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そうだ ○○、行こう。 【浅見茶屋】

2021.10.03

 観光します的な宣言をしてはいるが、仕事は普通にあるわけだし、ちゃんとした観光をするには日程調整をはじめ準備が必要だ。
もう一つ、東京都民的には例のGo Toトラベルの顛末をいまだ根に持っており、次に発動される場合、都民は2倍よけいに恩恵にあずかれる仕組みとなるべきと考えているので、その動向を注視する必要もある。
なので、まずは日帰りで近場の観光地めぐりというのが現実的なところ。

近場の観光地で真っ先に思い浮かぶのが高尾山。
先日の御岳山と違い、高尾山は登山コースがいくつも整備されており、これまで5回ほど行ったがケーブルカーを使ったことはない。いま行ってもたぶん歩いて登ることになると思うが、はたして登れるだろうか…?

「ということで、山登りの練習しといたほうがいいと思うんだ」
「じゃあ車で山のほうに行くんだね♪」
いや、まずは八国山くらいで… という言葉をのみ込んで、おもむろにGoogleマップを検索するワタシ。


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御岳山を眺めながらのドライブになる


「ここなんかどうだろう?」
と、話が持ち上がって行き先が決まるまでトントンと早いが、そもそも朝起きてひと仕事してからの話だから、出発時点で10時を回っている。
そんなんで日帰り観光なんてできるわけないでしょ ヾ(・ω・o)


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で、やって来ました飯能市坂石。
11:40到着と、優秀優秀。

西武秩父線吾野駅の先、東郷公園横の参道から子ノ権現をめざすという計画だ。


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登り口にあるカフェも気になるが…


ここを選んだ最大の理由が、途中に茶屋があること。
というか、茶屋まで登って余力があれば子ノ権現に向かってみようかと。
それだと茶屋目当てみたいでアレなので、(公表)目的地は茶屋の近くの青葉戸不動滝ということにして… (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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参道は高麗川の支流の権現川に沿って緩やかに上る舗装道路。
一帯は植林の杉林で下層植生が貧弱だったりするが、渓流の美しさには目をみはるものが。
湿気の多い谷あいに苔むした石や切り株が並ぶ、まるで『もののけ姫」の世界である。


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「すごいね! すごいね!!」
「京都の某寺で3000円払うのばからしいね!」とは、前日のテレビネタ。

徐々に勾配がきつくなる上り道もさほど苦にならないのは、絶え間なく聞こえるせせらぎがもたらすヒーリング効果によるかも。


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青葉戸不動滝


「浅見茶屋」は創業1932(昭和7)年。
子ノ山(子ノ権現)旧表参道の門前の茶屋である。


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建物は1855年江戸末期建造の古民家だそう。
山の雰囲気に溶け込んだ趣ある外観は昔の山小屋を彷彿させるものがあり、わずか40分で訪れるまさに別天地。
逆に言うとその40分が大事で、車でここまで来る人も多いようだが、歩いてこそ得られるぜいたく感だと思った。


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建物内部も手入れが行き届き、言うことなしの雰囲気。


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参道の看板は“うどん甘味処”となっていたが、ほぼうどんのみのメニュー構成。甘味要素は田楽くらいだが、茶屋好きの田楽好きとしてはそれだけでテンション上がる。
肉汁うどん、いなか汁うどん、味噌田楽を注文。


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「ビールもいいんじゃない?」
「なに言ってんの。クルマでしょ」
歩いて登ってきた充実感で、麓に車があることを忘れていたという。


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うどんは熱いのと冷たいのがあり、どちらもつけ汁ということで、熱いのは釜揚げタイプかと思う。僕らは両方冷たいのに。


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古い門前の茶屋ということで田舎っぽいうどんが出てくると思ったら、いまふうのスタイリッシュなビジュアル。
ガツンとコシがあって小麦の風味の強い、われわれの地元のものによく似たタイプのうどんである。


