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運気の上がる? 【福元】

2022.09.11

 前記事の「聖天宮」でことさら目を引く特徴が、色彩。
遠目にも黄金に輝いて見える。
HPには“屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍”とある。
どういうことか。

中国における色とは古代の陰陽五行説に基づくもので、青・赤・黄・白・黒の“五色”を正色とし、季節や方位をも象徴するものとして宮殿や寺院などに施された。東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武の“四神”もそれにあたるが、黄色はその中央に位置し、皇帝・皇位を表す色として尊ばれ、宋代から清代まで皇帝以外の使用が制限された。――ということを意味する。

以上を踏まえ、昼ごはん編。


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「聖天宮」は坂戸市の郊外に位置し、地図で見る限り半径1km以内に飲食店はほとんど見当たらない。
まったく土地勘がないエリアでヘタに動いたらドツボにはまるのは目に見えており、出発前にスマホで飲食店を検索すると、近くに中華料理店がある。
この流れで中華、いいんじゃないの?
とさっそく向かった。


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車でほんの数分。
前方にそれらしいお店が見えてきた。


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なんと「聖天宮」にも劣らぬ真っ黄っ黄な外観。
富と権威を象徴する配色に、運気が上がりそうな予感がしたのであった!


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…と、無理やり感のある長い前振り終了 (〃 ̄ω ̄〃ゞウーム


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中華料理店「福元」は、最近急速に勢力を拡大している本場系中華料理店という内外観。
メニュー構成も、その系統に多い膨大な種類のセットメニュー中心。


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僕はこれが苦手で納得いく注文ができたためしがない。
そもそもセットもカテゴリーが1つではないというところからして、順列組み合わせ的に問題が複雑化していくのである。


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まず“ラーメンセット”の“台湾ラーメン+高菜炒飯”を決めておいて、もう1品を検討。


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餃子を食べたいので“定食メニュー”の“餃子定食”はどうかとなったが、餃子2人前にラーメン・ライス・唐揚げほか全6皿って、ちょっと無理。
ならば“ラーメン餃子セット”では…? と見てみると、餃子1人前にラーメン・ライスの3皿で、値段は先の餃子定食と同じって、なぜ?


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…というふうに、理不尽で不可解なことだらけなのである。
まるで同じような質問が繰り返される適性検査のごとくで、結局自分は量が多すぎると判断されるものに対して挑むことはできるが、損をこいてると思われることには我慢できない性格らしい。
ということで、もう1品は餃子定食 ( ̄ω ̄;)


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ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)680円

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餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメンを選択)880円


ラーメンセット(台湾ラーメン+高菜炒飯)と餃子定食(ラーメンは台湾豚骨ラーメン)が並んで、これは2人で食べる量じゃないな… と思いました。


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満漢全席には程遠い内容だが、量だけは皇帝並みに食べたかも… というしょうもないオチ ゞ( ̄∇ ̄;)

どれも味がよかったということを付け加えておきます。


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[DATA]
福元
埼玉県川越市下広谷433-7





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/yKNxeF4KMsY



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今日の買い物


自転車コースのラーメン屋🍜 シリーズ 【ラーメン山岡家 瑞穂店】

2021.05.15

 自転車で走るコース選びの流儀として、人とも車ともなるべく出くわさないというのがある。
当然、お店も少ない。
少ないだけに、だんだん気になってくる。

そんなのがいくつかあって、そろそろ入っておかないと落ち着いて自転車にも乗ってられないやと。
最初はハードルが低そうなチェーン店の「ラーメン山岡家 瑞穂店」。


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© OpenStreetMap contributors


地図は狭山丘陵一周コースである。
「山岡家」は新青梅街道に面していて、そんな大通りは走らないが、ギリギリかすめるコースどりになっていて、でっかい看板が目に入る。


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そういえばここは昔からあるな… と思って調べてみると、2004年2月オープン。東京の1号店だそうだ。
というか、東京で最初にして現在唯一の「山岡家」である。

