至れり尽くせりな酒蔵ツアー 【石川酒造】
2023.05.28
福生駅から玉川上水沿い、さらには「下の川緑地せせらぎ遊歩道公園」を散策して、時刻は11:27。
腹が、減った……
前記事末尾の写真(睦橋通りより見下ろす下の川緑地せせらぎ遊歩道公園)の位置で振り返ると、👇このような風景になる。

なんと、すぐそこに酒蔵があるではないか w( ̄▽ ̄;)w

という白々しい前振りはおいといて、一昨年も訪れている「石川酒造」。

今回はちょうど“5月感謝デー”開催中で、どちらかというと玉川上水ウォーキングよりこっちがメイン。



感謝デーの内容は、クラフトビール&たる酒量り売り、福袋販売、お楽しみ抽選会、限定スイーツ・酒粕入り限定パンの販売…、etc.

敷地内には国指定登録有形文化財の建造物が6棟あり、飲食店、直売所などを併設、“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトにちょっとした観光地として完結した施設となっている。

とにかくハラが減っているので、まずは食事。

敷地内には食事処が2つあり、前回、海鮮和食処「食道 いし川」で食べているので、今回はもう一方のイタリアンレストラン「福生のビール小屋」に入ってみようということになっていた。

が、行ってみると満席で、(休日は?)要予約っぽく待てば入れるというものでもなさそうな雰囲気。

となるとまたまた「食道 いし川」ということになるが、さっき前を通ったとき店先ににぎやかに食べ物が並べられていた。

そこで何か買って外で食べたほうが、店に入るよりよさげな気がする。陽気もいいことだし。
この奥の御神木の下の井戸の周りは、直売店で買った商品を飲食できるフリースペースになっていて、前回そこでビールを飲んだことを思い出したのだ。



穴子棒寿司、エビカツロール、多満自慢の塩麹漬唐揚げを買う。
冷え冷え生ビールも5種類売られているが、胃がお疲れという人がいるので“季節のビール”1杯だけに。

☝の右奥が“井戸裏フリースペース”。

フリースペースは、長屋門(国登録有形文化財)、麦酒釜の館(日本のビール草創期に地ビール醸造に使われた大釜)、向蔵ビール工房(明治29年建造の蔵)と歴史的重要物件に囲まれ、御神木をはじめ木々の緑豊かな、なんともぜいたくなエリアである。

背後を玉川上水の分水・熊川分水が流れ、前記事からのつじつまもきっちり合わせてきているし(笑)。




こんな気持ちのいい場所でうまいものが並んでいて、ビール1杯で収まるはずがない。
途中、お酒を調達に直売店「酒世羅」へ。

ここはやはり季節限定ということで、にごり酒“さらさらにごり”。

レジにて「こちら(の商品)、初めてですか?」と。
「はい」と答えると、栓を開けるとき噴き出すことがある等、ていねいに説明を受ける。
念入りに“開栓注意”の説明書きもついてくる。

席に戻って、いざ開栓!
シュワシュワ~… と。
“開栓注意”の取説を胸ポケットに、見ちゃいないまま吹きこぼれられてるマヌケな構図
2割方、吹きこぼれたんじゃないだろうか💦
取説を読まないと人生20%は損をこく――
この大事な教訓を伝えようと身をもって悪いお手本を示したわけで ( ̄ω ̄;) エート

でも逆にこの酒の生命力みたいなものが写真から伝われば…。


感謝デー限定品の黒ごま餡パン、ふわふわ甘納豆パン
そのあと感謝デー限定のパンを買いにと、自宅用お土産を買いにと、二度三度と「酒世羅」を利用させてもらった。


お土産は、酒粕たくあんと多満自慢酒まんじゅう
テレビで見る日帰りバスツアーなんかよりよっぽど中身の濃い、近場観光地なのであった。

[DATA]
石川酒造
東京都福生市熊川1番地
https://www.tamajiman.co.jp/
https://www.facebook.com/tamajiman/
https://twitter.com/tamaji_man
https://www.instagram.com/ishikawabrewery/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/R_f_mMJAezM




福生駅から玉川上水沿い、さらには「下の川緑地せせらぎ遊歩道公園」を散策して、時刻は11:27。
腹が、減った……
前記事末尾の写真(睦橋通りより見下ろす下の川緑地せせらぎ遊歩道公園)の位置で振り返ると、👇このような風景になる。

なんと、すぐそこに酒蔵があるではないか w( ̄▽ ̄;)w

という白々しい前振りはおいといて、一昨年も訪れている「石川酒造」。

今回はちょうど“5月感謝デー”開催中で、どちらかというと玉川上水ウォーキングよりこっちがメイン。



感謝デーの内容は、クラフトビール&たる酒量り売り、福袋販売、お楽しみ抽選会、限定スイーツ・酒粕入り限定パンの販売…、etc.

