ノスタルジック街中華への道 【中華 柳屋】
2023.01.21
風が強いので多摩湖を見にいく。
自転車で東村山駅西口から西へ。
武蔵大和駅を過ぎて狭山公園横を上ると多摩湖堰堤(ダム)の袖。
坂の手前で、坂をこいで上る姿を思い浮かべる。
落下してきた隕石が命中するなど天文学的確率の不確定要素の発生でもない限り、僕は坂を上っているはずだ。
時間は点ではなく未来に向かって引き伸ばされた連続体であり、数分後に坂を上っている自分はすでに存在しているのではないか?

多摩湖
…などとギリシャ哲学的? 考察を深めつつくだんの坂を上り、堰堤で富士山を眺め、周回自転車道を西武ドーム方面へ向かい、狭山湖堰堤まで時間はさらに連続しているはずである。
ところが狭山湖堰堤から富士山を眺める自分は存在しなかった。

多摩湖堰堤から望む富士山
山口観音奥之院五重塔横で自転車道をそれ、狭山湖へ下る途中、自転車に違和感を覚える。嫌な予感がして止めて調べてみると、後輪の空気が抜けかかっている。
不確定要素は天文学的でもなんでもない普通の頻度でそこらへんに転がっているのであった 。。。
以上、謎の前フリ終了。

狭山湖取水塔
問題は、ここが狭山丘陵の山の中ということ。
スマホのマップで自転車店を検索。
最寄りで2.7km先と出た。
2.7km押していくほか選択肢はないのである。

この絶望的状況…
ただし2.7kmは直線距離。
最短ルートの所沢武蔵村山立川線を真っすぐ行けば約3kmだが、道幅が狭く歩道が整備されていないうえ交通量の多い道を自転車を押して歩くのは無謀である。
幸い僕は裏道をよく知っており、その点だけは運がよかったと思う。
実際に押して歩いた距離をあとで測距すると4km超。
自転車屋さん、やってなかったらどうしよう…。
やってました! (;^_^A

「タイヤ交換ですね」と自転車屋さん。「穴あいちゃってますから」
料金5500円也。
ガーン (o ̄∇ ̄)o!!ガーン

交換作業に30分ほどかかるというので近所を散策。
前述のように交通量の多い歩行者や自転車に優しくない道で、まったく通ることがないので、逆に新鮮だったりする。
歩き始めてすぐ、前方に“中華そば”の赤い暖簾。
ファサードにはデカデカと「中華 柳屋」の文字。
ここがそうか…。

僕でも知っているくらいだから、「柳屋」はこのエリアでは有名店。
実は以前、コメントで閉店情報が寄せられたことがあり、なのにGoogleマップには載ったままで、どうなっているのかと思っていたが、見たところ元気に営業中のもよう。
あとで調べると、2019年に先代ご主人が亡くなり、しばらく店を閉めていたが、息子さんが継いで再開、現在に至っているらしい。

時刻は11時40分。まだ混みだす前というタイミングである。
まるで今日ここに入ることが運命づけられていたかのようだ。
つまりパンクした時点で「柳屋」に入ることは決まっていたわけで、えーと、パンク野郎がラーメンマンで…(←もうええわ! ヾ(・ω・o))

L字カウンターのみ10席程度の小さいお店。
おかあさんと息子さんの2人体制。
注文はワンタンメン。

素材が冷蔵庫にきれいに並べられていたり、麺はテボでなく平ざるで丁寧に湯切りしていたりと、調理場の様子からも意識の高さが伝わってくる。
約8分でワンタンメン来る。

スープは鶏ガラだしの懐かしくも優しい味わい。
麺はツルッと口当たりのよい極細麺。
具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレンソウ、ネギ。肉の歯応えも風味もしっかり残るチャーシューがまた、ノスタルジック。

食べ終わって、ほっこりいい気分。
パンクしてよかったとさえ思えたのだった(笑)。
自転車屋さんに戻って支払おうとすると…
カ、カードがない!
ガガーン ( _△_;ガガーン!!
年末年始の出費で金欠ぎみのフトコロから、なけなしのキャッシュ5500円が失われたのでありました。