東京といっても端っこの瑞穂であり、東京都民にとって「山岡家」は地方の人ほどなじみある名前ではない。
僕の場合、昔から瑞穂にある「山岡家」が150店以上を展開する全国チェーンであることを知ったのはごく最近のこと。


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最初に見たときの印象は、“家”と付いているがどう見ても家系ではないな。
このへんでいうと「満北亭」や「南京亭」のような典型的ロードサイド中華食堂の店構えである。
はい、家系ではありません。


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チェーン店でハードルが低そうと書いたが、もう一点、24時間営業というのもポイント(※現在は時短営業中)。混まなそうな時間に行けばいい。
ということで10時15分入店(笑)。


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混んでいないとはいえ、それでもそこそこお客さんがいるのに驚かされる。
タッチパネルの券売機で「あわわ…」となって、たしか 単品 > 醤油 と押して、あとは覚えていない。たぶん基本味となるしょうゆラーメン。


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カウンター席は一つずつ仕切られていて“味集中カウンター”状態。


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ラーメンはとんこつ味で、思ったよりすっきりしていて普通においしい。


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舌がしびれるほど濃いのがおいしいという人には物足りないかもしれないが、タレとダシのバランスがちょうどいいし、うま味過多でもない。
ツルッとしたストレートの太麺も好みで、ノリが3枚のっているのもうれしい。チャーシューの甘い味付けはアレだけど…。


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途中、豆板醤で味変。次いでおろしニンニクも投入。
朝っぱらからニンニクはどうかとも思ったが、抗菌作用とか抗酸化作用とかいわれると、いまは何にでもすがりたくなるからなぁ…。


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食べている間にも次々来客があり、お店を出ると駐車場がかなり埋まっていてまた驚いた。
じゃなかったら24時間営業は成り立たないか。
こういうラーメン屋さんの使い方もいいかも… と本気で思いました。


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[DATA]
ラーメン山岡家 瑞穂店
東京都西多摩郡瑞穂町武蔵205-1
https://www.yamaokaya.com/
https://www.facebook.com/yamaokaya
https://twitter.com/yamaokaya_pr
https://www.instagram.com/koushiki_yamaokaya/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/vGZMvV9KBp8


お世話になってます 【村山ホープ軒 東大和店】

2020.03.04

 ブログの更新が飛び飛びになっていて調子悪そうだが、仕事が忙しいからかというとそうでもなく、忙しいことは忙しいが年度末とすれば今年は楽なほうで、ただ全般に調子が上がらないと。
そういうときはラーメンぐらいしか食べる気にならない。
というか、ラーメン食べたい。


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前々記事に書いた南街四丁目交差点を左折して次の信号のところにお店はある


震災を挟んで10年間くらい、外食ではラーメンしか食べなかった。
そのころ、調子悪かった。記憶があまり残っていない。
またそうならないように奮闘記… がこのブログだったりするので、いろいろめんどくさいのだ、実は。


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あまり覚えていないけれども食べ続けていたことはわかっている(ルーチンにしてたからね (-ω-;)Aラーメン屋の一つが「村山ホープ軒 東大和店」。
非常にお世話になったというしかない。


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注文はラーメン+もやし(720円+150円)


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そのころラーメンは600円くらいだったと思う。
「本店の価格とそろえることになりました」に始まり、たび重なる原材料価格の上昇や消費税率改正などを要因として、じわじわラーメン価格は上がってきている。
そのたびに、ここのラーメンは1000円超えても食べ続ける… と豪語していた。


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いま、720円。
生きているうちに1000円超えはないな、たぶん (^。^;) ホッ…


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体も心もあったまる一杯。


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[DATA]
村山ホープ軒 東大和店
東京都東大和市南街4-13-12





