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チョコの森に身を隠す◯◯◯ 【モアール洋菓子店】

2024.01.29

 先々週の「フランス製菓」の記事と並行して上げたInstagram投稿に光栄にも「たぬきケーキめぐり」さんから「いいね!」をいただき、実はそれまでインスタページの存在を知らなかったのでしばし夢中で閲覧してしまった。

すると、やはりというか、まだまだありました。近場のチェック漏れ。
さっそく自転車でGo!

駅でいうと西武池袋線の練馬高野台と富士見台の間。
自宅から直線距離で13kmと「フランス製菓」より2km近いが、心理的距離感はもっと近い。
フランス製菓のある下赤塚へのルート上には巨大人工ゾーン・光が丘が立ちはだかり、一方、高野台から富士見台にかけては線路に沿う形で古い商店街(富士見台通り=みのり商店会)が延びる。
心理的障壁の度合いは大違いである。


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その富士見台通りの1本南の通りに「モアール洋菓子店」がある。
つまり、にぎやかな商店街の奥の住宅街。
地元の人以外には白昼の死角的立地といえよう。


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行ってみると、ほかに和菓子店やそば店なども残っている。
住宅街というより、かつてこのあたりまで商業エリアが広がっていたのだろう。


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よく通る道に平行してこんなところがあったとは… というそれこそ白昼の死角で、一つのテーマに絞ってみれば、ちょっと調べただけで思わぬところに連れてこられる… と感慨に浸る。


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仕事の関係上いろいろあって15時近くになってしまい、ショーケースがスカスカ状態。
けれども、来てよかったと思わずにはいられない懐かし感いっぱいの店内。


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お目当てのたぬきケーキは辛うじて3個残っている。


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こちらのたぬきは品名“ガトーショコラ”。
ケーキとしては超メジャーな名を冠するが、たぬきケーキとしては変則形である。


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ガトーショコラを2個詰めてもらっている間、2個でなくてもよかったんじゃないかと。
ほかにおいしそうなケーキがあるわけで(たとえばタルトフリューヌ)、1個ずつにすればよかったと思っても、あとの祭り。


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「フランス製菓」の教訓を踏まえ、帰りの自転車走行はきわめて慎重に💦


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そのおかげで… というだけでなく、ケーキにこれといった損傷がなかったのは、つくりそのものにもよる。
中央のたぬきを取り囲む絞りデコは、チョコクリームというよりチョコレートそのものといった堅牢度なのであった。


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たぬき本体はマロンクリーム風で、ケーキ全体にバタークリーム感はない。
それでもこのマックス度のレトロ感。


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時間軸だけでなく空間的にも思わぬトリップ感が味わえる。
たぬきケーキめぐりというかケーキ屋さんめぐりの醍醐味に、少し目覚めつつある。


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[DATA]
モアール洋菓子店
東京都練馬区富士見台2-44-9





[Today's recommendation]


https://youtu.be/Vol9dZ-t93s?si=iGVYXtrsmbq7dlPr



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「フランス製菓」のタヌキ


街角の古きよき… 【喫茶アン】

2022.06.23

 前記事の続きで、大泉学園駅近くで昼ごはん編。

なじみのない街とは思っていないんだが、このブログにほとんど登場しない大泉エリア。これまで取り上げたお店は、もしかして立ち食いそば「松本」だけかも。


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前記事の「牧野記念庭園」をInstagramにアップするとき、“場所を追加”機能で“9.7km先”と出て、そんなないやろ!? とGoogleマップで測ってみると、直線距離でちゃんとそれくらい。自分の感覚とは倍ほどかけ離れているのである。

数字で見れば、なるほど自転車移動の人間にとってなじみとは言い難い距離感で、飲食機会が多くないのもナットク。


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なので飲食店事情に明るいわけではないという前提で、事前にいくつか調べてきた。
それらを見て回った中で、いちばん惹かれたのが「喫茶アン」。
昭和レトロな喫茶店である。


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駅の階段を下りて、徒歩30秒ほど?


