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1週間遅れの… 【アンシャンテ】

2021.03.19

 娘が週末に泊まりに来るというので、急いで用意しなければならない。
何をって、いわゆる“お返し”を。
まさかそれ目的に泊まりに来るってわけでもないだろうけど(笑)。


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こういうのはちゃんとしたものにすることにしていて、地元の洋菓子店で検討。


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以前、富士見町の喫茶庵「うたたね」に落語を聴きに行ったとき、手土産に「アンシャンテ」のクッキーを買っていったことを思い出した。
お返しにぴったりだと思った。


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「欧風菓子 アンシャンテ」は野火止通りの野火止広場脇のビル1階。ケーキ屋さんとして人気だが、家からはけっこう遠く、なかなかケーキは買いづらい。印象として焼き菓子のウェイトが高くなるのである。
ちなみに隣の雑貨屋さんは相方の知り合いの方がオーナーで、ちょくちょく利用していたが、残念ながら閉店してしまった。


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クッキーの詰め合わせを買う。


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お店のインスタをチェックしてみると、今年も去年もホワイトデー前にクッキーの写真が投稿されている。
自分の選択は正しかったと。
1週間遅れだけど… (〃 ̄ω ̄〃ゞ


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自宅用ではないので実食しておいしさをお伝えできず残念です。

で、お返しに限らず、クッキーとは贈ったものを食べたことがないケースの多い食品である。
それって、どうなのよ… ( ̄  ̄;) ウーン


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[DATA]
アンシャンテ
東京都東村山市栄町3-14-7
https://enchanter.on.omisenomikata.jp/
https://twitter.com/enchantercheese
https://www.instagram.com/enchantercheese/





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/Rmbrkipv3Qo
https://youtu.be/dOoX6pdlqxU



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カタクリ / 野寺カタクリ山(閉鎖中)


たぶん繰り返されるであろう… 【日乃出精肉店】

2021.01.08

 “コロナの功罪”という文字をよく目にする。
そんなものに“功”があるのか? とお感じの方も少なからずおられることと思うが、個人的には得るところも少なくないと感じている。
たとえば#東村山エール飯
困っている飲食店を応援したいという気持ちを一個人が表明できるという仕組みが素晴らしい。連帯感や互助的な空気が醸成された点は、間違いなく“功”の部分だと思う。

緊急事態宣言発出の記者会見で、首相は「限定的、集中的」と述べた。「東京の経路不明の感染の多くは飲食が原因であると指摘されている」としたうえで、飲食店に20時までの時間短縮を要請。すなわち、ほぼ飲食店限定の緊急事態宣言である。

エール飯の理念に共鳴する感覚は時間とともに薄らいでいったが、いま、原点に立ち返るときだと思う。


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エール飯の恩恵は客の立場でも感じていて、その一つが地元意識が強まったこと。
多摩地区では自治体ごとにエール飯プロジェクトが展開されていて、せっかく投稿するなら自分の住む自治体のお店で買って… となるのが人情。僕はわざわざマップで市の境界線をたどったりしたものだ。
そうやって知らなかったお店を見つけるという副産物もエール飯はもたらしてくれる。


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斜向かいのシャッターの物件は東大和市


その一つが富士見町の「日乃出精肉店」。
東大和市の東京街道団地に隣接する古く衰退した商店街のお肉屋さんである。


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小さい商店街の真ん中を境界線が通る。
去年6月に買いに行ったとき、いちおう確認しました。

「ここ、富士見町ですよね?」
「はい」と、お店のおばさま。
「あっちは?」と、お向かいを指さす。
「東大和(笑)」


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そのとき買ったコロッケがすごくおいしかった。
全体にものすごく安い。
使い勝手のよさに驚いた。


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本日、夜はカレーだというので、カツでも買いにと訪れた。
新春っぽいめでたい店名でもあることだし。
が、正月明けが裏目に出て品薄だったのが残念。

チキンカツとメンチカツ各1枚、コロッケ2個。
これで360円!


