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節目に思うこと 【九州ラーメン いし】

2020.03.24

 このブログを始めたのが2017年3月26日。今日3月26日(実時間)は3周年にあたる。
その記念の回が登場回数最多の「いし」というのは、偶然そうなった。
ところで最近もう一つ、1000本超えという区切りを迎えていて、通算1000本目の記事が「ひの食堂」閉店に関するものhttps://char0203.com/blog-entry-1000.html
「ひの食堂」は登場回数第2位。こうなると、あながち偶然とばかりもいえないかもしれない。


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3周年にあたって期するところがある。
実は今回記事にする「いし」に2日前に伺ったのもそういう思いからで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で飲食店も厳しいところは相当厳しいという話が各所で聞かれるようになった。「いし」はどうなんだろう?
もし昔なじみが困っているとしたら、そんなとき他所でちゃらちゃらしているようでは仁義にもとる。新規開拓なんかやっている場合じゃないと、遅ればせながら気づかされたのだ。

もう一つ、昔なじみとはもともとの自分のコミュニティで、新規店は他者のコミュニティだ。
コミュニティは、いつクラスターと呼び名を変えないとも限らない。いくつものコミュニティを渡り歩けば当然感染リスクは高まるし、不用意にウイルスを持ち帰りかねない。

簡単に言うと、節目にあたり、行動範囲を狭め、こもる――宣言である。


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ドナルド・トランプは自らを「戦時下の大統領」と表現した。いままさに各自が有事の対応を迫られている。
では外食を控えるという選択はないのか?
日ごろさんざん楽しませてもらっている身としては、開いているお店がある限り、それはない。
もちろん自分なりに最大限リスクを避ける行動をとるようにはしているが。


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ということで、3カ月ぶりの「いし」。

「最近来てないじゃない」といきなり言われてしまった。
スイマセンスイマセン ヾ(_ _*) ペコペコ…

「(コロナの)影響ってあります?」
「ないよ」と大将。「うちみたいに小さいとこで影響なんかあるはずないじゃない」

そうなのだ。
実は今日、入るまでに3回出直している。外からでもお客がけっこう入っているのがわかったからだ。
もともと混むのが苦手だが、こういうお店は隣との距離が近い。最近はどこでもそうだが、ほとんど先客のないことを確認してから入ることが多い。


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注文はラーメン餃子セット1000円。


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それでも夜の遅い時間は若干客入りが減っているそうだ。
「夜中の電車ガラガラだっていうんだからさ。でもうちみたいにサッと寄るようなとこはまだいいのよ」
腰を据えての宴会やディナー需要を見込むところはより厳しいだろう。シーズンなだけになおさら。


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ラーメン、ますますおいしくなったんじゃないかな。
達人の域というんだろうか。


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餃子もパンチがあって、免疫力を高めてくれそうな…(笑)。


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このお店が変わらず賑わっているのを見て、情報ではなくリアルの人間関係を基本とするシステムは強い… と思いました。

今般、昔なじみに顔を出すようにするということのほかにもいくつか考えていることがあって、その一つを次の記事にする予定。


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[DATA]
九州ラーメン いし
東京都小平市小川西町3-18-10





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ひの食堂で活力チャージ 【ひの食堂】

2018.12.08

 12月は巡回月間? 東村山本町の「ひの食堂」も7月以来。
店の外に漂うおいしそうな匂い。オソロシげな外観イメージを裏切る清潔でアットホームな雰囲気の店内。寡黙で職人かたぎのご主人。近藤マッチなおかみさん――いつもと変わらぬ「ひの食堂」。

だが壁の猫カレンダーの下には「お知らせ」の張り紙が…。


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“お知らせ 都合により8日(土)夜は休ませていただきます”
ホッと胸をなで下ろす。


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普段から張り紙を見るとドキドキするが、このところ悲報が続いていて過敏になっている。
前々報、前報の「狩勝」「ネパール」の件以外に、国分寺「秀永」、東久留米「浜波」が痕跡もなく閉店してしまっていることを、ブロ友さんたちはご存じだろうか。


