移転・絶賛営業中! 【カレーハウス ナンバガン】
2023.06.18
前記事の続きじゃないが、引き続き梅雨の晴れ間の盛夏先取りモードで、夏といえばカレーでしょう🍛
インドカレー店でこのブログの掲載数のいちばん多い「ナンバガン」が移転したという情報をどこかで目にしてずっと気になっていた。
昨年11月7日の新装開店で、移転先は久米川駅南口から萩山駅へ抜ける萩山通り沿いの旧久米川病院向かいあたり。

名物的巨漢店員さん(オーナー?)がいまにもぶっつぶれそうな自転車を悠然とこぐ両国駅周辺を彷彿させる光景を最近目にしないと思ったら、新店舗は自分の動線から微妙にずれる。久米川の商業エリアからも外れるが、そば屋、居酒屋、中華屋などの遺構が認められ、萩山三丁目アパートおよび久米川病院を背景に商店街としてそれなりに隆盛を誇っていたものと推察される。ただし知る限り、久米川病院移転前にしてすでにほぼ消滅商店街状態の、決して好条件とはいえない立地である。
まあ、インド・ネパールカレー店はとんでもない場所に突然出現したりするのでいちいち驚かなくなったが。

ちなみに「ナンバガン」という名前のお店ははじめ久米川駅南口、前記事「笑顔」の向かいあたりで営業しており、東村山駅西口に移転・改称(現「ロティー屋」)したその1年後に本町商店街に「ナンバガン」という別のお店がオープンするという非常にわかりにくい経緯を経て、5年ほど市内2店舗体制で安定的に営業していたが、このたび再び同様の移転劇となった。

本町の旧店舗跡には、先に「アランバ」というカレー店がオープンしているが、内情や関係性についてはというと… まったくわかりません。

12時すぎで先客はないがお店スタッフは3人もいる。
以前の物件より広く明るい店内、4人掛けテーブル換算で6卓分、ゆったりと配置してある。

注文はランチカレーセットから、ほうれん草(チキン)カレーセット。
「辛さは?」
そうか。久しぶりで忘れていたけど、インドカレーは最初の手続きが煩雑なんだった。
辛さ中辛、ナンかライスかはナンで、ドリンクはアイスチャイ。


もう1品はビリヤニの1.マトンチャーハンで、辛さは甘口、ドリンクはラッシー。
すぐにサラダが来て、続いてドリンク。そのあとだいぶ時間が空く。
厨房からはニンニクを炒める匂いやらナン生地をたたきつける音やらと活気が伝わってくる。
7分後、2皿同時にやって来る。

ビリヤニを覆い隠すほどのナンのデカさ!
ナンがでかい!
大きいナンを出す店はもはや珍しくないが、年々大型化の一途をたどっているように感じるのは気のせい?
しかもこちらはナン/ライスおかわり自由だ。

こういう店ではだいたいチキンカレーかマトンカレーなので、ちょっと変化をつけてほうれん草カレーにしてみました… というつもりだったが、調べてみると前回もまったく同じほうれん草チキン。
ホウレンソウの青臭さがスパイシーなフレーバーとよく合うと思っていて、最近いちばん注文率が高いのは実はこのタイプなのだった。

食べ終わるころ、例の巨漢の方が出勤。
「ナンおかわりできますよー!」などと声が掛かって、一気に店/客の風通しがよくなる。
一見プロレスラー風のこちらの方、格闘能力は定かでないがコミュニケーション能力および接客術には間違いなくたけている。

入れ替わるように接客係の人が出ていったが、なぜかUber Eatsの背負子をしょってる。
自製品をUber経由で出前?
アジアの人のビジネスセンスは独特で、日本人には捉えきれない収益性をその方式に見いだしているのかもしれない。

ボリュームいっぱいのビリヤニを食べきれずパックに詰めてもらう。
そのお礼か、なぜか保護猫マグネットをあげる相方(笑)。
カレーもうまいが、いわゆる異文化コミュニケーション? も、インド・ネパールカレー店の醍醐味かも。