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多摩地区・埼玉南部のうどんをすべて“武蔵野うどん”とくくる風潮があるが、飯能には“武州うどん”という呼び名のうどんがあるらしいということを、以前「指田屋」のおばちゃんに教わったことを思い出した。


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どちらの汁も具だくさん。肉汁は豚肉と油揚げ、タマネギ、いなか汁はナス、ぶなしめじ、油揚げ、こんにゃく。なぜかいなかのほうだけ薬味ネギがあらかじめのってくる。

これだけのクオリティで観光地価格どころか街の物価尺度で測っても決して高くないところは特筆されよう。


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茶屋を出て“この先車行き止まり”の標識の横に、“子ノ権現45分”の棒杭。
「うん。無理かな(笑)」

ぶらぶらと水音を聞きながら参道を下る。


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[DATA]
浅見茶屋
埼玉県飯能市坂石1050
https://www.facebook.com/asamichaya/
https://twitter.com/g55hbO8HMcWdeDm?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/OGbx7H49Zp8



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惜しみなく与う 【昭和軒】

2021.06.09

 今年初の真夏日となった昨日に続き、東京都心では2日連続の30℃超え。
冷やし中華食べたいね… ということで、ちょっと調べて、なぜか「昭和軒」に行ってみることになった。最近、トレードマーク(?)のレトロチックな看板が外されるという出来事があり、それが引っかかっていたのかもしれない。


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もともと暖簾を出さないお店だが、看板が目立つからなんとかなっていた。
看板がなくなってみると、何のお店かわからない、お店にすら見えないという。
“御献立”のプレートと“営業中”の札が掛かっていても、事情を知らない人間にはとても入れる雰囲気ではないな…。


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左は2017年11月


そのへんの事情は東村山市限定グルメ情報サイト「東村山グルメ日記2」に詳しいので参照されたい。
そういうわけで、僕はマサさんのブログで事情を把握しているので、迷わず入店。

が、入ってみると、わかっているつもりでも戸惑いを覚えざるを得ない。
厨房にはご高齢の店主のおとうさんお一人。考えていた以上にお身体が不自由そうだ。


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小さい2人掛けのテーブル席に着いて、「冷やし中華、やってます?」と尋ねる。
一瞬の躊躇ののち、厨房内に視線をさまよわせるおとうさん。ありもので冷やし中華をやりくりできないものか、算段をつけようとしているもよう。
「あー、いいですいいです!」と慌てて制止。
ラーメンと五目やきそばに注文を変更。


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前回入ったのが3年半前で、そのときには調理担当はおかあさんに替わっていたようだが、おかあさんの気配はないし、おとうさんがいろいろ準備を始めているし、ものによってはおとうさんが作ることもあるのかなぁ…。ドカッとかガチャッとか不慣れそうな物音に不安を募らせているところに、「いらっしゃいませー!」と元気よくおかあさん登場。

あ、ここはこうじゃないの! みたいにぶつくさおとうさんに指導を入れたり、左腕を使うときに痛そうに顔をしかめたりしつつも、てきぱきと料理をするおかあさん。
小言のあとには鼻歌も聞こえてきて、思わず笑っちゃいました ゞ( ̄∇ ̄;)


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料理を運んできたおかあさんに、「こっち(左肩)? 痛そうにしてたね」と聞くと、「こっちは痛いし、こっちは注射だし」と右腕をさする。
「あ、コロナの? 打ててよかったね」
「痛いほうに打ったら悪くなるかもしれないからって右に打ったんだけど、両方痛くなっちゃったわ」


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ラーメンは前回も食べて、かなり変わっているということはわかっていたが、想定を超えるものがある。前回の記事にモヤシソバのようなラーメンと書いているが、今回はモヤシソバのようでもあり、五目ソバのようでもあり…。伊達巻とゆで卵が、五目ソバ的である。
ほかにもいろいろ、薄焼き卵のような変わったものも含め、ものすごい具だくさん。
それで400円!