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/qhIVgSoJVRc



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相変わらずぶっ飛んでる地中海料理レストラン


山海のこだわり食材をリーズナブルに 【伊都の郷 藏】

2020.01.29

 久米川駅前の顔が「むらやま」なら、東村山駅東口の顔的存在は喫茶店「グリム館」だったが、2018年12月に閉店し市民に少なからぬ衝撃を与えた。

そのあとに入ったのが「伊都の郷 藏」という居酒屋で、料理の素材やお酒にかなりこだわりのあるお店らしいという印象を「東村山グルメ日記2」の記事を読んで抱いていた。


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そのお店でランチ営業をしていることに気づいたのは最近のこと。
刺し身5品の定食が1000円みたいなことが書いてある品書き横目に眺めて、案外リーズナブルかも… と思ったのだった。


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店内は2面がガラス張りという条件を生かして自然光をいっぱいに取り入れ、居酒屋とは思えない明るい雰囲気である。
テーブル席が4人×5卓、6人×1卓、L字カウンターに8席。
見た限りでは白衣の板さん2名、サービス係の女性1名の体制で、皆さん若い。


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注文は、一番人気『藏』定食1000円と、糸島野菜と糸島和牛の牛すじカレー800円(税込み価格)


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ホームページには、こだわりが8項目。「糸島の旬の恵み」「糸島野菜」「全国各地の海の幸」「糸島地酒」「こだわりの日本酒」「果実酒」「こだわりの食器」「シックな和モダン空間」とあって、主要コンセプトは、店名にも冠してあるように全国的にも知られる“糸島野菜”をはじめとする糸島(伊都の郷)の旬の幸の提供である。


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伊都の郷とは、『魏志倭人伝』など中国の史書に記述の残る倭国内の国の一つで現在の福岡県糸島半島にあった伊都国のこと。国宝 金印に刻されているアレだね。


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カレーはミニサラダ、らっきょう付き。
サラダはレタス、ダイコン、タマネギで、これが糸島野菜か… という力強い味。ドレッシングは自家製っぽいすっきりした和テイストで、野菜のうま味を引き立てる。
カレーの具はニンジンと八つ頭? のような芋が主で、煮崩れて姿ははっきりしないが牛の香りが強く、ふんだんに牛すじが使われているのがわかる。


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『藏』定食は板さんが直々に運んできて刺し身の説明をしてくれた。
ブリの塩たたき、シマアジ、マナガツオ、ヒラマサ、マダイの5品である。
どうよ、このラインアップ。
シマアジにマナガツオですよ。ランチに w( ̄▽ ̄;)w オオッ!!


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マグロやイカやタコといった定番ネタが使われていないあたり、並々ならぬこだわりが伝わってくるというもの。


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中央がブリの塩たたき。右上から時計回りに、マナガツオ、ヒラマサ、マダイ、シマアジ(写真ヘタすぎて泣けてくる…)


ブリの塩たたきは味が付いているのでワサビのみで食す。塩で締めてあるため程よく脂が抜けて、炙ってもくさみがなく、炙り香が香ばしい。絶品です。


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付け合わせのサラダはカレーと同じ。小鉢はキュウリとワカメの三杯酢。だしの非常に濃厚なあら汁も特筆もの。


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これだけうまい刺し身が並んでいれば酒が欲しくなる。
酒が欲しくはなるが、自分は酒飲みだが刺し身に関しては酒より白いご飯で食べるのが断然おいしいと思っている。

なのでご飯が少ないのがいかにも残念… と思って食べ終えたわけであるが、あとで写真を見ると“定食はライスおかわり自由”と書いてある。チキショー…


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[DATA]
伊都の郷 藏
東京都東村山市本町2-3-71 伊わ多ビル2F
https://risusulenis.co.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/bZ_BoOlAXyk
https://youtu.be/dvgZkm1xWPE



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季節外れの大雨で増水した空堀川(この川はこれで増水レベル)


人気店の期間限定出店 【初代青樹】

2019.06.13

 夜の立川編の続き。
〆のラーメンを求めて南口へ、


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立川アーバンホテル1階の「らーめん たま館(たまやかた)」は、アレアレアの「ラーメンスクエア」と並ぶラーメンの殿堂。


