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地粉うどんと太めのそば 【めん処 みはらし】

2024.03.23

 出かけ先に「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」を選んだ理由が、そば。
Googleマップにおいしそうなそばの写真が載っている。

駐車場に面した建物が農産物直売所で、その脇を抜けると前記事に書いた諸施設となるが、真っ先に目に入るのが直売所裏の角に立つ“うどん・そば”の幟である。
12時近くでハラも減っており、迷わずその立ち食い屋さん的お店で昼ごはんをとる。

それから店を出て施設内をぐるっと見て回っていると、日本庭園の先に趣あるそば店前記事参照)
「あ、写真はこっちだったかぁ…😅」

すでに食事を済ませており、こっちの趣あるおそば屋に入れないのは悔しいが、でも「いや~、失敗失敗」とは思わなかった。
あっちの立ち食い的おそば屋も十分満足できたから。


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“リの字”形のブース配置で中央にパラソルテーブルが並ぶフードコート


ということで、フードコート内の立ち食い的おそば屋さん「めん処 みはらし」。
そば・うどんのほか、おだんごも売っている(土日月のみ)


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キャッチコピーは“昔ながらの手捏ねうどんと、ちょっと太めの田舎そば”。
両方食べるしかないでしょ。


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店内はカウンター5~6席のみだが、外のパラソルテーブルも使えるのだった。
そのへんのつくりが“フードコート”なのだった。


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店内が埋まっていたので外で食べるつもりで注文している最中に店内2席空く。
注文は、かきあげうどんときんぴらそば。


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注文の品、すぐ来る。
そのへんが立ち食い屋さん的。


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うどんは地粉の武蔵野風… とあれば、かき揚げは必定。
にんじん、ごぼう、たまねぎと青物。


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常々思っているが土の匂いの強いごぼうと地粉のうどんは相性抜群、まさに大地の恵みを感じる。


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きんぴらそばは名前そのまんま、‘Kimpira on the Soba’。
実は注文するとき漠然とごぼうとにんじんの天ぷらを思い浮かべていたんだが、それってかき揚げな ゞ( ̄∇ ̄;)


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“ちょっと太め”と書いてあるそばは、かなり太め。
ボソッとした食感で、ホシが入って香りも強い。
きんぴらののったそばは初めて食べたが、地粉うどん同様、素朴な田舎そばと根菜の相性が悪かろうはずがない。


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前記事に書いているように、こちらの道の駅には趣あるそば店「すきふね」目的に再訪する可能性が高そうだが、その際にこちら「みはらし」をスルーする自信がない。

(フードコート編、つづく)


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次回、イワナなど


[DATA]
めん処 みはらし
埼玉県秩父郡東秩父村御堂441 道の駅 和紙の里ひがしちちぶ フードコート
http://www.michinoeki-washinosato.jp/
http://www.higashichichibu.jp/hosokawashi/washinosato





[Today's recommendation]


https://youtu.be/U75MzaPvQjQ?si=JknRFyRo-JxMISt2



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次号予告


関東(ry) ロード ―6【農村レストラン わらべ】

2023.03.26

「道の駅 童謡のふる里おおとね編」後編。
直売所「農業創生センター」で買い物のあと、食事処「農村レストラン わらべ」へ。


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事前に少し調べたところ、こちらの一番人気は特産の古代米(黒米)を小麦粉に練り込んだ“黒米うどん”。
HPの料理写真のうどんとは思えない色合いの麺はインパクト十分。
「これを目当てに遠方から訪れるお客様もいらっしゃいます」と。


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ところで、記事タイトルが“6”となっているように一応シリーズ扱いで、相方の実家の帰りに立ち寄ったシリーズ。
実家はうどんどころ加須に近く、せっかくだからうどん食べようとなるので、“加須うどんシリーズ”ともいえる「登治うどん」「おぎの屋」「高田屋」「つかさ」「子亀」参照)


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このあたりのうどんの食べ方で特に気に入っているのが、シリーズ1回目で食べた“けんちんうどん”。
黒米うどんにも“けんちん”があり、注文の一つは迷わずそれに。


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もう1品は鴨南そば(つけ)で、やはり北関東っぽいというか“ネギ食文化圏”の土地柄が反映される選択。


