80’sファンシーな 【迷夢】
2022.07.31
前記事の湖畔商店会中ほどに、いかにも昭和という趣ある店構えの食堂があり、反射的にスマホを構えると、通りの植え込みの掃除をしている女性の視線を感じた。
小柄な年配のご婦人で、その様子から食堂の店主であると察せられた。
「(撮影)いいですか?」と礼儀上、断りを入れる。
「珍しいようで、皆さん撮ってます(笑)」と、屈託ない返答。
「でもずいぶんきれいにされてますね」
「ありがとうございます」
ちょっとしたやりとりだがとても感じのいい方で、昼ごはんはここで食べようと決めたのだった。
(以上、次号予告)

時刻はちょうど10時
さすがに昼ごはんには早いので公園の外まで散策して、駅のほうまで行こうと思ったが、暑すぎて断念。商店街に戻ってきて10時半。
ほんの30分だが炎天下を歩き、体が水分を欲している。

商店街には軽食・喫茶メニューの充実しているお店が数店ある。
“軽食・喫茶”という字ヅラがすでに昭和だが、メニューもクリームソーダ、レモンスカッシュ、アイスコーヒー… と、レトロ感いっぱい。

商店街の端っこにあるデザートショップ「Meimu(迷夢)」。
80年代的ファンシーな外観と純喫茶風ネーミングセンスに、胸がキュンとうずくのです(-。- ) キュン…

いちおう店内にも席はあるが、窓口販売が基本のようで、店先にパラソルテーブルなどが並べられている。

かき氷のイチゴミルクを1つ。

店内だと各人注文しなければならず、あまり間食をしない僕らには多かったりする。
デザート系はこういうところで1つ買ってシェアするくらいがちょうどいい。

日なたはさすがに暑いが、都会と違って木陰だとずいぶん涼しい。

ときおり湖面を渡って吹いてくる風が心地よい。
甘ったるい練乳の香りがナツカシイ。
(さらにつづく)

[DATA]
迷夢(Meimu)
神奈川県相模原市緑区与瀬392
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Cc1QzIWWIrc
前記事の湖畔商店会中ほどに、いかにも昭和という趣ある店構えの食堂があり、反射的にスマホを構えると、通りの植え込みの掃除をしている女性の視線を感じた。
小柄な年配のご婦人で、その様子から食堂の店主であると察せられた。
「(撮影)いいですか?」と礼儀上、断りを入れる。
「珍しいようで、皆さん撮ってます(笑)」と、屈託ない返答。
「でもずいぶんきれいにされてますね」
「ありがとうございます」
ちょっとしたやりとりだがとても感じのいい方で、昼ごはんはここで食べようと決めたのだった。
(以上、次号予告)

時刻はちょうど10時
さすがに昼ごはんには早いので公園の外まで散策して、駅のほうまで行こうと思ったが、暑すぎて断念。商店街に戻ってきて10時半。
ほんの30分だが炎天下を歩き、体が水分を欲している。

商店街には軽食・喫茶メニューの充実しているお店が数店ある。
“軽食・喫茶”という字ヅラがすでに昭和だが、メニューもクリームソーダ、レモンスカッシュ、アイスコーヒー… と、レトロ感いっぱい。

商店街の端っこにあるデザートショップ「Meimu(迷夢)」。
80年代的ファンシーな外観と純喫茶風ネーミングセンスに、胸がキュンとうずくのです(-。- ) キュン…

いちおう店内にも席はあるが、窓口販売が基本のようで、店先にパラソルテーブルなどが並べられている。

かき氷のイチゴミルクを1つ。

店内だと各人注文しなければならず、あまり間食をしない僕らには多かったりする。
デザート系はこういうところで1つ買ってシェアするくらいがちょうどいい。

日なたはさすがに暑いが、都会と違って木陰だとずいぶん涼しい。

ときおり湖面を渡って吹いてくる風が心地よい。
甘ったるい練乳の香りがナツカシイ。
(さらにつづく)

