江戸の草分 【豊島屋酒造】
2023.02.17
毎年恒例の豊島屋の白酒――

年中行事の中でも、ひな祭りは特に好き。
雛飾りだけでなく、白酒から雛あられ、ちらし寿司まで、スタイルが確立されている。
こういう庶民行事は、意外に少ない。

江戸の草分 豊島屋の白酒。


今年はなんか、一升瓶でも売っていたのかな?

毎年飲んでるけど、(酒飲み的にも)意外にいけますよ、1升くらい。

[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10
http://toshimayasyuzou.co.jp/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/NyvbFSve_Fo


毎年恒例の豊島屋の白酒――

年中行事の中でも、ひな祭りは特に好き。
雛飾りだけでなく、白酒から雛あられ、ちらし寿司まで、スタイルが確立されている。
こういう庶民行事は、意外に少ない。

江戸の草分 豊島屋の白酒。


今年はなんか、一升瓶でも売っていたのかな?

毎年飲んでるけど、(酒飲み的にも)意外にいけますよ、1升くらい。

[DATA]
豊島屋酒造 KAMOSHInoBA(醸しの場)
東京都東村山市久米川町3-14-10

[Today's recommendation]

https://youtu.be/NyvbFSve_Fo


ガラパゴス化する? 都会の洋食文化 【タカセ 池袋本店】
2019.08.11
カレンダーはあまり関係ない仕事の仕方をしているので直前まで気づかなかったが、3連休である。それどころか、お盆休みとつなげて9連休というケースも珍しくないらしい。どうりで先週やけに忙しいわけだ(笑)。
子どもも大人も夏休みということで、休みっぽいことをしてみたい。
相方さん情報によると西武池袋本店で「菓子博」というイベントを開催中。
デパートの催事というものは、僕の中ではきわめて夏休みっぽい。
昼ごはんにとテレビでよく見る街中華に行ってみたが休み。
池袋には疎いので、第二候補が浮かばない。

「さっき通った『タカセ』でいいじゃない」と相方。「誰でも知ってる有名なお店だよ」
そんなに有名なの? と、サンシャイン中央通りを引き返す。
戻ってみても、この店、僕は知らないなぁ…。

外観写真を撮っていると、「表口を撮ったほうがいいんじゃない?」と相方。
あ、こっちは裏口なのね、と表に回り込む。

「あ、この店だったの? よく知ってるわ(笑)」
ようやくいろいろ結び付いたのでした。

以前同じビルの9階にあった「レコファン」によく来ていた。
そういえばエレベーターに乗るのにも表口と裏口があった気がする。

1920(大正9)年創業の老舗洋菓子店。
1階がパン・洋菓子販売、2階が喫茶室、3階がグリル。

階段で3階へ。
これはこれで裏口っぽい雰囲気で、建物の古さがよくわかる(もちろんエレベーターあります)。
「窓際は眺めがいいけど暑いかも…」と、親切なベテランウエイトレスさん。でも個室チックでよさげなので奥の窓際の張り出しに通してもらう。
いや、ちゃんと涼しいですよ。
日曜日は日替わりランチ870円はお休みということで、肉・魚料理はライス付きのセットにすると最低1230円と一気に予算案が跳ね上がる。
ふと目に留まった洋食弁当(料理3品・サラダ・スープ付き)1200円がお得そうで、一応ご飯付きであることを確認のうえで注文。
もう1品はエビドリア(サラダ付き)920円に。
サラダに続いてやって来た弁当のスープが、とにかく懐かしい。
キャ◯ベ◯スープを思わせる昭和というか1960’sテイストなポタージュスープ。

ドリアというものを食べるのは35年ぶり… いや、38年くらい…?