[DATA]
カレーハウス ナンバガン
東京都東村山市萩山町4-4-42
https://www.facebook.com/GULMELI.JP
[Today's recommendation]

https://youtu.be/BQ0mxQXmLsk




本町商店街の旧店舗(現 アランバ)
前記事の続きじゃないが、引き続き梅雨の晴れ間の盛夏先取りモードで、夏といえばカレーでしょう🍛
インドカレー店でこのブログの掲載数のいちばん多い「ナンバガン」が移転したという情報をどこかで目にしてずっと気になっていた。
昨年11月7日の新装開店で、移転先は久米川駅南口から萩山駅へ抜ける萩山通り沿いの旧久米川病院向かいあたり。

名物的巨漢店員さん(オーナー?)がいまにもぶっつぶれそうな自転車を悠然とこぐ両国駅周辺を彷彿させる光景を最近目にしないと思ったら、新店舗は自分の動線から微妙にずれる。久米川の商業エリアからも外れるが、そば屋、居酒屋、中華屋などの遺構が認められ、萩山三丁目アパートおよび久米川病院を背景に商店街としてそれなりに隆盛を誇っていたものと推察される。ただし知る限り、久米川病院移転前にしてすでにほぼ消滅商店街状態の、決して好条件とはいえない立地である。
まあ、インド・ネパールカレー店はとんでもない場所に突然出現したりするのでいちいち驚かなくなったが。

ちなみに「ナンバガン」という名前のお店ははじめ久米川駅南口、前記事「笑顔」の向かいあたりで営業しており、東村山駅西口に移転・改称(現「ロティー屋」)したその1年後に本町商店街に「ナンバガン」という別のお店がオープンするという非常にわかりにくい経緯を経て、5年ほど市内2店舗体制で安定的に営業していたが、このたび再び同様の移転劇となった。

本町の旧店舗跡には、先に「アランバ」というカレー店がオープンしているが、内情や関係性についてはというと… まったくわかりません。

12時すぎで先客はないがお店スタッフは3人もいる。
以前の物件より広く明るい店内、4人掛けテーブル換算で6卓分、ゆったりと配置してある。

注文はランチカレーセットから、ほうれん草(チキン)カレーセット。
「辛さは?」
そうか。久しぶりで忘れていたけど、インドカレーは最初の手続きが煩雑なんだった。
辛さ中辛、ナンかライスかはナンで、ドリンクはアイスチャイ。


もう1品はビリヤニの1.マトンチャーハンで、辛さは甘口、ドリンクはラッシー。
![]() | ![]() |
すぐにサラダが来て、続いてドリンク。そのあとだいぶ時間が空く。
厨房からはニンニクを炒める匂いやらナン生地をたたきつける音やらと活気が伝わってくる。
7分後、2皿同時にやって来る。

ビリヤニを覆い隠すほどのナンのデカさ!
ナンがでかい!
大きいナンを出す店はもはや珍しくないが、年々大型化の一途をたどっているように感じるのは気のせい?
しかもこちらはナン/ライスおかわり自由だ。

こういう店ではだいたいチキンカレーかマトンカレーなので、ちょっと変化をつけてほうれん草カレーにしてみました… というつもりだったが、調べてみると前回もまったく同じほうれん草チキン。
ホウレンソウの青臭さがスパイシーなフレーバーとよく合うと思っていて、最近いちばん注文率が高いのは実はこのタイプなのだった。

食べ終わるころ、例の巨漢の方が出勤。
「ナンおかわりできますよー!」などと声が掛かって、一気に店/客の風通しがよくなる。
一見プロレスラー風のこちらの方、格闘能力は定かでないがコミュニケーション能力および接客術には間違いなくたけている。

入れ替わるように接客係の人が出ていったが、なぜかUber Eatsの背負子をしょってる。
自製品をUber経由で出前?
アジアの人のビジネスセンスは独特で、日本人には捉えきれない収益性をその方式に見いだしているのかもしれない。

ボリュームいっぱいのビリヤニを食べきれずパックに詰めてもらう。
そのお礼か、なぜか保護猫マグネットをあげる相方(笑)。
カレーもうまいが、いわゆる異文化コミュニケーション? も、インド・ネパールカレー店の醍醐味かも。