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五目やきそばも似たような具材の構成だが、かまぼこが加わり、盛り付けの仕方もより五目のニュアンスが強まる。
具の種類に加え、麺のボリュームもかなりのものがある。小ラーメンまで付いてきた(笑)。


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とにかく惜しみないサービス精神が、盛って盛って… に表れているようだ。
これ、2品で1000円ポッキリなのである。


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お会計に立とうとすると、おかあさんがレジ袋に入ったパックを持ってきた。「温かいうちに食べて」と。
えー… と驚いていると、
「食べるとこいくらでもあるのに、わざわざこんなジジババのやってる店に若い人が来てくれて、それがうれしいの」と。
えー… と、なんかジーンときてしまった。若くないけど。


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ずっしり重いお土産パック。
帰って開けてみると、炒飯である。


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おなかいっぱい食べたあとだけに、温かいうちには食べられないが、夕ごはんにいただく。
炒飯をこんなありがたい気持ちでいただくのって、きっと初めて。


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[DATA]
昭和軒
東京都東村山市本町4-2-3





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/RXOeD2mZFro


都内きっての桜の名所で 【そば茶屋さくら】

2021.03.07

 小金井公園を自転車で通過中のこと、どんぶりの載ったトレーを持ったじいさんが歩いていた。
向こうから自転車でやって来たじいさんがすれ違いざまに声をかけた。

「よーぉ、どした?」
「そば食いに来た」と、どんぶりじいさん。「小金井のそば、うまいってからさ」

桜木立のベンチテーブルでそばを食べ、食事処にお下げするところだったらしい。
“小金井(公園)のそば、うまい”の文言が心に刻まれた。


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その週末、小金井公園へ。
じいさんを見かけた日、よっぽどそのままそば食べようかと思ったが……
小金井公園は都内でも有数の広さを誇り、人出も多い。だだっ広い公園のベンチで1人そばをすする…。
ぼくにはとてもできない。


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その週末… と急いだのには訳がある。
小金井公園は江戸の名勝“小金井桜”(玉川上水のヤマザクラ)をも忍ばせる都内きっての桜の名所。
先の食事処の「そば茶屋さくら」という名称もそれにちなんだもの。


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茶屋の前の桜林

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2018年3月の様子


お店の前の桜林は園内いちばんのお花見スポットであり、だからこそ茶屋も立つ。
次の週末はソメイヨシノの開花も予想され、しばらく混雑は避けられないだろう。


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「そば茶屋さくら」(旧店名:グリーンテラスさくら)は東京都公園協会の行う事業の一つで、主要都立公園にある売店「パークス」の別業態と考えていいと思う。


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イートインコーナー入り口には“売店メニュー(やきそば、ソフトクリーム、缶ビール等)の店内でのご飲食はご遠慮願います”の張り紙。
売店メニューと店内メニューに分かれていて、それぞれ外の窓口と店内の券売機で買うシステムのもよう。
そばを食いに来たわけだが、売店メニューのやきそばも気になる。


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売店窓口のおねえさんに聞いてみると、売店メニューもお店脇のパラソルテーブルで食べるのはOKと。
きつねそばとやきそばを別々の受け渡し口で分担して買う。


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桜の下のテーブルセットにしなかったのは、やっぱり気恥ずかしさが先に立ってしまったから。
窓口左の野点緋毛氈風ベンチでどんぶりを手にそばを召し上がっているご婦人がいらっしゃる。自由な精神性が素晴らしいと思いました。


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そばもやきそばも、こういう売店にしてはかなりおいしい。
外で食べると3割… いや、5割うまい。