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左から、チキンカツ、メンチカツ、肉コロッケ。ひたすら茶色い(笑)


自家製カレーのベースはスパイスと野菜から作る。
添加物なし、ルーやソースのたぐいも一切使わない。


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なんか豪華なコロッケチキンカツカレーに


再びエール飯活動に注力… といっても、前の宣言のときとは比べものにならないくらい行動に慎重さが求められるのは言うまでもない、現在の感染拡大ペース。


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[DATA]
日乃出精肉店
東京都東村山市富士見町2-2-64





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/h6iHUbk2fkE



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ロウバイ / 東村山中央公園


茶屋の非日常性とは? 【御休み処】

2020.12.13

 谷保天満宮は入り口と社殿の間に段差がある“下り宮”で、それはこの神社が立川崖線という河岸段丘の斜面につくられていることを示している。
多摩川流域には崖線がいくつも走っていて、土地の言葉で“ハケ”や“ママ”と呼ばれるそのような地形には湧水が多く、崖下には水路が形成され、流れに沿って小道が通っている。

ということで前記事の続き。


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谷保天満宮の車祓所脇から下ってハケの道に入り、府中方面へ。


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先取り初詣“幸先詣(さいさきもうで)”をハシゴしようともくろんでいる。
向かうのは大國魂神社。武蔵国の総社にして、東京五社の一つ。


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2つの神社はともに(旧)甲州街道に面し、途中ゆるやかに折れるほぼ直線道路で結ばれている。距離にして3.4km。
車の多い甲州街道は避けて、平行するハケの道へ。清流沿いの小道のほうが気持ちいいに決まってる。新府中街道を過ぎて御猟場道、分梅駐在所交差点より鎌倉街道と歩き、こちらのコースは4.5km。


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府中本町駅前を通って新西参道より境内へ。


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大國魂神社は初詣参拝者数、東京で4位、全国でも30位前後を誇る。


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日曜ということもあってか、さすがに人出が少なくはないが、広い境内で密な感じはまったくない。
拝殿の列はやはり4~5組程度だ。


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メジャーどころを余裕で掛け持ちできることが実証されたと思う。
もう初詣は毎年これでいいか…
…というとそうでもなさそうなところも一方では見えてくるのであって…。


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欠けているものがあるとすれば、それは非日常性だ。
お正月というハレの日に“人出”は欠かせない要素のようで。


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西参道から入ってお参りをして、表参道から帰る。


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大鳥居を出て左手、稲荷神社の隣に茶屋がある。
時刻は12時20分、ちょうど昼めし時…。


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どうです、この非日常感…!
という強引な展開 ( ;; ̄3 ̄)

「Go To 茶屋」または「そうだ 茶屋、行こう。」キャンペーンは、このような形に帰結するのであった(笑)。


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「御休み処」は府中市社会福祉協議会が運営する、ハンディのある人たちが働く小さな甘味処。
2週間前に「うどんやさん」という名前のうどん屋さんに入っているが、こちらは「御休み処」という名前のお休み処だ。


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甘味、ドリンク、軽食とメニューが豊富。
きつねうどん、やきそば、おでんを注文。


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外でも食べられるとのことで、床几台風ベンチに座っていると、店員さんが小さなテーブルを出してくれた。


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屋台の焼きそばのような懐かし味の焼きそばは、こういうシチュエーションにピッタリ👍


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お稲荷さんの赤鳥居の下できつねうどんをいただくという、だまし絵感。
違う世界に飛ばされそうだ。


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このあと国分寺まで歩いて、総距離11.3km。
格の高い神社2社に茶屋2軒、武蔵野のハケの道という充実の散策コースである。


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© OpenStreetMap contributors


[DATA]
御休み処
東京都府中市宮町3-1大國魂神社境内(大鳥居手前右側)
http://www.fsyakyo.or.jp/center/harmony.html





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/huZfAWkCeTY



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国分寺


失われた時を求めて…? 【ベルン 立川高島屋S.C.店】

2020.01.17

 今週日曜日、「西武所沢S.C.」で買い物をした帰り道、東住吉交差点を南へ。
西武池袋線のガードをくぐると、甘い匂いがする。
「何の匂いだと思う?」
「キャラメル… かな?」と相方。

