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原色甲殻類図鑑―クリガニ

2020.04.21

 丸1週間仕事をしていないワタクシです ( ̄ω ̄;) ウーム…

だいたいそういうサイクルになっていてそれは毎月変わらないが、いつもなら遠出してラーメン食べるとか街に出て古本屋のぞくとか羽を伸ばす期間となっているはずのところ、ラーメンもない古本もない。仕事がないのがこれほどつらいとは…。

ぼうぜんと自転車をこぎ、所沢市南永井の広大な畑の真ん中で揚げ雲雀を眺めているのであった。
こんなところまでコロナは来ないだろう。


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揚げ雲雀(笑)


ちなみに揚げ雲雀という字ヅラからFried Larkなる食べ物を思い浮かべる人が一定数いるようだが、これはヒバリのディスプレイ行動の高く飛び上がりそのままホバリングしながらさえずり続ける様子を表す言葉で、凧揚げ、国旗掲揚と同じ用法。英語ではThe Lark Ascending(というジョージ・メレディスの詩がある)。ヒバリを揚げて食す行為は鳥獣保護管理法違反に当たり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる。




https://youtu.be/IOWN5fQnzGk


家に帰って近所の「デポー東村山店」におつかい。
牛乳、コーヒー豆、あと好きなもの。
こちらは鮮魚コーナーが充実している。充実しているというか、変なものが入荷する。クロソイ、アカサバ、シロガイ、イタヤガイ、ギバサ、カメノテ…。


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本日はクリガニが5匹ほど並んでいる。イキがよさそうなのでつついてみるとゾワゾワとうごめく。
550円の30%引き。これは買うしかないでしょう。


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クリガニ Telmessus cheiragonus;甲殻綱十脚目短尾下目クリガニ科クリガニ属


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――ケガニに似るが、甲の両側が横に尖り、甲の形が五角形に近い。額角は台形で小さな歯状突起が4個あるが、4個の歯の大きさはほぼ同じなのがトゲクリガニとの区別点の一つともされる。しかし実際には変異もあるため、むしろ産地から判断する方がわかり易い。朝鮮半島東岸、北海道東部からカリフォルニア州沿岸まで分布し、ケガニよりも浅い海域に生息する。外見も大きさもケガニに似て、利用法もケガニに準ずる。(Wikipedia)


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塩ゆでにして、早めの晩酌に。


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宴会や旅行の自粛で魚介類が在庫過多、値崩れを起こしているという。
まさにwin-winの反対lose-loseな現状。


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旅行には行けないが、まだ明るいうちからビールを開けてぜいたくな食材。ちょっとしたハレの気分を味わえる。
1杯のカニを2人でちまちまほじくるくらいでも満足は得られるのだ。
それに、旅館でこれほどおいしいカニは出てこないだろう。


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インスタ始めました (。-_-)ノ ヨロシク♪


地蔵通りに、中華屋さんがありました 【宝来軒】

2019.12.17

 若いころ友人に聞いた笑い話――とある年季の入った食堂に訳知り顔の2人組が「こういう店がうまいんだ」と言いながら入ってきた。それを聞いていた店の主人がボソッと、「うちは汚えだけだよ」

こういうブログをやっていると、もしかしたらそう思われているかもしれないので念のため断っておくが、キタネエだけの店に入ることが主目的ではありません ゞ( ̄∇ ̄;)


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僕もやはり「こういう店がうまいんだ」を期待して入る。
だからといって、結果、うまいのまずいのだけをどうこう言うつもりもない。
矛盾しているようだけれども。


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古さびれたお店に惹かれる理由が何かといったら、それはごくパーソナルな動機づけであるのでうまく言い表せるものでもなく。
あの日 あの時 あの場所で… と。そういうもの…?
とはいえ――


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地蔵通りの「宝来軒」。
想像を超えるほど老朽化著しい店内。


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テーブル2つにいすが全7脚。カウンターはあるがいすはセットされておらず。
営むのは老夫婦。
注文はAセット(ラーメン・半チャーハン)700円。


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おかみさんが厨房、ご主人は食堂のいすという配置で、おかみさんが調理するのかと思ったら、ややあってご主人が立ち上がり厨房に入る。
野菜を切ったり器具をセットしたりしている様子のご主人。だいぶたってようやく炒めものが始まり、いい匂いが漂ってきて少しホッとした。


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そのあとラーメンに取りかかってる?
2人がかりで相当の手数がかけられている様子だが、完成に向かっている気配が感じられないし、そもそもラーメン1杯作るのにそんなに工程数が必要か?

そうこうするうちにおかみさんがおもむろに炒めものを始めた。これは明らかにチャーハンを作っている動きだ。
さっきのご主人の炒めものは何だったの…?