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再開発の激しい駅前一等地で、生き残ったというか、取り残されたというか。
そんなビルの2階。


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階段がいまの建築基準ではありえないくらい急勾配で、これは年配者には無理だろうと思いつつ入ってみれば、お客は年配者ばかりなのであった ( ̄ω ̄;) エート…


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客入りは半分くらいな感じだが、空いている席のほとんどに“予約席”の札が。
そんなに予約が入るとも思えず、これはつまり常連さん対応…?


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注文は、まずランチサービスからビーフカレー。
飲み物はホットコーヒー。
もう一品はミックスサンド(5種類から2つ選ぶ→ハムと野菜)とホットティ。


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内観的には、いまどきあまり見ないフェイクレザーのソファのまわりに、ポトスが繁茂。
この感じ、かなり昭和です c( ̄▽ ̄)


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まずランチのサラダ。
シンプルなフレンチドレッシングがよい。


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カレーは欧風というの? 昔の喫茶店カレーの王道的な…?
甘めでコクに深みがある。


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具はほぼビーフのみだが、比較的ごろごろ?
全体のボリュームも少なくない。


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サンドイッチはなかなか出てこず、ホール係のおねえさんが「もう少しお待ちください」と何度も気にかけてくれた。
ポトスの向こうに垣間見える厨房では、いままさに一生懸命作ってる気配が…。


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昭和感のあるサンドイッチ。
実は人気のようで何度もオーダーが通っていたのを聞いた。それで遅くなったのかもしれない。
こういうのでいいんだよ、こういうので。


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いま思い出しつつこれを書いていて、初めて入った店の気がしない。
どこかで時空のつなぎ替えが起きているようだ。


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[DATA]
喫茶アン
東京都練馬区東大泉1-30-3
https://www.instagram.com/un_ooizumi/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/gfiqW1WaGbw



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大泉といえば…?


ニューノーマルな日常とは 【ますや】

2021.07.03

 昨日夕方に来た仕事を朝イチで終わらせ、10時前に家を出て駅隣接「サンパルネ」の行政窓口で都議選の期日前投票を済ませ、西宿通り→第2号踏切→白山神社の通り… と歩いて、府中街道の「つむじ」へ。

なんか日常的だ。
2年前と同じような感覚で行動してる… と思った。

ワクチン接種券が届いたらどうしても安心して油断する。ところが予約受け付け開始ですらまだ2週間以上も先だ。第5波の兆候が顕著ないま、これまでで最も危険な状況にさらされているのかもしれない。


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毎月第一土曜日に開催される「つむじ市」で野菜を買い、もう一つの用事が終わって11時。
そのまま久米川辻近くのうどん店「ますや」へ。
「つむじ」と「ますや」は150mほどとごく近い。


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ちょうど暖簾がかかったところで、先客はゼロ。
もちろんそれを狙っての行動であり、自分の“コロナ慣れ”もそう深刻ではないと思いたい。


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右手にカウンター、左に小上がりというつくりだが、座敷の様子がいつもよりこざっぱりしていて、お店っぽい(笑)というか、“よそんち感”が薄れている ( ̄ー ̄;
各テーブルに備え付けてある飛沫防止パネルが空々しさの要因かも。


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と思ったら、水を持ってきたおばちゃん、あっさりパネルをどかす。
「この店のお客さんはこんなの使わないけどね(笑)」
たしかに、僕ら夫婦だしいまさらこんなことしてもなぁ… というのは常々感じるところで。

そしておばちゃんと世間話が弾み、どんどん日常的になっていく。


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「冷たいの2つ」と注文。
「肉汁2つ」とおばちゃんが翻訳して厨房へ伝達。

こちらは手伝いっぽい人が何人もいて正確な人員配置を把握しかねるが、いまは調理担当と接客担当の中堅くらいのおばちゃん2人体制。
店主のマスおばちゃんの姿が見えないが、奥のほうには慌ただしい気配があって、ちょうどうどんをどんどんゆでている時間帯と思われる。
接客のおばちゃんが奥からうどんの載ったせいろを2枚持ってくる。


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肉汁うどんは天ぷら3種付き。
ネギ&タマネギ、ニンジン、ゴボウ… と、インゲンで、天ぷら4種付きに訂正。
こういうのも都度都度かなぁ…?