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黒米うどんは赤みがかった灰色の生地にホシ(黒点)の入る、うどんというより極太そばというビジュアル。


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無意識下に視覚情報処理が行われ、そばっぽい“ザラムニ”と疑わずにかかると、ひと口目の“ツルシコ”に驚かされる。
食感はうどん以外のなにものでもなく、しばらく視覚と触覚(食覚 ?)のズレに悩まされることになる(笑)。


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黒米はビタミン類や鉄分を豊富に含み健康食として注目されているらしい。
豚肉、油揚げとたっぷり根菜を使ったけんちん汁で、栄養バランスはさらにアップ。


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お店の入り口にそば打ち場があり、おじさんがずっとそばを打っている。


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打ちたてのそばがいただけるのはうれしい。
加須市はそば生産量県内第1位のそばどころでもある。


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ちなみに米生産量も第1位で、加須市大利根産特別栽培米コシヒカリを使ったご飯物も、こちらの看板メニュー。

…と、農業統計などにも関心の広がる、農村レストラン。


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[DATA]
農村レストラン わらべ
埼玉県加須市佐波258-1
http://komekomeclub.jp/warabe.html





[Today's recommendation]


https://youtu.be/cTcNmPvbaiI



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関東(ry) ロード ―5 【手打ちうどん・そば 子亀】

2022.08.07

 相方の実家らへんの北埼玉・北関東グルメを楽しむシリーズ。
北埼玉・北関東グルメというか過去4回すべてうどん「登治うどん」「おぎの屋」「高田屋」「つかさ」参照)で、そのあたりで食べるものって、うどんくらいしかないんじゃないの?(←暴言)

いやいや、そんなことありません。
「モラージュ(菖蒲)の近くにある古民家カフェに行ってみたいんだけど」
と相方。

「ああ、あの体によさそうな。行ったことないけど評判いいみたいよ」
「最近多いよね、古民家リノベで体によさそうな料理出すとこ」
「古河にもそういうのがあって、なかなかよかったよ。デザートも全然甘くないの。体によさそうなもの使ってて」
と言う人々。

誰も何も肯定も否定もしてないが、空気感がビミョー ( ̄- ̄;)ンー


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たしかに家で使う食材にはこだわるが、それだけに考え方のちょっとした違いでもスルーできなかったりして、受け身で接することの難しさを感じる。食材単位ならいいが、料理となると――というような“体によさそうなもの”に対する潜在意識に、はからずも向き合わされたというか。

「そのカフェには昼ごはんというより、あとで買い物に寄ってみようか」

ということで昼ごはんは、うどん (_ _,) ドタッ


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北埼玉・北関東とは、埼玉県加須市を中心とするエリアを指している。
加須はうどんどころとして知られるが、個人的に加須のうどん店として真っ先に思い浮かぶのが「子亀」。実家で最初に教えてもらったお店であり、食べに行ったが定休日で別のお店になった… というのが、シリーズのプロローグとなっている。
ずっと気になっていたが、その後も閉まっているか混んでいるかで縁がないままだった。


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12時前で店先に順番待ち数人。
感覚的には駐車場に入れられれば御の字という人気店なので、そのまま待つことに。
回転が速いのか、5分ほどで席に案内された。


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――今から約300年前の江戸時代のなかば、利根川の渡舟場や不動岡にある總願寺の門前で参拝客をもてなしたのが、加須の手打うどん屋の始まりといわれています。加須市HP


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なかでも夏の風物詩“冷汁うどん”は「農山漁村の郷土料理百選」(農林水産省選定)にも選ばれているれっきとした埼玉県(大宮・川越・加須)の郷土料理で、こちら「子亀」は外食産業のメニューとしての冷汁うどん発祥のお店なのだそうだ。


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注文は当然、冷汁うどん。

「単品でよろしいですか?」
「…といいますと?」
「天ぷら、炊き込みご飯、お新香付きのセットがございます」
「セットでお願いします!」


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もう1品は、もり野菜天うどん。


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5~6分で提供。


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加須のうどん店はどこもそうだが見込みでじゃんじゃんゆでている感じで、客を待たせない。
コシの強さとのど越しのよさ、そして長~いのが加須うどんの特徴だ。