これはそのときたまたま気づいたものではなく、何十回あるいは100回以上? と通っているこの道のこの場所で、必ずこの匂いが感知されるのである。
おそろしく懐かしい、ピンポイントにある食べ物の記憶につながっているようなのだが、その食べ物が思い出せない。キャラメルにも近いが、僕は練乳に強烈な印象を抱いていたはずでそっち方面から探ってみたりしても、あと少しのところで脳裏に確かな像を結ばない。
匂いが漂っていることについては、洋菓子の製造工場でもあるんだろうということは誰でも想像がつくこと。ずっとそこで止まったまま。

気になることを放置しない。老い先短いので(笑)。
まあ、いまはGoogleマップという強力なツールを使える時代でもあるわけだし、帰ってさっそく調べてみると、問題の場所付近に「㈱ベルン所沢工場」という表示。“㈱ベルン”をググる。「株式会社ベルンのミルフィユ 美味しいミルフィーユ」というサイトに行き着いた。
――あの全国的に有名なベルンのミルフィーユ(ミルフィユ)を製造、販売している会社です。


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ミルフィーユだったか…。
全国的に有名なミルフィーユも知らずに、ボーっと生きてんじゃねーよ!
上記サイトで販売店を調べ、最寄りの「立川高島屋S.C.」へ。


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ベルンは1948年創業。65年に日本で最初に3層パイ生地にクリームをサンドしてチョコレートでコーティングしたミルフィユを創製。


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※許可をいただいて撮影


ミルフィユは、スイートチョコレート、ヘーゼルナッツチョコレート、ミルクチョコレートの3種類。
各1個(計3個)入りからパッケージされていて、302円(280円+税22円)とお手ごろ価格。お試しにはピッタリ。


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手土産スイーツのバリエーションとしてお試しを… と考えたわけだが、一足(二足)早い情報として、これでホワイトデーのお返しはバッチリ。


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ところで、例の匂いは…
おそらく製造工程で副次的に発生するのであって、完成品にそのフレーバーは感じられない。
僕の記憶は失われたまま。


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ベルン所沢工場(左)


[DATA]
ベルン(BeRNE)立川高島屋S.C.店
東京都立川市曙町2-39-3 立川髙島屋S.C. B1F





[Today's recommendation]

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https://youtu.be/VOfKZ7dOLm0


きまぐれ松島観光 ――中編 【円通院】

2019.09.21

 (前記事のつづき)

 円通院

 ネットで昼ごはんのお店を探していてたまたま見つけたのが伊達政宗の孫・光宗の霊廟「円通院」。
秋には紅葉ライトアップが行われるという庭がきれいそうだ。


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円通院山門(切妻造茅葺の薬医門)。本堂とともに松島町の文化財に指定されている


瑞巌寺参道を拝観受付の手前で左に折れると松島海岸駅への近道となるが、円通院はその途中にある。
拝観料300円を収めて山門より入る。
山門をくぐってすぐ左手に“縁結び観音”があり、こちらは縁結びの寺として有名らしい。


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縁結び観音(上)。ペンで願いや名前を書き込み祈願奉納された縁結びこけしが並んでいる


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石庭“雲外天地の庭”。松島湾に実在する七福神の島を仏の庭として表したもの


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東屋・石畳


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三慧殿に続く道


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伊達光宗の霊廟三慧殿

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三慧殿は国の重要文化財。厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれている

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三慧殿裏の洞窟遺跡


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本堂・大悲亭


――圓通院は、正保2年(1645)に江戸で死去した伊達政宗の嫡孫光宗の廟所で、正保4年(1647)瑞巌寺第100世洞水(どうすい)和尚によって開山されました。本堂は、光宗が江戸で納涼の亭として使用していた建物を海路で運び、この地に移築されたもので、圓通院本堂大悲亭と名づけられています。屋根は寄棟造、萱葺平屋の二間造りで、右室の奥に本尊「聖観世音菩薩坐像」(松島町指定文化財)を安置しています。ぞうは、檜材寄木造り、漆箔で像高は63cmsです。境内奥にある光宗の霊廟「三慧殿」は、昭和60年に国重要文化財に指定されています。(案内板より)

(つづく)


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[DATA]
〈円通院〉
 宮城県宮城郡松島町松島字町内67  http://entuuin.or.jp/index.html





[Today's recommendation]