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桜が咲いたらもっともっとうまいんだろうな…。


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早咲きの“大漁桜”と江戸東京たてもの園の古民家


[DATA]
そば茶屋さくら
東京都小金井市関野町2-6





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/frpcCzttedo



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園内梅林


異世界体感型カフェカレー 【くぐつ草】

2019.02.11

 老舗喫茶店に美味なるカレーあり、と誰か言ったかどうか知らないが、東京の有名カレー店は喫茶店をベースとしている店が多い。
インドカレー全盛の昨今、欧風カレーの流れをくむクラシックなカレーは主流の座を追われ、やはり衰退著しいオールドファッションな喫茶店のレシピに辛うじてDNAの継承を認めることができる、といったガラパゴス的構図かもしれない。


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カフェカレーの発信地ともいわれる吉祥寺にあって三大カレーと称されるのが、「まめ蔵」「武蔵野文庫」と、この「くぐつ草」。


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調べてみると、「くぐつ草」は1979年創業。
ん…? となった。
昔から当たり前のように存在していたので、もっと古いと思っていた。
ということは僕が吉祥寺に住んでいたころはまだ新しいお店だったということになる。「まめ蔵」も1978年オープンと知ったときは同じような戸惑いを感じたが、要するに自分もそっちのガラパゴス側に属するゾウガメのたぐいであると。

1975「サムタイム」、1976「ゆりあぺむぺる」、1977「多奈加亭」、1980「レモンドロップ」、1983「ロゼ」… この時代、吉祥寺のカフェ文化は一気に花開いたようだ。


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すれ違えないような狭い階段を下り、非力な人間にはびくともしない重い鉄の扉を開けると、別世界が広がる。


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トンネルか坑道のごとくアーチ形に掘り抜かれた地下空間。意外な広さに驚かされる。
実は一度入ったことがあるが、それこそ35年も前の話なのでまったく覚えておらず、しっかり驚かされた(笑)。


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1組順番待ちがあったが、この広さならすぐ空くだろうと後ろに並ぶ。
ところが、ものすごく回転が遅い。
女性客(それも若い人)がほとんどでめいめい会話を楽しんでいらっしゃるので、声がトンネル空間に反響して「ガヤガヤ」と聞こえる。
BGMにジャズが流れているが、「ガヤガヤ」にかき消される。


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本を読みながらカレーをものすごいゆっくりペースで食べている若い女性客がいる。この暗さで読書はムリだろ… と一瞬眉をひそめるが、自分も若いころ神保町の「さぼうる」で本読むふりしてたのやらなんやかんや思い出し、頬が緩むおじさんであった。


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注文はくぐつ草カレー1150円×2(1つオムカレーにしようと思ったが売り切れだった)。


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カレーはよく煮込んでタマネギの糖分を凝縮させたような甘さが特徴的。スパイスも効いていて、ホールのままのものがけっこう口にさわり、かむといろんな香りがする。やや辛い。


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肉はポークでごろごろと塊が入っているほか、煮崩れた繊維質の含有量も多い。
このように意外にワイルドなカレーである。


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吉祥寺のど真ん中にこんな地下空間が存在すること自体が驚き。
まさにパラレルワールドであり、狭い階段、重い扉は次元のひずみを体感させる仕掛け。うさぎ穴、衣装だんす、あかがね色の表紙の本… ファンタジー小説の導入部によく使われる手法だ。
再び扉をくぐり、地上に出たら、違う世界に迷い込んじゃってるかもよ。


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[DATA]
くぐつ草
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-7 島田ビルB1F
http://www.kugutsusou.info/
https://twitter.com/kugutsuso





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/bSXRvgFea-0


とら○ぐコース 4800円! 【葉月】

2018.12.14

 ささやかな忘年会を催した。
タイトルからすでにお察しのとおりで、ささやかってこたぁねーんじゃねーですかい、だんな! という親分さんのお怒りもごもっともでしょうが、人数の話でした。2人でささやかに催した、と。


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フグは前のシーズンに企画が持ち上がり、いろいろリサーチも行ったが実現しなかった。
2年越しの大事業ということで大目に見ていただきたい。