[DATA]
迷夢(Meimu)
神奈川県相模原市緑区与瀬392
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Cc1QzIWWIrc
40年前の喫茶店メニュー? 【BuFuUu】
2021.05.23
朝からいい天気。日本気象協会のHPで調べてみると、東京都の実況天気でお日様マークが付いているのは5月10日までさかのぼる。ほぼ2週間ぶりの晴れ。
ステイホームと言われてもなぁ… ( ̄  ̄;)
ということで、午前中に小金井公園へ。
公園は予想どおりものすごい人出だが、人と接近しないように動けばよい。広いので。
ひと休みした梅林のあずま屋には、大人数での食事や飲酒を禁ずる旨の掲示。
大人数で食事する機会も昼の公園で飲酒する習慣もないのでそれによって行動様式になんら影響を及ぼされるものでもないが、“飲酒”の文字を目にしたおかげで逆に飲みたくなった。迷惑な掲示じゃないか。
ビール日和である。
ビールのアテで真っ先に思い浮かんだのが「BuFuUu」のソーセージパン。お店が帰り道の方角に位置するからか。

回田本通りから小平団地を抜けて北口商店街へ。
北口とは団地北口という意味で、いまとなっては珍しい用法。小平団地入居開始(1965年)当時に形成されたという古い商店街である。
「BuFuUu(ブーフーウー)」は、イートインコーナーの洋軽食が充実しているパン屋というか、パンのメニューが充実している喫茶店というか…。
地域情報サイト「こだいらネット」の自己PRによれば、“手作りパンとサンドイッチの喫茶店”。
約40年という歴史あるお店で、40年前の喫茶店メニューに巡り会える(かもしれない)貴重な存在である。
昼ごはんのサンドイッチと夕方のビールのアテを買って帰るつもりだったが、喫茶コーナーのドアが開いたままで開放的で、お客もいない。
「食べていっちゃう?」という流れに。

「今日のランチはミートソースです」とお店のおばさま。
以前食べたミートソースはまさに1980年代のそれで、ナポリタンより断然ミートソース派であったワタクシ的には感涙モノ。オススメされて断れようか。

もう1品はサンドイッチで、ハムチーズレタスに。
デザートにシナモンドーナツ。
ドリンクはホットコーヒー(ランチのセット)とカフェオレ。
スパゲッティバジリコ、ピラフ、ポークジンジャー、ミートドリア、サラミピザ…。
40年前にバイトしていた喫茶店のメニューそのものという。
ランチはスープ、サラダ、デザート、コーヒーor紅茶付き。
○ギー○イヨン(キューブ)を彷彿させるスープがまたナツカシイ。

野菜の甘味が売りだという手作りミートソース。
粉チーズをかければたちまちあばずれの食いもんに(それはあっちか…)。
ふんわりしっとりしたパンにしゃきしゃきのレタスがおいしいサンドイッチ。
脂っぽいマーガリンが感じられて、やっぱり昭和。

揚げパンとシナモンドーナツで迷ったが、このねじりがいい。
ふんわりじっとり、かみ応えもあるドーナツ。

お会計と一緒にソーセージパンとハムカツのサンドイッチを買う。

ソーセージパンは、商品カードに書いてあるように魚肉ソーセージ。
これがいまや希少らしい。
“丸ごと1本”と書いてある。
それも実は珍しいかも… ということを、以前検証している。

ソーセージといっても魚肉ソーセージ、ハムといってもボロニアソーセージ。
そのあたりがまた、なんというか…(ボキャブラリー出尽くしという (;^_^A)
どっちもビールに合うこと請け合い👍