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冷汁うどんとは、白みそ・ごま・砂糖に青じそなどを加えすり鉢ですりだし汁でのばしたつゆで食べるつけうどんで、夏野菜のきゅうりやみょうがが添えられるというもの。


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甘辛みそだれにきゅうりの青臭さが素朴なうどんによく合う。
山椒が効いていて、爽やかな香りに食欲がいや増す。


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野菜天は、にんじんとごぼうで、どちらも拍子切りのような粗いカットのかき揚げだ。


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相方によれば、天ぷらでもきんぴらでもこのあたりではこういう切り方をするそうで、ザクザクした歯ごたえと素材の風味が楽しめる。


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冷汁もそうだが、僕には新鮮に映る食べ方も相方にとっては故郷の味・家庭の味。
そういう“異文化コミュニケーション”も、このシリーズの効能だったりする。

(つづく)


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[DATA]
手打ちうどん・そば 子亀
埼玉県加須市諏訪1-15-6
https://www.kogame-udon.jp/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/GJzq3dAEgIs
2022年8月8日永眠


こんな聖地巡礼 【特一番 聖蹟桜ヶ丘店】

2022.01.22

 30数年前、雑誌の仕事で一日中新宿で街頭アンケートをやらされたことがあった。そのとき取材したC大生女子2人組に「よく遊びに行く街」を聞いたところ、「聖蹟桜ヶ丘」との答え。まったく縁のない街だっただけに、強く印象づけられたのである。こういう知的でセンスよさげな美人さんの行く街… と。



創刊時にテレビCMを打った。そんなCM誰も覚えてない… というか見たこともなかったろうな。


不思議と縁のないままに今日に至り、美化されたイメージの変わるところのなかった聖蹟桜ヶ丘であるが、先日、当ブログにある情報が寄せられた。

――数年前まで、立川や府中に『特一番』という北海道ラーメンのお店がありました。今は聖蹟桜ヶ丘にしか残っていないようですが…

こともあろうにラーメン情報。
わが心の聖蹟桜ヶ丘はいずこへ… ; ̄ロ ̄) !!


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関戸橋より聖蹟桜ヶ丘方面を望む


とまあ、感傷的な気分のままに書き出してしまったが、そんな気にさせる街。
ずっと行ってみたいと思いつつ、きっかけがなかった。
ネタ扱いしてしまったが実のところたいへん貴重な情報であり、日が沈む~(略)さん、いつもありがとうございます。


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コメントをいただいたときは気づかなかったが、「特一番」という字ヅラには見覚えがある。府中の駅近くにあった老舗然としたラーメン店で、たしか伊勢丹(フォーリス)にも出店していた。
食べ歩きみたいなことを始めてから、そういえば… と(Googleマップで)散々探したが見つからず。府中駅前の大規模再開発で姿を消したお店の一つである。


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地図を見ると聖蹟桜ヶ丘は新府中街道(鎌倉街道)を真っすぐ下ればよく、距離的にもよく行く西荻窪や石神井公園と同程度と意外に近い。


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“聖地”は山のほうだと思う


駐輪場に自転車を止め、某アニメの聖地でもあり散策も考えたが、どうしても街がいまどきすぎて、普通すぎて…。
とりあえず駅前の様子を観察したあと、PCで見たGoogleマップ(現地でスマホを見ない)の漠然たる記憶で大ざっぱな方角に歩くと、すぐにお店は見つかった。


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イメージしていたのと違ってこざっぱりした外観である。


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ちなみに「特一番」はWikipediaにも項目が立っている重要案件で、北海道ラーメンでもルーツは札幌ではなく旭川。
東京では府中を中心に展開し、聖蹟桜ヶ丘店は1969(昭和44)年創業と。


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注文は、“一番人気”と書いてある味噌バターコーンらーめん。


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普段、バターやコーンを頼むことはないが、旭川ということで思うところあってあえてそうしてみた。


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強く縮れた麺が特徴的で、札幌系の某製麺所のものに近い印象。
みそスープはマイルドで優しい印象だが、後味にニンニク臭がかなり残る。