で、ドリアってこんなおいしかったのかと、いま初めてわかった気がする(笑)。
デミライスとホワイトソースのバランスが絶妙。熱々のびるチーズにはタバスコ必須 (^-^)ゝ
洋食弁当の3品は、ハンバーグ・エビフライ・サーモンフライで、これも懐かしい味がする。
ウインナーとハムも付いて、なんか得した気分も。
缶詰フルーツミックスがまた、なんというか… (;^_^A


池袋という大都会の真ん中にあって、逆に周囲から孤立して取り残され、はやりの洋食スタイルとは無縁な独自の進化を遂げてきたかのようだ。
手厚く保護すべき希少種というか、守り伝えられるべき街の財産だと思う。

[DATA]
タカセ 池袋本店
東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセセントラルビル1~3、9F
https://takase-yogashi.com/
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/04nfZ4eWmHk
https://youtu.be/BBRPfquTDc8
わらび粉100%の宗純餅
2019.08.11 元祖キリン堂/愛媛県宇和島市吉田町立間2-1050
宗純餅(むねずみもち)というわらび餅(600円/300g)。

カレンダーはあまり関係ない仕事の仕方をしているので直前まで気づかなかったが、3連休である。それどころか、お盆休みとつなげて9連休というケースも珍しくないらしい。どうりで先週やけに忙しいわけだ(笑)。
子どもも大人も夏休みということで、休みっぽいことをしてみたい。
相方さん情報によると西武池袋本店で「菓子博」というイベントを開催中。
デパートの催事というものは、僕の中ではきわめて夏休みっぽい。
昼ごはんにとテレビでよく見る街中華に行ってみたが休み。
池袋には疎いので、第二候補が浮かばない。

「さっき通った『タカセ』でいいじゃない」と相方。「誰でも知ってる有名なお店だよ」
そんなに有名なの? と、サンシャイン中央通りを引き返す。
戻ってみても、この店、僕は知らないなぁ…。

外観写真を撮っていると、「表口を撮ったほうがいいんじゃない?」と相方。
あ、こっちは裏口なのね、と表に回り込む。

「あ、この店だったの? よく知ってるわ(笑)」
ようやくいろいろ結び付いたのでした。

以前同じビルの9階にあった「レコファン」によく来ていた。
そういえばエレベーターに乗るのにも表口と裏口があった気がする。

1920(大正9)年創業の老舗洋菓子店。
1階がパン・洋菓子販売、2階が喫茶室、3階がグリル。

階段で3階へ。
これはこれで裏口っぽい雰囲気で、建物の古さがよくわかる(もちろんエレベーターあります)。
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「窓際は眺めがいいけど暑いかも…」と、親切なベテランウエイトレスさん。でも個室チックでよさげなので奥の窓際の張り出しに通してもらう。
いや、ちゃんと涼しいですよ。
日曜日は日替わりランチ870円はお休みということで、肉・魚料理はライス付きのセットにすると最低1230円と一気に予算案が跳ね上がる。
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ふと目に留まった洋食弁当(料理3品・サラダ・スープ付き)1200円がお得そうで、一応ご飯付きであることを確認のうえで注文。
もう1品はエビドリア(サラダ付き)920円に。
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サラダに続いてやって来た弁当のスープが、とにかく懐かしい。
キャ◯ベ◯スープを思わせる昭和というか1960’sテイストなポタージュスープ。

ドリアというものを食べるのは35年ぶり… いや、38年くらい…?

で、ドリアってこんなおいしかったのかと、いま初めてわかった気がする(笑)。
デミライスとホワイトソースのバランスが絶妙。熱々のびるチーズにはタバスコ必須 (^-^)ゝ
![]() | ![]() |
洋食弁当の3品は、ハンバーグ・エビフライ・サーモンフライで、これも懐かしい味がする。
ウインナーとハムも付いて、なんか得した気分も。
缶詰フルーツミックスがまた、なんというか… (;^_^A


池袋という大都会の真ん中にあって、逆に周囲から孤立して取り残され、はやりの洋食スタイルとは無縁な独自の進化を遂げてきたかのようだ。
手厚く保護すべき希少種というか、守り伝えられるべき街の財産だと思う。

[DATA]
タカセ 池袋本店
東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセセントラルビル1~3、9F
https://takase-yogashi.com/
[Today's recommendation]


◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3 ◆

https://youtu.be/04nfZ4eWmHk
https://youtu.be/BBRPfquTDc8

2019.08.11 元祖キリン堂/愛媛県宇和島市吉田町立間2-1050
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宗純餅(むねずみもち)というわらび餅(600円/300g)。

爪とぎマットと老舗中華 【四つ角飯店】
2018.01.07
「猫の爪とぎ見つけた」とツレ。もちろん猫がガリガリするアレのこと。
うちでは、どこにでも売っている長方形の段ボールタイプの床置きと、リビングのテーブルの脚に段ボール廃材を巻き付けた手づくり品と、2カ所に爪とぎをセットしてある。
もっとも、ネコ用じゃなくヒトが収納に使っている段ボール箱にも、うちの猫はかまわず爪を立てるんだが。

