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日常モード復帰へ 【餃子の王将 秋津店】

2023.01.09

 年末年始、普段食べないものばかり食べて胃腸が疲れるとよくいうが、精神面も消化器不調の原因になっているんじゃないだろうか。
ハレの日は気疲れする。
それがクリスマスから小正月まで連続的に押し寄せる。

胃腸の疲れをとる七草がゆ… というが、それもまた一連の非日常。
「おせちもいいけどカレーもね♪」のカレーのほうが、おかゆよりも胃腸回復効果がありそうな気がするんだが、どうだろう σ( ̄、 ̄=) ムゥ…

ということで、日常モード復帰ごはん! って、カレーは昨日食べたことだし…
餃子食べたい! 目いっぱい❣


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しかし世の中、意外に日常復帰が遅いらしく、餃子といえば“滝山名物 一皿10ヶ250円”のお店なんかまだ休みだ。
そんなときは安定・安心“王将餃子”。


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半年ぶりの「餃子の王将 秋津店」。
1時半近くにもかかわらず順番待ちと、ものすごい混みよう。
考えていることはみんな一緒かも。


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注文は餃子定食と餃子の王将ラーメンセット。
餃子定食は、餃子2人前(12個)とスープ、漬物、ライスというセット。
餃子の王将ラーメンセットは、餃子の王将ラーメン、餃子3ヶ、ジャストサイズ炒飯。


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餃子セット、すぐ来る。
この混みようだから見込みでじゃんじゃん焼いてる感じ。


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餃子12ヶを一望のもとに見渡せる充足感を味わう。
しかるのち、餃子+白ごはんの口福を堪能する。


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餃子定食は、半年前と内容ほぼ同じ(キムチ→漬物に変更)で値段は30円アップ。このご時世においてそれはぎりぎり最低限の上げ幅といえよう。
一方、ラーメンセットは値段ほぼ据え置き(940円→938円)で餃子が6ヶ→3ヶと、こちらは物価高がもろ反映される形となった。
値上げを感じさせない工夫が透けて見えるが、昨今の社会情勢を鑑みれば不信感より同情心が勝ってしまう。


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ジャストサイズとは少量というニュアンスで、~炒飯とは半炒飯、ミニ炒飯のこと。
ちなみに前回食べたオリジナルメニュー“ジャストサイズラーメンセット”すなわち“餃子・半ラーメン・半炒飯セット”が800円で、それに対してラーメンがフルサイズで938円は、高いのか高くないのか… ( ̄ー ̄?) アリャ?


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王将ラーメンは、「ますたに」はじめ「魁力屋」「来来亭」で認知度が上がった京都背脂醤油系に近い。
ほかに醤油ラーメンもあるが、王将の基本ラーメンはこっち。


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ラーメンも炒飯も以前に比べ洗練というか安定感が感じられる。
安定方向に向かうのはチェーン店の常だが、いい意味で平準化している気がする。


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満腹度・満足度の高さからして、なんだかんだ言っていまだコストパフォーマンス抜群の「餃子の王将」なのであった。


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[DATA]
餃子の王将 秋津店
東京都東村山市久米川町1-37-7
https://www.ohsho.co.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/e6T6AQ5yXqc
Jeff Beck(1944.6.24 - 2023.01.10)



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懐かし系中華そば系 【ラーメン 味六】

2022.08.30

 このところこのブログの人はラーメンばっか食べてるんじゃないの? とか思われているかもしれないが、そのとおりです ( *¯ ꒳¯*)

2週間近く、ラーメンしか食べてないと言っても過言ではないでしょう。
文句あっか!? 🖕

でもラーメンといってもいろいろ。
最近食べたものを系統で列記すると、八王子ラーメン、家系ラーメン、丸長系大勝軒系、白河ラーメン、混濁系しょうゆラーメン、ラーショ系、そして本記事の懐かし系中華そば系… と、ラーメンばっか食べているように見えて一つとして同じものはない。
ちゃんと考えてる。
ダイバーシティなのである。

でもこれ、全部しょうゆラーメンなんだよね、大きく見ると…。

あ、あしたはみそラーメンだぁ ♪(* ̄∇ ̄)/


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いろいろあって「ラーメン 味六」に入ったのは14時すぎ。


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中休みがないのはありがたい。
ほかにお客がないのも、僕としてはありがたいが…。


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注文はワンタンメン。


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懐かし系中華そば。


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懐かしいといっても、それほど古いお店というわけではなく、せいぜい四半世紀の歴史。
おそらく四半世紀前の味を実直に守り続けている。
それがいまの時代、得難いケースなのではないかと。


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固ゆでの味玉や、ビロビロしないしっかりコシのあるワンタンなど、見ようによっては不器用な在りよう。
しかしその圧倒的おいしさ…!