[DATA]
カレーハウス ナンバガン
東京都東村山市萩山町4-4-42

[Today's recommendation]

https://youtu.be/BQ0mxQXmLsk




本町商店街の旧店舗(現 アランバ)
懐かし度の断然高い 【阿佐谷ホープ軒】
2023.01.28
年明けからなぜか続くホープ軒シリーズ。
先日の記事に“各店、系統ではあるが系列ではない”と書いているが、どういう関係性なのかというと、1938年創業の吉祥寺「ホープ軒本舗」が大もとで、その貸し屋台から独立したのが千駄ヶ谷「ホープ軒」、創業者の娘婿の店が「村山ホープ軒」ということらしい。

今回の「阿佐谷ホープ軒」はというと、「ホープ軒本舗」の分家で、創始者 難波二三夫氏の末娘が営業。
…と、詳しく書けるのは、置き看板にそのように張り紙がしてあるから。

12時半といういちばん混む時間帯に普通入らないが、あまりにもハラが減っていた。
近隣の人ならイメージできると思うが、東村山から阿佐谷まで自転車というのはそこそこ大変なものがあり、駅-駅間で測距すると直線距離で16.5kmある。ハラも減る。

店主のおかあさん? およびラテン系? なエキゾチックな容貌の若い女性2人の合計3人体制。
ほぼ満席に思えたが、カウンターのいちばん奥の1席が空いていた。
ラッキー♪

注文が食券でなく口頭で、現金前払い制。
かつての吉祥寺を忍ばせるシステムであり、本家はずいぶん前に券売機が導入されている。

注文は中華そばと味付け玉子。
ふつう味玉を頼むことはないが、こちらには特別な感情が働く。過去記事を参照いただければ。
細縮れ麺は吉祥寺と同じものだと思う。
本家に比べ、うま味は強いがニンニクなど香味野菜の効き具合がアッサリな感じのスープ。
チャーシューの部位も違うようで、こちらは味の入り方も強い。
おろしニンニクが卓上無料というのはうれしい。

昔、(たぶん)入ったことがないにもかかわらず、懐かし度が断然高い… という不思議なお店。

阿佐谷の街は、変わっていたり変わっていなかったり。

[DATA]
阿佐谷ホープ軒
東京都杉並区阿佐谷南2-17-5
[Today's recommendation]

https://youtu.be/Pkh8UtuejGw




後輪ブレーキシュー交換
年明けからなぜか続くホープ軒シリーズ。
先日の記事に“各店、系統ではあるが系列ではない”と書いているが、どういう関係性なのかというと、1938年創業の吉祥寺「ホープ軒本舗」が大もとで、その貸し屋台から独立したのが千駄ヶ谷「ホープ軒」、創業者の娘婿の店が「村山ホープ軒」ということらしい。

今回の「阿佐谷ホープ軒」はというと、「ホープ軒本舗」の分家で、創始者 難波二三夫氏の末娘が営業。
…と、詳しく書けるのは、置き看板にそのように張り紙がしてあるから。

12時半といういちばん混む時間帯に普通入らないが、あまりにもハラが減っていた。
近隣の人ならイメージできると思うが、東村山から阿佐谷まで自転車というのはそこそこ大変なものがあり、駅-駅間で測距すると直線距離で16.5kmある。ハラも減る。

店主のおかあさん? およびラテン系? なエキゾチックな容貌の若い女性2人の合計3人体制。
ほぼ満席に思えたが、カウンターのいちばん奥の1席が空いていた。
ラッキー♪

注文が食券でなく口頭で、現金前払い制。
かつての吉祥寺を忍ばせるシステムであり、本家はずいぶん前に券売機が導入されている。

注文は中華そばと味付け玉子。
ふつう味玉を頼むことはないが、こちらには特別な感情が働く。過去記事を参照いただければ。
![]() | ![]() |
細縮れ麺は吉祥寺と同じものだと思う。
本家に比べ、うま味は強いがニンニクなど香味野菜の効き具合がアッサリな感じのスープ。
チャーシューの部位も違うようで、こちらは味の入り方も強い。
おろしニンニクが卓上無料というのはうれしい。

昔、(たぶん)入ったことがないにもかかわらず、懐かし度が断然高い… という不思議なお店。

阿佐谷の街は、変わっていたり変わっていなかったり。

[DATA]
阿佐谷ホープ軒
東京都杉並区阿佐谷南2-17-5
[Today's recommendation]

https://youtu.be/Pkh8UtuejGw




後輪ブレーキシュー交換