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肉けが欲しい 【焼き鳥野島】

2023.06.22

 夕方、秋津の「焼き鳥野島」へ。


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昼ごはんが上品だったので、ワイルドな肉けが欲しかった。


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あと、激安。
普通の焼き鳥の数倍のサイズでオール100円。
この円安・物価高の情勢下においてありがたい限りである。


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ねぎま・かしら・レバーをタレで、はつ・たん・地どり・とり皮を塩で。
これで700円❣


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焼き鳥は店によって部位と呼び名の関係が微妙に異なるので、注文はヤマカンである。
今回の注文の良しあしによってこの店の頼み方がだいたいわかったので、次回以降はそうなるであろう。


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名物的おかあさん… もとい、おねえさんの姿がなかったが。。。
ちょっと寂しい。


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[DATA]
焼き鳥野島
東京都東村山市秋津町5-8-1





[Today's recommendation]


https://youtu.be/UlfbmAu1_ww



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ネジバナ Spiranthes sinensis var. amoena / 小金井公園


“ユルい”がうれしいフランチャイズ店 【くるまやラーメン 清瀬店】

2023.02.07

 「くるまやラーメン」の味噌ラーメンには中毒性があり、ときどき食べたくなる。
1年に3~4回は食べたくなる。
で、それくらいのペースで食べているが、ブログ記事にはなっていない。
いつからかこのチェーンが店内撮影禁止になったからだ。

そういうルールには当然従うが、もはや日記のようになっているブログ記事を書けないというモヤモヤ感はある。


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ところで、「くるまやラーメン」の店舗には直営店とフランチャイズがあり、フランチャイズはメニューの縛りがゆるいといわれている。

――直営店舗は、全食材が本部供給の統一品となっている。フランチャイズ店舗は、麺と味噌ラーメンの味噌、くるまや特製油(落花生油)が利用必須の食材で、その他は各店舗の裁量に任されている。「くるまやラーメン」Wikipediaより、最終更新2023年2月18日11:39)


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このあたりでいえば清瀬店がたぶんフランチャイズで、一度入ったことがあるが、たしかにメニューが他店や公式HPとずいぶん違っていた。
ということは、コンプライアンス方面も独自運用ということもありうるかも… と、ふと思った。


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ということで、約4年半ぶりの「くるまやラーメン 清瀬店」。


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ランチメニューというもの自体、すでに独自路線だ。
直営店にはないチャーハンとカレーライスで迷ったが、餃子も食べたいのでAラーメン+チャーハン+餃子に。
味が選べるラーメンは、もちろん味噌に。


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Aセット来る。

「写真、撮らせてもらっていいですか?」と聞いてみる。
「はい、大丈夫です」と、おねえさん。
「ほかのお店はダメみたいだけど…?」
「いえ、ぜんっぜん大丈夫です!」


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ペット同伴、未就学児の入店、大声での会話、etc.… 自分とは無関係の事柄であっても、“禁止”“お断り”などの文言を突き付けられると心休まらないものがある。
禁止だらけのコロナ禍において、この“ぜんっぜん大丈夫!”対応には救われる思いがしたのであった。


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さて、Aセット――
普通、ラーメン+チャーハンといったら“半チャーハン”と、無意識のうちに考える。


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が、このチャーハン、どう見てもフルサイズだ。
ラーメンはもちろん1人前。
餃子6個も付いてる。


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ただひと言、食べすぎでしょう (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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チャーハンはぱらぱらな仕上がり&チャーシューごろごろで、かなりおいしい。
餃子も直営店より大きめかな、なかなか食べでがある。

満足度は、高い。
満腹度は、もっと高い ∑(; ̄□ ̄A


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必然的に、「くるまや」の味噌ラーメンが食べたくなったら清瀬店ということに今後なろう。
次はFセットかな…。
ただし、体調万全なときに限る(笑)。


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[DATA]
くるまやラーメン 清瀬店
東京都清瀬市元町2-24
http://www.kurumayaramen.co.jp/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/L2E2DpWO3-Y



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普通・薄めで! 【武道家 吉祥寺店】

2023.01.18

 吉祥寺は家系ラーメン激戦区なんだそうだ。
自分のいいかげんな記憶でも、たしかに吉祥寺または武蔵野市は多摩地区における家系ラーメンの先駆け的エリアであった。


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「武蔵家」(手前右)と「武道家」(正面左)の位置関係


「大山家」1997年、「武蔵家」1999年、「洞くつ家」2003年…。
家系ラーメンがようやく東京都心に進出し始めたというような時代であったと思う。


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それら先行組と並び称される人気店が「武道家」。
ずっと気になる存在だった。


