冷やし中華にも、のせてみました! 【すぱいす】
2020.07.22
Instagramの自分の投稿を眺めていて重大な事実に気がついた。
ラーメンの写真が1枚もないのだ。
インスタを始めたのが3月29日。
少なくとも4カ月近く、(お店で)ラーメンを食べていないことになる。
最後に店内飲食をしたのがその2日後の3月31日。つまりインスタ開始と前後してステイホームの局面に入っている。
以後、インスタもブログも、掲載しているお店の料理はすべてテイクアウトの品である。ラーメンのテイクアウトは、さすがに考えにくい… と。
ちなみに、焼きそばはこの4カ月で4回投稿している。
焼きそばといえば祭りの屋台の定番であり、持ち帰りにも抵抗がないのだ。
ならば出前の品を考えたらどうか。
焼きそばよりもラーメンに近い(かどうかの議論はおいといて…)、冷やし中華。
冷やし中華といえば出前、出前といえば冷やし中華。子どものころ冷やし中華は出前専門のメニューだと思っていた… のは僕だけ? `s(・'・;) エート…
とにかく冷やし中華なら持ち帰りにさほど抵抗を感じないはず、と思えたのだ。
なお、昭和のころラーメンも出前の定番だったが、あれはあまり思い出したくないシロモノなのでここでは触れない。
冷やし中華といえば、ぜひ食べてみたいものがある。
去年、マサさんのブログ「東村山グルメ日記2」で知った本町のラーメン店「すぱいす」の冷やし中華。
オリジナル豚ロースから揚げ(ロース)入りの個性派である。
ロースとは、一般的には排骨(パーコー;パイコー)と呼ばれるアレ。ラーメン界では「肉の万世」のパーコー麺が有名。
「すぱいす」はパーコー(ロースだって ヾ(・・ )ォィ)が名物で、ラーメンにも看板メニューのちゃんぽんにものせてくる。
この冷やし中華、ほかの具材はクラゲ、錦糸卵、キュウリ、ワカメ、紅ショウガと標準的である。
つまり普通の冷やし中華のハムがパーコーに変わっただけ(ロースだってば ヾ(・ε・。) ォィォィ)と、サラッと流してみたが、どうでしょう。ハムとこのものでは、その差は歴然たるものがある。
780円という価格は冷やし中華としてやはり標準的なだけに、なおさら格差が際立つ。
写真ではわからないが、麺量は相当多いということを申し添えておきたい。
冷やし中華の甘酸っぱいタレとカラッと揚がったロースの相性は悪くない。
あくまでもB級なたべものである冷やし中華の展開として、かなり秀逸なものを感じた。
[DATA]
すぱいす
東京都東村山市本町1-4-1(移転)
[Today's recommendation]
https://www.youtube.com/watch?v=pvh-ieuM8yg
立川の某ホテルへ、のっぴきならない用事で
Instagramの自分の投稿を眺めていて重大な事実に気がついた。
ラーメンの写真が1枚もないのだ。
インスタを始めたのが3月29日。
少なくとも4カ月近く、(お店で)ラーメンを食べていないことになる。
最後に店内飲食をしたのがその2日後の3月31日。つまりインスタ開始と前後してステイホームの局面に入っている。
以後、インスタもブログも、掲載しているお店の料理はすべてテイクアウトの品である。ラーメンのテイクアウトは、さすがに考えにくい… と。
ちなみに、焼きそばはこの4カ月で4回投稿している。
焼きそばといえば祭りの屋台の定番であり、持ち帰りにも抵抗がないのだ。
ならば出前の品を考えたらどうか。
焼きそばよりもラーメンに近い(かどうかの議論はおいといて…)、冷やし中華。
冷やし中華といえば出前、出前といえば冷やし中華。子どものころ冷やし中華は出前専門のメニューだと思っていた… のは僕だけ? `s(・'・;) エート…
とにかく冷やし中華なら持ち帰りにさほど抵抗を感じないはず、と思えたのだ。
なお、昭和のころラーメンも出前の定番だったが、あれはあまり思い出したくないシロモノなのでここでは触れない。
冷やし中華といえば、ぜひ食べてみたいものがある。
去年、マサさんのブログ「東村山グルメ日記2」で知った本町のラーメン店「すぱいす」の冷やし中華。
