しみじみおいしい八王子系 【ラーメン おざく】
2022.08.19
朝から安定した晴れの天気で気温が上がりますが湿度が低いため日陰は過ごしやすいでしょう。
――と、天気予報は伝えていた。
猛暑は去ったようで、久々に自転車で遠出することにした。
湿度が低ければ、蒸すことはないが、逆に日差しそのものはストレートで強烈。
太陽を背にする形で西へ。少しでも日陰の多そうな玉川上水沿いに。
拝島駅で10時すぎ、早くもハラが減ってしまってる。
そういえばこの先に朝からやってるラーショがあったはず。

…と向かってみたが、土地勘がないため、“この先”くらいの感覚が実際には4駅分もあるし、道は間違えるし…。
さすがに気温も上がってくるしで、もう汗だく、ヘロヘロ。
やっと着いたと思ったら、ぎょ、行列ですかぁ~ ~(;_ _)O

まだ11時すぎで、これ?
炎天下に並ぶ根性、ありません。

でも大丈夫。
一帯はちょっとしたラーメン激戦区なのである。

ということで、「ラーメンおざく」。
以前通りかかったときに見かけた“ザ・ラーメン屋”という外観が強く印象に残っている。

こちらは先客1名と余裕である。
(すぐに次々席が埋まっていったが)

内観はなかなか個性的で、コの字カウンターにもう1辺くっついてひしゃく形になってるのかな…?
スタッフは若い女性3名で、ザ・ラーメン屋とのギャップに戸惑うワタシ。

注文はいちばん普通っぽいラーメン並に。

品書きの下の張り紙に“ラーメンのトッピングの具材:チャーシュー、メンマ、ナルト、玉ねぎ、海苔”とある。
へぇー、八王子ラーメンか…。
いまでこそあちこちで食べられる八王子系だが、あとで調べたところこちらは1991年オープンの古株。
人気店「星の家」の流れをくむそうだ。

ラーメン来る。
見た目・色合いはオーソドックスなしょうゆラーメンである。

特徴的なのがトッピングの玉ねぎで、一般的な粗みじんではなくスライス。
きれいな極薄スライスで、女性的な繊細な心遣いが感じられる。
これがスープを吸いつつ経時的に変化していく感じがよい。
チャーシューもまた、繊細な薄さだったりする… (;^_^A

ラーメンそのものは、ガラ系だしのしっかり効いた、昔の第一線の東京ラーメンが思い出される味。
しみじみおいしい、これも東京ラーメン。

[DATA]
ラーメン おざく
東京都羽村市小作台4-11-11
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Ljg6g7BAdQo
朝から安定した晴れの天気で気温が上がりますが湿度が低いため日陰は過ごしやすいでしょう。
――と、天気予報は伝えていた。
猛暑は去ったようで、久々に自転車で遠出することにした。
湿度が低ければ、蒸すことはないが、逆に日差しそのものはストレートで強烈。
太陽を背にする形で西へ。少しでも日陰の多そうな玉川上水沿いに。
拝島駅で10時すぎ、早くもハラが減ってしまってる。
そういえばこの先に朝からやってるラーショがあったはず。

…と向かってみたが、土地勘がないため、“この先”くらいの感覚が実際には4駅分もあるし、道は間違えるし…。
さすがに気温も上がってくるしで、もう汗だく、ヘロヘロ。
やっと着いたと思ったら、ぎょ、行列ですかぁ~ ~(;_ _)O

まだ11時すぎで、これ?
炎天下に並ぶ根性、ありません。

でも大丈夫。
一帯はちょっとしたラーメン激戦区なのである。

ということで、「ラーメンおざく」。
以前通りかかったときに見かけた“ザ・ラーメン屋”という外観が強く印象に残っている。

こちらは先客1名と余裕である。
(すぐに次々席が埋まっていったが)

内観はなかなか個性的で、コの字カウンターにもう1辺くっついてひしゃく形になってるのかな…?
スタッフは若い女性3名で、ザ・ラーメン屋とのギャップに戸惑うワタシ。

注文はいちばん普通っぽいラーメン並に。

品書きの下の張り紙に“ラーメンのトッピングの具材:チャーシュー、メンマ、ナルト、玉ねぎ、海苔”とある。
へぇー、八王子ラーメンか…。
いまでこそあちこちで食べられる八王子系だが、あとで調べたところこちらは1991年オープンの古株。
人気店「星の家」の流れをくむそうだ。