[DATA]
中華 柳屋
埼玉県所沢市山口1381
[Today's recommendation]

https://youtu.be/63vqob-MljQ


風が強いので多摩湖を見にいく。
自転車で東村山駅西口から西へ。
武蔵大和駅を過ぎて狭山公園横を上ると多摩湖堰堤(ダム)の袖。
坂の手前で、坂をこいで上る姿を思い浮かべる。
落下してきた隕石が命中するなど天文学的確率の不確定要素の発生でもない限り、僕は坂を上っているはずだ。
時間は点ではなく未来に向かって引き伸ばされた連続体であり、数分後に坂を上っている自分はすでに存在しているのではないか?

多摩湖
…などとギリシャ哲学的? 考察を深めつつくだんの坂を上り、堰堤で富士山を眺め、周回自転車道を西武ドーム方面へ向かい、狭山湖堰堤まで時間はさらに連続しているはずである。
ところが狭山湖堰堤から富士山を眺める自分は存在しなかった。

多摩湖堰堤から望む富士山
山口観音奥之院五重塔横で自転車道をそれ、狭山湖へ下る途中、自転車に違和感を覚える。嫌な予感がして止めて調べてみると、後輪の空気が抜けかかっている。
不確定要素は天文学的でもなんでもない普通の頻度でそこらへんに転がっているのであった 。。。
以上、謎の前フリ終了。

狭山湖取水塔
問題は、ここが狭山丘陵の山の中ということ。
スマホのマップで自転車店を検索。
最寄りで2.7km先と出た。
2.7km押していくほか選択肢はないのである。

この絶望的状況…
ただし2.7kmは直線距離。
最短ルートの所沢武蔵村山立川線を真っすぐ行けば約3kmだが、道幅が狭く歩道が整備されていないうえ交通量の多い道を自転車を押して歩くのは無謀である。
幸い僕は裏道をよく知っており、その点だけは運がよかったと思う。
実際に押して歩いた距離をあとで測距すると4km超。
自転車屋さん、やってなかったらどうしよう…。
やってました! (;^_^A

「タイヤ交換ですね」と自転車屋さん。「穴あいちゃってますから」
料金5500円也。
ガーン (o ̄∇ ̄)o!!ガーン

交換作業に30分ほどかかるというので近所を散策。
前述のように交通量の多い歩行者や自転車に優しくない道で、まったく通ることがないので、逆に新鮮だったりする。
歩き始めてすぐ、前方に“中華そば”の赤い暖簾。
ファサードにはデカデカと「中華 柳屋」の文字。
ここがそうか…。

僕でも知っているくらいだから、「柳屋」はこのエリアでは有名店。
実は以前、コメントで閉店情報が寄せられたことがあり、なのにGoogleマップには載ったままで、どうなっているのかと思っていたが、見たところ元気に営業中のもよう。
あとで調べると、2019年に先代ご主人が亡くなり、しばらく店を閉めていたが、息子さんが継いで再開、現在に至っているらしい。

時刻は11時40分。まだ混みだす前というタイミングである。
まるで今日ここに入ることが運命づけられていたかのようだ。
つまりパンクした時点で「柳屋」に入ることは決まっていたわけで、えーと、パンク野郎がラーメンマンで…(←もうええわ! ヾ(・ω・o))

L字カウンターのみ10席程度の小さいお店。
おかあさんと息子さんの2人体制。
注文はワンタンメン。

素材が冷蔵庫にきれいに並べられていたり、麺はテボでなく平ざるで丁寧に湯切りしていたりと、調理場の様子からも意識の高さが伝わってくる。
約8分でワンタンメン来る。

スープは鶏ガラだしの懐かしくも優しい味わい。
麺はツルッと口当たりのよい極細麺。
具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレンソウ、ネギ。肉の歯応えも風味もしっかり残るチャーシューがまた、ノスタルジック。

食べ終わって、ほっこりいい気分。
パンクしてよかったとさえ思えたのだった(笑)。
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自転車屋さんに戻って支払おうとすると…
カ、カードがない!
ガガーン ( _△_;ガガーン!!
年末年始の出費で金欠ぎみのフトコロから、なけなしのキャッシュ5500円が失われたのでありました。