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秋に「ながしま」の松茸土瓶蒸しの時機を逸したことを根に持っている人がいて、日本料理店「葉月」の秋冬特別コースのチラシをもらってきてとっとと予約を入れてしまった。

この素早い行動には、マツタケが食べられなかったこと以外にも理由がある。
去年リサーチをした際に第一候補に挙がっていた東久留米の「浜波」の様子がおかしいことに一月ほど前に気づき、先日あたりを散策したときに立ち寄ったら、さら地になっていた。かなりショッキングな光景で、角のパナピットのおじさんに事情を伺ったほど。
そんなこともあって、食べられるうちに食べておかないと… となったらしい。


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「葉月」のとらふぐコースは1人前通常7000円のところ、4800円! よくよく考えてみると、候補に挙がったお店の中で、これはダントツで安い。
実は1月に下見というかお試しでこの店に入っているが、お目当てのトラフグ刺し身は終わっちゃっていた。なので、今回はしっかりコースの予約を入れて、というところもある。


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7時半に入店。
忘年会シーズンの金曜日にもかかわらず、お客さんは1組3人のみ。調理場横のカレンダーを見るとほかの日は予約でびっしり埋まっているので、ものすごく運がよかったもよう。


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酒はまず緑川の純米酒。
前菜3種。サザエのつぼ焼きにテンション上がる。

口を開けば嫌味にしか聞こえないだろう。
以下、沈黙。


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ふぐ刺身


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煮凍り


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ひれ酒(緑川正宗) ※コースには含まれません


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ふぐ唐揚げ


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ふぐちり鍋


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雑炊


以上、秋冬特別コース とらふぐコース。
これで4800円… o( ̄ー ̄;)ゞ ウーム…
調子に乗って、次はすっぽん鍋コースか? とか言ってるやつら。


[DATA]
葉月
東京都東村山市本町2-24-4





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◆ 猫写真はこちら その1 その2




https://www.youtube.com/watch?v=dH3GSrCmzC8


新春の華やぎのランチずし 【旭鮨】

2018.01.08

 秋津周辺を歩くことに。
前回の秋津散歩は、淵の森へ下って所沢市の上安松あたりをぶらぶらした。今回は、行政区画でいうと清瀬市。
秋津周辺は、埼玉県所沢市、東京都清瀬市・東村山市が入り組んでいる。


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秋津駅北口から「いなげや 秋津駅前店」の前を通ってその先の分かれ道を直進。
空堀川を渡り、円福寺、野塩八幡神社にお参り。


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その先は通ったことのない道なのでうまく説明できないが、目に留まったものを挙げると、清瀬第四中学校、上組稲荷神社、そして志木街道のラーメン「一元」の交差点に出た。


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こうも端折るとどこをどう歩いたか、地元の人でもわからないだろうな(笑)。


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ここまで来たら、そのまま清瀬の街に入って昼ごはんの店を探すことにする。

清瀬駅周辺、特に南口商店街には、気になるが入れていないお店がまだたくさんある。
一方、「みゆき食堂」や「キッチンスズキ」など、何度でも入りたいというお店も多い。
どうしようかとなると、やはりこういう機会には新規開拓のほうに傾いてしまう。というか、みゆき食堂もキッチンスズキも休みだったんだが。


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数年前に謎の都市計画道路によって乱暴に分断された南口ふれあい通り商店街。
その南側区画に入ってすぐ右にある「旭鮨」。


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店頭のにぎり・ちらしとも780円という格安ランチの看板が目に留まる。
落ち着いた外観だが、入り口横にはサンプルケース付きのテイクアウト用小窓があって、ぐっとハードルを下げている。


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右手にカウンター5席と握り場、左手にテーブル2卓。さらに中央の衝立の向こうに2卓。
お客さんはカウンターに1人。


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店主と2代目とみられる職人さん2人体制。
2人ともとても感じがよい。