ラーメン来る。
見た目・色合いはオーソドックスなしょうゆラーメンである。

特徴的なのがトッピングの玉ねぎで、一般的な粗みじんではなくスライス。
きれいな極薄スライスで、女性的な繊細な心遣いが感じられる。
これがスープを吸いつつ経時的に変化していく感じがよい。
チャーシューもまた、繊細な薄さだったりする… (;^_^A

ラーメンそのものは、ガラ系だしのしっかり効いた、昔の第一線の東京ラーメンが思い出される味。
しみじみおいしい、これも東京ラーメン。

[DATA]
ラーメン おざく
東京都羽村市小作台4-11-11
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Ljg6g7BAdQo
辛いがうまい! 【サワディー 久米川店】
2022.01.28
午前中、萩山図書館方面へ歩き、そのまま昼ごはんということに。
右👉 の最新記事の写真を見ていただければわかるように最近、昼は中華(というかラーメン)に偏り、加えて先日「忠豊」でいただいたラー油に相方がハマり夜ごはんに激辛料理が出てきたりして、少し胃がお疲れモード。
今日はさっぱりした和食系がいいね♪
せっかく萩山に来てるんだからご無沙汰してる萩山駅前の「じろえもん」にしようと、行ってみたが臨時休業。久米川に戻る途中にある「味っ子」はどうかとのぞいてみると、テイクアウトのみの営業。久米川の街なかの老舗そば店「巴屋」なら大丈夫だろう、いや、定休日だ…。
こうなると、アタマ真っ白に。
「ここは?」とすぐ隣の看板を指さす相方。
「ここで、いいかぁ…」

タイ料理店。
お疲れ胃はどうした ヾ(・ω・o) ォィォィ
「サワディー」は1986年創業。
最初のエスニックブームの時代ではあるが、ブームとはいえ都心でもまだ珍しかったタイ料理店がこんな郊外に… というのは驚きであり謎である。
ちなみに僕らがこの地に引っ越してくる10年も前の話であり、当時の様子は想像すらできない。

ビル共用部の階段上り口から既成事実的にお店のアプローチと化している。

異国情緒の装飾は、ハデさを増している気がしないでもないが、確実にソフィスティケートされてきている。
ずいぶん入りやすい雰囲気になった。
入り口でフロアマネジャー風の若い男性が出迎え、席に案内してくれる。

注文は、ランチメニューから4.豚肉ご飯と、1~2月限定メニューのセンレックイェンターフォー。

入ったとき、すいていて意外な気がしたが、後客の常連さんとマネジャー氏とのやりとりによれば、前日はものすごく混んだらしい。
今日もじわじわ埋まっていった。

豚肉ご飯は、いわゆるガパオライスだ。
次々と注文が入り人気のメニューのよう。
辛さと甘さと酸っぱさの、これこそタイ料理。
ジャスミンライスのさっぱりした軽さによく合っている。

センレックイェンターフォーは、“紅腐乳(豆腐を紅麹で発酵させたもの)とすり身の団子(主に肉や魚)をのせた麺料理”と書いてある。

「底のほうに辛いのや酸っぱいのが沈んでるので、かき混ぜながら食べないと最後ものすごく辛くなります(笑)」とマネジャーさん。
ネイティブな日本語ですごく気さくな接客をされる方で、この人の存在でお店の印象がガラッと変わった。
あとで知ったが、こちらはお店3代目だ。
いや、上澄みから辛いです(笑)。

紅腐乳とは豆腐をこうじで発酵させた中華食材。
センレックイェンターフォーは定番のタイ料理らしく、紅腐乳の色が移った紅色のスープと独特の香りが特徴とのこと。

やはり甘酢っぱ辛いスープ。
紅腐乳、魚団子のほか、タイ風豚揚げ、イカ、揚げワンタン、空芯菜… と具だくさん。
おでんのような厚切り大根がゴロッとのっているのがおもしろい。

ただ、ものすごく辛く、途中から汗が噴き出した。はじめ額、しまいには首筋まで。
代謝の落ちる冬場にこれだけ汗をかけば体調も整うというもので、胃の痛いのも治ったかな(笑)。