[DATA]
中華 柳屋
埼玉県所沢市山口1381
[Today's recommendation]

https://youtu.be/63vqob-MljQ


単なるノスタルジアにあらず 【河内屋】
2022.07.31
前々記事、前記事に続き相模湖編第3弾。
かき氷屋さん「迷夢」でひと休みして、時刻はもうすぐ11時。おなかもすいてきた。
前記事冒頭に書いた“いかにも昭和という趣ある店構えの食堂”「河内屋」は、迷夢の4~5軒先にある。
そのわずか30~40mの距離が、時間にして果てしなく遠いものとなるのだった。

…って、店がなかなか開かなかっただけなんだが、最初に店主さんと立ち話をした10時の時点で開いているように見え、その思い込みにとらわれたのがいけなかった。

10時半、11時とキリのいい時刻を回っても“準備中”の札は下がったままで、もうそろそろ開く! と、11時半まで粘ってしまったと。

しかし一期一会と思えば待つしかない状況なわけで、実際、相方が向かいのスワン丸の呼び込みのおっちゃんに聞いてきた情報によれば「河内屋」の開店時間は「いつもは12時ごろ」らしいので、11時半に開いたのはご縁により特別だったのかも。
外観から思い描いていた印象とはだいぶ異なる店内の雰囲気に戸惑う。
思ったより広く、明るく、きれい。

特にイメージと違うのが床で、思っていたコンクリート打ちっ放しではなく板張りである。あとBGMが微妙に古い洋楽。
どちらかというと、昭和の定食屋というより昭和の喫茶店かなぁ…。
注文は、ラーメンは決まりとしてもう1品、カレーと焼きそばで大いに悩む。
店のありようが“街の食堂”と“海の家”の性質を併せ持つだけに、懐古的にはどれも捨てがたい。
結局、焼きそば好きの相方の意向により焼きそばに。

店内のイメージはいわゆるレトロとはちょっと違ったけれども、ラーメンは思ったとおりの見た目と味。
チャーシュー、メンマ、ノリ、ナルト、ネギ…。
オーソドックスな鶏ガラスープはすっきりしていて、風味が意外に上品でもある。

高校のころ駅前の食堂で食べたような、伊豆の堂ヶ島の海の家で食べたような… いろんな光景がよみがえる。

焼きそばも駅前もしくは縁日の屋台かなぁ…。

と思えば、いやいやニンジン、タマネギ、ピーマン、キャベツ、モヤシと野菜たっぷりで、女性らしい気配り。
麺の細さも案外珍しく、見た目より完成度が高いのであった。

「どれくらいやられてるんです?」と聞いてみた。
「この店の創業は昭和24年なんです」と返ってきた。
「えーと、ダムができたのって…?」
「戦後すぐですね」
つまり相模湖ができた直後からこの地で営業している。

「昔はにぎわいました。遊覧船の乗り場に行列ができてましたから。(先の)東京オリンピックをきっかけに盛り上がっていったんです」
知らなかったが、相模湖は1964年東京オリンピックでカヌー競技の会場だったらしい。
そんな過日の繁栄と現下の斜陽を語るのに恨み節にならないのは、お店を愛し、ともにいまを生きているからだと思った。
レトロ要素の“さびれ感”など入り込む余地がないほど、日々手が入れられているのだなぁ… と、そういうものを期待したであろう自分を恥じるのだった。

[DATA]
河内屋
神奈川県相模原市緑区与瀬385
[Today's recommendation]



https://youtu.be/POWsFzSFLCE
前々記事、前記事に続き相模湖編第3弾。
かき氷屋さん「迷夢」でひと休みして、時刻はもうすぐ11時。おなかもすいてきた。
前記事冒頭に書いた“いかにも昭和という趣ある店構えの食堂”「河内屋」は、迷夢の4~5軒先にある。
そのわずか30~40mの距離が、時間にして果てしなく遠いものとなるのだった。