※旅の間ネコ不在のため猫写真はお休みします




https://youtu.be/0z3vl4SNRlo




 一子相伝の伝統菓子
2019.09.21 紅蓮屋 心月庵/宮城県宮城郡松島町松島字町内82 http://matsushimakouren.com/

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国道45号の鉤の手の奥、円通院の南東に位置する「紅蓮屋 心月庵」は、創業1327(嘉暦2)年の老舗。
“松島こうれん”は、口の中でスッと溶けほのかな甘味が広がるごく軽い食感のせんべいで、1枚1枚手焼きで焼き上げる松島名物。

――嘉暦二年(1327年)以来680余年、松島の紅蓮尼が参拝の人々がお供えした米を粉にして煎餅を焼き、村の人々に施したと言われる「松島こうれん」を、一子相伝にて23代にわたりその製法を伝え続けて参りました。ササニシキを原料に一枚一枚心を込めて手焼きにて焼き上げた、無添加の銘菓で御座います。(HPより)


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松島こうれんは、上白糖入り、和三盆糖入り、還元麦芽糖入りの3種類。
上白糖バラ(119円)3袋と、お徳用ワレ(125円)1袋を購入。


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東京でも貴重なチーズ専門店 【Fromagerie Alpage】

2019.07.14

 新宿で昼ごはんにしたあと大江戸線で神楽坂へ。
目的はチーズ専門店の「Alpage(アルパージュ)」。


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神楽坂は昔からフランス人が多く住む街。
チーズ専門店がなじんでいる。


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オーナー自ら現地に出向き選んだチーズがたくさん。熟成庫があり、食べごろを並べているそうだ。
フレッシュな山羊チーズや無殺菌乳の農家製など、貴重なチーズがそろっていて見ているだけでも楽しい。
通うようになって10年以上たつが、どれもおいしくハズレたことがない。


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青カビチーズやウォッシュ系が好きなのだが、このあと用事があり「持ち歩くことになりますけど、どうでしょう?」と聞くと、「ちょっと怖いかもしれませんね…」とお店のおねえさん。保存面でそれほど影響のないハード系を選ぶ。

羊乳のトゥルマレと無殺菌乳の6カ月もののミモレットを100gずつ切り出してもらう。
どうしてもブルーチーズが欲しく、切り落としのお買い得的なかごに入れられたスティルトンを一緒に買う。


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発酵食品がブームだけれど、本当においしいチーズはまだまだ日本に少ないと思う。
ありがたいお店です。


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[DATA]
Fromagerie Alpage(チーズ専門店 アルパージュ)
東京都新宿区神楽坂6-22
https://alpage.co.jp/www/
https://www.facebook.com/FromagerieAlpage/





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/JsLDsdEsTeg


https://youtu.be/2DUOJcQOPP4


壁を越え、時を超え 【桂花ラーメン 新宿ふぁんてん】

2019.04.22

 「桂花ラーメン」は約1年ぶり。
この間、ちょっとした変化があった。


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主力メニューの太肉麺(ターローメン)が980円から1000円へ。
ついに大台に乗った。
たかが20円、されど20円。この差は大きい。

――That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.


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12時すぎの入店で、先客4~5人と店内はまばらである。やはり値上げが影響してるんじゃないの? と一瞬心配になったが、僕のあとに続々とお客さんが入ってきた。
で、注文は8割方、1000円の太肉麺。
このものはラーメン1000円時代への先鋒か?


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中心年代50~60代とみられる桂花ラーメンファンの多くは、若いころ太肉麺に魅了され通い続けている人たちとも推察される。
その魔力にとらわれた人間にとって値段は関係ないかもしれない。


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そもそも太肉麺は高額商品だった。
ざっと普通のラーメン(トッピングにチャーシュー、メンマ、ネギを基本とするしょうゆ味ラーメン)の倍、というのが僕の感覚。


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ならば太肉麺1000円の今日、普通のラーメンが500円かというと(もちろんその価格帯も少なくないが)、700~800円のフツーのラーメンというものがざらにある。
そっちが1000円に迫ってきていることのほうが怖い。


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太肉(ターロー)とは豚バラ肉の角煮。
大きな角煮が2~3塊のるぜいたくさ、ごちそう感ゆえ、太肉麺は高価格帯で受け入れられた。


