、11時開店とある。
10分ほど待てばいいので、OKサイン。たぶん大丈夫、と自分に言い聞かせる。

公園内の日陰で(笑)時間をつぶして、戻ってみると、先客が2人。相変わらず人気は高いようだ。

券売機でらーめん650円をポチッとな。カウンターのいちばん奥の席に座って店長さんに食券を渡すと「半ライスお付けしますか?」と。最近大食いなので、迷わずお願いしてしまうのであった。

「伝家」が開店したころ、このあたりに家系ラーメンはなかった。広範に見ても、せいぜい吉祥寺の「武蔵家」「洞くつ家」、武蔵境の「大山家」があったかどうかというぐらいの時代だったと思う。

たぶん10年ぶりよりもっと空いているが、トッピングの印象は変わらない。
ウズラの味玉、海苔、多めのホウレンソウ、少なめのネギ、チャーシュー。

味は以前より濃くなったような気がする。久しぶりに入るラーメン屋はどこもそう感じるので、そういう流れにあるのか、あるいは自分の味覚が高齢モードに切り替わったか。

店内かなり暗いので、すべてピンぼけになってしまった…
それにしても、家系スープに浸したギトギト海苔が異常にご飯に合うというのは、いつの時代も変わらない真実。

帰宅してすぐチャの木を庭に植え、ニュースを見ようとテレビをつけると、関東ローカル枠でさっきの新茶まつりのニュースが流れている。2時間で編集の早業。
これ、じっくり見たら映ってるんじゃないかな、オレ(笑)。

[DATA]
伝家
埼玉県所沢市西新井町20-10

http://dens.biz/denya/index.html
[Today's recommendation]

https://youtu.be/wGFCBAcipSU


焼き肉ランチを考察する 【百帝園】
2017.09.03
昼ごはんを鍋物にするという人はあまりいないと思うが、それは言ってしまえばめんどくさいからである。鍋物は食卓で自らの手で煮炊きをしなければいけない。昼ごはんはもっと手軽に済ませたい。
それは焼き肉の場合も同じことがいえる。めんどくさい。加えて焼き肉は、衣服や髪に煙のにおいが染み付く、食べたあとの口臭が気になる、といったマイナス要素も抱えている。

にもかかわらず、ランチサービスを提供している焼き肉店は少なくない。一定のニーズがあるからだ。
焼き肉はご飯との相性が抜群にいい。鍋物はどうしても酒宴の料理、夜の食べ物というイメージだが、焼き肉は、もちろんビールにもよく合うが、絶対白いご飯がほしくなる。昼にアルコールなしでも全然OKなのである。

自分が昼に焼き肉店を利用することが少ない理由を考えていたら、このように、反対に利用する側の理由が導き出されてしまったんだが…(笑)。
要するに僕の場合はめんどくさいというだけ。食べたいことは食べたいのだ。

そういうわけでもないんだが、日曜日の今日、妻と次女と一緒の昼食に焼き肉屋へ行ってみようということになった。
久米川駅から空堀川方面に下り、天王橋を渡って三差路を右へ。信号の手前に炭火焼肉・韓国料理の「百帝園」がある。
ここは以前、「アリラン」という名前の焼き肉屋だったが、2010年にいまの店に変わっている。両店を通して、入るのはこれが初めてである。
以前は表にランチメニューが掲示してあったと思うが、いくら探してもレギュラーメニューしか見当たらない。おそるおそる、という感じで入店。

入ってかなり驚いたんだが、店構えの暗く入りにくそうな印象とは裏腹に、店内は明るくきれいなのであった。想像していたよりもだいぶ広く、座席の配置もゆったりしている。

右手に4人掛けテーブルが4脚並び、左は広めの座敷席で4卓および通路を挟んでもう1卓。各テーブルにはちゃんとランチメニューが並べてある。
先客は座敷席の若い男性2人組のみ。われわれはテーブル席へ。

店員は若い男性2人。調理担当とホール担当だが、ホール係も厨房に出たり入ったりしていろいろ手伝っている様子。このホールのお兄さん、はっきり言って愛想はよくないが、感じが悪いわけでもない。単に素人くさいだけなので何の問題もない。