…って、店がなかなか開かなかっただけなんだが、最初に店主さんと立ち話をした10時の時点で開いているように見え、その思い込みにとらわれたのがいけなかった。

10時半、11時とキリのいい時刻を回っても“準備中”の札は下がったままで、もうそろそろ開く! と、11時半まで粘ってしまったと。

しかし一期一会と思えば待つしかない状況なわけで、実際、相方が向かいのスワン丸の呼び込みのおっちゃんに聞いてきた情報によれば「河内屋」の開店時間は「いつもは12時ごろ」らしいので、11時半に開いたのはご縁により特別だったのかも。
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外観から思い描いていた印象とはだいぶ異なる店内の雰囲気に戸惑う。
思ったより広く、明るく、きれい。

特にイメージと違うのが床で、思っていたコンクリート打ちっ放しではなく板張りである。あとBGMが微妙に古い洋楽。
どちらかというと、昭和の定食屋というより昭和の喫茶店かなぁ…。
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注文は、ラーメンは決まりとしてもう1品、カレーと焼きそばで大いに悩む。
店のありようが“街の食堂”と“海の家”の性質を併せ持つだけに、懐古的にはどれも捨てがたい。
結局、焼きそば好きの相方の意向により焼きそばに。

店内のイメージはいわゆるレトロとはちょっと違ったけれども、ラーメンは思ったとおりの見た目と味。
チャーシュー、メンマ、ノリ、ナルト、ネギ…。
オーソドックスな鶏ガラスープはすっきりしていて、風味が意外に上品でもある。

高校のころ駅前の食堂で食べたような、伊豆の堂ヶ島の海の家で食べたような… いろんな光景がよみがえる。

焼きそばも駅前もしくは縁日の屋台かなぁ…。

と思えば、いやいやニンジン、タマネギ、ピーマン、キャベツ、モヤシと野菜たっぷりで、女性らしい気配り。
麺の細さも案外珍しく、見た目より完成度が高いのであった。

「どれくらいやられてるんです?」と聞いてみた。
「この店の創業は昭和24年なんです」と返ってきた。
「えーと、ダムができたのって…?」
「戦後すぐですね」
つまり相模湖ができた直後からこの地で営業している。

「昔はにぎわいました。遊覧船の乗り場に行列ができてましたから。(先の)東京オリンピックをきっかけに盛り上がっていったんです」
知らなかったが、相模湖は1964年東京オリンピックでカヌー競技の会場だったらしい。
そんな過日の繁栄と現下の斜陽を語るのに恨み節にならないのは、お店を愛し、ともにいまを生きているからだと思った。
レトロ要素の“さびれ感”など入り込む余地がないほど、日々手が入れられているのだなぁ… と、そういうものを期待したであろう自分を恥じるのだった。

[DATA]
河内屋
神奈川県相模原市緑区与瀬385
[Today's recommendation]



https://youtu.be/POWsFzSFLCE
お正月にめでたい海老ずくめ! 【ぼん天】
2020.01.04
三が日はかなりアクティブに行動しており、けっこうな歩数を歩いてもいる。ただし、僕と違って相方は着物だったので窮屈だったんじゃないかと思って聞いてみた。
「散歩とお参りは違うんです」とのお返事。
礼節がいいかげんな自分は、お参りを街歩き感覚でしか捉えていないなぁ… と反省。

今日は普段着で歩く、今年初散歩ということになるらしい。
去年7月にさくら通りが野行通り(久米川町1丁目のファミマ横)まで開通したことで、東村山駅と新秋津駅のアクセスが格段によくなり、交通量も飛躍的に増大している。歩く人間にとっても、駅から「餃子の王将」および「ぼん天」まで真っすぐ行けるようになったという意味では、ちょっとは利便性が増したかも。
「ぼん天」が開いていたら入ろうということで、さくら通りをぶらぶら行ってみる。

「ぼん天」開いてました。
めっちゃ混んでます (o ̄∇ ̄)o !! ガーン

そりゃまあ、昔はおせちに飽きたらカレーだったけど、いまはラーメンが第1位らしいから…。
それでも「ぼん天」は大きいから待たされることなくすぐ席に案内される。

タイミング的に家族連れ・団体客がほとんどで、カウンターはむしろすいている
相方は海老中華丼と決めていたもよう。
となったら、お正月だしめでたくエビずくめでいこうということで、もう1品は海老あんかけ焼そばに。