[DATA]
BuFuUu(ブーフーウー)
東京都小平市学園東町3-2-43
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Eh-GvaRa234
朝からいい天気。日本気象協会のHPで調べてみると、東京都の実況天気でお日様マークが付いているのは5月10日までさかのぼる。ほぼ2週間ぶりの晴れ。
ステイホームと言われてもなぁ… ( ̄  ̄;)
ということで、午前中に小金井公園へ。
公園は予想どおりものすごい人出だが、人と接近しないように動けばよい。広いので。
ひと休みした梅林のあずま屋には、大人数での食事や飲酒を禁ずる旨の掲示。
大人数で食事する機会も昼の公園で飲酒する習慣もないのでそれによって行動様式になんら影響を及ぼされるものでもないが、“飲酒”の文字を目にしたおかげで逆に飲みたくなった。迷惑な掲示じゃないか。
ビール日和である。
ビールのアテで真っ先に思い浮かんだのが「BuFuUu」のソーセージパン。お店が帰り道の方角に位置するからか。

回田本通りから小平団地を抜けて北口商店街へ。
北口とは団地北口という意味で、いまとなっては珍しい用法。小平団地入居開始(1965年)当時に形成されたという古い商店街である。
![]() | ![]() |
「BuFuUu(ブーフーウー)」は、イートインコーナーの洋軽食が充実しているパン屋というか、パンのメニューが充実している喫茶店というか…。
地域情報サイト「こだいらネット」の自己PRによれば、“手作りパンとサンドイッチの喫茶店”。
約40年という歴史あるお店で、40年前の喫茶店メニューに巡り会える(かもしれない)貴重な存在である。
![]() | ![]() |
昼ごはんのサンドイッチと夕方のビールのアテを買って帰るつもりだったが、喫茶コーナーのドアが開いたままで開放的で、お客もいない。
「食べていっちゃう?」という流れに。

「今日のランチはミートソースです」とお店のおばさま。
以前食べたミートソースはまさに1980年代のそれで、ナポリタンより断然ミートソース派であったワタクシ的には感涙モノ。オススメされて断れようか。

もう1品はサンドイッチで、ハムチーズレタスに。
デザートにシナモンドーナツ。
ドリンクはホットコーヒー(ランチのセット)とカフェオレ。
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
スパゲッティバジリコ、ピラフ、ポークジンジャー、ミートドリア、サラミピザ…。
40年前にバイトしていた喫茶店のメニューそのものという。
![]() | ![]() |
ランチはスープ、サラダ、デザート、コーヒーor紅茶付き。
○ギー○イヨン(キューブ)を彷彿させるスープがまたナツカシイ。

野菜の甘味が売りだという手作りミートソース。
粉チーズをかければたちまちあばずれの食いもんに(それはあっちか…)。
![]() | ![]() |
ふんわりしっとりしたパンにしゃきしゃきのレタスがおいしいサンドイッチ。
脂っぽいマーガリンが感じられて、やっぱり昭和。

![]() | ![]() |
揚げパンとシナモンドーナツで迷ったが、このねじりがいい。
ふんわりじっとり、かみ応えもあるドーナツ。

お会計と一緒にソーセージパンとハムカツのサンドイッチを買う。

ソーセージパンは、商品カードに書いてあるように魚肉ソーセージ。
これがいまや希少らしい。
“丸ごと1本”と書いてある。
それも実は珍しいかも… ということを、以前検証している。

ソーセージといっても魚肉ソーセージ、ハムといってもボロニアソーセージ。
そのあたりがまた、なんというか…(ボキャブラリー出尽くしという (;^_^A)
どっちもビールに合うこと請け合い👍

[DATA]
BuFuUu(ブーフーウー)
東京都小平市学園東町3-2-43
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Eh-GvaRa234
○○フライ定食もワンコイン…!? ―1CLシリーズ⑰ 【まるけん食堂】
2019.09.17
吉祥寺で買い物をしたあと、昼ごはん。
このへんで安いお店といえば…? という考え方をするようになっている。いつしか。
思い出したのが「まるけん食堂」。
メニュー情報をググってみる。

こういうとき自分のブログをググるのが手っ取り早いということに、最近まで気づいていなかったという ウーム…(〃 ̄ω ̄〃ゞ
(自分のブログで)調べてみると、各種定食が420~650円。500円以内も多数。
ちょうど1年前の情報。
街外れとはいえ都内有数の繁華街とは思えない価格設定である。