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「お好きな席へどうぞ」と言われ、衝立の先の5人掛けテーブルに。
壁には旭鮨のれん会的額縁が掛かっていて、こちらは下高井戸「旭鮨総本店」ののれん分けと思われる。


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注文は、ちらし780円(ツレ)、にぎり大盛り1100円(僕)。


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清潔そのものの店内は、松が生けられ、しめ飾りが掛かっていたりと、華やいだ雰囲気。
かと思うとポップな作風の絵画なんかも。
BGMのライトなジャズピアノが晴れやかな気分を高める。


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にぎり大盛りは10貫と巻き物3個。普通盛りは7貫なので、+3。


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中トロ、アジ、穴子とランチとは思えないネタが並ぶが、なかでも驚きはカスゴ(チダイ)の酢締め。
ここにも新春の華やぎの演出が。
穴子、カスゴ、タコ、玉子と、仕事してあるネタはどれもよい。甘くないシャリがシゴトを生かしていると思う。


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ちらしは基本、にぎりと同じネタだが、マグロは1切れで、タコの代わりにイカ。


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ここで注意したいのが、ほぼ同じという点。にぎりが普通盛りだったらネタが7種なわけだから、それ以上の分はサービスなんじゃないかな?
しかもちらしはほかに椎茸、酢ばす、カニカマがのる。


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つまり、穴子、アジ、カスゴ等を含む12種のネタで780円。
このちらしはめちゃめちゃお得だ。


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ネタも仕事も確かで、雰囲気・接客抜群という、こんなところにこんないいお店が。
都会の死角的事例である。


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[DATA]
旭鮨
東京都清瀬市松山1-16





[Today's recommendation]


https://youtu.be/YKizNOQjhT8



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◆ 猫写真はこちら


穴場的郊外店のがっつり海老ソバ 【さんらいず亭】

2017.09.11

 所沢街道沿い、志木街道との交差点(秋津町三丁目)を少し南に行ったところにある中華レストラン「さんらいず亭」。
この店の位置づけはちょっと独特だ。住所は東村山市久米川町だが、東村山市民の認知度は高くない気がする。
それはたぶん、この店が地域密着型というよりロードサイド店として機能しているから。地元民にとっては、特に用事もなく、しかも混雑するルートという印象がある。だからこのあたりは意識からすっぽり抜け落ちている空白地帯なのかもしれない。


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本日は2時近くに通りかかる。もし休憩時間でなければ入ろう、という感じ。駐車場にタクシーが止まっているあたりが、いかにも穴場ロードサイド店的だ。そのタクシーの運転手さんと入れ替わるように店に入る。
入ってすぐのレジのところに“しばらく3時までの営業”という紙が張ってある。ずいぶん前にもこれを見た気がするが、当面夜の営業はお休みということのようだ。


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この店はメニューが豊富で、特に定食が充実している。
もちろん麺やご飯、それと一品料理を組み合わせたセットメニューも各種取りそろえてある。


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ちょっと話がそれるが、そのことで気になっているのが食べログの扱いだ。これだけメニューがそろっているにもかかわらず、この店のジャンルは“焼きそば”。だから食べログ内で“東村山×中華料理”で検索しても引っかかりもしないのである。いまどき、地元の店に入るにも食べログの影響力は大きい。その点、この店は大いに不利益をこうむっていると言わざるを得ないし、認知度の低さとも無関係ではないように感じられるのである。
まあ、この店の黒焼きそばはたしかにおいしいんだけど(ナルトも黒いご当地焼きそば 参照)。


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麺類のトップに載っている海老ソバ780円を注文。ほかにチャンポンメン、五目うま煮そば、味噌ラーメン、タンメン、モヤシソバと、麺類は炒め具だくさん系が主体だ。定食やセットメニューにも気になるものがいろいろある。