半年前に比べ、消費増税を挟んでちょうど10%値上げされている(ともに880円+税)。

で、やって来たWエビのコース、なんか既視感がある。
振り返ってみると、2年前にまったく同じ注文をしていた。

その感覚の特に強く発せられるシグナルが、中華丼のご飯のあたり。
2年前はそのあたりについて次のように記している。

――あとから近くの席に着いた男性2人組の料理が、僕らのより先に出てきた。若いほうの前にものすごいものが置かれる。大皿にご飯が小山のように盛られ、横には肉と野菜の炒め物がどっさり。年かさの同伴者が「おーっ!」と。
あれはムリやろ… と傍観していた自分、ハッとわれに返った。運んできたおばちゃん、「生姜焼丼です」と言ってた。
生姜焼“丼”?
うちのは海老中華“丼”。
慌ててメニュー表を見返す。
「17 海老中華丼」「18 豚肉の生姜焼丼」
おとなりさんかーい…!
まもなくやって来た海老中華丼、やっぱりご飯が小山。――

小山というか、ダムというか…
あんかけの具は野菜(ハクサイ、青菜、タケノコ、ニンジン)とエビで、塩気は強いがシンプルな味付け。2皿であんは同じ内容なので一緒に作っていると思う。ぷりぷりエビがそれぞれ6~7個。

焼きそばを8割ほど食べたところでチェンジ。中華丼は7割ほど残っているので、僕が全体の75%を食べた計算になる。
いつものとおり、1人で入るより2人で入ったほうが断然難易度が高まるという。
会計で、参考までに「お正月はいつから?」と聞いてみる。
「今日からなんです」とお店のおねえさん。
あいててラッキー!
支払いはいつものようにフリーペーパーのクーポンを使って1人100円引き。
お釣りと一緒にクーポン券2種類を2セットとお年賀のネズミのお守りをいただいて、トリプルラッキー!!!

[DATA]
ぼん天
東京都東村山市久米川町1-37-30
[Today's recommendation]



https://youtu.be/bMCXx5k01Tg
三が日はかなりアクティブに行動しており、けっこうな歩数を歩いてもいる。ただし、僕と違って相方は着物だったので窮屈だったんじゃないかと思って聞いてみた。
「散歩とお参りは違うんです」とのお返事。
礼節がいいかげんな自分は、お参りを街歩き感覚でしか捉えていないなぁ… と反省。

今日は普段着で歩く、今年初散歩ということになるらしい。
去年7月にさくら通りが野行通り(久米川町1丁目のファミマ横)まで開通したことで、東村山駅と新秋津駅のアクセスが格段によくなり、交通量も飛躍的に増大している。歩く人間にとっても、駅から「餃子の王将」および「ぼん天」まで真っすぐ行けるようになったという意味では、ちょっとは利便性が増したかも。
「ぼん天」が開いていたら入ろうということで、さくら通りをぶらぶら行ってみる。

「ぼん天」開いてました。
めっちゃ混んでます (o ̄∇ ̄)o !! ガーン

そりゃまあ、昔はおせちに飽きたらカレーだったけど、いまはラーメンが第1位らしいから…。
それでも「ぼん天」は大きいから待たされることなくすぐ席に案内される。

タイミング的に家族連れ・団体客がほとんどで、カウンターはむしろすいている
相方は海老中華丼と決めていたもよう。
となったら、お正月だしめでたくエビずくめでいこうということで、もう1品は海老あんかけ焼そばに。