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夜の街に慣れていないため昼ごはん候補にチェックしているはずのラーメン・中華系のお店が一つも思い浮かばず、どっちかのラーメンコンプレックスに頼るという安直パターン。


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で、たまたまそのときいちばんすいていた「初代青樹」に。


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あっさり煮干し醤油らーめん(たぶん…)


なんか字ヅラに見覚えあるなぁ… と思って聞いてみた。
「いや、オレはこの味のラーメン、初めて食べたで」とNWKさん。
「ですよねー」と僕。
あとで調べたら北口の人気店「煮干しらーめん青樹」による“創業の地「らーめんたま館」へ期間限定出店”だそうだ(2018.10~)


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えー、私ども、過去に「煮干しらーめん青樹」に入っているという記録が残っておりました。
2016年12月14日のこと。
どうりで見覚えあるはずだ。


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そのとき食べたラーメンの味を覚えているかと言われれば、まったく思い出せない。
なんともいいかげんな ( ̄▽ ̄;) はっはっはっ…

もっと恐ろしいことに、これを書いている時点で、2日前に食べたラーメンの味がきれいサッパリ… ゞ( ̄∇ ̄;) ヲイヲイ


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[DATA]
初代青樹
東京都立川市錦町1-2-16 らーめんたま館
http://niboshiaoki.com/shodaiaoki/
https://www.facebook.com/niboshiaoki
https://twitter.com/aoki0702
https://www.instagram.com/aoki0702/



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/YykjpeuMNEk


現存最古の東京ラーメン 【春木家本店】

2018.11.21

 最近、気になることがある。
ほかならぬこのブログについて。いまさら何をと思われそうだが、
選ぶ店がマイナー過ぎやしないだろうか…。
(↑ナニヲいまさら… ヾ(- -;)

チェーン店はともかく人気店を意図的に避けているつもりはないが、結果としてアレならば、ちょっとアレなので…。
少し改善を図ろうと思います。気が弱いもので… ゛(6 ̄  ̄) ポリポリ
題して“ブログメジャー化計画 第1弾”、略して“メジャー-シーズン 1”。

ということでシーズン1、東京でも屈指の有名ラーメン店「春木家」へ!


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天沼八幡神社


とまあ、なんとしらじらしい前振りを長々と… と、ご存じの方は呆れていることでしょう。有名店だけにそのへんの事情もよく知られていることだし。
だいたい、タイトル見たらわかるがな \( ̄  ̄*) バシッ


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ハルキヤはハルキヤでも、今回取り上げるのは「春木家本店」。有名なラーメン屋は「春木屋 荻窪本店」。
え、わからない? そういう方はこちらのサイトをご覧ください。デリケートな問題っぽいので、説明省略。


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北側からではまったく目立たない店構え


青梅街道を四面道から新宿方面へ、天沼陸橋の上り口を左折する。
僕は奥側から回り込んできたので、一度通り過ぎた。というくらいに目立たない店構え。
なんと、出前用のカブが止めてある。いまどきの人気ラーメン店ではありえない光景。


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で、おそるおそる暖簾をくぐり(って、暖簾ないし…)、なおも当惑したことに、お客さんがいない…。僕が入っても気づいてもらえない… =( ̄□ ̄;)⇒
奥まで進んで厨房の暖簾をめくり、「こんちはー」みたいな。
「あ、いらっしゃーい!」と、若だんな風。
適当な席に座って待っていると、それでもずいぶん間を置いて、お冷を持ってきてくれたのは大女将のような方。
一連のプロセスで、時間の流れが一気にスローダウンした。

断っておくが、こちらはコアなファンの多いお店。今日はたまたま運がよかった。


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1931(昭和6)年創業。現存する最古の「東京ラーメン」


お店のホームページに「中華そばも美味しい日本蕎麦家」とあるので、本業はそば屋だ。
なので、1人で入るのはもったいないお店(そばとラーメン、両方試したい)として、なかなか機会がなかった。