オリジナル豚ロースから揚げ(ロース)入りの個性派である。
ロースとは、一般的には排骨(パーコー;パイコー)と呼ばれるアレ。ラーメン界では「肉の万世」のパーコー麺が有名。
「すぱいす」はパーコー(ロースだって ヾ(・・ )ォィ)が名物で、ラーメンにも看板メニューのちゃんぽんにものせてくる。
この冷やし中華、ほかの具材はクラゲ、錦糸卵、キュウリ、ワカメ、紅ショウガと標準的である。
つまり普通の冷やし中華のハムがパーコーに変わっただけ(ロースだってば ヾ(・ε・。) ォィォィ)と、サラッと流してみたが、どうでしょう。ハムとこのものでは、その差は歴然たるものがある。
780円という価格は冷やし中華としてやはり標準的なだけに、なおさら格差が際立つ。
写真ではわからないが、麺量は相当多いということを申し添えておきたい。
冷やし中華の甘酸っぱいタレとカラッと揚がったロースの相性は悪くない。
あくまでもB級なたべものである冷やし中華の展開として、かなり秀逸なものを感じた。
[DATA]
すぱいす
東京都東村山市本町1-4-1(移転)
[Today's recommendation]
https://www.youtube.com/watch?v=pvh-ieuM8yg
立川の某ホテルへ、のっぴきならない用事で
価格設定の説得力 【寳来屋】
2018.03.30
先日、「陶器・喫茶 うたたね」におじゃましたとき、店主のおばさまに
「昭和の食堂とはいいテーマですね」
とお褒めいただいた。
「いっとき、行きつけのラーメン屋さんが立て続けに閉まっちゃったことがあって、焦りというか危機感みたいなのから、こういうことになっちゃってまして…」
「昔のラーメン、おいしかったですよね。このあたりだと…?」
「『寳来屋』さんなんかいいですよ」
そこからだと寳来屋は歩いて5分程度と近所。
うたたね店主さん、ご自身は入ったことはないけれども妹さんに話を聞くとのことで
「安いんですよね」と。
やはりそのことで有名なようだ。
ラーメン350円を筆頭に、ワンタンメン / タンメン / モヤシソバ / チャーハン / カレーライス / 玉子丼が450円、ねぎメン / みそラーメン / ソース焼きそばが500円と、ワンコイン以内が10品。
高額商品を見ると、カツカレーライス800円、マーボー丼750円がトップ2。
麺類ではチャーシューワンタンメンと五目ワンタンメンが東西横綱。
横綱でも650円って…。
強いんだかなんだか、イメージが混乱するから、例えが悪い(笑)。
と、混乱するくらい安い。
僕は貧乏性だから、450円グループのワンタンメンとタンメンをかわりばんこに食べている。
それでは申し訳ないのでたまにはもうちょっと高いものを頼もうと思ってはいても、入るときにはいつも忘れている。
習慣というか惰性というか、何の気なしに「タンメン」とかと言っちゃってる。
今日ははじめからそのつもりで来たので、発声にも張りがあります。
「チャーシューワンタンメン!」
上位陣の一角に挑んでみました。
このお店に来るのは遅い時間のことが多い。
2時を過ぎて多くの店が中休みに入って選択肢が狭まり、自分としても食事の不規則化が気にかかりだしているとき、この価格設定は説得力を増す。
「おやつみたいなものだから」と、自分に言い聞かせられる。
で、やって来たチャーシューワンタンメン、全然おやつみたいじゃない。当たり前か(笑)。
チャーシューが、小ぶりだが5枚、ワンタンはたぶん6個。
ほかにメンマ、ナルト、ノリ、ネギがのる。
ラーメン700円が当たり前の時代にあって、やはりすごいとしか言いようがない。
誤解のないように断っておくが、僕が寳来屋にたびたび入るのは、安いからではなくておいしいから。
特に中華そば系しょうゆラーメンは、個人的にその系統でいちばん好きな味かもしれない。
しょうゆか香油かの香り。
本格派でありながら主張が強すぎず、懐かしテイストを損なうことのない上品な香りの入れ方が絶妙だと思う。
しっかりかみ応えのある昔味のチャーシュー、ワンタンはコシがあって肉がギュッとなった1個1個存在感のあるもの。