敷地内には国指定登録有形文化財の建造物が6棟あり、飲食店、直売所などを併設、“酒飲みのテーマパーク”をコンセプトにちょっとした観光地として完結した施設となっている。

とにかくハラが減っているので、まずは食事。

敷地内には食事処が2つあり、前回、海鮮和食処「食道 いし川」で食べているので、今回はもう一方のイタリアンレストラン「福生のビール小屋」に入ってみようということになっていた。

が、行ってみると満席で、(休日は?)要予約っぽく待てば入れるというものでもなさそうな雰囲気。

となるとまたまた「食道 いし川」ということになるが、さっき前を通ったとき店先ににぎやかに食べ物が並べられていた。

そこで何か買って外で食べたほうが、店に入るよりよさげな気がする。陽気もいいことだし。
この奥の御神木の下の井戸の周りは、直売店で買った商品を飲食できるフリースペースになっていて、前回そこでビールを飲んだことを思い出したのだ。



穴子棒寿司、エビカツロール、多満自慢の塩麹漬唐揚げを買う。
冷え冷え生ビールも5種類売られているが、胃がお疲れという人がいるので“季節のビール”1杯だけに。

☝の右奥が“井戸裏フリースペース”。

![]() | ![]() | ![]() |
フリースペースは、長屋門(国登録有形文化財)、麦酒釜の館(日本のビール草創期に地ビール醸造に使われた大釜)、向蔵ビール工房(明治29年建造の蔵)と歴史的重要物件に囲まれ、御神木をはじめ木々の緑豊かな、なんともぜいたくなエリアである。

背後を玉川上水の分水・熊川分水が流れ、前記事からのつじつまもきっちり合わせてきているし(笑)。




こんな気持ちのいい場所でうまいものが並んでいて、ビール1杯で収まるはずがない。
途中、お酒を調達に直売店「酒世羅」へ。

ここはやはり季節限定ということで、にごり酒“さらさらにごり”。
![]() | ![]() | ![]() |

レジにて「こちら(の商品)、初めてですか?」と。
「はい」と答えると、栓を開けるとき噴き出すことがある等、ていねいに説明を受ける。
念入りに“開栓注意”の説明書きもついてくる。

席に戻って、いざ開栓!
シュワシュワ~… と。
![]() | ![]() |
2割方、吹きこぼれたんじゃないだろうか💦
取説を読まないと人生20%は損をこく――
この大事な教訓を伝えようと身をもって悪いお手本を示したわけで ( ̄ω ̄;) エート

でも逆にこの酒の生命力みたいなものが写真から伝われば…。


感謝デー限定品の黒ごま餡パン、ふわふわ甘納豆パン
そのあと感謝デー限定のパンを買いにと、自宅用お土産を買いにと、二度三度と「酒世羅」を利用させてもらった。


お土産は、酒粕たくあんと多満自慢酒まんじゅう
テレビで見る日帰りバスツアーなんかよりよっぽど中身の濃い、近場観光地なのであった。

[DATA]
石川酒造
東京都福生市熊川1番地




[Today's recommendation]

https://youtu.be/R_f_mMJAezM




蔵の街によみがえった酒蔵 【小江戸鏡山酒造】
2023.02.05
川越観光の最後に立ち寄ったのは、その名も川越市産業観光館。
愛称「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」として知られる人気施設である。

こちらは1875(明治8)年創業の旧 鏡山酒造の建築物を改修した施設で、2010年開業。
核となるのが国の登録有形文化財として登録された3つの蔵で、建てられた年代から「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」と呼ばれ、それぞれ「おみやげ処」「まかない処」「ききざけ処」の機能を担う。
まかないは済ませたし、ききざけは車なので無理だし…。
ここはやはり、おみやげ利用中心。