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「武道家」は早稲田に本店を構え、中野や成城学園前などに系列店を展開する一大勢力らしい。
吉祥寺店は井ノ頭通り沿いにあり、50m圏に「武蔵家」とチェーン系「吉祥寺家」があるという、たしかに激戦区。
井ノ頭通りと駅南口に向かうバス通りに挟まれた狭いエリアで、両方に入り口があるのは強みだと思う。


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ラーメン並700円をポチッと。
お好みは“味薄め”。


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いまや当たり前のように行き渡っている、麺の硬さ・味の濃さ・油の量など、客の好みに合わせて微調整するスタイルをつくったのは家系。

ゆで加減は“硬め”で頼む人が多く、いつも“普通”の自分はあとから入った客にどんどん抜かされることになる。
それから“味薄め”コールは自分以外に聞いたことがない。
――というように、家系の店では異なる時空に飛ばされたかのような感覚に陥るワタクシ。


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10分近くかかって、ラーメン来る。
ウェーブのかかった太麺。具はチャーシュー、のり3枚、ホウレンソウ、ネギ。
家系ラーメンの基本形である。


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スープをひと口…
うん、濃い。
麺をひとすすり…
うん、硬い (;^_^A


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そうなのだ。家系に限らずいまどきのラーメンは硬めで濃いのが標準。
僕の好みからすると硬すぎ・濃すぎで、だから“普通・薄め”という注文になる。


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それにしても、こちらの味は相当に濃い。
薄めでこれなんだから、味濃いめはいったいどうなるのか。
あとで調べると超濃厚が売りなんだそうだ。なるほど…。
もはや自分の踏み込むべき領域ではないのだろう。


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自己責任といえばそうだし大きなお世話だが、国民医療費の将来見通しなどに思いを致せば、このような傾向はいかがなものか、日本高血圧学会などに見解を伺いたいものである。


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[DATA]
武道家 吉祥寺店
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-11
https://mobile.twitter.com/kichijoji0829





[Today's recommendation]


https://youtu.be/WFsAon_TWPQ



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逆境のもと… 【ホープ軒本舗】

2022.07.06

 前記事の続きじゃないが、新小金井街道を越えてしばらく走ると…

という書き出しだと1日に2杯も3杯もラーメン食べたような錯覚に陥って面白いから、続けます(笑)。

…新小金井街道を越えてしばらく走ると武蔵野市に入る。
猛暑でなまった身体をしばく目的の自転車乗りで、最初の目標設定が武蔵野市吉祥寺。


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夜間、台風4号崩れの低気圧による雨が予想されていたが、低気圧の進路が予想より南にずれ関東陸地にまとまった雨雲はかからなかったため、降雨による冷却効果が得られず、異常に蒸し暑いまま。
ちょっと日が差しただけで暑さマックスで、自転車で出かけていることを後悔させられたりもする。


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吉祥寺にも人気ラーメン店はいろいろあるが、ざっと見た感じ、どちらも客入りがよろしくないようで。
人出も普段より少なく、ストレートに猛暑の影響と思われるが…。


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吉祥寺といえば「ホープ軒」。


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中華そば750円をポチッとな。


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で、いつものように食べて、食べ終わって、なんかあっけない。
麺の量、減った…?


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あとでメニュー看板を見ると“大盛り無料”というのがある。
以前は、“もともと量が多いので大盛りはありません”というスタンスだったので、デフォルトの量を減らしたものと思われる。


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あっけないと書いたが、逆にいえば毎回けっこう苦労していて、そこまで要らないのでこれくらいの量でちょうどいいかも。
小麦価格の高騰などと無関係ではないと思うが、食品ロス削減のためにも大事な取り組みだと思う。
伸びやすい麺でもあるので、よい状態のまま食べ終われて、むしろ好印象とも。


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ときに、12:45という普通は混んでいて入れないような時間帯。
たまたますいているから入ったが、食べている間にさらにお客が引けていき、最後は自分1人という信じ難い状況に。
これもおそらく猛暑の影響。


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異常気象はたまたまだが、それにしてもコロナ以降のこの悪循環は何なんだろう。