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…と、特段に書き記すところのない普通のラーメンだが、それでいいと思う。
創業50年強の味は、ハコが多少こぎれいになったとしても、そう変わるものではないと。


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このお店にも映画のパネルがある。
やはりこの街は山のほうまでちゃんと歩いてみたいと思った。


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[DATA]
特一番 聖蹟桜ヶ丘店
東京都多摩市関戸1-11-5





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/CU9pEi3ByTw


https://youtu.be/DxpOFCcBkww


https://youtu.be/dbASJ52VaBQ


テイクアウトでもこのクオリティ! 【ますも庵】

2020.06.01

 緊急事態宣言が解除されたとたん、忙しくなった。正確に言うと、忙しくなりそうな新しい仕事のオファーが入った。
長くやっている仕事が止まっていたりして4~5月の請求額がガタ落ちのところに舞い込んだ話であり、ありがたい限りである。NP社のNS君に感謝。

ところがこの仕事、なかなかキビシイのである。
ここ10年ほどメインでやらせてもらっている2社の仕事はどちらも毎月10日を中心に前後2週間くらいに集中しているが、新しい仕事も、もろこの期間に重なる短期集中型なのだ。
もともと2社がかぶって過密な部分にさらに1社増え、まさに3密の恐怖に恐れおののくワタクシ o( ̄ー ̄;)ゞウーム…

ということで、この期間のブログ更新はいよいよ滞ることになるかも。
その代わりというか、Instagramはほぼ毎日更新しているので、そっちのほうもよろしくです m(_ _)m


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テイクアウト&その情報発信で飲食店を応援しようというSNS上のムーブメント「#東村山エール飯」であるが、楽観ムードが漂うにつれ投稿数も落ちてきているように感じるのは気のせい…?
このまま収束に向かうとは思えないという人もたくさんいるはずで、それは飲食店に元どおり客足が戻るのにまだ時間を要することを意味する。長引くほどダメージが蓄積され、本当に厳しいのはこれから… という見方もできる。いまこそ応援のしどころ、かも。


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東村山駅東口のそば店「ますも庵」の店先にテイクアウトメニューの張り紙を見つけたのは最近のこと。
たぬきうどんと激辛たぬきうどんの温・冷で、すべて税込み500円。わかりにくいポスターではあるが、それ以外に解釈のしようもないし。


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こちらのたぬきうどん、相方が好きでよく食べている。
“たぬき”なのに“種抜き”というわけではなく、ネギやサクラエビなどがふんだんに紛れ込んだ天かすが使われるスペシャルなたぬきである。
それがワンコインで食べられると。


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たぬき(冷)と激辛たぬき(冷)のつもりで電話を入れ、念のためほかにテイクアウトできるものがあるか聞いてみると、そばメニューがあるという。それは耳寄り情報だ。

うどんはテイクアウトにそれほど抵抗ないが、うどんより足が早い(←使い方おかしい)そばはそうはいかない。ずっと食べていないので、そばと聞いたらいても立ってもいられない。
激辛たぬきを天ぷら付きそばに変更。


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受け取りにお店に入ると、そばのお土産のサンプルがある。そば御膳1500円。
そういえばこのメニューは昔からあった。図らずもこんな形で利用することになるとは思わなかった。


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そば御膳の容器には見覚えがある。
去年の年越しそばに調達した「喜作」のそばが入っていたのと同じ容器だ。
こんなときだから、このハレの感じがよい。


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小麦の香りがよく甘みもあって、とてもおいしいうどん。


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東村山はおいしいうどん店が多いが、こちらのうどんは専門店にも勝る粉へのこだわりの感じられるもの。
いつもながら具の混じった揚げ玉もたっぷりでうれしい。


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そば屋のそばを家で食べるのは何十年ぶりだろう。子どものころ以来、出前というものを頼んだ記憶がない。
そばは挽きたて、打ちたて、ゆでたてを食べるもの。


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でも「ますも庵」のそばは、家に持って帰って食べてもやっぱりおいしいそばだった。
たしかに店で食べるより時間がかかった分、水分でやや太くなっているが、食感はしっかりしている。
そばの風味も消えておらず。かむと鼻に抜ける香りの鮮烈なこと。