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小上がりの小さいほうのテーブルに着き、とんかつ定食750円と海老フライ・焼肉定食800円を注文。
先客2、後客4というほどほどの客入りもいつもどおり。


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味ももちろん変わらない。


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とんかつは久々に食べたが、専門店にもひけをとらないクォリティでこの値段はすごいな… と再認識。


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あとに入ったお客さんが上とんかつを頼んだ。いまだ食したことのない最高額メニューの一つ。
最高額といっても950円。


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950円といっても、750円の(並)とんかつのレベルを踏まえて考えれば…。
次はそれで決まりだな。


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幸せの味、元気の出るたべもの、といつも僕は表現している。
お店を出て、活力チャージされていることを実感する。
今日もガンバロー!



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[DATA]
ひの食堂
東京都東村山市本町3-18-2





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John Winston Ono Lennon(1940.10.9-1980.12.8)
https://www.youtube.com/watch?v=wADRRYNHhOA



 牡蠣、届きました!

2018.12.07 磯崎共同かき生産工場/宮城県松島町磯崎 O22-354-323O

仙台の友人KE君からカキが送られてきた。
いつもいつも、スマンスマン。
松島湾の磯崎産のカキ。KE君があちこち試して、たどり着いた産地である。


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殻付きはフライパンで蒸しガキに、生食用むきガキは、生ガキ、ソテー、カキフライ、つくだ煮と、順次フルコースで楽しむ。
潤沢だから、できること。


Starting Over 【大判】

2018.02.17

 昔、いまより遠くまで自転車を走らせていたころ、ときどき永福町のCDショップまで足を延ばした。
ルートとしては、西荻窪駅南口から神明通りを通る。
五日市街道や井ノ頭通りより車が少なく走りやすいから。


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神明通りを駅からけっこう離れて商店が途絶えるあたり、いかにもちゃんとしていそうなせんべい屋を見つけたのは10年以上前のこと。
店先にせんべいの生地が天日干ししてある。古い小さなお店のたたきでは、実直そうなおじさんが一枚一枚ていねいに炭火で焼いている。
最初何を買ったか覚えていないが、おまけに個包装してある“壊れ”をもらったのを覚えている。
その後、ごくたまにではあるが、そのせんべい屋「大判」に寄るようになった。買うたびにおまけをくれた。


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去年のひなあられ。ただし、化粧袋は毎年たまっていっていて、これは数年前の使い回し


たまたま2月に通りかかったとき、店頭にひなあられが並んでいた。ポン菓子ではなく、おかきタイプ。
それからは大判のひなあられがわが家の定番になった。
そっち方面に行かなくなって久しいが、1年に1回、ひなあられだけは必ず買いに行った。


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今日は陽気もいいので、散歩がてら上石神井から歩いてひなあられを買いに行くことにした。


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ルートとしては、青梅街道の上井草四丁目交差点からバス通りに入り、井草八幡の西側を南下、善福寺公園の東で善福寺川沿いの遊歩道へ。川が北向きに蛇行するあたりから西荻の街に上る。


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途中、昼ごはんのお店をチェックしながら駅南口の雑踏~神明通りと歩く。

大判は駅からけっこう遠い。
自転車では毎回、「こんな遠かったか? 通り過ぎちゃったか?」と思い始めるころに到着する。
不思議なことに、歩きではそれほど苦になる距離には感じられない。


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店頭のワゴンが寂しい感じ。2つあるうち1つは空っぽだ。
例年、このワゴンにひなあられが並べてある。

ガラス戸に「お知らせ」の張り紙。
嫌な予感がした。

――今年より、「ひなあられ」は製造終了となりました。


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お店のおかあさんが出てきた。
「商品を減らすことにしたんですよ。もう焼くのが大変で」
ひなあられは種類が多いから特に大変だったのだそうだ。
たしか、おかき5~6種類の詰め合わせで、すべて手焼きだったのだから。


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「でも、いまも焼き上がるそばから売れていっちゃって…」
その時点で買えるのはワゴンに載っているザラメのおかき1種類だけとのこと。