壁に昔のお店外観と思われる写真が貼ってある。手書きで「S35」と。
これは初めて気づいたが、昭和35年って、オレより古い。
そこまで歴史があることを知らなかった。
知らず知らずのうちに自分の基準値になりつつあるこちらのラーメンの味。
その深みは、歴史の積み重ねゆえか。
[DATA]
寳来屋
東京都東村山市美住町1-6-31
[Today's recommendation]
https://youtu.be/gRaRdAYO9II
3月30日、日立製作所 中央研究所(国分寺市東恋ヶ窪1-280)、2018 庭園開放・春の公開は4月1日(日)
先日、「陶器・喫茶 うたたね」におじゃましたとき、店主のおばさまに
「昭和の食堂とはいいテーマですね」
とお褒めいただいた。
「いっとき、行きつけのラーメン屋さんが立て続けに閉まっちゃったことがあって、焦りというか危機感みたいなのから、こういうことになっちゃってまして…」
「昔のラーメン、おいしかったですよね。このあたりだと…?」
「『寳来屋』さんなんかいいですよ」
そこからだと寳来屋は歩いて5分程度と近所。
うたたね店主さん、ご自身は入ったことはないけれども妹さんに話を聞くとのことで
「安いんですよね」と。
やはりそのことで有名なようだ。
ラーメン350円を筆頭に、ワンタンメン / タンメン / モヤシソバ / チャーハン / カレーライス / 玉子丼が450円、ねぎメン / みそラーメン / ソース焼きそばが500円と、ワンコイン以内が10品。
高額商品を見ると、カツカレーライス800円、マーボー丼750円がトップ2。
麺類ではチャーシューワンタンメンと五目ワンタンメンが東西横綱。
横綱でも650円って…。
強いんだかなんだか、イメージが混乱するから、例えが悪い(笑)。
と、混乱するくらい安い。
僕は貧乏性だから、450円グループのワンタンメンとタンメンをかわりばんこに食べている。
それでは申し訳ないのでたまにはもうちょっと高いものを頼もうと思ってはいても、入るときにはいつも忘れている。
習慣というか惰性というか、何の気なしに「タンメン」とかと言っちゃってる。
今日ははじめからそのつもりで来たので、発声にも張りがあります。
「チャーシューワンタンメン!」
上位陣の一角に挑んでみました。
このお店に来るのは遅い時間のことが多い。
2時を過ぎて多くの店が中休みに入って選択肢が狭まり、自分としても食事の不規則化が気にかかりだしているとき、この価格設定は説得力を増す。
「おやつみたいなものだから」と、自分に言い聞かせられる。
で、やって来たチャーシューワンタンメン、全然おやつみたいじゃない。当たり前か(笑)。
チャーシューが、小ぶりだが5枚、ワンタンはたぶん6個。
ほかにメンマ、ナルト、ノリ、ネギがのる。
ラーメン700円が当たり前の時代にあって、やはりすごいとしか言いようがない。
誤解のないように断っておくが、僕が寳来屋にたびたび入るのは、安いからではなくておいしいから。
特に中華そば系しょうゆラーメンは、個人的にその系統でいちばん好きな味かもしれない。
しょうゆか香油かの香り。
本格派でありながら主張が強すぎず、懐かしテイストを損なうことのない上品な香りの入れ方が絶妙だと思う。
しっかりかみ応えのある昔味のチャーシュー、ワンタンはコシがあって肉がギュッとなった1個1個存在感のあるもの。
壁に昔のお店外観と思われる写真が貼ってある。手書きで「S35」と。
これは初めて気づいたが、昭和35年って、オレより古い。
そこまで歴史があることを知らなかった。
知らず知らずのうちに自分の基準値になりつつあるこちらのラーメンの味。
その深みは、歴史の積み重ねゆえか。
[DATA]
寳来屋
東京都東村山市美住町1-6-31
[Today's recommendation]
https://youtu.be/gRaRdAYO9II
3月30日、日立製作所 中央研究所(国分寺市東恋ヶ窪1-280)、2018 庭園開放・春の公開は4月1日(日)