西友の裏(五日市街道側)の向かいに見える末日聖徒イエス・キリスト教会の道を入る。
女子大通りにぶつかる角地のマンション1階。

表に掛かっているホワイトボードを見ると、さっき調べて食べようと思ったものがたまたま値上げしている。
カキフライ定食が20円上がって、それでも500円だ。

4人掛けテーブルが1つ、テーブル2卓くっつけた8人席、壁に面した2人席という構成なので、1人客が4人入れば満席というちょうど4人目。
8人テーブルのビミョーな位置に座る。以後入ってくるお客は相席ということになる。

狭い店なので、先客の数および配置によって最適な座る席を瞬時に判断しなければいけないという緊張感が、入るときにある。


なぜカキフライにしたかというと、定食屋の定番メニューとしては高級感があるから。
フライ関係の中でも、ほかはあってもカキフライ定食500円って、あまり聞かない気がするのだ。
まあ、僕自身はカキフライ大好きで20個ぐらい食べないと満足できないので、ふだん外で食べることはあまりないんだが。

カキフライは4つ。
サイズはまあまあで、しっかり味も濃い。

みそ汁(豆腐とワカメ)とお新香が付いて、かつ、フライの付け合わせ関係がなにげに細やかなのがうれしい。

500円の献立組み立てとは思えないのは、これが企業のマーケティング戦略等ではなく、いってみればボトムアップ的に決まってきているからだと思う。

本当のことを言うと、お店の人とご近所談議をしてみたい。昔、同じ町内に住んでいたわけだから。
でも、お客の出入りが途切れず、なかなかそういう機会が訪れないまま過ぎてしまうのだ。

[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Cc1QzIWWIrc
吉祥寺で買い物をしたあと、昼ごはん。
このへんで安いお店といえば…? という考え方をするようになっている。いつしか。
思い出したのが「まるけん食堂」。
メニュー情報をググってみる。

こういうとき自分のブログをググるのが手っ取り早いということに、最近まで気づいていなかったという ウーム…(〃 ̄ω ̄〃ゞ
(自分のブログで)調べてみると、各種定食が420~650円。500円以内も多数。
ちょうど1年前の情報。
街外れとはいえ都内有数の繁華街とは思えない価格設定である。

西友の裏(五日市街道側)の向かいに見える末日聖徒イエス・キリスト教会の道を入る。
女子大通りにぶつかる角地のマンション1階。

表に掛かっているホワイトボードを見ると、さっき調べて食べようと思ったものがたまたま値上げしている。
カキフライ定食が20円上がって、それでも500円だ。

4人掛けテーブルが1つ、テーブル2卓くっつけた8人席、壁に面した2人席という構成なので、1人客が4人入れば満席というちょうど4人目。
8人テーブルのビミョーな位置に座る。以後入ってくるお客は相席ということになる。

狭い店なので、先客の数および配置によって最適な座る席を瞬時に判断しなければいけないという緊張感が、入るときにある。


なぜカキフライにしたかというと、定食屋の定番メニューとしては高級感があるから。
フライ関係の中でも、ほかはあってもカキフライ定食500円って、あまり聞かない気がするのだ。
まあ、僕自身はカキフライ大好きで20個ぐらい食べないと満足できないので、ふだん外で食べることはあまりないんだが。

カキフライは4つ。
サイズはまあまあで、しっかり味も濃い。

みそ汁(豆腐とワカメ)とお新香が付いて、かつ、フライの付け合わせ関係がなにげに細やかなのがうれしい。

500円の献立組み立てとは思えないのは、これが企業のマーケティング戦略等ではなく、いってみればボトムアップ的に決まってきているからだと思う。

本当のことを言うと、お店の人とご近所談議をしてみたい。昔、同じ町内に住んでいたわけだから。
でも、お客の出入りが途切れず、なかなかそういう機会が訪れないまま過ぎてしまうのだ。

[DATA]
まるけん食堂
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-6-14
[Today's recommendation]



https://youtu.be/Cc1QzIWWIrc