ココナツミルクのデザート。
前日、忙しかったねぎらいにマネジャーさんが厨房のおかあさんに甘いものを要求したと。
だったら明日のお客さんの分も一緒に作る… となったらしい。
普段はないサービスで、ラッキー♪
丸いのは白玉というかタピオカの大きいのというか。
写真ではわからないがココナツの果肉がふんだんに入った、ぜいたくなデザートであった。
日本の寒中に南国風の料理とおもてなしで、あったかい気持ちにさせていただいた。
[DATA]
サワディー 久米川店
東京都東村山市栄町2-21-8
https://www.facebook.com/sawasdeethaiRestaurantkumegawa
https://www.instagram.com/sawasdee_kumegawa/
[Today's recommendation]



https://youtu.be/yPQfcG-eimk


午前中、萩山図書館方面へ歩き、そのまま昼ごはんということに。
右👉 の最新記事の写真を見ていただければわかるように最近、昼は中華(というかラーメン)に偏り、加えて先日「忠豊」でいただいたラー油に相方がハマり夜ごはんに激辛料理が出てきたりして、少し胃がお疲れモード。
今日はさっぱりした和食系がいいね♪
せっかく萩山に来てるんだからご無沙汰してる萩山駅前の「じろえもん」にしようと、行ってみたが臨時休業。久米川に戻る途中にある「味っ子」はどうかとのぞいてみると、テイクアウトのみの営業。久米川の街なかの老舗そば店「巴屋」なら大丈夫だろう、いや、定休日だ…。
こうなると、アタマ真っ白に。
「ここは?」とすぐ隣の看板を指さす相方。
「ここで、いいかぁ…」

タイ料理店。
お疲れ胃はどうした ヾ(・ω・o) ォィォィ
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「サワディー」は1986年創業。
最初のエスニックブームの時代ではあるが、ブームとはいえ都心でもまだ珍しかったタイ料理店がこんな郊外に… というのは驚きであり謎である。
ちなみに僕らがこの地に引っ越してくる10年も前の話であり、当時の様子は想像すらできない。

ビル共用部の階段上り口から既成事実的にお店のアプローチと化している。

異国情緒の装飾は、ハデさを増している気がしないでもないが、確実にソフィスティケートされてきている。
ずいぶん入りやすい雰囲気になった。
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入り口でフロアマネジャー風の若い男性が出迎え、席に案内してくれる。

注文は、ランチメニューから4.豚肉ご飯と、1~2月限定メニューのセンレックイェンターフォー。
![]() | ![]() |

入ったとき、すいていて意外な気がしたが、後客の常連さんとマネジャー氏とのやりとりによれば、前日はものすごく混んだらしい。
今日もじわじわ埋まっていった。

豚肉ご飯は、いわゆるガパオライスだ。
次々と注文が入り人気のメニューのよう。
辛さと甘さと酸っぱさの、これこそタイ料理。
ジャスミンライスのさっぱりした軽さによく合っている。

センレックイェンターフォーは、“紅腐乳(豆腐を紅麹で発酵させたもの)とすり身の団子(主に肉や魚)をのせた麺料理”と書いてある。

「底のほうに辛いのや酸っぱいのが沈んでるので、かき混ぜながら食べないと最後ものすごく辛くなります(笑)」とマネジャーさん。
ネイティブな日本語ですごく気さくな接客をされる方で、この人の存在でお店の印象がガラッと変わった。
あとで知ったが、こちらはお店3代目だ。
いや、上澄みから辛いです(笑)。

紅腐乳とは豆腐をこうじで発酵させた中華食材。
センレックイェンターフォーは定番のタイ料理らしく、紅腐乳の色が移った紅色のスープと独特の香りが特徴とのこと。

やはり甘酢っぱ辛いスープ。
紅腐乳、魚団子のほか、タイ風豚揚げ、イカ、揚げワンタン、空芯菜… と具だくさん。
おでんのような厚切り大根がゴロッとのっているのがおもしろい。

ただ、ものすごく辛く、途中から汗が噴き出した。はじめ額、しまいには首筋まで。
代謝の落ちる冬場にこれだけ汗をかけば体調も整うというもので、胃の痛いのも治ったかな(笑)。

ココナツミルクのデザート。
前日、忙しかったねぎらいにマネジャーさんが厨房のおかあさんに甘いものを要求したと。
だったら明日のお客さんの分も一緒に作る… となったらしい。
普段はないサービスで、ラッキー♪
丸いのは白玉というかタピオカの大きいのというか。
写真ではわからないがココナツの果肉がふんだんに入った、ぜいたくなデザートであった。
![]() | ![]() |
日本の寒中に南国風の料理とおもてなしで、あったかい気持ちにさせていただいた。
![]() | ![]() |
[DATA]
サワディー 久米川店
東京都東村山市栄町2-21-8


[Today's recommendation]



https://youtu.be/yPQfcG-eimk