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自粛期間中、そばといえば乾麺を食べているわけで、十割生そばのありがたさ。
天ぷらは揚げたてでまだあったかい。ぷりぷりの大車海老のぜいたく感!
持ち帰りでもこのクオリティはさすがだと思った。

久々のおいしいそば、無心に一気食いしてしまった。
食べ終えて、満足感いっぱいでありながら、やっぱりお店で食べたいなぁ…。


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[DATA]
ますも庵
東京都東村山市本町2-16-30





[Today's recommendation]

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https://www.youtube.com/watch?v=4IFQZyxxyyM



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ナルコユリ(所沢市上安松)


関東(ry) ロード ―2 【おぎの屋 板倉店】

2019.08.15

 タイトルに「2」とあるので当然「1」もあるわけだが、それが去年5月の記事
このブログではときどきそういう長いスパンのシリーズが唐突に入り込んでくることになっている。
しかし唐突なようで前回がGW、今回がお盆と、つまりは帰省シーズン。
これは相方さんの実家に顔出しがてら食事をするというパターンであり、当地が関東内陸のうどんどころということから2回続いたと。


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前回のお店は加須うどんという昔からよく知られたカテゴリー。
今回、実家で兄夫婦に教えてもらった候補は2店、古河の店と板倉の店。すなわち茨城県と群馬県ということ。
なんか行動範囲が一気に広がるようで、テンション上々 ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
やはりうどんどころの印象が強い群馬県のお店に行ってみることにした。


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台風10号の影響で断続的に激しい雨の降るなか、利根川に平行して遡上する形のルート。
目的の「おぎの屋」に到着したときには土砂降り状態で、しばし駐車場で待機。その間、車が2台入ってきて、いずれも雨を気にする様子もなくさっさと入店していくのでアタフタと車を降りるという、なんというか旅慣れないというの? いつものバタバタ感。


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表の看板の“鮒甘露煮”には惹かれるものがある。
利根川・渡良瀬川水系では、たとえば古河の名物だ。


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しかし店内には製造販売中止のお知らせが。
「70年の間にわたるご愛顧に対し…」とあって、それはそれでお店の歴史をしのばせる情報ツールでもあるのだが。


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入っていきなり物販コーナーで、レジカウンター横に“お食事できます”の看板と、土産物屋のイートイン的なつくりである。


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実際、奥の飲食スペースは広くなく、僕らはその手前、土産物屋の隅っこにある2人掛けテーブル席に着く。


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注文は、王道的な肉汁うどん680円と、そばも推しが強そうなので肉汁そば680円。


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まず「サービスですがよろしければ」というサラダ。
なぜサービスオプション…? と思ったら、店内で販売しているごまドレッシングのお試しということ。


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続いてそば。


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いい感じにホシの入ったそばだが、温かい肉汁に合わせるからには太切りとかもっと強い個性を想像していたので、ちょっとおとなしい。
肉汁の具は、豚肉、油揚げ、ネギ、タマネギ。


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うどんは田舎系ではなく白くコシの強いもの。
HPによれば、製造に3日間を要し手間をかけ時間をかけ完全熟成させた“完熟うどん”という。


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そういえば群馬には水沢うどんという、かつて讃岐・稲庭と並んで三大と称された(いまもそう?)銘品があるが、地粉を使う加須や武蔵野の素朴なうどんとは一線を画す洗練された流れが群馬にはあるのかな?
いま現在の食べ慣れた感覚でいうと食感は讃岐うどんに近く、うま味が強いおいしいうどんだ。


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思っていた田舎系とは違ったが、関東のまた異なるうどん文化を思い起こさせるものがあってなかなかよかった。
その土地の地理的・歴史的背景に思いをはせながらいただく食事もいいものだ… と、次回に続く。


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[DATA]
おぎの屋 板倉店
群馬県邑楽郡板倉町岩田1912-5
http://www.oginoya.jp/





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/uHOTmMpux9E


関東(ry) うどんロード 【登治うどん】

2018.05.03

 GWやお盆休みなんかの連休のとき、相方は休みに入る前日に都心の職場からそのまま電車で埼玉県北部の実家に帰り、翌日僕が車で迎えに行くというパターンをとることが最近多い。
このGWは5月2~3日をそのように設定してあった。