明治蔵は、川越銘菓やクラフトビール、醤油などがそろう「蔵里セレクション」、軽食・ソフトドリンクの「Kura Café」、そして物販店「小江戸鏡山酒造」「くらづくり本舗」「おいも堂」からなる。

今回の目的は鏡山酒造の“酒粕かすてら”。
以前お土産に人にあげて好評だった。

ところで冒頭に記した鏡山酒造であるが、実は2000年に廃業している。
それを惜しむ地元の声を受け、若い世代が復刻させたのが現 鏡山酒造(小江戸鏡山酒造㈱)。設立2007年の若い蔵なのである。

明治蔵内のショップ「小江戸鏡山酒造」店頭には、カステラと奈良漬けのサンプルが並ぶ。
奈良漬け好き的にはこれはうれしい。


実は先月、川越に遊びに来たとき、時の鐘の近くの酒屋さんで鏡山の酒粕を買っているが、その袋搾り酒粕を使った奈良漬けという。
つぶつぶ感と発泡感があって香り高い、鮮烈な酒粕だった。
これは買わないわけにはいかない。

酒粕かすてらは、酒粕というか酒の匂いがプンプン。
酒も甘い物も好きな人には、これはたまらないだろう。
あ… オレか ヾ(・ω・o)

奈良漬けも封を切った途端、日本酒の香りがふわりと香る。
粕を拭って皿に盛ってもまだまだ芳しく、実においしくぜいたくなもの。

先月買った袋搾り酒粕と、今回のお土産・奈良漬け
日本酒を買わずとも満足のいくお土産が買えたのであった。
(川越観光編おしまい)

[DATA]
小江戸鏡山酒造
埼玉県川越市新富町1-10-1
https://www.kagamiyama.jp/
https://www.machikawa.co.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/eOtGz_X2wS4


川越観光の最後に立ち寄ったのは、その名も川越市産業観光館。
愛称「小江戸蔵里 KOEDO KURARI」として知られる人気施設である。

こちらは1875(明治8)年創業の旧 鏡山酒造の建築物を改修した施設で、2010年開業。
核となるのが国の登録有形文化財として登録された3つの蔵で、建てられた年代から「明治蔵」「大正蔵」「昭和蔵」と呼ばれ、それぞれ「おみやげ処」「まかない処」「ききざけ処」の機能を担う。
まかないは済ませたし、ききざけは車なので無理だし…。
ここはやはり、おみやげ利用中心。

明治蔵は、川越銘菓やクラフトビール、醤油などがそろう「蔵里セレクション」、軽食・ソフトドリンクの「Kura Café」、そして物販店「小江戸鏡山酒造」「くらづくり本舗」「おいも堂」からなる。

今回の目的は鏡山酒造の“酒粕かすてら”。
以前お土産に人にあげて好評だった。

ところで冒頭に記した鏡山酒造であるが、実は2000年に廃業している。
それを惜しむ地元の声を受け、若い世代が復刻させたのが現 鏡山酒造(小江戸鏡山酒造㈱)。設立2007年の若い蔵なのである。

明治蔵内のショップ「小江戸鏡山酒造」店頭には、カステラと奈良漬けのサンプルが並ぶ。
奈良漬け好き的にはこれはうれしい。


実は先月、川越に遊びに来たとき、時の鐘の近くの酒屋さんで鏡山の酒粕を買っているが、その袋搾り酒粕を使った奈良漬けという。
つぶつぶ感と発泡感があって香り高い、鮮烈な酒粕だった。
これは買わないわけにはいかない。

酒粕かすてらは、酒粕というか酒の匂いがプンプン。
酒も甘い物も好きな人には、これはたまらないだろう。
あ… オレか ヾ(・ω・o)

奈良漬けも封を切った途端、日本酒の香りがふわりと香る。
粕を拭って皿に盛ってもまだまだ芳しく、実においしくぜいたくなもの。

先月買った袋搾り酒粕と、今回のお土産・奈良漬け
日本酒を買わずとも満足のいくお土産が買えたのであった。
(川越観光編おしまい)

[DATA]
小江戸鏡山酒造
埼玉県川越市新富町1-10-1


[Today's recommendation]

https://youtu.be/eOtGz_X2wS4