テーブルの脚に巻き付けられる、廃段ボールじゃない“ちゃんとしたやつ”を、IKEAで売っているという。
IKEAオンラインストアの商品説明には「爪とぎマットを使えば、普通のテーブルの脚が簡単に爪とぎツリーになります」とある。「天然素材のサイザル麻を50%使用」
さっそく売り場に行ってみることに。

「IKEA立川」は開店当初にひやかしに来て、あまりの人の多さに閉所の苦手な僕は入ることができず、ちょっとしたトラウマになっている。

例によって迷路状の店内で右往左往し、店員の説明もまるで助けにならず、ショートカットで5コマぐらい行き過ぎたり、3コマ分戻り過ぎたりと正月のすごろく状態。
どうにか20番ペット用品コーナーに行き着いたときにはすっかり人疲れしていて、ろくに売り場を見ずに目的の品をつかんでとっととレジに。
この場所はやっぱりなじめそうにないな…。

ただ、今回初めて目撃した2階の「イケアレストラン」はおもしろうそうだと思った。1階「スウェーデンフードマーケット」の冷凍食品なんかに“こちらの商品はイケアレストランで使用しています”と堂々と書いてある。そういうB級宣言的潔さがよい。
でもいま入るかというと、ちょっと心の準備が…。
ということで、お昼ごはんに立川の街なかへ。

第一デパート跡に建った立川タクロス
昔、立川といえばここぐらいしか入らなかったな… という老舗中華店「四つ角飯店」に久々に行ってみる。
ひと口に老舗といってもいろいろだが、こちらは創業昭和2年と半端ない。
以前はいまより100mほど東の文字どおり四つ角にあって、そのころの店舗の年季の入りようもハンパなかった。
第一デパートの再開発事業に伴い閉店、2年近くを経て2014年に現在地で復活した。

スナックの居抜きのようなつくりの店内。以前とは打って変わってこぎれいで清潔。
そのためか、移転後のほうが客入りはいいように思う。今日も僕らの前に順番待ちが3組。
客層も以前のくたびれた印象とは違って若い人の姿も目立つ。

注文は、タンメン690円、あんかけチャーハン690円、餃子300円(税別)。
僕はこの店ではだいたいタンメンを食べる。というか、いちばん好きなタンメンがここの。
それからこちらの餃子、自分の中でランキング上位に来る。
餃子が半額になる毎月5・15・25日は持ち帰りコーナーに行列ができる。
もちろん店内でも食べられ(1人2皿まで)、なかには遠慮なしに餃子2皿(150円×2)と半ライス(200円)という注文のツワモノじいさんも。
ぼくにはとてもできない。

まず餃子が来る。
大きめが6個。野菜の甘味・うま味の強いあんは、吉祥寺の名店「みんみん」を彷彿させる。

タンメンは野菜たっぷりで、それだけで食べ疲れするほど。というか肉も麺も、全体にボリュームがすごい。

キャベツ、モヤシ、チンゲン菜、ニンジン、キクラゲ、豚肉。
以前はシャキシャキ白菜が入っていた気がするんだが、具が変わったかな?

あんかけチャーハンは予想に反して、ぶっかけスタイルではなく海島構造だ。
これもすごいボリューム。

チャーハン自体の具はオーソドックスにチャーシュー、卵、ナルト、ネギ。
ショウガの効いたあんにはモヤシとタケノコ。

食べ終わって、おなかパンパンで汗びっしょり。ここは必ずこうなる。
隣のお客さんは食べきれずに餃子と角煮をパックに詰めてもらってる。
それにしても、朝食の胃腸休めの七草がゆ台無し感は否めない。
修行を積んで、いずれは餃子半額の日にツワモノの注文をしてみたい。

“四つ角”。左奥の角に「四つ角飯店」があった
[DATA]
四つ角飯店
東京都立川市曙町1-16-5
http://tachikawa.mypl.net/shop/00000341903/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/fDtswqx30RQ