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ただ守り続けるのでなく、日々完成度を追究しているよう。
不器用というより、世におもねらない。

懐かし系というより、ラーメン黄金狂時代における孤高の存在。


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[DATA]
ラーメン 味六
東京都東村山市本町1-4-5
https://www.ajiroku.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/slokZMl3BJk



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「Fujicafe」、8月28日閉店


いまや貴重な… 【大龍】

2021.10.07

 昔よく通った武蔵境駅北口「九州GTラーメン」は10年近く前に閉店しているが、GT店主はその後、府中市朝日町の自宅前でキッチンカー営業しているというので、一度食べに行った。
そのときいろいろ聞いた中で気になったのが、「はじめは南口で営業していて、当時ラーメン屋はうちと『大龍』さんしかなかった」という話。


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「大龍」というお店は武蔵境駅南口に現存する。
再開発に取り残されたような雑然とした一角ではあるが、そんな古いラーメン店が残っていることを知らなかった。


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調べてみると、1970年創業の古株。
みそラーメンが売りのようで、見るからに昔っぽいタイプのラーメンには心惹かれるものがある。


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以降、ときどき通りすがりに様子をうかがっていた。
カウンターのみの小さいお店で、このご時世、なかなか入りづらい。


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コロナは落ち着いてきてはいるが、やはり慎重を期して客が引けそうな時間に行ってみる。
13:40、先客なし c( ̄▽ ̄)


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注文はみそらーめん。


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客席8席に対しスタッフ2人というアンバランス感。高齢男性2人体制は「どさん子 柳沢店」を思い出させるものがある。
野菜を炒めた上から中華鍋にだしを張る製法も、どさん子スタイル。


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ただし、麺ゆでも野菜ファイヤーも、調理はすべて若めのおじさんがやる。
ずっと座ったままの年かさの御仁。おもむろに腰を上げると、最後の大切な仕事に取りかかった。ネギの盛り付けである。

瞳を描き終えた大龍は空高く舞い上がるのであった。


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炒め野菜はモヤシとタマネギで、細切れの豚肉が入る。シャキシャキ感の残る絶妙の火入れ。
トッピングにネギとコマツナ。麺はツルッとした中細麺。


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スープはごくあっさりした味わいだが、ピリッと舌を刺激するものがある。意外にニンニク(生?)を利かせてあるか、タマネギの辛味成分が効いているか。


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昭和の時代のごく普通のラーメンジャンルである。
いまや探しても見つからない貴重な存在になった。


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[DATA]
大龍
東京都武蔵野市境南町2-1-20





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/D9BUXsa55hg



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画竜点睛… のイメージ?


満を持して、○○丼登場! ―1CLシリーズ⑮【宇奈とと 調布店】

2019.09.12

 1CLシリーズも今回で15回目。
これほどワンコインネタが見つかるとは思っていなかったが、特に目を引くのが丼物の健闘ぶり。かつ丼、焼き鳥丼、海鮮丼、天丼に、どんぶりで出す店もあるカツカレーも含めると、シリーズの3分の1強が丼物である。

それがたとえば玉子丼やきつね丼、カレー丼あたりなら「まあ、なくもないかな…」という見解も聞かれようが、上記5品、もはや限界突破の最強ラインといっていい。

…と悦に入っていると、「いや、まだまだ」という声がどこからともなく聞こえてきた。「まだまだそろってへんで。アレはさすがにワンコインでは無理やろ」
アレとは…?
そう、価格高騰が止まらない、うなぎである。


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牛丼チェーン等のうな丼(うな重)の価格を調べてみた。吉野家788円、松屋830円、すき家790円、なか卯850円…(※吉野家=外税のほかは税込み価格)と、低価格路線を代表するこれらチェーンでもワンコインのはるか上に設定してある。
やはりワンコインうな丼は無理なのか?

それがあるんです!


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京王線調布駅北口。旧甲州街道の駅前交差点近くの一等地にある「宇奈とと」。
東京都内に11店舗、大阪府内に4店舗を展開するうなぎチェーンである。


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なんと、うな丼が500円!(都心にもあるので「知ってるわ!」という方、意外性がなくてどうもすいません (*_ _)人 ス、スマヌ


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調布に来るのは15年ぶりくらいかな。
そのころはいまよりだいぶ活動的で、ときどき調布あたりまで足を延ばし、昼ごはんどうしようとなったとき、やたら安いうな丼の店があった。


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1回入ったはずだがあれはマボロシだろうか…? というくらい記憶も消えかけていたが、今回こういう企画にあたり一応調べてみた。まさかと思ったが、まだあった。


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しかも、うな丼500円って、当時もそんな値段だったと思うので、この高騰の流れをもう何年もやり過ごしてきたわけだ。


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11時20分の入店で2人目の客。
席はカウンターのみ2列17席。


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驚くことに店内には炭の匂いが漂っている。
提供時間が短いので、老舗うなぎ屋のようなことをやっているはずもないが、独自の“ノウハウ”はありそうだ。


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うなぎの小さいのは想定内だが、厚みがかなりあるのに驚いた。タレは甘すぎず多すぎずで、ご飯が意外においしいので邪魔にならないのはいい。
で、うなぎは締まった食感になじめないものがあるが、蒸し工程の入らない関西の人間が関東のうなぎはフカフカして気持ち悪いと言う、その逆の感覚のような? 蒸し方が食べ慣れたうなぎのそれと違うんじゃないかと…。
ふっくら感はないが、しっかり焼き目が入って香ばしく仕上がっている。


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ご飯の量は少なくないので、やはりアタマとのバランスはよくない。
食べ終わるころに“しば漬けご自由に”を見つけ、これをもっと早く導入していれば… と思ったしだいである。


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少なくとも10数年の時を超える生き証人の感想として、この間高騰著しいうなぎを価格据え置きで提供している企業努力はすごいと思いました。

で、ワンコイン丼のラインアップ、まだ不足があるって…?


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[DATA]
宇奈とと 調布店
東京都調布市小島町1-11-7
http://www.unatoto.com/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/z79pgPn357g



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