結局、ラーメン・半チャーハン、提供までに15分を要した。


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厨房の様子についてもう少し踏み込んで記述すると、ご主人は思うように身体が動かないようで、そのため作業を任せつつきめ細かに介助するおかみさんの手数が自然、多くなっている。
それと、もしかしたら僕はその日最初の客で(1時半すぎだが)、ご主人がはじめに炒めものをしたのは炒め鍋に油をなじませるために作り置きの惣菜でもこしらえたのではないか…? とあとで思った。
それだけの工数で2人がかりで15分は、700円の品にかける手間ひまとしてはまったく合わない。
でもそれはこのご夫婦の選択なのだ。


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途中、僕は心臓がどきどきしてきて、ようやく配膳台にチャーハンが載ったころにはすっかりかしこまった心持ちにさせられていた。


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あるいは昔なじみの客からすれば、おやじさん、腕落ちたなぁ… という出来栄えかもしれない。
ご主人もそんな自覚はあって、でも昨日はうまくできなかったが今日は昔のように上手に作れるはず… と思いながら毎日厨房に立っているのかもしれない。


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通りすがりの僕から見ても、明らかに自家製のやや平打ちで強く縮れた麺のラーメンは、往年はなかなかのものだったんじゃないかと想像がつく。
たかがラーメン、されど…。


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このお店はライフサイクルの最終段階にあると思う。
そんな厳粛な場面について、このような冷やかし半分みたいな記事を上げてよいものか、大いに悩ましいところではあるのだが…。


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並びのおそば屋さんは長く休業している


[DATA]
宝来軒
東京都小金井市緑町1-1-17





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物価も盛りも、あの時代のままな…! ―1CLシリーズ⑯ 【ジュノン】

2019.09.13

 ワンコインの食事を続けていれば支出が減るのは当然であるが、もう一つの効果として、摂取カロリーが低く抑えられる点が挙げられる。
1CLは大大サービス品につき、さすがにボリュームまでは… というケースが多いからだ。一部例外を除き。

にもかかわらず、期待されるべき体形的不都合(腹部等における)に対する改善効果がいっこうに上がらないのは、どういうことだ…?
さらにいうと、財政状態のほうも相変わらずさっぱり、さっぱり…。
なんで…?

まあ、ブログ記事には表れにくい夜のビール摂取量という数値が両疑問に深く関わっている疑い濃厚というのは、ちょっと考えればわかることだが ( ̄ω ̄;) エートォ…


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さて、上に“一部”例外と書いたが、「中華街」「暁やきとり」「珍来」「パンドラ」… と、量的にも平均より多いんじゃないの? というお店は、一部どころではなかった。今回のラインアップは、そのあたりも一般論のままにはいかないというのがすごいところだと思う。
そして本日の1CLも、それらに負けず劣らずボリューム満点。


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鷹の台駅前商店街の中ほどにある「ジュノン」は、昔の学生街の洋食屋がそのまま現在に至っているようなお店である。


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開店時そのままの状態を維持するにはふつう細やかなメンテナンスが欠かせないが、この店の場合、そのままといったらそのまま、なすがまま、なるがまま、あるがまま、いまに至っているという意味の、そのまま。
なので、お店は経年のいろんなものが蓄積されていて、入りにくいことこの上ない。


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一方、値段のほうもそのままな感じで、たしか日替わりやサンデーやモーニングといったサービスメニューが多かったので、その中に1CLがあるかもしれないと、昔の写真を見直してみた。
すると、サービス品どころかレギュラーメニューにありました、1CL。


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入りにくいもう一つの理由が、これも昔そのままという要素で懐かしいといえば懐かしいが、学生のたまり場感が強い点。
奥のほうは学生3グループ。手前の2人掛けテーブルのご婦人2名とカウンターのワタクシを除く十数名の平均年齢は20歳前後と見受けられる。


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カツライスとチキンカツライスがワンコイン。“目玉焼き付き”のチキンのほうも気になるぞ…


見ているとほとんどそればっかり出ている、というものが、カツライス。
これが1CL。
僕の注文も、もちろんカツライス。


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混んでいるので時間がかかるかと思ったが、意外に速く8分ほどで提供。
メロン形のライス型で抜いたご飯ものったワンプレートランチだが、このプレートがでかい。


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続いてやって来たみそ汁と一緒に撮った写真ではそれほどのサイズ感が伝わらないが、それは規格外なおわんに伴う目の錯覚である。このおわんは普通、みそ汁ではなくちらしずしなど丼物に使われるタイプのもの。
なのでこのカツ、実は相当でかい。


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ややクリスピーな揚がり具合で、豚ロース使用と書いてあるが脂身はほとんどなく、肉々感の強いカツである。
付け合わせのキャベツもまあまあの量で、ほかにレタス、カイワレ、トマト。みそ汁の具は豆腐とワカメ、小口ネギ。ご飯のてっぺんには梅干しとゴマを飾り、見た目にも抜かりない。


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ティッシュボックスやしょうゆのボトルをスケール代わりに全体のサイズ感を推量していただきたい


安いんだから削れるところは削って… というフツウの発想が、こちらのお店にはないらしい。


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あのころの物価そのままという価格設定と、質素だが手抜きのない盛り付け。
学生時代にタイムスリップしたような学生街の洋食屋さん。