おかず3品、サラダ、スープ付きのランチから、ビビンパ定食780円(僕)、カルビクッパ定食780円(次女)、冷麺880円(妻)を注文(税別)。

まずサラダとおかず3品が来る。
おかずはモヤシキムチ、カクテキ、ちくわとピーマンのあえ物。

ビビンパは、写真では目玉焼きに覆われてわかりにくいが、野菜たっぷりのヘルシーごはんだ。
具はダイコン、ニンジン、豆もやし、セリ、ゼンマイのナムルと生レタス。

味つけは甘めで油っこくもあるが、くどくはない。
ビビンパとしては上品ともいえ、かなり好きな味だ。

ビビンパに肉類は入らないが、少し食べた冷麺のトッピングの牛肉のチャーシュー風がたいへん美味。本式の味と感じた。

どこにも書いてなかったと思うんだが、食後にコーヒーが付くという。
「え、出るの?」と僕。
「ええ、出るんですよ」とホール係さん。「ホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、オレンジジュース、カルピス…」
で、ホットコーヒー×3を頼む。コーヒーはデフォルトで砂糖、クリーム入りの懐かし系。

今回は焼き肉ではなかったが、納得の焼き肉屋ランチであった。ここもいずれ本格的に攻め込むことになる予感がする。

[DATA]
百帝園
東京都東村山市本町4-12-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/E-Xna3ny6KY



ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン(東村山市本町)
昼ごはんを鍋物にするという人はあまりいないと思うが、それは言ってしまえばめんどくさいからである。鍋物は食卓で自らの手で煮炊きをしなければいけない。昼ごはんはもっと手軽に済ませたい。
それは焼き肉の場合も同じことがいえる。めんどくさい。加えて焼き肉は、衣服や髪に煙のにおいが染み付く、食べたあとの口臭が気になる、といったマイナス要素も抱えている。

にもかかわらず、ランチサービスを提供している焼き肉店は少なくない。一定のニーズがあるからだ。
焼き肉はご飯との相性が抜群にいい。鍋物はどうしても酒宴の料理、夜の食べ物というイメージだが、焼き肉は、もちろんビールにもよく合うが、絶対白いご飯がほしくなる。昼にアルコールなしでも全然OKなのである。

自分が昼に焼き肉店を利用することが少ない理由を考えていたら、このように、反対に利用する側の理由が導き出されてしまったんだが…(笑)。
要するに僕の場合はめんどくさいというだけ。食べたいことは食べたいのだ。

そういうわけでもないんだが、日曜日の今日、妻と次女と一緒の昼食に焼き肉屋へ行ってみようということになった。
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久米川駅から空堀川方面に下り、天王橋を渡って三差路を右へ。信号の手前に炭火焼肉・韓国料理の「百帝園」がある。
ここは以前、「アリラン」という名前の焼き肉屋だったが、2010年にいまの店に変わっている。両店を通して、入るのはこれが初めてである。
以前は表にランチメニューが掲示してあったと思うが、いくら探してもレギュラーメニューしか見当たらない。おそるおそる、という感じで入店。

入ってかなり驚いたんだが、店構えの暗く入りにくそうな印象とは裏腹に、店内は明るくきれいなのであった。想像していたよりもだいぶ広く、座席の配置もゆったりしている。

右手に4人掛けテーブルが4脚並び、左は広めの座敷席で4卓および通路を挟んでもう1卓。各テーブルにはちゃんとランチメニューが並べてある。
先客は座敷席の若い男性2人組のみ。われわれはテーブル席へ。

店員は若い男性2人。調理担当とホール担当だが、ホール係も厨房に出たり入ったりしていろいろ手伝っている様子。このホールのお兄さん、はっきり言って愛想はよくないが、感じが悪いわけでもない。単に素人くさいだけなので何の問題もない。

おかず3品、サラダ、スープ付きのランチから、ビビンパ定食780円(僕)、カルビクッパ定食780円(次女)、冷麺880円(妻)を注文(税別)。

まずサラダとおかず3品が来る。
おかずはモヤシキムチ、カクテキ、ちくわとピーマンのあえ物。

ビビンパは、写真では目玉焼きに覆われてわかりにくいが、野菜たっぷりのヘルシーごはんだ。
具はダイコン、ニンジン、豆もやし、セリ、ゼンマイのナムルと生レタス。

味つけは甘めで油っこくもあるが、くどくはない。
ビビンパとしては上品ともいえ、かなり好きな味だ。

ビビンパに肉類は入らないが、少し食べた冷麺のトッピングの牛肉のチャーシュー風がたいへん美味。本式の味と感じた。

どこにも書いてなかったと思うんだが、食後にコーヒーが付くという。
「え、出るの?」と僕。
「ええ、出るんですよ」とホール係さん。「ホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、オレンジジュース、カルピス…」
で、ホットコーヒー×3を頼む。コーヒーはデフォルトで砂糖、クリーム入りの懐かし系。

今回は焼き肉ではなかったが、納得の焼き肉屋ランチであった。ここもいずれ本格的に攻め込むことになる予感がする。

[DATA]
百帝園
東京都東村山市本町4-12-3
[Today's recommendation]

https://youtu.be/E-Xna3ny6KY



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