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関東(ry) うどんロード ―2 【おぎの屋 板倉店】

2019.08.15

 タイトルに「2」とあるので当然「1」もあるわけだが、それが去年5月の記事
このブログではときどきそういう長いスパンのシリーズが唐突に入り込んでくることになっている。
しかし唐突なようで前回がGW、今回がお盆と、つまりは帰省シーズン。
これは相方さんの実家に顔出しがてら食事をするというパターンであり、当地が関東内陸のうどんどころということから2回続いたと。


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前回のお店は加須うどんという昔からよく知られたカテゴリー。
今回、実家で兄夫婦に教えてもらった候補は2店、古河の店と板倉の店。すなわち茨城県と群馬県ということ。
なんか行動範囲が一気に広がるようで、テンション上々 ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
やはりうどんどころの印象が強い群馬県のお店に行ってみることにした。


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台風10号の影響で断続的に激しい雨の降るなか、利根川に平行して遡上する形のルート。
目的の「おぎの屋」に到着したときには土砂降り状態で、しばし駐車場で待機。その間、車が2台入ってきて、いずれも雨を気にする様子もなくさっさと入店していくのでアタフタと車を降りるという、なんというか旅慣れないというの? いつものバタバタ感。


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表の看板の“鮒甘露煮”には惹かれるものがある。
利根川・渡良瀬川水系では、たとえば古河の名物だ。


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しかし店内には製造販売中止のお知らせが。
「70年の間にわたるご愛顧に対し…」とあって、それはそれでお店の歴史をしのばせる情報ツールでもあるのだが。


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入っていきなり物販コーナーで、レジカウンター横に“お食事できます”の看板と、土産物屋のイートイン的なつくりである。


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実際、奥の飲食スペースは広くなく、僕らはその手前、土産物屋の隅っこにある2人掛けテーブル席に着く。


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注文は、王道的な肉汁うどん680円と、そばも推しが強そうなので肉汁そば680円。


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まず「サービスですがよろしければ」というサラダ。
なぜサービスオプション…? と思ったら、店内で販売しているごまドレッシングのお試しということ。


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続いてそば。


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いい感じにホシの入ったそばだが、温かい肉汁に合わせるからには太切りとかもっと強い個性を想像していたので、ちょっとおとなしい。
肉汁の具は、豚肉、油揚げ、ネギ、タマネギ。


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うどんは田舎系ではなく白くコシの強いもの。
HPによれば、製造に3日間を要し手間をかけ時間をかけ完全熟成させた“完熟うどん”という。


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そういえば群馬には水沢うどんという、かつて讃岐・稲庭と並んで三大と称された(いまもそう?)銘品があるが、地粉を使う加須や武蔵野の素朴なうどんとは一線を画す洗練された流れが群馬にはあるのかな?
いま現在の食べ慣れた感覚でいうと食感は讃岐うどんに近く、うま味が強いおいしいうどんだ。


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思っていた田舎系とは違ったが、関東のまた異なるうどん文化を思い起こさせるものがあってなかなかよかった。
その土地の地理的・歴史的背景に思いをはせながらいただく食事もいいものだ… と、次回に続く。


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[DATA]
おぎの屋 板倉店
群馬県邑楽郡板倉町岩田1912-5
http://www.oginoya.jp/





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関東(ry) うどんロード 【登治うどん】

2018.05.03

 GWやお盆休みなんかの連休のとき、相方は休みに入る前日に都心の職場からそのまま電車で埼玉県北部の実家に帰り、翌日僕が車で迎えに行くというパターンをとることが最近多い。
このGWは5月2~3日をそのように設定してあった。


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せっかく出かけるのだから、どこかそっち方面で外食したらどうかと考えた。
3日の朝、早めに出て昼前に実家に着くようにして、早めに帰路に就いて途中で昼食をとるという計画。
ということで8時半に出発。


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途中、小江戸・川越の“蔵造りの町並み”の真ん中でクルマの走行距離が大台に乗る。
そろそろ買い替えのタイミングかなぁ… って、ケタまちがえてませんかぁー!?(笑)


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いつも通る道沿いに古い郊外型のラーメン屋がいくつか残っていて、はじめお昼ごはんにそういうところを考えていたが、走っているうちに、せっかくならもっと名物っぽいものにしたほうがいいんじゃないかという考えが膨らんでいった。
そう、実家は“うどんの町・加須”に近いのである。

10時半ごろ到着。
僕が言うまでもなく、相方はちゃんとそのように話を進めていた。


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家長である相方のお兄さんに、おいしいうどん店を教えてもらい、いつものようにお土産をいっぱいもらって実家をあとにする。
すぐにお兄さんから電話。
「そのお店、木曜定休日だったって」と相方。「でも祝日だからやってるかもしれないし、休みだったらその先にもうどん屋あるっていうから、行くだけ行ってみよう」


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国道125号線の旧道というのかな、加須市役所の南の通り。
最初に教えてもらったお店はやはり休みで、そのまま西へ。すぐに電話で教わった「登治うどん」が見えてくる。
駐車場が広く、どんどんお客さんが入り、ファミレスやドライブインのニュアンスがなくもないが、板壁造りの昔の料理屋のような外観は非常に趣がある。


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最近リフォームしたと思われる普通の民家のような趣のない引き戸を開けて入店。


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店内は広く、テーブル席が3×3列、東と南が小上がりになっていて各3卓。
店員さんは… なんかいっぱいいる。
駐車場に面した窓際のテーブル席へご案内。


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メニューを見ながら「天ぷらざるうどんとか、どうかな?」とお伺いを立てると、「このあたりじゃ、もともと海老天なんか食べないよ」と元・地元民に却下される。
で、このあたりの人が好んで食するというけんちん汁とうどんを組み合わせた“けんちんうどん”770円と、もう一品は“鴨汁うどん”750円に。


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加須がうどんどころということは、当然いま住んでいる町に引っ越してくる前から知っていたわけで、となると武蔵野うどんを認知するだいぶ前に加須うどんの存在がインプットされていたことになる。
にもかかわらず、これまで一度も食べたことはなかった。
それはちょっとまずいんじゃないかと、いまになってヒヤヒヤしている。


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注文から6~7分で鴨汁うどんの配膳。
提供時間は素早いが、ゆで上げのしっかりしたコシがあるので、ある程度見込みでゆでているのかもしれない。


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武蔵野うどんによく似た不ぞろいでよじれの入ったごわごわ系とでもいうか。
灰色味は強くなく、特徴はものすごく長いところ。


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こっちはそばにすればよかったか…? と注文後にモヤモヤしていたが、甘めの味付けの鴨汁なので、うどんのほうが合うと思う。


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けんちんうどんという食べ物を進んで頼もうと思うことは、普段はまずない。
しかしこのけんちんうどん、非常においしい。
やはり地元民(相方)の教育的指導には素直に従うべき。


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大根、にんじん、ごぼう、しいたけ、里芋に、豚肉、油揚げ、さつま揚げ――。
根菜の土っぽさと小麦の風味の相性のよさは、自宅近所のうどん屋で思い知らされている。豚肉が入ることで肉汁うどんテイストも。
考えてみれば、武蔵野うどん好きにとってこれがおいしくないわけがない。

やはり同じ関東内陸文化圏というか、加須うどんと武蔵野うどんは共通するところが多い。
通底するのは、大地の恵みをいただく感謝と喜びなのだと思った。


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[DATA]
登治うどん
埼玉県加須市大門町19-27



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https://www.youtube.com/watch?v=geB6pudWpBA



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