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せっかく出かけるのだから、どこかそっち方面で外食したらどうかと考えた。
3日の朝、早めに出て昼前に実家に着くようにして、早めに帰路に就いて途中で昼食をとるという計画。
ということで8時半に出発。


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途中、小江戸・川越の“蔵造りの町並み”の真ん中でクルマの走行距離が大台に乗る。
そろそろ買い替えのタイミングかなぁ… って、ケタまちがえてませんかぁー!?(笑)


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いつも通る道沿いに古い郊外型のラーメン屋がいくつか残っていて、はじめお昼ごはんにそういうところを考えていたが、走っているうちに、せっかくならもっと名物っぽいものにしたほうがいいんじゃないかという考えが膨らんでいった。
そう、実家は“うどんの町・加須”に近いのである。

10時半ごろ到着。
僕が言うまでもなく、相方はちゃんとそのように話を進めていた。


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家長である相方のお兄さんに、おいしいうどん店を教えてもらい、いつものようにお土産をいっぱいもらって実家をあとにする。
すぐにお兄さんから電話。
「そのお店、木曜定休日だったって」と相方。「でも祝日だからやってるかもしれないし、休みだったらその先にもうどん屋あるっていうから、行くだけ行ってみよう」


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国道125号線の旧道というのかな、加須市役所の南の通り。
最初に教えてもらったお店はやはり休みで、そのまま西へ。すぐに電話で教わった「登治うどん」が見えてくる。
駐車場が広く、どんどんお客さんが入り、ファミレスやドライブインのニュアンスがなくもないが、板壁造りの昔の料理屋のような外観は非常に趣がある。


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最近リフォームしたと思われる普通の民家のような趣のない引き戸を開けて入店。


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店内は広く、テーブル席が3×3列、東と南が小上がりになっていて各3卓。
店員さんは… なんかいっぱいいる。
駐車場に面した窓際のテーブル席へご案内。


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メニューを見ながら「天ぷらざるうどんとか、どうかな?」とお伺いを立てると、「このあたりじゃ、もともと海老天なんか食べないよ」と元・地元民に却下される。
で、このあたりの人が好んで食するというけんちん汁とうどんを組み合わせた“けんちんうどん”770円と、もう一品は“鴨汁うどん”750円に。


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加須がうどんどころということは、当然いま住んでいる町に引っ越してくる前から知っていたわけで、となると武蔵野うどんを認知するだいぶ前に加須うどんの存在がインプットされていたことになる。
にもかかわらず、これまで一度も食べたことはなかった。
それはちょっとまずいんじゃないかと、いまになってヒヤヒヤしている。


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注文から6~7分で鴨汁うどんの配膳。
提供時間は素早いが、ゆで上げのしっかりしたコシがあるので、ある程度見込みでゆでているのかもしれない。


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武蔵野うどんによく似た不ぞろいでよじれの入ったごわごわ系とでもいうか。
灰色味は強くなく、特徴はものすごく長いところ。


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こっちはそばにすればよかったか…? と注文後にモヤモヤしていたが、甘めの味付けの鴨汁なので、うどんのほうが合うと思う。


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けんちんうどんという食べ物を進んで頼もうと思うことは、普段はまずない。
しかしこのけんちんうどん、非常においしい。
やはり地元民(相方)の教育的指導には素直に従うべき。


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大根、にんじん、ごぼう、しいたけ、里芋に、豚肉、油揚げ、さつま揚げ――。
根菜の土っぽさと小麦の風味の相性のよさは、自宅近所のうどん屋で思い知らされている。豚肉が入ることで肉汁うどんテイストも。
考えてみれば、武蔵野うどん好きにとってこれがおいしくないわけがない。

やはり同じ関東内陸文化圏というか、加須うどんと武蔵野うどんは共通するところが多い。
通底するのは、大地の恵みをいただく感謝と喜びなのだと思った。


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[DATA]
登治うどん
埼玉県加須市大門町19-27



[Today's recommendation]


https://www.youtube.com/watch?v=geB6pudWpBA



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