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本日はなりゆきで1人で入ってしまったので、とりあえず中華そば700円を注文。メニュー表のそのすぐ下にあって、ひと目で推しとわかる煮玉子100円も頼む。
「麺の硬さは標準(と言ったかな…?)でいいですか?」と好みも聞いてくれ、たいへん感じのよいおかみさん。


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店内は、12席の大テーブルを中心に、4人掛け2卓、2人掛け1卓、左手が小上がりで4×4席。
時間の流れは遅いが調理のスピードは速く、3分ほどで提供。


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※ そば、うどん、中華の麺(卵使用)は、自家製麺でございます。
※ 麺つゆ、料理、炊飯、飲料水などに弱アルカリ性のミネラルウォーターを使用しております。
※ 汁の濃淡 / 麺の茹で加減は、お客様のお好みに合わせて調整いたします。
(お店HP)


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魚だしの香るスープはまさに荻窪… というか、ずばり春木屋を思わせる。こちらのほうが魚介風味は軽やかで、一方、かえしには日本そば屋らしい甘味がある。細めの縮れ麺は粋な感じ。固ゆでの煮玉子は表面あばた状で手づくり感いっぱい。チャーシューはしっかり味が入り、肉のうま味と程よい歯応えを残す。


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作り手の顔が見えるところが、微妙な味の優劣を左右するように思う。人気店は、顔は見えるが人となりまでは伝わりづらい。
お会計で「またいらしてくださいね」とおかみさん。
一発でファンになる人も多そうだ。

(荻窪編 つづく)


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[DATA]
春木家本店
東京都杉並区天沼 2-5-24
http://harukiyahonten.jp/index.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/8C1pW6gQKKY



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◆ 猫写真はこちら その1 その2


Niche的商店街のユルい系中華屋さん 【ラーメンハウス銀将】

2018.10.06

 シリーズ「商店街を歩く」。
そんなシリーズあったか? と問われれば、いま思い付いた、と認めるにやぶさかでない。

ということで記念すべき第1回目の商店街、えーと… 名称不明 o(_ _o) ドテッ

やめようか、この企画…(笑)。


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承和5(838)年創建と伝えられる宝泉寺。東久留米七福神の弁財天

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古くからある神山バッティングセンター


東久留米団地の「西友 東久留米店」前の通り(上の原通り)から坂を下って最初のT字路を東へ。
ここには「宝泉寺通り」の標識がある。
そのすぐ先は都県境で、東久留米駅東口から延びる通称新道の延長である“東村山都市計画道路3・4・20号東久留米駅神山線”の工事が行われている。
埼玉県新座市に入ると、へび道状の商店街になっている。
住所は新座市石神。


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真っすぐ上るのが都市計画道路で新座市本多方面へ抜ける。右が新座市石神の商店街入り口(下左写真)で、奥に「ラーメンハウス銀将」の看板が辛うじて確認できる

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「ラーメンハウス銀将」(右)

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いちばん商店街っぽいアングル

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現役っぽく見える唯一のお店「お菓子 平野」

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2つ上の写真の逆方向から

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このあたりは日中開いてる店を見たことがない

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焼きだんごの名店「すずきや」

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スーパートヨダ


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二またを左へ


この先、二またを左に進めんでセブンイレブンの角を右折、黒目川を越えて保谷志木線に抜ける。
貝沼橋の両岸にも古い商店街が形成されており、そこも別の機会に取り上げたい。

かつては大泉インターからの帰路、栗原の交差点が整備されておらず東久留米の旧市役所通りからの車が多いと擦れ違うのも大変で、気の短い自分は右折して黒目川のほうへ下っていた。
そんなとき、この商店街を通過していたんだと思う。
毎回あてずっぽうに走っても、必ずバッティングセンターの前に出た。


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さて、お昼ごはん。
ちょっと戻って「銀将」。


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自転車でR254沿いの「ドイト 朝霞店」などに行くときに通っていたのもこのルート。
なので、このお店はだいぶ前から認識していたが、入るのは初めて。