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トロトロの太肉とシャクシャクの生キャベツの絶妙なハーモニー。ほかにも硬ゆで中太ストレート麺の独特の食感、豚骨鶏ガラ白湯スープにマー油の香ばしさと、クセになる要素が満載。そして太肉・味付け玉子・メンマといった主力級にも負けずいい仕事をしているのが茎ワカメという2番打者だったりと、このラーメンは大技小技、攻め手が多彩だ。


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3ケタの壁を越え、昭和~平成と時代を超え、かつて経営破綻も乗り越えたっけ… (-"- ; A アセアセ…
太肉麺は今日もおいしい。


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[DATA]
桂花ラーメン 新宿ふぁんてん
東京都新宿区新宿3-21-4 第2サンパークビルB1・B2
http://keika-raumen.co.jp/index.html
https://www.facebook.com/keikaraumen
https://www.instagram.com/keikaraumen/





[Today's recommendation]

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◆ 猫写真はこちら その1 その2 その3




https://youtu.be/4IMEw2jM8_w


ナルトも黒いご当地焼きそば 【さんらいず亭】

2017.05.15

 東村山市民なら誰でも知っている… というわけでもないだろうが、だいぶ市の内外での認知度も高まってきたと思われるご当地B級グルメ「東村山黒焼きそば」。

――東京都東村山市で販売されているご当地焼きそばである。イカ墨と鹿児島特産の日本酒『黒酒』、さらに様々な香辛料をブレンドした『黒』ソースをベースとした焼きそば(Wikipedia)


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アサヒビールのHPに「東村山の新たな逸品 東村山黒焼きそば」というページがあって、食べ歩きマップ付きで便利。しかし見ていると閉店してしまった店もずいぶんあるなぁ…。


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その黒焼きそばソースを製造・販売しているのが、無添加にこだわる真面目な地元ソースメーカー「ポールスタア」。うちではソースはポールスタアの中濃ソースと決めている。
おそらくいちばん安い東久留米卸売市場(得得市場)の乾物店「かぼ久よこがわ」まで買いに行くのだが、乾物屋のおっちゃんは「ブルドックよりおいしいポールスタア」の口上つきで商品を渡してくれる。


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去年の暮れから立て続けに3軒で黒焼きそばを食べて、いちばんおいしかったのが「さんらいず亭」。
この店は中華料理店というより昭和の郊外型洋食レストランのようなつくり。もしかしたらそういう流れの居抜きかもしれない。
職人タイプの料理人のおじさんと上品そうなフロア担当のおばさまで運営されている。おばさまは喫茶店の制服のようなエプロンスタイルだ。
去年入ったときは、たぶん近くのコープの配送センターの工事現場関係と思われるが、ガテン系の人々で大盛況だった。工事が終わっていまはどうなんだろうと気になっていたが、ちゃんと客は入っていて、1時すぎで自分の前に3組5人。


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去年と同じ東村山黒焼そば定食790円に。
ほかにも気になるメニューはあるのだが、食べたかったんだからしょうがない。


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このセットメニューは、黒焼そばのほかにみそ汁、蒸し餃子、俵おにぎり、お新香とボリューム満点。
前回は体調がいまひとつすぐれなかったのと、客層が客層なだけに店内に煙が充満していて気持ち悪くなったのとで食べきるのが大変だった。しかし普通のコンディションなら苦労するほどの量でもないだろう。


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黒焼そばの具は、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、豚肉、ナルトで、紅ショウガが添えてある。
ここの黒焼そばをおいしく感じたのは、僕には油の量・炒め方がちょうどよい具合だったからで、オイリーな仕上がりが癖のあるソースの香りを包み込んでまろやかにしてくれる。食べるほどに味がなじんでよりおいしくなっていく。
餃子は大ぶりでニンニクがかなり効いている。みそ汁は油揚げとワカメ。
問題は俵おにぎりで、にぎり加減はゆるいが3個もあるからさすがにおなかにずっしりくる。冷静に考えたら、これはやっぱり食べすぎだ(笑)。


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ナルトが黒く染まることを意に介さない大胆製法がB級ど真ん中でよい。ほかにどんな荒業が繰り広げられているのか、東村山黒焼きそばが面白そうだ。


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[DATA]
さんらいず亭
東京都東村山市久米川町1-57-8