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ザラメを購入


「毎年ひなあられ、楽しみだったんですよ」
と言うと、おかあさんは丁重に
「それはどうもありがとうございました」と。


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おとさんは黙々とあられを焼いている。
ていねいに接客してくれる印象だったが、そういう雰囲気ではない。傷つけられたように、ムスッと。無念さがにじんでいるようにも映る。

ひとまず、おつかれさまでした。
これからはもっといっぱい買いに行こう。


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[DATA]
大判
東京都杉並区西荻南4-2-3
http://okaki.ooban-koban.com/index.htm





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コミュニティの中心に 【たけうち食堂】

2017.07.11

 「たけうち食堂」は、はじめ焼き鳥屋だと思っていて、飲み屋とすればこういうたたずまいは珍しくないので特に気にもかけなかったが、昼の食堂機能を備えているらしいということでがぜん興味を引かれた。
かつてこういう食堂に入る勇気がなく遠巻きに眺めていたころの印象度でいうと、有名な「ひの食堂」と並んでインパクトが強い。掘っ立て小屋然としていて、やっているかやっていないか判然としないところが共通する。


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府中街道久米川辻から徳蔵寺方面に下り、途中西武新宿線の踏切を越えてすぐ左手に位置する。
付近は徳蔵寺の“元弘の板碑”や“久米川古戦場”など元弘の乱に関連した史跡・文化財が残り、正面の八国山の尾根には新田義貞が鎌倉攻めのときに陣を敷いたところとされる“将軍塚”がある。
大河ドラマ『太平記』では諏訪町商工振興会が大いに盛り上がったであろう痕跡が、放送5年後にこの地に引っ越してきたわれわれにも見て取れた。


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1時ちょっと前に入店。
店内は4人掛けテーブル2脚と、小上がりに座卓2つ。外観のわりに中はこざっぱりしていて、案外最近、内装工事を施したようにも見える。
メニューは、各種定食、丼物、カレー、そば、うどんと種類が多い。もちろん焼き鳥をはじめ、つまみも各種取りそろえる。


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僕の前に女性客が1人。30代くらいと意外に若い常連さんで、ほかに客はなく、けっこう広い厨房にお店のお母さん。
この店の場合、単なる常連客というより地域のつながりの一環という印象を受ける。
この女性は途中出てきたお店の息子さんと夕涼み会の準備が忙しいという話をしている。幼稚園か何かの関係だろう。こちらのオーダーはもつ煮込みと玉子焼をメインにした定食だ。


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天丼750円を注文。
厨房ではいろんものを揚げているような音が延々と続いているからどんなものが出てくるかと期待して待っていたら、種は海老2尾のみ(笑)。まあ、大ぶりだからいいけど。


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天ぷらの揚げ具合は硬め。つゆはしょうゆがきつくなく家庭的な優しい味で、量は少なめ。ご飯が多いので、つゆだくとかいう食べ方をする人にはつゆはかなり少ないと思う。おじさんにはちょうどいいかな。
白菜漬けがおいしいのと、みそ汁の豆腐が変わっている。スーパーではお目にかからないようなしっかりした食感で、島豆腐くらい硬い。


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人のよさそうなご近所のおじいさんが入ってきて刺身定食を頼む。
「お店の人、変わったの? ほら、こないだ」と、じいさん。
「ああ、息子?」とお店のおかあさん。「土日お祭りで忙しくて店やれなかったから、長男が手伝いに来てくれたの」

その後、いつの間にか僕との会話になってしまってるんだが、聞くところによると長男さんは上野で、やっぱり焼き鳥屋をやっているそうだ。昼も営業する「ちょっとした食事もできる一杯飲み屋」とのこと。いまこちらを継いでいる次男さん? が忙しいときとかにヘルプに来てくれるということらしい。
「もう上野の店は孫がやってくれるようになったからね」とおかあさん。
3代続く焼き鳥屋さんということだ。

コミュニティの一員でもない僕のような者でもなじんでしまう不思議な求心力。夜に来たらさぞかし居心地よさそうだ。


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[DATA]
たけうち食堂
東京都東村山市諏訪町1-20-11





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