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思ったよりきれいな店内で、入って左がカウンター、右のスペースにテーブル席が3つ(5席・6席・2席)。


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6人テーブルを指して「いいですか?」と伺うと、「どうぞお好きな席へ」とおかみさん。


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注文は、ソース焼きそば750円(相方)と中華丼セット(ラーメン+ミニ中華丼)850円(自分)。


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中華丼セット

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ソース焼きそば


おかみさんは明るくひょうきんな方で、この商店街について聞こうとしたが、軽いノリにうまくかみ合わせられず、空振り(笑)。

お店自体はこの場所で20年くらい、それ以前は大泉で営業していたそうだ。
「西大泉で、大泉学園と保谷のちょうど真ん中」
大きいお寺のある道沿いというから、小泉橋から保谷街道へ抜ける通りじゃないかと思う。

都市計画道路が開通すれば、この一帯も劇的に変わるかもしれない。
強引に崖線を真っすぐ切り開いて上る道と、川の蛇行に合わせるかのようにくねくねと曲がる道の対比が印象的。

一直線の坂の向こうに明るい未来が開けるようには、とても思えないんだが…。


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[DATA]
ラーメンハウス銀将
埼玉県新座市石神4-8-8





[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=dvgZkm1xWPE



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思いもよらぬ歴史探訪の旅へと 【末広】

2018.07.27

 青梅街道は1603年、江戸城の改築に必要な石灰を青梅の成木村から運搬する道路として開かれた。街道に継立場(つぎたてば)をつくるため、幕府の要請により谷戸(現 西東京市谷戸町)に住んでいた田無村の住人が移住し形成されたのが田無宿である。
水場がなく宿場の住人は毎日谷戸までの水くみを強いられたが、玉川上水からの分水が許可され1696年、田無用水が開削される。
用水は現在、暗渠となり、青梅街道を挟んで平行に並ぶ散策路「ふれあいの小道」「やすらぎの小道」として整備されている。


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四角枠の拡大図をページ下方に掲載した


秩父道との追分の田丸屋(のちの田丸屋酒店)をはじめ、柳沢宿(現在の田無町1、2、3丁目の一部)には旅籠が並んだ。街道には毎月一と六の付く日に市が立ち、特に晦日市はにぎわった。宿場の名残りで、明治・大正期にも料理屋が多かったという。
総持寺・田無神社前交差点から駅入り口にかけて、当時からいまも残る商店としては、呉服「福澤屋」、神具仏具「かもじや」、荒物屋「かさや商店」、薬局「トラヤ」、うなぎ「坂平」、酒店「野崎屋」などがある。


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青梅街道から登記所(現ASTAビルのあたり)に入る路地にある割烹「末広」。
この歴史のありそうな料理店でランチサービスをやっていることに気づいたのが春先。その後、何度か伺ったがいつも閉まっており、ようやく入ることができた。


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青梅街道のこのあたりの町並みには歴史の古さを感じるものがあり、「末広」はその代表的存在と見なしていたが、伺った時点では漠然たる感覚のみで予備知識はなし。冒頭の記述はあとで調べたものである。


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入り口が2つあり、通りに面したほうの暖簾をくぐる。こちらが食堂で、奥まった左の入り口は会席・宴席の座敷用と推測される。
そのように分かれているためか食堂は思ったより狭く、カウンター5席、6人掛けテーブル、小上がりに4人用座卓が2つという構成。
意外に混んでいて、運よく空いていた感じの小上がり席へ。
黒の150角タイルを敷き詰めたたたき、床の間風に床柱・落掛の位置に天然銘木を使った小上がりのつくりなど、風情のある店内。長年魚料理を続けてきた場所特有の、なんとも懐かしい匂いが染み付いている。