半年前に比べ、消費増税を挟んでちょうど10%値上げされている(ともに880円+税)。

で、やって来たWエビのコース、なんか既視感がある。
振り返ってみると、2年前にまったく同じ注文をしていた。

その感覚の特に強く発せられるシグナルが、中華丼のご飯のあたり。
2年前はそのあたりについて次のように記している。

――あとから近くの席に着いた男性2人組の料理が、僕らのより先に出てきた。若いほうの前にものすごいものが置かれる。大皿にご飯が小山のように盛られ、横には肉と野菜の炒め物がどっさり。年かさの同伴者が「おーっ!」と。
あれはムリやろ… と傍観していた自分、ハッとわれに返った。運んできたおばちゃん、「生姜焼丼です」と言ってた。
生姜焼“丼”?
うちのは海老中華“丼”。
慌ててメニュー表を見返す。
「17 海老中華丼」「18 豚肉の生姜焼丼」
おとなりさんかーい…!
まもなくやって来た海老中華丼、やっぱりご飯が小山。――

小山というか、ダムというか…
あんかけの具は野菜(ハクサイ、青菜、タケノコ、ニンジン)とエビで、塩気は強いがシンプルな味付け。2皿であんは同じ内容なので一緒に作っていると思う。ぷりぷりエビがそれぞれ6~7個。

焼きそばを8割ほど食べたところでチェンジ。中華丼は7割ほど残っているので、僕が全体の75%を食べた計算になる。
いつものとおり、1人で入るより2人で入ったほうが断然難易度が高まるという。
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会計で、参考までに「お正月はいつから?」と聞いてみる。
「今日からなんです」とお店のおねえさん。
あいててラッキー!
支払いはいつものようにフリーペーパーのクーポンを使って1人100円引き。
お釣りと一緒にクーポン券2種類を2セットとお年賀のネズミのお守りをいただいて、トリプルラッキー!!!

[DATA]
ぼん天
東京都東村山市久米川町1-37-30
[Today's recommendation]



https://youtu.be/bMCXx5k01Tg
結界やらループやら… ビミョーにSFな午后3時 【くるまやラーメン 東村山店】
2019.02.13
10:01 昨日の物理のやり残し分を送信してホッとしたのもつかの間、NP社のTMさんからのメールを受信。僕の送ったメールとちょうど行き違いのタイミングで、そこには仕事の続きのファイルが添付されていた ( T - T ) シクシク…
…と、昨日の記事の使い回しのようで申し訳ない。
が、昨日と違うのは、そのメールに添えてあった次の一文。
「以上で今回お願いさせていただくすべてとなります」
え、終わり? これで?
なんと! 今回! ついに……!?
やったぁー! \(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/ヤッタァー!!

ついに物理約700頁を征服!。左が数学200頁強
いやー、苦しい1カ月半だった。明けない夜はないというけれど、この日が来ることをイメージできなかったし。まあいろいろあったけど、いまとなってはみんないい思い出かなぁ…
って、まだ終わってないし。しみじみするヒマに、とっとと仕事しようよ ヾ( - - ;) ぉぃぉぃ
実際それは最後まで難関だった。
記録によればその最後の添付メールの送信時刻は14:17。

それから昼ごはんに出ても、場所も店のタイプも限られる… って、昨日と同じパターンかよ、やっぱり。
昨日の「山田うどん」から北西に1km弱。あか抜けないイメージが山田うどんと共通するチェーン系ラーメン店「くるまやラーメン」。
そのあか抜けないところが好きで、けっこう頻繁に利用させてもらっている。

それにしても、このところこっち方面の記事が多い。直近10記事中4本もある。
すべて所沢街道を越えられないでいる。結界が張られているようだ。

それも今日までの話。明日からはどこまでも飛んでいける。
注文はいつも同じ、味噌ラーメンと餃子。
「サービスの半ライス、お付けしますか?」と聞かれ、「お願いします」と答える。
餃子のランチタイムサービスが15時までということを知っていて、ぎりぎり間に合いそうということでここに入ることにした次第。

餃子は通常価格320円のところランチタイム230円。
前回のブログ記事を見ると、それが¥300→¥200だった。味噌ラーメンも前回の650円から670円に上がっているのでトータルで50円アップの900円と、ちょっと厳しいラインに迫っているかなぁ…。
ちなみに前回の日付が2018.02.14と、本日と1日違いのほぼ偶然。
食べている最中、店員さんが各テーブルの餃子のメニューを通常価格ものに変えて回っている。
ちょうど15時。ラーメンと餃子。……エンドレスエイト?

