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あの夏の… 【ラーメン専門店 和】

2022.07.26

 今年の夏休みは長いと感じている子どもは多いんじゃないだろうか。
長いもなにもまだ始まったばかりじゃないの? と思われるかもしれないが、日付じゃなく気象の話。
“体感的”に夏休みは1カ月前に始まっている。

関東甲信の平年の梅雨明けは7月19日ごろ。
で、1学期の終業式が翌20日。
梅雨が明ければ夏休み! と、ニッポンのよい子は刷り込まれているのだ。

関東甲信では6月27日、平年より22日早く梅雨が明けた。
子どもたちはこの1カ月、すっかり夏休み気分で遊びまくったに違いない。

遊び疲れ、こんな遊んでばっかで大丈夫…? と不安を覚えるころあい、お盆という陰気な行事にぐっと気分は沈み、気がつけばすっかり日は短く、待ち受けるは宿題地獄… というのがいつもの夏のパターンだが――
えっ、 まだ7月なの!? ラッキー!!

まあ、第7波になってさえいなければ… という話だが。


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夏に食べたいものというネタでときどき書いている。
みそラーメン、タンメン、焼きそば、カレー… と、それらは子どものころの行事等を通じて後天的に獲得された形質であると考えられる。

つまり夏休みの思い出。
古くさい… もとい、ノスタルジックな食べ物。


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久々にまとまった雨が降って若干涼しくなった。
が、昼すぎまで雨が上がらず、自転車的には暑い以上に身動きがとれない。
昼ごはんの時間帯に遠出が難しいということには変わりない。


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クルマで出かける場合を除き、昼ごはんは近場が多くなる。
約1年ぶりに久米川の「ラーメン専門店 和」へ。


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いまや久米川最古参のラーメン店で、のれんの色から連想されるいわゆる東京とんこつ系。
黄色地に赤文字は“とんこつカラー”前報参照)


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ラーメン730円をポチッとな。


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夏になるととんこつラーメンが食べたくなる。


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大学で東京に出てくるまで、とんこつラーメンなんて見たことも聞いたこともなかったのだから、これは吉祥寺あたりの比較的新しい記憶によるのだろう。


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「和」のラーメンには強いノスタルジーを感じる。
あの夏の何かが残っているようだ。


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[DATA]
ラーメン専門店 和(かず)
東京都東村山市栄町2-21-23





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/5N1lYGXdcgg
夏休みの記憶といえば…



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降雨で久々に水が戻った、幻の大河ホータン川のごとき空堀川の流れの先端


激セマならぬ驚きの異空間 【宮殿】

2019.04.20

 西武柳沢駅北口は再開発が進んでいないため、都市インフラのスケール感が昭和時代のまま。
駅前広場なんかリトルリーグのダイヤモンドより小さい。つまりキャッチボールもできないような“広場”である。


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正面左の黄色い看板が「宮殿」


そんなミニチュアサイズの広場の隅にある、やはり縮尺的にクラッとくる物件。
ウサギ穴に落ちたアリスが降り着いた広間で見つける小さな扉のような… というくらいに小さい入り口だが、入ってみれば驚きの異世界が広がっている。


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ものすごく狭い間口から激セマ店を想像していたわけだが、そもそも入り口を入ったあたりが外ヅラほど狭いわけでもなく、しかも奥行きがある。


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右に通路、左にボックス席が並ぶ。中ほどには右に直角に折れる出っ張りがあり、そこにも客席。直進すると店幅はさらに広がり、通路の両側にボックス席。


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“裏口”方向から見た店内。テカっているあたりが表口になっているらしい


で、僕はそのへんまで進入して席に着いたわけだが、その先にも出入り口があるらしいということをあとで調べて知った。
てか、そっちが正面入り口で、僕がずっと見ていた駅前極細物件は裏口だったらしいのだ。
全然気づかなかったので店舗正面の外観写真がないのが残念。


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ちなみに、A裏口から入った一角、B中央右の出っ張り、Cその先の奥(実は表口から入ってすぐ)の3ブロックに分かれるようだが、僕の座ったCブロックだけでも4人掛けボックス席が8つほどあるという広さ。


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以前、来てみたら臨時休業で別の喫茶店に入ったことがあるが、カレー4種というメニュー構成がそのお店と一緒(「チャオ」参照)。カフェカレーでバリエーションがあるのは意外に珍しく、それが2店もあるあたりがこの街のユニークなところ。
「チャオ」では黒カレーを食べたので、今回は赤カレー700円を注文。


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BGMは“JET STREAM”。
Cブロックには2人の先客。2人のわりにやたら煙くて閉口したが、帰るとき気づいたんだがBが禁煙エリアだった。
ちゃんと見て席を選びましょう ( ̄  ̄;) ウーム…


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赤カレーは「独自のブレンドスパイスに、コチジャン、赤唐辛子、パプリカを加えスパイシーで辛さのある赤いソースに仕上げたビーフカレーです」
と書いてあるとおり、かなり辛い。複雑な香りのハーモニーというより、唐辛子の辛さがストレートに来る感じ。甘みも強いので一瞬ケチャップ系エビチリを連想。


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牛肉がけっこうゴロゴロ。
筋の多い部位で、これがトロッとなるまで煮込んだらもっとおいしくなるんじゃないだろうか?