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海老ソバも具だくさん、とろみがついたアツアツ麺だ。エビが8匹ものってる。野菜はハクサイが主体で、ほかに青菜とニンジン。
ナルトとカニカマが入っているところが面白い。だからというわけじゃないが、スープの味はけっこうジャンキー寄りかな。昔よく食べたカネボウのカップ麺のチャンポンを思い出した(失礼)。


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この店は一度入ってみればけっこう使い勝手がいいことがわかる。僕は自転車を使うので、裏道を行くと案外駅前から近かったりする。ジャンル分けさえ正しければ、このあたりでは「ぼん天」に並ぶ実力派中華と評されているはずだ。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





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秋の七草・尾花;ススキ(多摩北部医療センター)


夏の新蕎麦の香り 【佳蕎庵】

2017.07.27

 小平市役所に近い青梅街道沿いのこぢんまりした外観のそば屋「佳蕎庵」。
うどんどころ小平にあってその名を知られたそばの名店である。


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こういう普段あまり縁のない本格的そば店に入ろうと思ったのは、少し気持ちに余裕がなかったことが原因といえなくもない。
最近ちょっと忙しくて、昼に外出してもあまり食事に時間をかける気になれない。
そばなら早いだろう、という単純発想だ。


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名店を立ち食いそばと同列に扱いやがって、とあちこちからお叱りを受けそうだが、これが「増田屋」とか「豊年屋」ではそうはならないから不思議だ。
江戸の屋台文化の代表格、すし、天ぷら、そば、うなぎはファストフードの原型といわれるが、そういう文脈においては中庸より高級・立ち食いの両極の業態がしっくりくるのかもしれない。


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お店のホームページに「日本各地の厳選した蕎麦の実を自家製粉し、打つたびに違う蕎麦の風味を楽しんでください」とあるように、その日使用しているそばの産地・銘柄が店内に張り出されている。
本日の産地は、生粉(きこ)打ち(十割)が千葉/北早生種、粗挽きが群馬高山村/夏新蕎麦、二八以下が北海道/北早生種と栃木/日光在来種。


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注文は実はずっと前から決まっていて、味くらべ1030円。
これは生粉打ち、粗挽き、並そばから2種類選ぶというもの。


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前に一度入ったことがあって、そのときも同じ注文だったのだが、ほかより量が多いということに引かれ並そばを選び、頼んですぐ後悔した。わざわざ普段来ないような店に来てまで質より量を求めるというのはあまりにあさましいのではないか、と。多いといったってたかが知れてるだろうに、と。
ということで、再訪の機会があれば生粉打ち・粗挽きでリベンジ、というかリセットと決めていた。


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当方の単純な思考回路を察知してくれたわけでもないだろうが、提供が早い。
5分とかかっていない。


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まず千葉産の生粉打ち。そばは細打ち、緑がかった灰色。
つゆにつけずに食べてみると、若草の干し草の香りとでもいうのか、よく香る。
汁は鰹節の風味がよくだしが効いているが、かえしはみりんが強くやや甘め。あとでホームページをみると、もり汁は「生粉打ちに合わせた江戸汁(辛口)」と、「普通の汁(どっぷりつけても辛くない程度?)」の2種類とある。指定がなければ普通の汁とのこと。また課題が残った。


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続いて粗挽き。
こちらはいわゆる挽きぐるみに近いイメージで太め。黄色味がかっていて、生粉打ちよりも甘みが強い気がする。新そばの味わいということか。
こちらも香りがよいが、違いは…、違うとは思うがそれを言葉で表すことは僕にはとてもできない(笑)。


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所要時間約15分。ファストフードとまではいかないが、こういう店ではかなり短いほうだろう。
自分はただのせっかちであり、江戸の粋を解すべくもないが、これが自分のペースではある。
もったいない、とは言われる。たしかに気持ちに余裕があるときに来たほうがいいとは思う。


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[DATA]
佳蕎庵
東京都小平市小川町2-1362
http://bishu-kakyou.com/





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