ニンニク、ショウガががっつり効いたいつも通りの味噌ラーメン。
餃子はキャベツの塊がぼりぼりして、なんかいつも以上にワイルド。

帰宅後すぐ、BB社のONさん、D社のOYさんと、立て続けに仕事のメールが来る。
「長いトンネルをついさっき抜けたところ、というすごいタイミングで驚きました」とOYさんに返信すると、すぐD社のIKH社長から電話。
トンネルの説明をちょっと聞いたIKHさん。「あっそ、ふーん…。あのさ、そんなときに申し訳ないんだけど、さっきのOYの依頼とは別件でお願いしたいんだけどね…」
これも厳しそうだぞ… と、現実に引き戻された感じ。
安息の日はまだ遠い。

[DATA]
くるまやラーメン 東村山店
東京都東村山市青葉町3-2-4
http://www.kurumayaramen.co.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/63vqob-MljQ
10:01 昨日の物理のやり残し分を送信してホッとしたのもつかの間、NP社のTMさんからのメールを受信。僕の送ったメールとちょうど行き違いのタイミングで、そこには仕事の続きのファイルが添付されていた ( T - T ) シクシク…
…と、昨日の記事の使い回しのようで申し訳ない。
が、昨日と違うのは、そのメールに添えてあった次の一文。
「以上で今回お願いさせていただくすべてとなります」
え、終わり? これで?
なんと! 今回! ついに……!?
やったぁー! \(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/ヤッタァー!!

ついに物理約700頁を征服!。左が数学200頁強
いやー、苦しい1カ月半だった。明けない夜はないというけれど、この日が来ることをイメージできなかったし。まあいろいろあったけど、いまとなってはみんないい思い出かなぁ…
って、まだ終わってないし。しみじみするヒマに、とっとと仕事しようよ ヾ( - - ;) ぉぃぉぃ
実際それは最後まで難関だった。
記録によればその最後の添付メールの送信時刻は14:17。

それから昼ごはんに出ても、場所も店のタイプも限られる… って、昨日と同じパターンかよ、やっぱり。
昨日の「山田うどん」から北西に1km弱。あか抜けないイメージが山田うどんと共通するチェーン系ラーメン店「くるまやラーメン」。
そのあか抜けないところが好きで、けっこう頻繁に利用させてもらっている。

それにしても、このところこっち方面の記事が多い。直近10記事中4本もある。
すべて所沢街道を越えられないでいる。結界が張られているようだ。

それも今日までの話。明日からはどこまでも飛んでいける。
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注文はいつも同じ、味噌ラーメンと餃子。
「サービスの半ライス、お付けしますか?」と聞かれ、「お願いします」と答える。
餃子のランチタイムサービスが15時までということを知っていて、ぎりぎり間に合いそうということでここに入ることにした次第。

餃子は通常価格320円のところランチタイム230円。
前回のブログ記事を見ると、それが
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ちなみに前回の日付が2018.02.14と、本日と1日違いのほぼ偶然。
食べている最中、店員さんが各テーブルの餃子のメニューを通常価格ものに変えて回っている。
ちょうど15時。ラーメンと餃子。……エンドレスエイト?

ニンニク、ショウガががっつり効いたいつも通りの味噌ラーメン。
餃子はキャベツの塊がぼりぼりして、なんかいつも以上にワイルド。

帰宅後すぐ、BB社のONさん、D社のOYさんと、立て続けに仕事のメールが来る。
「長いトンネルをついさっき抜けたところ、というすごいタイミングで驚きました」とOYさんに返信すると、すぐD社のIKH社長から電話。
トンネルの説明をちょっと聞いたIKHさん。「あっそ、ふーん…。あのさ、そんなときに申し訳ないんだけど、さっきのOYの依頼とは別件でお願いしたいんだけどね…」
これも厳しそうだぞ… と、現実に引き戻された感じ。
安息の日はまだ遠い。