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[DATA]
ジュノン
東京都小平市たかの台38-3





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名水が醸す東京最古の酒蔵 【澤乃井園 清流ガーデン】

2018.04.30

 ネッツトヨタからGW前の無料点検(空気圧とか簡易なもの)の案内が来ていて、30日午前に予約してあった。
点検と洗車で1時間と言われ、ショールームでぼんやり待っていると担当のSさんがやって来て、「いまサポカーの体験イベントやってるんですけど、どうですか?」と。自動ブレーキの体験試乗というやつだ。1時間ヒマなので、やらせてもらうことにした。


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「写真撮らせてもらっていいですか?」と軽い気持ちで尋ねれば、こちらが望む以上にあれこれ親切に対応してくれるあたり、さすが世界のTOYOTA。実際に運転する若手クンは“絵づくり”の提案までしてくれる。
「証拠といいますか、奥さんが同乗して僕がブレーキを踏んでいないところをしっかり見ていただきつつ、それでちゃんと車が止まる様子を横からご主人に撮っていただく、というのはどうですか?」
そのようにさせてもらったが、こっちはそんな大げさに考えていないから、よくわからないままに動画でなく連写してるし(笑)。


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そのあと僕も乗せてもらったが、「ぶつかる!」と思っても止まる。シートベルトしていないと吹っ飛びそうになるくらい、止まる。
前進、縁石乗り上げ、バック… とひと通りやり終え、
「何百回とやってますけど、失敗したこと1回もないっす」と若手クン、どや顔。


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延ばし延ばしにしている買い替えも考えないとな… と。テキの思うツボにはまった気がしないでもないけど…。

ここ数年はめっきり車に乗らなくなったので、せっかく車を出したのだからこのままお昼ごはんにやや遠出をすることにした。
ちなみに、どれほど車に乗らないかということの具体的データが3日後に明らかとなる。


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目的地は多摩川上流、青梅市沢井の小澤酒造。「澤乃井」で知られる東京最古の酒蔵である。
ここを選んだきっかけは前日の昼ごはん、喫茶店「ABAN」の奥さんとの会話にある。
僕らが自転車で立川まで来たと話すと、
「自転車、いいですねー」と奥さん。「うちの主人も昔チームをつくって奥多摩とか青梅のほうを攻めてたんです。まあ、澤乃井が好きってだけなんですけどね。ってか、飲んじゃダメだろ(笑)」


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小澤酒造の見学者用施設「澤乃井園」には何度も行っている。
隣駅の軍畑で電車を降り多摩川河川敷を上流に歩いていったら突如観光施設が出現して驚いた、というのがいちばんはじめ。中野に住んでいたころだから30年以上前の話。


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澤乃井園にはたしか豆腐料理屋のような飲食施設が併設されていたはずだが、なぜかこれまで一度も入ったことがない。久々の“観光”の昼食にはちょうどよさそうだ。


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青梅・御岳・奥多摩方面に行くときはたいてい吉野街道を通る。
青梅街道よりのんびりしているし、自転車が少なそうだから。
なので、やはり小澤酒造が運営する対岸の「櫛かんざし美術館」の駐車場に止めてつり橋を渡って澤乃井園へ。


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前回来たのはもう10年ほども前のこと。
秋の台風通過直後、小雨が残るなか、大増水している多摩川に面したオープンな茶屋でそばを食べた。


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まずは名水の仕込み水で身・口を清め、その前回入った学食・駅そばクオリティの茶屋「清流ガーデン」を尻目に、豆腐・ゆば懐石「ままごと屋」へ。


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入り口のお品書きを見ると、こちらは4000~7500円のコース主体、予約不要の「季節の御膳」でも2800円~。
これまでここに入ったことがなかった理由を思い出した。なんのことはない、お高いのである。


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学食・駅そばクオリティへ逆戻り(笑)。


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券売機でゆば入りうどん650円、ざるそば600円(ともにままごと屋のゆば入り)、味噌こんにゃく300円を購入。


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通路を挟んだ配膳口へ食券を提出して品を受け取り、川を望むあずまやおよびオープンガーデンで食事をするというシステム。


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実はこの手のそば・うどん、けっこう好き。


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山系の観光地に多く、非日常的記憶中枢が刺激される。


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街で食べる路麺・駅そばと基本、変わらないはずだが、食事の満足度がTPOにいかに左右されるかという好例だと思う。


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ここは眼下に多摩川の渓谷を見下ろす絶好のロケーションであるから、何を食べてもおいしいのだ。


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ただ、酒蔵だけに、周りはほとんど飲んでいる。
駅が近いから、実は電車で来るのが正解なんだろうな…。


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お土産に、夏季限定純米生酒「さわ音」1080円と、ままごと屋のもめん豆腐230円を購入。
「さわ音」は生酒にしては軽い13~14度。澤乃井特有のクリア感が際立つ。


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飲んだのは、もちろん帰宅してから。


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[DATA]
澤乃井園 清流ガーデン
東京都青梅市沢井2-770
http://www.sawanoi-sake.com/





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