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カレーのほかに、パスタ、サンドイッチ、トースト… と軽食メニューが充実しているが、食事もいいけど、ここはゆっくりお茶するのにふさわしい空間だと思う。
イージーリスニングに耳を傾け、世界宮殿巡りなど空の旅に思いをはせるのだ。


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[DATA]
宮殿
東京都西東京市保谷町3-11-5



[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/fwjX-m4LkYk

ベタな選曲でスイマセン 「( ̄ω ̄;) ドーモスイマセン…




 コペルニクス的? 試飲サービス
2019.04.20 カフェ・フーガ/東京都東村山市栄町2-8-21


久米川駅近くモザーク通りの角の喫茶店「カフェ・フーガ」でコーヒー豆を購入。


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中深煎りのフーガブレンド100gをお願いすると、「時間があったら試飲していきません?」と店主さん。「うちは豆のお客さんにはそうしてもらってるんです」
お言葉に甘えて1杯お願いすると、「深煎り平気だったらマンデリンいってみましょうか」と。

どうなってるんだ、このサービス。フーガブレンド100gが580円。マンデリン1杯、その値段で飲める店はそうあるものじゃないだろう。しかもその場でドリップ、デミカップなんかじゃなく普通の量、素晴らしい香りと味わい…。
どうなってるんだ、このサービス(笑)。

せっかくだからコーヒーのお供に北海道あずききんつば150円をお願いする。


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お会計を済ませ、豆を渡される。
マンデリンときんつばで優雅な午後のひとときを過ごし、おみやげにコーヒー豆をいただいた、みたいななんとも得した気分にさせられる。


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特製冷麺の“特製”とは? 【摩周】

2017.08.20

 清瀬駅南口の商店街は、一本の通りに集中しているわかりやすさと店舗集積度の高さから、西武線沿線でも特に商店街らしい商店街だが、個性的な飲食店が多いのも魅力だ。もちろん古い店も多い。
ただ、密集度が高いせいか案外見落としているお店もあるようで、実はこの焼き肉「摩周」も、存在自体まったく知らなかった。


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本日、ファミマの交差点のほうから昼食の店を求めてぶらぶら歩いてきて、「食処・呑処 ふくちゃん」の定食メニューの看板を横目に通り過ぎようとしたら、隣の店の前でおっちゃんとおばちゃんが、電飾看板のすわりが悪いの置き看板の位置がどうのとやっている。見れば、あちこち掲示の文字が薄れたりしてたいへん年季の入った店構えの焼き肉屋なのであった。ドアの張り紙には“40周年”とある。
そのまま駅まで歩き、「で、結局どこにする?」と検討した結果、あのシブい焼き肉屋ということになった次第。


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店頭の黒板には、ロース定食1100円、カルビ定食1150円、ビビンバ580円、クッパ500円等。
定食はちょっと高いかなぁ… と思いつつも、「まあ、ロースとカルビ?」ということで入店。


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入って左手、縦に3つ並んだテーブル席の向こうのカウンター的なところに座って新聞的なものを読んでいたおっちゃんが、一瞬停止したのち、どうやら客らしいと認めてゆっくり動きだす。
まずは白衣を羽織るところから始まる。


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僕らは横の壁に張ってあるメニューの特製冷麺750円にひかれ、「そういえば冷麺、しばらく食べてないね」ということで方針変更。
水を持ってきたおっちゃんに、カルビ定食(僕)と特製冷麺(妻)と告げる。


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こちらはおっちゃんがホール係で、厨房からは女の人の声が聞こえる。
このおっちゃん、ひと癖ありそうな人物で、厨房前の所定の位置からときどきこっちに視線を向けるんだが、何か面白いことを言いたげな表情で、この客はノリがいいだろうか? とか探ってる感じ。


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そのうち店内の鉢植えの手入れを始めた。こんなタイミングでそんなことしないだろう、普通(笑)。
まあ、こっちも「立派な観音竹ですね」とか応じられればいいんだろうけど、そういうの、僕は苦手だったりする。


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カルビはサシの強い部位が7切れ。キムチ、ホウレンソウと豆モヤシのナムル、ワカメスープが付く。
焼き肉のたれ、キムチ、ナムルのどれも、いまどきになく甘さ控えめで、僕はこういう味付けは好きだ。


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僕らは焼き肉も冷麺もそれほど頻繁には食べないので何とも言えないが、こういう冷麺は久しぶりに食べた気がする。
初めて冷麺を食べたのは30年ほど前、たしか伊勢丹会館の焼き肉屋だったと思うが、その食べ物について、極細ながら咀嚼をも拒むコシの強い麺もさることながら、味が付いていないんじゃないかと思うほど薄味のスープが強く印象に残っている。そのスープは飲むほどにじわじわうま味を増していくようであった。


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最近の冷麺は、麺は盛岡冷麺の影響か極細が主流というわけでもなくなったように感じられるし、スープはしっかり味の付いた、わかりやすいが飽きが来るというタイプが多い。あくまでも主観であるが。
で、極細麺に薄味スープのここの冷麺は、僕にとって昔懐かし系なのである。


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問題は“特製”部分であろうか。
何をもって特製かというと、写真ではわかりづらいが、器の中央、チャーシューとその下の大量のキムチの間に缶詰のパイナップルがサンドされていて、この部分こそが特製と思われる。
いわゆるパイ缶は昭和の時代は高級缶詰であった。冷麺を特製にグレードアップするにあたり何をどうするかというときに、飾りはリンゴやナシではなく高級品パインで、となったに違いない。それも丸々1個(1リング)。
最後に食べたパインの味は、たれとキムチと酢にも負けないシロップの力強さ、というか何というか…(苦笑)。


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支払いのとき1000円札2枚差し出すと、おっちゃんはブツブツと
「2000円、2000円… 2000万円、2000万円。はい、お釣り、100万円」
と、なんかいまひとつ調子が出なかった憂さを最後に晴らしているようであった。


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[DATA]
摩周
東京都清瀬市松山1-16-4





[Today's recommendation]


https://youtu.be/06GVrYP6NKs



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