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店内にランチメニューがない。
「表で見てきてください」と、すまなそうに客席係のおばさま。
「入る前にたまたま写真撮っといたので大丈夫(笑)」と、スマホ見ながら注文。
ランチメニューはすべて天ぷら(または焼き魚)+刺し身という組み合わせ。海鮮丼・天ぷら1080円と大えび天・刺身1180円を頼む。


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暖簾と幟にあるように、こちらはうなぎをメインに出すようだ。西東京商工会の名簿では“うなぎ・天ぷら”カテゴリーである。店内メニューを見ると、うな重 上2570円、特3100円と案外リーズナブル。
カウンターの中が天ぷらの揚げ場で、何代目かわからないが意外に若い職人さんが持ち場にしている。刺し身やほかの料理は奥の厨房から。
店のスタッフはほかに、天ぷらの職人と同年代の女性、母親らしき女性、先の接客係のパート風女性。


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海鮮丼の具は、マグロ、タイ、カンパチ、タコ、アマエビ、サーモンと、なかなか豪華。


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セットの天ぷらは、エビ、アジ、なす、かぼちゃ、いんげん、ししとう、さつまいも。
からりと揚がっていて箸が止まらなくなる。


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大えび天セットのネタは、上記とはエビの大きさが違うだけ。
ぷりぷりで香ばしく、久々の食べでのあるえび天。セットの刺し身の海鮮丼との違いは、タイとタコがない代わりに生シラスが付く。
どちらのセットも豆腐の味噌汁と3種類の香の物付き。


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オール1000円超えという上級設定のランチで、給料日あとで奮発、のつもりだったが、食べ始めてすぐに「これはむしろオトク!」と。
駅前一等地のど真ん中にこのような空間が残されていることは驚きのひと言。


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後日、ブログ記事を書くにあたって調べていて、ネット上で見つけたのが冒頭の地図。明治末期から大正初期にかけての町並みを再現したもので、「末広」の文字がある。
たまたま相方が田無の図書館に用事があるというので、一緒に行ってカウンターで訪ねてみた。「地域・行政資料室に詳しい者がおりますので」とのことで、2階へ。
地域・行政資料室では、年配の男性が作業机で調べ物をしており、職員は2人。手前の司書のおねえさんに用件を話してスマホを見せると、すぐに出展がわかったので驚いた。


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明治末期から大正初期にかけての町並み。「末広」の表記がある(赤丸)


「いろいろ引用されているんですが、いちばん最初のものがこれになります」と出してくれたのがオレンジの装丁の『田無のむかし話』という本。
地図の部分をコピーできるか聞くと、1階にも置いてあって貸し出しもしているとのことで、1階に案内してもらう。
「ほかにこういうものもありますよ」と親切な司書さん、白い表紙の町並み変遷図の本を見せてくれる。

その2冊を借りようとしていると、司書さんが戻ってきた。
「その本(白い街並み変遷の本)を書かれたのがあちらの方で」と、コピー機の前の男性を示す。さっき2階で調べ物をしていた人だ。「お話ししてくださるとおっしゃってますので、よろしかったら」


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その人、近辻喜一さんは開口一番、「借りるのもいいけど、お買いになったらどうです?」
『田無のむかし話』は300円で市庁舎で買えるとのこと。安いのでお手元に一冊どうぞ、と。
「こっち(白い本)のほうは売れないので書店から引き上げたので(笑)、進展いたしますよ」と、親切にもおっしゃってくださった。

偶然が重なり、思いもよらない末広がりな展開となったのであった。


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参考資料:
近辻喜一、『わが町シリーズ① 青梅街道田無 町並み変遷図』(2015)
田無市立中央図書館編、『田無のむかし話 その3――明治末期から大正初期にかけての青梅街道の町並み』(1979)


追記:近辻喜一さんに早速『わが町シリーズ① 青梅街道田無 町並み変遷図』をお送りいただいた。
近辻さん、ありがとうございました。(2018.07.31)


[DATA]
末広
東京都西東京市田無町2-4-10





[Today's recommendation]


https://youtu.be/vqOnUB9gnDM



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