さっそくLURVIGを攻めるニャゴ
「猫の爪とぎ見つけた」とツレ。もちろん猫がガリガリするアレのこと。
うちでは、どこにでも売っている長方形の段ボールタイプの床置きと、リビングのテーブルの脚に段ボール廃材を巻き付けた手づくり品と、2カ所に爪とぎをセットしてある。
もっとも、ネコ用じゃなくヒトが収納に使っている段ボール箱にも、うちの猫はかまわず爪を立てるんだが。

テーブルの脚に巻き付けられる、廃段ボールじゃない“ちゃんとしたやつ”を、IKEAで売っているという。
IKEAオンラインストアの商品説明には「爪とぎマットを使えば、普通のテーブルの脚が簡単に爪とぎツリーになります」とある。「天然素材のサイザル麻を50%使用」
さっそく売り場に行ってみることに。

「IKEA立川」は開店当初にひやかしに来て、あまりの人の多さに閉所の苦手な僕は入ることができず、ちょっとしたトラウマになっている。

例によって迷路状の店内で右往左往し、店員の説明もまるで助けにならず、ショートカットで5コマぐらい行き過ぎたり、3コマ分戻り過ぎたりと正月のすごろく状態。
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どうにか20番ペット用品コーナーに行き着いたときにはすっかり人疲れしていて、ろくに売り場を見ずに目的の品をつかんでとっととレジに。
この場所はやっぱりなじめそうにないな…。

ただ、今回初めて目撃した2階の「イケアレストラン」はおもしろうそうだと思った。1階「スウェーデンフードマーケット」の冷凍食品なんかに“こちらの商品はイケアレストランで使用しています”と堂々と書いてある。そういうB級宣言的潔さがよい。
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でもいま入るかというと、ちょっと心の準備が…。
ということで、お昼ごはんに立川の街なかへ。

第一デパート跡に建った立川タクロス
昔、立川といえばここぐらいしか入らなかったな… という老舗中華店「四つ角飯店」に久々に行ってみる。
ひと口に老舗といってもいろいろだが、こちらは創業昭和2年と半端ない。
以前はいまより100mほど東の文字どおり四つ角にあって、そのころの店舗の年季の入りようもハンパなかった。
第一デパートの再開発事業に伴い閉店、2年近くを経て2014年に現在地で復活した。

スナックの居抜きのようなつくりの店内。以前とは打って変わってこぎれいで清潔。
そのためか、移転後のほうが客入りはいいように思う。今日も僕らの前に順番待ちが3組。
客層も以前のくたびれた印象とは違って若い人の姿も目立つ。

注文は、タンメン690円、あんかけチャーハン690円、餃子300円(税別)。
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僕はこの店ではだいたいタンメンを食べる。というか、いちばん好きなタンメンがここの。
それからこちらの餃子、自分の中でランキング上位に来る。
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餃子が半額になる毎月5・15・25日は持ち帰りコーナーに行列ができる。
もちろん店内でも食べられ(1人2皿まで)、なかには遠慮なしに餃子2皿(150円×2)と半ライス(200円)という注文のツワモノじいさんも。
ぼくにはとてもできない。

まず餃子が来る。
大きめが6個。野菜の甘味・うま味の強いあんは、吉祥寺の名店「みんみん」を彷彿させる。

タンメンは野菜たっぷりで、それだけで食べ疲れするほど。というか肉も麺も、全体にボリュームがすごい。

キャベツ、モヤシ、チンゲン菜、ニンジン、キクラゲ、豚肉。
以前はシャキシャキ白菜が入っていた気がするんだが、具が変わったかな?

あんかけチャーハンは予想に反して、ぶっかけスタイルではなく海島構造だ。
これもすごいボリューム。

チャーハン自体の具はオーソドックスにチャーシュー、卵、ナルト、ネギ。
ショウガの効いたあんにはモヤシとタケノコ。

食べ終わって、おなかパンパンで汗びっしょり。ここは必ずこうなる。
隣のお客さんは食べきれずに餃子と角煮をパックに詰めてもらってる。
それにしても、朝食の胃腸休めの七草がゆ台無し感は否めない。
修行を積んで、いずれは餃子半額の日にツワモノの注文をしてみたい。

“四つ角”。左奥の角に「四つ角飯店」があった
[DATA]
四つ角飯店
東京都立川市曙町1-16-5
http://tachikawa.mypl.net/shop/00000341903/
[Today's recommendation]

https://youtu.be/fDtswqx30RQ


さっそくLURVIGを攻めるニャゴ