[DATA]
くるまやラーメン 東村山店
東京都東村山市青葉町3-2-4
http://www.kurumayaramen.co.jp/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/63vqob-MljQ
国分寺散歩、目的の“お店”とは?
2018.10.21
国分寺南部の元町通り(東元町1・2丁目)あたりには興味深い物件が散在しているので、一度歩いてみようと思っていた。

国分寺駅南口。
殿ヶ谷戸庭園の横を下る。
まずは国分寺街道の交差点の先のこれまで通ったことのない小高いエリアに入ってみる。
南町2丁目の国分寺街道より南東側の一帯は、周囲を急斜面に囲まれ、中心部は意外なほど平らで広さもある台地になっている。
駅から程近いとは思えない閑静な住宅街。
いや、近いからこそ商業の発達する必要性もなく、アクセスがすべて急坂や階段ということで人の行き来も限られ、隠れ里のような雰囲気も漂う。

南東端の階段を下り、野川へ。
平安橋を渡って東元町の住宅街を歩く。
元町通りの「そば処 武田家」「スナック常連」の変則交差点は市境で、スナックの隣の建物は府中市新町になる。
府中側に新町商店街という気になるエリアもあるが、今回は元町通りを西に向かう。

最近オープンしたこのスナックはランチメニューが魅力的だが、外にまで郷ひろみ的熱唱がだだ漏れというKARAOKE SNACKであった
「酒・食事処だいもん」の品書き(左)、家庭料理「知里」(右)

手づくり軽食の店「ミニハウス レモン」。こちらはエビピラフ、ハムエッグ定食を提供
共同農産物直売所「本村七重塔」(左)、「コロッケの丸愛」(右)
元町通りで飲食店が残るのは、主に東側の東元町1丁目のエリアであった。
2丁目側は農地も多く、武蔵野の面影を残す。
国分寺の新しいランドマーク「シティタワー国分寺 ザ・ツイン」と町並みの対比が際立つ。

国分寺街道までが本日の散策コース。

さて、お昼ごはん。
いくつか気になるお店を見てきたが、目的地はそのどれでもない。
おっ、めざす“お店”が見えてきた。
(つづく)

[DATA]
東京都国分寺市南町2丁目~東元町1・2丁目
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=POWsFzSFLCE


国分寺南部の元町通り(東元町1・2丁目)あたりには興味深い物件が散在しているので、一度歩いてみようと思っていた。

国分寺駅南口。
殿ヶ谷戸庭園の横を下る。
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まずは国分寺街道の交差点の先のこれまで通ったことのない小高いエリアに入ってみる。
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南町2丁目の国分寺街道より南東側の一帯は、周囲を急斜面に囲まれ、中心部は意外なほど平らで広さもある台地になっている。
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駅から程近いとは思えない閑静な住宅街。
いや、近いからこそ商業の発達する必要性もなく、アクセスがすべて急坂や階段ということで人の行き来も限られ、隠れ里のような雰囲気も漂う。

南東端の階段を下り、野川へ。
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平安橋を渡って東元町の住宅街を歩く。
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元町通りの「そば処 武田家」「スナック常連」の変則交差点は市境で、スナックの隣の建物は府中市新町になる。
府中側に新町商店街という気になるエリアもあるが、今回は元町通りを西に向かう。

最近オープンしたこのスナックはランチメニューが魅力的だが、外にまで郷ひろみ的熱唱がだだ漏れというKARAOKE SNACKであった
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手づくり軽食の店「ミニハウス レモン」。こちらはエビピラフ、ハムエッグ定食を提供
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元町通りで飲食店が残るのは、主に東側の東元町1丁目のエリアであった。
2丁目側は農地も多く、武蔵野の面影を残す。
国分寺の新しいランドマーク「シティタワー国分寺 ザ・ツイン」と町並みの対比が際立つ。

国分寺街道までが本日の散策コース。

さて、お昼ごはん。
いくつか気になるお店を見てきたが、目的地はそのどれでもない。
おっ、めざす“お店”が見えてきた。
(つづく)

[DATA]
東京都国分寺市南町2丁目~東元町1・2丁目
[Today's recommendation]

https://www.youtube.com/watch?v=POWsFzSFLCE