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やっぱりおいしい、ますやのうどん。
開店直後だとゆでたてのうどんが食べられる。
最近、このブログでは朝ラーメンの効能についていろいろ書いているが、通じるものがあるかも。


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他人とのギャップをつくることでメリットが生じるというのはコロナの教訓。
ニューノーマルはもはや体に染み付いていると思いたい。


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[DATA]
ますや
東京都東村山市久米川町4-33-10





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/kTP246fnKAI


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大きな被害をもたらした豪雨も、ようやく雲が切れ…

“Agri”な直売所フードコート 【あぐれっしゅげんき村】

2021.06.13

 午前中、車の点検で、そのまま昼ごはん等にプチ遠出。
県道126号所沢堀兼狭山線沿いにあるJAの直売所「あぐれっしゅげんき村」へ。

コロナ禍における行動様式の変化として、近隣の田舎道を自転車や徒歩で巡るようになった。
都会の喧騒を離れ田舎を巡って自然や文化に触れたり農業体験をしたりする、イタリア発祥の新しい旅のスタイル“アグリツーリズモ”の思想をここに落とし込んで、思索を深めようと考えている。モトが浅いので掘り下げようもないが。


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「あぐれっしゅげんき村」は去年、ポタリングの途中に偶然見つけた。以来、ときどき立ち寄っている(トイレ利用で ヾ(^-^;)

あぐれっしゅの語源はAgriculture(“げんき”だけにAggressiveの意味も)。
今回のキーワードは“Agri-”かな。


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オープンテラス付きのフードコート併設で、このご時世に使い勝手がよさそうということに気づいて行ってみたら、臨時休業中。それが今年の春先で、首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発令されていた時期のこと。4月1日、惣菜、パン売り場、フードコート再開。


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175台分の駐車場を備えたロードサイド型大型施設。
地場の新鮮野菜をはじめ地元産食材・食品、特産品の狭山茶、豊洲市場直送の鮮魚まで取りそろえる。
フードコート(カフェテリア)では、うどん、季節の野菜、埼玉県産豚肉を使った料理などがラインナップされている。


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※許可をいただいて撮影


買い物のあと、フードコートへ。


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過去、徒歩で武蔵野の地を巡った際は、昼ごはんのうどん率がきわめて高いのである。
アグリツーリズモとはいわばスローライフ体験であり、農業生産に基づいた地元食文化は重要な要素。うどんは武蔵野台地を代表する食文化である。


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まず肉汁うどんと天ぷら。
実は以前調べたところ“天ぷら盛り放題200円”のサービスがあり、それが目当てというのもあったんだが、コロナ禍により中止 ( ̄▽ ̄;)!!ガーン


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代わりにパック済み天ぷら180円と、ついでというか(笑)うどん大盛りに。
もう1品は豚味噌丼。


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食券預かり口で食券と引き換えに番号札をもらって席で待つシステム。
オープンテラスで食べようと思っていたが、席はすべて埋まっていた。荷物で(笑)。


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うどんはつやつやのゆで上げ。よじれの入った太麺の武蔵野スタイル。


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肉汁の具は豚肉、ネギ、油揚げで、やや甘めの田舎風の素朴なつゆ。
天ぷらはタマネギ、ニンジン、ちくわ。


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糧や薬味がないのはちょっと寂しいが、うどんそのものがおいしい。こういった施設で出されるうどんでもレベルが高いあたりは、さすが“うどん県”。


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豚味噌丼は、埼玉県産の豚ロース肉・バラ肉の相盛りに、秩父みそのブレンドみそダレ、埼玉県産の米を使用とある。
田舎風みその風味を生かしたシンプルなタレに漬け込まれた豚肉が香ばしく焼き上げられ、ご飯にベストマッチな感じ。


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外の席では店内で買ったおすしを食べているご婦人。
産品の売り場には弁当やパン、鮮魚コーナーのすしなどがたくさん並んでおり、それらを合わせると券売機のボタンの数倍に品ぞろえが増えることになる。


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安定感ある店内メニューに加え、ユーティリティも高いフードコートといえる。


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[DATA]
JAいるま野 あぐれっしゅげんき村
埼玉県狭山市堀兼2085-1
https://www.ja-irumano.or.jp/market/genki.html
https://www.facebook.com/jairumano.saitama/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/igNe4l_svLU



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武蔵野の雑木林


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