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たぶん初めて目にする客ゼロの「ホープ軒本舗」


[DATA]
ホープ軒本舗
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-12





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/EaCHGqyD45E



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ノカンゾウ / 玉川上水


人気急上昇! 進化する絶品麺 【笑顔】

2018.04.20

 久米川駅近くの中華料理店「笑顔(にこ)」のFacebookなどのお店紹介には、「北京飯店や福臨門で経験を積んだ店主が腕を振るう、麺とご飯の専門店」とある。
北京料理も広東料理も修業した、ということかと思う。
たしかに、地域に根差したお店ながら、昔ながらの中華屋さん、いわゆる“街中華”とはひと味もふた味も違う料理を出す、ちょっと珍しいタイプのお店である。
さらに、一番人気は四川担々麺なので、系統的にはかなり柔軟。


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そもそも、いま現在、地域に根差した存在ではあるけれども、そんな昔からあったわけでもなかったはずだが、にもかかわらず店主が平気でこの街の昔話をしている場面に出くわすあたりに、お店の来歴が見え隠れする。

やはりSNSの店主あいさつに、「先代の『二幸(にこう)』から店を継いて『笑顔(にこ)』としてスタート」とある。
「笑顔」のオープンは2003年だが、それ以前に先代時代の歴史があるということ。
ちなみに「二幸」はこのあたりの中華店の屋号で、ほかに小川、鷹の台とあった。鷹の台のみ現存する。


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その多様性に裏打ちされた独創的特徴がよく表れている一品が、麻婆豆腐麺だと思う。
和風とも思える優しいしょうゆスープをベースに、四川系とはちょっと違う甘辛い麻婆豆腐がかかる。異質な味覚要素が食べ進むうちに融合していくというもの。
料理説明に「常連さんの裏メニューから誕生」とあるように、比較的新しいメニューで、出し始めのころはメニュー表に載っていなかった。


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1時50分。午後休憩10分前なので手間のかかる麺料理は気がひけるが、「麻婆麺、大丈夫ですか?」と尋ねるとおかあさんは快く受けてくれた。


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ところで、お店のFacebookに値上げのお知らせが載っている。仕入れ価格の全体的な上昇が理由だが、とりわけ高品質なものを多く使っている調味料の高騰がコストを圧迫しているとのこと。
調味料の一例を挙げると、しょうゆはヒゲタの本膳、みそは仙台の高砂長寿味噌、ゴマや油は九鬼または岩井、山椒は高知の仁淀川産、花椒は四川省の漢源産、豆板醤は郫県産…。


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以前、担々麺を食べたとき、店主が仁淀川山椒の説明をしてくれた。
「鰻屋なんかで使うやつで、高いから、ラーメン屋じゃとても使えない(笑)」

Facebookには運用者である息子さんの苦渋の思いがつづられているが、今年はそういう流れだからしょうがないし、個人店の場合、値上げとなると逆に、もっと食べに来なきゃ… と思ってしまうのだ。
値上げは5月から、約50円ずつとのこと。


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麻婆豆腐麺900円。トレーには香辛料3種。
食べ始める前に店主が厨房から、
「前はうち、担々麺ばっかりだったけど、最近これもよく出るんですよ」
「僕も前は担々麺ばっかり食べてました(笑)」
「普通に作ってありますから、それで辛くしてください」
香辛料は、ホールの山椒(仁淀川産)、パウダーの山椒、粗びき唐辛子。


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麻婆豆腐麺は汁少なめ、麻婆のあん多めに変えたとのこと。
見た目、黒っぽい麻婆は、豆鼓や甜面醤がたっぷりでけっこう甘め。干しシイタケやニンニク、ニラなど、複雑な風味。
塩気の強いベースのスープと、甘いあんのコントラストがくっきりしている食べ始めが好きで、混ざってくるとどうしても甘味が勝り、個人的には汁そばとしてはどうか… という感じも若干あった。
その麻婆を増やしたらもっと甘くなるはずだが、不思議なことに甘さが全然気にならない。だから比率を変えたという単純な話でもなく、プロの手によって完成度が高められているということだと思う。


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「ベースは昔風ラーメンですか?」と、前から思っていたことを質問してみた。
「いや、あれよりもっとあっさりしたやつ」と店主。
素人考えでは及びもつかないのである。


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これはこちらの看板メニュー、四川担々麺に肩を並べる絶品麺といっていい。
「まだ研究途上なんですけどね」と店主。
向上心に脱帽。


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[DATA]
笑顔(にこ)
東京都東村山市栄町2-10-9
https://www.facebook.com/menhannico/





[Today's recommendation]


https://youtu.be/kVjKBI5zdxQ



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