[Today's recommendation]


https://youtu.be/GocOe3mc218


月イチで通うラーメン 【村山ホープ軒 東大和店】

2017.03.22

 僕の右斜め前でラーメンを食べていた若い男性が「おおっ!」と身を乗り出した。「ん?」と僕もテレビのほうに向き直った。WBC準決勝の8回裏ツーアウト1塁2塁、4番筒香が逆転3ランを放った瞬間… になるはずだった瞬間。
この店ではなぜか野球の大事な試合を見ることが多い。斎藤佑樹の早実時代の甲子園決勝だったか早稲田時代のリーグ戦優勝の試合だったか。清宮幸太郎の試合も見たような気がする。見たっていうか、僕はあんまり見てないけど、テレビでやってる。


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以前、この店のテレビでは必ず昼メロが流れていた。お母さんがけっこう真剣に見ていて、仕事の手が止まっていた。
そのころ僕は、“昼メロのラーメン屋はうまい”説を唱えていた。ほかに「おやじや」とか「あきつや」とか。


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ここのラーメンには海苔がよく合う。解けないタイプで後半まで形を保ってる。でも合うからといって海苔増しにはしない。過ぎたるは、と考えるからだ。

ここのラーメンはうまいからといって、月イチのペースは崩さない。それも同じ理由からだ。
月イチでさえ、前記、閉店したすずかけ通りの「おやじや」はそれを続けるうちに、そろそろ飽きが来てるな… となった。僕にとってラーメンを月イチで続けられるのはけっこうすごいことなのだ。


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[DATA]
村山ホープ軒 東大和店
東京都東大和市南街4-13-12







https://youtu.be/KWhYfA4ss-M


昭和の喫茶店メシ 【ドンキホーテ】

2017.03.09

 つい最近までけっこうにぎわっていた滝山中央名店会も、イオンモールができてすっかりさびれてしまった。あのころ「イオン反対」の張り紙がしてあって、でもこんだけ距離あるんだから影響ないでしょう、とわれわれは話していたのだが、危機感は正しかったということか。いまでも客が入っているのは鮮魚店の「ととや」くらいじゃないだろうか。
そのととやに激辛シャケと筋子を買いに来たついでに、気になっていた喫茶店へ。


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サンドイッチ屋兼喫茶店。
だいぶ前、一回だけここのサンドイッチを買ったことがある。
タマゴとヤサイだったと記憶している。おいしかったと記憶している。


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喫茶コーナーの軽食としてサンドイッチを提供しているだろうくらいは思っていたが、かなり食事メニューが充実している。パワポパワポした店頭のメニュー表は最近見つけたのだが、トースト、スパゲッティ、ピザ、カレー、ドリア、ピラフと1970~80年代喫茶店メシのオールスターキャストだ。
特に気になるのが、質実剛健的「本日のごはん」提供能力に裏打ちされているであろう「こだわりカレー」なるもの。


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落ち着いた店内は、あのころの喫茶店そのもの。
意外にお客が入っている。年配率100%、女性率100%(いずれもわしを除く)
初老のマスター(というよりコックさん)とアルバイト風のおねえさんによる運用。オーダーの申し送りがきびきびしていて気持ちいい。店員どうしの伝達にも丁寧語を使うという基本は大事だ。


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ポークカレー850円。レストラン(ホテル)スタイルでの提供で、なんだかうれしくなる。
それにしてもこの福神漬は最近あまりみないぐらい赤いような気がする。カレーはむかーしの甘口で、スパイシー感とかとは無縁。具はこま切れ豚肉とタマネギ少々――と、どことなく批判的ともとれるような書き方と思われるかもしれないが、実はここまでの展開に特に文句があるわけではない。
問題は量。かなーり少ない。僕のようなバカ食いおやじの胃袋を満たすには程遠い。


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もっとも、年配女性率100%はこういう要素を反映しているわけだから、それはそれでいいと思うし、考えてみればこっちが異質な客だったりもする。そもそもこういうお店で満腹になろうとするからいけない。
昭和の喫茶店で昭和のカレーを食す。そんなタイムトリップ感を味わえる貴重な物件なのである。


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[DATA]
ドンキホーテ
東京都東久留米市滝山4-12-15







https://www.youtube.com/watch?v=GxabbkIzakk


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